JPH11501576A - 疎水性液体成分を含む安定な乳濁液 - Google Patents
疎水性液体成分を含む安定な乳濁液Info
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Abstract
(57)【要約】
疎水性液体成分またはそれらの混合物、疎水性界面活性剤および親水性アミンオキシド界面活性剤を含むことを特徴とする水性乳濁液を開示する。開示の乳濁液は、漂白活性剤、漂白剤、香料、溶媒、酵素、キレート化剤、重合体などのクリーニング剤の安定な乳濁液の供給で有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
疎水性液体成分を含む安定な乳濁液
技術分野
本発明は、疎水性液体成分を含む水性乳濁液に関する。
背景技術
疎水性成分を含むクリーニング組成物、例えば、漂白活性剤を含む漂白組成物
は、当該技術において詳細に記載されてきた。
より詳細には、漂白組成物が漂白活性剤などの疎水性成分を含むならば、漂白
組成物を非イオン界面活性剤の乳濁液として処方することが公知である。例えば
、EP−A第598170号明細書参照。前記組成物においては、漂白活性剤は
、過酸化水素と反応して、漂白種である過酸を生成する。
しかしながら、疎水性成分、例えば、漂白活性剤を含む漂白組成物を含む液体
組成物と関連づけられる欠点は、長い貯蔵期間時に分解し、即ち、相分離を受け
ることがあることである。事実、水性組成物が、消費者によって視認されること
がある2つの異なる相層に分離する傾向があるので、疎水性液体成分、例えば、
漂白活性剤または水不溶性または難溶性有機ペルオキシ酸は、水性組成物で使用
することに問題がある。
このように、本発明の目的は、改善された物理的安定性を有する疎水性液体成
分を含む組成物、特に疎水性液体成分を含む漂白組成物を提供することにある。
本発明は、親水性アミンオキシド界面活性剤と疎水性界面活性剤との混合物に
よって乳濁液に乳化された疎水性液体成分を含むことを特徴とするpH 7以下
を有する水性乳濁液を提案する際に前記目的を満たす。事実、前記親水性アミン
オキシド界面活性剤の存在は、疎水性液体成分、例えば、漂白活性剤および/ま
たは疎水性活性酸素源、および疎水性界面活性剤を含む乳濁液に、前記親水性ア
ミンオキシド界面活性剤なしの同じ乳濁液または前記親水性アミンオキシド界面
活性剤の代わりに親水性非イオン界面活性剤などの別の親水性界面活性剤を有す
る以外は同じ乳濁液と比較して増大された物理的安定性を与えることが今や見出
された。
本発明の利点は融通性の大きい処方を可能にすることである。事実、本発明は
、いかなる種類の疎水性液体成分、例えば、疎水性活性酸素源(例えば、ジペル
ドデカン酸)および/または漂白活性剤も乳化によって水性組成物に配合するこ
とを可能にする。本発明によって、漂白活性剤および/または疎水性活性酸素源
を含む漂白組成物を処方する際に好ましい応用が見出されるが、本発明は、香料
などの疎水性液体成分を含む水性組成物の処方にも適用できる。
本発明の別の利点は、親水性アミンオキシド界面活性剤および非イオン界面活
性剤などの疎水性界面活性剤の存在のため、洗濯への応用で漂白性しみ、グリー
スしみ、酵素しみを含めて異なる種類の汚れ並びに家庭クリーニング応用で細菌
汚れを除去する際に特に良好な性能が与えられることである。
本発明の更に他の利点は、本発明の漂白乳濁液が化学的にも安定であることで
ある。
EP−A第598 170号明細書は、過酸化水素および疎水性液体成分(該
疎水性液体成分は、異なるHLBを有する2種の非イオン界面活性剤の混合物に
よって乳化される)を含む水性クリーニングおよび漂白組成物(pH 0.5〜
6)を開示している。EP−A第598 170号明細書は、前記組成物が好ま
しくは他の界面活性剤型を含まないことを更に述べている。アミンオキシド界面
活性剤は、開示されていない。
同時係属欧州特許出願第94870184.2号明細書は、活性酸素源、第四
級アンモニウムおよびC6〜C10アミンオキシドを含む増粘酸性組成物を開示し
ている。この特許出願は、すべての種類の他の界面活性剤が添加してもよいこと
を述べている。しかしながら、乳濁液は、開示されていない。
WO第95/20028号明細書は、C10〜C22アミンオキシド界面活性剤と
