JPH09508687A - 内燃機関の弁機構を操作するための装置および方法 - Google Patents

内燃機関の弁機構を操作するための装置および方法

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JPH09508687A JP7520890A JP52089095A JPH09508687A JP H09508687 A JPH09508687 A JP H09508687A JP 7520890 A JP7520890 A JP 7520890A JP 52089095 A JP52089095 A JP 52089095A JP H09508687 A JPH09508687 A JP H09508687A
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ハース・ミヒャエル
シュパイル・ヴァルター
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イナ・ヴェルツラーガー・シェッフラー・コマンディトゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 切り換え可能な支持要素(30)は、その端部(30)に作用するロッカーアームをカムから力伝動的に完全に分離できるように設計すべきである。この課題は本発明に従い、最大カムストロークの相で一直線に並ぶ少なくとも一つの他の半径方向の穴(37)がケーシング(31)内を延び、穴の方向に摺動可能な連結要素(49)が穴内に設けられ、ロッカーアームからカムが連結解除された場合に、ケーシング(31)とシリンダヘッド(10)の間に形成された環状隙間(41)にかぶさり、同時にケーシング(31)とシリンダヘッド(10)の両穴(37)内を延びるように、摺動可能に形成されていることによって解決される。それによって、ロッカーアームの連結解除の場合に必要なケーシング(31)の空転ストローク運動が回避される。中間回転数から高回転数のときにも連結解除が達成される。なぜなら、圧縮ばね(47)が連結解除装置でケーシング(3)を介してロッカーアームの常時カム接触をもはや行わないからである。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の弁機構を操作するための装置および方法 本発明は、ガス交換弁の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための切り換え 装置を備えた、内燃機関の弁機構を操作するための装置あるいは内燃機関の弁機 構を操作するための方法に関する。 このような切り換え装置は、特に内燃機関の低回転数から中間回転数において 弁機構に発生する摩擦を低減する。なぜなら、好ましくは二つのガス交換弁の一 つだけが開放方向に操作されるからである。しかし、切り離された要素がばねの 力に抗して空転ストローク運動を行うので、この要素には不必要な摩擦が生じる 。他方では、この要素は上記のばねの力によってそれぞれのカムに保持される。 例えば高回転数で切り離しが所望されるときには、ばねを非常に強く設計すべき である。これは構造スペースが制限されるので限界がある。これは内燃機関の最 高回転数を制限することになる。更に、不所望な時点での連結の際に、大きな騒 音や摩耗の問題が発生する。 そこで、本発明の根底をなす課題は、前述の欠点が除去され、特にカムからの カム従動子の切り離しが、中間回転数から高回転数においても小さな摩擦で実現 され、カム従動子の連結が小さな騒音または摩耗で行われるような、冒頭に述べ た種類の装置または方法を提供することである。 この課題は本発明では、請求項1の特徴部分に従って、切り換え装置がカム軸 とガス交換弁の間に力を伝動可能に設けられたカム従動子の統合された構成要素 であるかまたは中空円筒状のケーシングによってこのカム従動子に支持され、こ のケーシングの内室の中で、軸方向に移動可能でケーシングに対して連結可能で ある内側要素が延び、カム軸のカムの基礎円相で一直線に並び、半径方向または 接線方向に延びる少なくとも一つの第1の穴/凹部がケーシングと内側要素内に 設けられ、この穴/凹部内で、穴方向に摺動可能な連結手段としての少なくとも 1個の第1のピストン/ピンが延び、このピストン/ピンが連結の場合にケーシ ングと内側要素の間に形成された環状隙間にかぶさり、ケーシングとケーシング を取り巻く周囲構造体内に、最大カムストロークの相で一直線に並び、半径方向 または接線方向に延びる少なくとも一つの他の穴/凹部が設けられ、この穴/凹 部内に、穴方向に摺動可能な少なくとも1個の他の連結要素が設けられ、カムか らのカム従動子の連結解除の場合に、この連結要素が、ケーシングと周囲構造体 の間に形成された環状隙間にかぶさり、同時に両穴/凹部内で延びるように、摺 動可能に形成されていることによって解決される。この場合、請求項2には代替 的に、ケーシングまたは内側要素内に、第1の穴/凹部に対して軸方向に離隔さ れた少なくとも一つの他の穴/凹部が設けられ、この穴/凹部内で、対向する部 材(内側要素またはケーシング)内にある第1のピストン/ピンが、カムからロ ッカーアームが連結解除された場合に最大カムリフトの相で、ケーシングと内側 要素の間に形成された環状隙間にかぶさるように摺動可能であることが記載され ている。この課題は請求項20の特徴部分に記載された特徴によっても解決され る。 本発明によるこの手段(請求項1または2)によって、当該の支持要素は、カ ム従動子に伝達されるカムのストローク輪郭からカム従動子を所望されるように 切り離すときに、連結解除される。同時に、冒頭に述べた不利な摩擦損失が除去 されるように、カム従動子がカムから力伝達的に分離される。なぜなら、連結解 除の場合、カム従動子がカムに対して時間的に制限されて押しつけられるからで ある。それによって、ここで説明した他の連結要素は、切り換え要素のケーシン グが完全に空転ストローク運動した後で、ケーシングひいてはケーシングに強制 連結されたカム従動子(請求項17参照)を、カムのストローク運動によって接 触しないように保持する。技術水準の場合に不利に発生する、内側要素に対する ケーシングの空転ストローク運動は、本発明による解決策の場合にはもはや発生 しない。装置の内部に設けられる強い戻しばねはもはや不要である。それによっ て、切り換え装置の連結解除状態でも、高回転数で運転することができる。本発 明による切り換え装置はあらゆる種類の内燃機関用弁機構において使用可能であ る。例えば技術水準で知られている切り換え式バルブリフタ、切り換え要素の場 合にも使用可能である。更に、磁石式手段、電磁石式手段、機械(偏心体)式手 段、空気圧式手段等のような他の手段によって連結および連結解除要素の付勢を 行うことも、本発明の範囲に含まれる。更に、連結要素の選択的な付勢のすべて の方法(ばね力による連結、圧力媒体による連結解除およびその逆)も本発明の 対象である。 本発明による他の実施形は従属請求項3〜19の対象であり、ここではその効 果について説明する。この場合、請求項20は弁機構を操作するための有利な方 法に関する。 連結要素の油圧式付勢のためには、特に連結要素をピストンとして形成するこ とが特に有利である。