JP3283518B2 - ポリビニルピロリドンとテレフタレートをベースとする防汚重合体とを含む濃縮水性液体洗剤組成物 - Google Patents

ポリビニルピロリドンとテレフタレートをベースとする防汚重合体とを含む濃縮水性液体洗剤組成物

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JP3283518B2 JP50239594A JP50239594A JP3283518B2 JP 3283518 B2 JP3283518 B2 JP 3283518B2 JP 50239594 A JP50239594 A JP 50239594A JP 50239594 A JP50239594 A JP 50239594A JP 3283518 B2 JP3283518 B2 JP 3283518B2
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    • C11D3/3769(Co)polymerised monomers containing nitrogen, e.g. carbonamides, nitriles or amines
    • C11D3/3776Heterocyclic compounds, e.g. lactam

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、濃縮水性液体洗剤組成物に関する。本発明
に係る組成物は、ポリビニルピロリドンとテレフタレー
トをベースとする防汚重合体とを含む。
背景技術 各種の重合体を液体洗剤組成物で使用することは、技
術上広く知られている。ポリビニルピロリドンを主とし
て布帛ケア性のために洗剤組成物で使用することは、例
えば、EP第262 897号明細書、EP第327 927号明細書お
よびEP第203 486号明細書に記載されている。これらの
文書は、ポリビニルピロリドンを液体洗剤組成物で使用
することを包含する。
テレフタレートをベースとする防汚重合体も、例えば
米国特許第4,116,885号明細書、米国特許第4,132,680号
明細書、EP第185 427号明細書、EP第199 403号明細
書、EP第241 985号明細書およびEP第241 984号明細書
に技術上記載されている。これらの文書も、液体洗剤組
成物を包含する。
洗剤組成物の分野における新しい傾向は、いわゆる濃
縮洗剤の処方である。液体水性洗剤の文脈で、これは、
より少ない水およびより多い合計量の活性成分を含む製
品を意味する。このような濃縮洗剤組成物の処方は、特
定の問題を生じている。
特に、ポリビニルピロリドンを含む濃縮水性液体洗剤
組成物を処方することは、水分が降下するとポリビニル
ピロリドンがこのような濃縮洗剤マトリックスに余り可
溶性ではなくなるので、問題を生ずる。同じ問題は、テ
レフタレートをベースとする防汚重合体の場合に生ず
る。これらの問題は、曇った外観を有し且つ物理的安定
性問題を提示する製品を調製する。
驚異的なことに、ポリビニルピロリドンとテレフタレ
ートをベースとする防汚重合体との両方が前記濃縮水性
液体洗剤マトリックス中の互いの溶解度を改善できるこ
とが今や見出された。このように、前記の両方の重合体
を含む物理的に安定な水性液体洗剤組成物は、処方でき
る一方、いずれか1つのみを含有するならば、余り安定
ではないであろう。
ポリビニルピロリドンとテレフタレートをベースとす
る防汚重合体との組み合わせは、粒状洗剤組成物の文脈
で英国特許第2 137 221号明細書に開示されている。
この文脈で、ポリビニルピロリドンは、テレフタレート
防汚重合体をアルカリ性ビルダーによる攻撃に対して保
護すると言われている。
発明の開示 本発明に係る組成物は、通常の洗浄成分、全組成物の
2〜35重量%の水、全組成物の0.05〜5重量%のポリビ
ニルピロリドンおよびテレフタレートをベースとする重
合体0.05%〜2%を含む液体洗剤組成物である。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、ポリビニルピロリドン(A)、テレフタレ
ートをベースとする防汚重合体(B)および通常の洗浄
成分(C)を含む。
(A)ポリビニルピロリドン 本発明に係る組成物は、ポリビニルピロリドン0.05〜
5重量%、好ましくは0.25〜2重量%を含む。ここで使
用するのに好ましいポリビニルピロリドンは、分子量10
00〜100000、好ましくは1500〜20000、最も好ましくは2
500〜15000を有する。
(B)テレフタレートをベースとする防汚重合体 本発明に係る組成物は、全組成物の0.05〜2重量%、
好ましくは0.1〜0.5重量%のテレフタレートをベースと
する防汚重合体を含む。このような防汚重合体は、例え
ば、米国特許第4,116,885号明細書、米国特許第4,132,6
80号明細書、EP第185427号明細書、EP第199 403号明細
書、EP第241 985号明細書およびEP第241 984号明細書
に大規模に記載されている。
ここで使用するのに好適な重合体としては、式 の重合体が挙げられる。この式中、部分 (A−R1−A−R2(A−R3−A−R2A−R4−A− は化合物のオリゴマーまたは重合体主鎖を構成する。主
鎖構造は、布帛上への重合体の吸着に重要である一方、
末端基は防汚性を与えると考えられる。
結合A部分は、本質上 部分であり、即ち、本発明の化合物はポリエステルであ
る。ここで使用する「A部分は本質上 部分である」なる用語は、A部分が全部部分 からなるか、結合部分、例えば、 および で部分的に置換されている化合物を意味する。これらの
他の結合部分での部分置換度は、防汚性が大きい程度悪
影響を及ぼされないようなものであるべきである。好ま
しくは、結合部分Aは、全部、部分 からなり(即ち、100%を占める)、即ち、各Aは のいずれかである。
R1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここ
で使用する「R1部分は本質上1,4−フェニレン部分であ
る」なる用語は、R1部分が全部1,4−フェニレン部分か
らなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン
部分、アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれ
らの混合物で置換された化合物を意味する。1,4−フェ
ニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよび
アルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−
フェニレン、1,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2。
2−ビフェニレン、4,4′−ビフェニレン、およびそれ
らの混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレ
ンおよびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−
プロピレン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−
ヘキサメチレン、1,7−ヘプタメチレン、1,8−オクタメ
チレン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混合
物が挙げられる。
R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での
部分置換度は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及
ぼされないようなものであるべきである。一般に、許容
できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろ
うし、即ち、より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に
対してより多い部分置換を有することができる。通常、
R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4−フェニ
レン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な
防汚活性を有する。例えば、イソフタル酸(1,3−フェ
ニレン)対テレフタル酸(1,4−フェニレン)のモル比4
0:60を使用して本発明に従って生成されたポリエステル
は、適当な防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造
に使用する大抵のポリエステルがエチレンテレフタレー
ト単位からなるので、通常、最良の防汚活性のためには
1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度を最小限に
することが望ましい。好ましくは、R1部分は、全部1,4
−フェニレン部分からなり(即ち、100%)、即ち、各R
1部分は1,4−フェニレンである。
R2部分は、本質上エチレン部分、またはC1〜C4アルキ
ルまたはアルコキシ置換基を有する置換エチレン部分で
ある。ここで使用する「R2部分は本質上エチレン部分、
またはC1〜C4アルキルまたはアルコキシ置換基を有する
置換エチレン部分である」なる用語は、R2部分が全部エ
チレンまたは置換エチレン部分からなるか他の相容性部
分で部分的に置換されている本発明の化合物を意味す
る。これらの他の部分の例としては、1,3−プロピレ
ン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメ
チレンなどの線状C3〜C6アルキレン部分、1,2−シクロ
ヘキシレンなどの1,2−シクロアルキレン部分、1,4−シ
クロヘシレン、1,4−ジメチレンシクロヘキシレンなど
の1,4−シクロアルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレ
ン、および−CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2−、−CH2CH2OCH2CH
2−などのオキシアルキレン部分が挙げられる。
R2部分の場合には、これらの他の部分での部分置換度
は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされない
ようなものであるべきである。一般に、許容できる部分
置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即
ち、より長い主鎖は、より多い部分置換を有することが
できる。通常、R2がエチレンまたは置換エチレン部分約
20%〜100%(他の相容性部分0〜約80%)からなる化
合物は、適当な防汚活性を有する。例えば、ジエチレン
グリコール(−CH2CH2OCH2CH2−)対エチレングリコー
ル(エチレン)のモル比75:25を使用して本発明に従っ
て生成されたポリエステルは、適当な防汚活性を有す
る。しかしながら、最良の防汚活性のためには特にオキ
シアルキレン部分でこのような部分置換を最小限にする
ことが望ましい。(本発明に係るポリエステルの製造時
に、少量のこれらのオキシアルキレン部分(ジアルキレ
ングリコールとして)は、典型的には、副反応でグリコ
ールから生成し、次いで、ポリエステルに組み込まれ
る)。好ましくは、R2は、エチレンまたは置換エチレン
部分約80〜100%および他の相容性部分0〜約20%から
なる。
R2部分の場合には、好適なエチレンまたは置換エチレ
ン部分としては、エチレン、1,2−プロピレン、1,2−ブ
チレン、1,2−ヘキシレン、3−メトキシ−1,2−プロピ
レンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、
R2部分は、本質上エチレン部分、1,2−プロピレン部分
またはそれらの混合物である。より高率のエチレン部分
の配合は、化合物の防汚活性を改善する傾向がある。驚
異的なことに、より高率の1,2−プロピレン部分の配合
は、化合物の水溶性を改善する傾向がある。
R3部分の場合には、好適な置換C2〜C18ヒドロカルビ
レン部分としては置換C2〜C12アルキレン、アルケニレ
ン、アリーレン、アルカリーレンおよび同様の部分が挙
げることができる。置換アルキレンまたはアルケニレン
部分は、線状、分枝または環式であることができる。ま
た、R3部分は、すべて同じ(例えば、すべて置換アリー
レン)であるか、混合物(例えば、置換アリーレンと置
換アルキレンとの混合物)であることができる。好まし
いR3部分は、置換1,3−フェニレン部分であるものであ
る。
置換R3部分は、好ましくは、1個のみの−SO3M、−CO
OM、−O−〔(R5O)(CH(Y)CH2O)〕−Xまた