、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤および双性界面活
性剤の群から選ばれる洗剤界面活性剤とを含むグリース乳化性皿洗い組成物を開
示している。塩素漂白剤および酸素漂白剤は、更に明記せずに任意成分として述
べられている。乳濁液は、明白には開示されていない。
EP−A第92 932号明細書は、過酸化水素および特定の漂白活性剤を含
有することを特徴とする漂白または消毒で使用するのに好適な組成物(該組成物
は乳濁液の形である)を開示している。乳化剤は、脂肪酸エステルまたは脂肪エ
ーテルまたはポリヒドロキシ置換化合物のアミンまたはポリエトキシレートであ
ってもよい。アミンオキシド界面活性剤は、開示されていない。
米国特許第4 541 944号明細書は、過酸化水素、特定の漂白活性剤お
よび乳化剤を含む乳濁液(該乳化剤は漂白剤のHLBと実質上同じであるHLB
を有する)を開示している。このような乳化剤としては、エトキシ化非イオン界
面活性剤が挙げられている。他の界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、陽
イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤および両性界面活性剤が挙げられている
。アミンオキシド界面活性剤は、開示されていない。
EP−A第610 010号明細書は、水不溶性ペルオキシ酸(例えば、イミ
ドペルオキシカルボン酸)、水不混和性溶媒(該溶媒は溶媒/水乳濁液の分散相
を構成)を含む水性漂白組成物を開示している。前記組成物は、界面活性剤、例
えば、陰イオン界面活性剤および/またはエトキシ化非イオン界面活性剤を更に
含んでもよい。アミンオキシド界面活性剤は、開示されていない。
英国特許第1 092 149号明細書は、非イオン界面活性剤(例えば、エ
トキシ化非イオン界面活性剤)とスルタイン洗剤、ホスフィンオキシド洗剤およ
びアミンオキシド洗剤の群から選ばれる洗剤界面活性剤とのアルカリ性の安定な
水中油型乳濁液(pH 11.7〜13)を開示している。前記組成物は、殺菌
剤などの他の成分を含んでもよい。
発明の開示
本発明は、疎水性液体成分および親水性アミンオキシド界面活性剤と疎水性界
面活性剤とを含む乳化系を含むことを特徴とするpH 7以下を有する水性乳濁
液である。
また、本発明は、前記乳濁液の製法を包含する。
発明を実施するための最良の形態
本発明に係る乳濁液は、水性である。従って、本発明に係る乳濁液は、全乳濁
液の10〜95重量%、好ましくは30〜90重量%、最も好ましくは50〜7
0重量%の水を含む。脱イオン水が、好ましくは使用される。
本発明の乳濁液は、pH 7以下に処方する。本発明に係る乳濁液をこの酸性
pH範囲に処方することは、乳濁液の安定性に寄与する。好ましい態様において
は、乳濁液は、pH 7未満、好ましくは0〜5、より好ましくは0〜4に処方
する。乳濁液のpHは、当業者に入手できるすべての手段によって調整できる。
本発明に係る乳濁液は、必須エレメントとして、疎水性液体成分、またはそれ
らの混合物を含む。ここで使用する「疎水性液体成分」なる用語は、液体成分と
、本発明の乳濁液への配合前に疎水性液相に溶解された固体物質との両方を意味
する。疎水性とは、ここで水に実質上且つ安定に混和性ではない物質を意味する
。本発明の疎水性成分は、典型的には、HLB 11未満、好ましくは10未満
を有する。
ここで使用するのに好適な疎水性液体成分としては、漂白活性剤、疎水性活性
酸素源、香料、疎水性溶媒、酵素、疎水性ラジカル捕捉剤、疎水性キレート化剤
、疎水性増白剤、重合体およびそれらの混合物が挙げられる。ここで使用する疎
水
性液体成分なる用語は、単一成分およびそれらの混合物を意味する。
本発明に係る乳濁液で使用するのに好ましい疎水性液体成分としては、疎水性
活性酸素源、またはそれらの混合物が挙げられる。
本発明に係る活性酸素源は、酸化剤として作用し、一般に着色しみおよび有機
しみを除去し且つ悪臭分子を破壊し且つ細菌を殺す乳濁液の能力を増大させる。
ここで使用するのに好適な疎水性活性酸素源としては、疎水性ジアルキルペル
オキシド、疎水性ジアシルペルオキシド、疎水性予備生成過カルボン酸、並びに
