JPH09304895A - 現像液、定着液、ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、固体現像剤、固体定着剤及びこれらの固体処理剤を用いたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

現像液、定着液、ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、固体現像剤、固体定着剤及びこれらの固体処理剤を用いたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH09304895A
JPH09304895A JP8197497A JP19749796A JPH09304895A JP H09304895 A JPH09304895 A JP H09304895A JP 8197497 A JP8197497 A JP 8197497A JP 19749796 A JP19749796 A JP 19749796A JP H09304895 A JPH09304895 A JP H09304895A
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halide photographic
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Hiroyuki Yanagisawa
宏幸 柳澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 空気酸化耐性に優れ感度変動がなく、金属イ
オンの存在でもスラッジ故障がなく、輸送コスト、作業
環境の改善されたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を提供することである。 【解決手段】 1.下記一般式(1)で表される化合物
及び下記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表され
る化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有す
る現像液。2.下記一般式(2)及び/又は一般式
(3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料用の定着液。3.これらの現像液、定着液を用い
たハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀写真感
光材料用現像液、ハロゲン化銀写真感光材料用定着液、
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、ハロゲン化銀写
真感光材料用固体現像剤、ハロゲン化銀写真感光材料用
固体定着剤及びこれらの固体処理剤を用いたハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療診断用ハロゲン化銀写真感光
材料(以下、単に感光材料ともいう)の現像処理には現
像主薬としてハイドロキノンに代表されるジヒドロキシ
ベンゼン類が用いられてきた。しかしながら、これらジ
ヒドロキシベンゼン類を用いた現像液は保恒性を持たせ
るために亜硫酸塩などの保恒剤を含有させる必要があ
る。また、空気酸化により褐色に変色して色汚染を起こ
し、更に作業場の安全性から好ましくない。
【0003】ジヒドロキシベンゼン類に代わる現像主薬
としてレダクトン類を使用する技術が知られているが、
レダクトン類は酸化による色汚染がなく、アスコルビン
酸、エリソルビン酸等は食品添加物として使用されてお
り生体に対して安全である等の利便性に優れる。
【0004】しかし、レダクトン類を含有する現像液は
アルカリ性での酸化速度が速く、加水分解して酸を放出
し現像液のpHを下げるため、処理する感光材料の感度
変動が大きい欠点を有している。
【0005】感光材料を現像する場合、現像及び定着液
中にしばしばカルシウムイオンが混入し、現像液中の炭
酸塩、亜硫酸塩と反応し炭酸カルシウム、亜硫酸カルシ
ウムなどの沈殿が生成し現像液内に浮遊して処理フィル
ムを汚染する。
【0006】また現像処理機の槽壁及び搬送ローラーに
付着して処理フィルムを汚染する、いわゆるスラッジ故
障の原因となるため、エチレンジアミン四酢酸(EDT
A)、ニトリロ三酢酸(NTA)などのキレート剤を用
いる方法が知られているが、これらのキレート剤は痕跡
程度の鉄イオン又は銅イオンの存在下現像主薬との共存
で生成したキレート化合物が現像主薬の空気酸化を促進
する好ましくない性質が見られる。更に、現像処理槽と
同様に、定着処理槽へのカルシウムイオンの混入は定着
槽及び搬送ローラーでのスラッジ故障の原因となる。
【0007】また、EDTAは、近年地球環境保全の立
場から、生分解性がほとんどなく環境に悪影響を及ぼす
ことで一部地域で使用制限の動きがある。
【0008】更に1995年度より、写真処理廃液の海
洋投棄が禁止され、焼却処理が行われているが、処理廃
液の陸上処理はエネルギー及びコストの高騰を招き、処
理廃液の抑制のため補充量の低減が望まれていた。しか
し処理廃液の低減は、処理槽中の液の停滞時間を長くし
処理液の酸化疲労を起こし、処理する感光材料の濃度や
ガンマの低下を招き処理安定性が劣化する欠点を有す
る。
【0009】また、現在多くの感光材料用処理液は、単
に水で希釈して使用できる濃縮液として販売されている
が、この濃縮液は重量、容積が大きく、輸送コストや作
業能率の悪さが指摘されてきた。
【0010】従って、写真性能(感度、ガンマ、カブ
リ)の変動、スラッジの発生がなく、作業環境のよい低
補充の感光材料の処理方法が望まれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、空気
酸化耐性に優れ写真性能(感度、ガンマ、カブリ)の変
動がなく、金属イオンの存在下でもスラッジ故障がな
く、輸送コスト、作業環境の改善された感光材料の処理
方法、現像液、定着液、固体現像剤及び固体定着剤を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記の構
成により達成される。
【0013】1.下記一般式(1)で表される化合物及
び下記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用現像液。
【0014】
【化4】
【0015】〔式中、R1及びR2はヒドロキシ基、メル
カプト基、各々置換、無置換のアミノ基、アシルアミノ
基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニル
アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基若しくはアル
キルチオ基を表し、Zは各々置換、無置換の5〜6員の
炭素環若しくは複素環を形成するに必要な原子群を表
し、該炭素環及び複素環は置換、無置換の縮合環を形成
してもよい。〕
【0016】
【化5】
【0017】〔式中、Bは水素原子、OH又はCH2
OOM1を表し、Bが水素原子である場合、A1〜A9
それぞれ水素原子、OH、Cn2n+1又は(CH2m
(ここでnは1〜3の整数、mは0〜3の整数、XはC
OOM1、NH2、OH)を表し、n1=1、n2=1、n
3+n4は1〜4の整数であり、A1〜A5の全てが水素原
子であることはない、BがOH又はCH2COOM1であ
る場合、n1及びn2はn1+n2=2となる整数であり、
3=0、n4=1であり、A1、A8、A9は水素原子を
表し、A2〜A5はそれぞれ水素原子、OH、COO
1、PO3(M12、CH2COOM1、CH2OH又は
低級アルキルを表す、但し、A2〜A5の少なくとも1つ
はCH2COOM1、COOM1又はPO3(M12であ
り、M及びM1は水素原子、アルカリ金属原子又はアン
モニウム基を表す。〕
【0018】
【化6】
【0019】〔式中、A10〜A13はそれぞれCOOM2
又はOHを表し、n5〜n8はそれぞれ0〜2の整数を表
し、R3〜R6はそれぞれ水素原子、OH又は低級アルキ
ル基を表し、Xは炭素原子数2〜6のアルキレン基又は
−(B1O)m1−B2−(ここで、B1、B2はそれぞれ炭
素原子数1〜5のアルキレン基、m1は1〜5の整数)
を表し、M2は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモ
ニウム基を表す。〕 2.前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表され
る化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用定着
液。
【0020】3.前記一般式(1)で表される化合物及
び前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する
現像液及び前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で
表される化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を
含有する定着液で処理することを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法。
【0021】4.前記処理方法が、前記現像液にハロゲ
ン化銀写真感光材料を処理しつつ前記一般式(1)で表
される化合物及び前記一般式(2)及び/又は一般式
(3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
化合物を含有する現像補充液を補充して行われることを
特徴とする3に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
【0022】5.前記現像液のpHが9.5以上10.