は −A(R2−A−R4−A)(R5O)(CH(Y)CH2O)X 置換基を有する。Mは、Hまたは相容性水溶性陽イオン
であることができる。好適な水溶性陽イオンとしては、
水溶性アルカリ金属、例えば、カリウム(K+)および特
にナトリウム(Na+)、並びにアンモニウム(NH4 +)が
挙げられる。式 〔式中、R1およびR2は各々C1〜C20ヒドロカルビル基
(例えば、アルキル、ヒドロキシアルキル)であるか、
一緒に4〜6個の炭素原子の環式または複素環式環(例
えば、ピペリジン、モルホリン)を形成し;R3はC1〜C20
ヒドロカルビル基であり;R4はH(アンモニウム)また
はC1〜C20ヒドロカルビル基(第四級アミンである〕 を有する置換アンモニウム陽イオンも、好適である。典
型的な置換アンモニウム陽イオン基は、R4がH(アンモ
ニウム)またはC1〜C4アルキル、特にメチル(第四級ア
ミン)、R1がC10〜C18アルキル、特にC12〜C14アルキ
ル、R2およびR3が各々C1〜C4アルキル、特にメチルであ
るものである。
(R5O)(CH(Y)CH2O)X−A(R2−A−R4A) 置換基を有するR3部分は、分枝主鎖化合物を与える。−
A〔(R2−A−R4−A)〕−R2−A部分を有するR3
分は、架橋主鎖化合物を与える。事実、分枝主鎖化合物
を生成するために使用する合成法は、典型的には、少な
くとも若干の架橋主鎖化合物を与える。
部分−〔(R5O)(CH(Y)CH2O)〕−および−
〔(OCH(Y)CH2(OR5〕−の部分−R5O)−お
よび−(CH(Y)CH2O)−は、一緒に混合するか、好ま
しくは−(R5O)−および−(CH(Y)CH2O)−部分の
ブロックを形成することができる。好ましくは、−(R5
O)−部分のブロックは、化合物の主鎖の隣に配置され
る。R5が部分−R2−A−R6−である時には、mは1であ
り;また部分−R2−A−R6−は、好ましくは、化合物の
主鎖の隣に配置される。R5の場合には、好ましいC3〜C4
アルキレンはC3H6(プロピレン)であり;R5がC3〜C4
ルキレンである時には、mは、好ましくは0〜約5であ
り、最も好ましくは0である。R6は、好ましくは、メチ
レンまたは1,4−フェニレンである。部分−(CH(Y)C
H2O)−は、好ましくは、部分−〔(R5O)(CH(Y)
CH2O)〕−の少なくとも約75重量%、最も好ましくは
100重量%(mは0)を占める。
各部分−〔(R5O)(CH(Y)CH2O)〕−のY置
換基は、エーテル部分−CH2(OCH2CH2pO−Xであり、
またはより典型的には、このエーテル部分とHとの混合
物であり;pは0〜100であることができるが、典型的に
は0である。Y置換基が混合物である時には、部分−
(CH(Y)CH2O)−は、下記の部分 (式中、n1は少なくとも1であり、n1+n2の和はnの値
である) で表わすことができる。典型的には、n1は約1〜約10の
平均値を有する。部分 および−(CH2CH2O)n2−は、一緒に混合できるが、典
型的には、 および−(CH2CH2O)n2−部分のブロックを形成する。
Xは、H、C1〜C4アルキルまたは (式中、R7はC1〜C4アルキルである)であることができ
る。Xは、好ましくは、メチルまたはエチル、最も好ま
しくはメチルである。各nの値は、少なくとも約6であ
るが、好ましくは少なくとも約10である。約nの値は、
通常、約12〜約113である。典型的には、約nの値は、
約12〜約43の範囲内である。
主鎖部分−(A−R1−A−R2)−および−(A−R3
A−R2)−は、一緒に混合でき、または−(A−R1−A
−R2)−および−(A−R3−A−R2)−部分のブロック
を形成できる。u+vの値は本発明の化合物が有意の防
汚活性を有するように少なくとも約3であることが必要
であることが見出された。u+vの最大値は、一般に、
化合物の製法によって決定されるが、約25までであるこ
とができ、即ち、本発明の化合物は、オリゴマーまたは
低分子量重合体である。比較して、繊維製造に使用され
ているポリエステルは、典型的には、はるかに高い分子
量を有し、例えば、約50〜約250個のエチレンテレフタ
レート単位を有する。典型的には、u+vの和は、本発
明の化合物の場合に約3〜約10である。
一般に、u+vの値が大きければ大きい程、化合物は
余り可溶性ではない(特にR3部分が置換基−COOMまたは
−SO3Mを有していない時に)。また、nの値が増大する
につれて、u+vの値は、化合物が洗濯時に布帛上によ
り良く付着するであろうように増大すべきである。R3
分が置換基 −A(R2−A−R4−A)(R5O)(CH(Y)CH2O)X (分枝主鎖化合物)または−A−〔R2−A−R4−A)〕
−R2−A−(架橋主鎖化合物)を有する時に、wの値
は、典型的には、少なくとも1であり、化合物の製法に
よって決定される。これらの分枝主鎖化合物および架橋
主鎖化合物の場合には、u+v+wの値は、約3〜約25
である。
この種の重合体で好ましい化合物は、式 (R1部分はすべて1,4−フェニレン部分であり;R2部分は
本質上エチレン部分、1,2−プロピレン部分またはそれ
らの混合物であり;R3部分はすべてカリウムまたは好ま
しくはナトリウム5−フルオロ−1,3−フェニレン部分
または5位に置換基 を有する置換1,3−フェニレン部分であり;R4部分はR1
たはR3部分、またはそれらの混合物であり;各Xはエチ
ルまたは好ましくはメチルであり;各n1は1〜約5であ
り;各n1+n2の和は約12〜約43であり;wが0である時に
は、u+vは約3〜約10であり;wが少なくとも1である
時には、u+v+wは約3〜約10である) を有するブロックポリエステルである。
特に好ましいブロックポリエステルは、vが0である
もの、即ち、線状ブロックポリエステルである。これら
の最も好ましい線状ブロックポリエステルの場合には、
uは、典型的には、約3〜約8である。これらの線状ブ
ロックポリエステルのうち、uが約3〜約5であるもの
が最も水溶性である。
ここで使用するのに好適な他の重合体としては、式 の重合体が挙げられる。この式中、部分 (A−R1−A−R2(A−R1−A−R3A−R1−A−) は化合物のオリゴマーまたは重合体主鎖を構成する。基
X−〔(OCH2CH(Y))(OR4〕−および−〔(R
4O)(CH(Y)CH20)〕−Xは、一般に、オリゴマ
ー/重合体主鎖の末端で結合される。
結合A部分は、本質上 部分であり、即ち、本発明の化合物はポリエステルであ