疎水性有機および無機ペルオキシドが挙げられる。好適な疎水性有機ペルオキシ
ドとしては、疎水性ジアシルおよびジアルキルペルオキシド、例えば、過酸化ジ
ベンゾイル、過酸化ジラウロイル、過酸化ジクミル、および7より大きい炭素数
を有するすべてのペルオキシド、またはそれらの混合物が挙げられる。本発明に
係る乳濁液で使用するのに好適な疎水性予備生成ペルオキシ酸としては、ジペル
オキシドデカンジオン酸(DPDA)、過フタル酸マグネシウム、過ラウリル酸
、ジペルオキシアゼライン酸および7より大きい炭素数を有するすべての過酸、
またはそれらの混合物が挙げられる。
本発明に係る乳濁液で使用するのに好ましい他の疎水性液体成分は、漂白活性
剤である。漂白活性剤とは、ここで過酸化水素と反応して過酸を生成する化合物
を意味する。漂白活性剤の場合には、このような疎水性漂白活性剤は、典型的に
は、エステル、アミド、イミド、または無水物の種類に属する。この種の好適な
化合物の例は、英国特許GB第1 586 769号明細書およびGB第2 1
43 231号明細書に開示されており且つプリル形への形成法は欧州公開特許
出願EP−A第62 523号明細書に記載されている。ここで使用するのに好
適なこのような化合物の例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、
3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、例
えば米国特許第4 818 425号明細書に記載のようなジペルオキシドデカ
ン酸、および例えば米国特許第4 259 201号明細書に記載のようなペル
オキシアジピン酸のノニルアミドおよびn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネ
ート(NOBS)である。また、置換または非置換ベンゾイルカプロラクタム、
オクタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロ
ラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ホルミ
ルカプロラクタム、アセチルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブ
タノイルカプロラクタム、ペンタノイルカプロラクタムまたはそれらの混合物か
らなる群から選ばれるN−アシルカプロラクタムが好適である。興味がある特定
の群の漂白活性剤は、EP第624 154号明細書に開示され且つアセチルト
リエチルサイトレート(ATC)が、その群で特に好ましい。アセチルトリエチ
ルサイトレートは、最終的にクエン酸およびアルコールに分解するので、環境に
優しいという利点を有する。更に、アセチルトリエチルサイトレートは、貯蔵時
に製品中で良好な加水分解安定性を有し且つ効率的な漂白活性剤である。最後に
、それは、良好なビルディング容量を組成物に与える。ここで使用する場合、特
に断らない限り、漂白活性剤なる用語は、漂白活性剤の混合物を包含する。
本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の0.1〜40重量%、好ましくは0.1〜
20重量%、より好ましくは0.1〜15重量%の前記液体疎水性成分またはそ
れらの混合物を含む。
本発明に係る乳濁液においては、前記疎水性液体成分は、親水性アミンオキシ
ド界面活性剤と疎水性界面活性剤とを含む乳化系によってその中に乳化する。本
発明においては、前記の2種の異なる界面活性剤、即ち、親水性アミンオキシド
界面活性剤および疎水性界面活性剤は、異なるHLB値(親水性親油性バランス
)を有し且つ前記の2種の界面活性剤のHLBの値の差は、好ましくは少なくと
も1、より好ましくは少なくとも3である。
このように、本発明に係る乳濁液は、必須エレメントとして、疎水性界面活性
剤またはそれらの混合物を含む。「疎水性界面活性剤」とは、ここでHLB 1
1未満、好ましくは10未満、より好ましくは9未満を有する界面活性剤を意味
する。疎水性非イオン界面活性剤が、ここで使用するのに特に好ましい。事実、
ここで使用すべき疎水性非イオン界面活性剤は、優秀なグリースカット性を有し
、即ち、疎水性汚れ除去に寄与する溶媒効果を有する。