しかしながら、球として形成された転動体、ピン、くさび 等も連結のために使用可能である。更に、請求項5,6の解決策および他のすべ ての実施形の場合、油圧ピストンが他の連結要素のためのスライダとして使用さ れる。この油圧ピストンはケーシングと内側要素を直接連結する。ほとんどの用 途にとって、連結要素またはスライド要素のための凹部がこれらの要素のための 補完的な形を有していることが重要である。 請求項7から明らかなように、カム従動子をそれ自体公知のカップ状のバルブ リフタとして形成することができる。この場合、バルブリフタの外周面はシリン ダヘッドから突出するくさび状の連結要素と協働する制御エッジを備えている。 この実施形の場合、技術水準で知られている切り換え可能なカップ状バルブリフ タを用いることができる。内燃機関のシリンダヘッド内に、供給管路とくさび状 連結要素の収容部を形成するだけでよい。 カップ状バルブリフタをカムに所望されて連結する場合に、カムからのケーシ ングの強制的な分離を廃止するために、連結要素を圧縮ばねによって半径方向外 側へ押すことができる。 カムからカム従動子を強制的に分離するための簡単な変形例は請求項10から 明らかである。この変形例の場合には、連結要素としての付加的なピストンが省 略される。そうでなくても存在するピストンのための、カム近くの少なくとも一 つの付加的な凹部をケーシングに設けるだけでよい。更に、この解決策の場合お よび上記の他の本発明による実施形の場合、カムの部分ストロークのみに切り換 えが行われる。この手段についてはここでは詳細に説明しない。しかし、それを 実現するためには、支持要素として形成された切り換え要素内の長手方向に分配 された“連結段”が必要である。 請求項11から、連結要素の有利な付勢形態が明らかである。上記の変形例と 異なり、油供給管路を設けるだけでよい。この油供給管路によって要素が付勢さ れる。 本発明の具体的な実施の場合、請求項12から明らかなように、切り換え装置 の第1と他の連結要素がケーシングに統合されている。その際、他の連結要素は 半径方向外側でシリンダヘッドの凹部と協働する。これに関して請求項13から 推察されるように、両連結要素の制御のために、シリンダヘッド内の一つの供給 管路を使用するだけよい。 請求項14から、請求項10,12に記載した変形例の代替的な実施形が推察 可能である。 この場合、他の連結要素がシリンダヘッド内に配置され、少なくとも1個の圧 縮ばねの力によって連結方向に付勢可能である。第1と他の連結要素の連結解除 は、シリンダヘッドからの1本の制御管路を介して行われる。上記請求項の変形 例の場合、圧縮ばねとしてコイルばねが設けられている。しかし、例えばガスを 充填したエラストマーからなるもの、皿ばね、円錐ばねまたは他の機械要素のよ うな、凹部のスペースに収納できる、弾力性のあるすべての要素を使用すること ができる。 本発明の特に有利な実施形では、請求項16から明らかなように、請求項17 記載の手段と関連して、連結解除の場合に付加的にカムから離れる方向にケーシ ングが動かされる。この付加的なストローク調節は簡単に製作できる穴の傾斜部 によって作られる。この穴内に、連結解除の場合に他の連結要素が押し込まれる 。それによって、ロッカーアームはそれを支持する要素を介してカム輪郭から強 制的にかつ完全に切り離され、ロッカーアームとカム尖端部の接触時に従来発生 していた小さな摩擦が簡単な手段によって除去される。 切り換え装置とカム従動子の間の必要な連結を行うための簡単な手段は、他の 従属請求項から明らかである。切り換え装置とカム従動子の間の他の連結形状、 例えば差し込み式、形状補完的な挿入式またはロッカーアームから延びる、アン ダーカットを有するこのような連結形状を用いることができる。 同時に油圧式遊び補正手段に油を供給するために、連結要素のための油圧制御 装置を使用すると、有利であることが判った。その場合、切り換え要素を一緒に 制御すると有利である。しかし、遊び補正要素を圧力媒体で別個に制御する手段 も考えられる。更に、すべての変形例の場合には、連結および連結解除方向に要 素を油圧で完全に切り換えることができる。 請求項19から明らかなように、切り換え装置の少なくとも1つの要素を、軽 量材料およびまたはポリマー材料で作ることができる。この手段は、弁機構の軽 量構造および摩擦低減のために寄与する。 請求項20から、内燃機関の弁機構を運転するための方法が明らかである。こ こに記載したように、前もって連結解除された部材をそのカムに戻し連結するこ とにより、摩耗や騒音の少ない部材の接触が保証される。例えば、最大カムスト ロークの際にこの戻しが行われる。この場合、追従する部材は最小変位だけ進む だけでよい。しかし、カム速度が速くなる最大カムストローク以降戻すようにし てもよい。この場合、部材を戻す圧縮ばねは、部材の速度が先行するカムの速度 よりも速くなるように設計しなければならない。戻し連結の好ましい範囲は、カ ムの基礎円に達する前の範囲である。この場合、カムは前もって連結解除された 接触する部材を形状的に制動する。 本発明は請求項記載の特徴に限定されない。請求項の個々の特徴の組み合わせ や請求項の個々の特徴と効果の説明で述べた特徴および実施の形態に記載された 特徴との組み合わせも、本発明に含まれる。 本発明の実施の形態が図に示してある。 図1はカップ状のバルブリフタの縦断面図、 図2は図1の詳細図、 図3は連結要素の軸方向付勢部の変形例を示す図、 図4は支持要素として形成された切り換え可能なカム従動子の第1の実施形を 示す図、 図5は図4のケーシングの付加的なストローク調節手段を示す図、 図6は図4に示したものと類似する他の支持要素を示す図、 図7は図6の詳細図、 図8は切り換え可能な支持要素の他の変形例を示す図、 図9はカム従動子との連結手段を備えた本発明による切り換え装置の部分図、 図10は連結解除された部材の戻し連結の有利な相を示すグラフである。 図1は、本発明による切り換え装置1の一つの例を示している。この切り換え 装置1はカップ状のバルブリフタとして形成されたカム従動子の統合された構成 要素である。バルブリフタ2はケーシング3を備え、このケーシングはその内部 に同心的な内側要素4を収容している。内側要素4はケーシング3に対して軸方 向に移動可能に保持され、連結手段としての詳しく説明しない第1のピストン5 を介して、カム6の基礎円相でケーシング3に連結可能である。本実施の形態で はこのピストン5は内側要素4の第1の穴7内を延び、カムの基礎円相で連結の 場合ケーシング3の第1の穴7内に油圧で摺動させられ、それによってケーシン グ3と内側要素4の間に形成された環状隙間9にかぶさる。 ケーシング3を取り囲むシリンダヘッド10内には、半径方向に延びる他の穴 11が設けられている。この他の穴11内で、半径方向内側へ摺動可能な他の連 結要素12が位置決めされている。カム6からのカップ状のバルブリフタ2の連 結解除が所望されると(請求項1,2以降についての効果の記載参照)、ケーシ ング3の下死点の間連結要素12は圧力媒体によって穴11内で半径方向内側へ 摺動させられる。それによって、所望された連結解除の場合、連結要素の半径方 向内側の端面13はケーシング3の外周面14にかぶさるかまたはケーシング3 とシリンダヘッド10の間に形成された環状隙間15にかぶさる。