JP5313385B2 - 要介護者移動用装置および歩行補助用装置としての使用に適した介護補助装置 - Google Patents

要介護者移動用装置および歩行補助用装置としての使用に適した介護補助装置 Download PDF

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本発明は、要介護者(被介護者)をベッドなどから移動させるための要介護者移動用装置としての使用とともに、補助具は要するものの自力で歩行できる要介護者が歩行時に使用する歩行補助用装置としての使用にも適した、介護補助装置に関する。
自力での歩行が困難となった要介護者をベッドからトイレなどに移動させることには、介護者の大きな負担が伴う。ベッドから要介護者を抱きかかえて直接あるいは車椅子を経由してトイレなどへと移動させる動作は、腰に大きな負荷をかけるためである。
特許文献1には、要介護者のベッドなどからの移動を補助するための介護補助装置が開示されている。この介護補助装置は、座部(腰掛け部)および腕部(アーム)を有し、座部および腕部はともに車輪を有する台車部(フレーム)上に昇降可能に配置されている。座部および腕部の昇降の動力源はモータである。この介護補助装置の使用方法を以下に説明する。
まず、ベッドなどに腰掛けた要介護者に介護補助装置を近づけ、その腕の下に腕部を差し込む。次いで、モータを駆動させることにより腕部を上方に移動させて要介護者をベッドなどから少し浮かせ、後退位置にあった座部を前進させて要介護者の浮いた腰の下に差し込む。座部は、モータを駆動させることによりその高さが腰の下の位置と一致するように調整されてから差し込まれる。こうして要介護者を介護補助装置の座部に着座させれば、後は介護補助装置を走行させるだけで要介護者をトイレなどへと連れていくことが可能となる。
ところで、要介護者が自力で歩行できるまでに回復した場合、あるいはやや回復してリハビリテーションを実施する場合には、歩行補助用装置が必要とされることが多い。特許文献2には、車椅子を要する要介護者が歩行訓練を行う際に便利である車椅子兼用の歩行補助用装置が開示されている。
特開平8−196573号公報 特開2001−321404号公報
要介護者移動用装置をそのまま歩行補助用装置として使用することができれば、便利であるだけでなく、要介護者の回復意欲の向上も期待できる。老人福祉施設などでは、介護の必要の程度が異なる要介護者が暮らしているため、両装置を兼用できる装置があれば特に便利である。しかし、歩行補助用装置としても使用できる要介護者移動用装置はこれまでに知られていない。
また、従来の要介護者移動用装置の中では、特許文献1に開示されている装置が介護者の負担を軽減する程度においては優れている。しかし、この装置へと要介護者を移動させる際には、要介護者の上半身を引き上げてその腰をベッドなどから浮かせる姿勢をとらせる必要がある。要介護者は、腰が浮いた不安定な姿勢を保ったまま、介護者による座部の差し込みを待たなければならない。要介護者の負担を軽減するという観点からは、特許文献1に開示された装置には改善の余地がある。
そこで、本発明は、要介護者移動用装置としての使用とともに歩行補助用装置としての使用も可能であり、要介護者移動用装置としての使用においても介護者の負担とともに要介護者の負担をより軽減することができる、介護補助装置を提供することを目的とする。
本発明は、
着座姿勢の要介護者を引き取って移動させる要介護者移動用装置としての使用とともに、歩行補助用装置としての使用にも適した、介護補助装置であって、
脚部フレームと前記脚部フレームに接続された車輪とを備え、前記車輪により床面F上を走行可能とされた台車部と、
前記台車部上に設置された支柱と、
前記支柱に接続された上体支持部と、
前記台車部上に配置され、鉛直方向に昇降する可動ロッドを備えた昇降装置と、
前記可動ロッドに接続されて鉛直方向に移動可能とされた座部と、を備え、
前記支柱は、
少なくともその上部が、鉛直方向から床面Fに平行である第1方向に向かって傾斜した斜め方向に延びており、
前記上体支持部は、
一方の端部が前記第1方向に向かい、他方の端部が当該第1方向と反対方向である第2方向に向かうように、床面Fに水平に延びる2本の腕部と、
前記2本の腕部と前記支柱とを接続する2本の接続部と、を備え、
前記2本の接続部のそれぞれが、前記支柱の上端から前記斜め方向に沿って上方に延びるとともに当該上端からの突出長さが調整できるように前記支柱に接続されており、
前記座部は、
2枚の板状体を備え、前記2枚の板状体のそれぞれが、先端に向かうにつれて厚さTが減少する断面形状を有する先端部を備えた、差込部材と、
前記先端部が前記支柱よりも前記第1方向側において前記第1方向に向かうとともに前記2枚の板状体の主面が水平となる要介護者移動用の第1ポジションと、前記先端部が前記支柱よりも前記第2方向側に位置する歩行用の第2ポジションとの間で前記差込部材が移動可能となるように、前記差込部材を支持する、前記可動ロッドに接続された支持部材と、を備え、
前記フレームは、
前記昇降装置を配置する面を提供する台座部と、
前記台座部から前記第1方向側に向かって延びる2本の脚部ロッドと、を有し、
前記台座部の前記第1方向側の端面EPにおける下端の床面Fからの高さHEPが15cm以上である、
介護補助装置、を提供する。
本発明によれば、要介護者移動用装置としてのみならず、歩行補助用装置としての使用にも適した介護補助装置が提供される。この介護補助装置を用いれば、要介護者を持ち上げることなく着座させたままの状態でベッドなどから装置へと引き取ることができる。介護者は要介護者を抱きかかえるなどして移動させる必要がなく、要介護者は腰を浮かせた姿勢を保つ必要もない。本発明による介護補助装置は、介護者および要介護者の双方にとって負担が少ない要介護者移動用装置として使用できる。
本発明の介護補助装置の一例を示す側面図である。 本発明の介護補助装置の一例を示す正面図である。 本発明の介護補助装置の一例を示す斜視図である。 図1の介護補助装置の座部を上昇させた状態を示す側面図である。 図1の介護補助装置の差込部材を跳ね上げて第1ポジションから第2ポジションへと移行させた状態を示す側面図である。 差込部材の一例の平面図である。 差込部材を構成する板状体の先端部の一例の断面図である。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、装置を要介護者に近づけるときの状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、腕部および差込部材を要介護者に差し込んだときの状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、座部(差込部材)を上昇させたときの状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、要介護者を移動させているときの状態を示す。 本発明の介護補助装置の歩行補助用装置としての使用例を示す側面図である。 本発明の介護補助装置の別の一例を示す側面図である。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す平面図であり、要介護者を乗せるための位置に装置を配置した状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、要介護者を抱き起こして装置に乗せた状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、腕部を降ろして要介護者の腕の下に差し込んだ状態を示す。 本発明の介護補助装置の要介護者移動用装置としての使用例を示す側面図であり、要介護者を移動させているときの状態を示す。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3に本発明の介護補助装置の一例を示す。以下の説明では、図1において、図示左方向へと向かう方向を第1方向、図示右方向へと向かう方向を第2方向、紙面垂直方向を第3方向という。第1〜第3方向はすべて床面Fに平行である。
図1〜図3に示された介護補助装置100は、脚部フレーム12と、脚部フレーム12に固定された車輪18,19とを備えた台車部10を有する。台車部10は、台車部上に配置された各種部材および装置とともに、車輪18,19により床面F上を走行することができるように構成されている。脚部フレーム12は、昇降装置を配置する面を提供する平板状の台座部12aと、台座部12aの両側端近傍から第1方向側に延びる2本の脚部ロッド12bとから構成されている。2本の脚部ロッド12bの第1方向側の先端近傍には、それぞれ車輪18が配置されている。台座部12aの両端部近傍の下面にも一対の車輪19が接続されている。
台座部12aの両側端面には、フットレスト12eが接続されている。フットレスト12eは、上方に跳ね上げて折り畳むことができるように丁番などを用いて台座部12aに接続されている。
台座部12a上には支柱11が設置され、支柱11には上体支持部13が接続されている。支柱11は、鉛直方向から第1方向側へと傾いた斜め方向に沿って上方に延びるように固定されている。
上体支持部13は、水平方向に延びる腕部13aと、腕部13aと支柱11とを接続する接続部13bとを備えている。腕部13aは、互いに平行に配置された2本のロッドからなり、これら2本のロッドは接続部13bの上端から第1方向へと延びている。より詳しく述べると、腕部13aは、一方の端部が第1方向に向かい、他方の端部がその反対方向である第2方向に向かうように、床面Fに水平に延びている。腕部13aは、要介護者をその腕の下において支える部分である。接続部13bは、支柱11と同一方向に延びる2本のロッドからなり、これら2本のロッドは、支柱11の上端からの突出長さが調整できるように支柱11に接続されている。接続部13bを構成する2本のロッドは、互いに平行に配置されており、支柱11を構成する2本のパイプの内部にそれぞれ嵌め込まれた状態で固定されている。上体支持部13は、さらに、腕部13aと接続部13bとを両部材の接続位置間で掛け渡すように設置された連絡部13cを備えている。
支柱11は、接続部13bを保持する部分において、斜め方向に傾いていればよい。したがって、支柱11は、例えば、その下部が台座部12a上から鉛直方向に沿って直立し、下部に接続された上部が斜め方向に沿って延びるように構成されていても構わない。
支柱11と接続部13bとを接続する接続機構40は、接続部13bに設けられた複数の螺子穴42と、支柱11に設けられた貫通孔と、支柱11の外側から支柱11の貫通孔を通して支柱11の内部に嵌めこまれた接続部13bの螺子穴42へとねじ込まれる螺子部材41と、から構成されている。螺子部材41と螺合させる螺子穴42を選択することにより、支柱11の上端からの接続部13bの突出長さを調整することができる。支柱11の上端からの接続部13bの突出長さが長くなればそれだけ、腕部13aは、上方に押し上げられるとともに、接続部13bの鉛直方向からの傾きに応じて第1方向(図1左方向)側に移動する。
後述するとおり、図示した介護補助装置100は、要介護者の上体を持ち上げることなく要介護者を移動させることができる。このため、上体支持部13は、モータなどの動力源を用いて昇降可能に構成されている必要はない。上体支持部13は、図示した接続機構40のように、支柱11の上端からの接続部13bの突出長さを段階的または連続的に手動で調整して固定できる機構によって支柱11に接続すれば足りる。なお、従来の要介護者移動装置では、モータなどを用いて上体支持部13を上方に移動させて要介護者の上半身を上方に吊り上げることとしていたため、上体支持部13の移動方向は鉛直方向が適切であり(要介護者をその斜め後方側に吊り上げるのは危険であるし、負担も大きくなる)、そのために上体支持部を支える支柱は直立させる必要があった。
支柱11には、介護者が介護補助装置を移動させるための操作部17も接続されている。操作部17は、支柱11を構成する2本のパイプを掛け渡すように配置されたロッドにより構成されている。操作部17は、鉛直方向に沿って観察したときに、コ字状に加工されて支柱11から第2方向側に位置するように設置されている。操作部17は、第3方向に沿って延びる把持部17aを備えている。介護者は、把持部17aを握り、第2方向側から装置100を操作することになる。
2本の腕部13aの一方の端部AE近傍には支持布51が接続されている。支持布51は、その先端に配置されたピン53を他方の腕部13aに設けられた孔54に差し込むことにより、腕部13aの間に掛け渡されることになる。支持布51は、後述するとおり、要介護者の背中を支持する背面支持部材50として使用される。
台座部12aには、鉛直方向に昇降する可動ロッド35を備えた昇降装置30が配置されている。可動ロッド35の上端には座部20が接続されている。座部20は、要介護者が腰掛ける座面を提供する。
図示した介護補助装置では、昇降装置30として、油圧ジャッキが用いられている。油圧ジャッキは、外部電源またはバッテリを必要としない点でモータよりも優れた昇降装置である。加圧ペダル32を踏みこむことにより、可動ロッド35は上方に移動して座部20を押し上げていく。減圧ペダル33を踏めば油圧が解放されて可動ロッド35は降下する。これらのペダル32,33を用いて、可動ロッド35の位置、すなわち座部20の高さを調整できる。
図4に、座部20の最低位置DWと最高位置UPとを示す。最低位置DWと最高位置UPとの間隔は、昇降装置30の可動ロッド35のストロークHsに対応する。ストロークHsは、10cm以上が好ましく、15cm以上がさらに好ましく、例えば15〜30cm程度である。
座部20は、2枚の板状体23を備えた差込部材21と、差込部材21を支持する支持部材22とを備えている。2枚の板状体23は、それぞれ、先端に向かうにつれて厚さTが減少する断面形状を有する先端部23eを有する。この断面形状は、差込部材21を先端部23e側から要介護者とベッドなどの着座家具との間に滑り込ませる際の摩擦抵抗の低減に寄与する。
支持部材22は、差込部材21が第1ポジションと第2ポジションとの間で可逆的に移動できるように差込部材21を支持している。第1ポジションは、要介護者移動用装置として使用されるときに差込部材21が採るべきポジションであり、第2ポジションは、歩行補助用装置として使用されるときに差込部材21が採るべきポジションである。
第1ポジションでは、図1に示されているように、板状体23は、その先端部23e(先端TE)が支柱11よりも第1方向側において第1方向側に向かうとともにその主面が水平となるように、配置される。第2ポジションでは、図3に示されているように、板状体23は、その先端部23eが支柱11よりも第1方向と逆方向である第2方向側に位置するように、配置される。尖った形状を有する先端部23eを第2方向側に後退させることにより、歩行補助用装置として用いるときの安全性が増す。差込部材21が第2ポジションにあるときの装置の側面図を図5として添付する。図3および図5に示した状態では、先端部23eのみならず板状体23を含む差込部材21の全体が支柱11よりも第2方向側に位置しているため、差込部材21が歩行の支障となりにくい。
図6に示すように、差込部材21は、所定の間隔を保持して配置された2枚の板状体23と、2枚の板状体23を接続して一体化する接続板24とを備えている。図示した形態では、2枚の板状体23の先端部23eの反対側の端部近傍に接続板24が配置されている。支持部材22は、先端部23eと反対側の端部において差込部材21に回転軸を与えるように差込部材21を支持している。したがって、第1ポジションにある差込部材21の先端部23eを持って上方に跳ね上げれば、差込部材21は第1ポジション(図1,図2)から第2ポジション(図3,図5)へと移動し、第2ポジションにある差込部材21の先端部23eを持って前方へと押し倒せば、差込部材21は第2ポジションから第1ポジションへと移動する。なお、図3および図5に示したように、第2ポジションでは、差込部材21を操作部材17の把持部17aにより支持することとしてもよい。
板状体23の幅Wは、それぞれ、5cm〜15cm、さらには6cm〜13cm、特に7cm〜12cmが好ましい。幅Wが狭すぎると人体を支えるには強度が不足することがあり、逆に広すぎると要介護者とベッドなどとの間に差し込みづらくなる。板状体23の先端部23eは、それぞれ、先端TEに向かうにつれて幅Wが小さくなる先細り形状を有することが好ましい。要介護者とベッドなどとの間に先端部23eから板状体23を差し込みやすくなるためである。なお、幅Wについて上記に例示した数値は、図6から読み取れるように、先細りとなった先端部23e以外の主要部について述べたものである。
2枚の板状体23の厚さTは、板状体を構成する材料にもよるが、1cm〜4cm、特に1cm〜3cmの範囲が好適である。厚さTについて上記に例示した数値も、図7に示したように、先端部23e以外の主要部について述べたものである。
先端部23eにおいては、2枚の板状体23のそれぞれが、先端に向かうにつれて、その厚さT、好ましくはさらに幅W、が徐々に減少していく形状を有することが好ましい。厚さT、場合によってはさらに幅Wが、漸減する先端部23eは、板状体23の先端から1cm〜10cm、好ましくは2cm〜8cmの長さEにわたって設けることが適切である(図7参照)。
図7に示すとおり、断面を観察したときに(すなわち、第3方向に沿って観察したときに)、2枚の板状体23は、それぞれ、先端部23eが、先端TEに向かうにつれて、直線状に延びる下面23dに上面23uが徐々に近づいていくことにより厚さTが減少する断面形状を有することが好ましい。すなわち、先端部23eでは、下面23dが平面である一方、上面23uは下面23d側に湾曲する曲面または下面23d側に向かう平面であることが好ましい。この形状は、ベッドなどの着座家具上に着座した姿勢の要介護者と着座家具との間に滑り込ませるための形状として特に適している。先端部23e以外では、下面23dおよび上面23uは互いに平行とすればよい。
なお、2枚の板状体23の間隔Iは、先端部23e以外の部位において、幅Wが上記範囲内にある場合には、5cm〜25cm、さらには9cm〜23cm、特に12cm〜18cmが好ましい。
差込部材21の全長L1は45cm〜75cm、さらには50〜65cmが好ましく、2枚の板状体23の長さL4は40cm〜65cm、さらには45cm〜60cmが好ましい。
板状体23の表面の摩擦抵抗を低くするために、この表面にコーティングを施してもよい。摩擦抵抗低減のためのコーティングとしては、例えばウレタンコーティングが挙げられる。
従来の要介護者移動用装置(特許文献1参照)では、要介護者を持ち上げて形成した隙間に座部を差し込むことが前提となっていた。このため、差込部材は、強度を優先して環状に設計されていた。しかし、この形状では、要介護者を持ち上げることなく要介護者とベッドとの間に差込部材を滑り込ませることがまず不可能である。要介護者を持ち上げることなく差込部材上に着座させるためには、要介護者に後述する姿勢をとらせた上で、差込部材を環状ではなく2枚の板状体とするとともにその先端部の厚さを先端に向かうにつれて減少させ、先端部が受ける摩擦抵抗を低下させる必要がある。差込部材の先端を2つに分割した形態は、摩擦抵抗を引き下げつつ要介護者を安定して支持することに適している。
図1に戻って脚部フレーム12の形状をさらに詳細に説明する。台座部12aの第1方向側の端面EPにおける下端の床面Fからの高さHEPは15cm以上、好ましくは17cm以上、より好ましくは18cm以上、特に好ましくは20cm以上に設定される。歩行補助用装置として用いられる際、使用者は、腕部13aで上体を支持しながら第2方向側に向かって足を踏み出すことになる。したがって、高さHEPが低すぎると、足を前に踏み出すときに台座部12aが邪魔になって歩行に支障が生じる。他方、昇降装置30の設置スペースを確保する観点からは、高さHEPは、30cm以下、さらには27cm以下、場合によっては25cm以下に設定するとよい。
歩行補助用装置としての使用を考慮すると、台座部の端面EPは、腕部13aから見て第2方向側に後退していることが好ましい。具体的には、端面EPは、2本の腕部13aの高さH2を床面Fから120cmに保持したときの当該2本の腕部13aと2本の接続部13bとの接続位置CPよりも、第2方向側に位置することが好ましい。この好ましい形態によれば、腕部13aは、端面EPよりも第1方向側において装置の使用者を支えることになり、好ましくはその全体が第1方向側に位置することになる。この位置関係により、腕部13aで上半身を支えながら行う歩行は容易となる。ここで、「120cm」は、歩行補助用装置として使用される際の腕部13aの標準的な想定高さである。
歩行補助用装置として使用される際、上体支持部13は、通常、要介護者移動用装置として使用する際の位置から上方に引き上げられる。このため、腕部13aは、支柱11の傾きに応じ、全体として、上方のみならず第1方向(図1左方向)側へと移動する。言い換えれば、支柱11および接続部13bの第1方向側への傾きは、接続位置CPが端面EPから第1方向側へと離れることに貢献する。これを考慮すると、支柱11の傾きは大きいほうがよい。他方、支柱11を傾けすぎると支柱11の強度低下が問題を引き起こすことがある。したがって、支柱11の伸長方向と鉛直方向とがなす角度は、例えば5〜30度、特に7〜20度が好適である。
なお、支柱11を傾斜させることなく、台座部12aを全体として第2方向に移動させて端面EPをこの方向に後退させることのみによって、歩行スペースを確保することも考えられる。しかし、台座部12aを全体として第2方向側にシフトさせると、第2方向側から装置を操作する介護者の足もとに歩行の邪魔になる部材が位置することになる。
図示した形態では、支柱11として、2本のパイプが、台座部12aの上面の第1方向側端部近傍から上記斜め方向に沿って上方に延びるように設置されている。このように、支柱11と台座部12aとの接続位置を、台座部の中央から第1方向側にシフトさせることは、端面EPを接続位置CPよりも第2方向側に位置させる上で好ましい。
ベッドから要介護者を移動させる装置として使用される場合、2本の脚部ロッド12bは、第1方向側の端部REからベッドと床面Fとの間の空間に差し込まれることになる。したがって、脚部ロッド12bは、第1方向側の端部RE近傍においては、その上端が床面Fから高くなりすぎないように設計するべきである。具体的には、2本の脚部ロッド12bの第1方向側の端部REにおける上端の床面Fからの高さHREは、12cm以下、さらには10cm以下、場合によっては8cm以下が好ましい。この程度の低い値に高さHREを抑えておけば、床面Fとの隙間が狭いベッドにも脚部ロッド12bを差し入れることができる。他方、車輪18の設置スペースおよび脚部ロッド12bの太さを確保する観点からは、高さHREは、5cm以上とすることが好ましい。
上記と同様の観点から、脚部ロッド12bは、第1方向側の端部REを一端とする所定範囲LE内において、2本の脚部ロッド12bそれぞれの上端の床面Fからの高さHRが12cm以下、さらには10cm以下、場合によっては8cm以下の範囲にあるように構成することが好ましい。範囲LEは、第3方向(図1紙面垂直方向;第1方向および第2方向に直交する床面Fに水平な方向)に沿って装置100を観察したときに、2本の脚部ロッド12bの第1方向側の端部REを通過して鉛直方向に延びる第1垂線と、第1ポジションに設定した差込部材21の第1方向側の先端TEから第2方向に向かって長さL3だけ移動した位置を通過して鉛直方向に延びる第2垂線との間の領域として定まる範囲である。長さL3は、要介護者とベッドとの間に差し込むときの差込部材21の差し込み長さを考慮して定めるとよい。長さL3は、好ましくは40cm、より好ましくは45cmである。
この場合、2本の脚部ロッド12bは、上記範囲LEから、第2方向側において、上方に立ち上がって台座部23aに接続される。このように、脚部ロッド12bを、その床面Fからの高さがロッド端部REにおいて相対的に低く台座部23aとの接続位置において相対的に高くなるように設計することは、要介護者移動用装置および歩行補助用装置としての使用に適した装置を得る上で好ましい。
なお、台車部に配置される車輪についても、第1方向(図1左方向)側に配置された車輪(第1車輪)18の径よりも、第2方向(第2車輪)側に配置された車輪(第2車輪)19の径を大きくしておくとよい。
以下、介護補助装置100の各部分の寸法を例示する。差込部材21が第1ポジションにあるときの板状体23の床面Fからの高さH1(正確には板状体23の下面23dの高さ)は、ベッドBの高さを考慮して、35〜45cm程度が適切である。また、差込部材21を第1ポジションに位置させて装置100を要介護者移動用装置として用いる場合、腕部13aの床面Fからの高さH2は、65〜75cm程度が適切である。歩行補助用装置としての使用を考慮して、高さH2は、110〜140cm程度まで引き上げるように設計しておくとよい。
第1車輪18と第2車輪19との間隔(いわゆるホイールベース)LHは50〜90cm程度が適切である。第1車輪18または第2車輪19同士の間隔LWは45〜65cm程度が適切である。この間隔を長くして装置100の幅が長くなりすぎると一般家庭の廊下の走行などに支障を来すことがある。
以下、図8A〜図8Dを参照して、図示した介護補助装置100の要介護者移動用装置としての使用方法を説明する。
まず、介護補助装置100を、第1ポジションにある差込部材21における板状部材23の先端部23eがベッドBの上に着座した要介護者Pに向かうように近づけていく(図8A)。このとき、要介護者Pに、足全体をベッドBに上げるとともにその膝を上方に折り曲げた姿勢をとらせておく。この姿勢をとると、要介護者Pの脚部のうち、太ももから膝を経由して足首に至る部分がベッドBの上面から離れることとなり、差込部材21を要介護者PとベッドBとの間に差し込むことが容易となる。柔らかい太もも部分の下方を経由することなく、臀部の骨の下方のやや硬い部分に直接差し込むことにより、差込部材21に加わる摩擦抵抗は激減する。
要介護者Pに上記の姿勢を保持させておく限りにおいて、要介護者Pへと装置100を近づけていくだけで、要介護者Pを差込部材21の上に着座させることができる(図8B)。このとき、腕部13aは要介護者Pの腕の下に差し込まれる。床面F上をゆっくりと走行させて要介護者Pに近づけていくだけで要介護者Pを座部20(差込部材21)上に着座させうるため、要介護者を着座させるプロセスにおいて、介護者のみならず要介護者にもほとんど負担はかからない。介護者が予め準備しておく作業も、要介護者Pに上記の姿勢を保持させる以外は、差込部材21の高さをベッドBの上面の高さに、上体支持部13の腕部13aの高さを要介護者の上腕の高さ(例えば脇の位置)に、それぞれ一致させておく程度で済む。
図示した装置100では、腕部13aの第1方向(図面左方向)側の端部AEが差込部材21の第1方向側の端部TEよりもやや第1方向側に位置している。このため、腕部13aの差し込みによる要介護者Pの上半身の支持は、差込部材21の差し込みとほぼ同時、または先んじて開始される。このように、要介護者Pの上半身を安定させた状態で差込部材21による差し込みが行われることは、装置100の好ましい特徴の一つである。
以降は、昇降装置30を用いて座部20(差込部材21)を上昇させ(図8C)、この状態で装置100をベッドBからゆっくりと引き離せば(図8D)、要介護者Pをベッドから移動させることができる。図8Cに示したように、差込部材21の上昇に先んじて、要介護者Pにその曲げていた脚部を伸ばさせておくと、要介護者Pの重心が前方(図示右方向)に移動して姿勢が安定する。図8Dに示すように、台座部13aの側面に接続されたフットレスト12eに足を乗せておけば要介護者Pの姿勢は一層安定する。
図示は省略するが、要介護者Pをトイレの便座などに着座させる際にも、昇降装置30を用いればよい。便座に着座させれば、要介護者Pはそのまま用を足すことができる。
なお、差込部材21を上昇させるときなどの要介護者Pの姿勢の安定性に不安があれば、要介護者Pの背後において2本の腕部13aの間に背面支持部材50である支持布51を掛け渡し、要介護者Pの背面側への転倒を防止しておくとよい(図8B〜図8D参照)。
図9に、介護補助装置の歩行補助用装置としての使用状態を示す。上体支持部13が上方に引き上げられた位置で固定され、差込部材21は第2ポジションに置かれている。床面Fと台座部12aとの間には、足を進ませて歩行するために十分な空間が確保されている。なお、図9には、装置の使用者Pが腕部13aを腋の下に入れて上半身を支えつつ接続部13bを把持して歩行している状態を示したが、装置の使用状態がこれに限られるわけではない。例えば、使用者Pは、肘を腕部13aに乗せて支えつつ連絡部13cを把持して歩行することもできる。
(第2実施形態)
図10に本発明の介護補助装置の別の例を示す。介護補助装置101の各部材は、第1実施形態で示した介護補助装置100に同じ符号を付して示した各部材と対応し、介護補助装置100の各部材と同一の形状を有する。以下では、第1実施形態と異なる形状を有する部材のみについて説明する。
上体支持部13を構成する2本の腕部13aは、それぞれが互いに独立して、2本の接続部13bとの接続位置CPを回転中心とする上方への回転移動によって第1方向側の端部AEが接続位置CPよりも第2方向側に位置できるように支持されている。腕部13aを図10に破線で示したポジションへ跳ね上げておくと、装置側方からも、要介護者を座部20の板状体23の上に着座させることができる。このとき、一方の腕部13aを跳ね上げて他方の腕部13aを跳ね上げずに床面Fに平行な状態としておくと、他方の腕部13aが抱き起こした要介護者がその勢いで反対側へと倒れることを防止できるために安全である。なお、腕部13aの回転機構にはストッパが備えられているため、腕部13aの位置は、跳ね上げた図10の破線ポジションを超えて回転しないように制限されている。
介護補助装置101は、廊下の幅などが制限されている一般家庭での使用を考慮して小型化が図られている。具体的には、介護補助装置100におけるよりも小型の昇降装置30が使用され、これによって台座部12aの面積が縮小されている。台座部12aの縮小に伴い、介護補助装置101では、装置側面から(言い換えると第3方向に沿って)観察したときに、支柱11を台座部12aのほぼ中央に接続させても、台座部の端面EPを接続位置CPよりも第2方向側に位置させることが可能となっている。図10に示したように、装置101では操作部17も小型化されている。
以下、図11A〜図11Dを参照して、図示した介護補助装置101の要介護者移動用装置としての使用方法の一例を説明する。
まず、要介護者Pをその側体が下方になるようにベッドB上に横たわらせる。要介護者Pには、背中がベッドBの端部側に位置し、足を胴体よりも前に投げ出した姿勢をとらせておく。この状態で、介護補助装置101をベッドBに近づけ、要介護者Pの臀部近傍のベッドB上に差込部材21の板状体23が位置するように配置する(図11A)。
次いで、要介護者Pに近い側の腕部13aを上方に回転させて跳ね上げる。そして、要介護者Pを側体側へと抱き起こし、介護補助装置101の板状体23上に着座させる(図11B)。このとき、他方の腕部13aは上方に跳ね上げずに床面に水平な状態を維持しておく。この腕部13aは、要介護者Pの側体を支持し、反対側への転倒を防止する。
引き続き、跳ね上げた腕部13aを床面に水平な状態へと戻し、一対の腕部13aをともに要介護者Pの腕の下に差し込み、要介護者Pの姿勢を安定させる(図11C)。以降は、図8Cを参照して上記で説明したように、昇降装置30を用いて座部20(差込部材21)を上昇させ、装置101をベッドBからゆっくりと引き離せば、要介護者PをベッドBから移動させることができる(図11D)。
図11A〜Dを参照して説明した移動方法は、自力で着座姿勢を保つことができない要介護者Pの移動に適している。もっとも、介護補助装置101を用いて、図8A〜Dを参照して説明した方法により要介護者Pを移動させることもできる。介護補助装置100の腕部13aを装置101と同様に回転可能とすれば、装置100を用いて図11A〜Dを参照して説明した方法により要介護者Pを移動させることもできる。介護補助装置101は、図9に示したような歩行補助用装置としての使用にも適している。
以上述べたとおり、本発明による介護補助装置は、要介護者移動用装置としての利便性が高く、また要介護者移動用装置としてのみならず歩行補助用装置としても使用できるものであって、一般家庭、病院、老人福祉施設などにおける利用価値が高いものである。
10 台車部
11 支柱
12 脚部フレーム
12a 台座部
12b 脚部ロッド
12e フットレスト
13 上体支持部
13a 腕部
13b 接続部
13c 連絡部
17 操作部
17a 把持部
18,19 車輪
20 座部
21 差込部材
22 支持部材
23 板状体
23e 先端部
23d 上面
23u 下面
24 接続板
30 昇降装置
32,33 ペダル
35 可動ロッド
50 背面支持部材
51 支持布
53 ピン
54 孔
EP 台座部の端面
CP 腕部と接続部との接続位置

Claims (8)

  1. 着座姿勢の要介護者を引き取って移動させる要介護者移動用装置としての使用とともに、歩行補助用装置としての使用にも適した、介護補助装置であって、
    脚部フレームと前記脚部フレームに接続された車輪とを備え、前記車輪により床面F上を走行可能とされた台車部と、
    前記台車部上に設置された支柱と、
    前記支柱に接続された上体支持部と、
    前記台車部上に配置され、鉛直方向に昇降する可動ロッドを備えた昇降装置と、
    前記可動ロッドに接続されて鉛直方向に移動可能とされた座部と、を備え、
    前記支柱は、
    少なくともその上部が、鉛直方向から床面Fに平行である第1方向に向かって傾斜した斜め方向に延びており、
    前記上体支持部は、
    一方の端部が前記第1方向に向かい、他方の端部が当該第1方向と反対方向である第2方向に向かうように、床面Fに水平に延びる2本の腕部と、
    前記2本の腕部と前記支柱とを接続する2本の接続部と、を備え、
    前記2本の接続部のそれぞれが、前記支柱の上端から前記斜め方向に沿って上方に延びるとともに当該上端からの突出長さが調整できるように前記支柱に接続されており、
    前記座部は、
    2枚の板状体を備え、前記2枚の板状体のそれぞれが、先端に向かうにつれて厚さTが減少する断面形状を有する先端部を備えた、差込部材と、
    前記先端部が前記支柱よりも前記第1方向側において前記第1方向に向かうとともに前記2枚の板状体の主面が水平となる要介護者移動用の第1ポジションと、前記先端部が前記支柱よりも前記第2方向側に位置する歩行用の第2ポジションとの間で前記差込部材が移動可能となるように、前記差込部材を支持する、前記可動ロッドに接続された支持部材と、を備え、
    前記フレームは、
    前記昇降装置を配置する面を提供する台座部と、
    前記台座部から前記第1方向側に向かって延びる2本の脚部ロッドと、を有し、
    前記台座部の前記第1方向側の端面EPにおける下端の床面Fからの高さHEPが15cm以上である、
    介護補助装置。
  2. 前記第1方向および前記第2方向に直交する床面Fに水平な第3方向に沿って観察したときに、前記先端部が、先端に向かうにつれて、直線状に延びる下面に上面が徐々に近づいていくことにより厚さTが減少する断面形状を有する、請求項1に記載の介護補助装置。
  3. 前記第1ポジションにある前記2枚の板状体を鉛直方向から見たときに、前記2枚の板状体それぞれの先端部が、先端に向かうにつれて幅Wが小さくなる先細り形状を有する、請求項1または2に記載の介護補助装置。
  4. 前記端面EPが、前記2本の腕部の高さを床面Fから120cmに保持したときの当該2本の腕部と前記2本の接続部との接続位置CPよりも、前記第2方向側に位置する、請求項1〜3のいずれかに記載の介護補助装置。
  5. 前記2本の脚部ロッドそれぞれの前記第1方向側の端部REにおける上端の床面Fからの高さHREが12cm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の介護補助装置。
  6. 前記第1方向および前記第2方向に直交する床面Fに水平な第3方向に沿って観察したときに、前記2本の脚部ロッドの前記第1方向側の端部REを通過して鉛直方向に延びる第1垂線と、前記第1ポジションに設定した前記差込部材の前記第1方向側の先端TEから前記第2方向に向かって40cm移動した位置を通過して鉛直方向に延びる第2垂線との間の領域として定まる範囲LE内において、前記2本の脚部ロッドそれぞれの上端の床面Fからの高さHRが、12cm以下の範囲にある、
    請求項5に記載の介護補助装置。
  7. 前記昇降装置が油圧ジャッキである、請求項1〜6のいずれかに記載の介護補助装置。
  8. 前記2本の腕部が、互いに独立して、前記接続部との接続位置CPを回転中心とする上方への回転移動によって前記第1方向側の端部AEが前記接続位置CPよりも前記第2方向側に位置できるように支持されている、請求項1〜7のいずれかに記載の介護補助装置。
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