従って、本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の0.1〜30重量%、好ましくは
1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%の前記疎水性界面活性剤または
それらの混合物を含む。
ここで使用するのに好適な疎水性非イオン界面活性剤としては、アルコキシ化
脂肪アルコール、好ましくは脂肪アルコールエトキシレートおよび/またはプロ
ポキシレートが挙げられる。事実、非常に異なるHLB値(親水性親油性バラン
ス)を有する各種のこのようなアルコキシ化脂肪アルコールが、市販されている
。このようなアルコキシ化非イオン界面活性剤のHLB値は、本質上脂肪アルコ
ールの鎖長、アルコキシ化の性状およびアルコキシ化度に依存する。ここで使用
するのに好適な疎水性非イオン界面活性剤は、低いアルコキシ化度および長鎖脂
肪アルコールを有する傾向がある。それぞれのHLB値と一緒に非イオン界面活
性剤を含む多数の界面活性剤を記載している界面活性剤カタログは入手できる。
ここで使用するための非イオン界面活性剤を製造するのに好適な化学的方法とし
ては、所望の割合での対応アルコールとアルキレンオキシドとの縮合法が挙げら
れる。このような方法は、当業者に公知であり且つ技術上詳細に記載されている
。或いは、ここで使用するのに好適な各種のアルコキシ化アルコールは、各種の
供給者から市販されている。
本発明に係る乳濁液で使用するのに好ましい疎水性非イオン界面活性剤は、H
LB 11未満を有し且つ式 RO−(C2H4O)n(C3H6O)mH(式中、R
はC6〜C22アルキル鎖またはC6〜C28アルキルベンゼン鎖であり、
n+mは0.5〜6であり、nは0〜6であり、mは0〜6であり、好ましくは
n+mは0.5〜5であり、nおよびmは0〜5である)に係るものである界面
活性剤である。ここで使用するのに好ましいR鎖は、C8〜C22アルキル鎖であ
る。従って、ここで使用するのに好適な疎水性非イオン界面活性剤は、ドバノー
ル(DobanolR)91−2.5(HLB=8.1;RはC9アルキル鎖とC11アルキ
ル鎖との混合物であり、nは2.5であり、mは0である)、またはルテンゾル
(LutensolR)TO3(HLB=8;RはC13アルキル鎖とC15アルキル鎖との
混合物であり、nは3であり、mは0である)、またはタージトール(TergitolR
)25L3(HLB=7.7;RはC12〜C15アルキル鎖長の範囲内であり、
nは3であり、mは0である)、またはドバノールR23−3(HLB=8.1
;RはC12アルキル鎖とC13アルキル鎖との混合物であり、nは3であり、mは
0である)、またはドバノールR23−2(HLB=6.2;RはC12アルキル
鎖とC13アルキル鎖との混合物であり、nは2であり、mは0である)、または
それらの混合物である。ドバノールR23−3、またはドバノールR23−2、
ルテンゾルRTO3、またはそれらの混合物が、ここで好ましい。これらのドバ
ノールR界面活性剤は、シェルから市販されている。これらのルテンゾルR界面
活性剤は、BASFから市販されており且つこれらのタージトールR界面活性剤
は、ユニオン・カーバイドから市販されている。
ここで使用するのに好適な他の疎水性非イオン界面活性剤は、非アルコキシ化
界面活性剤である。一例は、ドバノールR23(HLB<3)である。
本発明に係る乳濁液は、更に他の必須エレメントとして、親水性アミンオキシ
ド界面活性剤またはそれらの混合物を含む。本発明に従って使用するのに好適な
親水性アミンオキシド界面活性剤は、下記の式 R1R2R3NO(式中、R1
はC6〜C24アルキル基、好ましくはC6〜C18アルキル基、より好ましくはC6
〜C12であり、R2およびR3は独立に炭素数1〜4、好ましく
は炭素数1〜3の置換または非置換線状または分枝アルキル基であり、より好ま
しくはメチル基である)を有するアミンオキシド界面活性剤である。R1は、線
伏または分枝アルキル基であってもよく、飽和または不飽和である。ここで使用
するのに好適なアミンオキシド界面活性剤は、好ましくは、いかなる活性酸素源
とも相容性である。ここで使用するのに好ましいアミンオキシド界面活性剤は、
例えば、ヘキストから入手できる天然ブレンドC8/C10アミンオキシドまたは
