JPH09500154A - 非イオン界面活性剤の安定な水性乳濁液 - Google Patents

非イオン界面活性剤の安定な水性乳濁液

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JPH09500154A JP7501894A JP50189494A JPH09500154A JP H09500154 A JPH09500154 A JP H09500154A JP 7501894 A JP7501894 A JP 7501894A JP 50189494 A JP50189494 A JP 50189494A JP H09500154 A JPH09500154 A JP H09500154A
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Abstract

(57)【要約】 疎水性非イオン界面活性剤および親水性非イオン界面活性剤および粘度減少剤としてのテレフタレートをベースとする重合体を含むことを特徴とする安定な水性乳濁液を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 非イオン界面活性剤の安定な水性乳濁液 技術分野 本発明は、クリーニング組成物に関する。より詳細には、本発明に係るクリー ニング組成物は、非イオン界面活性剤の安定な水性乳濁液に関するものである。 背景技術 各種のクリーニング組成物が、従来技術において記載されている。例えば、同 時係属欧州特許出願EP第92870188.7号明細書には非イオン界面活性 剤系の水性乳濁液である特定の種類のクリーニング組成物が記載されている。こ のような乳濁液は、過酸化水素またはその水溶性源および過酸化水素から分離す ることが必要である液体疎水性漂白活性剤または他の疎水性成分を含む漂白組成 物の処方において好ましく用いられている。或いは、このような乳濁液は、過酸 化水素を含有しない製品を処方するために使用できる。後者の場合には、このよ うな乳濁液は、有用であることがある。その理由は、それらが所定の疎水性成分 を水相(それと前記疎水性成分が例えば加水分解によって反応することがある) から分離して保つことを可能にするからである。このような乳濁液の別の利点は 、通常審美的観点(におい)および毒性上の理由で望ましくないアルコールまた は溶媒混合物を使用する必要なしに、非常に低い水中溶解度を有する成分を処方 するための手段を提供することである。 しかしながら、このような乳濁液の場合、特に比較的高濃度の界面活性剤、例 えば、約8%を含有する乳濁液の場合の問題は、重要な粘度が増大する傾向があ り、このことが前記乳濁液を分与することを困難にさせ且つ、したがって消費者 の見地からは許容できないということである。 したがって、本発明の目的は、粘度を好都合に制御できる非イオン界面活性剤 の水性乳濁液を処方することにある。 クメンスルホン酸ナトリウム、ポリアクリレートなどの各種の粘度剤は、この 文脈で試みられ、減少された粘度を生ずるが、減少された相安定性も生ずる。 したがって、本発明の別の目的は、適切な物理的安定性を維持しながら粘度を 好都合に制御できる非イオン界面活性剤の水性乳濁液を提供することにある。 この目的は、テレフタレートをベースとする重合体を含む非イオン界面活性剤 の水性乳濁液を処方することによって効率的に満たすことができることが今や見 出された。換言すれば、テレフタレートをベースとする重合体は、前記のテレフ タレートをベースとする重合体添加前の粘度がどのようなものであっても、非イ オン界面活性剤系を含む水性乳濁液の粘度を減少させることが今や見出された。 本発明は、処方する際の大きい融通性を可能にし且つ消費者によって最も効率 的な方法で使用するのに好適な安定な水性乳濁液を提供する。 テレフタレートをベースとする重合体が洗濯組成物の文脈で防汚成分としてだ け知られているので、テレフタレートをベースとする重合体の粘度減少効果は、 予想外であり且つ有益である。例えば、米国特許第4116885号明細書、米 国特許第4132680号明細書、EP第185427号明細書、EP第220 156号明細書、EP第241984号明細書、EP第241985号明細書、 EP第518401号明細書および欧州特許出願EP第92870095.4号 明細書書参照。 追加の利点として、本発明は、水性活性化漂白乳濁液および過酸化水素から分 離して保持することが必要である疎水性液体成分を含む漂白乳濁液を処方する際 の好ましい応用を見出すことが見出された。事実、本発明に係るテレフタレート をベースとする重合体を、例えば漂白活性剤として疎水性液体成分を乳化するた めに使用する非イオン界面活性剤系に加えることは、過酸化水素の貯蔵安定性を 改善する。 発明の開示 本発明は、親水性非イオン界面活性剤および疎水性非イオン界面活性剤を含む pH0.5〜6を有する安定な水性乳濁液であって、粘度減少量のテレフタレー トをベースとする重合体を更に含むことを特徴とする安定な水性乳濁液である。 発明を実施するための最良の形態 本発明に係る組成物は、非イオン界面活性剤の安定な水性乳濁液である。安定 な乳濁液とは、50℃で少なくとも2週間放置時に別個の層に実質上分離しない 乳濁液を意味する。 本発明に係る組成物は、水性である。従って、本発明に係る組成物は、全組成 物の10〜95重量%、好ましくは30〜90重量%、最も好ましくは60〜8 0重量%の水を含む。脱イオン水が、好ましくは使用される。 本発明に係る組成物は、非イオン界面活性剤の乳濁液である。非イオン界面活 性剤の前記乳濁液は、少なくとも2種の非イオン界面活性剤を含む。安定である 乳濁液を調製するための前記の2種の非イオン界面活性剤は、異なるHLB値( 親水性親油性バランス)を有していなければならず且つ好ましくは前記の2種の 界面活性剤のHLBの値の差は、少なくとも1、好ましくは少なくとも3である 。水中で異なるHLBを有する前記非イオン界面活性剤の少なくとも2種を適当 に組み合わせることによって、本発明に係る乳濁液は、調製するであろう。 ここで使用する前記非イオン界面活性剤の一方は、11より高いHLBを有す る非イオン界面活性剤(ここで親水性非イオン界面活性剤と称する)である一方 、他方のものは、HLB 10未満を有する非イオン界面活性剤(ここで疎水性 非イオン界面活性剤と称する)である。 ここで使用するのに好適な非イオン界面活性剤としては、アルコキシ化脂肪ア ルコールが挙げられる。