JP2006280759A - 介護用車椅子 - Google Patents

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長敏 安川
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修 廣田
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【課題】 本発明は、座位をベッド高さとし、かつ左右方向へのスライド機能を設けることでベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへの移し替えを容易にする介護用車椅子を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 本発明は、その後部両端に左右一対の大径の後輪3が取り付けられ、その前部に左右一対の小径の前輪5が取り付けられる走行車体2と、前記走行車体2上に、座位を略ベッド高さに支持するために立設される支持台6と、前記支持台6上に、前記走行車体2の進行方向に対して左右側へスライド可能に取り付けられる座部7と、前記座部7の後端に、該座部7と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される背もたれ部9と、前記座部7の前端に、該座部7と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される足載せ部10を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は介護用車椅子に関する。詳しくは肢体の不自由な介護者をベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへの移す替えを楽に行うことができる介護用車椅子に係るものである。
一般に車椅子は、肢体の不自由な人が座位で移動するのを支援するように構成されたものであり、転向方向が自在になる一対の自在輪が前部に設けられ、前後方向のみに回転自在なる一対の大径の主輪が後部に設けられている。また、歩行器は、立位の人を囲い立位の人が把持可能な枠体に移動用の車輪を設けたものであった。また、ストレッチャーは、座位も立位も困難な人を横臥位として移動し得るように寝台に車輪を設けたものであった。
そこで車椅子をストレッチャーとして使用することができる変換機能を持たせた車椅子として例えば図7に示すような多機能車椅子がある。この車椅子は、車台101を前側が開放された平面略C形に形成し、該車台101の前部に自在輪102を設け、該車台101の後部に主輪103を設け、該車台101上に背凭フレーム104と座板フレーム105を垂直面内で傾動可能に支持し、背凭フレーム104には上方に伸縮自在に延出するヘッドレストフレーム106を設け、その上部に展開フレーム107を前方に突出し得るように設け、該背凭フレーム104を前傾姿態とし座板フレーム105を背凭フレーム104の前面に重合させることで該車台101内に後向となって立った歩行訓練者の歩行器として使用し、座板フレーム105に前方に伸縮自在に延出するフットレストフレーム108を設け、さらに背凭フレーム104を後方に傾倒することで障害者が横臥位となりストレッチャーとして使用できる構成とする(特許文献1参照。)。
特開2002−306543号公報(要約図、第1図)
しかしながら前記多機能車椅子では、背凭フレームを後方に傾倒させることでストレッチャーとして変換することができるものであるが、肢体に障害のある介護者を寝たきりの状態からベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへ移す場合には、付き添い人や看護士によって行われるが非常に重労働となる問題がある。
また、通常の車椅子の座位はベッド高さより低いために、ストレッチャーへの変換機能が備わっている場合であっても特に、車椅子からのベッドへの移動は非常に重労働となる問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、座位をベッド高さとし、かつ左右方向へのスライド機能を設けることでベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへの移し替えを容易にする介護用車椅子を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る介護用車椅子は、その後部両端に左右一対の大径の後輪が取り付けられ、その前部に左右一対の小径の前輪が取り付けられる走行車体と、前記走行車体上に、座位を略ベッド高さに支持するために立設される支持台と、前記支持台上に、前記走行車体の進行方向に対して左右側へスライド可能に取り付けられる座部と、前記座部の後端に、該座部と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される背もたれ部と、前記座部の前端に、該座部と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される足載せ部を備える。
ここで、座部の座位高さをベッド高さと略同じ高さとし、かつベッド側へのスライドを可能とすることにより、ベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへの移し替えが最小限の労力で行うことが可能となる。
また、座部を水平方向に回転自在な構成とすることにより、車椅子の進行方向を変えずに介護者の向きを変えることが可能となる。
さらに、走行車体に、ベッドのフレームと連結するためのフック部を設けることによって、ベッドから車椅子、あるいは車椅子からベッドへの移し替えの場合に、車椅子とベッドのフレームとをフック部によって連結することで安全、かつ確実に作業を行うことが可能となる。
本発明の介護用車椅子によれば、座位をベッド高さと同じとしているのでベッド横に車椅子を移動し、さらにベッド側へ座部がスライド可能とすることにより介護人をベッドへ移しかえることが容易に行うことができる。
また、車椅子の車体フレームにベッドのフレームと連結自在とされる連結用フックを設けることにより、車椅子からベッド、あるいはベッドから車椅子への移しかえの際に車椅子が離れることなく安全、かつ確実に介護人の移しかえを行うことができる。
また、座部に回転機能を持たせることにより、車椅子の進行方向を変更することなく、座ったままの状態で介護人の向きを自在に変えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明を適用した介護用車椅子の一例を示す斜視図、図2に、図1における側面図を示す。
