JP2003113399A - 硬質表面用液体洗浄剤 - Google Patents

硬質表面用液体洗浄剤

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JP2003113399A JP2001309778A JP2001309778A JP2003113399A JP 2003113399 A JP2003113399 A JP 2003113399A JP 2001309778 A JP2001309778 A JP 2001309778A JP 2001309778 A JP2001309778 A JP 2001309778A JP 2003113399 A JP2003113399 A JP 2003113399A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高洗浄力、泡の持続性、泡質のきめ細かさ、
手荒れの少なさの全ての性質に優れる硬質表面用液体洗
浄剤の提供。 【解決手段】 アニオン性基を分子中に1個以上有する
オルガノポリシロキサンを含有する硬質表面用液体洗浄
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に食器用、調理器
具用等として用いられる硬質表面用液体洗浄剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】食器や
調理器具等の硬質表面に適用される洗浄剤は、利便性か
ら液体であることが好ましく、皿等に付着した強固な油
汚れをきれいに落とす高い洗浄性と、多くの食器を一度
に洗える持続性を出しながら、皮膚荒れを少なく押さえ
るマイルド性が求められている。起泡性や泡の感触を改
善する目的、あるいは皮膚刺激性を低減化する目的で脂
肪酸ジエタノールアミド型界面活性剤が配合されてい
る。例えば、特開平10−330783号公報には特定
の脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル塩と脂肪酸ア
ルカノールアミドを含有した皮膚にマイルドな洗浄剤組
成物が開示されている。しかしながら、従来の技術では
いずれも、高洗浄力、泡の持続性、泡質のきめ細かさ、
手荒れの少なさという項目全てを満たしうる性能が得ら
れていない。
【0003】本発明の課題は、高洗浄力、泡の持続性、
泡質のきめ細かさ、手荒れの少なさの全ての性質に優れ
る硬質表面用液体洗浄剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、アニオン性基
を分子中に1個以上有するオルガノポリシロキサン(以
下アニオン性オルガノポリシロキサンという)を含有す
る硬質表面用液体洗浄剤を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】[アニオン性オルガノポリシロキ
サン]本発明に用いられるアニオン性オルガノポリシロ
キサンは、アニオン性基を分子中に1個以上有するオル
ガノポリシロキサンである。アニオン性基とは、リン酸
基、ホスホン酸基、硫酸基、スルホン酸基、カルボキシ
基又はその塩等が挙げられ、式−COOM(ここで、M
は水素原子、金属、アンモニウム、総炭素数1〜22の
アルキル若しくはアルケニルアンモニウム、炭素数1〜
22のアルキル若しくはアルケニル置換ピリジニウム、
総炭素数1〜22のアルカノールアンモニウム、又は塩
基性アミノ酸を示す。)で表されるカルボキシ基又はそ
の塩(以下カルボキシ基等という)を含むことが好まし
く、その他のアニオン性基が同時に存在しても良い。そ
の他のアニオン性基には−OSO3M、−SO3M、−O
PO32、−PO32(いずれもMは前記の意味を示
す)が挙げられる。そのカルボキシ基等を有する有機基
の構造は限定されないが、カルボキシ基そのもの、アル
キルカルボキシ基、ポリオキシエチレンアルキルカルボ
キシ基、好ましくはカルボキシ基とケイ素原子との間に
少なくともエステル結合かアミド結合を含む2価の基を
有するものが挙げられる。このカルボキシ基等は、一般
式(1)又は(2)の少なくともいずれか一方で表わさ
れる構造でケイ素原子に連結されているものが好まし
い。
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、R1及びR2は同一又は異なって、
ヘテロ原子を含む置換基を有していてもよい、炭素数2
〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニ
レン基又はアリーレン基を示す。Xは−O−又は−NH
−基を示す。Mは前記の意味を示す。〕
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、R1、R2、X及びMは前記の意味