る。ここで使用する「A部分は本質上 部分である」なる用語は、A部分が全部部分 からなるか、結合部分、例えば、 で部分的に置換されている化合物を意味する。これらの
他の結合部分での部分置換度は、防汚性が大きい程度悪
影響を及ぼされないようなものであるべきである。好ま
しくは、結合部分Aは、全部、 部分 からなり(即ち、100%を占める)、即ち、各Aは のいずれかである。
R1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここ
で使用する「R1部分は本質上1,4−フェニレン部分であ
る」なる用語は、R1部分が全部1,4−フェニレン部分か
らなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン
部分、アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれ
らの混合物で置換された化合物を意味する。1,4−フェ
ニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよび
アルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−
フェニレン、1,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2
−ビフェニレン、4,4′−ビフェニレン、およびそれら
の混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレン
およびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−プ
ロピレン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘ
キサメチレン、1,7−ヘプタメチレン、1,8−オクタメチ
レン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混合物
が挙げられる。
これらの他のアリーレン、アルカリーレン、アルキレ
ンおよびアルケニレン部分は、非置換であることがで
き、また少なくとも1個の−SO3M、−COOM、−A−R7
〔A−R1−A−R7−O〕−X置換基または別のR1部分
に架橋された少なくとも1個の部分−A−R7−〔A−R1
−A−R7−A−(式中、R7は部分 R2またはR3であ
る)を有することができ;wは0または少なくとも1であ
る。好ましくは、これらの置換R1部分は、1個のみの−
SO3M、−COOMまたは−A−R7−〔A−R1−A−R7−O〕
−X置換基を有する。Mは、Hまたは相容性水溶性陽
イオンであることができる。好適な水溶性陽イオンとし
ては、水溶性アルカリ金属、例えば、カリウム(K+)お
よび特にナトリウム(Na+)、並びにアンモニウム(NH4
+)が挙げられる。式 〔式中、R1およびR2は各々C1〜C20ヒドロカルビル基
(例えば、アルキル、ヒドロキシアルキル)であるか、
一緒に4〜6個の炭素原子の環式または複素環式環(例
えば、ピペリジン、モルホリン)を形成し;R3はC1〜C20
ヒドロカルビル基であり;R4はH(アンモニウム)また
はC1〜C20ヒドロカルビル基(第四級アミン)である〕 を有する置換アンモニウム陽イオンも、好適である。典
型的な置換アンモニウム陽イオン基は、R4がH(アンモ
ニウム)またはC1〜C4アルキル、特にメチル(第四級ア
ミン)、R1がC10〜C18アルキル、特にC12〜C14アルキ
ル、R2およびR3が各々C1〜C4アルキル、特にメチルであ
るものである。
−A−R7−〔A−R1−A−R7−O〕−X置換基を有
するR1部分は、分枝主鎖化合物を与える。−A−R7
〔A−R1−A−R7−A−部分を有するR1部分は、架
橋主鎖化合物を与える。事実、分枝主鎖化合物を生成す
るために使用する合成法は、典型的には、少なくとも若
干の架橋主鎖化合物を与える。
R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での
部分置換度は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及
ぼされないようなものであるべきである。一般に、許容
できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろ
うし、即ち、より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に
対してより多い部分置換を有することができる。通常、
R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4−フェニ
レン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な
防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造に使用する
大抵のポリエステルがエチレンテレフタレート単位から
なるので、通常、最良の防汚活性のためには1,4−フェ
ニレン以外の部分での部分置換度を最小限にすることが
望ましい。好ましくは、R1部分は、全部1,4−フェニレ
ン部分からなり(即ち、100%)、即ち、各R1部分は1,4
−フェニレンである。
R2部分は、本質上C1〜C4アルキルまたはアルコキシ置
換基を有する置換エチレン部分である。ここで使用する
「R2部分は本質上C1〜C4アルキルまたはアルコキシ置換
基を有する置換エチレン部分である」なる用語は、R2
分が全部置換エチレン部分からなるか他の相容性部分で
部分的に置換されている本発明の化合物を意味する。こ
れらの他の部分の例としては、エチレン、1,3−プロピ
レン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘキサ
メチレンなどの線状C2〜C6アルキレン部分、1,2−シク
ロアルキレン部分、1,4−シクロヘキシレンなどの1,2−
シクロヘキシレン、1,4−ジメチレンシクロヘキシレン
などの1,4−シクロアルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレ
ン、および−CH2CH2OCH2CH2−などのオキシアルキレン
部分が挙げられる。
R2部分の場合には、これらの他の部分での部分置換度
は、化合物の防汚性および溶解性が大きい程度悪影響を
及ぼされないようなものであるべきである。一般に、許
容できる部分置換度は、望まれる防汚性および溶解性、