他の連結要素 12によるケーシング3の外周面14のこのかぶさりは、カム6からの切り換え 装置1の連結解除状態でケーシング3の“後退保持”を生じる。それによって、 ケーシング3内にある、内側要素4を同心的に取り囲む圧縮ばね16 − この 圧縮ばねは従来はケーシング3と相対的な内側要素4の戻し機能を発揮していた − は弱く採寸可能であるかあるいはバルブリフタ2は内燃機関の中間回転数 から高回転数まで連結解除されたままにすることが可能である。 本実施の形態では、内側要素4の内部に、詳しく説明しない油圧で作用する遊 び補正手段17が組み込まれている。この遊び補正手段はその押圧ピストン18 を介して弁軸20の端部19に支持されている。 本発明によるこのバルブリフタ2の他の構造および作用については、ここでは 詳しく説明しない。なぜなら、これは専門家によく知られているからである。 図2は図1の一部a)を拡大して示している。その際、他の連結要素12の半 径方向内側の端面13は、弁方向に傾斜した面として形成されている。この傾斜 面によって、他の連結要素12は半径方向内側でそれに対向する、ケーシング3 の外周面14の制御エッジ21と協働する。他の連結要素12の斜めに形成され た端面13は、他の連結要素12が半径方向内側へ移動する、カム6からのカム 従動子2の所望される連結解除時に、カムから離れる方向にケーシング3の付加 的なストローク調節を生じる。従って、この簡単な手段により、本実施の形態お よび図5,6,7に示す実施の形態の場合には、ケーシング3はカム6に対する 係合が完全に解除され、請求項についての効果の記載で述べた効果を生じる。圧 力媒体の圧力を弱めて他の連結要素12を戻すときの補助は、圧縮ばね22を介 して達成可能である。この圧縮ばね22は一方では半径方向外側で他の連結要素 12に支持され、半径方向内側でリング23に作用している。このリングは他の 連結要素12を取り囲み、かつシリンダヘッド10の他の穴11内に設けられて いる。 図示した本発明による実施の形態に対する代替的な、カム6からのケーシング 3の力伝動的な分離の他の実施の形態は、図3から明らかである。この場合、シ リンダヘッド10内においてケーシング3に対する環状隙間15の近くに、端面 24を油圧で付勢可能である軸方向に摺動可能な制御要素25(ここでは油圧ピ ストンとして示してある)が設けられている。この制御要素25は切り換え装置 1の軸線の方向に、溝状の凹部26を備えている。同時に、ケーシング3の半球 形の凹部27に、球形の他の連結要素12が示してある。この連結要素12は制 御要素25の凹部26と協働し、それによってカム6からカム従動子2が所望さ れて連結解除される場合に、連結要素は制御要素25の外周面28によって半径 方向内方へ凹部27内に押し込まれ、同時にケーシング3とシリンダヘッド10 の間にある環状スリット15にかぶさる。カム従動子2が所望されて制御カム6 に連結される場合に、制御要素25は圧油で圧縮ばね29の力に抗して付勢され 、それによって、他の連結要素12が凹部26に直交して対向し、この凹部に入 る。 従って、圧縮ばね29は本実施の形態の場合には連結方向に作用する。 図4から、支持要素30として形成された本発明による切り換え装置1の他の 実施の形態が明らかである。支持要素30は中空円筒形のケーシング31を備え ている。このケーシングの内部には、このケーシングに対して連結可能な軸方向 に移動可能である内側要素32が設けられている。ケーシング31と内側要素3 2内で、カム(図示していない)の基礎円相で一直線に並ぶ半径方向の第1の穴 33が設けられている。この穴33内には、その軸線方向に摺動可能な第1のピ ストン34が第1の連結要素として設けられている。ケーシング31の端部35 に支持されるロッカーアーム53(図9参照)を図示していないカムに連結する 場合には、ピストン34は、ケーシング31と内側要素32の間に形成された環 状隙間36にかぶさるように、第1の穴33内で摺動させられる。 ケーシング31は他の穴37を備えている(好ましくは2個のピストンが設け られ、このピストンは2つの穴37に係合可能に保持されている)。カムからロ ッカーアーム53を連結解除する場合に、この穴内に、内側要素32内にある第 1のピストン34が最大カムリフトの相で摺動させられ、それによって第1のピ ストンはケーシング31と内側要素32の間に形成された環状隙間36にかぶさ る(図の左側半部参照)。この場合、この連結方向における弾性支持は各ピスト ン34につき各々1個の圧縮ばね38の力によって半径方向外方に生じる。それ ぞれのピストン34の戻りは圧油で行われる。 この場合、圧油はシリンダヘッド10の供給管路39を経て導かれる。この供 給管路39はケーシング31の外周面40の少なくとも一部範囲を取り巻く長く 延びた環状隙間41に導かれる。カムの基礎円でケーシング31と内側要素32 を通る半径方向の穴42がこの環状溝41と交差する。この穴42を経て油圧式 遊び補正手段43に圧油が供給される。同時に、環状隙間は他の穴44と直交し ている。この穴を経て圧油が第1の連結要素34に作用する。しかしながら、第 1のピストン34を上記のように付勢するために、シリンダヘッド10内に別個 の供給管路45を設けてもよい。 図の右側半部に示す切り換え装置1の位置では、切り換え装置に支持されるロ ッカーアーム53がカムに接触保持されている。ロッカーアーム53を付勢する カムからのロッカーアームの連結解除が所望されると、供給管路39内の圧油の 圧力が高められ、ピストン34が半径方向内側へ押される。それによって、ケー シング31はカムから離れる方向に空転ストローク運動を行う。物的に制限され るケーシング31のストローク端部で、ケーシング31内の他の穴37が第1の ピストン34に付設される。圧油の圧力がその間に制限された場合には、第1の ピストン34が圧縮ばね38を介してこの他の穴37内に摺動させられる。それ によって、図示していないロッカーアーム53はカムのリフトから強制的に分離 される。この分離の解除が所望されると、圧油の圧力が供給管39または45を 経て高められ、それによって第1のピストン34が半径方向内側へ摺動し、ケー シング31が圧縮ばね47の力によってカムの方向へ移動する。内側要素32と 相対的にケーシング31が軸方向運動の上死点に達すると、圧油の圧力がその間 に制限された場合には、それぞれのピストン34がケーシング31内でそれに対 向する第1の穴33に係合する。切り換え装置1は従来の支持要素のように機能 する。ロッカーアーム53がそれぞれのカムの輪郭に従動するので、当該のガス 交換弁が開放し、燃焼室内の必要なガス交換横断面が開放される。本発明による 支持要素30の作用のこの基本原理が図6と図8に示したものと類似しているの で、図6,8についての記載部分において詳しい機能説明は省略する。 図5には、カムから離れる方向へのケーシング31の付加的なストローク調節 に関する部分b)が、図2と同様に拡大して示してある。カムからのロッカーア ーム53の連結解除が所望される場合には、ケーシング31の他の穴37は面取 り部48を備えている。第1のピストン34が他の穴37内に半径方向外側へ移 動する場合には、環状隙間36にかぶさり、ケーシング31はカムから離れる方 向に付加的なストローク調節を行う。