JPH0987889A - 印刷回路用銅箔の処理方法 - Google Patents

印刷回路用銅箔の処理方法

Info

Publication number
JPH0987889A
JPH0987889A JP7273715A JP27371595A JPH0987889A JP H0987889 A JPH0987889 A JP H0987889A JP 7273715 A JP7273715 A JP 7273715A JP 27371595 A JP27371595 A JP 27371595A JP H0987889 A JPH0987889 A JP H0987889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cobalt
nickel
copper foil
alloy plating
nickel alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7273715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2849059B2 (ja
Inventor
Eita Arai
英太 新井
Eiji Hino
英治 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mining Holdings Inc
Original Assignee
Nikko Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Materials Co Ltd filed Critical Nikko Materials Co Ltd
Priority to JP7273715A priority Critical patent/JP2849059B2/ja
Publication of JPH0987889A publication Critical patent/JPH0987889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2849059B2 publication Critical patent/JP2849059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/382Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅−コバルト−ニッケル合金めっきによる粗
化処理後、コバルト−ニッケル合金めっき層を形成する
印刷回路用銅箔の処理方法において耐熱剥離性を更に一
層改善すること。 【解決手段】 銅箔の表面に付着量が15〜40mg/
dm2 銅−100〜3000μg/dm2 コバルト−1
00〜500μg/dm2 ニッケルの銅−コバルト−ニ
ッケル合金めっきによる粗化処理後、付着量が200〜
3000μg/dm2 コバルト−100〜700μg/
dm2 ニッケルのコバルト−ニッケル合金めっき層を形
成し、更に付着量が10〜200μg/dm2 亜鉛−6
0〜200μg/dm2 ニッケルの亜鉛−ニッケル合金
めっき層を形成する。コバルトの合計付着量:300〜
5000μg/dm2 そしてニッケルの合計付着量:2
60〜1000μg/dm2 であることが好ましい。更
に防錆処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷回路用銅箔の
処理方法に関するものであり、特には銅箔の表面に銅−
コバルト−ニッケル合金めっきによる粗化処理後、コバ
ルト−ニッケル合金めっき層を形成することにより、ア
ルカリエッチング性を有し、しかも良好な耐熱剥離強度
及び耐熱酸化性等を具備すると共に黒色の表面色調を有
する印刷回路用銅箔を生成する処理方法において、更に
亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成することにより耐熱
酸化性を更に一層改善する印刷回路用銅箔の処理方法関
するものである。本発明銅箔は、例えばファインパター
ン印刷回路及び磁気ヘッド用FPC( Flexible Printe
d Circuit )として特に適する。
【0002】
【従来の技術】銅及び銅合金箔(以下銅箔と称する)
は、電気・電子関連産業の発展に大きく寄与しており、
特に印刷回路材として不可欠の存在となっている。印刷
回路用銅箔は一般に、合成樹脂ボード、フィルム等の基
材に接着剤を介して或いは接着剤を使用せずに高温高圧
下で積層接着して銅張積層板を製造し、その後目的とす
る回路を形成するべくレジスト塗布及び露光工程を経て
必要な回路を印刷した後、不要部を除去するエッチング
処理が施される。最終的に、所要の素子が半田付けされ
て、エレクトロニクスデバイス用の種々の印刷回路板を
形成する。印刷回路板用銅箔に関する品質要求は、樹脂
基材と接着される面(粗化面)と非接着面(光沢面)と
で異なり、それぞれに多くの方法が提唱されている。
【0003】例えば、粗化面に対する要求としては、主
として、 保存時における酸化変色のないこと、 基材との引き剥し強さが高温加熱、湿式処理、半田付
け、薬品処理等の後でも充分なこと、 基材との積層、エッチング後に生じる所謂積層汚点の
ないこと 等が挙げられる。
【0004】粗化処理は銅箔と基材との接着性を決定す
るものとして、大きな役割を担っている。粗化処理とし
ては、当初銅を電着する銅粗化処理が採用されていた
が、その後様々の技術が提唱され、特に耐熱剥離強度、
耐塩酸性及び耐酸化性の改善を目的として銅−ニッケル
粗化処理が一つの代表的処理方法として定着するように
なった。本件出願人は、特開昭52−145769号に
おいて銅−ニッケル粗化処理を提唱し、成果を納めてき
た。銅−ニッケル処理表面は黒色を呈し、特にフレキシ
ブル基板用圧延処理箔では、この銅−ニッケル処理の黒
色が商品としてのシンボルとして認められるに至ってい
る。
【0005】しかしながら、銅−ニッケル粗化処理は、
耐熱剥離強度及び耐酸化性並びに耐塩酸性に優れる反面
で、近時ファインパターン用処理として重要となってき
たアルカリエッチング液でのエッチングが困難であり、
150μmピッチ回路巾以下のファインパターン形成時
に処理層がエッチング残となってしまう。
【0006】そこで、ファインパターン用処理として、
本件出願人は、先にCu−Co処理(特公昭63−21
58号及び特願平1−112227号)及びCu−Co
−Ni処理(特願平1−112226号)を開発した。
これら粗化処理は、エッチング性、アルカリエッチング