を示し、R3及びR4は同一又は異なって、ヘテロ原子を
含む置換基を有していてもよい、炭素数2〜22の直鎖
もしくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又はア
リーレン基を示す。〕 一般式(1)及び(2)中、R1は、好ましくは炭素数
2〜12の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又はアル
ケニレン基であり、R2及びR4は、好ましくは炭素数2
〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又はアルケニ
レン基、あるいはフェニレン基であり、R3は、好まし
くは炭素数2〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基
又はアルケニレン基であり、より好ましくはエチレン基
である。R1〜R4において、ヘテロ原子を含む置換基と
しては、エステル基、エーテル基等が挙げられる。
【0010】M中、金属は、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、遷移金属を含むが、アルカリ金属、アルカリ土
類金属が好ましく、ナトリウム、カリウムがより好まし
い。アルカノールアンモニウムは、モノ、ジ又はトリア
ルカノールアンモニウムを含み、総炭素数1〜9のアル
カノールアンモニアが好ましく、更に好ましくは、モノ
エタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、
トリエタノールアンモニウムである。塩基性アミノ酸と
しては、アルギニン、ヒスチジン、リジン等が挙げられ
るカルボキシ基等を有するオルガノポリシロキサンは、
水酸基及び/又はアミノ基を含有するオルガノポリシロ
キサン(以下、前駆体オルガノポリシロキサンという)
と、酸無水物又は酸塩化物とを反応させることで合成す
ることができるが、酸無水物が好ましく用いられ、この
ような酸無水物は、無水フタル酸、無水マレイン酸、無
水コハク酸、無水グルタル酸、無水アジピン酸の中から
選ばれる1種以上を単独あるいは混合状態で用いること
が好ましい。
【0011】前駆体オルガノポリシロキサンの水酸基、
アミノ基の部分構造は特に限定されないが、一般式
(3)又は(4)で表されるものが好ましい。
【0012】
【化5】
【0013】また、前駆体オルガノポリシロキサンのポ
リシロキサン鎖としては、[R2SiO]単位(ここ
で、Rはメチル基等の炭素数1〜4の低級アルキル基、
フェニル基又はビニル基を示す)が直鎖状又は分岐鎖状
に結合している構造を有するものが挙げられ、これらは
架橋していても、架橋していなくてもよい。この前駆体
オルガノポリシロキサンの中では、粘度30〜10万m
Pa・sのものが好ましい。
【0014】前駆体オルガノポリシロキサンと、酸無水
物との反応の際に、反応溶媒は、何も用いないか、ある
いは酸無水物と反応しないものであれば特に制限はな
く、例えば、2−ブタノン等のケトン類、ヘプタンやシ
クロヘキサン等の飽和炭化水素類、トルエン等の芳香族
炭化水素類、1,4−ジオキサンやジエチレングリコー
ルジエチルエーテルやアニソール等のエーテル類、ジメ
チルホルムアミド等のアミド類、酢酸エチルや安息香酸
メチル等のエステル類、1,2−ジクロロエタンやクロ
ロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、スルホラン等の
スルホン類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類
等が挙げられる。
【0015】反応温度は、酸無水物の開環反応を早め、
前駆体オルガノポリシロキサンと酸無水物とを混合し易
くし、またポリシロキサン鎖の断裂等の副反応が起こり
にくく、また変色等を引き起こさない観点から、30℃
〜150℃が好ましく、50℃〜110℃がさらに好ま
しい。
【0016】反応時間は、充分な反応を行い、またポリ
シロキサン鎖の断裂や変色等の好ましくない副反応を引
き起こさない観点から、2〜23時間が適当である。反
応雰囲気は、乾燥窒素等の不活性気体雰囲気が好まし
い。
【0017】前駆体オルガノポリシロキサンと酸無水物
との割合は、求められる性質に依存して決められるが、
生成物にカルボキシ基等を含有させる特徴を出し、反応
しないで残留する酸無水物量を抑え、その後の変質や使
用時の副反応を引き起こさない観点から、前駆体オルガ
ノポリシロキサンの水酸基とアミノ基との合計当量モル
数に対して0.3倍〜1.2倍当量モルの酸無水物が仕
込まれることが好ましく、0.6倍〜1.1倍当量モル
用いることが特に好ましい。ここで、酸無水物1モル
は、反応性から1当量モルとする。特に式(4)におい
