JP2009039529A - 楽々移乗車椅子 - Google Patents

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Hiroshi Takei
啓 武井
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Abstract

【課題】身体障害者や高齢者などの車椅子使用者が、車椅子から安全かつ容易にベッドやトイレ移乗できるようにした、楽々移乗車椅子を提供する。
【解決手段】両側に走行車輪を軸支し、着座用のシート1を設けた車椅子において、前記したシートがスライド機構5と倒れ防止補助輪4によって後方にスライドする。車椅子の背もたれ2が背もたれ開閉機構3により起立状態から後方に倒れ、スライド機構により後方にスライドしてきた着座用のシートの下部に収まることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、老人や身体障害者等の車椅子使用者がベッドやトイレなどに容易に移乗出来る車椅子に関するものである。
従来、老人や身体障害者等の車椅子使用者は、ベッドなどから移乗するとき、車椅子の前側・側方から移乗していた。
特開2002−360639号公報
発明が解決しょうとする課題
そのために、次のような問題点があった。
(イ) 一般の車椅子は開放側である前側から、車椅子に対して後向きの状態で移乗しなければならなかった。そのため、下肢が不自由な人は,付添い人の介護を必要としていた。
(ロ) 側方から移乗できる車椅子はあるが、手すりと車輪を移動させなくてはならず、構造も複雑で高価であった。
(ハ) 老人や身体障害者などの足腰の衰えた人を車椅子へ移乗させる時、付添い人が身体を支えなくてはならない為、付添い人の負担は重く、付添い人の健康にも影響が出て社会問題化していた。
課題を解決するための手段
この課題を解決するための請求項1の発明は、車椅子の着座用のシートがスライド機構により前後にスライドすることを特徴とする車椅子である。車椅子の着座用のシートが後方にスライドすることにより、着座用のシートが走行車輪後部と垂直の位置になり、ベッドやトイレに最接近する。車椅子使用者は、座ったままの姿勢で腕の力と足こぎでベッドやトイレに接近し、わずかな力でベッドやトイレに楽々移乗できる。
請求項2の発明によれば、車椅子の背もたれが背もたれ開閉機構により起立状態から後方に倒れ、スライド機構により後方にスライドしてきた着座用のシートの下部に収まることができる。これにより着座用のシートがベッドやトイレに最接近し、車椅子使用者がベッドやトイレに楽々移乗できる。
請求項3の発明によれば、車椅子の着座用のシートの後部に固定された倒れ防止補助輪が着座用のシートのスライドに同調し、走行車輪の後部と垂直の位置に来ることができる。このため車椅子使用者は後方に倒れることなく、安全にベッドやトイレに楽々移乗できる。
請求項4の発明は、倒れ防止補助輪が、通常は左右走行車輪のタイヤと地面の設置面の真横内側、すなわち軸心間に位置していることを特徴とする。このため、通常使用時の車椅子の動き(段差などを乗り越える為に車椅子本体をスイングする)などの妨げにならない。倒れ防止補助輪の下部にはキャスターが取り付けられ、スムースかつ安全にスライドする。
発明の効果
本発明により車椅子使用者は、着座用のシートを後方にスライドさせてベッドやトイレに最接近した位置から移乗する。逆にベッド等から車椅子に移乗する時は、車椅子を引き寄せ、前記の逆の動きで移乗する。着座用のシートのスライド時に、腕と足こぎの力を使えるため、付添い人の支えがなくても自らの力で車椅子に楽々前進移乗・後進移乗を可能にする。構造も簡単であるため安価である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の車椅子の側面図である。通常の車椅子に比すると背もたれと開閉機構(3)とスライド機構(5)と倒れ防止補助輪(4)が設けられている。
図2は、車椅子の背もたれ部(2)が背もたれ開閉機構(3)により後方に倒れ、その上方を着座用のシート(1)が前後にスライドした状態を示す車椅子の側面図である。同図に示すように、背もたれ部(2)が後方に倒れ、その上方において着座用のシート(1)がスライド機構(5)により後方にスライドしている。背もたれ部(2)は、着座用のシート(1)の下に位置する。この時、着座用のシート(1)の後部に固定された倒れ防止補助輪(4)も着座用のシート(1)のスライドに同調し、後方に突出している。これにより車椅子使用者は、ベッド(8)やトイレに最接近し、楽々移乗できる。この倒れ防止補助輪(4)は、通常は、左右走行車輪のタイヤと地面の設置面の真横内側に設置されている。すなわち図4−1の平面視のごとく、走行車輪(7)も倒れ防止補助輪(4)も同一回転中心をもって回転できるので、通常の車椅子走行時と同様に移動できる。
図3は、着座用のシート(1)が後方にスライドした際の車椅子の俯瞰図である。このように着座用のシート(1)が後方にスライドし、それまでの着座用のシート(1)の位置に空間が出来、結果、着座用のシート(1)を後方に移動させる力、足こぎが使えるので、自らの力でスライドし、動力など他の力を必要としない。
図4は、倒れ防止補助輪(4)が日常の車椅子の動きに支障を生じないことを説明した側面図である。このように車椅子がスイングした状況でも、倒れ防止補助輪(4)が支障とならない。図4−1は、走行車輪(7)と倒れ防止補助輪(4)の位置関係を真上から見た図である。走行車輪(7)の設置面の真横に倒れ防止補助輪(4)が設置されている為、日常の車椅子の動きに支障を生じない。
図5は、着座用のシート(1)が後部にスライドした時の人の位置を示す。倒れ防止補助輪(4)がある為、後に倒れる心配もなく、ベッド(8)やトイレに最接近でき、僅かの動作でベッド(8)やトイレに移乗できる。
図6は、車椅子からベッドに移乗する時の状態を表す図である。
本発明に係る楽々移乗車椅子は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
本発明の側面図である。 本発明の車椅子の倒れ防止補助輪の使用状態を示す側面図である。 本発明の足こぎが使えることを示す俯瞰図である。 本発明の倒れ防止補助輪が日常の走行に支障を生じないことを示す側面図である。 走行車輪と倒れ防止補助輪の位置を真上から見た図である。 本発明の車椅子着座用のシートが後部にスライドしたときの人の位置を示す側面図である。 本発明の車椅子からベッドに移乗する時の図である。
符号の説明
1 着座用のシート
2 背もたれ部
3 背もたれ開閉機構
4 倒れ防止補助輪
5 スライド機構
6 車軸
7 走行車輪
8 ベッド

Claims (4)

  1. 両側に走行車輪を軸支し、着座用のシートを設けた車椅子において、前記したシートがスライド機構と倒れ防止補助輪によって後方にスライドすることを特徴とする。
  2. 前記車椅子の背もたれが背もたれ開閉機構により後方に倒れ、背もたれの上方に着座用のシートがスライドするスペースが生まれることを特徴とする請求項1記載の車椅子。
  3. 請求項1の着座用のシート後部に倒れ防止補助輪の一部が係止されていることを特徴とする請求項1及び請求項2記載の車椅子。
  4. 収納時の倒れ防止補助輪の軸心は、平面視、車椅子本体の左右走行車輪の軸心間上に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車椅子。
JP2008196994A 2007-07-15 2008-07-02 楽々移乗車椅子 Pending JP2009039529A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4880796B1 (ja) * 2011-06-27 2012-02-22 孝雄 川谷 介助用車椅子
KR101393706B1 (ko) 2013-03-26 2014-05-13 서울과학기술대학교 산학협력단 회전등받이와 모노레일시트를 갖는 자가도우미형 휠체어

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