性及び耐塩酸性については良好であったが、アクリル系
接着剤を用いたときの耐熱剥離強度が低下することが改
めて判明し、また耐酸化性も所期程充分ではなくそして
色調も黒色までには至らず、茶〜こげ茶色であった。
【0007】最近の印刷回路のファインパターン化及び
多様化への趨勢にともない、 Cu−Ni処理の場合に匹敵する耐熱剥離強度(特に
アクリル系接着剤を用いたとき)及び耐塩酸性を有する
こと、 アルカリエッチング液で150μmピッチ回路巾以下
の印刷回路をエッチングできること、 Cu−Ni処理の場合と同様に、耐酸化性(180℃
×30分のオーブン中での耐酸化性)を向上すること、 Cu−Ni処理の場合と同様の黒化処理であること が更に要求されるようになった。即ち、回路が細くなる
と、塩酸エッチング液により回路が剥離し易くなる傾向
が強まり、その防止が必要である。回路が細くなると、
半田付け等の処理時の高温により回路がやはり剥離し易
くなり、その防止もまた必要である。ファインパターン
化が進む現在、例えばCuCl2 エッチング液で150
μmピッチ回路巾以下の印刷回路をエッチングできるこ
とはもはや必須の要件であり、レジスト等の多様化にと
もないアルカリエッチングも必要要件となりつつある。
黒色表面も、位置合わせ精度及び熱吸収を高めることの
点で銅箔の製作及びチップマウントの観点から重要とな
っている。
【0008】こうした要望に答えて、本件出願人は、銅
箔の表面に銅−コバルト−ニッケル合金めっきによる粗
化処理後、コバルトめっき層或いはコバルト−ニッケル
合金めっき層を形成することにより、印刷回路銅箔とし
て上述した多くの一般的特性を具備することはもちろん
のこと、特にCu−Ni処理と匹敵する上述した諸特性
を具備し、しかもアクリル系接着剤を用いたときの耐熱
剥離強度を低下せず、耐酸化性に優れそして表面色調も
黒色である銅箔処理方法を開発することに成功した(特
公平6−54831号)。コバルト−ニッケル合金めっ
き層の方がコバルトめっき層より耐熱劣化性に優れる。
好ましくは、前記コバルトめっき層或いはコバルト−ニ
ッケル合金めっき層を形成した後に、クロム酸化物の単
独皮膜処理或いはクロム酸化物と亜鉛及び(又は)亜鉛
酸化物との混合皮膜処理を代表とする防錆処理が施され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】その後、電子機器の発
展が進む中で、半導体デバイスの小型化、高集積化が更
に進み、これらの印刷回路の製造工程で行われる処理が
一段と高温となりまた製品となった後の機器使用中の熱
発生により、銅箔と樹脂基材との間での接合力の低下が
あらためて問題となるようになった。本発明の課題は、
特公平6−54831号において確立された銅箔の表面
に銅−コバルト−ニッケル合金めっきによる粗化処理
後、コバルトめっき層或いはコバルト−ニッケル合金め
っき層を形成する印刷回路用銅箔の処理方法において、
該粗化処理後コバルトめっき層より耐熱劣化性に優れる
コバルト−ニッケル合金めっき層を形成する場合に、耐
熱剥離性を更に一層改善することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究の結
果、銅箔の表面に銅−コバルト−ニッケル合金めっきに
よる粗化処理後、コバルト−ニッケル合金めっき層を形
成し、更にその上に亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成
することにより、これまでの利点を生かしたまま耐熱剥
離性を一層改善しうることが明らかとなった。この知見
に基づいて、本発明は、印刷回路用銅箔の処理方法にお
いて、銅箔の表面に銅−コバルト−ニッケル合金めっき
による粗化処理後、コバルト−ニッケル合金めっき層を
形成し、更に亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成するこ
とを特徴とする印刷回路用銅箔の処理方法を提供するも
のである。好ましくは、前記亜鉛−ニッケル合金めっき
層を形成した後に、クロム酸化物の単独皮膜処理或いは
クロム酸化物と亜鉛及び(又は)亜鉛酸化物との混合皮
膜処理を代表とする防錆処理が施される。
【0011】特定的には、印刷回路用銅箔の処理方法に
おいて、銅箔の表面に付着量が15〜40mg/dm2
銅−100〜3000μg/dm2 、好ましくは200
0〜3000μg/dm2 コバルト−100〜500μ
g/dm2 、好ましくは200〜400μg/dm2
ッケルであるような銅−コバルト−ニッケル合金めっき
による粗化処理後、付着量が200〜3000μg/d
2 、好ましくは500〜3000μg/dm2 コバル
ト−100〜700μg/dm2 、好ましくは300〜
700μg/dm2 ニッケルのコバルト−ニッケル合金
めっき層を形成し、更に付着量が10〜200μg/d
2 、好ましくは40〜180μg/dm2 亜鉛−60
〜200μg/dm2 、好ましくは80〜200μg/
dm2 ニッケルの亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成す
る。望ましくは、粗化処理の銅−コバルト−ニッケル合
金めっき層とその上のコバルト−ニッケル合金めっき層
及び亜鉛−ニッケル合金めっき層において、コバルトの
合計付着量が300〜5000μg/dm2 、好ましく
は2500〜5000μg/dm2 そしてニッケルの合
計付着量が260〜1000μg/dm2 、好ましくは
580〜1000μg/dm2 とされる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において使用する銅箔は、
電解銅箔或いは圧延銅箔いずれでも良い。通常、銅箔
の、樹脂基材と接着する面即ち粗化面には積層後の銅箔
の引き剥し強さを向上させることを目的として、脱脂後
の銅箔の表面にふしこぶ状の電着を行なう粗化処理が施
される。電解銅箔は製造時点で凹凸を有しているが、粗
化処理により電解銅箔の凸部を増強して凹凸を一層大き
くする。本発明においては、この粗化処理は銅−コバル
ト−ニッケル合金めっきにより行なわれる。粗化前の前
処理として通常の銅めっき等がそして粗化後の仕上げ処
理として電着物の脱落を防止するために通常の銅めっき
等が行なわれることもある。圧延銅箔と電解銅箔とでは
処理の内容を幾分異にすることもある。本発明において
は、こうした前処理及び仕上げ処理をも含め、銅箔粗化
と関連する公知の処理を必要に応じて含め、総称して粗
化処理と云うものとする。
【0013】本発明における粗化処理としての銅−コバ
