JPH0648032Y2 - 手摺の接合構造 - Google Patents

手摺の接合構造

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JPH0648032Y2
JPH0648032Y2 JP2160092U JP2160092U JPH0648032Y2 JP H0648032 Y2 JPH0648032 Y2 JP H0648032Y2 JP 2160092 U JP2160092 U JP 2160092U JP 2160092 U JP2160092 U JP 2160092U JP H0648032 Y2 JPH0648032 Y2 JP H0648032Y2
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JP
Japan
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handrail
flange
groove
joint structure
jointed
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JP2160092U
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JPH0583147U (ja
Inventor
英幸 小谷
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、手摺の接合構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手摺の接合構造は、図7に示すよ
うなジョイント材で手摺を接合していた。このジョイン
ト材は、フランジ50の両側面に手摺51,51を外嵌
し得る被接合部52,52を突設したものである。取付
状態では、図5および図6に示すように、各々被接合部
52に手摺51を外嵌して、固着具53で固定してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
手摺の接合構造では、フランジ50と手摺51の間から
雨水等が浸入し、手摺51の内部に溜まるという問題点
があった。したがって、この考案の目的は、手摺の内部
に水が溜まるのを防止した手摺の接合構造を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の手摺の接合構
造は、フランジの両側面に被接合部を突設したジョイン
ト材を備え、筒形の手摺を前記被接合部に外嵌して端縁
を前記フランジの側面に当接させた手摺の接合構造にお
いて、前記フランジに近接する前記被接合部の基端の周
囲に溝を設け、この溝に連通するように前記フランジの
下端を切欠いて水抜き穴を設けたことを特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、フランジに隣接する
被接合部に溝を設けているので、溝と手摺の端縁で水が
流れる空間部が形成される。このため、フランジと手摺
の間から浸入し水は空間部を流れ、下端の水抜き穴から
排水される。これにより、手摺の内部に水が溜まらな
い。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の手摺の接合構造を図1
ないし図4に基づいて説明する。1はジョイント材で、
手摺2,2を接合するものである。このジョイント材1
は、図4に示すように、フランジ3の両側面に手摺2,
2を外嵌し得る被接合部4,4が突設してある。この場
合、被接合部4は、対向する側面部4a,4aおよび底
面部4bを有する形状である。また、側面部4a,4a
には傾斜したガイド面5が形成してあり、底面部4bに
は固着具挿通穴6が穿設してある。そして、フランジ3
に近接する被接合部4の基端の周囲に溝7が設けてあ
る。また、この溝7に連通するようにフランジ3の下端
を切欠いて水抜き穴8が設けてある。
【0007】ジョイント材1と手摺2の組立手順は、ガ
イド面5を案内にして手摺2を、被接合部4に差し込
み、その端縁をフランジ3の側面に当接させる。これに
伴い、溝7と手摺2の端縁で、フランジ3の両側にリン
グ状の空間部10が形成される。この空間部10は水抜
き穴8に連通する。そして、手摺2とジョイント材1
を、固着具挿通穴6を利用して固着具9で固定する。
【0008】上記のように構成された手摺の接合構造で
は、例えば、図1に示すように、手摺2の端縁とフラン
ジ3の間から雨水等が浸入した場合、水Aが空間部11
を通って水抜き穴8より排水される。このため、手摺2
の内部に水が溜まることはない。
【0009】
【考案の効果】この考案の手摺の接合構造によれば、フ
ランジに隣接する被接合部に溝を設けているので、溝と
手摺の端縁で水が流れる空間部が形成される。このた
め、フランジと手摺の間から浸入し水は空間部を流れ、
下端の水抜き穴から排水される。これにより、手摺の内
部に水が溜まらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】その底面図である。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】ジョイント材の斜視図である。
【図5】従来例の正面図である。
【図6】その底面図である。
【図7】従来例のジョイント材の斜視図である。
【符号の説明】
1 ジョイント材 2 手摺 3 フランジ 4 被接合部 7 溝 8 水抜き穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジの両側面に被接合部を突設した
    ジョイント材を備え、筒形の手摺を前記被接合部に外嵌
    して端縁を前記フランジの側面に当接させた手摺の接合
    構造において、 前記フランジに近接する前記被接合部の基端の周囲に溝
    を設け、この溝に連通するように前記フランジの下端を
    切欠いて水抜き穴を設けたことを特徴とする手摺の接合
    構造。
JP2160092U 1992-04-08 1992-04-08 手摺の接合構造 Expired - Lifetime JPH0648032Y2 (ja)

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JP6189106B2 (ja) * 2013-06-28 2017-08-30 株式会社タカショー 筒状部材の端面隠蔽部材および端面隠蔽構造
KR102531987B1 (ko) * 2022-07-12 2023-05-12 주식회사 하나로메탈 난간 조립이 용이한 고정브라켓 및 이를 이용한 조립식 난간

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JPH0583147U (ja) 1993-11-09

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