ヘキストからのC12アミンオキシドである。
本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜
30重量%、より好ましくは1〜10重量%の親水性アミンオキシド界面活性剤
またはそれらの混合物を含む。
本発明に係る乳濁液は、他の界面活性剤、例えば、陰イオン界面活性剤、他の
非イオン界面活性剤、双性界面活性剤および/または両性界面活性剤を更に含ん
でもよい。しかしながら、前記の追加の界面活性剤は、全乳濁液の重量平均HL
B値を有意には変更すべきではない。また、存在する異なる界面活性剤の量は、
異なる粘度を有する乳濁液を処方するように選んでもよい。このように、異なる
界面活性剤の量を適当に選択することによって、乳濁液の粘度が増大することが
あり且つこのように浴槽、シンク、便器などの傾斜表面上で使用するのに特に好
適であることがある。
本発明の乳濁液の好ましい態様においては、乳化系は、式
〔式中、HLB(X)は乳化するための疎水性成分のHLBを意味し、数種の疎
水性成分が存在するならば、Xはそれらのすべてを意味し(処方物中の各成分の
%に対する重量平均)、HLB(A)は前記親水性アミンオキシド界面活性剤ま
たはそれらの混合物のHLBを意味し、HLB(B)は前記疎水性界面活性剤ま
たはそれらの混合物のHLBを意味する〕
を満たす。
本発明の乳濁液は、物理的に安定である。「物理的に安定」とは、ここで前記
乳濁液が50℃で2週間貯蔵後に相分離を受けないことを意味する。物理的安定
性は、分光測光によっても測定してもよい。この試験法においては、乳濁液は、
温度勾配を受ける。室温から出発して、乳濁液温度は、相分離が生ずる時まで、
0.1℃/分によって増大する。相分離の温度は、曇り点温度CPTと呼ばれる
。この温度は、乳濁液相分離に付随して生ずる透過率ジャンプのため分光測定的
に検知できる。
本発明の乳濁液は、任意であるが高度に好ましい成分として、親水性活性酸素
源またはそれらの混合物を含む。前記親水性活性酸素源、特に過酸化水素の存在
は、前記疎水性液体成分が漂白活性剤である時に高度に望ましい。好適な親水性
活性酸素源としては、過酸化水素またはその水溶性源が挙げられる。ここで使用
する過酸化水素源は、前記化合物が水と接触する時に過酸化水素を製造する化合
物を意味する。ここで使用するのに好適な水溶性無機過酸化水素源としては、ペ
ルサルフェート、過硫酸、ペルカーボネート、金属親水性ペルオキシド、ペルボ
レートまたは過ケイ酸塩が挙げられる。
活性酸素源として本発明に従ってここで使用するのに好適な過硫酸塩またはそ
れらの混合物としては、モノペルサルフェートトリプル塩が挙げられる。市販の
一過硫酸塩の一例は、ペルオキシド・ヘミーGMBHによって商品名クロックス
ペルオキシド・ヘミーGMBHから市販されている二過硫酸塩は、本発明に係る
乳濁液で使用できる。
加えて、他の種類の親水性ペルオキシドは、過酸化水素またはその源の代替品
として、または過酸化水素またはその源との組み合わせで使用できる。
親水性ペルオキシドの例としては、親水性ジアルキルペルオキシド、親水性ジ
アシルペルオキシド、親水性予備生成過カルボン酸および親水性有機および無機
ペルオキシドが挙げられる。好適な親水性有機ペルオキシドとしては、炭素数7
以下のすべてのペルオキシドまたはそれらの混合物が挙げられる。本発明に係る
乳濁液で使用するのに好適な親水性予備生成ペルオキシ酸としては、二過ピメリ
ン酸、過安息香酸および炭素数7未満のすべての過酸、またはそれらの混合物が
挙げられる。
本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の30重量%まで、好ましくは0.1〜20
重量%、より好ましくは0.1〜15重量%の前記親水性活性酸素源またはそれ
らの混合物を含む。
また、本発明に係る漂白乳濁液は、化学的に安定である。「化学的に安定」と
は、ここで活性酸素源、例えば、過硫酸塩を含む乳濁液が25℃で1ヶ月20%
より多いペルサルフェート損失を受けないことを意味する。ペルサルフェート濃
度は、硫酸第一鉄アンモニウムを含有する溶液での還元後に過マンガン酸カリウ
ムでの滴定によって測定できる。前記安定性試験法は、技術上周知であり且つ、
報告されている。或いは、ペルサルフェート濃度は、過酸についての文献に記載