それによって、カムからロッカーアーム5 3が完全に係合解除される。 図6では、カムからロッカーアーム53を連結解除するために、少なくとも1 個の他のピストン49が支持要素30内に設けられている。この他のピストン4 9はケーシング31の他の穴37内で位置決めされている。カムからロッカーア ーム53が連結解除された場合、他のピストンはそれを戻す方向に付勢する少な くとも1個の圧縮ばね50の力に抗して、シリンダヘッドの他の穴37に係合す る。この他の穴37は支持要素30がロック解除されたときに最大カムリフトの 相で互いに一直線に並んでいる。従って、他のピストン49は圧縮ばね50の力 に抗して、圧油の圧力によって穴42からシリンダヘッド10の他の穴37内に 押され、それによってケーシング31とシリンダヘッド10の間にある環状隙間 41にかぶさる。 この場合、圧油はシリンダヘッド10内の供給管路39を経てケーシング31 に導かれる。内側要素32内で、支持要素30がロック解除されたときにカム基 礎円相で供給管路39に一直線に並ぶ穴42がケーシング31と内側要素32を 通って延びている。カムからのロッカーアーム53の連結解除が所望されると、 供給管路39内の圧油の圧力が高められる(図の右側参照)。それによって、第 1のピストン34は内側要素32の第1の穴33との係合が解除される。従って 、ケーシング31はカムから離れる方向に空転ストローク運動を行う。ケーシン グのこの空転ストローク運動が下死点に達すると、ケーシング31内の他のピス トン49に、シリンダヘッド10の他の穴37が半径方向外側で対向する。今や 、他のピストン49が圧油の圧力によって圧縮ばね38の力に抗して他の穴37 内に半径方向外側へ摺動し、それによって、他のピストンはシリンダヘッド10 とケーシング31の間の環状隙間41にかぶさる。それによって、本発明による 連結解除が再び達成される。この連結解除を終了するために、圧油の圧力が低下 させられ、それによって他のピストン49は圧縮ばね50によって半径方向内側 へ摺動させられる。 図6の一部c)を示す図7から、カムから離れる方向へのケーシング31の付 加的なストローク調節の手段が、図2,5と同じ様に明らかである。 図8は図4,6と同様に、支持要素30を示している。他のピストン49はシ リンダヘッド10の他の半径方向穴37内に設けられている。何度も説明した連 結解除の場合には、他のピストンは圧縮ばね50の力によって柄の他の穴37内 に半径方向内側へ摺動する。他のピストン49の戻しはケーシング31内で切り 換え装置1の縦中心平面に対して小さな角度をなして延びる供給管路51を経て 行われる。この供給管路51は支持要素30の連結解除状態で少なくとも最大カ ムリフトの相において、シリンダヘッド10の供給管路39内に開口している。 従って、シリンダヘッド10からのケーシング31の連結解除が所望される場合 には、供給管路39内の圧油の圧力が高められ、他のピストン49がその圧縮ば ね50の力に抗して半径方向外側へその凹部37内に摺動させられる。ケーシン グ31はその上死点の方へストローク運動を行う。このストローク運動は圧縮ば ね47によって補助される。この位置では、ケーシング31と内側要素32内の 第1の穴が互いに一直線に並んでいるので、第1のピストン34はケーシング3 1内のその第1の穴33から内側要素32の第1の穴33へ部分的に押し込まれ 、それによって両要素31,32の間の環状隙間36にかぶさる。そして、切り 換え装置1は従来の支持要素30として作動する。 図9から明らかなように、支持要素30はクリップ状の連結部材52を介して それに付設されたロッカーアーム53に連結されている。この連結部材52は連 結解除が達成された後で、ロッカーアーム53をそれに付設されたカムから力伝 動的に分離することを可能にする。 図10は戻し連結の有利な範囲を示すグラフである。後を追うカム従動子がそ のカムに当接する点がK0〜K4によって示してある。カム曲線から判るように、 この当接点で、両部材の速度をできるだけ同じにまたは少しだけしか差がないよ うにすべきである。所望の戻し連結点の制御は、システムの遅延を考慮するため に、回転数に依存して早く行うことができる。連結解除された部材が範囲Aでカ ムに達すると、その圧縮ばねは、当接点で速度が等しくなるような強さに設計し なければならない。これに関する他の説明は請求項20の硬化の記載から明らか である。 参照符号一覧表 1 切り換え装置 2 バルブリフタ、カム従動子 3 ケーシング 4 内側要素 5 第1のピストン、第1の連結手段 6 カム 7 第1の穴 8 穴 9 環状隙間 10 シリンダヘッド、周囲構造体 11 他の穴 12 他の連結要素 13 端面 14 外周面 15 環状隙間 16 圧縮ばね 17 遊び補正手段 18 押圧ピストン 19 端部 20 弁軸 21 制御エッジ 22 圧縮ばね 23 リング 24 端面 25 制御要素 26 凹部 27 凹部 28 外周面 29 圧縮ばね 30 支持要素 31 ケーシング 32 内側要素 33 第1の穴 34 第1のピストン、第1の連結要素 35 端部 36 環状隙間 37 他の穴 38 圧縮ばね 39 供給管路 40 外周面 41 環状隙間 42 穴 43 遊び補正手段 44 穴 45 供給管路 46 端面 47 圧縮ばね 48 面取り部 49 他のピストン、他の連結要素 50 圧縮ばね 51 供給管路 52 連結部材 53 ロッカーアーム 54 底 Hmax 最大カムストローク、最大弁ストローク Hmin 最小カムストローク、最小弁ストローク B1 戻し連結開始 B2 戻し連結終了 K0-4 カム上のケーシングの当接点 Vn1-4 ケーシング速度 R カム上のケーシングの戻し連結相 A 戻し連結の有利な範囲 Az 制御時点 tv システム遅延時間
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年12月6日 【補正内容】 明細書 内燃機関の弁機構を操作するための装置および方法 本発明は、請求項1または2の上位概念に記載の、内燃機関の弁機構を操作す るための装置あるいは請求項18記載の内燃機関の弁機構を操作するための方法 に関する。 このような装置はDE−A−4210567から知られている。この装置の場 合には、その両要素の連結状態で、連結解除された部分が常に空転ストローク運 動を行い、更に付勢するカムに接触している。これは前記の弁機構摩擦と摩耗を 不必要に高める。更に、上記の両部分の連結装置が比較的に複雑に構成され、シ リンダヘッドから延びるカム操作式のピストン−スライダ装置からなっている。 更に、WO−A−91/12415の例えば図11から、切換え可能な支持要 素が知られている。この支持要素はロッカーアームとして形成されたカム従動子 と協働する。このカム従動子をカムに連結するために、支持要素は半径方向に延 び油圧で操作されるピストンを備えている。このピストンは支持要素内の内側要 素の吐出状態で、カム従動子を大きなカムストロークで作動させる。しかし、こ の装置の場合には、内側要素をそのケーシング内で両連結状態のために適切にロ ックする手段が講じられていない。 