5以下であり、前記現像補充液のpHが10.0以上1
1.0以下である3又は4に記載のハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法。
【0023】6.前記一般式(1)で表される化合物及
び前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用固体現像
剤。
【0024】7.現像補充液が前記固体現像剤を水で溶
解して調製した現像補充液であることを特徴とする3〜
5の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。
【0025】8.前記一般式(2)及び/又は一般式
(3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料処理用固体定着剤。
【0026】9.定着補充液が前記固体定着剤を水に溶
解して調製した定着補充液であることを特徴とする3に
記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0027】10.前記一般式(2)又は一般式(3)
で表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を
選択的に用いることを特徴とする1に記載のハロゲン化
銀写真感光材料用現像液。
【0028】11.前記一般式(2)又は一般式(3)
で表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を
選択的に用いることを特徴とする2に記載のハロゲン化
銀写真感光材料用定着液。
【0029】12.前記一般式(2)又は一般式(3)
で表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を
選択的に用いることを特徴とする3、4、5、7又は9
に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0030】13.前記一般式(2)又は一般式(3)
で表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を
選択的に用いることを特徴とする6に記載のハロゲン化
銀写真感光材料用固体現像剤。
【0031】14.前記一般式(2)又は一般式(3)
で表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を
選択的に用いることを特徴とする8に記載のハロゲン化
銀写真感光材料処理用固体定着剤。
【0032】以下、本発明を詳細に説明する。
【0033】一般式(1)について詳細に説明する。
【0034】一般式(1)において、R1、R2はヒドロ
キシ基、メルカプト基、各々置換、無置換のアミノ基、
アシルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリー
ルスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基
若しくはアルキルチオ基を表し、Zは各々置換、無置換
の5〜6員の炭素環若しくは複素環を形成するに必要な
原子群を表し、該炭素環及び複素環は置換、無置換の縮
合環を形成してもよい。
【0035】本発明の前記一般式(1)で表される化合
物は、レダクトン類として総称されている化合物であ
り、R1、R2はそれぞれ、ヒドロキシ基、メルカプト
基、アミノ基(置換基としては炭素数1〜10のアルキ
ル基、例えばメチル基、エチル基、n−ブチル基、ヒド
ロキシエチル基などを置換基として含むものを含む)、
アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基、ベンゾイル
アミノ基など)、アルキルスルホニルアミノ基(例えば
メタンスルホニルアミノ基など)、アリールスルホニル
アミノ基(例えばベンゼンスルホニルアミノ基、p−ト
ルエンスルホニルアミノ基など)、アルコキシカルボニ
ルアミノ基(例えばメトキシカルボニルアミノ基、エト
キシカルボニルアミノ基など)、アルキルチオ基(例え
ばメチルチオ基、エチルチオ基など)を表す。
【0036】R1、R2の好ましい例としては、ヒドロキ
シ基、アミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリー
ルスルホニルアミノ基を挙げることができる。Zは置
換、未置換の5〜6員環若しくは複素環とを形成するに
必要な原子群を表し、該炭素環及び複素環は置換、未置
換の縮合環を形成してもよい。
【0037】Zを構成する原子群の具体例として、−O
−,−C(R7)(R8)−、−C(R9)=、−C(=
O)−、−N(R10)−、−N=を組み合わせて構成さ
れる。但しR7、R8、R9、R10は水素原子、炭素数1
〜10の置換、未置換のアルキル基(例えば置換基とし
てヒドロキシ基、カルボキシル基、スルホ基を挙げるこ
とができる)、炭素数6〜15の置換、無置換のアリー
ル基(例えば置換原子、置換基としてアルキル基、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、スルホ基な
どを挙げることができる)、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基を表す。
【0038】更にこの5〜6員環には飽和或いは不飽和
の縮合環を形成してもよい。この5〜6員環の例として
は、ジヒドロフラノン環、ジヒドロピロン環、ピラノン
環、シクロペンテノン環、シクロヘキセノン環、ピロリ
ノン環、ピラゾリノン環、ピリドン環、アザシクロヘキ
セノン環、ウラシル環などが挙げられ、これらの中で好
