JPH0331779Y2 - - Google Patents

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JPH0331779Y2
JPH0331779Y2 JP19791485U JP19791485U JPH0331779Y2 JP H0331779 Y2 JPH0331779 Y2 JP H0331779Y2 JP 19791485 U JP19791485 U JP 19791485U JP 19791485 U JP19791485 U JP 19791485U JP H0331779 Y2 JPH0331779 Y2 JP H0331779Y2
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wall covering
covering
joint
connector
wall
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、壁装板の新規な接続構造に関するも
のである。
従来の技術 近時、その施工の簡便さと仕上がりの美麗さの
ため風呂場や台所の壁装板として、表面にタイル
模様を施した無機質化粧板をタイルの代わりに使
用することが多くなつてきた。かかる無機質化粧
板の張付け施工は、適宜の固定金具等を用いて該
化粧板をわずかな隙間をあけて順々に胴縁等の下
地材に固定した後、第6図に示すように隣合う双
方の無機質化粧板100,100の隙間に目地材
101を詰めて仕上げるのが普通である。このよ
うに目地材101を詰めるには、無機質化粧板1
00のタイル模様表面の目地部102と同様の目
地部103を双方の無機質化粧板100,100
の隙間に形成することによつて、目で見ても該化
粧板100,100の継目がわからないように
し、あたかも本当のタイルを張つてあるかのよう
な外観を与えるためである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のように隣合う無機質化粧
板100,100の隙間に目地材101を詰めて
目地部103を形成する作業は煩わしく手間がか
かるため、施工能率の低下を招き均一に仕上げる
ことが難しいという問題があつた。また、かかる
無機質化粧板100の木口104(端面と表面の
稜部)は比較的脆いため、目地材101を詰める
際或いは詰めた後、該木口104に衝撃力等が加
わるとすぐに欠けてしまうという問題もあつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、施工性が良く仕上がり
がきれいでしかも壁装板の木口の保護を図り得る
壁装板の新規な接続構造を提供することにある。
問題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案の壁装板の接
続構造は、隣接する双方の壁装板の端縁部裏面に
それぞれ雌型接続具を固着し、該雌型接続具に連
設された被覆用突片で壁装板の端面を被覆すると
共に、雄型接続具の双方の差込み突片を双方の雌
型接続具の凹溝にそれぞれ差込み、該雄型接続具
に連設された目地片を双方の上記被覆用突片で挟
んであることを要旨とするものである。
考案の作用 このように壁装板の端面を雌型接続具の被覆用
突片で被覆すると、壁装板の木口が保護され、耐
衝撃性が向上する。また、雄型接続具に連設され
た目地片を双方の壁装板の被覆用突片で挟むと、
この目地片によつて双方の壁装板の継目に目地部
が形成されるので、目地材を詰める作業が不要と
なる。
実施例 以下、実施例を挙げて本考案を詳述する。
第1図は本考案による一実施例の壁装板の接続
構造を示す断面図、第2図は壁装板の部分斜視図
であつて、この壁装板1は、表面に基盤目状の目
地部11を設けてタイル模様を形成した無機質化
粧板より成り、その裏面には両端縁部を除いて補
強用のベニヤ合板12を裏打ちしてある。
かかる壁装板1の端縁部の裏面には、第1図に
示すように雌型接続具2を接着剤等で接着してあ
る。この雌型接続具2は、第1図及び第3図イに
示すように凹溝21を有する合成樹脂等の溝型材
よりなるもので、該凹溝21の両側内面を鋸歯状
面22となしてある。そして該凹溝21の開口部
の一端縁から被覆用突片23を直角に連設し、こ
の被覆用突片23を壁装板1の端面に接着するこ
とによつて該端面を被覆してある。
このような雌型接続具2付きの壁装板1同士を
接続するための雄型接続具3は、合成樹脂等の押
出し型材よりなるもので、第1図及び第3図ロに
示すように取付基板31と、立ち上がり片32
と、差込み突片33,33と、目地片34を備え
る。即ち、この雄型接続具3は、胴縁等の下地材
4に固定される取付基板31の一端より立ち上が
り片32を連設し、前記雌型接続具2の凹溝21
に差込まれる一対の差込み突片33,33を該立
ち上がり片32より左右に突設すると共に、目地
片34を該立ち上がり片32から上方に連設して
ある。そして、この差込み突片33の表面を、前
記凹溝21の鋸歯状面22に係合する鋸歯状面3
5となし、軟質合成樹脂の被膜で覆つてある。ま
た、目地片34は、その先端部36を略逆三角形
の断面形状になすと共に先端面37を凹面となし
てある。従つて、この雄型接続具3の双方の差込
み突片33,33を、第1図に示すように隣合う
壁装板1,1の雌型接続具2,2の凹溝21,2
1に差込んで接続すると、目地片34が双方の雌
型接続具2,2の被覆用突片23,23で挟ま
れ、その目地片34の先端部36によつて双方の
壁装板1,1の継目に目地部5が形成されること
になる。尚、この目地片34の表面も軟質合成樹
脂の被膜で覆つてある。
次に、壁装板1を接続して下地材4に張付ける
