JP2000292890A - ハロゲン化銀写真感光材料用現像液組成物 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用現像液組成物

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JP2000292890A
JP2000292890A JP11101194A JP10119499A JP2000292890A JP 2000292890 A JP2000292890 A JP 2000292890A JP 11101194 A JP11101194 A JP 11101194A JP 10119499 A JP10119499 A JP 10119499A JP 2000292890 A JP2000292890 A JP 2000292890A
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acid
solution
water
developing
glycols
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JP11101194A
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Eiichi Okutsu
栄一 奥津
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像主薬としてアスコルビン酸類を含むパー
トと補助現像主薬として1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類を含むパートとに分けたキットとし、これらのパー
トを混合して使用する場合、濃縮液として長期保存して
も、安定した処理性能が得られ、かつ取り扱い性に優れ
た現像液組成物を提供する。 【解決手段】 アスコルビン酸類を含む第一のパートと
1−フェニル−3−ピラゾリドン類を含む第二のパート
に分け、第二のパートの溶媒としてグリコール類と水を
用い、グリコール類と水の和に対するグリコール類の比
を90〜97重量%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀写真感
光材料用現像液組成物に関するもので、特に現像主薬が
アスコルビン酸類である現像液組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に使用される黒白ハロゲン化銀写
真感光材料は現像された後、定着、水洗および乾燥の各
工程から成る処理によって画像が形成される。これらの
工程に用いられる処理液の中で、特に、現像液は、従
来、ハイドロキノンを現像主薬とし、補助現像主薬とし
て3−ピラゾリドン系化合物またはアミノフェノール系
化合物を含むアルカリ水溶液であった。比較的多量のハ
ロゲン化銀を含量する黒白感光材料、しかもそれらを迅
速に処理するために、現像主薬であるハイドロキノンを
多量に含む高活性の現像液が使用されている。高い活性
度を維持するためにこのような現像液が空気酸化に抗し
て多量に補充されてきた。しかし、ハイドロキノンも今
やそれ自身の毒性、安全性が問題になりつつある。ハイ
ドロキノンにかわる現像主薬として米国特許第2688549
号、同5278035号、同5236816号、同5098819号、特開平3
-249756号にアスコルビン酸およびその誘導体を用いる
方法が記載されている。
【0003】アスコルビン酸およびその誘導体を現像主
薬として、補助現像主薬として3−ピラゾリドン系化合
物を含むアルカリ現像液は長期間の保存中に着色し分解
も起こるので好ましくない。それ故アスコルビン酸およ
びその誘導体を現像主薬とするパートと3−ピラゾリド
ン系化合物を補助現像主薬とするパートを別々にしてお
き、使用する時、混合する方法を用いると前記の方法に
比較して改良されるが、長期間の保存に対しては安定性
は充分とは言えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ハロゲン化銀写真感光材料用現像液組成物
であって、現像主薬としてハイドロキノンを使用しない
で、かわりにアスコルビン酸またはその誘導体を使用
し、これを一つのパートに含み、かつ補助現像主薬とし
て3−ピラゾリドン系化合物を別のパートに含む現像剤
キットとし、これらのパートを混合調液して使用する場
合、キットの輸送コストを低減し、さらに貯蔵スペース
の節約のために高濃縮にしても長期間の保存にもかかわ
らず、写真性能が安定し、かつ取り扱いが容易なハロゲ
ン化銀写真感光材料用現像液組成物を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記の本
発明を特定する事項によって達成される。 (1) 現像主薬としてアスコルビン酸類を含む(但
し、ハイドロキノン類は含まない。)第一のパートと、
1−フェニル−3−ピラゾリドン類を含む第二のパート
とを有するハロゲン化銀写真感光材料用現像剤キットと
し、前記第一のパートと前記第二のパートとを混合して
調製するハロゲン化銀写真感光材料用現像液組成物であ
って、前記第二のパートがグリコール類および水を含有
し、かつ実質的に酢酸を含有しないものであり、前記グ