ましい5〜6員環としては、ジヒドロフラノン環、シク
ロペンテノン環、シクロヘキセノン環、ピラゾリノン
環、アザシクロヘキセノン環、ウラシル環を挙げること
ができる。
【0039】以下に本発明の一般式(1)で表される化
合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0040】
【化7】
【0041】
【化8】
【0042】
【化9】
【0043】
【化10】
【0044】これらの化合物は、市販品として容易に入
手できるか、或いは容易に公知の合成法で合成すること
ができる。
【0045】上記、例示化合物中で好ましい化合物はア
スコルビン酸(例示1−1)及びその塩(ナトリウム、
カリウム、リチウム塩等)またアスコルビン酸の光学異
性体であるエリソルビン酸及びその塩類も好ましい。
【0046】これらレダクトン類は、現像液中に5〜1
00g/リットル含有するのが好ましく、より好ましく
は10〜50g/リットルである。5g/リットル未満
では十分な現像性が得られないことがあり、100g/
リットルを越えると経時変化による処理安定性が低下す
ることがある。
【0047】次に、一般式(2)、(3)で表される化
合物について説明する。
【0048】一般式(2)において、Bは水素原子、O
H又はCH2COOM1を表し、Bが水素原子である場
合、A1〜A9はそれぞれ水素原子、OH、Cn2n+1
は(CH2mX(ここでnは1〜3の整数、mは0〜3
の整数、XはCOOM1、NH2、OHを表し、n1
1、n2=1、n3+n4は1〜4の整数であり、A1〜A
5の全てが水素原子であることはない、BがOH又はC
2COOM1の場合、n1及びn2はn1+n2=2となる
整数であり、n3=0、n4=1であり、A1、A8、A9
は水素原子を表し、A2〜A5はそれぞれ水素原子、O
H、COOM1、PO3(M12、CH2COOM1、CH
2OH又は低級アルキル(例えば、メチル、エチル、i
so−プロピル、ブチル、ペンチル基等)を表す、但
し、A2〜A5の少なくとも1つはCH2COOM1、CO
OM1又はPO3(M12であり、M及びM1は水素原
子、アルカリ金属原子(例えばNa、K,Li等)又は
アンモニウム基を表す。
【0049】一般式(3)において、A10〜A13はそれ
ぞれCOOM2又はOHを表し、n5〜n8はそれぞれ0
〜2の整数を表し、R3〜R6はそれぞれ水素原子、O
H、又は低級アルキル基(例えば、メチル、エチル、i
so−プロピル、ブチル、ペンチル等の各基等)を表
し、Xは炭素原子数2〜6のアルキレン基(例えば、エ
チレン、プロピレン、ブチレン、ヘキシレン等の各基
等)、又は−(B1O)m1−B2−(ここで、B1、B2
それぞれ炭素原子数1〜5のアルキレン基(例えば、メ
チレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン
等の各基等)、m1は1〜5の整数を表し、M2は水素原
子、アルカリ金属原子(例えばNa、K,Li等)又は
アンモニウム基を表す。
【0050】以下一般式(2)及び(3)で表される化
合物(以下、本発明のキレート剤ともいう)の好ましい
具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるもので
はない、
【0051】
【化11】
【0052】
【化12】
【0053】
【化13】
【0054】
【化14】
【0055】
【化15】
【0056】
【化16】
【0057】
【化17】
【0058】
【化18】
【0059】
【化19】
【0060】
【化20】
【0061】
【化21】
【0062】
【化22】
【0063】
【化23】
【0064】
【化24】
【0065】
【化25】
【0066】上記、一般式(2)又は(3)で表される
化合物は市販品として容易に入手できるか、或いは特開
昭63−199295号、特開平3−173857号等
に記載の方法で合成することができる。
【0067】一般式(2)又は(3)で表される化合物
は、いかなる光学異性体であってもよく、[S,S]
体、[S,R]体、[R,S]体、[R,R]体であっ
てもよい。例えば例示化合物3−1の光学異性体は、下
記文献記載のごとき[S,S]体でも[S,R]体でも
[R,R]体でも、更にはこれらの光学異性体の混合物
であってもよい。
【0068】また、本発明の目的であるスラッジ故障の
低減のためには、前記光学異性体の中でも[S,S]体
を選択的に用いるのが好ましい。また、これらの光学異
性体はL体のアミノ酸を原料として合成される化合物が
好ましい。
【0069】更に、[S,S]体は生分解がし易いと言
う点でも好ましい。ここで選択的とは光学異性体の混合
物のうち70%以上が該[S,S]体であることであ
り、更に好ましくは90%以上が[S,S]体で占め
る。
【0070】[S,S]体の選択合成法は、Umeza
waらによるThe Journal ofAntib
iotics Vol.XXXVIINo.4pp42
6(Apr.1984)等に記載の方法で容易に合成す
ることができる。
【0071】本発明の上記一般式(2)又は(3)で表
される化合物は現像液に0.005〜1モル/リットル
含有させるのが好ましく、特に0.01〜0.05モル
/リットル含有させるのが好ましい。含有量が0.00
5モル/リットル未満では現像主薬の保恒性が悪くなり
やすく、処理安定性が劣化しやすく、0.1モル/リッ
トルを越えると現像性が悪くガンマ(γ)の低下を招く
おそれがある。
【0072】一般式(2)又は(3)で表される化合物
の定着液への添加は、定着液中のカルシウムイオンが十
分に補足される量であればよく、0.005〜1モル/
リットル含有させるのが好ましく、特に0.01〜0.