事実、非常に異なるHLB値(親水性親油性バランス) を有する各種のこのようなアルコキシ化脂肪アルコールは、市販されている。こ のようなアルコキシ化非イオン界面活性剤のHLB値は、本質上、脂肪アルコー ルの鎖長、アルコキシ化の性状およびアルコキシ化度に依存する。親水性非イオ ン界面活性剤は、高いアルコキシ化度および短鎖脂肪アルコールを有する傾向が ある一方、疎水性界面活性剤は、低いアルコキシ化度および長鎖脂肪アルコール を有する傾向がある。それぞれのHLB値と一緒に非イオン界面活性剤を含めて 多数の界面活性剤を記載している界面活性剤カタログは、入手可能である。 本発明に係る組成物は、全組成物の2〜50重量%、好ましくは5〜40重量 %、最も好ましくは8〜30重量%の前記親水性非イオン界面活性剤および疎水 性非イオン界面活性剤を含む。 本発明に係る組成物は、他の非イオン界面活性剤を更に含んでもよいが、全組 成物の重量平均HLB値を有意に変更すべきではない。 本発明に係る組成物は、必須成分として、粘度減少量のテレフタレートをベー スとする重合体を更に含む。「粘度減少量」とは、粘度を好都合に制御できる物 理的に安定な水性乳濁液を与えるのに十分であるテレフタレートをベースとする 重合体の量を意味する。典型的には、本発明に係る組成物は、全組成物の0.0 5〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%の前記のテレフタレートをベースと する重合体を含む。 前記のテレフタレートをベースとする重合体は、物理的安定性も維持しながら 、粘度が前記のテレフタレートをベースとする重合体添加前にどうようなもので あっても本発明の水性乳濁液の粘度を減少する。本発明に従って得られる好まし い組成物は、ブルックフィールドDVII回転粘度計で測定して25℃で剪断速度 50rpmでの粘度100cps〜3000cps、より好ましくは300cp s〜1500cpsを有する。 テレフタレートをベースとする重合体は、防汚剤として技術上大規模に記載さ れている。例えば、米国特許第4116885号明細書、米国特許第41326 80号明細書、EP第185427号明細書、EP第220156号明細書、E P第241984号明細書、EP第241985号明細書およびEP第5184 01号明細書および欧州特許出願EP第92870095.4号明細書参照。そ こに開示のすべての重合体は、本発明の文脈で好適である。より詳細には、ここ で使用するのに好適な重合体は、式 に係る。この式中、部分 −〔(A−R1−A−R2u(A−R3−A−R2v〕−A−R4−A−は、化合 物のオリゴマーまたは重合体主鎖を構成する。 主鎖構造は、布帛上への重合体の吸着に重要である一方、末端基は防汚性を与 えると考えられる。 合物はポリエステルである。ここで使用する「A部分は本質上 置換されている化合物を意味する。これらの他の結合部分での部分置換度は、防 汚性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。好ましく 1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここで使用する「R1部分 は本質上1,4−フェニレン部分である」なる用語は、R1部分が全部1,4− フェニレン部分からなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン部分、 アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれらの混合物で置換された化合物 を意味する。1,4−フェニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよ びアルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−フェニレン、1 ,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2−ビフェニレン、4,4′−ビ フェニレン、およびそれらの混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレ ンおよびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−プロピレン、1,4− ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレン、1,7−ヘプタメチ レン、1,8−オクタメチレン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混 合物が挙げられる。 R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度は、化合 物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一 般に、許容できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即ち、 より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に対してより多い部分置換を有するこ とができる。通常、R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4 −フェニレン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な防汚活性を有 する。例えば、イソフタル酸(1,3−フェニレン)対テレフタル酸(1,4− フェニレン)のモル比40:60を使用して本発明に従って生成されたポリエス テルは、適当な防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造に使用する大抵のポ リエステルがエチレンテレフタレート単位からなるので、通常、最良の防汚活性 のためには1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度を最小限にすることが 望ましい。好ましくは、R1部分は、全部1,4−フェニレン部分からなり(即 ち、100%)、即ち、各R1部分は1,4−フェニレンである。 R2部分は、本質上エチレン部分、またはC1〜C4アルキルまたはアルコキシ 置換基を有する置換エチレン部分である。