ルト−ニッケル合金めっきは、電解めっきにより、付着
量が15〜40mg/dm2 銅−100〜3000μg
/dm2 コバルト−100〜500μg/dm2 ニッケ
ルであるような3元系合金層を形成するように実施され
る。Co付着量が100μg/dm2 未満では、耐熱性
が悪化し、エッチング性が悪くなる。Co付着量が30
00μg/dm2 を超えると、磁性の影響を考慮せねば
ならない場合には好ましくなく、エッチングシミが生
じ、また、耐酸性及び耐薬品性の悪化が考慮されうる。
Ni付着量が100μg/dm2 未満であると、耐熱性
が悪くなる。他方、Ni付着量が500μg/dm2
超えると、エッチング性が低下する。すなわち、エッチ
ング残ができたり、エッチングできないというレベルで
はないが、ファインパターン化が難しくなる。好ましい
Co付着量は2000〜3000μg/dm2 でありそ
して好ましいニッケル付着量は200〜400μg/d
2 である。ここで、エッチングシミとは、塩化銅でエ
ッチングした場合、Coが溶解せずに残ってしまうこと
を意味しそしてエッチング残とは塩化アンモニウムでア
ルカリエッチングした場合、Niが溶解せずに残ってし
まうことを意味するものである。
【0014】こうした3元系銅−コバルト−ニッケル合
金めっきを形成するための一般的浴及びめっき条件は次
の通りである: (銅−コバルト−ニッケル合金めっき) Cu:10〜20g/リットル Co:1〜10g/リットル Ni:1〜10g/リットル pH:1〜4 温度:40〜50℃ 電流密度Dk :20〜30A/dm2 時間:1〜5秒
【0015】本発明は、粗化処理後、粗化面上に付着量
が200〜3000μg/dm2 コバルト−100〜7
00μg/dm2 ニッケルのコバルト−ニッケル合金め
っき層を形成する。この処理は広い意味で一種の防錆処
理とみることができる。このコバルト−ニッケル合金め
っき層は、銅箔と基板の接着強度を実質的に低下させな
い程度に行なう必要がある。コバルト付着量が200μ
g/dm2 未満では、耐熱剥離強度が低下し、耐酸化性
及び耐薬品性が悪化する。また、もう一つの理由とし
て、コバルト量が少ないと処理表面が赤っぽくなってし
まうので好ましくない。コバルト付着量が3000μg
/dm2 を超えると、磁性の影響を考慮せねばならない
場合には好ましくなく、エッチングシミが生じ、また、
耐酸性及び耐薬品性の悪化が考慮される。好ましいコバ
ルト付着量は500〜3000μg/dm2 である。一
方、ニッケル付着量が100μg/dm2 未満では、耐
熱剥離強度が低下し、耐酸化性及び耐薬品性が悪化す
る。ニッケル付着量が700μg/dm2 を超えるとア
ルカリエッチング性が悪くなる。好ましいニッケル付着
量は300〜700μg/dm2 である。
【0016】コバルト−ニッケル合金めっきの条件は次
の通りである: (コバルト−ニッケル合金めっき) Co:1〜20g/リットル Ni:1〜20g/リットル pH:1.5〜3.5 温度:30〜80℃ 電流密度Dk :1.0〜20.0A/dm2 時間:0.5〜4秒
【0017】本発明に従えば、コバルト−ニッケル合金
めっき上に更に、付着量が10〜200μg/dm2
鉛−60〜200μg/dm2 ニッケルの亜鉛−ニッケ
ル合金めっき層を形成する。亜鉛付着量が10μg/d
2 未満では耐熱劣化率改善効果がない。他方、亜鉛付
着量が200μg/dm2 を超えると耐塩酸劣化率が極
端に悪くなる。ニッケル付着量が60μg/dm2 未満
では耐塩酸劣化率が極端に悪くなり、他方、ニッケル付
着量が200μg/dm2 を超えると、エッチング残が
生じる。好ましくは、亜鉛付着量は40〜180μg/
dm2 、特に好ましくは40〜160μg/dm2 とさ
れ、そしてニッケル付着量は好ましくは80〜200μ
g/dm2 とされ、特に好ましくは100〜200μg
/dm2とされる。亜鉛−ニッケル合金めっき条件は次
の通りである: (亜鉛−ニッケル合金めっき) Zn:10〜30g/リットル Ni:1〜10g/リットル pH:3〜4 温度:40〜50℃ 電流密度Dk :0.5〜5A/dm2 時間:1〜3秒
【0018】本発明に従えば、粗化処理としての銅−コ
バルト−ニッケル合金めっき層、コバルト−ニッケル合
金めっき層そして亜鉛−ニッケル合金めっき層が順次形
成されるが、これら層における合計量のコバルト付着量
及びニッケル付着量が重要であることが見いだされた。
理由は定かでないが、3層が一体的に挙動する。コバル
トの合計付着量が300〜5000μg/dm2 であり
そしてニッケルの合計付着量が260〜1000μg/
dm2 とされることが望ましい。コバルトの合計付着量
が300μg/dm2 未満では、耐熱性及び耐薬品性が
低下する。他方コバルトの合計付着量が5000μg/
dm2 を超えると、エッチングシミが生じる。ニッケル
の合計付着量が260μg/dm2 未満では、耐熱性及
び耐薬品性が低下する。ニッケルの合計付着量が100
0μg/dm2 を超えると、エッチング残が生じる。好
ましくは、コバルトの合計付着量は2500〜5000
μg/dm2 であり、そしてニッケルの合計付着量は5
80〜1000μg/dm2 、特に好ましくは600〜
1000μg/dm2 とされる。
【0019】この後、必要に応じ、防錆処理が実施され
る。本発明において好ましい防錆処理は、クロム酸化物
単独の皮膜処理或いはクロム酸化物と亜鉛/亜鉛酸化物
との混合物皮膜処理である。クロム酸化物と亜鉛/亜鉛
酸化物との混合物皮膜処理とは、亜鉛塩または酸化亜鉛
とクロム酸塩とを含むめっき浴を用いて電気めっきによ
り亜鉛または酸化亜鉛とクロム酸化物とより成る亜鉛−
クロム基混合物の防錆層を被覆する処理である。めっき
浴としては、代表的には、K2Cr2O7 、Na2Cr2O7等の重ク
ロム酸塩やCrO3等の少なくとも一種と、水溶性亜鉛塩、
例えばZnO 、ZnSO4 ・7H2O等少なくとも一種と、水酸化
アルカリとの混合水溶液が用いられる。代表的なめっき
浴組成と電解条件例は次の通りである: (クロム防錆処理) K2Cr2O7 (Na2Cr2O7或いはCrO3):2〜10g/リットル NaOH或いはKOH :10〜50g/リットル ZnO 或いはZnSO4 ・7H2O:0.05〜10g/リットル pH:7〜13 浴温:20〜80℃ 電流密度Dk :0.05〜5A/dm2 時間:5〜30秒 アノード:Pt-Ti 板、ステンレス鋼板等 クロム酸化物はクロム量として15μg/dm2 以上そ
して亜鉛は30μg/dm2 以上の被覆量が要求され
る。