05モル/リットル含有させるのが好ましい。
【0073】また、上記一般式(2)又は(3)で表さ
れる化合物は併用してもよく、この場合の添加量は両者
の合計量が上記添加量であることが好ましい。
【0074】本発明の現像液のpHは9.5〜10.5
であることが好ましく、pH9.5未満では現像性が悪
く十分な濃度とガンマが得られず、またpH10.5を
越えると経時のpH変動が大きく処理安定性が劣化し、
カブリも増大する。
【0075】本発明の現像及び定着液の補充法として
は、補充タンク中で本発明の固体現像補充剤に希釈水を
加えて溶解し調製した現像補充液を処理量情報に基づい
て補充することが好ましい。補充量としては50ml/
2以上200ml/m2以下が好ましい。
【0076】本発明の現像及び定着液を固体化するに
は、濃厚液又は微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着
剤を混練し成型するか、仮成型した現像及び定着剤の表
面に水溶性結着剤を噴霧したりすることで被覆層を形成
する等、任意の手段が採用できる(特開平4−2913
6号、同4−85535号、同4−85536号、同4
−85533号、同4−85534号、同4−1723
41号参照)。
【0077】好ましい錠剤の製造法としては粉末状の固
体現像及び定着剤を造粒した後、打錠工程を行い形成す
る方法である。単に固体現像及び定着剤成分を混合し打
錠工程により形成された固体現像及び定着剤より溶解性
や保存性が改良され結果として写真性能も安定になると
いう利点がある。
【0078】錠剤形成のための造粒方法は転動造粒、押
し出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、攪拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等公知の方法を用いることが出来る。
錠剤形成は、得られた造粒物の平均粒径を造粒物を混合
し、加圧圧縮する際、成分の不均一化、いわゆる偏析が
起こりにくいという点で、100〜800μmのものを
用いることが好ましく、より好ましくは200〜750
μmである。更に粒度分布は造粒物粒子の60%以上が
±100〜150μmの偏差内にあるものが好ましい。
次に得られた造粒物を加圧圧縮する際には公知の圧縮
機、例えば油圧プレス機、単発式打錠機、ロータリー式
打錠機、プリケッティングマシンを用いることが出来
る。加圧圧縮されて得られる固体現像及び定着剤は任意
の形状を取ることが可能であるが、生産性、取扱い性の
観点から又はユーザーサイドで使用する場合の粉塵の問
題からは円筒型、いわゆる錠剤が好ましい。
【0079】更に好ましくは造粒時、各成分毎、例えば
アルカリ剤、還元剤、保恒剤等を分別造粒することによ
って更に上記効果が顕著になる。
【0080】錠剤現像剤及び定着剤の製造方法は、例え
ば、特開昭51−61837号、同54−155038
号、同52−88025号、英国特許1,213,80
8号等に記載される一般的な方法で製造できる。更に顆
粒処理剤は、例えば、特開平2−109042号、同2
−109043号、同3−39735号及び同3−39
739号等に記載される一般的な方法で製造できる。更
にまた粉末処理剤は、例えば、特開昭54−13333
2号、英国特許725,892号、同729,862号
及びドイツ特許3,733,861号等に記載されるが
如き一般的な方法で製造できる。
【0081】上記の固体現像及び定着剤の嵩密度は、そ
の溶解性の観点と、本発明の目的の効果の点から錠剤で
ある場合1.0g/cm3〜2.5g/cm3が好まし
く、1.0g/cm3より大きいと得られる固形物の強
度の点で、2.5g/cm3より小さいと得られる固形
物の溶解性の点でより好ましい。固体現像及び定着剤が
顆粒又は粉末である場合嵩密度は0.40〜0.95g
/cm3のものが好ましい。
【0082】本発明の固体現像及び定着剤の固体錠剤化
は現像及び定着剤の他、リンス剤等の写真用処理剤に用
いられる。本発明の効果とりわけ写真性能を安定化させ
る効果が大きいのは現像剤である。
【0083】更に、本発明の固体現像及び定着剤はある
現像剤の1部の成分のみ固体化することも本発明の範囲
に入るが、より好ましくは該現像及び定着剤の全成分が
固体化されていることである。各成分は別々の固体現像
及び定着剤として成型され、同一包装されていることが
望ましい。又別々の成分が定期的にくり返し投入される
順番に包装されていることも望ましい。
【0084】処理量情報に応じて処理液を補充する補充
法においては、現像槽の他、各処理槽に補充する処理液
全てを固体処理剤として形成することが好ましい。補充
水が必要な場合には、処理量情報又は別の補充水制御情
報にもとづき補充水が補充される。この場合処理槽に補
充する液体は補充水のみとすることが出来る。つまり、
補充が必要な処理槽が2種類以上の複数であった場合
に、補充水を共有することによって補充用液体を貯留す
るタンクは1つで済み、自動現像機のコンパクト化が図
れる。補充水タンクは外部に外置きでも、自動現像機に
内蔵してもよく、内蔵するのは省スペース等の点からも
好ましい。
【0085】本発明の現像剤中には、保恒剤として特開
平6−138591号記載の亜硫酸塩の他、有機還元剤
を保恒剤として用いることができる。その他に特願平4
−586323号記載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物を用
いることができる。また銀スラッジ防止剤として特開平
5−289255号、特開平6−308680号(一般
式[4−a][4−b])記載の化合物を添加すること
も好ましい。シクロデキストリン化合物の添加も好まし
く、特開平1−124853号記載の化合物が特に好ま
しい。
【0086】本発明の現像液にはアミン化合物を添加す
ることもでき、米国特許4,269,929号記載の化
合物が特に好ましい。
【0087】本発明の現像液には、緩衝剤を用いること
が必要で、緩衝剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、リン酸三ナ
トリウム、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム、ホウ
酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、四ホウ酸ナトリウム
(ホウ酸)、四ホウ酸カリウム、o−ヒドロキシ安息香
酸ナトリウム(サリチル酸ナトリウム)、o−ヒドロキ
シ安息香酸カリウム、5−スルホ−2−ヒドロキシ安息
香酸ナトリウム(5−スルホサリチル酸ナトリウム)、
5−スルホ−2−ヒドロキシ安息香酸カリウム(5−ス
ルホサリチル酸カリウム)等を挙げることができる。
【0088】現像促進剤としては、公知のチオエーテル
系化合物、p−フェニレンジアミン系化合物、4級アン
