JPH049786Y2 - - Google Patents

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JPH049786Y2
JPH049786Y2 JP6909086U JP6909086U JPH049786Y2 JP H049786 Y2 JPH049786 Y2 JP H049786Y2 JP 6909086 U JP6909086 U JP 6909086U JP 6909086 U JP6909086 U JP 6909086U JP H049786 Y2 JPH049786 Y2 JP H049786Y2
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gutter
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rain
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JP6909086U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は雨樋用継手に関する。更に、詳しく
は、気温の変化に伴なう雨樋の伸縮を吸収するよ
うに接続することができて、雨樋の伸縮によるそ
の変形や破損を防止し、しかも、雨樋同志を強固
に接続することができて、離脱したり、水漏れす
ることがないようにした雨樋用継手に関するもの
である。
〔従来の技術〕
雨樋、特に合成樹脂製の雨樋は気温の変化に伴
なつて伸縮し、この伸縮により雨樋が変形した
り、破損することがある。従来、雨樋の伸縮によ
るその変形等を防ぐために、雨樋の伸縮を吸収す
るように接続する雨樋継手としては、実開昭55−
168617号に見られるように、軒樋に継手部材と接
手部材とを取着すると共に、それらの間にパツキ
ンを介装して重合し、継手部材と接手部材とに設
けてある軒樋耳縁嵌着部を嵌合してそれらを摺動
自在に連接したものが、提供されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の従来品は、継手部材の軒樋耳縁嵌着部と
接手部材のそれとを嵌合してあり、該軒樋耳縁嵌
着部が摺動するものであるために、抵抗が大き
く、軒樋の伸縮を確実に吸収することができなか
つた。また、この軒樋耳縁嵌着部に軒樋の耳縁を
嵌着することによつて、継手部材及び接手部材を
軒樋に取着するものであるために、いずれか一方
の部材は軒樋に確実には取着することができず、
或は、いずれか一方の部材を確実に取着するのが
容易ではないという欠点があつた。
本考案は、上述のような従来の欠点を解消した
もので、一対の接続部材が接合部の両上縁に樋耳
嵌合部を設けてあり、この接合部材を雨樋の端部
に取着することによつて、簡単、かつ確実に接続
でき、各接続部材の係合片と継手本体の係合溝と
を係合させ、これらの係合部が摺動するように構
成することによつて、抵抗が小さく、雨樋の伸縮
を確実に吸収するようにしたものである。また、
継手本体の上向き鍔と接合部材の下向き鍔とがパ
ツキンを介して係止するように構成することによ
つて、雨樋が伸縮しても継手本体が脱落しない雨
樋用継手を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の雨樋用継手は、樋状部の両端部に上向
き鍔を突設し、該樋状部の両上縁には係合溝を設
けた継手本体と、接合部の少なくとも一端部に下
向き鍔を突設し、かつ接合部の両上縁には樋耳嵌
合部と該樋耳嵌合部の外側に係合片とを設けた一
対の接続部材と、弾力性を有する断面円形のパツ
キンとからなる。接続しようとする雨樋の端部に
は接続部材を取着し、その下向き鍔を継手本体の
樋状部に嵌入する。また、この樋状部と接続部材
の接合部との間にパツキンを介装すると共に、接
続部材の係合片と継手本体の係合溝とを係合させ
てあることを特徴としている。
〔考案の作用〕
本考案の雨樋用継手により雨樋を接続すると、
雨樋が気温に伴なつて伸縮したとき、接続部材が
その係止片と継手本体の係合溝との係合部分にお
いて摺動して、雨樋の伸縮を吸収し、同時にパツ
キンが接続部材の接合部と継手本体の樋状部とに
接触しながら回転して水密状態を保つと共に、こ
のパツキンがコロの役割を果す。また、雨樋が極
度に縮小したり、継手本体が雨樋に沿つて移動し
たときは、その上向き鍔と接続部材の下向き鍔と
がパツキンを介して互いに係止し合うものであ
る。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を添附の図面において説明
する。
第1図は分解斜視図、第2図は接続状態の1部
分切欠斜視図、第3図イ,ロは接続状態の断面図
である。
本考案の雨樋用継手は、第1図に示す如く、継
手本体1と、一対の接続部材2と、パツキン3と
からなり、継手本体1及び接続部材2は、塩化ビ
ニル等の合成樹脂により形成してある。継手本体
1は、接続しようとする雨樋4と略同形の樋状部
5を有し、この樋状部5の両端部に上向き鍔6を
突設してある。上向き鍔6は樋状部5の周方向に
沿つて全体に突設したものを例示してあるが、こ
れに限らない。図示していないが、一部分を切り
欠いてあつてもよい。しかし、例示したものであ
