JPH0322968Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322968Y2
JPH0322968Y2 JP3269285U JP3269285U JPH0322968Y2 JP H0322968 Y2 JPH0322968 Y2 JP H0322968Y2 JP 3269285 U JP3269285 U JP 3269285U JP 3269285 U JP3269285 U JP 3269285U JP H0322968 Y2 JPH0322968 Y2 JP H0322968Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
floor panel
wall
floor
floor panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3269285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61147829U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3269285U priority Critical patent/JPH0322968Y2/ja
Publication of JPS61147829U publication Critical patent/JPS61147829U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322968Y2 publication Critical patent/JPH0322968Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバルコニーやテラスのような床に使わ
れる床パネル同士の接合に用いられて好適な接合
部に関するものである。
(従来の技術) バルコニーやテラス等のように水が流れる場所
に使用される床パネル同士の接合部には特に水密
性が要求される。
そのような接合部として、実願昭58−118028
号、(実開昭60−26527号)に係るもが考案されて
いる。
この床パネルは第4図に示すように周縁部側面
に段部が形成され、床パネル同士101,101
が互いに接合することによつて段部131,13
1の上方に形成される収納凹部にシール材31が
収納されて床パネル間の接合部がシールされてな
るものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の床パネル101,101の接合部に
於いては、床パネルの周縁部側面に設けられた段
部131,131によつて形成される収納凹部に
のみシール材31が収納されているので、例えば
地震や人の歩行等による上下振動により、床パネ
ルの接合部が上下にずれた場合、上方へ動いた床
パネルの段部でシール材31が持ち上げられてシ
ール材31が収納凹部から浮き上がり、この床パ
ネルが元の位置に戻る際には浮き上がつたシール
材31をそのまま残して再び下方へ戻り、次第に
シール材31は収納凹部から抜け出てシール性が
悪くなり、水漏れを生じたり、外観を著しく損な
うという欠点がある。
また、地震や床下地の伸縮等に伴い一方の床パ
ネルが平方向に動けば、床パネルの周縁部側面と
シール材との間に間隙を生じて容易に水漏れを生
ずるという欠点がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来の床パネルの接合部の欠点を
解消し、床パネル同士が接合されてなる床に於い
て、一方の床パネルが上下或いは横方向に動いて
接合面がずれても防水材が浮き上がつて防水性及
び外観を損ねることがなく、二重に設けられた防
水材によつて水漏れを完全に防ぐことのできる床
パネルの接合部を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 以下、本考案の実施例を図面を参照し乍ら説明
する。
第1図は本考案による床パネルの接合部の一例
を示し、床パネルAには板状本体1の一側縁11
から垂下された側壁12が外向きの段部13を形
成し、側壁12の下端が折曲されて下部に上向き
に開口する接合溝14が凹設され、該接合溝14
の開口幅は後に述べる押さえ壁24の厚さよりも
充分に大となされ、該接合溝14内には弾性体か
らなる防水材3が充填されている。
他方の床パネルBには板状本体2の一側縁21
から側壁22が垂下され、途中で外向きの段部2
3が形成された後、押さえ壁24が設けられて、
該押さえ壁24は接合溝14内の防水材3を下方
へ圧縮して挿入され、且つ接合溝14の内側内壁
15と押さえ壁24の表面25との間には若干の
間隙が形成されている。
床パネルAの段部13と床パネルBの段部23
によつて形成される側壁12,22間の空間には
弾性体からなる防水材6が圧入され、更に該防水
材6の上には伸縮性のある目地材7が充填され、
側縁11,21に接着されている。
本考案の床パネルはFRP、硬質塩化ビニル、
ABS等の合成樹脂や石綿セメント等の無機質硬
化物も使用できるが、特にFRPが成形加工性が
よく、軽量な為に好適である。
目地材としては、例えばシリコンゴム、チオコ
ールゴム、ブチルゴム等のように接着性と共に硬
化後も伸縮性のあるシーリング材が使用される。
防水材としては、例えばポリエチレンの3〜50
倍発泡体、3〜10倍発泡のエチレンポプロピレン
共重合体等が使用される。
このようになされた床パネルの接合部は床パネ
ルA及びBの一方が横方向へ移動して内側内壁1
5面と押さえ壁24の外面25との間の隙間が広
がつた場合、防水材6の圧縮が弛緩されてこの部
分の防水性が低下しても、防水材3に圧入された
押さえ壁24が防水材3を立上り片16との間で
圧縮してこの部分の防水性は一層大となり、更に
押さえ壁24によつて予め下方へ圧縮されている
ので防水材3が接合溝14から飛び出すのを防止
する。また、例えば床パネルAが下方へ沈下した
場合、押さえ壁24による防水材3の圧縮は緩む
が、床パネルBの段部23と目地材7との間で防
水材6は更に圧縮されてこの部分の防水性は一層
大となる。
側壁に設けられる段部の形状は、第1図の実施
例に示したように下向きに傾斜されたものとする
他、第2図に示すように外方へ上向きのものにす
れば一方の床パネルが横方向へ動いた場合、段部