ここで使用する「R2部分は本質上エ チレン部分、またはC1〜C4アルキルまたはアルコキシ置換基を有する置換エチ レン部分である」なる用語は、R2部分が全部エチレンまたは置換エチレン部分 からなるか他の相容性部分で部分的に置換されている本発明の化合物を意味する 。これらの他の部分の例としては、1,3−プロピレン、1,4−ブチレン、1 ,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレンなどの線状C3〜C6アルキレン部分 、1,2−シクロヘキシレンなどの1,2−シクロアルキレン部分、1,4−シ クロヘキシレン、1,4−ジメチレンシクロヘキシレンなどの1,4−シクロア ルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレン、および−CH2C H2OCH2CH2OCH2CH2−、または−CH2CH2OCH2CH2−などのオ キシアルキレン部分が挙げられる。 R2部分の場合には、これらの他の部分での部分置換度は、化合物の防汚性が 大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一般に、許容で きる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即ち、より長い主鎖 は、より多い部分置換を有することができる。通常、R2がエチレンまたは置換 エチレン部分約20%〜100%(他の相容性部分0〜約80%)からなる化合 物は、適切な防汚活性を有する。例えば、ジエチレングリコール (−CH2CH2OCH2CH2−)対エチレングリコール(エチレン)のモル比7 5:25を使用して本発明に従って生成されたポリエステルは、適当な防汚活性 を有する。しかしながら、最良の防汚活性のためには特にオキシアルキレン部分 でのこのような部分置換を最小限にすることが望ましい。(本発明に係るポリエ ステルの製造時に、少量のこれらのオキシアルキレン部分(ジアルキレングリコ ールとして)は、典型的には、副反応でグリコールから生成し、次いで、ポリエ ステルに組み込まれる)。好ましくは、R2は、エチレンまたは置換エチレン部 分約80〜100%および他の相容性部分0〜約20%からなる。 R2部分の場合には、好適なエチレンまたは置換エチレン部分としては、エチ レン、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン、1,2−ヘキシレン、3−メト キシ−1,2−プロピレンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、R2 部分は、本質上エチレン部分、1,2−プロピレン部分またはそれらの混合物 である。より高率のエチレン部分の配合は、化合物の防汚活性を改善する傾向が ある。驚異的なことに、より高率の1,2−プロピレン部分の配合は、化合物の 水溶性を改善する傾向がある。 R3部分の場合には、好適な置換C2〜C18ヒドロカルビレン部分としては置換 C2〜C12アルキレン、アルケニレン、アリーレン、アルカリーレンおよび同様 の部分が挙げることができる。置換アルキレンまたはアルケニレン部分は、線状 、分枝または環式であることができる。また、R3部分は、すべて同じ(例えば 、すべて置換アリーレン)であるか、混合物(例えば、置換アリーレンと置換ア ルキレンとの混合物)であることができる。好ましいR3部分は、置換1,3− フェニレン部分であるものである。 置換R3部分は、好ましくは、1個のみの−SO3M、−COOM、−O−〔( R5O)m(CH(Y)CH2O)n〕−Xまたは−A[(R2−A−R4−A)]w [(R5O)m(CH(Y)CH2O)n]X 置換基を有する。Mは、Hまたは相容性水溶性陽イオンであることができる。好 適な水溶性陽イオンとしては、水溶性アルカリ金属、例えば、カリウム(K+) および特にナトリウム(Na+)、並びにアンモニウム(NH4 +)が挙げられる 。式 〔式中、R1およびR2は各々C1〜C20ヒドロカルビル基(例えば、アルキル、 ヒドロキシアルキル)であるか、一緒に4〜6個の炭素原子の環式または複素環 式環(例えば、ピペリジン、モルホリン)を形成し;R3はC1〜C20ヒドロカル ビル基であり;R4はH(アンモニウム)またはC1〜C20ヒドロカルビル基( 第四級アミン)である〕 を有する置換アンモニウム陽イオンも、好適である。典型的な置換アンモニウム 陽イオン基は、R4がH(アンモニウム)またはC1〜C4アルキル、特にメチル (第四級アミン)、R1がC10〜C18アルキル、特にC12〜C14アルキル、R2お よびR3が各々C1〜C4アルキル、特にメチルであるものである。 X置換基を有するR3部分は、分枝主鎖化合物を与える。 −A−〔(R2−A−R4−A)〕w2−A部分を有するR3部分は、架橋主鎖化 合物を与える。事実、分枝主鎖化合物を生成するために使用する合成法は、典型 的には、少なくとも若干の架橋主鎖化合物を与える。 部分−〔(R5O)m(CH(Y)CH2O)n〕−および−〔(OCH(Y)C H2n(OR5m〕−の部分−(R5O)−および−(CH(Y)CH2O)−は 、一緒に混合するか、好ましくは−(R5O)−および−(CH(Y)CH2O) −部分のブロックを形成することができる。好 ましくは、−(R5O)−部分のブロックは、化合物の主鎖の隣に配置される。 R5が部分−R2−A−R6−である時には、mは1であり;また部分−R2−A− R6−は、好ましくは、化合物の主鎖の隣に配置される。R5の場合には、好まし いC3〜C4アルキレンはC36(プロピレン)であり;RがC3〜C4アルキレン である時には、mは、好ましくは0〜約5であり、最も好ましくは0である。R6 は、好ましくは、メチレンまたは1,4−フェニレンである。部分−(CH( Y)CH2O)−は、好ましくは、部分−〔(R5O)m(CH(Y)CH2O)n 〕−の少なくとも約75重量%、最も好ましくは100重量%(mは0)を占め る。 各部分−〔(R5O)m(CH(Y)CH2O)n〕−のY置換基は、エーテル部 分−CH2(OCH2CH2pO−Xであり、またはより典型的には、このエーテ ル部分とHとの混合物であり;pは0〜100であることができるが、典型的に は0である。Y置換基が混合物である時には、部分−(CH(Y)CH2O)n− は、下記の部分 (式中、n1は少なくとも1であり、n1+n2の和はnの値である) で表わすことができる。典型的には、n1は、約1〜約10の平均値を有する。 