【0020】こうして得られた銅箔は、優れた耐熱性剥
離強度、耐酸化性及び耐塩酸性を有し、しかもCuCl
2 エッチング液で150μmピッチ回路巾以下の印刷回
路をエッチングでき、しかもアルカリエッチングも可能
とする。アルカリエッチング液としては、例えば、NH4O
H:6モル/リットル; NH4Cl:5モル/リットル;CuCl2:
2モル/リットル(温度50℃)等の液が知られてい
る。
【0021】更に重要なことは、得られた銅箔は、Cu
−Ni処理の場合と同じく黒色を有していることであ
る。こうした黒色は、位置合わせ精度及び熱吸収率の高
いことの点から重要である。詳しくは、リジッド基板及
びフレキシブル基板を含め印刷回路基板は、ICや抵
抗、コンデンサ等の部品を自動工程で搭載していくが、
その際センサーにより回路を読み取りながらチップマウ
ントを行なっている。このとき、カプトンなどのフィル
ムを通して銅箔処理面での位置合わせを行なうことがあ
る。また、スルーホール形成時の位置決めも同様であ
る。このとき処理面が黒に近い程、光の吸収が良いた
め、位置決めの精度が高くなる。更には、基板を作製す
る際、銅箔とフィルムとを熱を加えながらキュワリング
して接着させることが多い。このとき、遠赤外線、赤外
線等の長波長波を用いることにより加熱する場合、処理
面の色調が黒い方が加熱効率が良くなる。
【0022】最後に、必要に応じ、銅箔と樹脂基板との
接着力の改善を主目的として、防錆層上の少なくとも粗
化面にシランカップリング剤を塗布するシラン処理が施
される。塗布方法は、シランカップリング剤溶液のスプ
レーによる吹付け、コーターでの塗布、浸漬、流しかけ
等いずれでもよい。例えば、特公昭60−15654号
は、銅箔の粗面側にクロメート処理を施した後シランカ
ップリング剤処理を行なうことによって銅箔と樹脂基板
との接着力を改善することを記載している。詳細はこれ
を参照されたい。この後、必要なら、銅箔の延性を改善
する目的で焼鈍処理を施すこともある。
【0023】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を呈示する。圧延
銅箔に下記に示す条件範囲で銅−コバルト−ニッケル合
金めっきによる粗化処理を施して、銅を17mg/dm
2、コバルトを2200μg/dm2 そしてニッケルを
300μg/dm2 付着した後に、水洗し、その上にコ
バルト−ニッケル合金めっき層を形成した。コバルト付
着量800〜1400μg/dm2 そしてニッケル付着
量400〜600μg/dm2 とした。水洗後、コバル
ト−ニッケル合金めっき層上に、亜鉛−ニッケル合金め
っき層若しくは亜鉛めっき層若しくはニッケルめっき層
を形成した。亜鉛付着量は0〜250μg/dm2 そし
てニッケル付着量は0〜300μg/dm2 とした。最
後に防錆処理を行ないそして乾燥した。従って3層での
コバルト合計付着量は3000〜3600μg/dm2
でありそしてニッケル合計付着量700〜1000μg
/dm2 であった。上記粗化処理後のコバルト−ニッケ
ル合金めっきに変えてコバルトめっきを施した場合を比
較例サンプルNo.4(800μg/dm2 )、No.
11(1200μg/dm2 )として用意した。上記粗
化処理後のコバルト−ニッケル合金めっき層上に亜鉛−
ニッケルを付着しない比較例サンプルをNo.15(コ
バルト−ニッケル合金めっきのみ)、No.22((コ
バルト−ニッケル合金めっき)+ニッケルめっき)及び
No.16,19((コバルト−ニッケル合金めっき)
+亜鉛めっき)とした。
【0024】サンプルをガラスクロス基材エポキシ樹脂
板に積層接着し、常態(室温)剥離強度(kg/cm)
を測定し耐熱劣化は180℃×48時間加熱後の剥離強
度の劣化率(%)として示し、そして耐塩酸劣化は18
%塩酸に1時間浸漬した後の剥離強度を0.2mm幅×
10本回路で測定した場合の劣化率(%)として示し
た。アルカリエッチングは下記の液を使用してエッチン
グ状態の目視による観察をした。 (アルカリエッチング液) NH4 OH:6モル/リットル NH4 Cl:5モル/リットル CuCl2 ・2H2 O:2モル/リットル 温度:50℃ エッチングシミは下記の塩化銅−塩酸液を使用してエッ
チング状態の目視による観察をした。 (塩化銅エッチング液) CuCl2 ・2H2 O:200g/リットル HCl:150g/リットル 温度:40℃
【0025】使用した浴組成及びめっき条件は次の通り
であった: [浴組成及びめっき条件] (A)粗化処理(Cu−Co−Ni合金めっき) Cu:15g/リットル Co:8.5g/リットル Ni:8.6g/リットル pH:2.5 温度:38℃ 電流密度Dk :20A/dm2 時間:2秒 銅付着量:17mg/dm2 コバルト付着量:2200μg/dm2 ニッケル付着量:300μg/dm2 (B)防錆処理(Co−Ni合金めっき) Co:4〜7g/リットル Ni:10g/リットル pH:2.5 温度:50℃ 電流密度Dk :8.9〜13.3A/dm2 時間:0.5秒 コバルト付着量:800〜1400μg/dm2 (No.1〜No.3:800μg/dm2 、 No.5〜No.7:1000μg/dm2 、 No.8〜No.10、No.15〜No.29:12
00μg/dm2 、 No.12〜No.14:1400μg/dm2 ) ニッケル付着量:400〜600μg/dm2 (No.15〜No.22:600μg/dm2 、 No.23〜No.29:400μg/dm2 ) (C)耐熱剥離性改善処理(Zn−Ni) Zn:0〜20g/リットル Ni:0〜5g/リットル pH:3.5 温度:40℃ 電流密度Dk :0〜1.7A/dm2 時間:1秒 Zn付着量:0〜250μg/dm2 (No.1〜14:150μg/dm2 ) Ni付着量:0〜300μg/dm2 (No.1〜14:100μg/dm2 ) (D)防錆処理(クロメート) K2 Cr27 (Na2 Cr27 あるいはCrO
3 ):5g/リットル NaOHあるいはKOH:30g/リットル ZnOあるいはZnSO4 ・7H2 O:5g/リットル pH:10 温度:40℃ 電流密度Dk :2A/dm2 時間:10秒 アノード:Pt−Ti板
【0026】
【表1】
【0027】表1において、Co及びNi付着量は次の
合計量として表してある: (A)粗化処理(Cu−Co−Ni) Co:2200μg/dm2 、 Ni:300μg/dm2 (B)防錆処理(Co−Ni) Co:800〜1400μg/dm2 、 Ni:400〜600μg/dm2 (C)耐熱改善処理(Zn−Ni) Zn:0〜250μg/dm2 Ni:0〜300μg/dm2 エッチング残については、No.22においてのみ認め