のクロマトグラフィー法を使用しても測定できる(F.Di・フリア等、過酸の
測定のためのガス−液体クロマトグラフィー法、Analyst 第113巻、1988
年5月、第793頁〜第795頁)。
本発明に係る乳濁液は、染料、親水性増白剤、ビルダー、顔料、防汚剤、染料
移動抑制剤、溶媒、緩衝剤などを含めて任意成分も含んでもよい。
本発明に係る乳濁液は、キレート化剤を更に含んでもよい。好適なキレート化
剤は、当業者に既知のもののいずれか、例えば、ホスホネートキレート化剤、ア
ミノカルボキシレートキレート化剤または他のカルボキシレートキレート化剤、
または多官能置換芳香族キレート化剤またはそれらの混合物からなる群から選ば
れるものであってもよい。これらのキレート化剤は、本発明の過酸素漂白剤含有
乳濁液の安定性に更に寄与する。
このようなホスホネートキレート化剤としては、エチドロン酸(etidronic ac
id)(1−ヒドロキシエチリデン−ビスホスホン酸またはHEDP)並びにアミ
ノホスホネート化合物、例えば、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネー
ト)、アルカリ金属のエタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩、ニトリロトリメチ
レンホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸塩、およびジエ
チレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩を挙げることができる。ホスホネ
ート化合物は、酸形で、または酸官能性の若干またはすべてに対して異なる陽イ
オンの塩として存在してもよい。ここで使用するのに好ましいホスホネートキレ
ート化剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートである。このよ
うなホスホネートキレート化剤は、モンサントから商品名デクエスト(DEQUEST
また、多官能置換芳香族キレート化剤は、本組成物で有用であることがある。
コナー等に1974年5月21日発行の米国特許第3,812,044号明細書
参照。酸形のこの種の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジス
ルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。
ここで使用するのに好ましい生分解性キレート化剤は、エチレンジアミンN,
N′−ジコハク酸、またはそのアルカリ金属塩、またはアルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩または置換アンモニウム塩またはそれらの混合物である。エチレン
ジアミンN,N′−ジコハク酸、特に〔S,S〕異性体は、ハートマンおよびパ
ーキンスに1987年11月3日発行の米国特許第4,704,233号明細書
に詳細に記載されている。エチレンジアミンN,N′−ジコハク酸は、例えば、
る。
ここで有用な好適なアミノカルボキシレートキレート化剤としては、エチレン
ジアミン四アセテート、ジエチレントリアミン五アセテート、ジエチレントリア
ミン五アセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三アセ
テート、ニトリロ三アセテート、エチレンジアミン四プロピオネート、トリエチ
レンテトラアミン六アセテート、エタノールジグリシン、プロピレンジアミン四
酢酸(PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA)(酸形またはそれら
のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、および置換アンモニウム塩形の両方)が挙
げられる。ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、プロピレンジアミン四酢
およびメチルグリシン二酢酸(MGDA)が、ここで使用するのに特に好適であ
る。
ここで使用するための更に他のカルボキシレートキレート化剤としては、マロ