リコール類と水の和に対して前記グリコール類が90〜
97重量%の組成であることを特徴とするハロゲン化銀
写真感光材料用現像液組成物。
【0006】なお、特公平1-52740号にはハイドロキノ
ンを含む第一のパート、1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類、有機カブリ防止剤および溶剤としてグリコール類
と酢酸と水とを含む第二のパートおよびジアルデヒド化
合物を含む第三のパートからなるハロゲン化銀写真処理
剤組成物に関しての記載がなされている。
【0007】しかし、現像主薬がハイドロキノンからア
スコルビン酸系化合物にかわった時、第二のパートの1
−フェニル−3−ピラゾリドン類の補助現像主薬と溶媒
としてグリコール類、水、および一部分酢酸を用いる
と、使用液調合時、不溶解物が形成されるという問題が
生じる。つまり、特公平1-52740号に記載の方法では重
大な不都合が生じるものであり、本願発明を想起しうる
ものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明では、アスコルビン酸類(ア
スコルビン酸およびその誘導体)のうち1種以上を現像
主薬とする現像液を用いてハロゲン化銀写真感光材料を
処理する。この場合の現像液は、アスコルビン酸類を含
む(ハイドロキノン類を含まない。)第一のパートと、
1−フェニル−3−ピラゾリドン類を含む第二のパート
とを有する現像剤キットとされ、通常は2剤構成であ
り、使用に際して、第一のパートと第二のパートとを混
合して調液されるものである。このとき、第二のパート
における溶媒として、水とグリコール類との混合溶媒が
使用されるが、グリコール類の混合溶媒(水+グリコー
ル類)に対する比率は90〜97重量%であり、実質的
に酢酸を含有しないものである。このような溶媒組成と
することで、現像剤キットにおいて濃縮液(容量で、使
用液を10〜50倍程度に濃縮したもの)として保存す
る場合であっても、溶解性が充分に保持されて保存によ
る結晶析出がなく、また引火の問題がなく、長期保存に
よっても、第一のパートとの混合して現像液を調液する
際に、不溶解物の発生などがなく、現像液の調液作業が
容易であるとともに、不溶解物による感材汚れの発生な
どを防止することができる。これにより、現像液の安定
した処理性能が得られる。これに対し、グリコール類の
量が90重量%未満となると溶解性が悪くなり、97重
量%をこえると引火が生じやすくなる。また、酢酸を含
有させると、不溶解物の発生などがあり調液作業に支障
が生じてしまう。このような酢酸添加による問題は、現
像主薬としてハイドロキノン類を用いたときにはみられ
ないアスコルビン酸類特有の問題であるが、本発明によ
り、これが解決される。
【0009】本発明の現像液組成物(即ち現像液)を調
製するに際し用いられる第一のパートに含有される成分
としては、現像主薬としてアスコルビン酸類を含有する
他、重亜硫酸塩等の保恒剤、キレート剤、現像抑制剤、
カブリ防止剤、アルカリ剤などであり、溶媒としては水
が用いられ、パートとしてのpHは9.0〜11.5程
度である。一方、第二のパートに含有される成分として
は、補助現像主薬として1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類を含有する他、銀汚れ防止剤として3,3’−ジチ
オビス−(3,3’−ジフェニル)−プロピオン酸など
であり、溶媒としては、前述のように、水とグリコール
類が用いられる。第二のパートのpHは2.0〜7.0
程度である。第二のパートには実質的に酢酸を含まない
ものであり、その含有量は3重量%以下であるが、好ま
しくは全く含まないことである。
【0010】なお、本発明の現像液には、ハイドロキノ
ン現像主薬は用いないものであり、第一のパートにおい
てハイドロキノン類は全く含まれないことが好ましい
が、その含有量は1.0重量%以下である。
【0011】本発明の現像液に用いる現像主薬のアスコ
ルビン酸またはその誘導体としては、エリソルビン酸ナ
トリウム、L−アスコルビン酸、D−アスコルビン酸、
L−エリスロアスコルビン酸、D−グルコアスコルビン
酸、6−デオキシ−L−アスコルビン酸、L−ラムノア
スコルビン酸、D−グルコヘプトアスコルビン酸、イミ
ノ−L−エリスロアスコルビン酸、イミノ−D−グルコ
アスコルビン酸、イミノ−6−デオキシ−L−アスコル
ビン酸、イミノ−D−グルコヘプトアスコルビン酸、イ
ソアスコルビン酸ナトリウム、L−グルコアスコルビン
酸、D−ガラクトアスコルビン酸、L−アラボアスコル
ビン酸、ソルボアスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリ
ウム、などである。
【0012】これらのアスコルビン酸系現像主薬は1種
のみを用いても2種以上を併用してもよい。
【0013】アスコルビン酸類を含む第一のパートには
使用液のpH値は11.0以下であることが好ましく、
特にpH10.5以下であることが好ましいので、アル
カリ剤として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素カリウム等を用いることができる。特に炭酸塩とし
ては使用液として0.3モル/リットル以上、特に0.