られ、それ以外は良好であった。エッチングシミについ
ては、いずれのサンプルにおいても認められなかった。
表1より次のことが判る: (1)亜鉛−ニッケル合金めっき処理における亜鉛及び
ニッケル付着量を一定とした場合、コバルト−ニッケル
合金めっき処理におけるコバルト付着量、ニッケル付着
量の増加と共に耐熱劣化率が減少する。なお、コバルト
−ニッケル合金めっき処理をコバルト処理とした場合に
は、耐熱劣化率及び/又は耐塩酸劣化率が悪化する。
(No.1〜No.14) (2)亜鉛−ニッケル合金めっき処理におけるニッケル
付着量を一定とした場合、亜鉛付着量が200μg/d
2 を超えると、耐塩酸劣化率が急激に悪くなる。又、
亜鉛−ニッケル合金めっき処理をしない場合、並びに亜
鉛−ニッケル合金めっき処理をニッケル処理とした場合
には、耐熱劣化率が悪くなる。(No.15〜No.2
2) (3)亜鉛−ニッケル合金めっき処理におけるニッケル
付着量が60μg/dm2 未満、すなわち50μg/d
2 となると耐塩酸劣化率が悪くなる。(No.23〜
No.29) 以上のことより、本発明により、耐熱劣化性を改善する
ことができると共に耐熱劣化率と耐塩酸劣化率の両者の
バランスのとれた特性を持つ印刷回路用銅箔を得ること
ができることが判る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、銅箔の表面に銅−コバルト−
ニッケル合金めっきによる粗化処理後、コバルト−ニッ
ケル合金めっき層を形成する印刷回路用銅箔の処理方法
において、その有益な利点を生かしたまま、耐熱剥離性
を更に一層改善することに成功し、近時の半導体デバイ
スの急激な発展に伴なう処理の高温化並びに印刷回路用
の高密度及び高多層化に対応し得る銅箔の処理方法を提
供する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷回路用銅箔の処理方法において、銅
    箔の表面に銅−コバルト−ニッケル合金めっきによる粗
    化処理後、コバルト−ニッケル合金めっき層を形成し、
    更に亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成することを特徴
    とする印刷回路用銅箔の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成
    した後に防錆処理を施すことを特徴とする請求項1の印
    刷回路用銅箔の処理方法。
  3. 【請求項3】 防錆処理がクロム酸化物の単独皮膜処理
    或いはクロム酸化物と亜鉛及び(又は)亜鉛酸化物との
    混合皮膜処理であることを特徴とする請求項2の印刷回
    路用銅箔の処理方法。
  4. 【請求項4】 印刷回路用銅箔の処理方法において、銅
    箔の表面に付着量が15〜40mg/dm2 銅−100
    〜3000μg/dm2 コバルト−100〜500μg
    /dm2 ニッケルの銅−コバルト−ニッケル合金めっき
    による粗化処理後、付着量が200〜3000μg/d
    2 コバルト−100〜700μg/dm2 ニッケルの
    コバルト−ニッケル合金めっき層を形成し、更に付着量
    が10〜200μg/dm2 亜鉛−60〜200μg/
    dm2 ニッケルの亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項の印刷回
    路用銅箔の処理方法。
  5. 【請求項5】 コバルトの合計付着量が300〜500
    0μg/dm2 でありそしてニッケルの合計付着量が2
    60〜1000μg/dm2 である請求項4の印刷回路
    用銅箔の処理方法。
  6. 【請求項6】 印刷回路用銅箔の処理方法において、銅
    箔の表面に付着量が15〜40mg/dm2 銅−200
    0〜3000μg/dm2 コバルト−200〜400μ
    g/dm2 ニッケルの銅−コバルト−ニッケル合金めっ
    きによる粗化処理後、付着量が500〜3000μg/
    dm2 コバルト−300〜700μg/dm2 ニッケル
    のコバルトーニッケル合金めっき層を形成し、更に付着
    量が40〜180μg/dm2 亜鉛−80〜200μg
    /dm2 ニッケルの亜鉛−ニッケル合金めっき層を形成
    することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項の印刷
    回路用銅箔の処理方法。
  7. 【請求項7】 コバルトの合計付着量が2500〜50
    00μg/dm2 でありそしてニッケルの合計付着量が
    580〜1000μg/dm2 である請求項6の印刷回
    路用銅箔の処理方法。
JP7273715A 1995-09-28 1995-09-28 印刷回路用銅箔の処理方法 Expired - Lifetime JP2849059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273715A JP2849059B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 印刷回路用銅箔の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273715A JP2849059B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 印刷回路用銅箔の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0987889A true JPH0987889A (ja) 1997-03-31
JP2849059B2 JP2849059B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=17531556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7273715A Expired - Lifetime JP2849059B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 印刷回路用銅箔の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2849059B2 (ja)

