JP2002322789A - 壁材の取付構造 - Google Patents
壁材の取付構造Info
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- JP2002322789A JP2002322789A JP2001131170A JP2001131170A JP2002322789A JP 2002322789 A JP2002322789 A JP 2002322789A JP 2001131170 A JP2001131170 A JP 2001131170A JP 2001131170 A JP2001131170 A JP 2001131170A JP 2002322789 A JP2002322789 A JP 2002322789A
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- wall
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Abstract
く、壁材を壁下地に簡単に施工でき、なおかつ取り外し
が可能な、壁材の取付構造の提供。 【解決手段】 幅方向の一側端縁に雌実部13、他側端
縁には係止溝15を有する雄実部14を形成すると共
に、裏面には外方に突出した足18を設けた長尺状の壁
材Bと、垂直平面状の固定面8と当接面10を幅方向の
側端部に形成すると共に、長手方向に沿って前記足18
の形成ピッチに合わせた載置部を内方に突出して形成し
た長尺状の下地部材Aと、壁材Bの雌実部13を固定す
る押圧片と壁材Bの雄実部14を固定する係合片を幅方
向の側端部に形成した取付部材Cとからなり、壁下地に
下地部材Aを固定し、壁材Bの係止溝15を取付部材C
の係合片に係合すると共に、壁材Bの足18が下地部材
Aの載置部に当接されて壁材Bが固定されている壁材B
の取付構造である。
Description
固定具で打設することなく、壁材を壁下地に簡単に施工
でき、なおかつ取り外しが可能な、壁材の取付構造に関
するものである。
窯業系の壁材は、長手方向の両側縁に相决り構造の雄実
部と雌実部を形成したものが数多く上市されている。そ
して、これらの壁材は壁下地に固定する際に、通常ドリ
ルによって現場で取付孔を穿設し釘を打設する方法か、
取付部材を介して施工する方法が採られている。
で取付孔を穿設したり、直接壁材を釘で固定する作業
は、熟練を要し、壁材を破損する危険性があった。ま
た、取付部材による施工は取付強度が弱く、また、施工
後の取り外しが不可能であった。
を解決するために、幅方向の一側端縁には外側方に突出
した雌実部、他側端縁には内側方に突出した係止溝を有
する雄実部を形成すると共に、裏面には外方に突出した
足を設けた長尺状の壁材と、垂直平面状の固定面と当接
面を幅方向の側端部に形成すると共に、長手方向に沿っ
て前記足の形成ピッチに合わせた載置部を内方に突出し
て形成した長尺状の下地部材と、壁材の雌実部を固定す
る押圧片と壁材の雄実部を固定する係合片を幅方向の側
端部に形成した取付部材とからなり、壁下地に下地部材
を横に複数枚、固定具により固定された固定面上に当接
面を載置し、さらに当接面を固定具により固定すること
により固定し、複数本の取付部材を壁材の働き幅に合わ
せたピッチで下地部材の載置部に当接して固定具により
固定し、壁材の雌実部を取付部材の押圧片の裏面に挿入
し、その後壁材を下方に垂下させることにより壁材の係
止溝を取付部材の係合片に係合すると共に、壁材の足が
下地部材の載置部に当接されて壁材が固定されている壁
材の取付構造を提供するものである。
る壁材の取付構造の一実施例について詳細に説明する。
図1は上記取付構造を説明する断面図、図2(a)、
(b)は本発明に係る壁材の取付構造に使用する下地部
材Aを示す説明図、図3(a)〜(c)壁材Bを示す説
明図、図4(a)、(b)は取付部材Cを示す説明図で
ある。また図5〜図10は施工順序を示す説明図であ
る。さらに、図11(a)、(b)、図12(a)、
(b)は壁材Bが破損した場合の、壁材Bの取り外し順
序を説明するための説明図である。
機能するものであり、例えば図2(a)に示すように、
カラー鋼板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、アルミニウ
ム板、チタン板、ステンレス板、銅板、フッ素樹脂被覆
鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板、制振鋼板等の金
属薄板、等をロール成形、プレス成形したもの、あるい
はアルミニウム合金、合成樹脂材、等を押出成形して長
尺状に形成したものである。
垂直平面状の設置片2よりなる固定部1と、固定部1の
上端を内方に屈曲した上側壁5と傾斜した下側壁6とか
ら形成した載置部7と、上側壁5の先端を上方に突出し
た固定面8と、固定面8の先端を内方に突出した防水面
9とから形成した雌型連結部3と、固定部1の下端の下
側壁6の先端を下方に垂下した当接面10と、当接面1
0先端を内方に突出した下面11から形成した雄型連結
部4とから構成して長尺状に形成したものである。
複数個一定ピッチで形成し、後記する取付部材Cを載置
部7に形成することにより、幅の異なる壁材Bの施工を
可能にするものである。載置部7の形成個数、形成ピッ
チ、大きさ、形状、等は壁材Bの形状(デザイン)、働
き幅、重量、強度、等によって決定されるものであり、
任意である。勿論、下地部材A施工時の働き幅を決定す
る当接部としても機能するものである。
板、炭酸カルシウム板、珪酸カルシウム板、木片セメン
ト板、炭酸マグネシウム板等、もしくはこれらにガラス
繊維、ウィスカー、アラミド繊維、スチール繊維、炭素
繊維、各種鉱物繊維、各種骨材等を混入したもの、等を
押出成形、プレス成形、射出成形、抄造法、等によって