化合物の主鎖長(即ち、より長い主鎖は、一般に、より
多い部分置換を有することができる)、および包含され
る部分の種類(例えば、エチレン部分でのより大きい部
分置換は一般に溶解度を減少する)に依存するであろ
う。通常、R2が置換エチレン部分約20%〜100%(他の
相容性部分0〜約80%)からなる化合物は、適当な防汚
活性を有する。しかしながら、最良の防汚活性および溶
解性のためにはこのような部分置換を最小限にすること
が一般に望ましい。(本発明に係るポリエステルの製造
時に、少量のオキシアルキレン部分(ジアルキレングリ
コールとして)は、副反応でグリコールから生成し、次
いで、ポリエステルに組み込まれることがある)。好ま
しくは、R2は、置換エチレン部分約80〜100%および他
の相容性部分0〜約20%からなる。R2部分の場合には、
好適な置換エチレン部分としては、1,2−プロピレン、
1,2−ブチレン、3−メトキシ−1,2−プロピレンおよび
それらの混合物が挙げられる。好ましくは、R2部分は、
本質上1,2−プロピレン部分である。
R3部分は、本質上ポリオキシエチレン部分−(CH2CH2
O)−CH2CH2−である。ここで使用する「R3部分は本
質上ポリオキシエチレン部分−(CH2CH2O)−H2CH2
である」なる用語は、R3部分が全部このポリオキシエチ
レン部分からなるか、他の相容性部分を更に包含する本
発明の化合物を意味する。これらの他の部分の例として
は、オキシプロピレン、オキシブチレンなどのC3〜C6
キシアルキレン部分、ポリオキシプロピレン、ポリオキ
シブチレンなどのポリオキシアルキレン部分、 などのポリオキシアルキル化1,2−ヒドロキシアルキレ
ンオキシドが挙げられる。これらの他の部分の配合度
は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされない
ようなものであるべきである。通常、本発明の化合物に
おいては、ポリオキシエチレン部分は、各R3部分の約50
〜100%を占める。好ましくは、ポリオキシエチレン部
分は、各R3部分の約90〜100%を占める。(本発明に係
るポリエステルの製造時に、非常に少量のオキシアルキ
レン部分は、副反応でポリオキシエチレン部分に結合
し、このようにして、R3部分に組み込まれることがあ
る)。
ポリオキシエチレン部分の場合には、qの値は、少な
くとも約9であり、好ましくは少なくとも約12である。
qの値は、通常、約12〜約180である。典型的には、q
の値は、約12〜約90の範囲内である。
部分−〔(R4O)(CH(Y)CH2O)〕−および−
〔(OCH(Y)CH2(OR4〕−の部分−(R4O)−
および−(CH(Y)CH2O)−は、一緒に混合するか、好
ましくは−(R4O)−および−(CH(Y)CH2O)−部分
のブロックを形成することができる。好ましくは、−
(R4O)−部分のブロックは、化合物の主鎖の隣に配置
される。R4が部分−R2−A−R5−である時には、mは1
であり;また部分−R2−A−R5−は、好ましくは、化合
物の主鎖の隣に配置される。R4の場合には、好ましいC3
〜C4アルキレンはC3H6(プロピレン)であり;R4がC3〜C
4アルキレンである時には、mは、好ましくは0〜約10
であり、最も好ましくは0である。R5は、好ましくは、
メチレンまたは1,4−フェニレンである。部分−(CH
(Y)CH2O)−は、好ましくは、部分−〔(R4O)(C
H(Y)CH2O)〕−の少なくとも約75重量%、最も好
ましくは100重量%(mは0)を占める。
各部分〔(R5O)(CH(Y)CH2O)〕のY置換基
は、H、エーテル部分−CH2(OCH2CH2pO−X、または
このエーテル部分とHとの混合物であり;pは0〜100で
あることができるが、典型的には0である。典型的に
は、Y置換基は、すべてHである。Y置換基がエーテル
部分とHとの混合物である時には、部分−(CH(Y)CH
2O)−は、下記の部分 (式中、n1は少なくとも1であり、n1+n2の和はnの値
である) で表わすことができる。典型的には、n1は、約1〜約10
の平均値を有する。部分 および−(CH2CH2O)n2−は、一緒に混合できるが、典
型的には、 および−(CH2CH2O)n2−部分のブロックを形成する。
Xは、H、C1〜C4アルキルまたは (式中、R7はC1〜C4アルキルである)であることができ
る。Xは、好ましくは、メチルまたはエチル、最も好ま
しくはメチルである。各nの値は、少なくとも約6であ
るが、好ましくは少なくとも約10である。各nの値は、
通常、約12〜約113である。典型的には、各nの値は、
約12〜約45の範囲内である。
主鎖部分−(A−R1−A−R2)−および−(A−R1
A−R3)−は、−(A−R1−A−R2)−および −(A−R1−A−R3)−部分のブロックを形成できる
が、より典型的には、一緒にランダムに混合する。これ
らの主鎖部分の場合には、uの平均値は約2〜約50であ
ることができ;vの平均値は約1〜約20であることがで
き;u+vの平均値は約3〜約70である。u、vおよびu
+vの平均値は、一般に、化合物の製法によって決定さ
れる。一般に、vの平均値が大きければ大きい程または
u+vの平均値が小さければ小さい程、化合物は、より
可溶性である。典型的には、uの平均値は約5〜約20で
あり;vの平均値は約1〜約10であり;u+vの平均値は約
6〜約30である。一般に、u対vの比率は、少なくとも
約1であり、典型的には約1〜約6である。
この種の重合体で好ましい化合物は、式 (各R1は1,4−フェニレン部分であり;R2は本質上1,2−
プロピレン部分であり;R3は本質上ポリオキシエチレン
部分−(CH2H2O)−CH2CH2−であり;各Xはエチルま
たは好ましくはメチルであり;各nは約12〜約45であ
り;qは約12〜約90であり;uの平均値は約5〜約20であ
り;vの平均値は約1〜約10であり;u+vの平均値は約6
〜約30であり;u対vの比率は約1〜約6である) を有するポリエステルである。
ここで使用するのに高度に好ましい重合体は、式 〔式中、Xはいかなる好適な封鎖基であることもでき、
各XはH、炭素数1〜約4、好ましくは炭素数1〜2の
アルキルまたはアシル基(最も好ましくはアルキル)か
らなる群から選ばれる〕 の重合体である。nは、水溶性のために運ばれ、一般に
約10〜約50、好ましくは約10〜約25である範囲内の値で
ある。uの選択は、比較的高いイオン強度を有する液体
洗剤への処方に臨界的である。uが5より大きい物質は