そこで、本発明の根底をなす課題は、前述の欠点が除去され、特にカムからの カム従動子の切り離しが、中間回転数から高回転数においても小さな摩擦で実現 され、カム従動子の連結が小さな騒音または摩耗で行われるような、冒頭に述べ た種類の装置または方法を提供することである。 本発明によるこの手段(請求項1,2または18)によって、当該の要素は、 カム従動子に伝達されるカムのストローク輪郭からカム従動子を所望されるよう に切り離すときに、連結解除される。同時に、冒頭に述べた不利な摩擦損失が除 去されるように、カム従動子がカムから力伝達的に分離される。なぜなら、連結 解除の場合、カム従動子がカムに対して時間的に制限されて押しつけられるから である。それによって、ここで説明した他の連結要素は、切り換え要素のケーシ ングが完全に空転ストローク運動した後で、ケーシングひいてはケーシングに強 制連結されたカム従動子(請求項14参照)を、カムのストローク運動によって 接触しないように保持する。技術水準の場合に不利に発生する、内側要素に対す るケーシングの空転ストローク運動は、本発明による解決策の場合にはもはや発 生しない。装置の内部に設けられる強い戻しばねはもはや不要である。それによ って、切り換え装置の連結解除状態でも、高回転数で運転することができる。本 発明による切り換え装置はあらゆる種類の内燃機関用弁機構において使用可能で ある。例えば技術水準で知られている切り換え式バルブリフタ、切り換え要素の 場合にも使用可能である。更に、磁石式手段、電磁石式手段、機械(偏心体)式 手段、空気圧式手段等のような他の手段によって連結および連結解除要素の付勢 を行うことも、本発明の範囲に含まれる。更に、連結要素の選択的な付勢のすべ ての方法(ばね力による連結、圧力媒体による連結解除およびその逆)も本発明 の対象である。 本発明による他の実施形は従属請求項の対象であり、ここではその効果につい て説明する。この場合、請求項18は弁機構を操作するための有利な方法に関す る。 連結要素の油圧式付勢のためには、特に連結要素をピストンとして形成するこ とが特に有利である。しかしながら、球として形成された転動体、ピン、くさび 等も連結のために使用可能である。更に、請求項3,4の解決策および他のすべ ての実施形の場合、油圧ピストンが他の連結要素のためのスライダとして使用さ れる。この油圧ピストンはケーシングと内側要素を直接連結する。ほとんどの用 途にとって、連結要素またはスライド要素のための凹部がこれらの要素のための 補完的な形を有していることが重要である。 請求項5から明らかなように、カム従動子をそれ自体公知のカップ状のバルブ リフタとして形成することができる。この場合、バルブリフタの外周面はシリン ダヘッドから突出するくさび状の連結要素と協働する制御エッジを備えている。 この実施形の場合、技術水準で知られている切り換え可能なカップ状バルブリフ タを用いることができる。内燃機関のシリンダヘッド内に、供給管路とくさび状 連結要素の収容部を形成するだけでよい。 カップ状バルブリフタをカムに所望されて連結する場合に、カムからのケーシ ングの強制的な分離を廃止するために、連結要素を圧縮ばねによって半径方向外 側へ押すことができる。 カムからカム従動子を強制的に分離するための簡単な変形例は請求項8から明 らかである。この変形例の場合には、連結要素としての付加的なピストンが省略 される。そうでなくても存在するピストンのための、カム近くの少なくとも一つ の付加的な凹部をケーシングに設けるだけでよい。更に、この解決策の場合およ び上記の他の本発明による実施形の場合、カムの部分ストロークのみに切り換え が行われる。この手段についてはここでは詳細に説明しない。しかし、それを実 現するためには、支持要素として形成された切り換え要素内の長手方向に分配さ れた“連結段”が必要である。 請求項9から、連結要素の有利な付勢形態が明らかである。上記の変形例と異 なり、油供給管路を設けるだけでよい。この油供給管路によって要素が付勢され る。 請求項11から明らかなように、両連結要素を制御するために、シリンダヘッ ド内の1つだけの供給管路が使用される。 他の実施形では、他の連結要素がシリンダヘッド内に配置され、少なくとも1 個の圧縮ばねの力によって連結方向に付勢可能である。第1と他の連結要素の連 結解除は、シリンダヘッドからの1本の制御管路を介して行われる。上記請求項 の変形例の場合、圧縮ばねとしてコイルばねが設けられている。しかし、例えば ガスを充填したエラストマーからなるもの、皿ばね、円錐ばねまたは他の機械要 素のような、凹部のスペースに収納できる、弾力性のあるすべての要素を使用す ることができる。 本発明の特に有利な実施形では、請求項13から明らかなように、請求項14 記載の手段と関連して、連結解除の場合に付加的にカムから離れる方向にケーシ ングが動かされる。この付加的なストローク調節は簡単に製作できる穴の傾斜部 によって作られる。この穴内に、連結解除の場合に他の連結要素が押し込まれる 。それによって、ロッカーアームはそれを支持する要素を介してカム輪郭から強 制的にかつ完全に切り離され、ロッカーアームとカム尖端部の接触時に従来発生 し ていた小さな摩擦が簡単な手段によって除去される。 切り換え装置とカム従動子の間の必要な連結を行うための簡単な手段は、他の 従属請求項から明らかである。切り換え装置とカム従動子の間の他の連結形状、 例えば差し込み式、形状補完的な挿入式またはロッカーアームから延びる、アン ダーカットを有するこのような連結形状を用いることができる。 同時に油圧式遊び補正手段に油を供給するために、連結要素のための油圧制御 装置を使用すると、有利であることが判った。その場合、切り換え要素を一緒に 制御すると有利である。しかし、遊び補正要素を圧力媒体で別個に制御する手段 も考えられる。更に、すべての変形例の場合には、連結および連結解除方向に要 素を油圧で完全に切り換えることができる。 請求項16から明らかなように、切り換え装置の少なくとも1つの要素を、軽 量材料およびまたはポリマー材料で作ることができる。この手段は、弁機構の軽 量構造および摩擦低減のために寄与する。 請求項18から、内燃機関の弁機構を運転するための方法が明らかである。こ こに記載したように、前もって連結解除された部材をそのカムに戻し連結するこ とにより、摩耗や騒音の少ない部材の接触が保証される。例えば、最大カムスト ロークの際にこの戻しが行われる。この場合、追従する部材は最小変位だけ進む だけでよい。しかし、カム速度が速くなる最大カムストローク以降戻すようにし てもよい。この場合、部材を戻す圧縮ばねは、部材の速度が先行するカムの速度 よりも速くなるように設計しなければならない。戻し連結の好ましい範囲は、カ ムの基礎円に達する前の範囲である。この場合、カムは前もって連結解除された 接触する部材を形状的に制動する。 本発明は請求項記載の特徴に限定されない。請求項の個々の特徴の組み合わせ や請求項の個々の特徴と効果の説明で述べた特徴および実施の形態に記載された 特徴との組み合わせも、本発明に含まれる。 本発明の実施の形態が図に示してある。 