JPH0866440A - 障害者用自在移動車 - Google Patents
障害者用自在移動車Info
- Publication number
- JPH0866440A JPH0866440A JP6241762A JP24176294A JPH0866440A JP H0866440 A JPH0866440 A JP H0866440A JP 6241762 A JP6241762 A JP 6241762A JP 24176294 A JP24176294 A JP 24176294A JP H0866440 A JPH0866440 A JP H0866440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat body
- base frame
- attached
- hand rail
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 身体障害者や老人等が歩行姿勢に支持される
と共に自由自在に移動可能な自在移動車とする。 【構成】 床面上を自由自在に移動可能な基台フレーム
と、該基台フレームに適宜昇降可能な昇降機構を介して
平面視略中央部に設けられた座席体と、該座席体の側部
上方に設けられた手すりとからなり、前記座席体は跨り
姿勢で歩行動作可能にサドル状に形成すると共にこの歩
行動作の妨げとならないよう基台フレームを構成し、か
つ、前記手すりは座席体に対して適宜高さ調節可能に設
けたことを特徴とする障害者用自在移動車。
と共に自由自在に移動可能な自在移動車とする。 【構成】 床面上を自由自在に移動可能な基台フレーム
と、該基台フレームに適宜昇降可能な昇降機構を介して
平面視略中央部に設けられた座席体と、該座席体の側部
上方に設けられた手すりとからなり、前記座席体は跨り
姿勢で歩行動作可能にサドル状に形成すると共にこの歩
行動作の妨げとならないよう基台フレームを構成し、か
つ、前記手すりは座席体に対して適宜高さ調節可能に設
けたことを特徴とする障害者用自在移動車。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、身体障害者や老人等が
主に屋内で使用する自在移動車に関するものである。
主に屋内で使用する自在移動車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、身体障害者や老人等が屋内で移動
する場合、車椅子や歩行器等が使用されている。しかし
ながら、自立して生活するには極めて不便である。例え
ば、車椅子の場合、腰掛け姿勢であるので少し高いとこ
ろになると手が届かなかったり、小回りがきかないとい
う問題点がある。また、歩行器の場合、使用者は歩行器
の把持部を握って身体を支えなければならず、両手を使
っての作業ができなかったり、手足にかかる負担が大き
いという問題点がある。
する場合、車椅子や歩行器等が使用されている。しかし
ながら、自立して生活するには極めて不便である。例え
ば、車椅子の場合、腰掛け姿勢であるので少し高いとこ
ろになると手が届かなかったり、小回りがきかないとい
う問題点がある。また、歩行器の場合、使用者は歩行器
の把持部を握って身体を支えなければならず、両手を使
っての作業ができなかったり、手足にかかる負担が大き
いという問題点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みて発明されたものであり、身体障害者や老人等
が自立して生活するにあたり、直立姿勢で保持されかつ
自由に屋内を移動することができる障害者用自在移動車
とすることを課題としている。
点に鑑みて発明されたものであり、身体障害者や老人等
が自立して生活するにあたり、直立姿勢で保持されかつ
自由に屋内を移動することができる障害者用自在移動車
とすることを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、床面上を自由自在に移動可能な基台フレー
ムと、該基台フレームに適宜昇降可能な昇降機構を介し
て平面視略中央部に設けられた座席体と、該座席体の側
部上方に設けられた手すりとからなり、前記座席体は跨
り姿勢で歩行動作可能にサドル状に形成すると共にこの
歩行動作の妨げとならないよう基台フレームを構成し、
かつ、前記手すりは座席体に対して適宜高さ調節可能に
設けたことを特徴とする障害者用自在移動車とした。
するために、床面上を自由自在に移動可能な基台フレー
ムと、該基台フレームに適宜昇降可能な昇降機構を介し
て平面視略中央部に設けられた座席体と、該座席体の側
部上方に設けられた手すりとからなり、前記座席体は跨
り姿勢で歩行動作可能にサドル状に形成すると共にこの
歩行動作の妨げとならないよう基台フレームを構成し、
かつ、前記手すりは座席体に対して適宜高さ調節可能に
設けたことを特徴とする障害者用自在移動車とした。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き詳細に説明する。１は基台フレームであり、左右一対
の縦フレーム２ａ，２ｂの後端部において横フレーム３
により連結固着し、平面視コ字型に構成されている。そ
して、この基台フレーム１の四隅にはキャスター型の転
動車輪４，４‥を配し、自由自在に移動可能となしてい
る。５は固定支柱であり、前記横フレーム３の中央部で
立設されており、実施例では四角筒からなるものであ