施工手順を説明すると、先ず、壁装板1の一端を
下地材4に仮止めし、この壁装板1他端縁の雌型
接続具2の凹溝22に雄型接続具3の一方の差込
み突片33を差込む。このように差込むと、差込
み突片33の鋸歯状面35が凹溝21の鋸歯状面
22と係合して抜け出し不能となり、且つ差込み
突片33を覆う軟質合成樹脂被膜が凹溝21の鋸
歯状面22に密着して水密性が確保される。
次いで、この雄型接続具3の取付基板31を下
地材4に止具6で固定し、この雄型接続具3の他
方の差込み突片33に次の壁装板1の雌型接続具
2を押し嵌めて、上記と同様に抜け出し不能で水
密的に接続する。このように接続すると、目地片
34が双方の雌型接続具2,2の被覆用突片2
3,23で挟まれ、この目地片34の先端部36
によつて双方の壁装板1,1に継目に目地部5が
形成される。また、この目地片34表面の軟質合
成樹脂被膜が双方の被覆用突片23,23に密着
するので、水密性が更に高められる。
このような手順を繰り返し、壁装板1を次々と
接続して下地材4に固定することによりタイル模
様壁面を形成し、最初と最後の壁装板1の端面を
廻り部材等で仕上げして、施工を終了する。
上記要領で形成したタイル模様壁面は、壁装板
1のタイル模様表面の目地部11と同様の目地部
5が壁装板同士の継目に形成されているので、目
で見ても継目が判別しにくく、恰も本当のタイル
張り壁面であるかのような外観を呈する。しかも
この継目の目地部5は上記接続作業を行うだけで
形成されるので、従来のように接続後に目地材を
継目に詰める面倒な作業が一切不要となり、施工
能率が向上する。また、壁装板1の木口13は、
壁装板端面を覆う雌型接続具2の被覆用突片6で
保護されているので、外部から衝撃力が作用して
も、木口13が容易に欠けることはない。その
上、雄型接続具3の差込み突片33の軟質合成樹
脂被膜が雌型接続具2の凹溝21の鋸歯状面22
に密着すると共に、雄型接続具3の目地片34の
軟質合成樹脂被膜が雌型接続具2の被覆用突片2
3に密着しているので、水密性が抜群であり、水
や湿気が壁装板1の裏側にまわつて下地材4等を
腐らせる心配も殆どない。従つて、浴室や台所の
ような湿気の多い場所の壁面の施工に頗る好適で
ある。
尚、上記実施例における雄型接続具3に代え、
第4図に示すように立ち上がり片32の左右に取
付基板31,31を設けた構造の雄型接続具3を
使用してもよい。このような雄型接続具3を使用
すれば、双方の取付基板31を双方の壁装板1,
1端部の雌型接続具2,2と下地材4との間に挿
入して隙間を無くすことができるので、壁装板1
に大きい衝撃力が作用した場合に雄型接続具3の
差込み突片33,33が折損するのを防止できる
利点がある。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、雌
型接続具2と雄型接続具3の構造が前記実施例の
ものと異なる。即ち、この雌型接続具3は、凹溝
21の中央に開口側に向かう突片24を設けてあ
り、これに対応して雄型接続具3の差込み突片3
3,33には該突片24を嵌入する溝38を設け
てある。その他の構成は前記実施例と同様である
ので、説明を省略する。このような雌型及び雄型
の接続具2,3を使用すれば、ラビリンス機能に
より水密性がより一層向上する利点がある。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案の壁装
板の接続構造によれば、壁装板接続後に目地材を
詰める面倒な作業が全く不要となつて施工能率が
大幅に向上し、壁装板の木口も雌型接続具の被覆
用突片で保護されて欠けにくくなるといつた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る壁装板の接続
構造の断面図、第2図は壁装板の部分斜視図、第
3図イ及びロはそれぞれ雌型接続具及び雄型接続
具の断面図、第4図は別態様の雄型接続具の断面
図、第5図は本考案の他の実施例の断面図、第6
図は従来例の断面図である。 1……壁装板、2……雌型接続具、21……凹
溝、23……被覆用突片、3……雄型接続具、3
3……差込み突片、34……目地片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する双方の壁装板の端縁部裏面にそれぞれ
    雌型接続具を固着し、該雌型接続具に連設された
    被覆用突片で壁装板の端面を被覆すると共に、雄
    型接続具の双方の差込み突片を双方の雌型接続具
    の凹溝にそれぞれ差込み、該雄型接続具に連設さ
    れた目地片を双方の上記被覆用突片で挟んである
    ことを特徴とする、壁装板の接続構造。
JP19791485U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0331779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19791485U JPH0331779Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP19791485U JPH0331779Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS62105245U JPS62105245U (ja) 1987-07-04
JPH0331779Y2 true JPH0331779Y2 (ja) 1991-07-05

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ID=31158119

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