ほとんどなく、好ましくは約10モル%以下、より好まし
くは5モル%未満、最も好ましくは1モル%未満であ
る。更に、uが3〜5である物質少なくとも20モル%、
好ましくは少なくとも40モル%があるべきである。
R1部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここ
で使用する「R1部分は本質上1,4−フェニレン部分であ
る」なる用語は、R1部分が全部1,4−フェニレン部分か
らなるか部分的に他のアリーレンまたはアルカリーレン
部分、アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれ
らの混合物で置換された化合物を意味する。1,4−フェ
ニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよび
アルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−
フェニレン、1,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2
−ビフェニレン、4,4′−ビフェニレン、およびそれら
の混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレン
およびアルケニレン部分としては、エチレン、1,2−プ
ロピレン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレン、1,6−ヘ
キサメチレン、1,7−ヘプタメチレン、1,8−オクタメチ
レン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混合物
が挙げられる。
R1部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での
部分置換度は、化合物の防汚性が大きい程度悪影響を及
ぼされないようなものであるべきである。一般に、許容
できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろ
うし、即ち、より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に
対してより多い部分置換を有することができる。通常、
R1が1,4−フェニレン部分約50%〜100%(1,4−フェニ
レン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な
防汚活性を有する。例えば、イソフタル酸(1,3−フェ
ニレン)対テレフタル酸(1,4−フェニレン)のモル比4
0:60を使用して本発明に従って生成されたポリエステル
は、適当な防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造
に使用する大抵のポリエステルがエチレンテレフタレー
ト単位からなるので、通常、最良の防汚活性のためには
1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度を最小限に
することが望ましい。好ましくは、R1部分は、全部1,4
−フェニレン部分からなり(即ち、100%)、即ち、各R
1部分は1,4−フェニレンである。
R2部分の場合には、好適なエチレンまたは置換エチレ
ン部分としては、エチレン、1,2−プロピレン、1,2−ブ
チレン、1,2−ヘキシレン、3−メトキシ−1,2−プロピ
レンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、
R2部分は、本質上エチレン部分、または好ましくは1,2
−プロピレン部分またはそれらの混合物である。より高
率のエチレン部分の配合は、化合物の防汚活性を改善す
る傾向があるが、包含される%は、水溶性によって限定
される。驚異的なことに、より高率の1,2−プロピレン
部分の配合は、化合物の水溶性を改善し、従って防汚活
性を有意に損なわずに等方性水性洗剤組成物を処方する
能力を改善する傾向がある。
本発明の場合、1,2−プロピレン部分または同様の分
枝均等物を使用することは、実質的な率の防汚成分のヘ
ビーデューティー液体洗剤組成物への配合を最大限にす
るために極めて重要である。好ましくは、R2部分の約75
%〜約100%、より好ましくは約90%〜約100%は、1,2
−プロピレン部分である。
一般に、冷(15℃)エタノールに可溶性である防汚成
分も、本発明の組成物で有用である。
nの値は、平均少なくとも約10であるが、n値の分布
が存在する。各nの値は、通常、約10〜約50である。好
ましくは、各nの値は、平均約10〜約25である。
防汚成分の好ましい製法は、実質的部分がuが6以上
である物質からなる典型的分布を有する重合体を低温、
例えば、約10℃〜約15℃、好ましくは約13℃以下におい
て本質上無水エタノールで抽出する工程からなる。エタ
ノール可溶性画分は、長い重合体を実質上含まず且つ等
方性ヘビーデューティー液体、特に多量のビルダーを有
するものに配合することがはるかに容易である。uが約
3以下である重合体は、防汚効果を与える際に価値を本
質上有していないが、より高いu値より容易に配合でき
る。
防汚成分のより好ましい製法は、直接合成法である。
防汚成分およびその製法のより包括的な開示は、オイ
ゲン・ピー・ゴッセリンクにより1984年12月21日出願の
同時係属米国特許出願第684,511号明細書(ここに参考
文献として編入)で見出すことができる。
ここで使用するのに最も好ましい重合体は、式 (式中、Xはメチルであり、nは16であり、R1は1,4−
フェニレン部分であり、R2は1,2−プロピレン部分であ
り、uは本質上3〜5である) に係る重合体である。
(C)通常の洗浄成分 本発明に係る組成物は、全組成物の2〜35重量%の水
を含む濃縮液体洗剤である。本発明に係る好ましい組成
物は、全組成物の5〜25重量%の水を含む。
本発明に係る組成物は、通常の洗浄成分を更に含む。
このような成分は、海面活性剤およびビルダーおよびそ
れらの混合物から選ばれる。
ここで使用するのに好適な界面活性剤物質としては、
非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界
面活性剤、双性界面活性剤およびそれらの混合物から選
ばれる有機界面活性剤が挙げられる。
好適な陰イオン界面活性剤塩は、スルホネートおよび
サルフェートの群から選ばれる。このような陰イオン界