13′,23′の先端部が防水材6を引張る作用を
なし、両側壁面と防水材6との間に間隙が生じて
水漏れを防止するのでより効果的である。
また、押さえ壁24の先端は同じく第2図に示
すように凹状になされておれば、防水材3をしつ
かり押さえつけるので、床パネルBが横方向へ動
いたとき、防水材3を立上り片16との間で充分
圧縮することができて防水性が一層よくなる。
第3図は第1図に示した本考案の床パネルの接
合部を使用して床パネルA,Bが接合された態様
を示すもので、8,8…は床パネルA,Bを支え
る架台であり、床パネルA,Bは板状本体1,2
及び架台8,8…に設けられた透孔9,9…を通
して釘10,10…で床下地17に固されてい
る。
(考案の効果) 本考案床パネルの接合部は、板状本体の側縁か
ら下方に接合溝が設けられ、該接合溝内には防水
材が充填され、他の板状本体の側縁から垂下され
た側壁の押さえ壁が接合溝内に挿入されて防水材
を下方に圧縮しているので、一方の床パネルが横
方向へ動き両床パネル間に隙間ができて水が漏れ
ても、押さえ壁と接合溝の立上り片との間で防水
材が圧縮され、床パネル外へ水が漏れることがな
い。
また、一方の床パネルの側壁と他方の床パネル
の側壁には途中で外向きの段部が設けられ、接合
溝に押さえ壁が挿入されたときに該段部から上方
に形成される空間には弾性体からなる防水材が圧
入されており、該防水材の上には伸縮性のある目
地材が充填されているので、一方の床パネルが上
下方向に動いても該防水材は段部と目地材との間
で更に圧縮されるので防水性は維持される。
従つて、このように接続して施工された床パネ
ルの接合部によれば一方の床パネルが外力等によ
つて横方向、上下方向の何れに動いても防水性が
低下することなく、漏水によつて床下地等を傷め
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による床パネルの接合部の一例
を示要部断面図、第2図は同上他の実施例を示す
要部断面図、第3図は同上の一施工態様を示す断
面図、第4図は従来の床パネルの接合部を示す要
部断面図である。 A,B……床パネル、1,2……板状本体、1
2,22……側壁、13,23,13′,23′…
…段部、11,21……側縁、24……押さえ
壁、25……押さえ壁外面、3,6……防水材、
7……目地材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の板状本体の側縁から途中で外向きの段部
    を有する側壁が垂下され、側壁の下端が折曲され
    て上向きに開口する接合溝が設けられ、該接合溝
    内には弾性体からなる防水材が充填され、他方の
    板状本体の側縁から側壁が垂下されて外向きの段
    部を経て下部は押さえ壁となされ、該押さえ壁が
    接合溝内の防水材を圧縮して挿入され、両側壁の
    段部より上方に形成される空間に防水材が圧縮、
    充填され、且つその上に伸縮性の目地材が充填さ
    れてなる床パネルの接合部。
JP3269285U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH0322968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3269285U JPH0322968Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3269285U JPH0322968Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147829U JPS61147829U (ja) 1986-09-11
JPH0322968Y2 true JPH0322968Y2 (ja) 1991-05-20

Family

ID=30534444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3269285U Expired JPH0322968Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0322968Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517880Y2 (ja) * 1990-05-31 1996-11-20 タキロン株式会社 床パネル
JP3638679B2 (ja) * 1995-03-06 2005-04-13 オーエム機器株式会社 フリーアクセスフロア
KR101687408B1 (ko) * 2015-07-31 2016-12-16 한국메이코(주) 철골조 건물용 조립식 바닥구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61147829U (ja) 1986-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0322968Y2 (ja)
JP2506797Y2 (ja) 床パネルの接合部
JPH0322972Y2 (ja)
JPS6326510Y2 (ja)
JPH0138175Y2 (ja)
JPS6140837Y2 (ja)
JPH03208933A (ja) 外壁の防水構造
JP3236225U (ja) 外壁の目地用カバー材
JP2598723Y2 (ja) 床 材
JPH0650569Y2 (ja) 目地材を用いた外断熱構造
JP2755892B2 (ja) ユニット式カーテンウォールの水密構造
JPH09209549A (ja) 床パネルの接合構造
JPH09209550A (ja) 床パネルの接合構造
JPH0322971Y2 (ja)
JPH0941627A (ja) 床パネルの接合構造
JP2585928Y2 (ja) 外壁構造
JPH045612Y2 (ja)
JPH0444724Y2 (ja)
JPS59433Y2 (ja) 建築用板材と連結固定用具との組合わせ部材
JPH0745701Y2 (ja) 溶室の内装材張設構造
JP3474633B2 (ja) 目地構造
JPH08151695A (ja) 水切り材
JP2593600Y2 (ja) プラスチックフェンスの目地構造
JPH0842011A (ja) 外壁パネルの目地用シーリング構造
JPS6322243Y2 (ja)