図1はカップ状のバルブリフタの縦断面図、 図2は図1の詳細図、 図3は連結要素の軸方向付勢部の変形例を示す図、 図4は支持要素として形成された切り換え可能なカム従動子の第1の実施形を 示す図、 図5は図4のケーシングの付加的なストローク調節手段を示す図、 図6は図4に示したものと類似する他の支持要素を示す図、 図7は図6の詳細図、 図8は切り換え可能な支持要素の他の変形例を示す図、 図9はカム従動子との連結手段を備えた本発明による切り換え装置の部分図、 図10は連結解除された部材の戻し連結の有利な相を示すグラフである。 図1は、本発明による切り換え装置1の一つの例を示している。この切り換え 装置1はカップ状のバルブリフタとして形成されたカム従動子の統合された構成 要素である。バルブリフタ2はケーシング3を備え、このケーシングはその内部 に同心的な内側要素4を収容している。内側要素4はケーシング3に対して軸方 向に移動可能に保持され、連結手段としての詳しく説明しない第1のピストン5 を介して、カム6の基礎円相でケーシング3に連結可能である。本実施の形態で はこのピストン5は内側要素4の第1の穴7内を延び、カムの基礎円相で連結の 場合ケーシング3の第1の穴7内に油圧で摺動させられ、それによってケーシン グ3と内側要素4の間に形成された環状隙間9にかぶさる。 ケーシング3を取り囲むシリンダヘッド10内には、半径方向に延びる他の穴 11が設けられている。この他の穴11内で、半径方向内側へ摺動可能な他の連 結要素12が位置決めされている。カム6からのカップ状のバルブリフタ2の連 結解除が所望されると、ケーシング3の下死点の間連結要素12は 請求の範囲 1.ガス交換弁(20)の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための、カム従 動子(2)に組み込まれた切り換え装置(1)を備え、カム従動子(2)がカム 軸とガス交換弁(20)の間で力を伝動可能に設けられ、更に、中空円筒状のケ ーシング(3)を備え、このケーシングの内室の中で、軸方向に移動可能でケー シング(3)に対して連結可能である内側要素(4)が延び、カム軸のカム(6 )の基礎円相で一直線に並び、半径方向または接線方向に延びる少なくとも一つ の第1の穴/凹部(7)がケーシング(3)と内側要素(4)内に設けられ、こ の穴/凹部内で、穴方向に摺動可能である第1の連結手段としての少なくとも1 個のピストンまたはピンが延び、このピストンまたはピンが連結の場合にケーシ ング(3)と内側要素(4)の間に形成された環状隙間(9)にかぶさり、ケー シング(3)とケーシング(3)を取り巻く周囲構造体(10)(シリンダヘッ ド)内に、半径方向または接線方向に延びる少なくとも一つの他の穴または凹部 (11)が設けられ、この穴または凹部内で、穴方向に摺動可能な少なくとも1 個の他の要素(12)が延び、この要素に、ケーシング(3)内で穴または凹部 が付勢されている、内燃機関の弁機構を操作するための装置において、第1の連 結手段(5)が圧力媒体の圧力によって一方の摺動方向に直接付勢可能であり、 かつばねの力によって他方の摺動方向に付勢可能であり、他の要素(12)が連 結要素として形成され、この連結要素の穴または凹部(11)が、最大カムスト ロークの相においてのみ穴または凹部(7)と一直線に並び、ケーシング(3) と内側要素(4)から連結解除された場合、第1の連結手段(5)が一方の要素 (3または4)の穴または凹部(7)内に完全に延び、他の要素(12)がケー シング(3)と周囲構造体(10)(シリンダヘッド)の間に形成された環状隙 間(15)にかぶさることを特徴とする装置(図1)。 2.ガス交換弁の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための切り換え装置(1 ,30)を備え、切り換え装置(1,30)がカム軸とガス交換弁の間で力を伝 動可能に設けられカム従動子(53)を支持し、更に、中空円筒状のケーシング (31)を備え、このケーシングの内室の中で、軸方向に移動可能でケーシ ング(3)に対して連結可能である内側要素(32)が延び、カム軸のカム(6 )の基礎円相で一直線に並び、半径方向または接線方向に延びる少なくとも一つ の第1の穴/凹部(33)がケーシング(31)と内側要素(32)内に設けら れ、この穴/凹部内で、穴方向に摺動可能である連結手段としての少なくとも1 個の第1のピストンまたはピン(34)が延び、このピストンまたはピンが連結 の場合にケーシング(31)と内側要素(32)の間に形成された環状隙間(3 6)にかぶさっている内燃機関の弁機構を操作するための装置において、ケーシ ング(31)または内側要素(32)内に、第1の穴/凹部(33)に対して軸 方向に離隔された少なくとも一つの他の穴/凹部(37)が設けられ、この穴/ 凹部内で、対向する部材(内側要素32またはケーシング31)内にある第1の ピストンまたはピン(34)が、カムからロッカーアーム(53)が連結解除さ れた場合に最大カムリフトの相で、ケーシング(31)と内側要素(32)の間 に形成された環状隙間(36)にかぶさるように摺動可能であることを特徴とす る装置(図4)。 3.周囲構造体(10)内にしかもケーシング(3)との間の環状隙間(15) の近くに、主として軸方向に摺動可能で端面(24)を油圧で付勢可能な制御要 素(25)が設けられ、この制御要素が切り換え装置(1)の軸線方向に少なく とも一つの制御エッジまたは溝状の凹部(26)を備え、この制御エッジまたは 溝状の凹部によって連結要素(12)が半径方向内側へ摺動可能であり、ケーシ ング(3)と周囲構造体(10)の間の環状隙間(15)にかぶさるように形成 されていることを特徴とする請求項1記載の装置(図3)。 4.制御要素(25)が周囲構造体(10)の穴(8)内を延びる油圧ピストン として形成され、この制御要素の他の端面(46)が圧縮ばね(29)によって 付勢され、この圧縮ばねの他端が穴(8)の底(54)に支持されていることを 特徴とする請求項3記載の装置。 5.カム従動子(2)がカップ状のバルブリフタとして形成され、その他の連結 要素(12)がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の半径方向 穴(11)内に設けられ、かつカム(6)からバルブリフト(2)が連結解除さ れた場合、少なくとも一部がケーシング(3)の外周面(14)にかぶさ るように、圧力媒体によって半径方向内側へ摺動可能に形成されていることを特 徴とする請求項1記載の装置(図1)。 6.他の連結要素(12)の半径方向内側の端面(13)が、弁方向に傾斜した 面を有し、この面がケーシング(3)の外周面(14)の対応する制御エッジ( 21)と協働することを特徴とする請求項5記載の装置(図2)。 7.他の連結要素(12)の戻しが少なくとも1個の圧縮ばね(22)の力によ って行われることを特徴とする請求項5または6記載の装置(図2)。 8.カム従動子が枢着されたロッカーアーム(53)として形成され、ピストン またはピン(34)が切り換え装置(1)の内側要素(32)の第1の半径方向 穴(33)内を延び、カムからロッカーアーム(53)が連結解除された場合、 少なくとも1個の圧縮ばね(38)の力によって半径方向外側へ他の穴(37) 内に摺動し、ピストンまたはピン(34)の戻りが圧力媒体によって行われるこ とを特徴とする請求項2記載の装置。 9.