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1448035A1 (en) * 2003-02-17 2004-08-18 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd. Chip-on-film use copper foil
JP2005206915A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Fukuda Metal Foil & Powder Co Ltd プリント配線板用銅箔及びその製造方法
US6989199B2 (en) * 2001-08-06 2006-01-24 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Copper foil for printed-wiring board and copper-clad laminate using copper foil for printed-wiring board
EP1452627A3 (en) * 2003-02-27 2006-02-08 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd. Electromagnetic shielding copper foil, method of production thereof and electromagnetic shield
WO2009041292A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. 印刷回路用銅箔及び銅張積層板
WO2010061736A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 日鉱金属株式会社 印刷回路用銅箔
CN102265712A (zh) * 2008-12-26 2011-11-30 吉坤日矿日石金属株式会社 电子电路的形成方法
CN102265710A (zh) * 2008-12-26 2011-11-30 吉坤日矿日石金属株式会社 电子电路用的压延铜箔或电解铜箔及使用它们形成电子电路的方法
EP2444530A1 (en) * 2009-06-19 2012-04-25 JX Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil and a method for producing same
WO2012132577A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
US20130011690A1 (en) * 2010-05-07 2013-01-10 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper Foil for Printed Circuit
WO2013108414A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 Jx日鉱日石金属株式会社 銅張積層板用表面処理銅箔及びそれを用いた銅張積層板
WO2013108415A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 Jx日鉱日石金属株式会社 銅張積層板用表面処理銅箔及びそれを用いた銅張積層板
WO2013176133A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板を製造する方法
JP5362922B1 (ja) * 2012-10-12 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362923B1 (ja) * 2012-10-12 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362898B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板並びに銅張積層板
JP5362924B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362899B1 (ja) * 2012-09-10 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362921B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014038717A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014038718A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、銅張積層板、プリント配線板並びに電子機器
WO2014038716A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014073694A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、銅張積層板、プリント配線板並びに電子機器
WO2014073696A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP2014111277A (ja) * 2012-11-06 2014-06-19 Jx Nippon Mining & Metals Corp 圧延銅箔、表面処理銅箔及び積層板
CN104002515A (zh) * 2013-02-25 2014-08-27 南亚塑胶工业股份有限公司 复合式双面黑色铜箔及其制造方法
JP2015024515A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 Jx日鉱日石金属株式会社 キャリア付銅箔及びそれを用いた銅張積層板
CN104364426A (zh) * 2012-06-11 2015-02-18 Jx日矿日石金属株式会社 表面处理铜箔及使用其的积层板、印刷配线板、电子机器、以及印刷配线板的制造方法
US9049795B2 (en) 2011-03-25 2015-06-02 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Rolled copper or copper-alloy foil provided with roughened surface
US9060431B2 (en) 2011-06-07 2015-06-16 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Liquid crystal polymer copper-clad laminate and copper foil used for said laminate
WO2015087941A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
WO2015087942A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
JP2017053034A (ja) * 2012-09-28 2017-03-16 Jx金属株式会社 キャリア付銅箔及びキャリア付き銅箔を用いた銅張積層板
CN111971421A (zh) * 2018-04-27 2020-11-20 Jx金属株式会社 表面处理铜箔、覆铜积层板及印刷配线板
US10900105B2 (en) 2012-05-31 2021-01-26 Arcelormittal Low-density hot-or cold-rolled steel, method for implementing same and use thereof

