JPH0984834A - 車椅子におけるフットレスト - Google Patents

車椅子におけるフットレスト

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JPH0984834A
JPH0984834A JP7247826A JP24782695A JPH0984834A JP H0984834 A JPH0984834 A JP H0984834A JP 7247826 A JP7247826 A JP 7247826A JP 24782695 A JP24782695 A JP 24782695A JP H0984834 A JPH0984834 A JP H0984834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
pipe
wheelchair
foot rest
foot
Prior art date
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Pending
Application number
JP7247826A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Furukawa
久四 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Medical Industries Co Ltd
Original Assignee
Nissin Medical Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Medical Industries Co Ltd filed Critical Nissin Medical Industries Co Ltd
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Publication of JPH0984834A publication Critical patent/JPH0984834A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の乗降の際、極めて簡単に操作でき、
スペースの取らない車椅子のフットレストを提供するこ
と。 【解決手段】 フットレスト1はフットレストパイプ2
と、足載台3を備えて構成されている。垂直方向に立設
されるフットレストパイプ2の下部にフットレストパイ
プ2に対して外側に略45度傾斜して軸受け部4が形成
されている。また、足載台3には足載台3の側端面に、
足載台3に対して外側に略45度傾斜してコ字状の保持
部5が形成されている。そして、保持部5は軸受け部4
の両端面で軸6を介して嵌着されている。そして、足載
台3がフットレストパイプ2に対して、水平位置からフ
ットレストパイプ2の外側に垂直位置に配設されるよう
に回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車椅子に関し、
さらに詳しくは、回動可能な足載台を有する車椅子のフ
ットレストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病身者、障害者のための車椅子は
各種提案され、それぞれ多用されている。特に、車椅子
のフットレストに関しては、病身者、障害者の乗降の
際、その操作に手間が掛かったり、介護者の邪魔になっ
たりするため工夫がなされている。図7〜8に示される
車椅子は従来の車椅子の1例であり、サイドフレーム3
0は前後方向に延びる上サイドパイプ31、下サイドパ
イプ32と、前方で上下に配設されるジョイント33、
34を介して垂直方向に配設されたジョイントパイプ3
5とを備えている。また、ジョイントパイプ35の下方
にはジョイント34を介して前車輪36が取りつけら
れ、サイドフレーム30の前方には、ジョイント33、
34を中心にフットレスト37が回動可能に支持されて
いる。また、サイドフレーム30の後方には背フレーム
38が配設され、背フレーム38に後車輪39が取りつ
けられている。
【0003】また、フットレスト37の開閉時にワンタ
ッチで操作できるロック装置がフットレスト37に取り
つけられている。
【0004】そして、上記のように構成された車椅子の
フットレスト37を、ロック装置を外した後、上下に配
設されるジョイント33、34を中心にジョイントパイ
プ35の外側に回動すると、車椅子を使用する病身者、
あるいは障害者の前方部が広くなり、乗降しやすくな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の車椅子
においては、フットレストはサイドフレーム30のジョ
イント33、34を中心に、サイドフレーム30の外側
に回動するため、車椅子の使用者の前方に広いスペース
ができ、乗降時には乗降しやすいが、フットレストその
ものが図8に示されるように、サイドフレーム30の両
側に位置されるため、介護者が介護する時に邪魔になっ
たりする。また、フットレスト37の開閉時、フットレ
スト37とサイドフレーム30とのロックをしなければ
ならない。このロックはワンタッチで操作できるもの
の、ロックをするという煩わしさが残る。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、使用者の乗降の際に、極めて簡単に操作でき、ス
ペースの取らない車椅子のフットレストを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる車椅
子のフットレストでは、車椅子の前方に配設されるフッ
トレストであって、前記フットレストが、フットレスト
パイプと足載台を備えて構成され、前記足載台が前記フ
ットレストパイプに対して、前記車椅子の正面水平方向
から前記フットレストパイプの外側面垂直方向に回動可
能に配設されるものである。
【0008】また、前記フットレストパイプが、前記フ
ットレストパイプの下部において、水平方向に対してほ
ぼ45度の角度で、前記足載台に回動可能に軸支されて
いるものであれば、なお好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0010】図1はフットレスト1の斜視図であり。図
2は平面図、図3は正面図を示す。
【0011】フットレスト1は垂直方向に立設されるフ
ットレストパイプ2と、水平方向と垂直方向に回動可能
な足載台3を備えている。フットレストパイプ2には下
部に、フットレストパイプ2に対して、外側に略45度
傾斜して円筒状に形成される軸受け部4が配設されてい
る。また、足載台3はパイプで外周枠を形成し中央に補
強用のパイプを連結して上面に板を取りつけている。そ
して、足載台3には足載台3の側端面に、足載台3に対
して外側に約45度傾斜して形成されるコ字状の保持部
5が配設され、保持部5は軸受け部4の両端面で軸6を
介して嵌着される。そして車椅子に固定されるフットレ
ストパイプ2に対して、図4に示されるように、足載台
3が水平位置からフットレストパイプ2の外側に垂直位
置に配置されるように、軸6を中心に回動する。
【0012】フットレストは車椅子に左右1対配設され
