JP2516400B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は組成物のpHが4.0〜6.0である弱酸性の透明液
体洗浄剤組成物、更に詳しくは、優れた洗浄力、起泡力
を有し、且つ低温安定性の良好な透明液体洗浄剤組成物
に関するものである。
〔従来の技術〕
食器用洗浄剤等の液体洗浄剤の基本的性能としては、
洗浄力、起泡力が優れていること、皮膚に対する刺激性
が低いこと等が要求されている。この様な要求を満足さ
せる為に従来の洗浄剤は、主に起泡力の理由からポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、αーオレフインスルホン酸塩等の陰イ
オン性界面活性剤を主洗浄基剤とし、さらに補助洗浄基
剤として、洗浄力、油汚れ共存下での起泡力の増強、又
は皮膚に対する刺激を低減する目的で、3級アミンオキ
サイド、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルベタ
イン等の含窒素両性又は非イオン性界面活性剤を併用し
ている。
これらの補助洗浄基剤の中で、3級アミンオキサイド
は非常に優れた効果を与えることが知られている(特公
昭39−14979号、同38−3264号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
補助洗浄基剤としての3級アミンオキサイドの添加効
果は、その水溶液中での溶解挙動に起因するものと考え
られる。即ち3級アミンオキサイドは水溶液中で下記の
如き解離平衡にあり、 アルカリ側では非イオン性界面活性剤として、酸性側
では陽イオン性界面活性剤としての挙動をとることが知
られている。さらに、陰イオン性界面活性剤、例えばポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩との共存系で
は以下の如き分子会合体を形成し活性剤イオンの電荷を
中和する。
この為、ミセルを形成する界面活性剤分子間の電気的
反発力が減少してミセルを形成し易くなり、cmcは減少
し、会合数は増大する。この結果、より低濃度で泡立つ
様になり、油性物質に対する可溶化力・乳化力が増大
し、洗浄力は増大する。
上記の様な3級アミンオキサイドの性質を考慮すれ
ば、洗浄剤組成物のpHを酸性領域に調整することによ
り、3級アミンオキサイドと陰イオン性界面活性剤との
分子会合体の形成が促進され、より有効に性能向上に寄
与することが推察される。
しかしながら酸性領域においては、強固な分子会合体
形成の為、著しい増粘が見られ、クラフト点が上昇し低
温安定性が悪化し、また液晶を形成し易くなり、特に低
温で液晶相が出現し白濁するなどして透明で安定な液体
洗浄剤が得難かつた。また洗浄剤組成物系が疎水的にな
る為、油性汚れに対する洗浄力は増大するが、逆に起泡
力が減少すると言つた問題点があつた。
一般に、液体洗浄剤組成物は容器からの出しやすさを
考慮して、粘度を100〜500cp程度に調整する必要があ
り、また冬季の溶液安定性の目安として、−5℃程度ま
では外観変化しないことが要求される。この目的の為、
エタノール等の低級アルコール類、p−トルエンスルホ
ン酸塩等の低級アルキルベンゼンスルホン酸塩、エチレ
ングリコール、プロピレングルコール等のグリコール
類、尿素等が単独あるいは組み合わせて使用されてい
る。しかしながら、これらのハイドロトロープ剤は、上
記の様な弱酸性の洗浄剤組成物系では効果が小さく、多
量に添加する必要があり不経済であつたり、高温で保存
した場合に分解し不快臭を発生したりする為、必ずしも
満足できるものではなかつた。また、たとえ減粘、低温
安定化が達成されたとしても、依然として起泡力の低下
は免れ得なかつた。
〔課題を解決する為の手段〕
斯かる実情において、本発明者らは弱酸性領域におい
ても低温安定性が良好であり、起泡力の良好な液体洗浄
剤を得るべく鋭意研究を行つた結果、陰イオン性界面活
性剤と3級アミンオキサイドを併用した系において、特
定の多価アルコールのポリプロピレンオキサイド付加物
と、特定のコハク酸誘導体を添加すれば、適度な粘度を
持ち、かつ低温安定性に優れ、更に驚くべきことに弱酸
性において著しい増泡効果を発揮し、豊かな泡立ちを付
与しうることを見出し本発明を完成した。
即ち本発明は次の四成分(a)、(b)、(c)、及
び(d)、 (a)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスルホン
酸塩、アルカンスルホン酸塩及びポリオキシエチレンア
ルキルエーテルカルボン酸塩からなる群より選ばれる1
種又は2種以上の陰イオン性界面活性剤10〜40重量%、 (b)次の(I)式、 (式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
