JP2008079649A - 歩行器兼足こぎ車いす - Google Patents

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Keiko Yamazaki
恵子 山崎
Shinya Yamazaki
山崎  慎也
Yumiko Yamazaki
有実子 山崎
Hiroaki Kamigasa
浩昭 神笠
Takao Matsuba
孝夫 松葉
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Abstract

【課題】
アタッチメントの車いす用大車輪を設けることにより、簡単な構造でありながら多目的な機構を持ち、介護予防にも福祉機器にも利用できる、歩行器兼足こぎ車いすを提供する。
【解決手段】
前後二対の自在キャスター付き脚を有する歩行器に、ワンプッシュで着脱可能な一対の大車輪と、着座用の座面を取り付けることが可能な部分を設備することで、歩行器、足こぎ車いす一般的な車いすという多目的な歩行器兼足こぎ車いすにすることが達成される。
あらゆる住環境にも対応でき、生活支援から介護予防、福祉機器としてなど、利用範囲が非常に広い機器として効果的である。
【選択図】図1

Description

本発明は、高齢者や軽度の要介護者に使用する車いすに関するもので、特に、まだ一人で歩くことはできるが、長時間は困難である、或いは歩行が不安定なため、一人での行動が無理になる高齢者に有効な、歩行器兼足こぎ車いすに関する。
通常の家庭、病院、施設等における高齢者、軽度の要介護者の歩行について、歩行が若干困難な高齢者・要介護者は、一般的な車いすを使用するか、シルバーカー或いは歩行器を利用するが、どちらも一長一短があり、高齢者・要介護者自身のみならず、介助者にも多大の精神的負担がかかるものであった。
これらを背景として、早期より車いすを使用することで、徐々に歩くことが出来なくなるのではないかという不安、または高齢者・要介護者の歩行時間が長くなることで発生する体力的な不安などの問題を解決するため、特許文献1のように、車いすを改造することで移動可能とされるようにしたものが提案されている。また、高齢者・要介護者の室内での行動或いは近距離の外出のケースにおいて、介助者あるいは本人の負担を少しでも軽減する従来の技術として、特許文献2に記載された機器がある。この機器では、突発的に歩行困難に至った場合に完全な車いすとして使用することが困難なため、使用途及び利用範囲が限られてくる。さらに特許文献3に記載された歩行器では、室内のみの使用にとどまり、外出用には不向きではある。使用者が起立しやすいように高さ調整がされ、疲れたときには座ることを可能にし本人の負担を軽減することを狙ったものである。
特願2000-145698「歩行器兼用車椅子」公報* 特願2004-110450「折りたたみ式車椅子型歩行器」公報* 特願2003-286431「歩行器つき騎乗車椅子」公報*
特許文献1に記載された歩行器兼用車椅子では、単に車いすの着座面の工夫と歩行をする際にフレームの高さ調整がなされているだけで、基本的には車いすとしての機能から改善されておらず、使用者あるいは家族の介護予防に関する認識が推進されていない。特許文献2の装置では、折りたたみなどが工夫され、コンパクトに設計はされているが、本来の車いすとして利用する場合、後輪がキャスターであることから、走行性の或いは安全性の不安があり、長距離の外出には不向きと考えられる。また、特許文献3の歩行器つき騎乗車椅子では、室内でだけの利用にとどまり、外出時には利用できないという制限があることで、高齢者にとっての負担は軽減されるとは言いがたいものであった。
本発明の目的は、キャスター付き脚を有する歩行器に、着脱可能な一対の大車輪、着座用の座面などを取り付けることで、一般的な車いすになるが、大車輪を取り付けない状態で、座面だけを取り付ければ、前後二対のキャスターにより、前後左右を自在に移動できる、足こぎ車いすとして提供することが可能となり、使用者本人と介助者の負担を軽減することができる歩行器兼足こぎ車いす提供することである。
上記の目的は、前後二対のフレーム脚先端に自在キャスターを有する歩行器に、ワンプッシュで着脱可能な一対の大車輪と、着座用の座面を取り付けることが可能なフレーム部分を設備することで、一般的な車いすにすることが達成される。また、大車輪を取り付けない状態で、座面だけを取り付けることにより、前後二対の自在キャスターを使用することで、前後左右を自在に移動できる、足こぎ式車いすとしての提供が可能となり、使用者本人と介助者の負担を軽減することができる歩行器兼足こぎ車いす提供することが達成できる。
本発明によれば、高齢者或いは軽度の要介護者に対し、介護予防の効果もあり、日常生活の行動の範囲を拡大させることが可能になる。高齢者或いは軽度の要介護者にとって、長時間立ち続けることは、身体的負担が大きくなることから、早い時期から車いすを利用する傾向がある。しかし、車いすの使用時期を誤ることによって、要介護度が急速に早まることになる。さらに、足こぎ車いすとして利用する際には、車いすに前傾姿勢の状態で着座することになるため、利用者の転倒事故が発生しないよう、自在キャスターの位置を考慮している。このように簡易で安価な構成によれば、高齢者及び軽度の要護助者本人と介助者の負担を軽減することができる。また、利用者に室内でも屋外でも兼用で利用できる多目的な機器を提供することで、生活支援機器としての大きな役割を発揮し、自立した日常生活を可能にすることから人格を大切にできるという、心身ともに人間性尊重の福祉機器を提供できるものである。