成形した窯業系サイディング材、または各種繊維をクロ
ス状、三次元状に織り、これにセメント、粘土等を含浸
してパネル状に成形したものを乾燥、蒸気養生、焼成、
等したもの、さらには金属製パネル、金属製サイディン
グ材(金属製表面材の裏面に合成樹脂発泡体等の芯材を
積層した建材、あるいは金属製表面材と裏面材間に合成
樹脂発泡体等の芯材をサンドイッチした建材)、木板、
合成樹脂板、等からなるものである。
図3(a)に示すように長尺板状で表面の化粧面12の
幅方向上下端に相决り状の雌実部13と雄実部14を有
し、かつ、雄実部14の切り欠き角部に係止溝15、係
止片16を形成したものである。
取付部材Cと壁材Bの装着状態を示す断面図である。
部7に載置される下面17を有する足18が載置部7と
同じピッチで形成されているものである。
斜面19を形成することにより、スムーズに施工、取り
外し作業ができるようにしたものである。
25での壁材B上端部の押さえ込み状態を確実にし、施
工後の取付強度を向上するために形成したものである。
うに、垂直平面状の固定面21と、固定面21先端を内
方に突出した下面22と、下面22に形成した複数個の
流水部22aと、下面22の先端を上方に突出した係合
片23と、固定面21、下面22、係合片23とから形
成した係合溝24と、係合片23の先端を下方に垂下し
た押圧片25とから形成した長尺状あるいは短尺状に形
成したものである。取付部材Cの素材としては、前記下
地部材Aの素材として使用する材料を使用するものであ
る。また、図1に示すように下地部材A間の連結部には
壁材B固定兼取り外し用の挿入溝26が形成されている
ものである。勿論、流水部22aは取付部材Cが長尺状
の場合に形成するものである。
ることにより、流水部22aを複数個形成し、万が一に
浸入した雨水等を外部に放出できるようにしたものであ
る。勿論、係合片23部分を切り欠いて流水部22aを
形成しても良いものである。
し、壁材Bの下端を固定する部分である。
押さえ込み、壁材Bが取付部材Cから外れないようにす
る部分である。
た下地部材Aの載置部7に一定ピッチで形成し、そのピ
ッチに合わせた働き幅の壁材Bを施工することにより、
働き幅の異なる壁材Bを施工可能にするものである。
を通して詳細に説明する。いま図10に示すような取付
構造を形成すると仮定し、図5〜図10のように施工す
ると仮定する。そこで、図5、図6に示すように、断熱
材(グラスウール等)、防水シート(防風透湿シート)
を含む木造下地、鉄骨下地、既存外壁、等からなる壁下
地α上に、下地部材Aを固定具βにより隙間無く固定す
る。
置部7に対して一つおきに固定する。その後、図8
(a)、(b)、図9(a)、(b)に示すように、下
地部材A、取付部材Cの施工により形成された挿入溝2
6に壁材Bの雌実部13を矢印で示すように挿入し、次
に、壁材Bを矢印で示すように回転させ、その後、図9
(a)に示すように下方に垂下させ、図9(b)、図1
0に示すように施工するものである。この場合、傾斜面
19がスムーズな施工を可能にするものである。勿論、
土台部分には水切り、スタータ、軒には止縁、コーナ部
分には出隅、入隅、等の役物を使用して施工を行うもの
である。なお、下地部材A間にはEPDM等のパッキン
グ材を形成し、防水性を強化することもできるものであ
る。
13、係止溝15が、取付部材Cの押圧片25、係合片
23により固定されているため、壁材Bへの釘打設等が
なく、施工時の壁材Bの破損を阻止することができる。
工された壁材Bの自重により、下段の壁材Bの雌実部1
3をさらに押圧するので、壁材Bがガタツクことがな
い。
めに、壁材Bを外せるのに十分な空隙が存在し、万一施
工後に壁材Bが破損した際でも、一枚単位で容易に取り
替えることができると共に、壁材Bは壁下地αに固定具
βで直接固定されていないこともあり、地震等により壁
下地αに変形荷重が加わっても、追従することができ、
剥落することがないものである。
図12(a)、(b)に示すものである。勿論、図12
(b)に対しては、新しい壁材Bを図12(a)、図1
1(b)、図11(a)の順序で外したのとは逆(矢印
の逆方向)に施工するもので、例えば、図8(a)、
(b)、図9(a)、(b)の順序である。
材の取付構造の一実施例にすぎず、図13(a)、
(b)〜図16(a)〜(e)に示すように形成するこ
ともできる。
(a)〜(c)は下地部材Aを、図16(a)〜(e)
は壁材Bのその他の実施例を示す説明図である。
(a)〜(c)は芯材D、裏面材Eを形成し、断熱性、
強度、耐火性、等を向上した下地部材Aである。
リイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩
化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレ
ンフォーム、ユリアフォーム等の合成樹脂発泡体、ある
いは石膏ボード、セメント板、炭酸カルシウム板、珪酸
カルシウム板、セラミック板、木片セメント板、炭酸マ
グネシウム板、シージングボード、シージングインシュ
レーションボード、合板、またはグラスウール、ロック
ウール、等の繊維系断熱材、等よりなるもの、さらには
これらをカナッペ構造、サンドイッチ構造に形成した複
合板、もしくはこれらをシートとカナッペ構造、サンド
イッチ構造に形成した複合板、等の一種よりなるもので
ある。
紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(A
l、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシー
ト、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不
織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、
あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるも
のである。
構造によれば、壁材を破損する危険性がない。取付
強度が強い。取付部材に係合片、押圧片、挿入溝を形
成したために、施工、および施工後の取り外しが容易で
あると共に、地震等の揺れに対して外れて剥落すること
がない。挿入溝により空間を形成したために施工後の
取り外しが可能である。壁材に足、下地部材に載置部
を形成したために、施工後の壁材の安定感が増し、地震
等の揺れに対して壁材が外れて剥落することがない。等
の特徴、効果がある。
面図である。
材の代表例を示す説明図である。
代表例を示す説明図である。
材の代表例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
表例を示す説明図である。
表例を示す説明図である。
表例を示す説明図である。
部材のその他の実施例を示す説明図である。
部材のその他の実施例を示す説明図である。
部材のその他の実施例を示す説明図である。
のその他の実施例を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 幅方向の一側端縁には外側方に突出した
雌実部、他側端縁には内側方に突出した係止溝を有する
雄実部を形成すると共に、裏面には外方に突出した足を
設けた長尺状の壁材と、垂直平面状の固定面と当接面を
幅方向の側端部に形成すると共に、長手方向に沿って前
記足の形成ピッチに合わせた載置部を内方に突出して形
成した長尺状の下地部材と、壁材の雌実部を固定する押
圧片と壁材の雄実部を固定する係合片を幅方向の側端部
に形成した取付部材とからなり、壁下地に下地部材を横
に複数枚、固定具により固定された固定面上に当接面を
載置し、さらに当接面を固定具により固定することによ
り固定し、複数本の取付部材を壁材の働き幅に合わせた
ピッチで下地部材の載置部に当接して固定具により固定
し、壁材の雌実部を取付部材の押圧片の裏面に挿入し、
その後壁材を下方に垂下させることにより壁材の係止溝
を取付部材の係合片に係合すると共に、壁材の足が下地
部材の載置部に当接されて壁材が固定されていることを
特徴とする壁材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131170A JP2002322789A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 壁材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131170A JP2002322789A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 壁材の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322789A true JP2002322789A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18979406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131170A Pending JP2002322789A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 壁材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002322789A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100926656B1 (ko) * | 2007-11-30 | 2009-11-17 | 정웅선 | 일측 상향 접철식 도어 구조체 |
CN101858110A (zh) * | 2010-05-29 | 2010-10-13 | 陈耀强 | 一种高强度保温防火墙体板 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02210144A (ja) * | 1989-02-09 | 1990-08-21 | Ig Tech Res Inc | 外壁構造 |
JPH0539656A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Ig Tech Res Inc | 硬質壁材の取付構造 |
JPH07102738A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-18 | Ig Tech Res Inc | 硬質壁材の取付構造 |
JPH11256796A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-21 | Ig Tech Res Inc | 外装材の取付構造 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131170A patent/JP2002322789A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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CN101858110A (zh) * | 2010-05-29 | 2010-10-13 | 陈耀强 | 一种高强度保温防火墙体板 |
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A977 | Report on retrieval |
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