る。６は可動支柱であり、前記固定支柱５に上下摺動自
在に嵌合している。
き詳細に説明する。１は基台フレームであり、左右一対
の縦フレーム２ａ，２ｂの後端部において横フレーム３
により連結固着し、平面視コ字型に構成されている。そ
して、この基台フレーム１の四隅にはキャスター型の転
動車輪４，４‥を配し、自由自在に移動可能となしてい
る。５は固定支柱であり、前記横フレーム３の中央部で
立設されており、実施例では四角筒からなるものであ
る。６は可動支柱であり、前記固定支柱５に上下摺動自
在に嵌合している。
【０００６】前記固定支柱５と可動支柱６との間には、
可動支柱６が適宜な操作で昇降可能な昇降機構７が介装
されている。この昇降機構７は、固定支柱５側に下端部
を、可動支柱６側に上端部をそれぞれ取り付けた適宜伸
縮及び固定操作可能なガススプリング８で構成され、こ
のガススプリング８は可動支柱６の上端部に設けられた
レバー９により操作可能となっている。すなわち、レバ
ー９を上方操作するとガススプリング８は固定を解除さ
れて伸縮自在となり、レパー９を解放するとガススプリ
ング８は固定される。
可動支柱６が適宜な操作で昇降可能な昇降機構７が介装
されている。この昇降機構７は、固定支柱５側に下端部
を、可動支柱６側に上端部をそれぞれ取り付けた適宜伸
縮及び固定操作可能なガススプリング８で構成され、こ
のガススプリング８は可動支柱６の上端部に設けられた
レバー９により操作可能となっている。すなわち、レバ
ー９を上方操作するとガススプリング８は固定を解除さ
れて伸縮自在となり、レパー９を解放するとガススプリ
ング８は固定される。
【０００７】１０は座席体であり、前記可動支柱６の上
端部から前方に延び前部を上方へ屈曲させた座席支持ア
ーム１１の先端部に支持されている。なお、この座席体
１０は自転車のサドル状に形成され、跨り乗車可能とな
っている。したがって、使用者は跨り乗車姿勢で座席体
１０に支持されながら脚を前後に動かして歩行すること
ができる。１２は手すりであり、平面視コ字状に形成さ
れた手すり支持部材１３の両端部に取り付けられてい
る。そして、この手すり支持部材１３の後側中央部には
下方に延びる外パイプ１４が固着され、前記座席体１０
の後方部にて座席支持アーム１１に立設される内パイプ
１５に嵌合し、高さ調節自在に設けられている。
端部から前方に延び前部を上方へ屈曲させた座席支持ア
ーム１１の先端部に支持されている。なお、この座席体
１０は自転車のサドル状に形成され、跨り乗車可能とな
っている。したがって、使用者は跨り乗車姿勢で座席体
１０に支持されながら脚を前後に動かして歩行すること
ができる。１２は手すりであり、平面視コ字状に形成さ
れた手すり支持部材１３の両端部に取り付けられてい
る。そして、この手すり支持部材１３の後側中央部には
下方に延びる外パイプ１４が固着され、前記座席体１０
の後方部にて座席支持アーム１１に立設される内パイプ
１５に嵌合し、高さ調節自在に設けられている。
【０００８】次に、上例の作用について説明する。ま
ず、身体障害者や老人等がこの自在移動車の座席体１０
に腰掛ける。そして、レバー９を操作して座席体１０を
適当な高さに調節する。このとき、座席体１０に体重を
かければ下降し、腰を浮かし気味にすれば上昇するので
極めて容易に高さ調節ができる。この状態から使用者は
床面を歩行するように脚を動かせば、自由自在に移動す
ることができる。また、座席体１０が平面視で基台フレ
ーム１の略々中央部に設けられているから、使用者が歩
行動作するとき基台フレーム１が邪魔になるということ
がなく、自然な歩行状態をとることができる。さらに、
使用者の体重を座席体１１で支持するように高さを調節
すれば、床面を蹴って移動することも可能であり、使用
者の下肢状態に適した使い方をすることができる。ま
た、座席体１０から手すり１２までの高さも自由に調節
できるから、肘掛け状態や、手で身体を支えながら歩行
する状態など多種にわたり姿勢変更可能である。
ず、身体障害者や老人等がこの自在移動車の座席体１０
に腰掛ける。そして、レバー９を操作して座席体１０を
適当な高さに調節する。このとき、座席体１０に体重を
かければ下降し、腰を浮かし気味にすれば上昇するので
極めて容易に高さ調節ができる。この状態から使用者は
床面を歩行するように脚を動かせば、自由自在に移動す
ることができる。また、座席体１０が平面視で基台フレ
ーム１の略々中央部に設けられているから、使用者が歩
行動作するとき基台フレーム１が邪魔になるということ
がなく、自然な歩行状態をとることができる。さらに、
使用者の体重を座席体１１で支持するように高さを調節
すれば、床面を蹴って移動することも可能であり、使用
者の下肢状態に適した使い方をすることができる。ま
た、座席体１０から手すり１２までの高さも自由に調節
できるから、肘掛け状態や、手で身体を支えながら歩行
する状態など多種にわたり姿勢変更可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の障害者用自在移動車は、座席体をサドル状に形成し、
跨り乗車して歩行動作可能とし、この歩行動作が自然に
無理なく行えるよう基台フレームが邪魔にならないよう
に構成したから、直立姿勢で屋内を自由に移動すること
ができ、作業時には両手を自由に使うことができる。さ
らに、座席体及び手すりを高さ調節自在に構成したか
ら、身体障害者等の個々の使用者に最適の形態に姿勢変
