JP2005052387A - 歩行器つき騎乗車椅子 - Google Patents

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信皓 生田
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Abstract

【課題】 従来の車椅子は乗り降りの際、一度立ち上がって横を向かなければならなかった。また、従来の歩行器は、停止装置がなく休息に別の椅子が必要であった。
【解決手段】従来の車椅子に乗り降りする際必要であった起立、方向転換を不要にするため、立たずに後方から乗り降りできる騎乗式車椅子に停止装置つき歩行器を二重ヒンジで連結して乗降時の負担が少ない、転倒しない、路面適応性のよい移動用具、歩行器つき騎乗車椅子を提案する。身障者はベッドに腰掛けた姿勢のまま、歩行器の肘パッドを引き寄せ、パッドを腕や肘で押えて車を停止させ、体重をパッドにかけて腰を浮かせ、腰を前に移すだけで、安全にサドルに騎乗することができる。トイレでは便座の前に騎乗車を後ろ向きにつけ、パッドを押えて腰を浮かせ、腰を後退させることにより容易に便座上に着座できる。また移動時には足で床を押すため、足腰に対するリハビリ効果もある。
【選択図】 図1

Description

腰掛けた姿勢から、立ち上がることなく体の向きを変えずに、車の後ろから前進して騎乗し、後退して降りることの出来る移動用具「歩行器つき騎乗車椅子」の構造に関する。
これまで一般に広く使用されている車椅子はすべて腰掛け式で、乗り降りする際、一旦立ち上がって向きを横に変えて腰を下ろすという動作が必要なものばかりであった。これに対して筆者は、立ち上がらず、体の向きも変えずに、乗り降りできる騎乗式車椅子を提案した(特許文献1参照)。
歩行器も広く一般に利用されているが、これまでのものには移動停止装置がなく、疲れたときは別の椅子が必要であった。
歩行器と車椅子を兼用あるいは組み合わせと称する移動用具の提案もいくつか見られるが、何れも腰掛け式車椅子の範疇から出るものではない(特許文献2,3,4,5参照)。
特許公開2003-070846 騎乗式車椅子 特許公表平10-500043車椅子及び歩行器の複合体 特許公開平10-028708 座椅子式歩行器具 特許公開2000-288031歩行器兼用車椅子 特許公開2001-321404 歩行器兼用車椅子
従来型の車椅子では、一旦立ち上がって横を向かないと車椅子に座ることができず、降りる場合にも同様の動作が必要で、乗り降りする際の転倒事故が多かった。
常時車椅子を利用すると腰から下の筋肉を使わないため、歩行能力の低下が著しい。
立ち上がり得る人は歩行器の利用もできるが、これまでの歩行器には停止装置がないため腰を上げ下ろしする際の転倒事故が多く、また歩行器を使っていて疲労した場合、別の椅子等に座らなければ休息出来ない、という難点があった。
これまでの車椅子、歩行器共に、障害物を乗り越えるということは殆ど不可能であった。
先に提案した騎乗式車椅子の例では、乗降時車椅子後輪軸が、足の移動の邪魔になる。
車椅子には、後方から体の向きを変えずに乗り降りできるよう、また乗降時に足の邪魔にならないよう、キャスタを持つ最も単純な騎乗式車椅子(以下騎乗車という)を採用する(図2参照)。
この騎乗車の転倒に対する安全性を確保するために、安定性の高い歩行器と連結する。
連結は歩行器肘パッド(1)中央部と騎乗車フレーム(11)前部とを、二重ヒンジ(7)のみで結ぶことによって行う。(図1参照)。このため乗降時に何も足の移動の妨げない状態を作ることができる。
二重ヒンジ(7)は、騎乗車と歩行器の相対位置に自由度を与える(図1、図2参照)。このため路面に障害物があっても、それが低ければ歩行器、騎乗車を順次持ち上げて乗り越えることができる。
歩行器に停止機能を持たせる。例えば肘パッド上に停止ロッドを突出させておき、停止ロッド押え板(10)で押えて、停止シュー(9)が床面を押すことによって車を停止させる。(図1参照)。