面活性剤は、洗浄技術上周知であり、商業的洗浄におい
て広汎な応用を見出している。好ましい陰イオン水溶性
スルホン酸塩または硫酸塩は、分子構造中に炭素数約8
〜約22のアルキル基を有する。このような好ましい陰イ
オン界面活性剤塩の例は、例えば、タロー油、パーム
油、パーム核油およびヤシ油から誘導されるC8〜C18
肪アルコールを硫酸化することによって得られる反応生
成物;アルキル基が約9〜15子の炭素原子を有するアル
キルベンゼンスルホネート;アルキルグリセリルエーテ
ルスルホン酸ナトリウム;タローおよびヤシ油から誘導
される脂肪アルコールのエーテルサルフェート;ココナ
ツ脂肪酸モノグリセリドサルフェートおよびココナツ脂
肪酸モノグリセリドスルホネート;およびアルキル鎖中
に約8〜約22個の炭素原子を有するパラフィンスルホン
酸の水溶性塩である。例えば、米国特許第3,332,880号
明細書に詳述のようなスルホン化オレフィン界面活性剤
も、使用できる。陰イオン合成スルホネートおよび/ま
たはサルフェート用中和陽イオンは、洗剤テクノロジー
で広く使用されているナトリウム、カリウム、アルカノ
ールアンモニウムなどの通常の陽イオンによって表わさ
れる。
ここで好適な陰イオン合成界面活性剤成分は、アルキ
ルベンセンスルホン酸の水溶性塩、好ましくはアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、好ましくはアルキル基
中に約10〜13個の炭素原子を有するアルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムによって表わされる。ここで好まし
い別の陰イオン界面活性剤成分は、アルキル基中に約10
〜15個の炭素原子を有するアルキル硫酸ナトリウムであ
る。
ここで使用するのに好適な非イオン界面活性剤として
は、反応性水素原子、例えば、ヒドロキシル、カルボキ
シル、またはアミノ基を有する炭化水素とエチレンオキ
シドとを酸触媒または塩基触媒の存在下で縮合すること
によって生成するものが挙げられ且つ一般式 RA(CH2CH2O)nH(式中、Rは疎水部分を表わし、Aは
反応性水素原子を担持する基を表わし、nはエチレンオ
キシド部分の平均数を表わす)を有する化合物が挙げら
れる。Rは、典型的には、約8〜22個の炭素原子を有す
る。それらは、プロピレンオキシドと低分子量化合物と
の縮合によっても生成できる。nは、通常、約2〜約24
で変化する。
好ましい種類の非イオンエトキシレートは、炭素数12
〜15の脂肪アルコールと脂肪アルコール1モル当たり約
4〜10モルのエチレンオキシドとの縮合物によって表わ
される。この種のエトキシレートの好適なものとして
は、C12〜C15オキソアルコールとアルコール1モル当た
り3〜9モルのエチレンオキシドとの縮合物;ナローカ
ットC14〜C15オキソアルコールと脂肪(オキソ)アルコ
ール1モル当たり3〜9モルのエチレンオキシドの縮合
物;ナローカットC12〜C13脂肪(オキソ)アルコールと
脂肪アルコール1モル当たり6.5モルのエチレンオキシ
ドとの縮合物;およびエトキシ化度(EOモル/脂肪アル
コールモル)4〜8を有するC10〜C14ココナツ脂肪アル
コールの縮合物が挙げられる。脂肪オキソアルコール
は、主として線状であるが、加工条件および原料オレフ
ィンに応じて或る分枝度、特にメチル分枝などの短鎖を
有することができる。分枝度15%〜50%(重量%)は、
しばしば市販のオキソアルコールで見出される。
好適な陽イオン界面活性剤としては、式 R1R2R3R4N+(式中、R1、R2、およびR3はメチル基であ
り、R4はC12〜15アルキル基であり、またはR1はエチル
またはヒドロキシエチル基であり、R2およびR3はメチル
基であり、R4はC12〜15アルキル基である)の第四級ア
ンモニウム化合物が挙げられる。
双性界面活性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分
枝鎖であることができ、脂肪族置換基の1つが約8〜約
24個の炭素原子を有し且つ別の置換基が少なくとも1個
の陰イオン水溶化基を含有する脂肪族第四級アンモニウ
ム、ホスホニウム、およびスルホニウム化合物の誘導体
が挙げられる。特に好ましい双性物質は、1975年12月9
日発行のローリン等の米国特許第3,925,262号明細書お
よび1975年12月30日発行のローリン等の米国特許第3,92
9,678号明細書に開示のエトキシ化アンモニウムスルホ
ネートおよびエトキシ化アンモニウムサルフェートであ
る。
半極性非イオン界面活性剤としては、炭素数約8〜約
28のアルキルまたはヒドロキシアルキル部分1個および
炭素数1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル
基からなる群から選ばれる部分2個(これらは場合によ
って結合して環構造となることができる)を含有する水
溶性アミンオキシドが挙げられる。
(式中、R1はH、C1〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロ
キシエチル、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混
合物であり、R2はC5〜31ヒドロカルビルであり、Zは
鎖に直接結合された少なくとも3個のヒドロキシルを有
する線状ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒド
ロカルビルまたはそのアルコキシ化誘導体である)のポ
リヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤も、好適である。
好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11〜15アルキル
またはアルケニル直鎖またはその混合物であり且つZは
還元アミノ化反応においてグルコース、フルクトース、
マルトース、ラクトースなどの還元糖から誘導される。
本発明に係る組成物は、ビルダー系を更に含んでもよ
い。ポリカルボキシレートおよび脂肪酸、エチレンジア
ミンテトラアセテートなどの物質、アミノポリホスホネ
ートなどの金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミンテ
トラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホン酸を含めていかなる通常のビルダ