基を示し、R2及びR3は炭素数1〜2のアルキル基を示
す) で表される3級アミンオキサイド 0.5〜10重量%、 (c)平均分子量が300〜4000の多価アルコールのプロ
ピレンオキシド付加物 0.5〜10重量%、 (d)次の(II)式、 (式中、R4は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
基を示し、X、Yは各々水素原子、アルカリ金属、アン
モニウム又はアルカノールアミンを示す) で表されるコハク酸誘導体 0.2〜5重量%、 を含有し、(a)成分と(b)成分のモル比〔(b)/
(a)〕が0.05〜1.0であり、且つ当該組成物の原液に
於けるpHが4.0〜6.0であることを特徴とする液体洗浄剤
組成物を提供するものである。
本発明の(a)成分である陰イオン性界面活性剤とし
ては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスルホン
酸塩、アルカンスルホン酸塩及びポリオキシエチレンア
ルキルエーテルカルボン酸塩より選ばれる1種又は2種
以上の陰イオン性界面活性剤の何れでも使用できる。
この中でも、皮膚温和性の点でポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、特に次の一般式(III)、 R5O(CH2CH2O)nSO3M (III) (式中、R5は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
基を、Mはアルカリ金属、アルモニウム又はアルカノー
ルアミンを示し、nは平均で1〜7の数を示す) で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
が好ましい。このR5の炭素数が10未満では洗浄性能が不
十分であり、18を超えると組成物の低温安定性が著しく
悪化する為好ましくない。特に好ましい炭素数は12〜14
の範囲である。また、(III)式中のエチレンオキサイ
ド付加モル数nは、1未満では手肌に対する刺激性を増
加させる為好ましくなく、7を超えると洗浄性能が著し
く悪化するため好ましくない。特に好ましいエチレンオ
キサイドの付加モル数の範囲は2〜5である。
また、洗浄力、価格の両面からは次の一般式(IV) (式中、R6は炭素数10〜16のアルキル基を示し、Mは前
記と同じものを意味する)で表されるアルキルベンゼン
スホン酸塩が好ましい。このR6の炭素数が10未満では洗
浄性能が不十分であり、16を超えると組成物の低温安定
性が著しく悪化する為好ましくない。特に好ましい炭素
数は11〜13の範囲である。
本発明の(a)成分の含有量は10〜40重量%の範囲で
あつて、この含有量が10重量%未満では洗浄力、起泡力
が不十分であり、また40重量%を超えると組成物の安定
性が悪化する。特に好ましい含有量は15〜25重量%の範
囲である。
本発明の(b)成分である3級アミンオキサイドは一
般式(1)で表されるモノ直鎖3級アミンオキサイドで
あるが、R1の炭素数が10未満では組成物の洗浄性能が低
く、18を超えると組成物の低温安定性が著しく悪化す
る。特に好ましい炭素数は12〜14の範囲である。このモ
ノ直鎖3級アミンオキサドは洗浄剤組成物中に0.5〜10
重量%含有することが必要であり、含有量が前記範囲を
逸脱すると、(a)成分との組合せに於いて洗浄力が低
くなるか、或いは安定性が損なわれる。特に好ましい含
有量は1.5〜5重量%の範囲である。
本発明の組成物における(c)成分は、多価アルコー
ルのポリプロピレンオキサイド付加物であり、多価アル
コールとしては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコールなどの2価アルコー
ル、グリセリン、ポリグリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等の3価以
上のアルコールが好適なものとして挙げられる。この中
でもエチレングリコール又はグリセリンのポリプロピレ
ンオキサイド付加物が特に好ましい。これらの(c)成
分は単独で、又は2種以上を混合して用いられる。
(c)成分は陰イオン性界面活性剤と3級アミンオキサ
イドを含有する弱酸性の洗浄剤組成物中に添加すると著
しい減粘・低温安定性向上効果を発揮するが、効果発現
の為には、その平均分子量が300〜4000、好ましくは500
〜2000の範囲内である必要があり、この範囲を逸脱した
場合には減粘・低温安定性向上効果は小さい。(c)成
分は組成物中に0.5〜10重量%、好ましくは2〜5重量
%配合される。
本発明の(d)成分である(II)式のコハク酸誘導体
は、陰イオン性界面活性剤と3級アミンオキサイドを含
