JP2019092986A - 移動補助椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体弱者が支え立ちする際の逸走を阻止でき、しかも、使い勝手の良い移動補助椅子を提供する。【解決手段】複数の車輪11を下端に有する基台1と、座部3と、を有する椅子本体5を備え、座部3の左右両側各々に、座部3から起立しようとする身体弱者Pが支え立ちするための手当接部6aを上端に有する支持杆部材6が、設けられ、支持杆部材6は、上下動自在であって、支え立ちするために手当接部6aに体重を掛けることで下方へ移動して、下端部6bが地面Gに接地し椅子本体5の逸走を阻止するように構成した。【選択図】図4

Description

本発明は、移動補助椅子に関する。
従来、長時間や長距離の連続歩行が困難な高齢者や患者等の身体弱者は、車椅子(例えば、特許文献1参照)に座って移動を行なっていた。
特開2017−38906号公報
しかし、車椅子は、身体弱者が座部から起立するために、手をフレームに押し当てて体重を支持させつつ立ち上がる支え立ちをしようとすると、身体弱者から後方へ逃げるように走行する(逸走する)ことがあり、転倒の原因となって大変危険であるという問題があった。
そこで、本発明は、身体弱者が支え立ちする際の逸走を阻止できて、しかも、使い勝手の良い移動補助椅子の提供を目的とする。
本発明の移動補助椅子は、複数の車輪を下端に有する基台と、座部と、を有する椅子本体を備え、上記座部の左右両側各々に、上記座部から起立しようとする身体弱者が支え立ちするための手当接部を上端に有する支持杆部材が、設けられ、上記支持杆部材は、上下動自在であって、上記支え立ちするために上記手当接部に体重を掛けることで下方へ移動して、下端部が地面に接地し上記椅子本体の逸走を阻止するように構成したものである。
また、上記座部が鉛直状軸心廻りに非回転として上記基台に取着され、かつ、上記基台は、前部領域に、上記座部に着席した身体弱者が足を前後に動かして地面をたぐり寄せるように足漕ぎ移動するための足漕ぎ用空間部を備えているものである。
また、上記支持杆部材は全長調整自在として、上記手当接部の上下高さ位置が調整自在である。
また、上記手当接部は、上記身体弱者が上記座部に着席した際に使用するための肘掛け部と、兼用しているものである。
また、上記椅子本体に、該椅子本体を手押し走行するための手押し用ハンドルを付設したものである。
身体弱者が支え立ちする際の逸走を阻止でき、安全性に優れる。支え立ちする際の身体弱者の体重を巧みに利用して(複雑な操作が不要で)、逸走を阻止でき、使い勝手が良い。また、構造が簡素で容易(安価)に製造を行うことができる。家族や医療福祉従事者等の介護者に椅子本体が逸走しないように把持してもらう必要がなく、人手がかからないと共に、自立を促す(支援する)ことができる。
本発明の移動補助椅子の実施の一形態を示す斜視図である。 足漕ぎ使用状態の側面図である。 図2のA−A断面平面図である。 支え立ち使用状態の側面図である。 支持杆部材の動作を説明するための要部断面側面図であって、(a)は自由状態の要部断面側面図であり、(b)は逸走防止状態の要部断面側面図である。 作用を説明するための側面図である。 支持杆部材の伸長状態の一例を示す要部断面側面図である。 他の実施形態を示す斜視図である。 別の実施形態を示す斜視図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る移動補助椅子は、図1及び図2に示すように、下端に複数の車輪11を有する基台1と、基台1に鉛直状軸心La廻りに非回転に取着された座部3と、座部3に取着された背部4と、を有する椅子本体5を備えている。
