JPH0122025Y2 - - Google Patents

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JPH0122025Y2
JPH0122025Y2 JP10824184U JP10824184U JPH0122025Y2 JP H0122025 Y2 JPH0122025 Y2 JP H0122025Y2 JP 10824184 U JP10824184 U JP 10824184U JP 10824184 U JP10824184 U JP 10824184U JP H0122025 Y2 JPH0122025 Y2 JP H0122025Y2
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JP
Japan
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alc
grooves
equal
joint
equal pressure
Prior art date
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Application number
JP10824184U
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English (en)
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JPS6125411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はALC壁面に於ける目地構造であつて、
特に目地シールを打設しないで雨じまいを行うこ
とが出来る全く新規な目地構造に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来のALC板に於ける目地構造は例えば第3
図及び第4図に示す如く、ALC板1,1によつ
て形成される目地にモルタル2及びシール材3を
充填して雨じまいを行つていたが、図に示す如く
隣接建物4との隙間が小さい場合には先行シール
工法によつて目地にシール材3を充填しなければ
ならず、従つてプライマー処理及びシール施工が
不充分であり、極めて信頼性に乏しいものである
等の欠点があつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案に係る目地構造は前述の如き従来の欠点
を根本的に改善するものであつて、特に従来必要
とされていたシール材の充填を全く不要としたも
のであり、隣接建物に接近して壁面を構築する場
合には特に有効である技術に関するものである。
〈課題を解決するための手段〉 図により本考案に係る目地構造の一実施例を具
体的に説明する。第1図及び第2図に見られるよ
うに、ALC板5,5が相互に接している目地部
に於いて、接している相互のALC板に各々相等
しい大きさの小径の溝が形成されていて、お互い
の溝で目地部に1つの溝を形成している。このよ
うに目地部に於いて互いのALC板に相等しい大
きさの溝が形成されていると、目地部の隙間に受
ける圧力(例えば風圧等)は、相互のALC板に
均等に掛かることになる。これ故に、このように
相接するALC板間の目地部に設けられ、相互の
ALC板に相等しく設けられた溝を等圧溝という。
この等圧溝は、図面に見られるように、目地部の
水平方向に設けられた小径の横等圧溝6と目地部
の垂直方向に設けられた縦等圧溝7とが存在す
る。この横等圧溝6と縦等圧溝7の径は同径であ
る。また横等圧溝6と縦等圧溝7とが互いに交差
する部分に於いては相互に連通している。更に
は、これ等の等圧溝6,7及び目地部を形成する
ALC板5,5の端面全面はアクリル樹脂、ウレ
タンゴム等より構成された防水材(図示せず)が
塗布され、目地から侵入した雨水がALC板5,
5の内部の気泡部に浸透しないように配慮されて
いる。又上下のALC板5,5は第2図に示す如
く合決りに構成されている。図中8,9は各々
ALCを支持するアングル材及び支持材である。
即ち、本考案は、ALC板を突き合わせて形成
する目地部に、水平方向の互いに接するALC板
の双方に相等しい大きさの溝が形成されてなる横
等圧溝と、垂直方向の互いに接するALC板の双
方に相等しい大きさの溝が形成されてなる縦等圧
溝とが形成されており、該横等圧溝と縦等圧溝と
は同径であり、相互に連通していると共に、これ
等の等圧溝及び目地部を構成するALC板の端面
に防水材が塗布されて構成されていることを特徴
としたALCの目地構造である。
〈作用〉 本考案に係る目地構造に於いては上述の構造を
有するので、ALC板を突き合わせた目地部から
雨水がその内部に侵入しても、防水材の作用によ
つて雨水がALC板の内部に吸収されて浸透する
ことを防止出来、かつこの目地より侵入した雨水
は等圧溝6,7で捕えられる。横等圧溝6で捕え
られた雨水は、連通する縦等圧溝7を経て下方に
流される。
〈考案の効果〉 本考案に係る目地構造は上述の如く、目地部に
縦横の等圧溝を設けると共に目地部に防水材を塗
布して雨じまいをしたので、目地から侵入した雨
水はこの等圧溝を通して下方に流すことが出来、
かつ雨水がALC板の内部に浸透することを防止
出来、更に従来の如きシール材を必要としないの
で作業が簡単であると共にコストを安く構築する
ことが出来、しかもシール材の老化による雨もり
等の恐れが無く、特に隣接地に於けるALCの施
工性能を著しく向上せしめることが出来る等の多
大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本願に係る目地構造の説明
図、第3図及び第4図は従来の目地構造の説明図
である。 1,5はALC板、3はシール材、4は隣接建
物、6,7は等圧溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ALC板を突き合わせて形成する目地部に、水
    平方向の互いに接するALC板の双方に相等しい
    大きさの溝が形成されてなる横等圧溝と、垂直方
    向の互いに接するALC板の双方に相等しい大き
    さの溝が形成されてなる縦等圧溝とが形成されて
    おり、該横等圧溝と縦等圧溝とは同径であり、相
    互に連通していると共に、これ等の等圧溝及び目
    地部を構成するALC板の端面に防水材が塗布さ
    れて構成されていることを特徴としたALCの目
    地構造。
JP10824184U 1984-07-19 1984-07-19 Alcの目地構造 Granted JPS6125411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10824184U JPS6125411U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 Alcの目地構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10824184U JPS6125411U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 Alcの目地構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125411U JPS6125411U (ja) 1986-02-15
JPH0122025Y2 true JPH0122025Y2 (ja) 1989-06-29

Family

ID=30667446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10824184U Granted JPS6125411U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 Alcの目地構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6125411U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056456A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Asahi Kasei Homes Kk 外壁目地部の防水構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056456A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Asahi Kasei Homes Kk 外壁目地部の防水構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6125411U (ja) 1986-02-15

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