ン酸、サリチル酸、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、またはそれらの
混合物が挙げられる。
典型的には、本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の5重量%まで、好ましくは0
.01〜1.5重量%、より好ましくは0.01〜0.5重量%のキレート化剤
またはそれらの混合物を含む。
本発明に係る乳濁液は、ラジカル捕捉剤を更に含んでもよい。ここで使用する
のに好適なラジカル捕捉剤としては、公知の置換モノおよびジヒドロキシベンゼ
ンおよびそれらの誘導体、アルキルおよびアリールカルボキシレートおよびそれ
らの混合物が挙げられる。ここで使用するのに好ましいラジカル捕捉剤としては
、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン、ヒドロキノン、ジ−t−ブチルヒドロキ
ノン、モノ−t−ブチルヒドロキノン、t−ブチル−ヒドロキシアニソール、安
息
香酸、トルイル酸、カテコール、t−ブチルカテコール、2−メトキシ−フェノ
ール、2−エトキシ−フェノール、4−アリル−カテコール、2−メトキシ−4
−(2−プロペニル)フェノール、ベンジルアミン、1,1,3−トリス(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、並びに没食子酸n
−プロピルが挙げられる。ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン〔例えば、シェル
に高度に好ましい。これらのラジカル捕捉剤は、本発明の過酸素漂白剤含有乳濁
液の安定性に更に寄与する。
典型的には、本発明に係る乳濁液は、全乳濁液の5重量%まで、好ましくは0
.01〜1.5重量%、より好ましくは0.01〜0.5重量%のラジカル捕捉
剤またはそれらの混合物を含む。
更に、本発明は、ここに記載の乳濁液の製法を包含する。本発明に係る方法は
、少なくとも3工程を含む。
第一工程において、少なくとも前記疎水性界面活性剤および前記疎水性液体成
分を含む疎水性混合物を調製する。
第二工程において、少なくとも前記水、および前記親水性アミンオキシド界面
活性剤を含む親水性混合物を調製する。前記親水性混合物は、好ましくは、乳濁
液に処方すべきである他の親水性成分、例えば、親水性活性酸素源、染料、蛍光
増白剤、ビルダー、緩衝剤、およびpHを所望の値に調整するための有機酸およ
び/または無機酸を更に含む。この第二工程においては、親水性活性酸素源(存
在するならば)は、好ましくは、前記緩衝剤を加えた後に、最後に加える。
当然、前記第一工程および前記第二工程は、いかなる順序でも遂行でき、即ち
、第二工程が最初であることも好適である。
本発明に係る方法の第三工程において、前記疎水性混合物および前記親水性混
合物を一緒に混合する。
本発明は、下記の実施例によって更に例示する。
例
表示の割合(重量%)の表示の成分からなる乳濁液を調製する。
化学的見地と物理的見地との両方から安定な乳濁液である組成物I〜Vが、得
られた。また、これらの乳濁液は、硬質表面に対しおよび洗濯への応用において
優秀なクリーニング性能を与える。
組成物I〜Vは、各々2つの混合物を調製することによって調製する。水、ア
ミンオキシド界面活性剤、クエン酸(存在するならば)、メタンスルホン酸(存
在するならば)、および硫酸(存在するならば)を含む親水性混合物を調製する
。過酸化水素(存在するならば)またはモノペルサルフェート(存在するならば
)を前記親水性混合物に最後の工程として加える。ドバノールR91−2.5お
よびアセチルトリエチルサイトレート(存在するならば)および過酸化ジベンゾ
イル(存在するならば)を含む疎水性混合物を調製する。
次いで、混合しながら、前記疎水性混合物を前記親水性混合物に注ぐ。