図1乃至図3に示すように、基台1は、前部領域に、座部3に着席した身体弱者Pが足を前後に動かして地面Gをたぐり寄せるように足漕ぎ移動するための足漕ぎ用空間部10を備えている。
つまり、座部3の前縁部3a近傍の下方位置において、身体弱者Pは足を前後移動可能であり、足漕ぎ動作をする際に、座部3の前縁部3aよりも後方位置に身体弱者Pの足を移動(配設)できて、足漕ぎ動作を容易かつスムーズに行うことが可能である。
そして、図4に示すように、身体弱者Pが座部3から起立する際に、体重を支持させつつ立ち上がる支え立ちをするために手を押し当てるための手当接部6aを、上端に有する支持杆部材6を備えている。
図1乃至図4に示すように、支持杆部材6は、座部3の左右両側かつ座部3の前縁部3aの近傍に起立状に配設されている。
図1乃至図4に示すように、支持杆部材6は、下端部6bに接地用パッド部を有している。支持杆部材6は、基台1に固着されたガイド筒部材70に、上下動自在に挿通され、ガイド筒部材70から手当接部6aと下端部6b(接地用パッド部)が突出(露出)している。
支持杆部材6は、図1と図2に示すように、手当接部6aが下方へ押されていない自由状態で、下端部6bが地面Gから所定寸法をもって上方へ離間するように保持されている。
つまり、支持杆部材6の下端部6bが上記自由状態において地面Gから離間するように、図5(a)に示すように、支持杆部材6を常時上方へ弾発付勢するコイルバネ等のバネ部材71を備えている。
図5に示すように、バネ部材71は、支持杆部材6の上部に巻設状(外嵌状)に配設され、バネ下端部がガイド筒部材70の上端面70aに支持されている。
バネ部材71は、身体弱者P等の人がバネ部材71に接触するのを防止するバネカバー部材72の上壁部72aを介して支持杆部材6を上方へ常時弾発付勢している。
バネカバー部材72は、筒状であって、支持杆部材6が挿通する孔部を有する上壁部72aと、バネ部材71を外嵌状に包囲する周壁部72dと、を有している。
バネカバー部材72の下端72bは、常に、ガイド筒部材70の上端面70a(バネ下端部)よりも下方位置に配設され、バネ部材71に人が接触できず(衣類等が巻き込まれず)安全である。
バネカバー部材72(の周壁部72d)は、身体弱者Pが足漕ぎ移動する際に把持する握り部と兼用している。
バネカバー部材72は、上壁部72aの内面側にバネ部材71のバネ上端が当接して上方へ常時弾発付勢され、上壁部72aの外面側が支持杆部材6の拡径状段差面6dに当接して、支持杆部材6を上方へ常時弾発付勢している。
図4及び図5(b)に示すように、座部3から起立しようとする身体弱者Pが支え立ちするために、手当接部6aに、手を押しつけるようして体重を掛けることで、支持杆部材6が、(基台1に固定されている)ガイド筒部材70にガイドされつつ、バネ部材71の弾発付勢力に抗して下方へスライド移動し、支持杆部材6の下端部6bが地面Gに接地してストッパ作用を発揮し、椅子本体5が体重によって身体弱者Pから逃げるように走行する逸走が阻止される。
そして、支持杆部材6の下端部6bが地面Gに接地している逸走防止状態から、身体弱者Pが手当接部6aから手を離すと、バネ部材71の弾発付勢力によって支持杆部材6は上方へ移動し、下端部6bは地面Gから離間して車輪走行許可状態(自由状態)となる。
なお、支持杆部材6の上方移動(戻り移動)の停止は、ガイド筒部材70の下端70bに支持杆部材6の下端部6bに設けた当り用面6gが当接して上昇(戻り)が停止する機構、又は、支持杆部材6の自重とバネ部材71の弾発付勢力のつり合いにて停止する機構、或いは、バネカバー部材72がガイド筒部材70に係止して停止する機構等自由である。