あらゆる方向へ車を自由に移動できるようにするため、車輪にはすべて自在型のキャスタ(6)を用いる(図1参照)。
歩行器と騎乗車を結合させることにより、乗降時の身障者の負担が少なくし、乗降の安全性、車の転倒に対する安定性を高くすることができる。
二重ヒンジによって連結することにより、乗降時の足の移動に対する障害物を無くすることを可能にし、小さい障害物であればそれを乗り越える歩行器、騎乗車間のフレキシビリティを与えることができる。
歩行器つき騎乗車椅子は、身障者本人が足で床面を押すことにより移動するため、足、腰のリハビリ効果が期待される。
これらの機能は、身障者の自立生活を支え、精神面での充足感、安心感を増進する。
歩行器肘パッド(1)高さを騎乗車のサドル(2)高さに適合させる(図1参照)。例えばトイレ往復用に用いる騎乗車では、サドル高さはベッドの布団上面と便座の高さの中間、約45cm程度に選び、歩行器肘パッド高さはそれより20cm程度高くとって65cm程度にする。またリハビリ用あるいは散歩用に用いる車は、サドル高さ50〜75cm、歩行器肘パッド高さ80〜105cm程度、両者とも高さ可変型とする。
歩行器および騎乗車の脚,支持パイプ、キャスタの配置は、身障者が車に乗り降りする際、移動のために足を動かす際の邪魔にならないよう、歩行器および騎乗車それぞれの安定性を確保できるように決める(図1参照)。しかし、屋内特に日本家屋内での使用を考えると、歩行器の前後、左右キャスタ間の間隔は最大70 cm程度以内に収めて小回りが効くようにすることが望ましい。
歩行器と騎乗車の連結には二重ヒンジ(7)を用い、両者間の前後および上下方向相対位置関係に自由度をもたせ、路面適応性を与える。前向き垂直面内の回転の自由度を与えればさらに路面適応性は増すが、水平面内の回転の自由度は与えない方がよい。
二重ヒンジ(7)を伸ばすか折りたたむかで、歩行器に対する騎乗車の位置を前後に移動できる。ヒンジを伸ばして車椅子を後に移すとサドル後縁が歩行器後脚支持パイプ(4)と並んで乗降に便利となり、ヒンジを折って騎乗車を前に移すと車全体の安定性がよくなる。図1(a)はヒンジを伸ばした騎乗車位置で書いてある。ヒンジの屈伸による相対位置変化は、歩行器を持ち上げて、前、後に置き変えることにより行う。
歩行器の後脚支持パイプ(4)は肘パッド(1)から直線的に床面近くまで降ろし、その内部にロッドを通し,その上端をばねで肘パッド上面から数mm程度突き出し,下端に床面を押す停止シュー(9)をつける。肘パッド上面の停止ロッド突出部(8)を停止ロッド押え板(10)等で押えることにより、停止シュー(9)が床面を直接押して車が移動できないようにする(図1参照)。但し停止装置はこの方式にこだわるものではない。
散歩、リハビリに用いるサドル高さが高い歩行器つき騎乗車椅子では、特に安定性を確保できるようキャスター間の間隔を広げ、乗降、歩行の邪魔にならないように配置する。この歩行器、車椅子のキャスタには直径のやや大きいものを選ぶとよい。
歩行器つき騎乗車椅子の平面図(a)及び背面図(b)。 騎乗車の平面図(a)および側面図(b)。
符号の説明
(1)歩行器肘パッド
(2)サドル
(3)歩行器前脚
(4)歩行器後脚支持パイプ
(5)歩行器後脚
(6)キャスタ
(7)二重ヒンジ
(8)停止ロッド突出部
(9)停止シュー
(10)停止ロッド押え板
(11)騎乗車フレーム

Claims (1)

  1. 停止装置つき歩行器と二重ヒンジで連結した騎乗式車椅子。
JP2003286431A 2003-08-05 2003-08-05 歩行器つき騎乗車椅子 Pending JP2005052387A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101902995B1 (ko) 2017-02-28 2018-10-02 경북보건대학교 산학협력단 이중제동 방식의 안전이동 워커기구

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