てXがNHである基を有する、前駆体オルガノポリシロ
キサンを用い、これに酸無水物を反応させる場合には、
全てのアミノ基の0.7倍当量モル以上用いることが好
ましい。
【0018】本発明に用いられるアニオン性オルガノポ
リシロキサンの分子量は特に制限はないが、合成と取り
扱いの利便性において、重量平均分子量が2000〜1
000000が好ましく、3000〜200000がさ
らに好ましい。
【0019】[硬質表面用液体洗浄剤]本発明の硬質表
面用液体洗浄剤は、アニオン性オルガノポリシロキサン
を好ましくは0.2〜12質量%、さらに好ましくは
0.5〜8質量%、特に好ましくは1〜5質量%含有す
る。
【0020】本発明の液体洗浄剤は、各種成分を水に溶
解した水溶液あるいは水分散液の形態が使い勝手及び貯
蔵安定性の点から好ましく、水の含有量は粘度の点か
ら、好ましくは20〜70質量%、更に好ましくは30
〜60質量%、特に好ましくは40〜60質量%、最も
好ましくは45〜55質量%である。
【0021】また、本発明の液体洗浄剤は、20℃にお
けるpHを6〜8、特に6.5〜7.5にすることが貯
蔵安定性や皮膚への安全性の点から好ましい。pH調整
剤としては、塩酸、硫酸等の無機酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン
酸等の有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、アンモニア又はその誘導体、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
のアミン塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアル
カリ剤を、単独もしくは複合して用いることが好まし
く、特に塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる酸剤と、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムから選ばれるアルカリ
剤を用いることが好ましい。
【0022】また、使い勝手の点から本発明の液体洗浄
剤の20℃における粘度は、100〜1000mPa・
s、特に200〜900mPa・sが好ましい。ここで
本発明でいう粘度は20℃の恒温槽で試料を30分間保
存した後、TOKIMEC.INC製B型粘度計モデル
BM(20℃)を用いて測定したものである。
【0023】本発明の硬質表面用液体洗浄剤は、アニオ
ン性オルガノポリシロキサン(以下(a)成分という)
以外に界面活性剤等の他の成分を含有することができ
る。
【0024】本発明の硬質表面用液体洗浄剤は、炭素数
8〜18、好ましくは10〜16のアルキル基又はアル
ケニル基を有する、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、
アルキル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、α−スルホ脂肪酸塩又はα−スルホ脂肪酸低級アル
キルエステル塩から選ばれる陰イオン界面活性剤(以
下、(b)成分という)を10〜50質量%、好ましく
は15〜45質量%、さらに好ましくは25〜45質量
%含有することが、洗浄効果の点から好ましい。
【0025】アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、
洗剤用界面活性剤市場に一般に流通しているものの中
で、アルキル鎖の平均炭素数が8〜18のものであれば
いずれも用いることができ、例えば花王(株)製のネオ
ペレックスF25、Shell社製のDobs102等
を用いることができる。また、工業的には、洗剤用原料
として広く流通しているアルキルベンゼンをクロルスル
ホン酸、亜硫酸ガス等の酸化剤を用いてスルホン化して
得ることもできる。アルキル基の平均炭素数は8〜1
6、特に10〜14が好ましい。また、ポリオキシアル
キレンアルキルエーテル硫酸エステル塩としては、平均
炭素数8〜18、好ましくは10〜18、更に好ましく
は10〜16の直鎖もしくは分岐鎖1級アルコール又は
直鎖2級アルコールに、エチレンオキシド(以下EOと
いう)、プロピレンオキシド(以下POという)等のア
ルキレンオキシドを1分子当たり平均0.5〜5モル付
加させ、これを例えば特開平9−137188号記載の
方法を用いて硫酸化して得ることができる。アルキル硫
酸エステル塩としては炭素数8〜18、好ましくは10
〜16、更に好ましくは10〜14の直鎖もしくは分岐
鎖1級アルコール又は直鎖2級アルコールをSO3又は
クロルスルホン酸でスルホン化し、中和して得ることが