また、身体弱者Pが座部3に着席する際に、手当接部6aに手を押し当てて、体重を掛けつつ着席する(支え座りする)ことで、着席しようとする際の逸走も防止可能である。
さらに、図6に示すように、支持杆部材6は、全長調整自在として、手当接部6aの上下高さ位置が調整自在である。
図5及び図7に示すように、支持杆部材6は、2重構造(2重筒状構造)であって、手当接部6aを上端に有すると共に手当接部6aから垂下状に設けたスライド調整杆部61dを有する第1杆部材61と、第1杆部材61が上下動スライド自在に差込まれると共に下端に(支持杆部材6の下端部6bを構成する)接地用パッド部材を有する第2杆部材62と、第1杆部材61と第2杆部材62と一体状に接続(連結)するための固定部材63と、を備えている。
第1杆部材61のスライド調整杆部61dは、ラジアル方向に貫設された高さ調整用孔61eを、上方方向に複数有している。
第2杆部材62は、上端部に、ラジアル方向に貫設された位置決め用孔62eを有している。
固定部材63は、相互に同軸心状に配設された高さ調整用孔61e及び位置決め用孔62eに差込まれるピン部63aと、第2杆部材62の上端部に外嵌状に取着する弾性変形自在なU字状のクリップ部63b(図1及び図6参照)と、を有している。
つまり、位置決め用孔62eに高さ調節用孔61eを同軸心状に配設して、固定部材63のピン部63aを差込むと共に、固定部材63のクリップ部63bを第2杆部材62に外嵌状に取着することで、第1杆部材61と第2杆部材62と固定部材63とが一体状となって、支持杆部材6を構成する。
そして、図5(a)に示すように、位置決め用孔62eに最上位置の高さ調節用孔61eを同軸心状に配設して、ピン部63aを差込んで固定(連結)した短縮状態と、図7に示すように、位置決め用孔62eに最下位置の高さ調節用孔61eを同軸心状に配設して、ピン部63aを差込んで固定した伸長状態と、の間で、手当接部6aの上下高さ位置を、複数段に調整可能としている。
また、図1乃至図3に示すように、基台1は、車輪11を前後左右の4箇所に配設して、車輪11が下端に取着する車輪支持脚杆部12と、前後左右の車輪支持脚杆部12を平面視X字状に連結するX字状枠部13(図3参照)と、前後左右の車輪支持脚杆部12を平面視H字状に連結するH字状枠部14(図3参照)と、を有している。
そして、X字状枠部13の平面視V字状開放空間部と、H字状枠部14の平面視コの字状開放空間部と、を、平面視で座部3の前縁部3aに対応させて、足漕ぎ用空間部10を形成している。
より具体的には、基台1は、パイプ材を門型に折り曲げた門型枠材18を複数備え、門型枠材18の一方の起立状杆部を、車輪11が下端に取着される車輪支持脚杆部12とし、他方の起立状杆部を、他の門型枠材18と連結するための連結杆部19としている。
X字状枠部13は、門型枠材18の水平状杆部及び連結杆部19と、複数の門型枠材18の連結杆部19を座部3の中央下方位置にて連結する筒状部材と、を備えている。
筒状部材には、座部3が上端部に固着された支柱部材2の下端部が固着されている。
また、H字状枠部14は、左右一方の前車輪支持脚杆部12と後車輪支持脚杆部12とを前後方向に連結する第1枠部材15と、左右他方の前車輪支持脚杆部12と後車輪支持脚杆部12とを前後方向に連結する第2枠部材16と、第1枠部材15と第2枠部材16とを左右方向に連結する左右枠連結部材17と、を備えている。
支柱部材2は、伸縮自在であって、ガススプリングから成り、支柱部材2の下端部(バレル部)はX字状枠部13の交差部(筒状部材)に固着され、支柱部材2の上端部(ロッド先端部)は、座部3の下面に固着している。
図6に示すように、支柱部材2は、伸縮ロック解除用の操作レバー20を所定操作(揺動操作)することで、ロック状態が解除されて上下伸縮自在となる。