ー系も、ここで使用するのに好適である。自明の環境上
の理由で余り好ましくないが、ホスフェートビルダー
も、ここで使用できる。
ここで使用するのに好適なポリカルボキシレートビル
ダーとしては、クエン酸、好ましくは水溶性塩の形のも
の、式R−CH(COOH)CH2(COOH)(式中、RはC
10〜20アルキルまたはアルケニル、好ましくはC12〜16
であり、またはRはヒドロキシル、スルホ、スルホキシ
ルまたはスルホン置換基で置換できる)のコハク酸の誘
導体が挙げられる。特定例としては、ラウリルスクシネ
ート、ミリスチルスルシネート、パルミチルスクシネー
ト、2−ドデセニルスクシネート、2−テトラデセニル
スクシネートが挙げられる。スクシネートビルダーは、
好ましくは、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩およびアルカノールアンモニウム塩を含めて水溶性塩
の形で使用される。
他の好適なポリカルボキシレートは、オキソジスクシ
ネートおよびタルトレートモノコハク酸とタルトレート
ジコハク酸との混合物、例えば、米国特許第4,663,071
号明細書に記載のものである。
ここで使用するのに好適な脂肪酸ビルダーは、飽和ま
たは不飽和C10〜18 脂肪酸、並びに対応石鹸である。好ましい飽和種は、ア
ルキル鎖中に12〜16個の炭素原子を有する。好ましい不
飽和脂肪酸は、オレイン酸である。
ここで使用するのに好ましいビルダー系は、クエン酸
と脂肪酸とここに前記のコハク酸誘導体との混合物から
なる。本発明に係るビルダー系は、好ましくは、全組成
物の5〜35重量%である。
本発明に係る組成物は、好ましくは、酵素を含む。こ
こで使用するのに好適な酵素は、プロテアーゼ、リパー
ゼ、セルラーゼおよびアミラーゼおよびそれらの混合物
である。本発明に係る組成物は、酵素安定化系も含んで
もよい。いかなる通常の酵素安定化系も、ここで使用す
るのに好適であり且つ好ましい酵素安定化系は、ホウ酸
またはその誘導体、1,2−プロパンジオール、カルボン
酸、およびそれらの混合物をベースとする。
本組成物は、一連の更に他の任意成分を含有できる。
このような添加剤の例としては、溶媒、アルカノールア
ミン、pH調整剤、泡調整剤、乳濁剤、エナメル被覆表面
に関連して機械相容性を改良する薬剤、香料、染料、殺
細菌剤、増白剤、柔軟剤などが挙げられる。
本発明を下記の例で更に例示する。
重量% I II アルキルベンゼンスルホネート 18 6 C13〜15アルキル3エトキシレートサルフェート − 12 C13〜15アルコール7エトキシレート 13 5 C12〜14N−メチルグルコサミド − 9 常圧蒸留パーム核脂肪酸 11 11 ドデシルコハク酸無水物 4.2 − クエン酸 1.8 5 ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸 1 1 エタノール 1 2 プロパンジオール 11 9.8 水酸化ナトリウム 0.6 − 水酸化カリウム 2.2 − モノエタノールアミン 9 12.6 酵素 0.7 1.5 ホウ酸 1.2 2 塩化カルシウム 0.02 − エトキシ化テトラエチレンペンタミン 0.5 0.5 香料 0.6 0.5 PVP 0.5 1.0 テレフタレートをベースとする重合体 0.46 0.46 水 23 19 微量成分 残部(100%とする) 両方の例で使用するPVPは、BASFからのルビスコール
(LuviskolR)K12(分子量2500)である。両方の例で使
用するテレフタレート重合体は、XがMe、nが16、R1
1,4−フェニレン、R2が1,2−プロピレン、uが本質上3
〜5である前記の好ましい重合体である。
テレフタレートをベースとする防汚重合体を含まない
か、PVPとテレフタレートをベースとする防汚重合体と
のどちらも含まないかのいずれかである同様の組成物
も、調製した。次いで、すべての組成物を室温(約20
℃)で貯蔵した。調製したての組成物は、すべて同じ外
観を有していた。2週間貯蔵後、どちらの重合体も含ま
ない組成物は透明であり、テレフタレートをベースとす
る防汚重合体を含まない組成物は曇っており、且つ組成
物IおよびIIは透明であることが観察された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−261898(JP,A) 特表 平8−502684(JP,A) 英国特許出願公開2137221(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/37 C11D 17/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の洗浄成分を含む液体洗剤組成物であ
    って、 全組成物の2〜35重量%の水と、 全組織の0.05〜5重量%のポリビニルピロリドンと、 テレフタレートをベースとする重合体0.05〜2重量%と
    を含んでなる、液体洗剤組成物。
  2. 【請求項2】全組成物の5〜25重量%の水を含む、請求
    項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】全組成物の0.25〜2重量%の前記ポリビニ
    ルピロリドンを含む、請求項1または2に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】前記ポリビニルピロリドンが分子量2500〜
    15000を有する、請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記テレフタレートをベースとする重合体
    0.1〜0.5重量%を含む、請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記テレフタレートをベースとする重合体
    が下記式で表わされるものである、請求項1に記載の組
    成物。 (上記式中、 Xはメチルであり、 nは16であり、 R1は1,4−フェニレン部分であり、 R2は1,2−プロピレン部分であり、 uは本質上3〜5である)
JP50239594A 1992-06-29 1993-06-09 ポリビニルピロリドンとテレフタレートをベースとする防汚重合体とを含む濃縮水性液体洗剤組成物 Expired - Fee Related JP3283518B2 (ja)

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