ると、強度的に優れ、後述する係合溝7を設け易
くなるので好ましい。また、樋状部5の両上縁に
は係合溝7を設けてあつて、この係合溝7と後述
する接続部材2の係合片11とが互いに係合する
ようになつている。一方、接続部材2は、接続し
ようとする雨樋4と略同形の接合部8を有し、該
接合部8の一端部に下向き鍔9を突設してある。
この下向き鍔9は接合部8の一端部で、その周方
向に沿い全体に突設したものを例示してある。し
かし、この下向き鍔は必ずしも周方向全体に突設
する必要はないし、図示していないが、接合部の
両端部に突設してあつてもよい。また、接合部8
の両上縁には樋耳嵌合部10と該樋耳嵌合部10
の外側に係合片11とを設けてあつて、樋耳嵌合
部10は雨樋4の樋耳12と嵌合し、係合片11
は前述した継手本体1の係合溝7と係合し合うよ
うになつている。パツキン3は、ゴムや軟質合成
樹脂等からなる弾力性を有し断面円形のものであ
る。そして雨樋4同志を接続する際は、第2図及
び第3図に示す如く、雨樋4の端部または接続部
材2の接続部8に、或いはその両方に接着材を塗
着し、雨樋4の樋耳12と接続部材2の樋耳嵌合
部10とを嵌合させて、双方の雨樋4の端部に接
続部材2を取着する。この雨樋の端部を突合わ
せ、接続部材2の下向き鍔9を継手本体1の樋状
部5内に嵌入するようになし、この樋状部5と接
合部8との間にパツキン3を介装する。そうする
とパツキン3は樋状部5と接合部8の周面に沿つ
て折り曲がり、それらの周面に接触するようにな
る。更に、継手本体1の樋状部5をやや拡開し、
その係合溝7に接続部材2の係合片11を嵌め入
れ、係合片11と係合溝7とを係合させるもので
ある。このようにして雨樋4を接続してあると、
それが気温に伴なつて伸縮したとき、接続部材2
がその係合片11と継手本体1の係合溝7との係
合部分において摺動し、パツキン3が接続部材2
の接合部8と継手本体1の樋状部5とに接触しな
がら回転して水密状態を保つと共に、このパツキ
ン3がコロの役割を果す。また、雨樋4が極度に
縮小したり、継手本体1が雨樋4に沿つて移動す
ると、継手本体1の上向き鍔6と接続部材2の下
向き鍔9とがパツキン3を介して互いに係止し合
うようになるものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、一対の接続部材
が接合部の両上縁に樋耳嵌合部を設けてあるか
ら、この接続部材を雨樋の端部に簡単かつ確実に
取着し得、しかも接続部材の下向き鍔と継手本体
の上向き鍔とが互いに係合し合うようになつてい
るから、継手本体が脱落かることもなく、雨樋を
確実に接続することができる。また、接続部材は
その係合片と継手本体の係合溝とにおいて摺動
し、しかも、パツキンがコロの作用をあ果すの
で、摺動の際の抵抗が少なく、雨樋の伸縮を確実
に吸収し、雨樋の伸縮による変形や破損を防止す
ることができる他、パツキンが接続部材の接合部
と継手本体の樋状部とに接触しながら回転し、水
密状態を保つので、接続部分から水が漏れること
もない等雨樋用継手として幾多の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は接続状態の1部分切欠斜視図、
第3図イ,ロは接続状態の断面図である。 図中1は継手本体、2は接続部材、3はパツキ
ン、4は雨樋、5は樋状部、6は上向き鍔、7は
係合溝、8は接合部、9は下向き鍔、10は樋耳
嵌合部、11は係合片を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樋状部の両端部に上向き鍔を突設し、該樋状部
    の両上縁には係合溝を設けた継手本体と、接合部
    の少なくとも一端部に下向き鍔を突設し、かつ接
    合部の両上縁には樋耳嵌合部と該樋耳嵌合部の外
    側に係合片とを設けた一対の接続部材と、弾力性
    を有する断面円形のパツキンとからなり、雨樋の
    端部に取着した接続部材の下向き鍔を継手本体の
    樋状部に嵌入し、該樋状部と接続部材の接合部と
    の間にパツキンを介装すると共に、接続部材の係
    合片と継手本体の係合溝とを係合させるようにし
    た雨樋用継手。
JP6909086U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH049786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6909086U JPH049786Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6909086U JPH049786Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS62180121U JPS62180121U (ja) 1987-11-16
JPH049786Y2 true JPH049786Y2 (ja) 1992-03-11

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ID=30909493

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