更することができると共に、身体障害者等が自立生活を
送るにあたり、自由自在に移動することができるので極
めて便利なものである。
の障害者用自在移動車は、座席体をサドル状に形成し、
跨り乗車して歩行動作可能とし、この歩行動作が自然に
無理なく行えるよう基台フレームが邪魔にならないよう
に構成したから、直立姿勢で屋内を自由に移動すること
ができ、作業時には両手を自由に使うことができる。さ
らに、座席体及び手すりを高さ調節自在に構成したか
ら、身体障害者等の個々の使用者に最適の形態に姿勢変
更することができると共に、身体障害者等が自立生活を
送るにあたり、自由自在に移動することができるので極
めて便利なものである。
【図１】全体の正面図
【図２】その右側面図
【図３】歩行動作を説明する平面図
【図４】座席体及び手すりの高さ調節の作用説明図
１ 基台フレーム ７ 昇降機構 １０ 座席体 １２ 手すり
Claims (1)
- 【請求項１】 床面上を自由自在に移動可能な基台フレ
ームと、該基台フレームに適宜昇降可能な昇降機構を介
して平面視略中央部に設けられた座席体と、該座席体の
側部上方に設けられた手すりとからなり、前記座席体は
跨り姿勢で歩行動作可能にサドル状に形成すると共にこ
の歩行動作の妨げとならないよう基台フレームを構成
し、かつ、前記手すりは座席体に対して適宜高さ調節可
能に設けたことを特徴とする障害者用自在移動車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241762A JPH0866440A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 障害者用自在移動車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241762A JPH0866440A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 障害者用自在移動車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866440A true JPH0866440A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=17079156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241762A Pending JPH0866440A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 障害者用自在移動車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866440A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11104195A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-20 | Zojirushi Baby Kk | 手押し老人車の前輪装置 |
| JP2015177838A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 株式会社いうら | 歩行補助車 |
| JP2016007240A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-18 | 日本発條株式会社 | 起立支援歩行補助器 |
| CN107571267A (zh) * | 2017-10-16 | 2018-01-12 | 广东智爱机器人科技有限公司 | 一种单体多功能生活自理辅助机器人 |
| US11471361B2 (en) | 2017-02-21 | 2022-10-18 | Lifebloom | Wheelchair for assisting walking |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6241762A patent/JPH0866440A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11104195A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-20 | Zojirushi Baby Kk | 手押し老人車の前輪装置 |
| JP2015177838A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 株式会社いうら | 歩行補助車 |
| JP2016007240A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-18 | 日本発條株式会社 | 起立支援歩行補助器 |
| US11471361B2 (en) | 2017-02-21 | 2022-10-18 | Lifebloom | Wheelchair for assisting walking |
| CN107571267A (zh) * | 2017-10-16 | 2018-01-12 | 广东智爱机器人科技有限公司 | 一种单体多功能生活自理辅助机器人 |
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