ここで示す介護用車椅子1は、走行車体2の後端の両側に左右一対の大径の後輪3が取り付けられ、この走行車体2の前側下部にはキャスター4を介して左右一対の小径の前輪5が取り付けられる。
次に、走行車体2上には座部をベッド高さに支持する支持台6が立設され、この支持台6上に座部7がスライド部8を介して取り付けられる。そして座部7の後端には背もたれ部9が任意の角度で傾動自在に連結され、座部7の前端には足載せ部10が任意の角度で回動自在に連結され、さらに足載せ部10の先端にステップ部11が設けられる。
そこで座部7は、図3および図4に示すように、走行車体2上に立設される支持台6は走行車体2の進行方向に対して直角状に渡設される。そして支持台6上にスライド部8が左右方向に摺動自在な状態で嵌合される。さらに、スライド部8上面の中央には軸部12が突設され、この軸部12に座部7の中心に開設される軸穴13が嵌入されることで座部7はスライド部8に対して水平方向へ回動自在な構成となる。
また、座部7の両側にはパイプ部材による把持部14が着脱自在な状態で取り付けられる。
また、座部7の後端に連結される背もたれ部9がラチェット・ギヤ式の角度変換部材15によって水平状態から上方への傾動を自在に調整することができる構成とする。さらに、背もたれ部9の上端には頭載置部16が取り付けられる。
また、座部7の前端には、足載せ部10がラチェット・ギヤ式の角度変換部材15によって水平状態から下方向への傾動を自在に調整することができる構成とする。さらに、足載せ部10の先端にはステップ部11が連結枢支され、足載せ部10に対して直角状に起立できる構成とする。
また、走行車体2の側面にはベッドの下部フレームに係留するためのフック部17を取り付けるものであり、このフック部17によって走行車体2をベッドに横付けて保持することができる構成とするものである。
なお、後輪3を走行車体2の後端に配置し、かつ座部7の中心位置は走行車体2の中心より後方とするとともに、座部7の中心高さは走行車体2の横幅内とすることで安定した走行が可能となる。
なお、座部7、背もたれ部9および足載せ部10の上面にはクッション部材(図示せず。)を装着する。
また、前記フック部は必ずしも走行車体の一方の側面に取り付けるものではなく、ベッドの配置によって両側に取り付ける、あるいは前部および後部に取り付けても構わない。
なお、本発明における座部のスライド機構は必ずしも本実施例で詳述する機構とする必要性はなく、例えばベアリングやレールなどによって座部が左右方向にスライドするものであればいかなる機構であっても構わない。
また、本発明における座部の回転機構は必ずしも本実施例で詳述する機構とする必要性はなく、例えばベアリングなどによって座部が水平方向に回転するものであればいかなる機構であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明では図5に示すように、座部7に対して背もたれ部9および足載せ部10を水平状態に変換することでストレッチャー形態に変換することが可能となる。
ここで、図6(イ)(ロ)でそれぞれ示すように、介護用車椅子1に乗った介護者BをベッドAに移す場合には、まずベッドA横に介護用車椅子1の走行車体2を横付けるように移動させる。そしてフック部17によってベッドA下部のフレームに引っ掛けて介護用車椅子1がベッドAから離れないように固定する。
次に、介護者Bが座部7に座ったままの状態から、背もたれ部9および足載せ部10を水平状態に変換し、この状態から座部7をベッドA側へスライドさせる。そしてベッドA側の把持部14を取り外すことにより、ベッドAと略同一面高さとなる。
これにより、介添人や看護士は介護者BをベッドA側へずらすようにして移動させることで最小限の労力で容易にベッドAへの移し替えが可能となる。
なお、ベッドAから介護用車椅子1への移し替えは、図中(イ)(ロ)で示すのを逆にすれば容易に行うことができる。
また、図中(ハ)に示すように、介護用車椅子1の足載せ部10の先端がベッドAの中央付近まで来るようにしてベッドAに対して介護用車椅子1を直角状とすることによって介護用車椅子1の両側に介添人を配置することができ、介護人の移動を容易に行うことができる。
また、前記座部を水平方向へ回転自在な構成とすることにより、走行車体の進行方向を変えずに、寝たまま、あるいは座ったままの状態で向きを変えることができる。したがって介護者の食事やトイレ、あるいは入浴などの場合の状況に応じて座部の向きを変えることで介添人の負担を著しく軽減させることができる。
本発明を適用した介護用車椅子の一例を示す斜視図である。 図1における側面説明図である。 本発明を適用した介護用車椅子における座部のスライド機構の一例を示す説明図である。 本発明を適用した介護用車椅子の座部の回転機構の一例を示す説明図である。 本発明を適用した介護用車椅子をストレッチャー形態に変換した状態を示す斜視図である。 本発明を適用した介護用車椅子の使用状態を示す説明図である。 従来の多機能車椅子の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 介護用車椅子
2 走行車体
3 後輪
4 キャスター
5 前輪
6 支持台
7 座部
8 スライド部
9 背もたれ部
10 足載せ部
11 ステップ部
12 軸部
13 軸穴
14 把持部
15 角度変換部材
16 頭載せ部
17 フック部

Claims (3)

  1. その後部両端に左右一対の大径の後輪が取り付けられ、その前部に左右一対の小径の前輪が取り付けられる走行車体と、
    前記走行車体上に、座位を略ベッド高さに支持するために立設される支持台と、
    前記支持台上に、前記走行車体の進行方向に対して左右側へスライド可能に取り付けられる座部と、
    前記座部の後端に、該座部と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される背もたれ部と、
    前記座部の前端に、該座部と同一水平面上まで傾動可能な状態で連結される足載せ部を備える
    ことを特徴とする介護用車椅子。
  2. 前記座部が水平方向へ回転自在とされる
    ことを特徴とする請求項1記載の介護用車椅子。
  3. 前記走行車体に、ベッドのフレームと連結するためのフック部を設ける
    ことを特徴とする請求項1または2記載の介護用車椅子。
JP2005107025A 2005-04-04 2005-04-04 介護用車椅子 Pending JP2006280759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4880796B1 (ja) * 2011-06-27 2012-02-22 孝雄 川谷 介助用車椅子

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