JP2560028Y2 - 合成樹脂製軒樋継手 - Google Patents
合成樹脂製軒樋継手Info
- Publication number
- JP2560028Y2 JP2560028Y2 JP5829492U JP5829492U JP2560028Y2 JP 2560028 Y2 JP2560028 Y2 JP 2560028Y2 JP 5829492 U JP5829492 U JP 5829492U JP 5829492 U JP5829492 U JP 5829492U JP 2560028 Y2 JP2560028 Y2 JP 2560028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- synthetic resin
- sliding
- joint member
- joint body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂製軒樋継手、特
に、気温の変化に伴う軒樋の伸縮を吸収し得るようにな
した合成樹脂製軒樋継手に係るものである。
に、気温の変化に伴う軒樋の伸縮を吸収し得るようにな
した合成樹脂製軒樋継手に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の合成樹脂製軒樋継手とし
ては実開昭60−124430号公報等にみられるよう
に、一端部に軒樋接続部を有する継手本体の他端部内周
面に一端部に軒樋接続部を有する継手部材の他端部を幅
方向に沿うシール材を介して摺動自在に当接してなるも
のが一般に使用されている。
ては実開昭60−124430号公報等にみられるよう
に、一端部に軒樋接続部を有する継手本体の他端部内周
面に一端部に軒樋接続部を有する継手部材の他端部を幅
方向に沿うシール材を介して摺動自在に当接してなるも
のが一般に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記合成樹
脂製軒樋継手にあっては、施行後、屋根面等より流下し
て水上側の軒樋上に堆積した塵埃が雨水とともに継手本
体上に流下して堆積し、軒樋の伸縮に伴い摺動する継手
部材の摺動部が上記継手本体の摺動部上に堆積した塵埃
上に乗り上げ、この結果、継手部材の摺動部側が浮き上
がり、幅方向に沿うシール材を介して当接された継手本
体と継手部材との間に隙間が生じ、防水の用に供される
シール材がその機能を果たせないために水漏れを生じる
という課題を有していた。
脂製軒樋継手にあっては、施行後、屋根面等より流下し
て水上側の軒樋上に堆積した塵埃が雨水とともに継手本
体上に流下して堆積し、軒樋の伸縮に伴い摺動する継手
部材の摺動部が上記継手本体の摺動部上に堆積した塵埃
上に乗り上げ、この結果、継手部材の摺動部側が浮き上
がり、幅方向に沿うシール材を介して当接された継手本
体と継手部材との間に隙間が生じ、防水の用に供される
シール材がその機能を果たせないために水漏れを生じる
という課題を有していた。
【0004】本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考
案されたものであって、上記塵埃の流下、堆積に伴う防
水機能の低下を防止した合成樹脂製軒樋継手を提供せん
とするものである。
案されたものであって、上記塵埃の流下、堆積に伴う防
水機能の低下を防止した合成樹脂製軒樋継手を提供せん
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたものであって、一端部に軒樋接続部を有し他端部
に摺動部を有する継手本体と、一端部に軒樋接続部を有
し他端部に摺動部を有する継手部材とからなり、継手本
体の摺動部の内周面に幅方向に沿うシール材を介して継
手部材の摺動部を摺動自在に当接してなるものにおい
て、上記継手部材の摺動部の遊端部に継手本体の摺動部
の底面に当接する弾性材を装着せしめてなることを特徴
とする合成樹脂製軒樋継手である。
されたものであって、一端部に軒樋接続部を有し他端部
に摺動部を有する継手本体と、一端部に軒樋接続部を有
し他端部に摺動部を有する継手部材とからなり、継手本
体の摺動部の内周面に幅方向に沿うシール材を介して継
手部材の摺動部を摺動自在に当接してなるものにおい
て、上記継手部材の摺動部の遊端部に継手本体の摺動部
の底面に当接する弾性材を装着せしめてなることを特徴
とする合成樹脂製軒樋継手である。
【0006】
【作用】本考案の合成樹脂製軒樋継手は継手部材の摺動
部の遊端部に継手本体の摺動部の底面に当接する弾性材
を装着せしめてなるために継手本体上に流下する塵埃は
該継手部材の遊端部に、上記継手本体の摺動部の底面に
当接するように装着された弾性材により継手部材の摺動
部への侵入が阻止され、更には継手部材の摺動により塵
埃が水上側に掻き上げられる。
部の遊端部に継手本体の摺動部の底面に当接する弾性材
を装着せしめてなるために継手本体上に流下する塵埃は
該継手部材の遊端部に、上記継手本体の摺動部の底面に
当接するように装着された弾性材により継手部材の摺動
部への侵入が阻止され、更には継手部材の摺動により塵
埃が水上側に掻き上げられる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例について説
明すれば、図1は本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施
例を示す斜視図であり、図2は本考案の合成樹脂製軒樋
継手の一実施例の使用状態を示す断面図である。
明すれば、図1は本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施
例を示す斜視図であり、図2は本考案の合成樹脂製軒樋
継手の一実施例の使用状態を示す断面図である。
【0008】図中、Aは断面略U字状からなる継手本体
であって、一端部に水上側の軒樋Cの接続の用に供され