モニウム塩類、p−アミノフェノール類、ポリアルキレ
ンオキサイド、その他1−フェニル−3−ピラゾリドン
類、ヒドラジン類、メソイオン型化合物、イオン型化合
物、イミダゾール類、等を必要に応じて添加することが
できる。
【0089】カブリ防止剤としては、沃化カリウムの如
きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール、6−ニトロベンゾイミダゾール、5−ニ
トロイソインダゾール、5−メチルベンゾトリアゾー
ル、5−ニトロベンゾトリアゾール、5−クロロ−ベン
ゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベンゾイミダゾー
ル、2−チアゾリルメチル−ベンゾイミダゾール、イン
ダゾール、ヒドロキシアザインドリジン、アデニンの如
き含窒素ヘテロ環化合物を代表例1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾールを例として挙げることができる。
【0090】その他ステイン防止剤、スラッジ防止剤、
重層効果促進剤等各種添加剤を用いることができる。
【0091】処理に先立ち、スターターを添加すること
も好ましく、スターターを固体化して添加することも好
ましい。スターターとしてはポリカルボン酸化合物の如
き有機酸の他にKBrの如きアルカリ金属のハロゲン化
物や有機抑制剤、現像促進剤が用いられる。
【0092】本発明に使用される定着は定着剤として
は、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムなどの
定着剤を含有した定着液を用いることができ、このうち
定着速度の点でチオ硫酸アンモニウムが好ましい。これ
らの定着剤は一般には約0.1〜6モル/リットルの量
で用いられる。
【0093】定着液には硬膜剤として水溶性アルミニウ
ム塩を含んでいてもよく、更に塩化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、カリ明ばんなどが挙げられる。
【0094】定着液には、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、グルコン酸或はそれらの誘導体を、単一又は組み合
わせて使用することが出来る。これらの化合物は定着液
1リットル当たり0.01モル以上含有するのが有効
で、0.05〜0.3モルが特に有効である。
【0095】定着液のpHは3.8以上で、好ましくは
4.2〜7.0を有するものが好ましい。定着硬膜或は
亜硫酸臭気などを考慮すると4.3〜4.8がより好ま
しい。
【0096】その他、定着液には公知の化合物を添加で
きる。pH緩衝剤、硬膜剤、保恒剤などが添加でき、そ
の他に硬膜剤として重亜硫酸塩付加物や公知の定着促進
剤も用いることができる。
【0097】現像、定着処理が済んだ感光材料は、続い
て水洗又は安定化処理される。水洗又は安定化処理は、
ハロゲン化銀写真感光材料1m2当たり3リットル以下
の補充量(0も含む。即ち溜め水水洗で行うことが出来
る)で節水処理が可能となるのみでなく、自動現像機設
置の配管を不要とすることができる。
【0098】水洗を少量の水で行う場合は、特開昭63
−18350号、同62−287252号などに記載の
スクイズローラーの洗浄槽を設けることがより好まし
い。又、少量水洗時に問題となる公害負荷低減のため
に、種々の酸化剤添加やフィルター濾過を組み合わせて
もよい。更に水洗又は安定化浴に、防黴手段を施した水
を処理に応じて補充することによって、生ずる水洗又は
安定化浴からのオーバーフロー液の1部又は全部は特開
昭60−235133号に記載されているように、その
前の処理工程である定着能を有する処理液に利用するこ
ともできる。
【0099】又、少量水洗時に発生し易い水泡ムラ防止
及び/又はスクイズローラーに付着する処理剤成分が、
処理されたフィルムに転写することを防止するために水
溶性界面活性剤や消泡剤を添加してもよい。又、感光材
料から溶出した染料による汚染防止に、特開昭63−1
63456号記載の色素吸着剤を水洗槽に設置してもよ
い。又、前記水洗処理に続いて安定化処理する場合もあ
り、その例として特開平2−201357号、同2−1
32435号、同1−102553号、特開昭46−4
4446号などに記載の化合物を含有した浴を感光材料
の最終浴として使用してもよい。この安定浴にも必要に
応じてアンモニウム化合物、Bi、Alなどの金属化合
物、蛍光増白剤、膜pH調節剤、硬膜剤、殺菌剤、防黴
剤、アルカノールアミンや界面活性剤を加えることがで
きる。
【0100】水洗工程若しくは安定化工程に用いられる
水としては水道水のほか脱イオン処理した水やハロゲ
ン、紫外線殺菌灯や各種酸化剤(オゾン、過酸化水素、
塩素酸塩など)等によって殺菌された水を使用すること
ができる。
【0101】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る、なお、当然のことではあるが、本発明は以下に述べ
る実施例に限定されるものではない。
【0102】実施例1 現像液の調製 現像液として、下記処方の現像濃厚液を調製した。
【0103】 現像濃厚液処方(1リットル仕上げ用) Aパート 純水 120g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 190g 炭酸水素ナトリウム 20g 硼酸 20g キレート剤(例示化合物) 表2記載の量 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 50mg 5−メチルベンゾトリアゾール 150mg 本発明の現像剤(例示1−1) 30g 水酸化カリウム(50%水溶液) 70g Bパート 酢酸(90%水溶液) 20g トリエチレングリコール 3.0g N−アセチル−D,L−ペニシラミン 0.2g 純水 10g Cパート グルタルアルデヒド 4.0g 純水 14.0g 現像液の調製 現像液の調製は、A、B、Cパートを混合し、水道水で
1リットルに仕上げ、酢酸又は水酸化カリウムを添加し
てpHを10.14に調整し現像液を調製した。この現
像液1リットル当たり20mlの下記のスターターを添
加し、pHを10.00に調整して使用液とした。
【0104】 スターター処方(1リットル仕上げ用) 氷酢酸 2.98g 臭化カリウム 4.0g 水を加えて1リットルに仕上げる 定着濃厚液処方(1リットル仕上げ用) 純水 260g 亜硫酸ナトリウム 16.7g 硼酸 5g β−アラニン 30g 酢酸ナトリウム 13g 酢酸 19g 本発明のキレート剤(例示化合物3−1) 8.2g 硫酸アルミニウム 8g チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 260g 定着液の調製は、上記定着濃厚液を水道水で1リットル
に仕上げ、硫酸と水酸化ナトリウムを用いてpHを4.