部分 および−(CH2CH2O)n2−は、一緒に混合できるが、典型的には、 および−(CH2CH2O)n2−部分のブロックを形成する。 (式中、R7はC1〜C4アルキルである)であることができる。Xは、好ましく は、メチルまたはエチル、最も好ましくはメチルである。各nの値は、少なくと も約6であるが、好ましくは少なくとも約10である。各nの値は、通常、約1 2〜約113である。典型的には、各nの値は、約12〜約43の範囲内である 。 主鎖部分−(A−R1−A−R2)−および−(A−R3−A−R2)−は、一緒 に混合でき、または−(A−R1−A−R2)−および−(A−R3−A−R2)− 部分のブロックを形成できる。u+vの値は本発明の化合物が有意の防汚活性を 有するように少なくとも約3であることが必要であることが見出された。u+v の最大値は、一般に、化合物の製法によって決定されるが、約25までであるこ とができ、即ち、本発明の化合物は、オリゴマーまたは低分子量重合体である。 比較して、繊維製造に使用されているポリエステルは、典型的には、はるかに高 い分子量を有し、例えば、約50〜約250個のエチレンテレフタレート単位を 有する。典型的には、u+vの和は、本発明の化合物の場合に約3〜約10であ る。 一般に、u+vの値が大きければ大きい程、化合物は余り可溶性ではない(特 にR3部分が置換基−COOMまたは−SO3Mを有していない時に)。また、n の値が増大するにつれて、u+vの値は、化合物が洗濯時に布帛上により良く付 着するであろうように増大すべきである。R3部分が置換基 (分枝主鎖化合物)または−A−〔(R2−A−R4−A)〕w−R2−A−(架橋 主鎖化合物)を有する時に、wの値は、典型的には、少なくとも1であり、化合 物の製法によって決定される。これらの分枝主鎖化合物および架橋主鎖化合物の 場合には、u+v+wの値は、約3〜約25である。 この種の重合体で好ましい化合物は、式 (R1部分はすべて1,4−フェニレン部分であり;R2部分は本質上エチレン部 分、1,2−プロピレン部分またはそれらの混合物であり;R3部分はすべてカ リウムまたは好ましくはナトリウム5−フルオロ−1,3−フェニレン部分また は5位に置換基 を有する置換1,3−フェニレン部分であり;R4部分はR1またはR3部分、ま たはそれらの混合物であり;各Xはエチルまたは好ましくはメチルであり;各n1 は1〜約5であり;各n1+n2の和は約12〜約43であり;wが0である時 には、u+vは約3〜約10であり;wが少なくとも1である時には、u+v+ wは約3〜約10である) を有するブロックポリエステルである。 特に好ましいブロックポリエステルは、vが0であるもの、即ち、線状ブロッ クポリエステルである。これらの最も好ましい線状ブロックポリエステルの場合 には、uは、典型的には、約3〜約8である。これらの線状ブロックポリエステ ルのうち、uが約3〜約5であるものが最も水溶性である。 ここで使用するのに好適な他の重合体としては、式 の重合体が挙げられる。この式中、部分 は化合物のオリゴマーまたは重合体主鎖を構成する。基X−〔(OCH2CH( Y))n(OR4m〕−および−〔(R4O)m(CH(Y)CH2O)n〕−Xは 、一般に、オリゴマー/重合体主鎖の末端で結合される。 合物を意味する。これらの他の結合部分での部分置換度は、防汚性が大きい程度 悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。好ましくは、結合部分Aは 、 1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここで使用する「R1部分 は本質上1,4−フェニレン部分である」なる用語は、R1部分が全部1,4− フェニレン部分からなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン部分、 アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれらの混合物で置換された化合物 を意味する。1,4−フェニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよ びアルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−フェニレン、1 ,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2−ビフェニレン、4,4′−ビ フェニレン、およびそれらの混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレ ンおよびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−プロピレン、1,4− ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレン、1,7−ヘプタメチ レン、1,8−オクタメチレン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混 合物が挙げられる。 これらの他のアリーレン、アルカリーレン、アルキレンおよびアルケニレン部 分は、非置換であることができ、または少なくとも1個の−SO3M、−COO M、または−A−R7−〔A−R1−A−R7−O〕w−X置換基または別のR1部 分に架橋された少なくとも1個の部分−A−R7−〔A−R1−A−R7w−A− (式中、R7は部分 R2またはR3である)を有することができ;wは0または 少なくとも1である。好ましくは、これらの置換R1部分は、1個のみの−SO3 M、−COOMまたは −A−R7−〔A−R1−A−R7−O〕w−X置換基を有する。Mは、Hまたは相 容性水溶性陽イオンであることができる。好適な水溶性陽イオンとしては、水溶 性アルカリ金属、例えば、カリウム(K+)および特にナトリウム(Na+)、並 びにアンモニウム(NH4+)が挙げられる。式 〔式中、R1およびR2は各々C1〜C20ヒドロカルビル基(例えば、アルキル、 ヒドロキシアルキル)であるか、一緒に4〜6個の炭素原子の環式または複素環 式環(例えば、ピペリジン、モルホリン)を形成し;R3はC1〜C20ヒドロカル ビル基であり;R4はH(アンモニウム)またはC1〜C20ヒドロカルビル基(第 四級アミン)である〕 を有する置換アンモニウム陽イオンも、好適である。