る軒樋接続部1を有し、他端部側の摺動部2の内面に幅
方向に沿うシール材5を周設してなるものである。
であって、一端部に水上側の軒樋Cの接続の用に供され
る軒樋接続部1を有し、他端部側の摺動部2の内面に幅
方向に沿うシール材5を周設してなるものである。
【0009】図中、Bは継手本体Aの摺動部2の内面に
シール材5を介して摺動自在に装着された断面略U字状
からなる継手部材であって、一端部に水下側の軒樋Cの
接続の用に供される軒樋接続部3を設けるとともに他端
部側の摺動部4の遊端部に継手本体Aの摺動部2の底面
に当接する合成樹脂発泡体からなる弾性材6を装着して
なるものである。
シール材5を介して摺動自在に装着された断面略U字状
からなる継手部材であって、一端部に水下側の軒樋Cの
接続の用に供される軒樋接続部3を設けるとともに他端
部側の摺動部4の遊端部に継手本体Aの摺動部2の底面
に当接する合成樹脂発泡体からなる弾性材6を装着して
なるものである。
【0010】上記継手本体Aと継手部材Bとは該継手本
体Aの摺動部2の内周面上に継手部材Bの摺動部4をシ
ール材5を介して成層し、側壁上端部に設けられた双方
の押え耳縁7,8を嵌装させることにより摺動自在に接
合されているものである。
体Aの摺動部2の内周面上に継手部材Bの摺動部4をシ
ール材5を介して成層し、側壁上端部に設けられた双方
の押え耳縁7,8を嵌装させることにより摺動自在に接
合されているものである。
【0011】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案の合成
樹脂製軒樋継手は一端部に軒樋接続部を有し他端部に摺
動部を有する継手本体と、一端部に軒樋接続部を有し他
端部に摺動部を有する継手部材とからなり、継手本体の
摺動部の内周面に幅方向に沿うシール材を介して継手部
材の摺動部を摺動自在に当接してなるものにおいて、上
記継手部材の摺動部の遊端部に継手本体の摺動部の底面
に当接する弾性材を装着せしめてなる構成よりなり、水
上側に滞留する塵埃が継手本体上に流下するも、継手部
材の摺動部下への流入が阻止され、更には継手部材の摺
動により塵埃が水上側に掻き上げられるため、従来品に
みられる軒樋の伸縮に伴い摺動する継手部材の塵埃への
乗り上げに起因する浮き上がりが緩和され、これより長
期に亘り水漏れを防止することができる。
樹脂製軒樋継手は一端部に軒樋接続部を有し他端部に摺
動部を有する継手本体と、一端部に軒樋接続部を有し他
端部に摺動部を有する継手部材とからなり、継手本体の
摺動部の内周面に幅方向に沿うシール材を介して継手部
材の摺動部を摺動自在に当接してなるものにおいて、上
記継手部材の摺動部の遊端部に継手本体の摺動部の底面
に当接する弾性材を装着せしめてなる構成よりなり、水
上側に滞留する塵埃が継手本体上に流下するも、継手部
材の摺動部下への流入が阻止され、更には継手部材の摺
動により塵埃が水上側に掻き上げられるため、従来品に
みられる軒樋の伸縮に伴い摺動する継手部材の塵埃への
乗り上げに起因する浮き上がりが緩和され、これより長
期に亘り水漏れを防止することができる。
【図1】本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施例の使用
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
A 継手本体 B 継手部材 1 軒樋接続部 2 摺動部 3 軒樋接続部 4 摺動部 5 シール材 6 弾性材
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部に軒樋接続部1を有し他端部に摺
動部2を有する継手本体Aと、一端部に軒樋接続部3を
有し他端部に摺動部4を有する継手部材Bとからなり、
継手本体Aの摺動部2の内周面に幅方向に沿うシール材
5を介して継手部材Bの摺動部4を摺動自在に当接して
なるものにおいて、上記継手部材Bの摺動部4の遊端部
に継手本体Aの摺動部2の底面に当接する弾性材6を装
着せしめてなることを特徴とする合成樹脂製軒樋継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829492U JP2560028Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 合成樹脂製軒樋継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829492U JP2560028Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 合成樹脂製軒樋継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614323U JPH0614323U (ja) | 1994-02-22 |
JP2560028Y2 true JP2560028Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13080204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5829492U Expired - Lifetime JP2560028Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 合成樹脂製軒樋継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560028Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5829492U patent/JP2560028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614323U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |