JP4201732B2 - 車椅子 - Google Patents

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博幸 永野
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Description

本発明は車椅子に関する。
更に詳しくは、リクライニング式の車椅子において、走行性に優れると共に、背もたれを倒して重心が後ろになった場合でも車椅子ごと後方に転倒することを防止できる車椅子等に関する。
歩行が困難な車椅子常用者にとって、外出先に車椅子対応のトイレがあるかどうかは切実な問題である。近年、公共施設などで身体障害者用のトイレは増加傾向にはある。しかし、すべてのトイレが、車椅子から便器へスムーズに乗り移ることができる十分な広さを有するとは言えないのが現状である。
ところで、車椅子から便器への移動手順は身体の症状によって個人差があり、一様ではない。例えば少し歩ける脳梗塞を患った者では、車椅子を便器の斜め前に付け、手摺りを伝って車椅子の前方から移動する。また腕力があるが歩けない脊髄損傷者では、車椅子を便器の横に付け、肘掛けを外し、身体を横にずらしながら移動したりする。
このように、トイレ内の限られたスペースの中で、車椅子から便器へスムーズに乗り移るためには、車椅子と便器の位置関係が重要であり、そのためには車椅子が自由に小回りできることが必要である。
また頸椎損傷等により自己導尿などができず、尿道カテーテルを必要とする者にとっては、車椅子にリクライニング機能があることが重要である。即ち、カテーテルを尿道に上手く挿入するためには、背もたれをやや倒した状態で行う必要があり、特に女性の場合は尿道口が下を向いているため、特にその機能は重要である。
従来のリクライニング式の車椅子は、例えば特許文献1(図8参照)に記載のもののように、駆動輪91が車椅子の後部に配置されている。これは、背もたれ92を倒して重心が後ろになった際に、車椅子ごと後方に転倒しないためである。また特許文献1では、背もたれ92を任意の傾斜位置で保持できるように、背もたれ92を後方から支えるガスダンパー93が採用されている。
特開2003−62015号公報
しかしながら、従来のリクライニング式の車椅子では、次のような課題があった。
即ち、上記したように、駆動輪91が車椅子の後部に配置されているため、背もたれ92の位置を戻した状態で駆動輪91のハンドリムを回そうとすると、腕を後ろに振らないとハンドリムが掴めない。また車椅子自体の重心も後方寄りにあることから、自力で走行するにはある程度の大きな操作力が必要となる。
更に、方向転換する場合は、車椅子の後部にある駆動輪91側が回転中心になるため、普通型の車椅子よりも旋回半径が大きく、方向転換が容易にできなかった。
このように、従来のリクライニング式車椅子は、リクライニングしない普通型の車椅子に比べて、走行性に劣ると共に小回りも自由に効かなかった。したがって、トイレ内のように限られたスペースの中で自由に移動することが困難であった。
また特許文献1に記載のもの(図8参照)は、背もたれ92の基端部が座フレーム94の回転軸95にその位置で直接連結されているため、着座時の使用者の腰の屈曲点が回転軸95よりも上方に大きくずれている。したがって、リクライニングすると、背中が車椅子の進行方向にずれてしまう欠点があり、このことは麻痺をもった使用者では深刻な問題であった。
更に上記したように、背もたれ92の基端部が座フレーム94の回転軸95にその位置で直接連結している。このため、図8の想像線に示すように、ガスダンパー93の上端部931は、同じ背もたれ92基端部の回転軸95を中心とした円弧状の軌跡を描くと共に、その円弧状の軌跡のうち、傾斜角度が小さい上部側の円弧部分を通る(後述する図10(b)の背もたれ96a、回転軸961a、ガスダンパー97の位置関係も参照)。よって、背もたれ92の傾斜角度が大きくなっても、ピストンロッド932が軸線方向に効率的に伸縮しにくい。
その結果、背もたれ92からガスダンパー93への力が他の方向にも分散しやすく、力がガスダンパー93に十分に伝わらなかった。したがって、リクライニング開始時の初期動作により大きな力が必要であった。
(本発明の目的)
そこで本発明の目的は、リクライニング式の車椅子において、走行性に優れると共に、背もたれを倒して重心が後ろになった場合でも車椅子ごと後方に転倒することを防止できる車椅子を提供することにある。
本発明の他の目的は、トイレのような限られたスペースの中でも自由に小回りすることができる車椅子を提供することにある。
本発明の他の目的は、リクライニング開始時の初期動作に必要な力をできるだけ小さくして、非力な高齢者や病人でも比較的軽い操作でリクライニングできるようにした車椅子を提供することにある。
本発明の他の目的は、フットレストを上げた場合に、フットレストが使用者の足の長さと合わずに膝が屈曲してしまうことを防止できるようにした車椅子を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
使用者によって駆動できる駆動輪と、背もたれを所要の傾斜角度で保持するダンパーと、使用者が操作できるリクライニングレバーを備え、前記背もたれの傾斜角度が大きくなっても、ダンパー自体の傾斜角度は大きく変わることはなく、ピストンロッドはダンパーの軸線方向に伸縮するようにした、幅方向に折り畳むことができるリクライニング式の車椅子であって、
駆動輪の前後方向に前部キャスターと後部キャスターをそれぞれ備え、前部キャスターまたは後部キャスターの何れか一方が常時接地面に接触するように構成されており、
駆動輪の車軸と後方に傾斜する背もたれの回転中心は、背もたれよりも車椅子の進行方向側に位置し、軸心方向が後方に下方傾斜するように配置されているダンパーの取り付け位置は背もたれの後部側にあり、
前記背もたれは背フレームを有し、該背フレームの基端側には湾曲部材が設けられており、該湾曲部材は、背フレームの基端側に固定されている後端部から前方向に延びそれから下方向に延びることによって湾曲しており、
前記湾曲部材の下端が背もたれの回転中心となっている、
車椅子である。
第2の発明にあっては、
フットレストを備えており、該フットレストは足置き部を備えたアーム部材を有しており、アーム部材は足置き部が上下動できるように角度調整でき、アーム部材の回転中心は座部の先端部よりも車椅子の進行方向側に位置しており、アーム部材を上げた場合に使用者の膝が屈曲することを防止できるように構成されている、
第1の発明に係る車椅子である。
第3の発明にあっては、
リクライニング時において、駆動輪に手を巻き込むことを防止できるようにしたアームレストを備えている、
第1または第2の発明に係る車椅子である。
(作 用)
本発明は例えば次のように作用する。
(a)通常の走行時には、リクライニングせずに、背もたれを起立させておく。その際、後部キャスターは接地面と接触していない。また、駆動輪の車軸は背もたれよりも車椅子の進行方向側に位置しているので、車軸が背もたれよりも車椅子の後方にある場合に比べて、腕を後ろに振らずに駆動輪を操作して走行できる。しかも、駆動輪の車軸が背もたれよりも車椅子の進行方向側に位置していることで、車椅子自体の重心も前方寄りにある。このため、車軸が背もたれよりも車椅子の後方にある車椅子と比べて、駆動輪の操作が比較的軽い。
カテーテルを尿道に挿入するとき、疲れて少し横になりたいとき、あるいはベッドに乗り移るときなどは、リクライニングさせて背もたれを後方に倒す。ダンパーにより、背もたれは所要の傾斜角度で保持される。また、背もたれを倒して重心が後ろになった場合、後部キャスターが接地面と接触し、車椅子を下側から支えるので、後方に転倒することが防止される。
トイレのような限られたスペース内で、あるいは狭い廊下の曲がり角などで、方向転換する場合は、重心を後ろに移動させ、後部キャスターを接地面と接触させる。このとき、前部キャスターは接地面と接触してしない。よって、駆動軸と後部キャスターの二点で、左右一対の駆動輪の中間部を中心として車椅子を回動させることができるので、車椅子を容易に方向転換させることができる。
図9(a)は、本発明に係る車椅子の背もたれの作用を説明するための側面視概略説明図であり、図9(b)は、従来のリクライニング式の車椅子における背もたれの作用を説明するための側面視概略説明図である。
図9(a)(b)を参照して、背もたれの作用を説明する。なお、作用の説明の理解を助けるため、図9で使用している符号を用いて説明するが、本発明を図9記載のものに限定するものではない。これについては、図10及び図11についても同様である。
図9(a)に示すように、本発明では、背もたれ96の回転中心961は背もたれ96よりも車椅子の進行方向側に位置している。これに対し、図9(b)に示すものは、背もたれ96aの基端部が座フレーム94の回転軸961aにその位置で直接連結している。
即ち、各背もたれ96,96aの回転中心が異なっており、図9(b)では単に背もたれ96aが傾倒するのに対し、本発明(図9(a)参照)では、背もたれ96が座フレーム94に対して下方へ引き込まれながら傾倒していく。また反対に、背もたれ96を起立させるときは、背もたれ96が座フレーム94に対して上方へ伸びるようにして起立していく。このような作用により、本発明では、背もたれが使用者の背中に追従してリクライニングするようになり、背中が背もたれからずれることを防止できる。
図10(a)は、本発明に係る車椅子のダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図であり、図10(b)は、従来のリクライニング式の車椅子におけるダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図である。
図10(a)(b)を参照して、ダンパーの作用を説明する。
上記したように、本発明(図10(a)参照)と図10(b)に示すものでは、各背もたれ96,96aの回転中心が異なっているため、必然的にダンパー97の上端部971の回転中心も異なっている。
図10(b)に示すものは、本発明(図10(a)参照)と比べて、回転軸961aと同一上または同一線上から近い位置に、ダンパー97の上端部971が位置している。よって、上端部971は回転軸961aを中心とした円弧状の軌跡を描くと共に、その円弧状の軌跡のうち、傾斜角度が小さい上部側の円弧上を通る。したがって、背もたれ96の傾斜角度が大きくなっても、ピストンロッド972が軸線方向に効率的に伸縮しにくい。
その結果、力の向きと大きさをベクトルで図示しているように、背もたれ96からダンパー97への力が他の方向にも分散しやすく、力がダンパー97に十分に伝わらない。このため、リクライニング開始時の初期動作により大きな力が必要となる。
これに対し、本発明(図10(a)参照)では、回転中心961が背もたれ96よりも車椅子の進行方向側にあるため、ダンパー97の上端部971は、その回転中心961を中心とした円弧状の軌跡のうち、傾斜角度が大きい円弧上を通る。よって、背もたれ96の傾斜角度が大きくなっても、ダンパー97自体の傾斜角度は大きく変わることはなく、ピストンロッド972は軸線方向に効率的に伸縮する。
その結果、力の向きと大きさをベクトルで図示しているように、背もたれ96からダンパー97への力が他の方向に分散せずに十分に伝わるようになっている。したがって、リクライニング開始時の初期動作に必要な力をできるだけ小さくできる。
図11は、回転中心を背もたれの回転中心を更に上方に移動させて車椅子を構成した場合の背もたれ及びダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図である。
なお、図11に示すように、背もたれ96の回転中心961を図10(a)に示す位置(座フレーム94)よりも更に上方に移動させた方がより好ましい。これにより、リクライニング前後における背もたれ96の基端部側の移動幅が小さくなるので、リクライニングしたときに腰の下に隙間が形成されることを防止できる。
(b)フットレストを備えているものは、次のように作用する。
即ち、座った際に足をフットレストの足置き部に置く。そして、リクライニングしたときには、アーム部材の角度を上げて足置き部を上方に移動させ足を伸ばす。これにより、リクライニング時に身体全体を伸ばすことで、よりリラックスできる。しかも、アーム部材の回転中心は座部の先端部よりも車椅子の進行方向側に位置するので、アーム部材の角度を上げることにより、座部の先端部から足置き部までの長さが長くなる。よって、フットレストが使用者の足の長さと合わずに膝が屈曲してしまうことを防止できる。
(c)リクライニング時において、駆動輪に手を巻き込むことを防止できるようにしたアームレストを備えているものは、次のように作用する。
即ち、リクライニングした状態でも、手はアームレストの上に置く。このようにすれば、手が駆動輪側に垂れ下がって駆動輪に手を巻き込むことを防止できる。
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明によれば、通常の走行時に後部キャスターを接地面と接触させない状態にでき、しかも駆動輪の車軸は背もたれよりも前方に位置している。これにより、従来のリクライニング式の車椅子と相違して、腕を後ろに振らなくても駆動輪を操作できるとともに、車椅子自体の重心も前方寄りとなっている。したがって、本発明に係る車椅子は、リクライニングしない普通型の車椅子と同様に、走行性に優れている。
また、背もたれを倒して重心が後ろになった場合でも、後部キャスターが接地面と接触して支えるので、車椅子ごと後方に転倒することを防止できる。
更に、前部キャスターまたは後部キャスターの何れか一方が、接地面に常時接触するように構成されているため、後部キャスターが接地面と接触した場合には、前部キャスターが接地面と接触していない。よって、駆動軸と後部キャスターの二点で、左右一対の駆動輪の中間部を中心として車椅子を回動させることができるので、その結果、旋回半径が小さくなり、狭い場所での方向転換が容易になる。したがって、トイレのような限られたスペースの中でも自由に小回りすることができる。
また更に、背もたれの回転中心は背もたれよりも車椅子の進行方向側に位置しているため、上記した作用により、背もたれが使用者の背中に追従してリクライニングするようになり、背中が背もたれからずれることを防止できる。
更に、ダンパーの上端部は、上記した作用のように、その回転中心を中心とした円弧状の軌跡のうち、傾斜角度が大きい箇所の円弧上を通る。よって、背もたれからダンパーへの力が他の方向に分散せずに十分に伝わるようになっている。したがって、リクライニング開始時の初期動作に必要な力をできるだけ小さくでき、非力な高齢者や病人でも比較的軽い操作でリクライニングすることができる。
(b)足置き部を備えたアーム部材を有するフットレストを備え、アーム部材は足置き部を上下動できるように角度調整でき、アーム部材の回転中心は座部の先端部よりも車椅子の進行方向側に位置するものでは、アーム部材の角度を上げることにより、座部の先端部から足置き部までの長さが長くなるので、フットレストが使用者の足の長さと合わずに膝が屈曲してしまうことを防止できる。
(c)リクライニング時において、駆動輪に手を巻き込むことを防止できるようにしたアームレストを備えているものは、リクライニングした状態で走行する場合でも駆動輪に手を巻き込むことがなく、安全性が高い。
本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車椅子の一実施例を示す斜視説明図である。
図1では、背シート101,102、座シート531及びアームレスト3の肘当て部301を想像線で表している。なお、本実施例で示す前後方向は、車椅子Aの進行方向を基に説明している。
図2は、図1に示す車椅子の右側面視説明図、
図3は、背もたれをリクライニングさせ、フットレストを所要の角度まで上げた状態を示す車椅子の右側面視説明図である。
図2及び図3では、駆動輪4を想像線で表している。
車椅子Aは、図3に示すように、背もたれ1を倒すことができるリクライニング式である。車椅子Aは、例えばアルミニウム合金等の金属製のパイプで形成された各フレームを、ほぼ左右対称に組み立てることでその骨組みが構成されている。
図1に示すように、背もたれ1は、門形の背フレーム10に背シート101,102を緊張させた状態で張ることで構成されている。車椅子Aは、背もたれ1を所要の傾斜角度で保持する左右一対のガスダンパー2,2を備えている。なお、ガスダンパー2の代わりに、オイルダンパーを使用することもできる。
ガスダンパー2,2の操作は、操作部であるリクライニングレバー31で行う。本実施例では、リクライニングレバー31が正面視左側のアームレスト3に取り付けてある。よって、車椅子Aに座った使用者が操作できる。なお、車椅子Aを押す介護者が操作できるように、リクライニングレバー31を背もたれ1の後部側に設けることもできる。
左右一対のアームレスト3,3は上方向に引き抜けば、車椅子A本体から取り外すことができる。図3に示すように、アームレスト3,3は、駆動輪4の上端部からやや後方の位置まで伸ばしてあり、リクライニングした状態で走行する際に駆動輪4に手を巻き込むことを防止している。なお、アームレスト3,3を背もたれ1に固定することもできる。
車椅子Aは、使用者によって駆動できる左右一対の駆動輪4,4と、各駆動輪4の前後方向に設けてある前部キャスター41,41と後部キャスター42,42と、を備えた六輪構造となっている。本実施例では、前部キャスター41または後部キャスター42の何れか一方が常時接地面Gに接触するように構成されている。
符号43は、駆動輪4を手動で停止できる操作レバー付のブレーキを示している。符号431は、ブレーキ40を取り付けるための湾曲した取付部を示している。
図2に示すように、左右一対の駆動輪4の各車軸400は、背もたれ1よりも前方に位置し、縦方向に延びた車軸フレーム50のほぼ中間部分に取り付けてある。前部キャスター41は、水平方向に延びた下部フレーム51の先端側下方に位置している。各車軸フレーム50は、下端部が下部フレーム51に連結され、上端部が座フレーム52に連結されている。
図1に示すように、左右一対の座フレーム52,52の内側には、左右一対のシートフレーム53,53が配置されており、座フレーム52,52間には座シート531が緊張させた状態で張ってある。図1で符号521は、座フレーム52の内側に突出して設けてあるシートフレーム受部を示している。シートフレーム受部521で、シートフレーム53,53を座フレーム52の内側に保持できる。
上記したように、本実施例では、図2に示すように、通常の走行状態では後部キャスター42は接地面Gに接触していない。しかも、駆動輪4の車軸400は背もたれ1よりも前方に位置している。したがって、駆動輪4が背もたれ1よりも後部にある従来のリクライニング式の車椅子と相違して、腕を後ろに振らなくても駆動輪4を操作できるとともに、車椅子A自体の重心も前方寄りとなっている。よって、本実施例に係る車椅子Aは、リクライニングしない普通型の車椅子Aと同様に、走行性に優れている。
各車軸フレーム50の後部側には、軸受部501が設けてある。軸受部501には、後斜め下方に延びる足部材6の基端部が軸部502によって上下に回動可能に設けてある。足部材6の先端部には、後部キャスター42が取り付けてある。
図4は、図1で正面視左側のガスダンパーを含む部分を、内側から見た拡大斜視説明図である。図2及び図4を参照する。
各足部材6の先端側には、ガススプリング61のピストンロッド611の先端部が軸部62によって回動可能に取り付けてある。軸部61は足部材6側の車椅子内方に位置する。車軸フレーム50の上部寄りには、後方へ水平方向に延びる取付フレーム54が固定されている。この取付フレーム54に、平板状の取付部である取付板540を介して、ガススプリング61のシリンダー612が軸部541を介して回動可能に取り付けてある。
図2に示す常態では、ガススプリング61のピストンロッド611は伸びた状態となっている。そして、図2に示す常態から、車椅子Aに座っている使用者が後方に重心を移動させるか、あるいは背もたれ1の後部側に突出している手押しハンドル11を介護者が把持して下方に押す。そうすると、後部キャスター42が接地面Gに接地してガススプリング61が縮み(縮んだ状態は図示していない)、足部材6に対して下部フレーム51が軸部502を中心として後方に下方傾斜する。その結果、前部キャスター41が接地面Gから大きく持ち上がる(図示省略)。これにより、例えば屋内における敷居等の段差部の乗り越えが容易できる。
逆に使用者が前方に重心を移動させるか、手押しハンドル11を押えていた力を弱めるかすると、再びガススプリング61が伸びる。これにより、図2に示すように、下部フレーム51と共に車椅子Aが水平状態に戻る。
また、駆動輪4の後方に後部キャスター42が設けられているので、リクライニングした際に重心が後ろに移動した場合でも、後部キャスター42が接地面Gに当接して支えるので、車椅子Aごと後方に転倒することを防止できる。
更に、上記したように、後部キャスター42が接地面Gと接触した場合には、前部側のキャスターが接地面Gと接触しないように構成されているため、左右の駆動輪4の中間部を中心として車椅子Aを回動させることができる。その結果、旋回半径が小さくなり、狭い場所での方向転換が容易である。したがって、トイレのような限られたスペースの中でも自由に小回りすることができる。
なお、図2及び図4示すように、ガススプリング61を取り付けるための取付板540と足部材6の先端側の所要の位置には、ガススプリング61の角度を調整できるように各軸部541,62用の取付穴542,621が所要の間隔をおいて複数設けてある。取付板540自体についても、ボルトやナット等からなる固着具を取り付ける長孔543が前後方向に設けてある。これにより、ガススプリング61の取付フレーム54に対する取付板540の位置も調整できる。このような構成により、ガススプリング61の傾斜角度を変えて、適切なスプリング効果が得られるように調整できる。
図2に示すように、背フレーム10を回動自在に設ける軸受部12は、座フレーム52後部寄りに立設してある。軸受部12は、側面視で車軸フレーム50よりも前方に位置している。軸受部12には、背フレーム10を連結する湾曲部材13を回動自在に軸支する軸部100が設けてある。湾曲部材13は、図2で上方から後方に向けて湾曲している。湾曲部材13の先端部(後部)に、背フレーム10の基端側の前面部分が固定されている。背フレーム10の基端部は、湾曲部材13よりも下方にやや突出している。
背フレーム10の後部側には、背もたれ1を所要の傾斜角度で保持する左右一対のガスダンパー2,2が配置されている。即ち、背フレーム10の基端側には、後方に突出した軸受部103が設けてある。この軸受部103の軸部200にガスダンパー2,2のシリンダー21の一端部が回動自在に軸支されている。
そして、ガスダンパー2,2は軸心方向が後方に下方傾斜するように配置され、ガスダンパー2,2のピストンロッド22の先端部は、下部フレーム51よりも下方に位置している。即ち、水平方向に延びる取付フレーム54から鉛直方向に延びた後部フレーム55が、下部フレーム51の内側に固定されると共に、後部フレーム55の先端部が下部フレーム51からやや突出している。後部フレーム55には、前方に突出した軸受部551が設けてあり、この軸受部551にピストンロッド22の先端部が回動自在に軸支されている。
各ガスダンパー2,2は、図2に示す常態では、ピストンロッド22がシリンダー21に対してロックされており、上記したリクライニングレバー31を操作するとそのロックが解除され、ガスダンパー2,2が伸長する方向に付勢力が生じるようになっている。図4で、符号311はリクライニングレバー31から延びた操作ワイヤを示している。
以上のような構成により、リクライニングするときは、リクライニングレバー31を把持してガスダンパー2,2のロックを解除し、リクライニングレバー31を把持したまま背中を後方に倒す。これにより、背もたれ1がガスダンパー2,2のバネ力に抗しながらゆっくりと倒れ始める。そして、リクライニングレバー31を離すと、その位置でガスダンパー2,2がロックされ、背もたれ1を所要の傾斜角度で保持できる。
更に、本実施例では、背もたれ1の回転中心である軸部100は背もたれ1よりも前方に位置している。これにより、図3に示すように、背もたれ1が座フレーム52に対して下方へ引き込まれながら傾倒していく。また反対に、背もたれ1を起立させるときは、背もたれ1が座フレーム52に対して上方へ伸びるようにして起立していく。このような作用により、背もたれ1が使用者の背中に追従してリクライニングするようになり、背中が背もたれ1からずれることを防止できる。
しかも、背もたれ1の回転中心である軸部100は、座フレーム52よりも更に上方に位置しているので、リクライニング前後における背もたれ1の基端部側の移動幅を小さくできる。したがって、リクライニングしたときに腰の下に隙間が形成されることを防止できる。
また上記したように、回転中心である軸部100が背もたれ1の前方にある。このため、背もたれ1の基端部が座フレーム52にその位置で直接連結されているものと相違して、ガスダンパー2,2の上端部は、軸部200を中心とした円弧状の軌跡のうち、傾斜角度が大きい円弧上を通る(図10も参照)。よって、背もたれ1の傾斜角度が大きくなっても、ガスダンパー2,2自体の傾斜角度は大きく変わることはなく、ピストンロッド22はガスダンパー2の軸線方向に効率的に伸縮する。その結果、背もたれ1からガスダンパー2,2への力が他の方向に分散せずに十分に伝わるようになっている。したがって、リクライニング開始時の初期動作に必要な力をできるだけ小さくできる。
図5は、図2の状態からフットレストを取り外した状態を示す車椅子の側面視説明図である。
各座フレーム52と下部フレーム51の先端部の間には、鉛直方向に延びた前部フレーム56が連結されている。左右一対のフットレスト7,7は、図5に示すように、前部フレーム56から取り外すことができる。これにより、座シート531(図5では隠れて表れず、図1参照)の先端部をベッドの側面まで近づけることができるので、座面からベッドへの乗り移りが容易である。
フットレスト7の構造について、更に詳しく説明する。
図1及び図5に示すように、フットレスト7は、足置き部である足置きプレート711を先端部に備えたアーム部材71と、アーム部材71を車椅子A本体側の前部フレーム56に連結する連結フレーム72を備えている。
図5に示すように、連結フレーム72の基端側は、下方に向けて二股に分かれている。そして、後部側に位置する長さが短い第1差込部材721の先端部が前部フレーム56の上部に差し入れられて連結される。他方、前部側に位置し長さが長い第2差込部材722の先端部が前部フレーム56の下部寄りに設けてあるフレーム受部561に差し入れられて連結される。
前部フレーム56の上部側には、第1差込部材721を嵌め入れた状態で固定できる側面視円形状の固着具562が取り付けてある。この固着具562は、手前に引っ張った状態で回転させると、その固定が解除されるようになっている。固着具562は、公知技術を採用しているので、構造についての詳細な説明は省略する。
アーム部材71は、連結フレーム72の先端部(前方部)に設けてある軸部700により、上下方向に回動自在に軸支されている。フットレスト7を取り付けた図2の状態で、軸部700は座フレーム52(図1に示す座シート531)の先端部よりも前方で、且つ、座フレーム52よりも高い位置にある。
アーム部材71(図1参照)には、膝当て712が軸部713を中心として外側に回動できるように設けてある。また、足置きプレート711も軸部714を中心として、外側に回動できるように構成されている。そして、後述する図6及び図7に示すように、車椅子Aを幅方向に折り畳む際に、膝当て712と足置きプレート711を折り畳むようにする。なお、膝当て712は、固着具(上記した固着具562と同じ構造)を解除することで、軸部713と共にアーム部材71から取り外すこともできる。
図5に示すように、アーム部材71と第2差込部材722の間には、角度調整部材73が設けてある。角度調整部材73により、アーム部材71と第2差込部材722の間隔を調整して、第2差込部材722に対するアーム部材71の角度を調整できる。図1で棒状の進退バー731を前後に進退させることで、図3に示すようにアーム部材71を軸部700を中心として上下方向に回動でき、アーム部材71の角度を調整できる。符号732は、進退バー731を所要の進退位置で固定するストッパーレバーを示している。角度調整部材73は公知技術を採用しているので、その他の構造についての詳細な説明は省略する。
以上のような構成により、フットレスト7は角度が調整できるので、リクライニング時に身体全体を伸ばすことで、よりリラックスができる。しかも、アーム部材71の回転中心である軸部700が座シート531(座フレーム52)の先端部よりも前方に位置しているので、アーム部材71を上げることにより、座シート531の先端部から足置きプレート711までの長さが長くなる。よって、フットレスト7が使用者の足の長さと合わずに膝が屈曲してしまうことを防止できる。なお、アーム部材71の上部側には、角度調整する際にアーム部材71を掴みやすくするため、湾曲した把持部715が設けられている。
図6は車椅子Aの背面視説明図であり、図7は、車椅子Aを折り畳んだ状態を示す背面視説明図である。
図7に示すように、背フレーム10は着脱可能な門形の上フレーム104を備え、止めネジ105,105による固定を解除することで、下フレーム106,106から上フレーム104を取り外すことができる。
また、図6に示すように、下フレーム106,106の上端寄りには、図6で左側の軸部107を中心として回動可能な連結バー108が橋渡して設けてある。そして、図7で右側の止めネジ108aによる切欠受部109の固定を解除することにより、連結バー108を回動して連結を解除することができる。これにより、下フレーム106,106の間隔を狭めることができ、車椅子Aを幅方向に折り畳めるようになる。なお、背シート101,102は、上フレーム104と下フレームを境にして離れる。
以下のような構成により、車椅子Aは幅方向に折り畳むことができる。
図1及び図6に示すように、左右一対のシートフレーム53,53と左右一対の下部フレーム51,51とを連結するように、交差して配置された一対の棒状のリンク部81,82によって折り畳み機構が構成されている。
図1に示すように、各リンク81,82部の下端部が固定されている下部フレーム51の中間部分(以下、回動部511という)は、その両側の下部フレーム51に対してリンク部81,82と共に回動するようになっている。これにより、一対のリンク部81,82は、クロスした中央部の支点部800(図6参照、図1では隠れて表れず)を中心として折り畳むことができる。
そうして、図6及び図7に示すように、座シート531の幅方向の中央部を上方(矢印方向)に押し上げる。これにより、左右一対のシートフレーム53,53が下部フレーム51,51の回動部511(図6及び図7では隠れて表れず、図1参照)を中心として上方に回動し、その結果、シートフレーム53,53間の距離が狭まる。これにより、各リンク部81,82が折り畳まれ、車椅子Aを幅方向に折り畳むことができる。なお、本実施例では、リンク部81,82の折り畳み機構は、シートフレーム53,53の前後方向に二箇所設けられている。
なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
更に、特許請求の範囲には、請求項記載の内容の理解を助けるため、図面において使用した符号を括弧を用いて記載しているが、特許請求の範囲を図面記載のものに限定するものではない。
本発明に係る車椅子の第1の実施例を示す斜視説明図。 図1に示す車椅子の右側面視説明図。 背もたれをリクライニングさせ、フットレストを所要の角度まで上げた状態を示す車椅子の右側面視説明図。 図1で正面視左側のガスダンパーを含む部分を、内側から見た拡大斜視説明図。 図2の状態からフットレストを取り外した状態を示す車椅子の側面視説明図。 車椅子Aの背面視説明図。 車椅子Aを折り畳んだ状態を示す背面視説明図。 特許文献1に記載されている従来のリクライニング式の車椅子を示す側面視説明図。 図9(a)は、本発明に係る車椅子の背もたれの作用を説明するための側面視概略説明図であり、図9(b)は、従来のリクライニング式の車椅子における背もたれの作用を説明するための側面視概略説明図。 図10(a)は、本発明に係る車椅子のダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図であり、図10(b)は、従来のリクライニング式の車椅子におけるダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図。 回転中心を背もたれの回転中心を更に上方に移動させて車椅子を構成した場合の背もたれ及びダンパーの作用を説明するための側面視概略説明図。
符号の説明
A 車椅子
G 接地面
1 背もたれ
2 ガスダンパー
3 アームレスト
4 駆動輪
6 足部材
7 フットレスト
10 背フレーム
11 ハンドル
12 軸受部
13 湾曲部材
21 シリンダー
22 ピストンロッド
31 リクライニングレバー
40 ブレーキ
41 前部キャスター
42 後部キャスター
43 ブレーキ
50 車軸フレーム
51 下部フレーム
52 座フレーム
53 シートフレーム
54 取付フレーム
55 後部フレーム
56 前部フレーム
61 ガススプリング
61 軸部
62 軸部
71 アーム部材
72 連結フレーム
73 角度調整部材
81,82 リンク部
100 軸部
101,102 背シート
103 軸受部
104 上フレーム
105 止めネジ
106 下フレーム
107 軸部
108 連結バー
109 切欠受部
200 軸部
301 肘当て部
311 操作ワイヤ
400 車軸
431 取付部
501 軸受部
502 軸部
511 回動部
521 シートフレーム受部
531 座シート
540 取付板
541 軸部
542,621 取付穴
543 長孔
551 軸受部
561 フレーム受部
562 固着具
611 ピストンロッド
612 シリンダー
700 軸部
711 プレート
712 膝当て
713 軸部
714 軸部
721 差込フレーム
722 差込フレーム
731 進退バー
732 ストッパーレバー
800 支点部

Claims (3)

  1. 使用者によって駆動できる駆動輪(4)と、背もたれ(1)を所要の傾斜角度で保持するダンパー(2)と、使用者が操作できるリクライニングレバー(31)を備え、前記背もたれ(1)の傾斜角度が大きくなっても、ダンパー(2)自体の傾斜角度は大きく変わることはなく、ピストンロッド(22)はダンパー(2)の軸線方向に伸縮するようにした、幅方向に折り畳むことができるリクライニング式の車椅子であって、
    駆動輪(4)の前後方向に前部キャスター(41)と後部キャスター(42)をそれぞれ備え、前部キャスター(41)または後部キャスター(42)の何れか一方が常時接地面(G)に接触するように構成されており、
    駆動輪(4)の車軸(400)と後方に傾斜する背もたれ(1)の回転中心(100)は、背もたれ(1)よりも車椅子の進行方向側に位置し、軸心方向が後方に下方傾斜するように配置されているダンパー(2)の取り付け位置は背もたれ(1)の後部側にあり、
    前記背もたれ(1)は背フレーム(10)を有し、該背フレーム(10)の基端側には湾曲部材(13)が設けられており、該湾曲部材(13)は、背フレーム(10)の基端側に固定されている後端部から前方向に延びそれから下方向に延びることによって湾曲しており、
    前記湾曲部材(13)の下端が背もたれ(1)の回転中心(100)となっている、
    車椅子。
  2. フットレスト(7)を備えており、該フットレスト(7)は足置き部(711)を備えたアーム部材(71)を有しており、アーム部材(71)は足置き部(711)が上下動できるように角度調整でき、アーム部材(71)の回転中心(700)は座部(531)の先端部よりも車椅子の進行方向側に位置しており、アーム部材(71)を上げた場合に使用者の膝が屈曲することを防止できるように構成されている、
    請求項1記載の車椅子。
  3. リクライニング時において、駆動輪(4)に手を巻き込むことを防止できるようにしたアームレスト(3)を備えている、
    請求項1または2記載の車椅子。
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