できる。α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数
8〜18の1−オレフィンをSO3でスルホン化し、水
和/中和を経て製造することができ、炭化水素基中にヒ
ドロキシ基が存在する化合物と不飽和結合が存在する化
合物の混合物である。また、α−スルホ脂肪酸低級アル
キルエステル塩としてはアルキル基の炭素数は10〜1
6が好ましく、メチルエステル又はエチルエステルが洗
浄効果の点から好ましい。本発明では、皮膚刺激性及び
洗浄効果の点から、アルキル基の炭素数10〜14、E
O平均付加モル数1〜3のポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩が特に好ましい。
【0026】塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、マ
グネシウム塩、カルシウム塩、アルカノールアミン塩、
アンモニウム塩が好適であり、洗浄効果の点からナトリ
ウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が好ましい。
【0027】本発明の液体洗浄剤は、さらに置換基とし
て炭素数1〜3のアルキル基を1〜3個有するベンゼン
スルホン酸又はその塩(以下(c)成分という)を、
0.1〜10質量%、特に0.1〜5質量%含有するこ
とが好ましい。 具体的に好ましい例として、p−トル
エンスルホン酸、m−キシレンスルホン酸、p−クメン
スルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸又はこれらの塩
を挙げることができ、塩を用いる場合にはナトリウム
塩、カリウム塩、マグネシウム塩が好ましい。
【0028】本発明の液体洗浄剤は、洗浄効果を向上さ
せる目的から、アミンオキシド型界面活性剤又は両性界
面活性剤を含有することも望ましく、特に一般式(5)
で表される化合物又は一般式(6)で表される化合物
(以下(d)成分という)から選ばれる化合物を含有す
ることが好ましい。
【0029】
【化6】
【0030】〔式中、R5は炭素数8〜16、好ましく
は10〜16、特に好ましくは10〜14の直鎖アルキ
ル基又はアルケニル基であり、R7及びR8は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、好ま
しくはメチル基、エチル基又はヒドロキシエチル基であ
る。R6は炭素数1〜5、好ましくは2又は3のアルキ
レン基である。Aは−COO−、−CONH−、−OC
O−、−NHCO−、−O−から選ばれる基であり、a
は0又は1の数である。〕
【0031】
【化7】
【0032】〔式中、R9は炭素数9〜23、好ましく
は9〜17、特に好ましくは9〜15のアルキル基又は
アルケニル基であり、R10は炭素数1〜6、好ましくは
2又は3のアルキレン基である。Bは−COO−、−C
ONH−、−OCO−、−NHCO−、−O−から選ば
れる基であり、bは0又は1の数である。R11及びR12
は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
であり、R13はヒドロキシ基で置換していてもよい炭素
数1〜5、好ましくは1〜3のアルキレン基である。D
は−COO-、−SO3 -、−OSO3 -から選ばれる基で
ある。〕 本発明の液体洗浄剤は、(d)成分を0.1〜20質量
%、特に0.5〜10質量%含有することが好ましい。
また、(b)成分と(d)成分の配合割合は、洗浄効果
及び起泡性の点から、(d)/(b)(質量比)=1/
20〜7/3が好ましく、1/10〜6/4が更に好ま
しい。
【0033】本発明の液体洗浄剤は、洗浄効果を高める
ために、一般式(7)で表される化合物又は一般式
(8)で表される化合物から選ばれる非イオン界面活性
剤(以下(e)成分という)をさらに配合することが好
ましい。本発明の洗浄剤中の(e)成分の配合量は、好
ましくは1〜20質量%、特に好ましくは3〜15質量
%である。
【0034】 R14−O(C24O)nH (7) 〔式中、R14は平均炭素数10〜20、好ましくは10
〜18の一級の直鎖アルキル基、分岐鎖アルキル基又は
二級のアルキル基である。nはEOの平均付加モル数を
示す5〜20の数である。〕 R15−O[(C24O)p/(C36O)q]H (8) 〔式中、R15は平均炭素数10〜20、好ましくは10
〜18の一級のアルキル基である。pはEOの平均付加
モル数を示す5〜15の数、qはPOの平均付加モル数
を示す1〜5の数である。EOとPOはランダム付加で
もブロック付加でもよい。〕 本発明の液体洗浄剤は洗浄効果及び起泡力を向上させる
目的で一般式(9)で表される化合物(以下(f)成分
という)を含有することが好ましい。本発明の洗浄剤中
の(f)成分の含有量は、好ましくは0.1〜20質量
%、特に好ましくは0.4〜12質量%である。
【0035】
【化8】
【0036】〔式中、R16CO−は炭素数8〜22、好
ましくは8〜18の飽和又は不飽和のアシル基、R17
炭素数1〜3のアルキル基、R18は炭素数1〜3のアル
キレン基又はアルケニレン基である。〕 一般式(9)において、R16CO−の好ましい具体例と
しては、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデ
カン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、ドコサン
酸、リノール酸、2−エチルヘキサン酸、2−オクチル
ウンデカン酸、イソステアリン酸、オレイン酸から誘導
されるアシル基が挙げられ、特に好ましくは、オクタン
酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデ
カン酸、オクタデカン酸、オレイン酸から誘導されるア
シル基である。また、本発明では該アシル基が単独のア
シル基であっても差し支えないが、R16CO−に対応す
る脂肪酸が混合脂肪酸であることが洗浄効果、及び起泡
力の点から好適である。好ましい混合脂肪酸組成は脂肪
酸中の質量%として以下の組成が好適である。なお、こ
れ以外の脂肪酸を含有しても差し支えないが、下記に示
した脂肪酸の合計質量が100質量%となるように調整
されることが貯蔵安定性の点から望ましい。
【0037】カプリル酸;1〜10質量%、好ましくは
3〜6質量% カプリン酸;1〜12質量%、好ましくは3〜7質量% ラウリン酸;44〜60質量%、好ましくは44〜55
質量% ミリスチン酸;10〜22質量%、好ましくは10〜1
7質量% パルミチン酸;4〜10質量%、好ましくは6〜10質
量% ステアリン酸;0〜10質量%、好ましくは1〜7質量
% オレイン酸;0〜17質量%、好ましくは1〜17質量
% 一般式(9)において、R17は、メチル基又はエチル基
が好ましく、洗浄効果、起泡性、及び貯蔵安定性の点か
ら特にメチル基が好ましい。さらにR18は、洗浄効果の
点から、炭素数2もしくは3の直鎖又は分岐鎖のアルキ
レン基が好ましい。
【0038】一般式(9)で表される化合物の好ましい
具体例として、N−エタノール−N−メチルオクタン酸
アミド、N−エタノール−N−メチルデカン酸アミド、
N−エタノール−N−メチルドデカン酸アミド、N−エ
タノール−N−メチルテトラデカン酸アミド、N−エタ
ノール−N−メチルヘキサデカン酸アミド、N−エタノ
ール−N−メチルオクタデカン酸アミド、、N−イソプ
ロパノール−N−エチルドデカン酸アミド、N−エチル
−N−イソプロパノールオレイン酸アミド、N−エチル
−N−イソプロパノールイソステアリン酸アミド、N−
エタノール−N−メチルヤシ脂肪酸アミド、N−エタノ
ール−N−メチルパーム核油脂肪酸アミド等を挙げるこ
とができる。
【0039】本発明の液体洗浄剤は洗浄効果及び起泡力
を向上させる目的で一般式(10)で表される化合物
(以下(g)成分という)を含有することが好ましい。
【0040】
【化9】
【0041】〔式中、EはR22CO−で表される基、又
は水素原子、好ましくはR22CO−で表される基であ
り、R22は炭素数9〜19、好ましくは9〜15のアル
キル基又はアルケニル基である。R19は炭素数1〜3の
アルキル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはメチ
ル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、特にメチル基で
ある。R20は炭素数1〜6、好ましくは2又は3のアル
キレン基であり、R21は炭素数9〜19、好ましくは9
〜15のアルキル基又はアルケニル基である。〕 本発明の液体洗浄剤は(g)成分を0.01〜5質量
%、特に0.05〜3質量%含有することが洗浄効果及
び起泡力の点で良好である。また(a)成分と(g)成
分の配合割合を、(g)/(a)(質量比)で1/10
0〜1/1、更には2/100〜1/5、特に2/10
0〜1/10とすることが好ましい。
【0042】本発明の液体洗浄剤はグルセリンを含有す
ることが洗浄効果及び起泡性の点から望ましく、グリセ
リンの含有量は好ましくは0.01〜3質量%、特に好
ましくは0.05〜1質量%である。
【0043】本発明の液体洗浄剤は、アルカリ土類金属
イオンを0.1〜2質量%、特に0.1〜1質量%含有
することが望ましい。アルカリ土類金属イオンとしては
マグネシウムイオンが良好であり、塩として洗浄剤中に
配合する。具体的に好ましい化合物は硫酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウム、水酸化マグネシウムである。
【0044】本発明の液体洗浄剤には粘度調整のために
溶剤を配合することが好ましい。溶剤としては、(i)
炭素数1〜5の1価アルコール、(ii)炭素数4〜12
の多価アルコール、(iii)一般式(11)で表される
化合物、(iv)一般式(12)で表される化合物、
(v)一般式(13)で表される化合物、(vi)エチレ
ングルコール又はプロピレングリコール
【0045】
【化10】
【0046】〔式中、R22及びR23は、それぞれ水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基又はベンジ
ル基を示すが、R22及びR23の双方が水素原子となる場
合を除く。sは0〜10の数を、tは0〜10の数を示
すが、s及びtの双方が0である場合を除く。R24及び
25はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を示す。R26
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。〕 (i)の炭素数1〜5の1価アルコールとしては、エタ
ノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
等が挙げられる。これらの低級アルコールを配合するこ
とにより低温における系の安定性を更に向上させること
ができる。
【0047】(ii)の炭素数4〜12の多価アルコール
としては、イソプレングリコール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、1,8−オクタンジ
オール、1,9−ノナンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコールが挙げられる。
【0048】(iii)の化合物は、一般式(11)にお
いて、R22及びR23がアルキル基である場合の炭素数は
1〜4が特に好ましい。また、一般式(11)中、EO
及びPOの平均付加モル数のs及びtは、それぞれ0〜
10の数である(s及びtの双方が0である場合を除
く)が、これらの付加順序は特に限定されず、ランダム
付加したものでもブロック付加したものでもよい。(ii
i)の化合物の具体例としては、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ポリ
オキシエチレン(p=2〜3)ポリオキシプロピレン
(p=2〜3)ジメチルエーテル(pは平均付加モル数
を示す)、ポリオキシエチレン(p=1〜4)フェニル
エーテル、フェニルカルビトール、フェニルセロソル
ブ、ベンジルカルビトール等が挙げられる。このうち、
洗浄力及び使用感の点から、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ポリオキシエチレン(p=1〜4)フェニルエー
テルが好ましい。
【0049】また、(iv)の化合物としては、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル−
2−イミダゾリジノンが好適なものとして例示され、
(v)の化合物としてはアルキルグリセリルエーテル化
合物であり、好ましくはR26が炭素数3〜8のアルキル
基の化合物である。
【0050】これらのなかでも本発明の性質を満たすた
めに、(i)、(ii)、(iii)、(v)、(vi)の水
溶性溶剤が好ましく、特にエタノール、イソプロピルア
ルコール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ペンチルグリセリルエーテル、オクチルグリセリル
エーテルから選ばれる水溶性溶剤が好ましい。
【0051】本発明の液体洗浄剤は、このような溶剤を
1〜10質量%、更に1〜8質量%含有することが良好
である。
【0052】本発明の液体洗浄剤は、ゲル化防止のため
のポリアルキレングリコールを配合することができる。
ポリアルキレングリコールの配合量は、使い勝手の良い
粘度に調整するために、0〜1.0質量%が好ましく、
より好ましくは0〜0.5質量%である。ゲル化防止と
してのポリアルキレングリコールの具体例としては、ポ
リエチングリコールを標準としたときのゲルクルマトグ
ラフィーによって求められた重量平均分子量が500〜
20000のポリプロピレングリコール、及びポリエチ
レングリコールが好ましい。
【0053】本発明の液体洗浄剤は、上記以外に、本発
明の効果を損なわない範囲で通常の硬質表面用洗浄剤に
配合される成分、例えば、アルカリ剤、キレート剤、粘
度調整剤、泡調整剤、酸化防止剤、可溶化剤、抗菌剤、
防黴剤、防錆剤、酵素、酵素安定化剤、着色剤、香料等
を含有することができる。
【0054】本発明の液体洗浄剤は、硬質表面、特に食
器、調理器具等の洗浄に好ましく用いることができる。
【0055】
【実施例】例中の部及び%は、特記しない限り質量部、
質量%である。
【0056】合成例1 乳鉢ですりつぶした無水コハク酸(和光純薬工業(株)
製)55.59部をKF−393(信越化学工業(株)
製、アミノ基含有ポリジメチルシロキサン)200部と
混合して、窒素雰囲気下、85〜88℃で4時間攪拌
し、カルボキシ基を有するポリジメチルシロキサンを薄
黄色の糊状物として得た。
【0057】クロロホルム・メタノール混合溶媒(容量
比1:1)の中で、過塩素酸の酢酸溶液を用いて電位差
滴定によってアミノ基を分析した結果、元のアミノ基の
90%が消失していた。
【0058】また、クロロホルム・メタノール混合溶媒
(容量比1:1)の中で、フェノールフタレインを指示
薬とし、水酸化カリウムのエタノール溶液を用いて滴定
してカルボキシ基を分析した結果、90.0mg水酸化
カリウム当量/gサンプルであった。
【0059】また、液膜法で赤外線吸収スペクトルを測
定した結果、1708cm-1にカルボキシ基の吸収が、
1641cm-1にアミド基の吸収が観測された。
【0060】実施例1〜3及び比較例1〜3 表1に示す成分を用いて液体洗浄剤を調製した。これら
液体洗浄剤の洗浄力、泡の感触、及び洗浄後の手の感触
を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。
【0061】<洗浄力>サラダ油/牛脂を1/1の質量
比で混合し、さらに0.1%の色素(スタンレッド)を
均一に混ぜ込んだモデル油汚れ2gをメラミン皿に均一
に塗り広げたものをモデル汚染食器とした。
【0062】市販のスポンジ(可撓性材料、金鳥クリー
ナーNo.5005、ポリウレタンフォーム)に界面活
性剤が0.44gになる量の表1の洗浄剤及び水道水1
5gを染み込ませ2〜3回手でもみ泡立たせた。これを
用いてモデル汚染食器を擦り洗いし、洗浄できた皿(食
器に付着した色が消えることにより確認)の枚数を求め
た。
【0063】<泡の感触>市販のスポンジ(可撓性材
料、金鳥クリーナーNo.5005、ポリウレタンフォ
ーム)に界面活性剤が0.44gになる量の表1の洗浄
剤及び水道水15gを染み込ませ2〜3回素手でもみ泡
立たせた。この時の泡の感触を10人のパネラー(20
代女性5人、30代女性5人)により下記の基準で評価
した。これら評価点の平均を求め、平均点が1.5以上
を○、1以上1.5未満を△、1未満を×として判定し
た。
【0064】 2点:きめ細かく多量の良好な泡立ちである 1点:泡立ちは多いが、泡質が細やかではない 0点:泡立ちも泡質も良好ではない <洗浄後の手の感触>市販のスポンジ(可撓性材料、金
鳥クリーナーNo.5005、ポリウレタンフォーム)
に適当量の表1の洗浄剤及び水道水を染み込ませ2〜3
回手でもみ泡立たせた。これを用いてモデル汚染食器5
0枚を擦り洗いした。洗浄剤が足りなくなってきたと感
じた場合には、任意に追加した。洗浄後に手を充分に水
道水ですすぎ、タオルで軽く拭いて放置乾燥させた。1
0人のパネラー(20代女性5人、30代女性5人)に
よる、こうして準備した手の感触を下記の基準で評価し
た。これら評価点の平均を求め、平均点が1.5以上を
○、1以上1.5未満を△、1未満を×として判定し
た。
【0065】 2点:さらっとした感じがある、良好な感触である 1点:皮膚が突っ張った感じがし、表面にかさつきを感
じる 0点:皮膚がささくれた感じがし、手荒れを感じる
【0066】
【表1】
【0067】注)表中の略号は以下のものを表す。
【0068】<(a)成分> ・シリコーン1: 合成例1で得たアニオン性オルガノ
ポリシロキサン <(b)成分> ・LAS−Na:アルキル基の炭素数が12〜15のア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム ・ES:ポリオキシエチレンココナッツアルキルエーテ
ル硫酸アンモニウム(EO平均付加モル数2モル) ・AS:ラウリル硫酸アンモニウム塩 ・AOS:C12〜C14の1−オレフィンをSO3でスル
ホン化し、水酸化ナトリウムで中和したα−オレフィン
スルホン酸ナトリウム ・SFE:やし組成脂肪酸メチルエステルをSO3でス
ルホン化し、水酸化ナトリウムで中和したα−スルホ脂
肪酸メチルナトリウム塩 <(c)成分> ・p−TS:p−トルエンスルホン酸ナトリウム ・MXS:m−キシレンスルホン酸ナトリウム ・CMS:p−クメンスルホン酸ナトリウム <(d)成分> ・AO:N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシ
ド ・AB:N−ラウロイルアミノプロピル−N,N−ジメ
チル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン <(e)成分> ・ノニオン1:C12、C13混合アルキル2級アルコール