4に調整し、これを定着液使用液及び定着補充液とし
た。
【0105】固体処理剤の調製 次に以下の操作(A)、(B)に従って固体現像補充用
錠剤を作製した。
【0106】操作(A) 現像主薬表2記載の量を市販のバンダムミル中で平均粒
径10μmになるまで粉砕する。この微粉末に、亜硫酸
ナトリウム3000g、亜硫酸カリウム2000g、1
−フェニル−3−ピラゾリドン1000gを加えミル中
で30分間混合して市販の撹拌造粒機中で室温にて約1
0分間、30mlの水を添加することにより造粒した
後、造粒物を流動層乾燥機で40℃にて2時間乾燥して
造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このようにして調
製した造粒物にポリエチレングリコール♯6000を1
00g、25℃40%RH以下に調湿された部屋で混合
機を用いて10分間均一に混合した後、得られた混合物
を菊水製作所(株)製タフプレストコレクト1527H
Uを改造した打錠機により1錠当たりの充填量を3.6
4gにして圧縮打錠を行い、2500個の現像補充液用
錠剤A剤を作製した。
【0107】操作(B) 本発明の例示化合物表2記載の量、炭酸カリウム400
0g、5−メチルベンゾトリアゾール10g、1−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾール7g、2−メルカプ
トヒポキサンチン5g、水酸化カリウム200g、N−
アセチル−D,L−ペニシラミン3gを操作(A)と同
様、粉砕、造粒する。水の添加量は300mlとし、造
粒後、50℃で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完
全に除去する。このようにして得られた混合物を菊水製
作所(株)社製タフプレストコレクト1527HUを改
造した打錠機により1錠当たりの充填量を1.77gに
して圧縮打錠を行い、2500個の現像補充液用錠剤B
剤を作製した。
【0108】次に以下の操作で定着補充液用錠剤を作製
した。
【0109】操作(C) チオ硫酸アンモニウム/チオ硫酸ナトリウム(70/3
0重量比)14000g、亜硫酸ナトリウム1500
g、本発明のキレート剤300gを粉砕した後、市販の
混合機で均一に混合する。次に操作(A)と同様にし
て、水の添加量を500mlにして造粒を行う。造粒
後、造粒物を60℃で30分間乾燥して造粒物の水分を
ほぼ完全に除去する。このようにして、調整した造粒物
にN−ラウロイルアラニンナトリウム4gを添加し、2
5℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用い
て3分間混合する。次に得られた混合物を菊水製作所
(株)社製タフプレストコレクト1527HUを改造し
た打錠機により1錠当たりの充填量を6.32gにして
圧縮打錠を行い、2500個の定着補充液用錠剤C剤を
作製した。
【0110】操作(D) ホウ酸1000g,硫酸アルミニウム・18水塩150
0g,酢酸水素ナトリウム(氷酢酸と酢酸ナトリウムを
等モル混ぜ乾燥させたもの)3000g,酒石酸200
gを操作(A)と同様、粉砕、造粒する。水の添加量は
100mlとし、造粒後、50℃で30分間乾燥して造
粒物の水分をほぼ完全に除去する。このようにして、調
整したものにN−ラウロイルアラニンナトリウム4gを
添加し、3分間混合した後、得られた混合物を菊水製作
所(株)社製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たりの充填量を4.562gに
して圧縮打錠を行い、1250個の定着補充液用錠剤D
剤を作製した。
【0111】 現像液用スターター 氷酢酸 2.98g KBr 4.0g 水を加えて1lとした。
【0112】現像液の処理開始(ランニング開始)時に
は現像補充液用錠剤A剤412個、B剤824個を水に
溶解、希釈水で希釈して16.5リットルに調製した。
【0113】現像液に対してスターター330mlを添
加した液をスタート液として現像槽を満たし、定着槽に
は前記定着補充液用錠剤C剤1154個、D剤721個
を現像液同様に水に溶解、希釈水で希釈して16.5リ
ットルに調製し定着槽に満たしてスタート状態とし、更
に現像溶解槽及び定着溶解槽の各々片方に補充液として
満たして処理を開始した。スターターを添加した現像液
のpHは10.45であった。
【0114】医療用X線フィルムSG−R(コニカ
[株]製)に現像処理後の光学濃度が1.0となるよう
に露光を施し、4ツ切りサイズ(245mm×305m
m)100枚/日を30日間続けてランニングを行っ
た。ランニングには自動現像機SRX−503(コニカ
(株)社製)に固体処理剤の投入部材及び現像,定着そ
れぞれに2リットルの溶解槽を2槽ずつ設け、更に2槽
の溶解槽から処理槽への補充部材を設けて、処理速度が
30秒で処理できるように改造したものを用いた。
【0115】ランニング中は現像液溶解槽には感光材料
0.62m2あたり上記A,B剤が各2個と水を76m
lの割合で添加して、溶解槽から処理槽への現像液の補
充量は感光材料0.62m2当たり80mlを補充し
た。A、Bを38mlの水に溶解したときのpHは1
0.70であった。
【0116】定着溶解槽には感光材料1m2当たり20
0mlを補充した。感光材料0.62m2当たり上記C
剤を2個とD剤を1個及び水を74mlの割合で溶解槽
に添加し、溶解槽から処理槽への定着液補充量は感光材
料0.62m2当たり80mlを補充した。各処理剤1
個に対して水の添加速度は処理剤の添加とほぼ同時に開
始し処理剤の溶解速度におおよそ比例して10分間等速
で添加した。このときの溶解は循環ポンプにより15リ
ットル/minのスピードで循環させて溶解させた。な
おこのときの溶解時間は現像液溶解槽1槽が7.5mi
nで定着液溶解槽1槽が5.0minであった。
【0117】 処理条件 現 像 35℃ 8.2秒 定 着 33℃ 5.0秒 水 洗 常温 4.5秒 スクイズ − 1.6秒 乾 燥 40℃ 5.7秒 計 − 30 秒 比較処理方法 比較処理法として、下記処方の現像処理剤を用いて現像
温度35℃、定着温度33℃、水洗温度20℃で全処理
時間45秒で処理した。補充量は現像液補充量278m
l/m2、定着液補充量は420ml/m2として処理
した。