4モル/リットル以上用いることが好ましい。その上限
に特に制限はないが、1.2モル/リットルである。更
に第一のパートは輸送コストの低減と保存スペースを小
さくするために濃縮液とすることが好ましい。濃縮液と
してのアスコルビン酸類の濃度は0.1〜1.0モル/
リットルであり、より好ましくは0.2〜0.8モル/
リットルである。同様に濃縮液としての炭酸塩の濃度は
0.6モル/リットル以上であり、より好ましくは0.
8モル/リットル以上である。その上限に特に制限はな
いが、2.4モル/リットルである。
【0014】本発明の現像液に用いる亜硫酸塩として
は、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウ
ム、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重
亜硫酸カリウム、ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム
などがある。亜硫酸塩は使用液中にて0.01モル/リ
ットル以上、特に0.03モル/リットル以上が好まし
い。上限は2. 5モル/リットルまで、特に1.2モル
/リットルまでとするのが好ましい。
【0015】本発明の現像液には現像促進のために米国
特許第5474879号に記載の化合物を含有させても
よい。さらにはアミノ化合物を含有させてもよく、特に
特開昭56-106244 号、特開昭61-267759 号、特願平1-29
418 号に記載のアミノ化合物を用いてもよい。
【0016】本発明の現像液には、ホウ酸、ホウ砂、第
二リン酸ナトリウム、第二リン酸カリウム、第一リン酸
ナトリウム、第一リン酸カリウムのようなpH緩衝剤、さ
らには特開昭60-93433号に記載のpH緩衝剤を用いること
ができる;臭化カリウム、沃化カリウムのような現像抑
制剤、ジメチルホルムアミド、メチルセロソルブ、ヘキ
シレングリコール、エタノール、メタノールのような有
機溶剤;ベンツトリアゾール誘導体としては5−メチル
ベンツトリアゾール、5−ブロムベンツトリアゾール、
5−クロルベンツトリアゾール、5−ブチルベンツトリ
アゾール、ベンツトリアゾール等があるが、特に5−メ
チルベンツトリアゾールが好ましい。銀汚れ防止剤とし
て特開平9-274289号に記載の化合物を用いることができ
る。
【0017】更に必要に応じて色調剤、界面活性剤、硬
水軟化剤、硬膜剤などを含んでもよい。色調剤としては
特願平7−176909号に記載のものを用いることが
できる。
【0018】現像液中のキレート剤としては下記化合物
が挙げられる。すなわちエチレンジアミンジオルトヒド
ロキシフェニル酢酸、ジアミノプロパン四酢酸、ニトリ
ロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、
ジヒドロキシエチルグリシン、エチレンジアミン二酢
酸、エチレンジアミン二プロピオン酸、イミノ二酢酸、
ジエチレントリアミン五酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
二酢酸、1,3−ジアミノプロパノール四酢酸、トリエ
チレンテトラミン六酢酸、トランスシクロヘキサンジア
ミン四酢酸、エチレンジアミン四酢酸、グリコールエー
テルジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラキスメチ
レンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレン
ホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホン酸、1−ヒ
ドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、1,1−
ジホスホノエタン−2−カルボン酸、2−ホスホノブタ
ン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒドロキシ−1
−ホスホノプロパン−1,3,3−トリカルボン酸、カ
テコール−3,5−ジスルホン酸、ピロリン酸ナトリウ
ム、テトラポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナ
トリウムが挙げられ、特に好ましくは例えばジエチレン
トリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、
1,3−ジアミノプロパノール四酢酸、グリコールエー
テルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン三酢酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカル
ボン酸、1,1−ジホスホノエタン−2−カルボン酸、
ニトリロトリメチレンホスホン酸、エチレンジアミンテ
トラホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタホスホン
酸、1−ヒドロキシプロピリデン−1,1−ジホスホン
酸、1−アミノエチリデン−1,1−ジホスホン酸、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸やこれ
らの塩がある。さらに特願平9−266799号に記載
の生分解性の良いキレート剤を用いることもできる。
【0019】第二のパートに含まれる補助現像主薬の1
−フェニル−3−ピラゾリドン類としては、1−フェニ
ル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチ
ル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4
−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル
−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1
−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドンなどがあ
る。中でも特に1−フェニル−3−ピラゾリドンが好ま
しい。これらの補助現像主薬は1種のみを用いても2種
以上を併用しても良い。
【0020】第二のパートにおける1−フェニル−3−
ピラゾリドン類の濃度は0.1〜0.7モル/リットル
であり、より好ましくは0.2〜0.5モル/リットル
である。
【0021】第二のパートに含まれるグリコール類とし
てはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ヘキシレングリコール等があるが、
特にジエチレングリコールとトリエチレングリコールが
好ましい。
【0022】本発明の現像液(使用液)中のアスコルビ
ン酸類の濃度は0.05〜0.5モル/リットル、1−
フェニル−3−ピラゾリドン類の濃度は0.001〜
0.06モル/リットル、特に0.03〜0.06モル
/リットルであることが好ましい。
【0023】本発明における現像剤キットとされる液
は、使用液に対し、容量で第一のパートでは1.5〜
3.0倍程度の濃縮度であり、第二のパートでは10〜
50倍程度の濃縮度である。
【0024】本発明では、現像剤キットとして液を混合
して調製されるが、調製された現像液は感光材料1m2
当たり350ml以下補充しながら現像処理を行うこと
に適している。特に好ましくは50〜200mlの範囲
で補充しながら現像処理を行う。
【0025】現像当初に自動現像機(自現機)の現像槽
に注入する現像液は上記の現像液と同じ組成で現像補充
液をそのまま用いても良いが、一般的には現像補充液に
スターターと称するハロゲン化アルカリと酸を含むもの
を添加する。ハロゲン化アルカリとしては、通常、臭化
カリウム、臭化ナトリウム等が用いられる。酸としては
酢酸が使いやすい。スターターを用いることによって、
現像当初から補充しながらフイルム処理の長期間ランニ
ングを行った時、現像液組成変化を少なくすることがで
きて写真性能も安定化させるために有利である。
【0026】上記のような現像液と組み合わせて用いる
定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、pH3.8以
上、好ましくは4.2〜6.0を有する。
【0027】定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ
硫酸アンモニウムなどがある。定着剤の使用量は適宜変
えることができ、一般には約0.1〜約3モル/リット
ルである。
【0028】定着液には硬膜剤として作用する水溶性ア
ルミニウム塩を含んでもよく、それらには、例えば塩化
アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなどがあ
る。定着液には、酒石酸、クエン酸、グルコン酸あるい
はそれらの誘導体を単独であるいは2種以上用いること
ができる。これらの化合物は定着液1リットルにつき
0.005モル以上含むものが有効で、特に0.01モ
ル/リットル〜0.03モル/リットルが特に有効であ
る。
【0029】定着液には所望により保恒剤(例えば、亜
硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、コハク酸、
酢酸、ホウ酸)、pH調整剤(例えば、硫酸)、硬水軟化
能のあるキレート剤や特開昭62−78551号記載の
化合物を含むことができる。
【0030】定着液は市販のものを用いてもよく、例え
ば富士写真フイルム(株)製Fuji-F、CE-F1 、CE-F4、R
F-10 、HiRen-Fix などが挙げられる。定着液の補充量
は100〜1000ml/m2が好ましく、より好ましくは
120〜350ml/m2である。
【0031】本発明における処理方法では、現像、定着
工程の後、水洗水または安定化液で処理され、次いで乾
燥される。
【0032】感材処理用の自動現像機(自現機)として
はローラー搬送型、ベルト搬送型等種々の形式のものを
用いることができるが、ローラー搬送型の自現機が好ま
しい。また特開平1−166040号や特願昭63−1
8631号記載のような開口率が小さい現像タンクの自
現機を用いることにより、空気酸化や蒸発が少なくな
り、処理環境に安定な稼働が可能になり、さらに補充液
量を低減することができる。
【0033】水洗水の補充液量を少なくする方法とし
て、古くより多段向流方式(例えば2段、3段など)が
知られている。この多段向流方式を適用すれば定着後の
感光材料は徐々に清浄な方向、つまり定着液で汚れてい
ない処理液の方に順次接触して処理されていくので、さ
らに効率の良い水洗がなされる。
【0034】上記の節水処理または無配管処理には、水
洗水または安定化液に防ばい手段を施すことが好まし
い。
【0035】防ばい手段としては、特開昭60−263
939号に記された紫外線照射法、同60−26394
0号に記された磁場を用いる方法、同61−13163
2号に記されたイオン交換樹脂を用いて純水にする方
法、特開昭61−115154号、同62−15395
2号、特願昭61−63030号、同61−51396
号に記載の防菌剤を用いる方法を併用することができ
る。
【0036】さらには、L.F.West, "Water Qulity Crit
eria" Photo.Sci.& Eng.,Vol.9, No.6(1965)、 M.W.Bea
ch,"Microbiological Growths in Motion-picture Proc
essing"SMPTE Journal Vol.85(1976) 、R.D.Deegan,"Ph
oto Processing Wash WaterBiocides" J.Imaging Tec
h.,Vol.10,No.6(1984) および特開昭57−8542
号、同57−58143号、同58−105145号、
同57−132146号、同58−18631号、同5
7−97530号、同57−157244号などに記載
されている防菌剤、防ばい剤、界面活性剤などを併用す
ることもできる。
【0037】さらに、水洗浴または安定化浴には、R.T.
