JPH0310173Y2 - - Google Patents

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JPH0310173Y2
JPH0310173Y2 JP11941384U JP11941384U JPH0310173Y2 JP H0310173 Y2 JPH0310173 Y2 JP H0310173Y2 JP 11941384 U JP11941384 U JP 11941384U JP 11941384 U JP11941384 U JP 11941384U JP H0310173 Y2 JPH0310173 Y2 JP H0310173Y2
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JP
Japan
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joint
gutter
joint strip
strip member
locking piece
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JP11941384U
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JPS6135905U (ja
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は防雪シエルターなどの目地に使用さ
れるシール部材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のシール部材としては第9図に示
す如く外壁体7,8の目地部の外面にゴムシート
50を接着したものや、第10図に示す如く目地
部にブチル粘着材51を、また第11図に示す如
く目地部にガスケツト52をそれぞれ挟着したも
のがあるが、ゴムシート50とブチル粘着材51
の場合は接着、粘着工法によるため雨や雪等の時
は施工できないという問題があり、またガスケツ
ト52の場合は施工誤差によるシール力のバラツ
キ等によりシールが十分に行われ難く特に十字ク
ロス目地部においては漏水防止が困難であるとい
う問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は目地部を通つて漏水しても、外壁体
内が濡れないようにしようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
図面を参考にしてこの考案を説明する。
この考案は、目地用帯状部材1の挿入部端縁1
aの一方の側面に、係止片2を連続して突設する
と共に、該目地用帯状部材1の他方の側面に、長
手方向に沿いシール部3を連続して突設し、また
該目地用帯状部材1の内方突出部端縁1bに、樋
5を上記係止片2との間に一定距離dを有して設
置したものである。
〔実施例〕
第1図乃至第3図に基づいて、この考案の第1
の実施例を説明する。
エチレンプロピレンゴム(EPDM)などの硬
質高分子材料よりなる目地用帯状部材1の挿入部
端縁1aの一方の側面に、複数のひれ2aを楔状
に設けた係止片2が目地用帯状部材1の長手方向
に連続して突設され、また目地用帯状部材1の他
方の側面に、長手方向に沿い中空状をなすと共に
頭部にいぼ状突起3aを設けたシール部3が連続
して突設されている。そして、目地用帯状部材1
の内方突出部端縁1bに、接続凹部4が形成され
ている。
5は樋で、断面山形をなし中央上端に上記接続
凹部4の嵌着される接続突起6を形成している。
つまり、目地用帯状部材1の内方突出部端縁1b
に長手方向に沿う樋5が係止片2との間に一定距
離dを有するように着脱可能に取付けられる。一
方、上記目地用シール部材が取付けられるところ
の防雪シエルターなどの天井部壁体7,8の目地
部には、その片方の壁体7の端面7aに、壁体内
面7bとの間に一定距離Dを有する位置に係止用
凹溝9を設け、また目地の両壁体内面7b,8b
にそれぞれ水切り用切欠き溝10,10を樋5の
内幅の範囲内に収まるように設けている。なお、
11,11は角部の切欠きである。
目地用シール部材の目地への取付けは、まず目
地用帯状部材1側部分をその係止片2を端面7a
の係止用凹溝9に嵌めて取付け、つぎに樋5をそ
の接続凸部6を目地用帯状部材1側の接続凹部4
に嵌込むことにより行われる。このように樋5を
分離して取付けを2段階に行えば取付けが容易と
なる場合が多い。
しかして、雨水等が目地に入ると、壁体7の端
面7aでは係止片2及び目地用帯状部材1が密接
しているので雨水の流下が妨げられると共に壁体
8の端面8aにはシール部3が圧接して同じく水
漏れを阻止するが、壁体の施工誤差などにより係
止片2やシール部3のシール力が低下して水漏れ
が矢印Aのように生じた場合でも樋5内に水が落
下し、これよりシエルターの側溝等に導かれて排
水される。このとき壁体7,8の伝い水は切欠き
溝10,10により確実に遮断されて樋5内に落
下するものである。また、切欠き溝10,10の
代わりに小突起を設けることによつても伝い水を
同様に遮断し得るものである。
第4図はこの考案の第2の実施例を示すもの
で、目地用帯状部材20と樋21とが一体的に形
成されたもので、第1の実施例のものの如く両者