典型的な置換アンモニウム 陽イオン基は、R4がH(アンモニウム)またはC1〜C4アルキル、特にメチル (第四級アミン)、R1がC10〜C18アルキル、特にC12〜C14アルキル、R2お よびR3が各々C1〜C4アルキル、特にメチルであるものである。 −A−R7−〔A−R1−A−R7−O〕w−X置換基を有するR1部分は、分枝 主鎖化合物を与える。−A−R7−〔A−R1−A−R7w−A−部分を有するR1 部分は、架橋主鎖化合物を与える。事実、分枝主鎖化合物を生成するために使 用する合成法は、典型的には、少なくとも若干の架橋主鎖化合物を与える。 R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度は、化合 物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一 般に、許容できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即ち、 より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に対してより多い部分置換を有するこ とができる。通常、R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4 −フェニレン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な防汚活性を有 する。しかしながら、繊維製造に使用する大抵のポリエステルがエチレンテレフ タレート単位からなるので、通常、最良の防汚活性のためには1,4−フェニレ ン以外の部分での部分置換度を最小限にすることが望ましい。好ましくは、R部 分は、全部1,4−フェニレン部分からなり(即ち、100%)、即ち、各R1 部分は1,4−フェニレンである。 R2部分は、本質上C1〜C4アルキルまたはアルコキシ置換基を有する置換エ チレン部分である。ここで使用する「R2部分は本質上C1〜C4アルキルまたは アルコキシ置換基を有する置換エチレン部分である」なる用語は、R2部分が全 部置換エチレン部分からなるか他の相容性部分で部分的に置換されている本発明 の化合物を意味する。これらの他の部分の例としては、エチレン、1,3−プロ ピレン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレンなど の線状C2〜C6アルキレン部分、1,2−シクロヘキシレンなどの1,2−シク ロアルキレン部分、1,4−シクロヘキシレン、1,4−ジメチレンシクロヘキ シレンなどの1,4−シクロアルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレン、および−CH2C H2OCH2CH2−などのオキシアルキレン部分が挙げられる。 R2部分の場合には、これらの他の部分での部分置換度は、化合物の防汚性お よび溶解性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一 般に、許容できる部分置換度は、望まれる防汚性および溶解性、化合物の主鎖長 (即ち、より長い主鎖は、一般に、より多い部分置換を有することができる)、 および包含される部分の種類(例えば、エチレン部分でのより大きい部分置換は 一般に溶解度を減少する)に依存するであろう。通常、R2が置換エチレン部分 約20%〜100%(他の相容性部分0〜約80%)からなる化合物は、適当な 防汚活性を有する。しかしながら、最良の防汚活性および溶解性のためにはこの ような部分置換を最小限にすることが一般に望ましい。(本発明に係るポリエス テルの製造時に、少量のオキシアルキレン部分(ジアルキレングリコールとして )は、副反応でグリコールから生成し、次いで、ポリエステルに組み込まれるこ とがある)。好ましくは、R2は、置換エチレン部分約80〜100%および他 の相容性部分0〜約20%からなる。R2部分の場合には、好適な置換エチレン 部分としては、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン、3−メトキシ−1,2 −プロピレンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、R2部分は、本 質上1,2−プロピレン部分である。 R3部分は、本質上ポリオキシエチレン部分−(CH2CH2O)q−CH2CH2 −である。ここで使用する「R3部分は本質上ポリオキシエチレン部分−(CH2 CH2O)q−H2CH2−である」なる用語は、R3部分が全部このポリオキシエ チレン部分からなるか、他の相容性部分を更に包含する本発明の化合物を意味す る。これらの他の部分の例としては、オキシプロピレン、オキシブチレンなどの C3〜C6オキシアルキレン部分、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレンな どのポリオキシアルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレンオキシドが挙げられ る。これらの他の部分の配合度は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼさ れないようなものであるべきである。通常、本発明の化合物においては、ポリオ キシエチレン部分は、各R3部分の約50〜100%を占める。好ましくは、ポ リオキシエチレン部分は、各R3部分の約90〜100%を占める。(本発明に 係るポリエステルの製造時に、非常に少量のオキシアルキレン部分は、副反応で ポリオキシエチレン部分に結合し、このようにして、R3部分に組み込まれるこ とがある)。 ポリオキシエチレン部分の場合には、qの値は、少なくとも約9であり、好ま しくは少なくとも約12である。qの値は、通常、約12〜約180である。典 型的には、qの値は、約12〜約90の範囲内である。 部分−〔(R4O)m(CH(Y)CH2O)n〕−および−〔(OCH(Y)C H2n(OR4m〕−の部分−(R4O)−および−(CH(Y)CH2O)−は 、一緒に混合するか、好ましくは−(R4O)−および−(CH(Y)CH2O) −部分のブロックを形成することができる。好ましくは、−(R4O)−部分の ブロックは、化合物の主鎖の隣に配置される。R4が部分 −R2−A−R5−で ある時には、mは1であり;また部分−R2−A−R5−は、好ましくは、化合物 の主鎖の隣に配置される。