図1は、本発明の歩行器兼足こぎ車いすの斜視図である。図1において、1は歩行器兼足こぎ車いすのフレーム、2はキャスター、3は座板である。4は車いすとして使用する際に取り付ける大車輪取つけブラケットで5は左右のフレームに取り付けられるアタッチメント大車輪であり、その下端部には着脱可能足載せフレーム7が設けられている。大車輪を使用した車いすとして使用する際には、8の制動ブレーキを利用することで安全を保つことが可能となる。6は歩行器以外の足こぎ車椅子、あるいは走行用車いすとして使用する際の、車いす用座面シートである。
本発明の歩行器兼足こぎ車いす全体の動作について説明する。本発明の歩行器兼足こぎ車いすは上記のように構成されているので、図2のように歩行器として使用する状態にすれば、図3の走行図に示すごとく前後左右に移動できるだけでなく自由な回転も可能で、歩行器全体がいわゆる小回りのきく構成となっている。
車いす用の座板を取り付けるだけで、図4に示すように足こぎ用の車いすになるように設定してある。図5に示した足こぎ用の車いすとしての使用図でわかるように、足こぎで使用する際、上体が全面に位置することから、前輪キャスターの位置を通常よりも前方に位置すること、車いすの転倒事故を未然に防ぐ効果も最大である。図6は車いすとしての使用時の斜視図であり、図5の足こぎ用車いすの状態から、左右に車いす用大車輪を取り付けるだけで、一般的な車いすとして使用可能となる。図8は車いすとして使用する際の使用状態をあらわすものである。
次に本発明の歩行器兼足こぎ車いすの使用方法について説明する。家庭、病院、施設などにおける歩行が多少困難な高齢者、要護助者が介護予防を前提として、使用機器の選択をしなければならない。杖や歩行器を使えば歩行に関しては問題ないが、長時間立ち続けたり、長距離を歩いたりすることは困難であるという場合、車いすを使い始めるとすぐに歩くことが困難になるのではないかという不安がうまれる。そのような状況にある場合、家庭内では小回りのきく歩行器、図3として利用し、室内でも疲れているときは、図5の小回りのきく足こぎ車いすとして利用すれば、おおよそのことは自分ひとりでおこなうことができることで、自信の喪失もなく、又介助者への負担も軽減できることになる。更に外出時には特に体力的にも不安があるため、歩行器だけではという人の場合、出かける前に図6の状態にして外出することで便宜を図ることができる。
以上のように、歩行器兼足こぎ車いすを使用することで、歩行が多少困難な高齢者、要介護者の、自分ひとりでできにくかった生活の部分が、自分ひとりでできることにより、本人の介護予防、生活自立の自信へとつながり、更には家族の中に生まれる不安なども軽減することが可能となる。現在一般的に開発されているものは、使用分類がはっきりしているため、その途中の経過をたどっている人には、中途半端な状況となっている。そのためにもこのような、簡単な機構でありながら、多目的に利用される機器があることで、介助者が楽に高齢者・要介護者のサポートが可能になる。
全体斜視図 歩行器の状態の全体斜視図 歩行器の状態の走行図 足こぎ車いすにした時の斜視図 足こぎ車いすにした時の使用状況側面図 車いすにした時の斜視図 車いすにするときの車輪取付部分図 車いすにした時の使用可能な状態を示す斜視図
符号の説明
1 歩行器兼足こぎ車いすのフレーム
2 キャスター
3 座板
4 大車輪取り付けブラケット
5 アタッチメント大車輪
6 車いす用座面シート
7 着脱可能足載せフレーム
8 制動ブレーキ

Claims (3)

  1. 椅子の四つの脚にそれぞれキャスターを配備して車いすとしたものにおいて、座面及び車いす大車輪を取り除くことによって、歩行器になることを特徴とする歩行器兼足こぎ車いす。
  2. 各脚のキャスターを配備して着座面を低く設定し、中央一対の大車輪を取り外すことにより、足こぎによる横移動など、容易に車いす移動を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の歩行器兼足こぎ車いす。
  3. 車いすの前輪キャスターを、一般の車いすの前輪位置よりも、前方に位置することで、足こぎ車いすとして利用した際、着座位置が前方に位置することにより、車いすが後に逃げることにより発生する転等事故を防ぐことを特徴とする、請求項2に記載の歩行器兼足こぎ車いす。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013505054A (ja) * 2009-09-17 2013-02-14 ベーオーベーエールホ ベー.フェー. 歩行器兼用車椅子
CN109350466A (zh) * 2018-12-13 2019-02-19 南通大学附属医院 一种心胸外科护理用的助行器

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CN109350466A (zh) * 2018-12-13 2019-02-19 南通大学附属医院 一种心胸外科护理用的助行器
CN109350466B (zh) * 2018-12-13 2021-11-26 南通大学附属医院 一种心胸外科护理用的助行器

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