に、EOを平均7モル付加させたもの(ソフタノール7
0、日本触媒(株)製) ・ノニオン2:ドデカノールにEOを2モル、POを3
モル、EOを5モルをブロック状に付加させたもの <(f)成分> ・PKNMEA:カプリル酸(4.5質量%)、カプリ
ン酸(5質量%)、ラウリン酸(54.5質量%)、ミ
リスチン酸(11.5質量%)、パルミチン酸(10質
量%)、ステアリン酸(5.5質量%)、オレイン酸
(9質量%)の混合脂肪酸と、N−メチルエタノールア
ミンとを脱水アミド化反応させて得られた、N−エタノ
ール−N−メチルアルカン酸アミド <(g)成分> ・DAAA: C1123CON(CH3)C24OCO
1123 1モルのN−メチルエタノールアミンと2モルのラウリ
ン酸を脱水縮合反応させ、未反応のアミン及び/又は脂
肪酸を薄膜式蒸留機により除去して得られたもの <その他成分> ・PPG:ポリプロピレングリコール、重量平均分子量
1200 ・抗菌剤:プロキセルBDN(アビシア(株)製) ・pH調整剤:1/10N−硫酸水溶液又は1/10N
−水酸化ナトリウムを用いて調整した。
【0069】
【発明の効果】本発明の硬質表面用液体洗浄剤は、高洗
浄力、泡の持続性、泡質のきめ細かさ、手荒れの少なさ
の全ての性質に優れている。これは、本発明の液体洗浄
剤中で、アニオン性オルガノポリシロキサンは、高濃度
の他成分に可溶化されて安定な溶液あるいは分散液状態
で存在するが、食器等を洗浄する際に水で希釈されると
急激に不安定な懸濁液となり、手に吸着する。従って皮
膚上にできるアニオン性オルガノポリシロキサンの層
が、界面活性剤の化学的刺激あるいは洗浄器具(スポン
ジ等)の物理的刺激による荒れから皮膚を防御すると考
えられる。 またアニオン性オルガノポリシロキサン
は、界面活性剤による泡質をも改善し、きめ細かい粘性
のある泡とする作用がある。洗浄中の希釈液中ではこれ
らアニオン性オルガノポリシロキサンと界面活性剤は相
溶しないので界面活性剤の基本的洗浄力を落とさないた
め、本発明の液体洗浄剤は、高洗浄力、泡の持続性、泡
質のきめ細かさ、手荒れの少なさの全ての性質に優れて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H003 AB03 AB15 AB19 AB21 AB27 AB31 AC08 AC09 AC13 AC15 AC21 AC23 AD04 BA12 DA05 DA17 EA12 EA21 EB04 EB05 EB07 EB08 EB22 EB34 EB37 ED02 FA02 FA17 FA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン性基を分子中に1個以上有する
    オルガノポリシロキサンを含有する硬質表面用液体洗浄
    剤。
  2. 【請求項2】 アニオン性基が、カルボキシ基又はその
    塩である請求項1記載の硬質表面用液体洗浄剤。
  3. 【請求項3】 カルボキシ基又はその塩が、一般式
    (1)又は(2)の少なくともいずれか一方で表わされ
    る構造でケイ素原子に連結されている、請求項2記載の
    硬質表面用液体洗浄剤。 【化1】 〔式中、R1及びR2は同一又は異なって、ヘテロ原子を
    含む置換基を有していてもよい、炭素数2〜22の直鎖
    もしくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又はア
    リーレン基を示す。Xは−O−又は−NH−基を示す。
    Mは水素原子、金属、アンモニウム、総炭素数1〜22
    のアルキル若しくはアルケニルアンモニウム、炭素数1
    〜22のアルキル若しくはアルケニル置換ピリジニウ
    ム、総炭素数1〜22のアルカノールアンモニウム、又
    は塩基性アミノ酸を示す。〕 【化2】 〔式中、R1、R2、X及びMは前記の意味を示し、R3
    及びR4は同一又は異なって、ヘテロ原子を含む置換基
    を有していてもよい、炭素数2〜22の直鎖もしくは分
    岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又はアリーレン基
    を示す。〕
  4. 【請求項4】 アニオン性基を分子中に1個以上有する
    オルガノポリシロキサンの含有量が、0.2〜12質量
    %である請求項1〜3のいずれかの項記載の硬質表面用
    液体洗浄剤。
  5. 【請求項5】 更に陰イオン界面活性剤を含有する請求
    項1〜4のいずれかの項記載の硬質表面用液体洗浄剤。
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