有する弱酸性の液体洗浄剤組成物系において、低温安定
性、特に液晶形成による白濁・分離等を防止する効果を
有するが、R4の炭素数が10未満では、組成物の低温に於
ける液晶形成を妨げる効果が小さく、18を超えるとコハ
ク酸誘導体そのものの溶解性が著しく悪化し、透明な組
成物を得ることが出来ない。特に好ましい炭素数は12〜
14の範囲である。
(d)成分は洗浄剤組成物中に0.2〜5重量%含有する
ことが必要であり、0.2重量%未満では組成物の低温に
於ける液晶形成を妨げ低温安定性を改善する効果が小さ
く、逆に5重量%を超えると組成物中での溶解許容量を
超える為、組成物の安定性が悪化する。特に好ましい含
有量は0.5〜2重量%の範囲である。
従来から、ある種のコハク酸誘導体が洗浄剤の一成分
として使用されている。例えば、洗浄剤の主成分として
の使用(特開昭55−142099号)、トリポリリン酸塩の代
替えビルダーとしての使用(特公昭48−35330号)、ア
ルカリビルダーを含む又は含まない洗浄剤系における可
溶化剤としての使用(特開昭50−142603号、特開昭58−
196299号、特開昭58−196296号)等の使用方法が開示さ
れている。
しかしながらこれらの使用例は、コハク酸誘導体の中
和度の高い中性〜アルカリ性での使用であつたり、主洗
浄基剤としての使用である。
本発明における弱酸性液体洗浄剤組成物は、陰イオン
性界面活性剤と3級アミンオキサイドの強い相互作用に
より液晶を形成しやすく、特に低温でこの傾向が強まる
為寒冷地等で液晶形成に起因した白濁・分離等の問題を
起こし易い。液晶形成に起因する白濁・分離には、従来
公知の低級アルコール類、低級アルキルベンゼンスルホ
ン酸類・或いは前記の特開昭58−196296号に開示されて
いる短鎖の炭化水素鎖をもつコハク酸誘導体は殆ど改良
効果を示さない。また、本発明の(c)成分である多価
アルコールのポリプロピレンオキサイド付加物も低温安
定性向上効果を有するが、液晶形成が見られる系におい
て、単独では十分な効果を持たない。
(d)成分のコハク酸誘導体は、それ自身はpH4.0〜6.0
の弱酸性領域では中和度が低い為、水に難溶性である。
しかし、陰イオン性界面活性剤及び3級アミンオキサイ
ドと併用することにより混合ミセルを形成して溶解す
る。この混合ミセルの形成により、陰イオン性界面活性
剤と3級アミンオキサイドの相互作用を緩和し、液晶を
形成し難くしているものと考えられる。
コハク酸誘導体を単独で配合して場合、混合ミセルを
形成し透明に溶解できる量に限界がある為、その限界量
内では充分な効果が得られなかつたり、組成物が著しく
増粘したりして商品としての価値を損なうことがある。
本発明においては、多価アルコールのポリプロピレン
オキサイド付加物が、陰イオン性界面活性剤、3級アミ
ンオキサイド及びコハク酸誘導体を含有する界面活性剤
混合系に於いて、非常に効果的な可溶化剤、減粘剤とし
て働き、コハク酸誘導体の溶解限界量を著しく増大さ
せ、透明で適度な粘度を有する洗浄剤組成物が容易に得
られる。したがつて、本発明に於いては、多価アルコー
ルのポリプロピレンオキサイド付加物とコハク酸誘導体
を併用せしめることが必須である。また驚くべきこと
に、多価アルコールのポリプロピレンオキサイド付加物
とコハク酸誘導体を配合することにより、弱酸性の洗浄
剤組成物の起泡力が著しく向上し、豊かな泡立ちを付与
する。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(a)成分であ
る陰イオン性界面活性剤と(b)成分である3級アミン
オキサイドは前記の如く強固な分子会合体を形成する。
この為、組成物中での(a)と成分(b)成分の混合比
率は組成物の洗浄性能に多大な影響を及ぼす。本発明に
於いては(a)成分と(b)成分の比率はモル比率
〔(b)/(a)〕で0.08〜1.0、特に0.2〜0.5である
ことが好ましい。モル比が0.2未満であると、酸性領域
において充分な洗浄性能が得られず、また1を超える場
合には、組成物中で陰イオン性界面活性剤と会合体を形
成しないフリーな3級アミンオキサイド分子が増え、酸
性領域でカチオン化する為、手肌に対する刺激性が増大
する。
本発明の液体洗浄剤組成物は、原液のpHが4.0〜6.0の
弱酸性領域にあることを特徴とするが、4.0未満では組
成物の安定性が著しく悪化する為好ましくなく、6.0を
超えると油性汚れに対する洗浄力が悪化する。尚、弱酸
性とするために用いる酸は、クエン酸、リンゴ酸、酢酸
等の有機酸、硫酸、塩酸等の無機酸の何れであつても差
し支えない。
本発明の組成物には、上記必須成分の他に、目的とす
る性能を損じない範囲で、必要に応じて公知の液体洗浄
剤用の界面活性剤を配合することができる。斯かる界面
活性剤としては、例えばポリオキシエチレン(平均付加