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5475897B1 (ja) 2012-05-11 2014-04-16 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、銅箔、プリント配線板、電子機器、並びに、プリント配線板の製造方法
JP5885790B2 (ja) 2013-08-20 2016-03-15 Jx金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、キャリア付銅箔、プリント配線板、電子機器、電子機器の製造方法、並びに、プリント配線板の製造方法
JP6497881B2 (ja) 2013-10-04 2019-04-10 Jx金属株式会社 圧延銅箔、それを用いた銅張積層板、プリント配線板、電子機器、回路接続部材の製造方法及び回路接続部材
JP2018090906A (ja) 2016-12-06 2018-06-14 Jx金属株式会社 表面処理銅箔、キャリア付銅箔、積層体、プリント配線板の製造方法及び電子機器の製造方法
JP2018172782A (ja) 2017-03-31 2018-11-08 Jx金属株式会社 表面処理銅箔、樹脂層付き表面処理銅箔、キャリア付銅箔、積層体、プリント配線板の製造方法及び電子機器の製造方法
JP7356209B2 (ja) 2017-03-31 2023-10-04 Jx金属株式会社 表面処理銅箔、樹脂層付き表面処理銅箔、キャリア付銅箔、積層体、プリント配線板の製造方法及び電子機器の製造方法
CN109208040B (zh) * 2018-11-02 2021-03-30 山东金盛源电子材料有限公司 一种用于制备低粗糙度电解铜箔的复合添加剂