【0118】 比較現像液処方(1リットル処方) Part−A 水酸化カリウム 37.5g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 190g EDTA、DTPA、HEDTAから選ばれる キレート剤の1種 表2記載の量 炭酸水素ナトリウム 11g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.1g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.02g 1,4−ジヒドロキシベンゼン又は例示化合物1−1 30g Part−B 氷酢酸 14g トリエチレングリコール 15g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1.8g 5−ニトロインダゾール 0.03g スターター液処方(1リットル処方) 氷酢酸 120g 臭化カリウム 225g 水を加えて 1.0lに仕上げる 比較定着液処方(1リットル処方) Part−A チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 333g 亜硫酸ナトリウム 6g 酢酸ナトリウム・3水塩 25g クエン酸ナトリウム 2.8g グルコン酸 3.9g 1−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−5−メルカプトテトラゾール 1g Part−B 硫酸アルミニウム 44g 比較現像液の調製 比較現像液の調製は、水にPart−A、Part−B
を同時添加し、撹拌溶解しながら水を追加し1リットル
に仕上げ、氷酢酸又は水酸化カリウムでpHを10.4
0に調整し比較現像液及び比較現像補充液とした。
【0119】この現像液1リットル当たり20mlのス
ターター液を添加し、pHを10.26に調整して使用
液とした。
【0120】比較定着液の調製 比較定着液の調製は水にPart−A、Part−Bを
同時添加し、撹拌溶解しながら水を加えて1リットルに
仕上げ、硫酸と水酸化ナトリウムを用いてpHを4.4
に調整しこれを比較定着液の使用液及び比較定着補充液
とした。
【0121】(遷移金属キレート剤の生分解度試験)ハ
ロゲン化銀写真感光材料の現像処理剤に一般に用いられ
ているキレート剤エチレンジアミン四酢酸(EDT
A)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、N−
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEDT
A)、例示化合物2−1、2−2、3−1及び3−2に
ついて、OECD化学品テストガイドラインの301C
修正MITI試験(1)(1981年5月12日採択)
に従って生分解度を求めた。この際例示化合物3−1の
([S,S])体の生分解度を100としたときの相対
分解度を求め結果を表1に示した。
【0122】
【表1】
【0123】表1の結果より、本発明のキレート剤は生
分解能が極めて良好であるのに対し、従来用いられてい
るEDTA、DTPA、HEDTAはほとんど分解しな
いことがわかる。
【0124】更に、3−1の([S,S])体を用いた
場合には、生分解度がより向上していることがわかる。
【0125】(処理安定性の評価)上記の各処理方法に
て直接Xレイ用オルソフィルムSR−G(コニカ[株]
製)の四つ切りサイズ(254×305mm)を用いて
1日目、30日目にセンシトメトリー試験を行い処理変
動について評価した。
【0126】〔センシトメトリー〕蛍光増感紙SRO−
250(コニカ(株)社製)で挟み、管電圧90KV
P,20mAで0.05秒のX線を照射し、距離法にセ
ンシトメトリーカーブを作成し感度、カブリ及びガンマ
(カブリ+0.25〜カブリ+2.0の平均ガンマ)を
求めた。感度の値はカブリ+1.0の濃度を得るのに必
要なX線量の逆数として求めた。処理開始時の感度を1
00とした場合の相対感度で表した。
【0127】(金属イオンによる沈澱発生の評価)キレ
ート剤の効果を検討するため、現像液試料No.1〜1
3にそれぞれカルシウムイオン200ppmとマグネシ
ウムイオン4200ppmを加え、室温で7日間放置し
現像槽内の沈殿発生及びローラーの沈殿発生による汚れ
を目視で評価した。
【0128】評価基準 A:全く沈殿が発生していない B:やや沈殿の発生がある C:明らかに沈殿が発生している これらの結果をまとめて表2に示した。
【0129】
【表2】
【0130】表2の結果より、本発明のハロゲン化銀写
真感光材料の現像処理方法に用いられる固体現像剤を用
いた処理方法は、比較処理方法に比べ感度、カブリ、ガ
ンマのランニング変動が小さく安定した写真性能が得ら
れた。また本発明のキレート剤は金属イオンの存在下で
発生する沈殿を有効に防止していることがわかる。
【0131】定着液に対するキレート剤の効果を検討す
るため、表3記載の本発明のキレート剤を本発明の定着
液1リットル当たり0.01モル添加した定着液試料3
〜7及び比較定着液試料1、2を調製し、それぞれカル
シウムイオン200ppmとマグネシウム4200pp
mを加え、室温で7日間放置して定着槽内の沈殿発生及
びローラーの沈殿発生による汚れを目視で評価した。
【0132】評価基準 A:全く沈殿が発生していない B:やや沈殿の発生がある C:明らかに沈殿が発生している これらの結果を表3に示した。
【0133】
【表3】
【0134】表3の結果より、定着液に対しても本発明
のキレート剤は金属イオンの存在下で発生する沈殿を有
効に防止していることがわかる。
【0135】
【発明の効果】本発明により、空気酸化耐性に優れ写真
性能(感度、ガンマ、カブリ)の変動がなく、金属イオ
ンの存在下でもスラッジ故障がなく、輸送コスト、作業
環境の改善されたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
が得られた。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される化合物及び
    下記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用現像液。 【化1】 〔式中、R1及びR2はヒドロキシ基、メルカプト基、各
    々置換、無置換のアミノ基、アシルアミノ基、アルキル
    スルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、ア
    ルコキシカルボニルアミノ基若しくはアルキルチオ基を
    表し、Zは各々置換、無置換の5〜6員の炭素環若しく
    は複素環を形成するに必要な原子群を表し、該炭素環及
    び複素環は置換、無置換の縮合環を形成してもよい。〕 【化2】 〔式中、Bは水素原子、OH又はCH2COOM1を表