ロック状態が解除されると、内部の弾発付勢部材によって所定高さまで伸長する。また、ロック解除状態において、弾発付勢力に抗して所定押圧力を座部3(ロッド)に付与することで短縮可能である。つまり、座部3の高さ位置を調整自在に設けている。
また、支柱部材2は、ロッド部を角杆形状(横断面非円形状)として、座部3が鉛直状軸心La廻りに回転しないように(非回転)に設けている。従って、座部3の前縁部3aと足漕ぎ用空間部10とが常に対応するように構成している。
次に、他の実施形態について説明する。
図8に示すように、支持杆部材6を、座部3の左右両側に、夫々、2本ずつ設けている。
つまり、支持杆部材6を、前後左右に4箇所配設している。また、各支持杆部材6に対応して、ガイド筒部材70、バネカバー部材72、バネ部材71等を夫々設けている。
そして、座部3の左右両側夫々において、前側の支持杆部材6(6F)の手当接部6aと、後側の支持杆部材6(6B)の手当接部6aと、を前後方向に連結して、肘掛け部8としている。
即ち、手当接部6aを、身体弱者Pが座部3に着席した際に使用するための肘掛け部8と、兼用している。
また、図示省略するが、身体弱者Pが座部3に着席した状態で肘掛け部8に体重を掛けた際に、支持杆部材6が降下するのを阻止するストッパ手段を設けている。
ストッパ手段は、例えば、バネカバー部材72の下方への移動を阻止することで、支持杆部材6の下方への移動を阻止する機構であって、ガイド筒部材70の外周面に枢結した突っ張り用部材を、バネカバー部材72の外周面に設けた当り面に当接させて、バネカバー部材72の下方への移動を阻止することで、支持杆部材6の降下を阻止する機構、或いは、ガイド筒部材70の上端部の外周面に雄ネジ部を形成すると共に、バネカバー部材72の下端部の内周面に雌ネジ部を形成して、ガイド筒部材70にバネカバー部材72を螺合させることでバネカバー部材72の下方へ移動を阻止して、支持杆部材6の降下を阻止する機構等自由である。
他の構成及び作用効果は、上述の実施形態と同様である。
次に、別の実施形態について説明する。
図9に示すように、背部4の背面から上方かつ後方へ向かって突出状に、椅子本体5を手押しするための手押し用ハンドル9を付設している。
身体弱者Pが起立して歩行する際に手押し用ハンドル9を把持して歩くことができ、歩行器としての使用が可能となる。
また、家族や医療・福祉従事者等の介護者が、手押し用ハンドル9を把持して、着席状態の身体弱者Pを移動させることが容易となる。他の構成及び作用効果は、上述の実施形態と同様である。
次に、図示省略するが、さらに別の実施形態について説明する。図8を用いて説明した実施形態(肘掛け部兼用構造)に、図9を用いて説明した手押し用ハンドル9を付設したものである。他の構成及び作用効果は、上述の実施形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、背部4は、図例のように座部3に固着する場合に限らず、基台1に固着するも良い。背部4は高さ調整自在に設けるも良い。基台1は、X字状枠部13を省略して、H字状枠部14の左右枠連結部材17に支柱部材2の下端部を固着するも良い。或いは、基台1は、H字状枠部14を省略した形状とするも良い。なお、本発明において「杆」とは図例のような中空棒状(パイプ状)に限らず、中実棒状や細帯板状も含む。