R4の場合には、好ましいC3〜C4アルキレンはC3 6(プロピレン)であり;RがC3〜C4アルキレンである時には、mは、好ま しくは0〜約10であり、最も好ましくは0である。R5は、好ましくは、メチ レンまたは1,4−フェニレンである。部分−(CH(Y)CH2O)−は、好 ましくは、部分−(R4O)m(CH(Y)CH2O)n〕−の少なくとも約75重 量%、最も好ましくは100重量%(mは0)を占める。 各部分 〔(R5O)m(CH(Y)CH2O)n〕のY置換基は、H、エーテル 部分 −CH2(OCH2CH2PO−X)またはこのエーテル部分とHとの混合 物であり;pは0〜100であることができるが、典型的には0である。典型的 には、Y置換基は、すべてHである。Y置換基がエーテル部分とHとの混合物で ある時には、部分 −(CH(Y)CH2O)n−は、下記の部分 (式中、n1は少なくとも1であり、n1+n2の和はnの値である) で表わすことができる。典型的には、n1は、約1〜約10の平均値を有する。 部分 および−(CH2CH2O)n2−は、一緒に混合できるが、典型的には、 および−(CH2CH2O)n2−部分のブロックを形成する。Xは、H、C1 ることができる。Xは、好ましくは、メチルまたはエチル、最も好ましくはメチ ルである。各nの値は、少なくとも約6であるが、好ましくは少なくとも約10 である。各nの値は、通常、約12〜約113である。典型的には、各nの値は 、約12〜約45の範囲内である。 主鎖部分 −(A−R1−A−R2)−および−(A−R1−A−R3)−は、− (A−R1−A−R2)−および−(A−R1−A−R3)−部分のブロックを形成 できるが、より典型的には、一緒にランダムに混合する。これらの主鎖部分の場 合には、uの平均値は約2〜約50であることができ;vの平均値は約1〜約2 0であることができ;u+vの平均値は約3〜約70である。u、vおよびu+ vの平均値は、一般に、化合物の製法によって決定される。一般に、vの 平均値が大きければ大きい程またはu+vの平均値が小さければ小さい程、化合 物は、より可溶性である。典型的には、uの平均値は約5〜約20であり;vの 平均値は約1〜約10であり;u+vの平均値は約6〜約30である。一般に、 u対vの比率は、少なくとも約1であり、典型的には約1〜約6である。 この種の重合体で好ましい化合物は、式 (各R1は1,4−フェニレン部分であり;R2は本質上1,2−プロピレン部分 であり;R3は本質上ポリオキシエチレン部分−(CH22O)q−CH2CH2− であり;各Xはエチルまたは好ましくはメチルであり;各nは約12〜約45で あり;qは約12〜約90であり;uの平均値は約5〜約20であり;vの平均 値は約1〜約10であり;u+vの平均値は約6〜約30であり;u対vの比率 は約1〜約6である) を有する。 ここで使用するのに高度に好ましい重合体は、式 〔式中、Xはいかなる好適な封鎖基であることもでき、各XはH、炭素数1〜約 4、好ましくは炭素数1〜2のアルキルまたはアシル基(最も好ましくはアルキ ル)からなる群から選ばれる〕 の重合体である。nは、水溶性のために選ばれ、一般に約10〜約50、好まし くは約10〜約25である範囲内の値である。uの選択は、比較的高いイオン強 度を有する液体洗剤への処方に臨界的である。uが5より大きい物質はほとんど なく、好ましくは約10モル%以下、より好ましくは5モル%未満、最も好まし くは1モル%未満である。更に、uが3〜5である物質少なくとも20モル%、 好ましくは少なくとも40モル%があるべきである。 R1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここで使用する「R1部分 は本質上1,4−フェニレン部分である」なる用語は、R1部分が全部1,4− フェニレン部分からなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン部分、 アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれらの混合物で置換された化合物 を意味する。1,4−フェニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよ びアルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−フェニレン、1 ,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2−ビフェニレン、4,4′−ビ フェニレン、およびそれらの混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレ ンおよびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−プロピレン、1,4− ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレン、1,7−ヘプタメチ レン、1,8−オクタメチレン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混 合物が挙げられる。 R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度は、化合 物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一 般に、許容できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即ち、 より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に対してより多い部分置換を有するこ とができる。通常、R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4 −フェニレン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な防汚活性を有 する。例えば、イソフタル酸(1,3−フェニレン)対テレフタル酸(1,4− フェニレン)のモル比40:60を使用して本発明に従って生成されたポリエス テルは、適当な防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造に使用する大抵のポ リエステルがエチレンテレフタレート単位からなるので、通常、最良の防汚活性 のためには1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度を最小限にすることが 望ましい。