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、ケーシング(31)の外周面(40)の少なくとも一部範囲を 取り囲む、長く延びる環状隙間(41)に案内され、この圧力媒体によって、ピ ストンまたはピン(34)がケーシング(31)と交差する各々一つの穴(44 ,45)を経て半径方向内側へ摺動可能であることを特徴とする請求項8記載の 装置。 10.第1の穴または凹部(33)に対して軸方向に離隔された少なくとも一つの 他の穴または凹部(37)が、周囲構造体(10)またはケーシング(31)内 に設けられ、この穴または凹部内に、対向する部材内にある他の連結要素(49 )が、カムからロッカーアーム(53)を連結解除した場合に最大カムリフトの 相で、環状隙間(36)にかぶさるように摺動可能であることを特徴とする請求 項2の上位概念に記載の装置(図6,8)。 11.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、少なくともカム基礎円相で同時にケーシング(31)と内側要 素(32)と交差する穴(42)に導かれ、圧力媒体によって、第1と他の連結 要素(34,49)が同時に半径方向外側へ付勢可能であることを特徴と する請求項10記載の装置(図6)。 12.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、少なくともカム基礎円相で同時にケーシング(31)と内側要 素(32)と交差する穴(42)へ導かれ、この圧力媒体によって第1の連結要 素(34)が半径方向外側へ付勢可能であり、切り換え装置(1)の長手中心平 面に対して小さな角度をなして延びる、他の連結要素(49)を付勢するための 供給管路(51)が、ケーシング(31)内で他の半径方向穴(37)の方へ延 び、この供給管路が少なくとも最大カムストロークの相でシリンダヘッド(10 )の供給管路(39)に開口していることを特徴とする請求項10記載の装置( 図8)。 13.カムからロッカーアーム(53)が連結解除された場合、ケーシング(31 )が穴(37)の面取り部(48)によってカムから離れる方向への付加的なス トローク調節を受け、連結解除の場合にこの穴内に他の連結要素(34,49) が押し込まれることを特徴とする請求項2または10記載の装置(図5,7,8 )。 14.ケーシング(31)がクリップ状の連結部材(52)を介してそれに付設さ れたロッカーアーム(53)に力伝達するよう連結されていることを特徴とする 請求項2または10記載の装置(図9)。 15.カム従動子(2または53)またはその支持要素(30)が油圧で作用する 遊び補正手段(17または43)を含んでいることを特徴とする請求項1,2ま たは10のいずれか一つに記載の装置。 16.要素(3,4,31,32)の少なくとも一つが軽量材料およびまたはポリ マー材料で作られていることを特徴とする請求項1,2または10のいずれか一 つに記載の装置。 17.連結要素(12)が転動体として形成されていることを特徴とする請求項1 ,2または10のいずれか一つに記載の装置(図3)。 18.ガス交換弁(20)の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための切り換え 装置(1)を含み、この切り換え装置がカム軸のカム(6)とガス交換弁(20 )の間に力を伝達するよう配置されたカム従動子(2)の統合された構成要 素であるかまたはカム従動子の支持要素(30)としての働きをし、第1の運転 状態で、大きな弁ストロークを得るために設けられたカム従動子(2)またはそ の支持要素(30)の一部(3)または(31)が最大カムストロークでその下 死点位置に保持され、かつカム従動子(2)または支持要素(30)の他の部分 (4)また(32)から連結解除されている、内燃機関の弁機構を操作するため の方法において、他の運転状態で、カム従動子(2)またはその支持要素(30 )の連結解除部分(3または31)が、カム作用相でカムに接触し、このカム作 用相で、ガス交換弁(20)がその最大ストロークHmaxから最小ストロークHm in までの範囲で閉じることを特徴とする方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガス交換弁の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための切り換え装置(1 )を備えた、内燃機関の弁機構を操作するための装置において、切り換え装置( 1)がカム軸とガス交換弁の間に力を伝動可能に設けられたカム従動子(2,5 3)の統合された構成要素であるかまたは中空円筒状のケーシング(3,31) によってこのカム従動子に支持され、このケーシングの内室の中で、軸方向に移 動可能でケーシング(3,31)に対して連結可能である内側要素(4,32) が延び、カム軸のカム(6)の基礎円相で一直線に並び、半径方向または接線方 向に延びる少なくとも一つの第1の穴/凹部(7,33)がケーシング(4)と 内側要素(32)内に設けられ、この穴/凹部内で、穴方向に摺動可能な連結手 段としての少なくとも1個の第1のピストン/ピン(5,34)が延び、このピ ストン/ピンが連結の場合にケーシング(3,31)と内側要素(4,32)の 間に形成された環状隙間(9,36)にかぶさり、ケーシング(3,31)とケ ーシング(3,31)を取り巻く周囲構造体(10)内に、最大カムストローク の相で一直線に並び、半径方向または接線方向に延びる少なくとも一つの他の穴 /凹部(11,37)が設けられ、この穴/凹部内に、穴方向に摺動可能な少な くとも1個の他の連結要素(12,49)が設けられ、カム(6)からのカム従 動子(2,53)の連結解除の場合に、この連結要素が、ケーシング(3,31 )と周囲構造体(10)の間に形成された環状隙間(15,41)にかぶさり、 同時に両穴/凹部(7,33と11,37)内で延びるように、摺動可能に形成 されていることを特徴とする装置(図1,6,8)。 2.切り換え装置(1)がカム軸とガス交換弁の間に力を伝動可能に配置された カム従動子(2,53)の統合された構成要素であるかまたは中空円筒状のケー シング(3,31)によってこのカム従動子に支持され、このケーシングの内室 の中で、軸方向に移動可能でケーシング(3,31)に対して連結可能である内 側要素(4,32)が延び、カム軸のカム(6)の基礎円相で一直線に並び、半 径方向または接線方向に延びる少なくとも一つの第1の穴/凹部(7, 33)がケーシング(4)と内側要素(32)内に設けられ、この穴/凹部内で 、穴方向に摺動可能な連結手段としての少なくとも1個の第1のピストン/ピン (5,34)が延び、このピストン/ピンが連結の場合にケーシング(3,31 )と内側要素(4,32)の間に形成された環状隙間(9,36)にかぶさり、 ケーシング(31)または内側要素(32)内に、第1の穴/凹部(33)に対 して軸方向に離隔された少なくとも一つの他の穴/凹部(37)が設けられ、こ の穴/凹部内で、対向する部材(内側要素32またはケーシング31)内にある 第1のピストン/ピン(34)が、カムからロッカーアーム(53)が連結解除 された場合に最大カムリフトの相で、ケーシング(31)と内側要素(32)の 間に形成された環状隙間(36)にかぶさるように摺動可能であることを特徴と する請求項1記載の装置(図4)。 