が分離可能の場合に比べて、目地への取付けは少
し困難な場合もあるが製作コストは安価となる。
なお、他の構成部分は第1の実施例と同様であ
る。
第5図はこの考案の第3の実施例を示すもの
で、目地用帯状部材30と樋31とが一体的に形
成され、かつシール部32が2個になつている。
シール部32が1個増しただけシール性の向上が
期待できる。なお、シール部32に頂部につの状
突起33と目地用帯状部材30の背面にいぼ状突
起34とを設けている。
〔考案の効果〕
この考案によれば、壁体の目地部に入つた雨水
等はシール部3などにより一応防水されるがそれ
から漏れた水も樋5で受けられシエルターの側溝
等に導かれて排水される。従つて従来のように目
地部からの漏水により水滴がシエルター内の道路
上に落ちたり、壁体内壁に伝い水が広がるなどの
不具合を解消することが出来る。
また、このシール部材を第6図及び第7図に示
す如くシエルターSの横断目地Eの使用し、進行
目地Lに第8図に示すシール部材40を使用する
ことにより、いわゆる十字クロス目地Cも確実に
防水することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る目地用シー
ル部材の第1の実施例を説明するためのもので、
第1図は目地用帯状部材側部分の横断面図、第2
図は同上の樋側部分の横断面図、第3図は同上目
地用シール部材を鎖線で示す壁体に使用する場合
を示す横断面図である。第4図はこの考案に係る
目地用シール部材の第2の実施例を示す横断面図
である。第5図はこの考案に係る目地用シール部
材の第3の実施例を示す横断面図である。第6図
はシエルターの横断面図、第7図は同上の平面
図、第8図はシエルターの進行目地に使用するシ
ール部材の横断面図である。第9図乃至第11図
は従来のシール部材の使用状態を示す横断面図で
ある。 1……目地用帯状部材、1a……挿入部端縁、
1b……内方突出部端縁、2……係止片、2a…
…ひれ、3……シール部、3a……突起、4……
接続凹部、5……樋、6……接続突起、7,8…
…壁体、7a,8b……端面、7b,8b……壁
体内面、9……凹溝、10……切欠き溝、11…
…切欠き、30……目地用帯状部材、31……
樋、32……シール部、33……つの状突起、3
4……いぼ状突起、40……シール部材、50…
…ゴムシート、51……ブチル粘着材、52……
ガスケツト、D,d……一定距離、S……シエル
ター、L……進行目地、E……横断目地、C……
十字クロス目地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目地用帯状部材の挿入部端縁の一方の側面に、
    係止片を連続して突設すると共に、該目地用帯状
    部材の他方の側面に、長手方向に沿いシール部を
    連続して突設し、また該目地用帯状部材の内方突
    出部端縁に樋を上記係止片との間に一定距離を有
    して設置したことを特徴とする目地用シール部
    材。
JP11941384U 1984-07-31 1984-07-31 目地用シ−ル部材 Granted JPS6135905U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11941384U JPS6135905U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 目地用シ−ル部材

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JP11941384U JPS6135905U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 目地用シ−ル部材

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Publication Number Publication Date
JPS6135905U JPS6135905U (ja) 1986-03-05
JPH0310173Y2 true JPH0310173Y2 (ja) 1991-03-13

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JP11941384U Granted JPS6135905U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 目地用シ−ル部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360448A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Geostr Corp 函体接合部用ゴム継手
KR101005581B1 (ko) * 2010-03-09 2011-01-06 손홍창 터널, 지하건축물용 신축이음 구조물

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Publication number Publication date
JPS6135905U (ja) 1986-03-05

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