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VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 疎水性液体成分および親水性アミンオキシド界面活性剤と疎水性界面活 性剤とを含んでなる乳化系を含有することを特徴とする、pH7以下を有する水 性乳濁液。 2. 前記疎水性液体成分が、漂白活性剤、疎水性活性酸素源、香料、疎水性 溶媒、酵素、疎水性ラジカル捕捉剤、疎水性キレート化剤、重合体、またはそれ らの混合物である、請求項1に記載の乳濁液。 3. 前記疎水性液体成分が、疎水性活性酸素源(好ましくは疎水性ジアルキ ルペルオキシド、疎水性ジアシルペルオキシド、疎水性予備生成過カルボン酸、 疎水性有機および無機ペルオキシド、またはそれらの混合物の群から選ばれる) および/または漂白活性剤(好ましくはテトラアセチルエチレンジアミン、3, 5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジペル オキシドデカン酸、ペルオキシアジピン酸のノニルアミド、n−ノナノイルオキ シベンゼンスルホネート、N−アシルカプロラクタム、アセチルトリエチルサイ トレートまたはそれらの混合物の群から選ばれる)である、請求項1または2の いずれか1項に記載の乳濁液。 4. 前記乳濁液が、全乳濁液の0.1〜40重量%、好ましくは0.1〜2 0重量%、より好ましくは0.1〜15重量%の前記疎水性液体成分またはそれ らの混合物を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の乳濁液。 5. 前記乳濁液が、過酸化水素、ペルサルフェート、過硫酸、ペルカーボネ ート、金属親水性ペルオキシド、ペルボレート、過ケイ酸塩、またはそれらの混 合物の群から選ばれる親水性活性酸素源(好ましくは過酸化水素またはモノペル サルフェート)を更に含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の乳濁液。 6. 前記乳濁液が、全乳濁液の0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜2 0重量%、より好ましくは0.1〜15重量%の前記親水性活性酸素源またはそ れらの混合物を含む、請求項7に記載の乳濁液。 7. 前記疎水性界面活性剤が、HLB 11まで、好ましくは10未満、よ り好ましくは9未満を有する界面活性剤である、請求項1〜6のいずれか1項に 記載の乳濁液。 8. 前記疎水性界面活性剤が、非イオン界面活性剤である、請求項1〜7の いずれか1項に記載の乳濁液。 9. 前記乳濁液が、全乳濁液の0.1〜30重量%、好ましくは1〜15重 量%、より好ましくは1〜10重量%の前記疎水界面活性剤またはそれらの混合 物を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の乳濁液。 10. 前記親水性アミンオキシド界面活性剤が、下記の式 R1R2R3NO (式中、R1は線状または分枝C6〜C24アルキル基であり、飽和または不飽和で あり、好ましくはC6〜C18アルキル基、より好ましくはC6〜C12であり、R2 およびR3は独立に炭素数1〜4、好ましくは炭素数1〜3の置換または非置換 線状または分枝アルキル基であり、より好ましくはメチル基である)を有するア ミンオキシド界面活性剤である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の乳濁液。 11. 前記乳濁液が、全乳濁液の0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜 30重量%、より好ましくは1〜10重量%の前記親水性アミンオキシド界面活 性剤またはそれらの混合物を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の乳濁 液。 12. pH7未満、好ましくは0〜5、より好ましくは0〜4を有する、請 求項1〜11のいずれか1項に記載の乳濁液。 13. (a)少なくとも前記疎水性界面活性剤、および前記疎水性液体成分 およびそれらの混合物を含む疎水性混合物を調製し、 (b)少なくとも水、前記親水性アミンオキシド界面活性剤および前記親水性 活性酸素源(存在するならば)を含む親水性混合物を調製し、 (c)前記疎水性混合物および前記親水性混合物を一緒に混合する ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の乳濁液の製法。
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