るので、上記のフットレスト1は左右対称のものがそれ
ぞれ配設されることになる。
【0013】次に、このフットレストを車椅子に使用す
る形態を、図5〜6により説明する。なお、、以下の説
明の中で、「左右」というのは、使用者の座位におい
て、つまり図6における左右方向を言うものである。
【0014】車椅子10は、主に背部11と、座席部1
2と、ベース部13と、フットレスト1を含む足掛け部
14とを備えて構成され、リクライニングができるよう
になっている。
【0015】背部11は、左右両側に配設される背部パ
イプ15を上端で連結する手持ちパイプ16とリクライ
ニング用パイプ17を有し、背部11の全面に背もたれ
シートが掛けられている。また、車椅子1のブレーキを
操作するブレーキレバー及び、リクライニング操作する
リクライニングレバーを備え、介護者が簡単にブレーキ
操作、リクライニング操作できるように構成されてい
る。
【0016】座席部12は、左右両側に配設され上部両
かどがアール状に形成されるサイドパイプ18と、サイ
ドパイプ18の下端に固着される座パイプ19と、左右
のサイドパイプを連結する連結パイプを有し、座部全面
に座席シートが掛けられる。また、左右のサイドパイプ
18及び座パイプ19の中央部には上方に向かって身体
を支えるパットが取りつけられ、座パイプ19の中央部
には下側に向かってベース部13が連結される支持板2
0が配設される。そして、サイドパイプ18と背部パイ
プ15がジョイントにより連結される。
【0017】ベース部13は、左右それぞれの支持板2
0に支持される支持部を中心に、前方、後方に下方に向
かって傾斜して形成される第1レッグパイプ21と、第
1レッグパイプ21が前方で下方に屈折される部分から
後方に延設される第2レッグパイプ22とを有し、第1
レッグパイプ21の前方部下端に前車輪23が取りつけ
られ、第2レッグパイプ22の後部には後車輪24が取
りつけられる。そして、左右の第2レッグパイプ22、
22を連結する連結パイプが第2レッグパイプ22の前
後方向に各1本づつ連結される。
【0018】足掛け部14はサイドパイプ18の前方に
取りつけられるジョイントを介して前パイプ26が配設
され、前パイプ26の内部にフットレストパイプ2が嵌
合するように取りつけられる。
【0019】次に、このように構成された車椅子の作用
について説明する。この車椅子を使用する場合は、病身
者や障害者等の使用者が比較的重傷者が使用することが
多いため、特に、介護者がブレーキ操作、リクライニン
グ操作、足載台の開閉操作を行う必要がある。
【0020】使用者が車椅子10に乗って走行する場
合、左右のフットレスト1の足載台3は、図5のA位置
のように、前方に開いて水平方向に配置され、病身者や
障害者の足を支えている。
【0021】車椅子10を停止して、使用者が乗降する
場合や、リクライニング操作して車椅子の背部を後方に
倒し、リクライニングする場合には、足載台3をフット
レストパイプ2に対して外側に回動する。足載台3はフ
ットレストパイプ2に対して45度方向に回動するよう
に構成されているため、足載台3を回動した後は、図5
のBの位置及び図6に示されるように、フットレストパ
イプ2の両わきに、縦方向に垂直に収納される。そのた
め、介護者が足載台3の開閉操作を行なう際に、足を引
っ掛けることもなく邪魔にならない。
【0022】なお、本実施の形態においては、フットレ
スト1を車椅子10に使用したものであるが、本実施の
形態に限るものではなく、いかなる車椅子においても使
用できるものである。また、軸受け部4を足載台3に、
保持部5をフットレストパイプ2に形成することも可能
である。
【0023】
【発明の効果】上述のように本発明においては、車椅子
のフットレストにおいて、フットレストパイプに対し
て、足載台が車椅子の正面水平方向からフットレストの
外側面に垂直方向に配設されるように、回動可能に構成
されているため、収納時における足載台のスペースをと
らない。そのため、介護者が足載台の開閉操作をする
際、操作の邪魔にならず簡単に安心して操作を行なうこ
とができる。また、ロック操作の必要もないのでロック
する煩わしさもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1実施の形態のフットレストの斜
視図
【図2】同平面図
【図3】同正面図
【図4】図3における足載台をフットレストパイプの外
側面に回動した状態を示す図
【図5】図1のフットレストを使用した車椅子の正面全
体図
【図6】図5における車椅子のフットレストを収納した
時の状態を示す側面図
【図7】従来の車椅子の全体を示す正面図
【図8】従来の車椅子のフットレストを開いた時の状態
を示す側面図
【符号の説明】
1…フットレスト 2…フットレストパイプ 3…足載台 4…軸受け部 5…保持部 6…軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子の前方に配設されるフットレスト
    であって、前記フットレストが、フットレストパイプと
    足載台を備えて構成され、前記足載台が前記フットレス
    トパイプに対して、前記車椅子の正面水平方向から前記
    フットレストパイプの外側面垂直方向に回動可能に配設
    されることを特徴とする車椅子におけるフットレスト。
  2. 【請求項2】 前記フットレストパイプが、前記フット
    レストパイプの下部において、水平方向に対してほぼ4
    5度の角度で、前記足載台に回動可能に軸支されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車椅子におけるフット
    レスト。
JP7247826A 1995-09-26 1995-09-26 車椅子におけるフットレスト Pending JPH0984834A (ja)

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JP7247826A JPH0984834A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 車椅子におけるフットレスト

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JP7247826A JPH0984834A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 車椅子におけるフットレスト

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013443A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Iura Co Ltd 立ち上がり介助装置
WO2017171450A1 (ko) * 2016-03-31 2017-10-05 유영배 휠체어용 발받침 장치 및 안전 장치
KR20200066912A (ko) * 2018-12-03 2020-06-11 유승현 재활 운동이 가능한 휠체어용 발받침

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