3.他の連結要素(12,49)がピストン/ピンとして形成されていることを 特徴とする請求項1記載の装置。 4.他の連結要素(12,(49))が転動体として形成されていることを特徴 とする請求項1記載の装置(図3)。 5.周囲構造体(10)内にしかもケーシング(3)との間の環状隙間(15) の近くに、主として軸方向に摺動可能で端面(24)を油圧で付勢可能な制御要 素(25)が設けられ、この制御要素が切り換え装置(1)の軸線方向に少なく とも一つの制御エッジ/溝状の凹部(26)を備え、この制御エッジ/溝状の凹 部によって連結要素(12)が半径方向内側へ摺動可能であり、ケーシング(3 )と周囲構造体(10)の間の環状隙間(15)にかぶさるように形成されてい ることを特徴とする請求項1,3または4記載の装置(図3)。 6.制御要素(25)が周囲構造体(10)の穴(8)内を延びる油圧ピストン として形成され、この制御要素の他の端面(46)が圧縮ばね(29)によって 付勢され、この圧縮ばねの他端が穴(8)の底(54)に支持されていることを 特徴とする請求項5記載の装置。 7.カム従動子(2)がカップ状のバルブリフタとして形成され、その他の連結 要素(12)がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の半径方向 穴(11)内に設けられ、かつカム(6)からバルブリフト(2)が連結解 除された場合、少なくとも一部がケーシング(3)の外周面(14)にかぶさる ように、圧力媒体によって半径方向内側へ摺動可能に形成されていることを特徴 とする請求項1記載の装置(図1)。 8.他の連結要素(12)の半径方向内側の端面(13)が、弁方向に傾斜した 面を有し、この面がケーシング(3)の外周面(14)の対応する制御エッジ( 21)と協働することを特徴とする請求項7記載の装置(図2)。 9.他の連結要素(12)の戻しが少なくとも1個の圧縮ばね(22)の力によ って行われることを特徴とする請求項7または8記載の装置(図2)。 10.カム従動子が切り換え装置(1)を備えた支持要素(30)を介して枢着さ れたロッカーアーム(53)として形成され、ピストン/ピン(34)が切り換 え装置(1)の内側要素(32)の第1の半径方向穴(33)内を延び、カムか らロッカーアーム(53)が連結解除された場合、少なくとも1個の圧縮ばね( 38)の力によって他の穴(37)内で半径方向外側へ摺動し、ピストン/ピン (34)の戻りが圧力媒体によって行われることを特徴とする請求項2記載の装 置。 11.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、ケーシング(31)の外周面(40)の少なくとも一部範囲を 取り囲む、長く延びる環状隙間(41)に案内され、この圧力媒体によって、ピ ストン/ピン(34)がケーシング(31)と交差する各々一つの穴(44,4 5)を経て半径方向内側へ摺動可能であることを特徴とする請求項10記載の装 置。 12.カム従動子が切り換え装置(1)を備えた支持要素(30)を介して枢着さ れたロッカーアーム(53)として形成され、切り換え装置(1)の他の連結要 素(49)がケーシング(31)の他の半径方向穴(37)内に設けられ、カム からロッカーアーム(53)が連結解除された場合、戻しを行う少なくとも1個 の圧縮ばね(50)の力に抗して、圧力媒体によって周囲構造体(10)の他の 穴(37)内に半径方向外側へ摺動させられることを特徴とする請求項1記載の 装置(図6)。 13.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、少なくともカム基礎円相で同時にケーシング(31)と内側要 素(32)と交差する穴(42)に導かれ、圧力媒体によって、第1と他の連結 要素(34,49)が同時に半径方向外側へ付勢可能であることを特徴とする請 求項12記載の装置。 14.カム従動子が切り換え装置(1)を備えた支持要素(30)を介して枢着さ れたロッカーアーム(53)として形成され、切り換え装置(1)の他の連結要 素(49)が周囲構造体(10)の他の半径方向穴(37)内に設けられ、カム からロッーアーム(53)が連結解除された場合、少なくとも1個の圧縮ばね( 50)の力によって、ケーシング(31)の他の穴(37)内へ半径方向内側へ 摺動させられ、他の連結要素(49)の戻しが圧力媒体によって行われることを 特徴とする請求項1記載の装置(図8)。 15.圧力媒体がシリンダヘッドとして形成された周囲構造体(10)の供給管路 (39)を経て、少なくともカム基礎円相で同時にケーシング(31)と内側要 素(32)と交差する穴(42)へ導かれ、この圧力媒体によって第1の連結要 素(34)が半径方向外側へ付勢可能であり、切り換え装置(1)の長手中心平 面に対して小さな角度をなして延びる、他の連結要素(49)を付勢するための 供給管路(51)が、ケーシング(31)内で他の半径方向穴(37)の方へ延 び、この供給管路が少なくとも最大カムストロークの相でシリンダヘッド(10 )の供給管路(39)に開口していることを特徴とする請求項14記載の装置。 16.カムからロッカーアーム(53)が連結解除された場合、ケーシング(31 )が穴(37)の面取り部(48)によってカムから離れる方向への付加的なス トローク調節を受け、連結解除の場合にこの穴内に他の連結要素(49)が押し 込まれることを特徴とする請求項10,12または14記載の装置(図5,7, 8)。 17.ケーシング(31)がクリップ状の連結部材(52)を介してそれに付設さ れたロッカーアーム(53)に力伝達するよう連結されていることを特徴とする 請求項1または2記載の装置(図9)。 18.カム従動子(2または53)またはその支持要素(30)が油圧で作用する 遊び補正手段(17または43)を含んでいることを特徴とする請求項1,2ま たは7記載の装置。 19.要素(3,4,31,32)の少なくとも一つが軽量材料およびまたはポリ マー材料で作られていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。 20.ガス交換弁の異なる弁ストローク曲線に切り換えるための切り換え装置(1 )を含み、この切り換え装置がカム軸のカム(6)とガス交換弁の間に力を伝達 するよう配置されたカム従動子(2)の統合された構成要素であるかまたはカム 従動子の支持要素(30)としての働きをする、内燃機関の弁機構を操作するた めの方法において、 第1の運転状態で、大きな弁ストロークを得るために設けられたカム従動子 (2)またはその支持要素(30)の一部(3)または(31)が最大カムスト ロークでその下死点位置に保持され、かつカム従動子(2)または支持要素(3 0)の他の部分(4)また(32)から連結解除され、 第2の運転状態で、弁速度が零であるときのガス交換弁の最大ストロークHmax と、弁速度がほぼ零であるときのガス交換弁の最小ストロークHminとの間の 範囲Rによって決定されて、カム従動子(2)またはその支持要素(30)の連 結解除された部分(3)または(31)がカム作用相でカムに接触することを特 徴とする方法。
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