    し、Bが水素原子である場合、A1〜A9はそれぞれ水素
    原子、OH、Cn2n+1又は(CH2mX(ここでnは
    1〜3の整数、mは0〜3の整数、XはCOOM1、N
    2、OH)を表し、n1=1、n2=1、n3+n4は1
    〜4の整数であり、A1〜A5の全てが水素原子であるこ
    とはない、BがOH又はCH2COOM1である場合、n
    1及びn2はn1+n2=2となる整数であり、n3=0、
    4=1であり、A1、A8、A9は水素原子を表し、A2
    〜A5はそれぞれ水素原子、OH、COOM1、PO
    3(M12、CH2COOM1、CH2OH又は低級アルキ
    ルを表す、但し、A2〜A5の少なくとも1つはCH2
    OOM1、COOM1又はPO3(M12であり、M及び
    1は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウム基
    を表す。〕 【化3】 〔式中、A10〜A13はそれぞれCOOM2又はOHを表
    し、n5〜n8はそれぞれ0〜2の整数を表し、R3〜R6
    はそれぞれ水素原子、OH又は低級アルキル基を表し、
    Xは炭素原子数2〜6のアルキレン基又は−(B1O)
    m1−B2−(ここで、B1、B2はそれぞれ炭素原子数1
    〜5のアルキレン基、m1は1〜5の整数)を表し、M2
    は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウム基を表
    す。〕
  2. 【請求項2】 前記一般式(2)及び/又は一般式
    (3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
    化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料用定着液。
  3. 【請求項3】 前記一般式(1)で表される化合物及び
    前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する現
    像液及び前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表
    される化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含
    有する定着液で処理することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記処理方法が、前記現像液にハロゲン
    化銀写真感光材料を処理しつつ前記一般式(1)で表さ
    れる化合物及び前記一般式(2)及び/又は一般式
    (3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
    化合物を含有する現像補充液を補充して行われることを
    特徴とする請求項3記載のハロゲン化銀写真感光材料の
    処理方法。
  5. 【請求項5】 前記現像液のpHが9.5以上10.5
    以下であり、前記現像補充液のpHが10.0以上1
    1.0以下である請求項3又は4に記載のハロゲン化銀
    写真感光材料の処理方法。
  6. 【請求項6】 前記一般式(1)で表される化合物及び
    前記一般式(2)及び/又は一般式(3)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用固体現像
    剤。
  7. 【請求項7】 現像補充液が前記固体現像剤を水で溶解
    して調製した現像補充液であることを特徴とする請求項
    3〜5の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料
    の処理方法。
  8. 【請求項8】 前記一般式(2)及び/又は一般式
    (3)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の
    化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料処理用固体定着剤。
  9. 【請求項9】 定着補充液が前記固体定着剤を水に溶解
    して調製した定着補充液であることを特徴とする請求項
    3に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  10. 【請求項10】 前記一般式(2)又は一般式(3)で
    表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を選
    択的に用いることを特徴とする請求項1に記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料用現像液。
  11. 【請求項11】 前記一般式(2)又は一般式(3)で
    表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を選
    択的に用いることを特徴とする請求項2に記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料用定着液。
  12. 【請求項12】 前記一般式(2)又は一般式(3)で
    表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を選
    択的に用いることを特徴とする請求項3、4、5、7又
    は9に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  13. 【請求項13】 前記一般式(2)又は一般式(3)で
    表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を選
    択的に用いることを特徴とする請求項6に記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料用固体現像剤。
  14. 【請求項14】 前記一般式(2)又は一般式(3)で
    表される化合物の光学異性体のうち、[S,S]体を選
    択的に用いることを特徴とする請求項8に記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料処理用固体定着剤。
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