モル数4〜20)アルキル(C8〜C18の直鎖又は分岐)エ
ーテル、高級脂肪酸(C8〜C18)アルカノールアミド等
の非イオン性界面活性剤、α−スルホ脂肪酸エルテル
塩、N−アシルグルタミン酸塩、モノアルキルリン酸塩
等の陰イオン性界面活性剤が挙げられる。
さらに通常の液体洗浄剤組成物に用いられている他の
任意成分、例えば、エタノール等の低級アルコール類、
p−トルエンスルホン酸塩等の低級アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル等のグリコール類、尿素等のハイドロトロープ剤、ク
エン酸、リンゴ酸等のpH緩衝剤、有機又は有機ビルダー
類、レモン、ライム等の天然果汁、更に手荒れ防止剤、
酵素、蛋白質誘導体、着色料、香料、保存料などを配合
することができる。
〔発明の効果〕
本発明の液体洗浄剤組成物は、優れた洗浄力と豊かな
起泡力を有し、且つ低温安定性に優れたものである。従
つて台所用洗浄剤、特に食器用洗浄剤として有用であ
る。
〔実施例〕 次に、実施例によつて本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例によつて限定されるもので
はない。
実施例1 表−1に示す組成物を調製し、各組成物の洗浄力、起
泡力、粘度、低温安定性を調べた。各試験は次の様にし
て行つた。
〔洗浄力〕
牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色素)を0.1重量
%添加し、この5gを磁製の皿(直径25cm)に塗布したも
のを、10重量%の洗剤溶液30gをしみこませたスポンジ
でこすり洗いし、もはや皿より牛脂が清浄に取れなくな
るまでの洗浄された皿の枚数をもつて洗浄力とする。
〔起泡力〕
汚れ成分として市販のバターを、洗剤濃度0.5重量%
の洗剤溶液に0.1重量%添加したときの起泡力を測定す
る。測定方法は直径5cmのガラス円筒にバターを添加し
た上記洗剤溶液を入れ、5分間回転攪拌を行い、停止後
の泡高を測定する。
〔低温安定性〕
液体洗浄剤を−5℃の恒温室に10日間保存し評価す
る。
評価 ○:外観変化なし △:やや白濁 ×:分離もしくは沈澱 〔粘度〕 各組成物を20℃に保つた粘度ビーカーに入れ、B型粘
度計(ローターNo.3、2000cpを超えるときはローターN
o.4;回転数60rpm)を用いて測定する。
実施例2 下記の配合組成をベースに、種々のコハク酸誘導体
(表−2参照)を添加した洗浄剤組成物を調製し、各組
成物の低温安定性を調べた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1/29 C11D 1/29 3/20 3/20 3/37 3/37 17/08 17/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の四成分(a)、(b)、(c)、及び
    (d) (a)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ア
    ルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスルホン
    酸塩、アルカンスルホン酸塩及びポリオキシエチレンア
    ルキルエーテルカルボン酸塩からなる群より選ばれる1
    種又は2種以上の陰イオン性界面活性剤10〜40重量%、 (b)次の(I)式、 (式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
    基を示し、R2及びR3は炭素数1〜2のアルキル基を示
    す) で表される3級アミンオキサイド 0.5〜10重量%、 (c)平均分子量が300〜4000の多価アルコールのプロ
    ピレンオキシド付加物 0.5〜10重量%、 (d)次の(II)式 (式中、R4は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル
    基を示し、X、Yは各々水素原子、アルカリ金属、アン
    モニウム又はアルカノールアミンを示す) で表されるコハク酸誘導体 0.2〜5重量%、 を含有し、(a)成分と(b)成分のモル比〔(b)/
    (a)〕が0.05〜1.0であり、且つ当該組成物の原液に
    於けるpHが4.0〜6.0であることを特徴とする液体洗浄剤
    組成物。
  2. 【請求項2】(c)成分の多価アルコールのポリプロピ
    レンオキシド付加物が、エチレングリコール又はグリセ
    リンのポリプロピレンオキシド付加物である特許請求の
    範囲第1項記載の液体洗浄剤組成物。
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