以上のように、本発明の移動補助椅子は、複数の車輪11を下端に有する基台1と、座部3と、を有する椅子本体5を備え、上記座部3の左右両側各々に、上記座部3から起立しようとする身体弱者Pが支え立ちするための手当接部6aを上端に有する支持杆部材6が、設けられ、上記支持杆部材6は、上下動自在であって、上記支え立ちするために上記手当接部6aに体重を掛けることで下方へ移動して、下端部6bが地面Gに接地し上記椅子本体5の逸走を阻止するように構成したので、身体弱者Pが支え立ちする際の逸走を阻止でき、安全性に優れる。支え立ちする際の身体弱者Pの体重を巧みに利用して(特別な操作が不要で)、逸走を阻止でき、使い勝手が良い。また、構造が簡素で容易(安価)に製造を行うことができる。家族や看護士や介護士等の介護者に椅子本体5が逸走しないように把持してもらう必要がなく、人手がかからないと共に、自立を促す(支援する)ことができる。
また、上記座部3が鉛直状軸心La廻りに非回転として上記基台1に取着され、かつ、上記基台1は、前部領域に、上記座部3に着席した身体弱者Pが足を前後に動かして地面Gをたぐり寄せるように足漕ぎ移動するための足漕ぎ用空間部10を備えているので、座部3の前縁部3aが足漕ぎ用空間部10に常に対応し、足漕ぎ動作を容易かつスムーズに行うことができる。身体弱者Pの腰が回転せず、足漕ぎ移動する際の力を、基台1(車輪11)に確実に伝えることができ、効率良く移動できる。
また、上記支持杆部材6は全長調整自在として、上記手当接部6aの上下高さ位置が調整自在であるので、様々な体格の身体弱者Pに対応できる。支え立ちしやすい位置に手当接部6aの高さ位置を設定でき、スムーズかつ容易に支え立ちすることができ、使い勝手が良いと共に安全性を向上できる。
また、上記手当接部6aは、上記身体弱者Pが上記座部3に着席した際に使用するための肘掛け部8と、兼用しているもので、美観に優れる。肘掛け部8を基台1や座部3に固定するための肘掛け支持部材が不要になり構造を簡素化できる。
また、上記椅子本体5に、該椅子本体5を手押し走行するための手押し用ハンドル9を付設したので、身体弱者Pが歩行する際の歩行器としての使用が可能となる。また、長時間の足漕ぎで疲れた身体弱者Pを、着席姿勢のまま、家族や医療・福祉従事者等の介護者が移動させることが容易となる。
1 基台
3 座部
5 椅子本体
6 支持杆部材
6a 手当接部
6b 下端部
8 肘掛け部
9 手押し用ハンドル
10 足漕ぎ用空間部
11 車輪
G 地面
P 身体弱者
La 鉛直状軸心

Claims (5)

  1. 複数の車輪(11)を下端に有する基台(1)と、座部(3)と、を有する椅子本体(5)を備え、
    上記座部(3)の左右両側各々に、上記座部(3)から起立しようとする身体弱者(P)が支え立ちするための手当接部(6a)を上端に有する支持杆部材(6)が、設けられ、
    上記支持杆部材(6)は、上下動自在であって、上記支え立ちするために上記手当接部(6a)に体重を掛けることで下方へ移動して、下端部(6b)が地面(G)に接地し上記椅子本体(5)の逸走を阻止するように構成したことを特徴とする移動補助椅子。
  2. 上記座部(3)が鉛直状軸心(La)廻りに非回転として上記基台(1)に取着され、かつ、上記基台(1)は、前部領域に、上記座部(3)に着席した身体弱者(P)が足を前後に動かして地面(G)をたぐり寄せるように足漕ぎ移動するための足漕ぎ用空間部(10)を備えている請求項1記載の移動補助椅子。
  3. 上記支持杆部材(6)は全長調整自在として、上記手当接部(6a)の上下高さ位置が調整自在である請求項1又は2記載の移動補助椅子。
  4. 上記手当接部(6a)は、上記身体弱者(P)が上記座部(3)に着席した際に使用するための肘掛け部(8)と、兼用している請求項1,2又は3記載の移動補助椅子。
  5. 上記椅子本体(5)に、該椅子本体(5)を手押し走行するための手押し用ハンドル(9)を付設した請求項1,2,3又は4記載の移動補助椅子。
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