Cited By (79)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989199B2 (en) * 2001-08-06 2006-01-24 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Copper foil for printed-wiring board and copper-clad laminate using copper foil for printed-wiring board
US6939622B2 (en) 2003-02-17 2005-09-06 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd Chip-on-film use copper foil
CN100359994C (zh) * 2003-02-17 2008-01-02 古河电路铜箔株式会社 膜上芯片用铜箔
EP1448035A1 (en) * 2003-02-17 2004-08-18 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd. Chip-on-film use copper foil
US7569282B2 (en) 2003-02-27 2009-08-04 The Furukawa Electric Co., Ltd. Electromagnetic shielding copper foil, method of production thereof and electromagnetic shield
EP1452627A3 (en) * 2003-02-27 2006-02-08 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd. Electromagnetic shielding copper foil, method of production thereof and electromagnetic shield
US7476449B2 (en) 2003-02-27 2009-01-13 Furukawa Circuit Foil Co., Ltd. Electromagnetic shielding copper foil, method of production thereof and electromagnetic shield
JP2005206915A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Fukuda Metal Foil & Powder Co Ltd プリント配線板用銅箔及びその製造方法
KR101228168B1 (ko) * 2007-09-28 2013-01-30 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 인쇄 회로용 동박 및 동장 적층판
JP5512273B2 (ja) * 2007-09-28 2014-06-04 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔及び銅張積層板
US20100212941A1 (en) * 2007-09-28 2010-08-26 Nippon Mining And Metals Co., Ltd. Copper Foil for Printed Circuit and Copper-Clad Laminate
WO2009041292A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. 印刷回路用銅箔及び銅張積層板
CN103266335A (zh) * 2007-09-28 2013-08-28 Jx日矿日石金属株式会社 印刷电路用铜箔及覆铜箔层压板
JP2014132118A (ja) * 2007-09-28 2014-07-17 Jx Nippon Mining & Metals Corp 印刷回路用銅箔及び銅張積層板
US8642893B2 (en) 2007-09-28 2014-02-04 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil for printed circuit and copper-clad laminate
TWI463926B (zh) * 2007-09-28 2014-12-01 Jx Nippon Mining & Metals Corp Copper foil and copper clad laminate for printed circuit
JP2015193933A (ja) * 2007-09-28 2015-11-05 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔及び銅張積層板
JPWO2010061736A1 (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
KR101288641B1 (ko) * 2008-11-25 2013-07-22 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 인쇄 회로용 동박
WO2010061736A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 日鉱金属株式会社 印刷回路用銅箔
US8524378B2 (en) 2008-11-25 2013-09-03 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil for printed circuit
JP2013174017A (ja) * 2008-11-25 2013-09-05 Jx Nippon Mining & Metals Corp 印刷回路用銅箔
JP5318886B2 (ja) * 2008-11-25 2013-10-16 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
CN102265710A (zh) * 2008-12-26 2011-11-30 吉坤日矿日石金属株式会社 电子电路用的压延铜箔或电解铜箔及使用它们形成电子电路的方法
CN102265712A (zh) * 2008-12-26 2011-11-30 吉坤日矿日石金属株式会社 电子电路的形成方法
EP2444530A4 (en) * 2009-06-19 2013-01-02 Jx Nippon Mining & Metals Corp COPPER FOIL AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
EP2444530A1 (en) * 2009-06-19 2012-04-25 JX Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil and a method for producing same
US9580829B2 (en) * 2010-05-07 2017-02-28 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil for printed circuit
US20130011690A1 (en) * 2010-05-07 2013-01-10 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper Foil for Printed Circuit
US10472728B2 (en) 2010-05-07 2019-11-12 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Copper foil for printed circuit
US9049795B2 (en) 2011-03-25 2015-06-02 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Rolled copper or copper-alloy foil provided with roughened surface
JP5676749B2 (ja) * 2011-03-30 2015-02-25 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
CN103443335A (zh) * 2011-03-30 2013-12-11 吉坤日矿日石金属株式会社 印刷电路用铜箔
JP2015034351A (ja) * 2011-03-30 2015-02-19 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
KR20150119489A (ko) 2011-03-30 2015-10-23 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 인쇄 회로용 동박
WO2012132577A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 Jx日鉱日石金属株式会社 印刷回路用銅箔
US9060431B2 (en) 2011-06-07 2015-06-16 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Liquid crystal polymer copper-clad laminate and copper foil used for said laminate
WO2013108415A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 Jx日鉱日石金属株式会社 銅張積層板用表面処理銅箔及びそれを用いた銅張積層板
JPWO2013108415A1 (ja) * 2012-01-18 2015-05-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた銅張積層板
WO2013108414A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 Jx日鉱日石金属株式会社 銅張積層板用表面処理銅箔及びそれを用いた銅張積層板
WO2013176133A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板を製造する方法
JPWO2013176133A1 (ja) * 2012-05-21 2016-01-14 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板を製造する方法
US10900105B2 (en) 2012-05-31 2021-01-26 Arcelormittal Low-density hot-or cold-rolled steel, method for implementing same and use thereof
CN104364426A (zh) * 2012-06-11 2015-02-18 Jx日矿日石金属株式会社 表面处理铜箔及使用其的积层板、印刷配线板、电子机器、以及印刷配线板的制造方法
JP5855259B2 (ja) * 2012-09-10 2016-02-09 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014038718A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、銅張積層板、プリント配線板並びに電子機器
WO2014038717A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014038716A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362899B1 (ja) * 2012-09-10 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
KR20170077280A (ko) 2012-09-28 2017-07-05 제이엑스금속주식회사 캐리어 부착 동박 및 캐리어 부착 동박을 사용한 구리 피복 적층판
JP2017053034A (ja) * 2012-09-28 2017-03-16 Jx金属株式会社 キャリア付銅箔及びキャリア付き銅箔を用いた銅張積層板
JP5362922B1 (ja) * 2012-10-12 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362923B1 (ja) * 2012-10-12 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP2014111277A (ja) * 2012-11-06 2014-06-19 Jx Nippon Mining & Metals Corp 圧延銅箔、表面処理銅箔及び積層板
WO2014073693A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362924B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
JP5362898B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板並びに銅張積層板
CN104769165A (zh) * 2012-11-09 2015-07-08 Jx日矿日石金属株式会社 表面处理铜箔及使用其的积层板、覆铜积层板、印刷配线板以及电子机器
CN104781451A (zh) * 2012-11-09 2015-07-15 Jx日矿日石金属株式会社 表面处理铜箔及使用其的积层板
WO2014073694A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、銅張積層板、プリント配線板並びに電子機器
US9504149B2 (en) 2012-11-09 2016-11-22 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Surface treated copper foil and laminate using the same
WO2014073695A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
CN107249263A (zh) * 2012-11-09 2017-10-13 Jx日矿日石金属株式会社 表面处理铜箔及使用了它的层叠板
US9232650B2 (en) 2012-11-09 2016-01-05 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Surface treated copper foil and laminate using the same
WO2014073696A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
WO2014073692A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板、プリント配線板並びに銅張積層板
US9730332B2 (en) 2012-11-09 2017-08-08 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Surface treated copper foil and laminate using the same, printed wiring board, and copper clad laminate
JP5362921B1 (ja) * 2012-11-09 2013-12-11 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔及びそれを用いた積層板
CN104002515A (zh) * 2013-02-25 2014-08-27 南亚塑胶工业股份有限公司 复合式双面黑色铜箔及其制造方法
JP2015024515A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 Jx日鉱日石金属株式会社 キャリア付銅箔及びそれを用いた銅張積層板
JP5819571B1 (ja) * 2013-12-10 2015-11-24 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
TWI574589B (zh) * 2013-12-10 2017-03-11 Jx Nippon Mining & Metals Corp Manufacturing method of surface-treated copper foil, copper-clad laminate, printed wiring board, electronic machine and printed wiring board
TWI573500B (zh) * 2013-12-10 2017-03-01 Jx Nippon Mining & Metals Corp Manufacturing method of surface-treated copper foil, copper-clad laminate, printed wiring board, electronic machine and printed wiring board
CN105980609A (zh) * 2013-12-10 2016-09-28 Jx金属株式会社 表面处理铜箔、覆铜积层板、印刷配线板、电子机器及印刷配线板的制造方法
CN105814242A (zh) * 2013-12-10 2016-07-27 Jx金属株式会社 表面处理铜箔、覆铜积层板、印刷配线板、电子机器及印刷配线板的制造方法
JP5819569B1 (ja) * 2013-12-10 2015-11-24 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
WO2015087941A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
WO2015087942A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 Jx日鉱日石金属株式会社 表面処理銅箔、銅張積層板、プリント配線板、電子機器及びプリント配線板の製造方法
CN111971421A (zh) * 2018-04-27 2020-11-20 Jx金属株式会社 表面处理铜箔、覆铜积层板及印刷配线板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2849059B2 (ja) 1999-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2849059B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
KR101228168B1 (ko) 인쇄 회로용 동박 및 동장 적층판
JPH0787270B2 (ja) 印刷回路用銅箔及びその製造方法
JP3295308B2 (ja) 電解銅箔
JP4172704B2 (ja) 表面処理銅箔およびそれを使用した基板
EP0396056A2 (en) Treatment of copper foil for printed circuits
JP5913356B2 (ja) 印刷回路用銅箔
JPWO2011078077A1 (ja) 表面処理銅箔
JPH0654831B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JP6205269B2 (ja) 印刷回路用銅箔、銅張積層板、プリント配線板、印刷回路板及び電子機器
JPH0650794B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JP2517503B2 (ja) 印刷回路用銅箔の表面処理方法
JP4941204B2 (ja) プリント配線板用銅箔及びその表面処理方法
JP3367805B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JPH06169168A (ja) 印刷回路用銅箔及びその製造方法
JP2875187B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JP2875186B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JPH0654829B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JPH05167243A (ja) 印刷回路用銅箔の表面処理方法
JP3113445B2 (ja) 印刷回路用銅箔及びその製造方法
JPH0654830B2 (ja) 印刷回路用銅箔の処理方法
JPH0774464A (ja) 印刷回路用銅箔及びその製造方法
JPS6058698A (ja) 印刷回路用銅箔とその製造方法
JPH06169170A (ja) 印刷回路用銅箔及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980929

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081106

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081106

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091106

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091106

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101106

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101106

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101106

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111106

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111106

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term