好ましくは、R1部分は、全部1,4−フェニレン部分からなり(即 ち、100%)、即ち、各R1部分は1,4−フェニレンである。 R2部分の場合には、好適なエチレンまたは置換エチレン部分としては、エチ レン、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン、1,2−ヘキシレン、3−メト キシ−1,2−プロピレンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、R2 部分は、本質上エチレン部分、または好ましくは1,2−プロピレン部分また はそれらの混合物である。より高率のエチレン部分の配合は、化合物の防汚活性 を改善する傾向があるが、包含される%は、水溶性によって限定される。驚異的 なことに、より高率の1,2−プロピレン部分の配合は、化合物の水溶性を改善 し、従って防汚活性を有意に損なわずに等方性水性洗剤組成物を処方する能力を 改善する傾向がある。 本発明の場合、1,2−プロピレン部分または同様の分枝均等物を使用するこ とは、実質的な率の防汚成分のヘビーデューティー液体洗剤組成物への配合を最 大限にするために極めて重要である。好ましくは、R2部分の約75%〜約10 0%、より好ましくは約90%〜約100%は、1,2−プロピレン部分である 。 一般に、冷(15℃)エタノールに可溶性である防汚成分も、本発明の組成物 で有用である。 nの値は、平均少なくとも約10であるが、n値の分布が存在する。各nの値 は、通常、約10〜約50である。好ましくは、各nの値は、平均約10〜約 25である。 防汚成分の好ましい製法は、実質的部分がuが6以上である物質からなる典型 的分布を有する重合体を低温、例えば、約10℃〜約15℃、好ましくは約13 ℃以下において本質上無水エタノールで抽出する工程からなる。エタノール可溶 性画分は、長い重合体を実質上含まず且つ等方性ヘビーデューティー液体、特に 多量のビルダーを有するものに配合することがはるかに容易である。uが約3以 下である重合体は、防汚効果を与える際に価値を本質上有していないが、より高 いu値より容易に配合できる。 防汚成分のより好ましい製法は、直接合成法である。 防汚成分およびその製法のより包括的な開示は、オイゲン・ピー・ゴッセリン クにより1984年12月21日出願の同時係属米国特許出願第684,511 号明細書(ここに参考文献として編入)で見出すことができる。 ここで使用するのに最も好ましい重合体は、式 (式中、Xはメチルであり、nは16であり、R1は1,4−フェニレン部分で あり、R2は1,2−プロピレン部分であり、uは本質上3〜5である) に係る重合体である。 ここで使用するのに好適なテレフタレートをベースとする重合体は、例えばヘ キストを含めて各社から市販されている。ここで使用するための前記のテレフタ レートをベースとする重合体の一例は、ヘス(HOESR)3639(ヘキスト)で ある。 本発明に係る組成物を酸性pH範囲内で処方することは、組成物の安定性に寄 与する。本発明の組成物は、そのままのpH 0.5〜6、好ましくは1〜5を 有する。組成物のpHは、当業者に入手できるすべての手段によって調整できる 。 本発明に係る好ましい組成物は、過酸化水素またはその水溶性源を含む。好適 な水溶性過酸化水素源としては、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過ケイ酸塩および過硫 酸塩が挙げられる。過酸化水素は、本発明に係る組成物で使用するのに最も好ま しい。典型的には、本発明に係る組成物は、全組成物の0.5〜20重量%、好 ましくは2〜15重量%、最も好ましくは3〜10重量%の過酸化水素を含む。 本発明に係る好ましい組成物は、漂白活性剤を更に含む。漂白活性剤とは、こ こで過酸化水素と反応して過酸を生成する化合物を意味する。漂白活性剤の場合 には、このような疎水性漂白活性剤は、典型的には、エステル、アミド、イミド 、または無水物の種類に属する。本発明で興味がある特定の群の漂白活性剤は、 出願人の同時係属欧州特許出願第91870207.7号明細書に開示された。 固形石鹸の文脈で仏国特許第2 362 210号明細書にも開示のアセチルト リエチルサイトレートが、その群で特に好ましい。アセチルトリエチルサイトレ ートは、結局クエン酸およびアルコールに分解するので、環境に優しいという利 点を有する。更に、アセチルトリエチルサイトレートは、貯蔵時に製品中で良好 な加水分解安定性を有し且つ効率的な漂白活性剤である。ここで使用する時、特 に断らない限り、漂白活性剤なる用語は、漂白活性剤の混合物を包含する。 組成物が疎水性液体成分である漂白活性剤を含む本発明の好ましい態様におい ては、前記漂白活性剤を乳化するために選ぶべき非イオン界面活性剤系は、前記 漂白活性剤のHLB値に依存する。従って、進行するのに好適な方法は、疎水性 液体成分(漂白活性剤)のHLB値を測定し、次いで、前記疎水性液体成分の前 記HLB以下のHLB値を有する疎水性非イオン界面活性剤と前記疎水性液体成 分の前記HLB以上のHLB値を有する親水性非イオン界面活性剤との両方を選 ぶ方法である(前記疎水性非イオン界面活性剤のHLB値と親水性非イオン界面 活性剤のHLB値との差は好ましくは少なくとも3である)。 疎水性成分である前記漂白活性剤を含む好ましい態様においては、乳化系は、 式 および%A+%B=100% 〔式中、Xは乳化すべき疎水性液体成分を意味し、Aは前記非イオン界面活性剤 (親水性または疎水性)の一方を意味し、Bは他方の前記非イオン界面活性剤( 親水性または疎水性)を意味する〕 を満たす。 組成物が漂白活性剤としてHLB約10を有するアセチルトリエチルサイトレ ートを含む本発明の特に好ましい態様においては、適切な非イオン界面活性剤系 は、HLB 1〜10を有する疎水性非イオン界面活性剤と11より高いHLB を有する親水性非イオン界面活性剤とからなるであろう。特に好適な系は、HL B 6を有する疎水性非イオン界面活性剤、例えば、ドバノール(DobanolR)23 −2と、HLB 15を有する親水性非イオン界面活性剤、例えば、ドバノールR 91−10とからなる。別の好適な非イオン界面活性剤系は、ドバノールR23 −6.5(HLB約12)とドバノールR23(HLB 6未満)とからなる。 すべてのこれらのドバノールR界面活性剤は、シェルから市販されている。 好ましくは、本発明に係る組成物は、他の界面活性剤型、特に陰イオン界面活 性剤を含まない。 本発明に係る組成物は、香料、染料、光学増白剤、ビルダーおよびキレート化 剤、顔料、酵素、染料移動抑制剤、溶媒、緩衝剤などの通常の任意成分を更に含 んでもよい。 本発明に係る組成物は、洗濯前処理剤、即ち、分与し且つ洗浄前に布帛上に作 用させておく組成物として、または性能を増進するために洗剤と一緒に使用すべ き洗濯添加剤として、または皿洗い器中または手により使用すべき皿洗い組成物 として、または硬質表面クリーナーとして、またはカーペット上への直接適用に よって使用すべきカーペットクリーナーとして、またはカーペットクリーニング 機械用洗剤として、または洗剤なしで単独でも特に有用である。本発明に係る組 成物は、デリケートなアイテムのために使用するのにも特に適している。 更に、本発明は、ここに記載の組成物の製法を包含する。本発明に係る方法は 、少なくとも3工程からなる。 第一工程においては、組成物に処方すべきである他の疎水性成分、例えば、香 料、溶媒、酵素、漂白活性剤および重合体と共に前記疎水性非イオン界面活性剤 およびテレフタレートをベースとする重合体を含む疎水性混合物は、調製する。 第二工程においては、少なくとも前記水、および前記親水性非イオン界面活性 剤を含む親水性混合物は、調製する。前記親水性混合物は、好ましくは、組成物 に処方すべきである他の親水性成分、例えば、染料、光学増白剤、ビルダー、キ レート化剤、過酸化水素および緩衝剤を更に含む。この第二工程においては、過 酸化水素は、存在する時には、好ましくは、前記緩衝剤を加えた後に、最後に加 える。 当然、前記第一工程および前記第二工程は、いかなる順序でも遂行でき、即ち 、第二工程が最初であることも好適である。 本発明に係る方法の第三工程においては、前記疎水性混合物および前記親水性 混合物は、一緒に混合する。 本発明を下記の例によって更に例示する。 表示の割合(重量%)の表示成分からなる組成物は、調製する。 得られた組成物は、50℃で1週間貯蔵後に明記のような粘度を有する。 25℃でのスピンドルRD/0.4を有するブルックフィールドDVII粘度計 での測定: 組成物V:50rpmで664cps 組成物I:50rpmで360cps 30℃でのスピンドルRV/6.4を有するブルックフィールドDVII粘度計 での測定: 組成物V:60rpmで580cps 組成物II:60rpmで450cps 組成物III:60rpmで380cps 組成物IV:60rpmで280cps 組成物I〜Vは、各々、2種の混合物を製造することによって調製する。水、 増白剤、S,S−EDDS、ポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)、ドバ ノールR45−7およびドバノールR91−10を含む親水性混合物を調製する。 過酸化水素を最終工程として前記親水性混合物に加え入れる。アセチルトリエチ ルサイトレート、ドバノールR23−2およびヘスR3639を含む疎水性混合物 を調製する。 次いで、混合しながら、前記疎水性混合物を前記親水性混合物に注ぐ。 本発明によれば、テレフタレートをベースとする重合体(ヘスR3639)を 含む組成物I〜IVは、テレフタレートをベースとする重合体を含まない組成物V より低い粘度を有する。前記結果は、驚異的なことに、テレフタレートをベース とする重合体を本発明に係る組成物で使用することが物理的安定性を維持しなが ら前記組成物の粘度を減少させることを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI (C11D 10/02 1:66 3:37 3:395) (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA,C N,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR ,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO, NZ,PL,RO,RU,SD,SK,TJ,TT,U A,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1種の親水性非イオン界面活性剤および少なくとも1種の疎 水性非イオン界面活性剤を含んでなる、pH0.5〜6を有する安定な水性乳濁 液であって、前記水性乳濁液が粘度減少量のテレフタレートをベースとする重合 体を更に含むことを特徴とする、安定な水性乳濁液。 2. 前記のテレフタレートをベースとする重合体が下式: (式中、Xはメチルであり、nは16であり、R1は1,4フェニレン部分であ り、R2は1,2−プロピレン部分であり、uは本質上3〜5である) に係る重合体である、請求項1に記載の乳濁液。 3. 前記のテレフタレートをベースとする重合体の量が乳濁液の全重量の0 .05〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%である、前の請求項のいずれか 1項に記載の乳濁液。 4. 非イオン界面活性剤量が全乳濁液の2〜50重量%、好ましくは5〜4 0重量%、最も好ましくは8〜30重量%である、前の請求項のいずれか1項に 記載の乳濁液。 5. 親水性非イオン界面活性剤が11より高いHLBを有し且つ疎水性非イ オン界面活性剤がHLB10未満を有する、前の請求項のいずれか1項に記載の 乳濁液。 6. 親水性非イオン界面活性剤のHLB値と疎水性非イオン界面活性剤の HLB値との間の差が少なくとも1、好ましくは3である、請求項5に記載の乳 濁液。 7. 過酸化水素またはその水溶性源および漂白活性剤(ただし該漂白活性剤 は非イオン界面活性剤によって乳化される)を更に含む、前の請求項のいずれか 1項に記載の乳濁液。 8. 全乳濁液の0.5〜20重量%の前記過酸化水素を含む、請求項7に記 載の乳濁液。 9. 前記漂白活性剤がアセチルトリエチルサイトレートである請求項7およ び8に記載の乳濁液。 10. 25℃における剪断速度50rpmでの粘度100cps〜3000 cps、好ましくは300cps〜1500cpsを有する、前の請求項のいず れか1項に記載の乳濁液。 11. 前の請求項のいずれか1項に記載の乳濁液を含むことを特徴とする洗 剤組成物。
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