Kreiman 著、J.Image.Tech.,10 (6)242 頁(1984)に記載
されたイソチアゾリン系化合物、Research Disclosure
第205 巻、 No.20526(1981 年5 月号) 、掲載されたイソ
チアゾリン系化合物、同第228 巻、 No.22845(1983 年、4
月号) に記載されたイソチアゾリン系化合物、特願昭6
1−51396号に記載された化合物などを防菌剤(Mic
robiocide)として併用することもできる。
【0038】その他、「防菌防黴の化学」堀口博著、三
共出版(昭和57)、「防菌防黴技術ハンドブック」日
本防菌防ばい学会、博報堂(昭和61)に記載されてい
るような化合物を含んでもよい。
【0039】少量の水洗水で水洗するときには特開昭6
3−18350号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設
けることがより好ましい。また、特開昭63−1435
48号のような水洗工程の構成をとることが好ましい。
【0040】さらに、水洗または安定化浴に防ばい手段
を施した水を処理に応じて補充することによって生ずる
水洗または安定化浴からのオーバーフローの一部または
全部は特開昭60−235133号に記載されているよ
うにその前の処理工程である定着能を有する処理液に利
用することもできる。
【0041】本発明において「現像工程時間」または
「現像時間」とは、処理する感光材料の先端が自現機の
現像タンク液に浸漬してから次の定着液に浸漬するまで
の時間、「定着時間」とは定着タンク液に浸漬してから
次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するまでの時間、
「水洗時間」とは水洗タンク液に浸漬している時間をい
う。
【0042】また「乾燥時間」とは、通常自現機には、
35℃〜100℃、好ましくは40℃〜80℃の熱風が
吹きつけられる乾燥ゾーンや、150℃〜500℃の輻
射物体で乾燥する乾燥ゾーン、あるいは90℃〜120
℃の伝熱体で乾燥する乾燥ゾーンなどが設置されてお
り、その乾燥ゾーンにはいっている時間をいう。なお、
輻射物体や伝熱体の乾燥ゾーンについては特開平5−1
73279号、同4−159550号、同3−2538
55号等に記載されている。
【0043】本発明における現像処理では、現像時間が
5秒〜1分、好ましくは8秒〜30秒、その現像温度は
18℃〜50℃が好ましく、20℃〜40℃がより好ま
しい。
【0044】定着温度および時間は約18℃〜50℃で
5秒〜1分が好ましく、20℃〜40℃で6秒〜30秒
がより好ましい。この範囲内で十分な定着ができ、残色
を生じない程度に増感色素を溶出させることができる。
【0045】水洗(または安定浴)における温度および
時間は0〜50℃で6秒〜1分が好ましく、15℃〜4
0℃で6秒〜30秒がより好ましい。
【0046】現像、定着および水洗(または安定化)さ
れた感光材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズ
ローラーを経て乾燥される。乾燥は約40℃〜約100
℃で行われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えら
れるが、通常は約5秒〜1分でよく、特により好ましく
は40〜80℃で約5秒〜30秒である。
【0047】本発明の感材/処理システムで全処理時間
(Dry to Dry)が100秒以下の迅速処理をするときに
は、迅速処理特有の現像ムラを防止するために特開昭6
3−151943号公報に記載されているようなゴム材
質のローラを現像タンク出口のローラに適用すること
や、特開昭63−151944号公報に記載されている
ように現像タンク内の現像液撹拌のための吐出流速を1
0m/分以上にすることやさらには、特開昭63−264
758号公報に記載されているように、少なくとも現像
処理中は待機中より強い撹拌をすることがより好まし
い。さらに迅速処理のためには、特に定着タンクのロー
ラーの構成は、定着速度を速めるために、対向ローラー
であることがより好ましい。対向ローラーで構成するこ
とによって、ローラーの本数を少なくでき、処理タンク
を小さくできる。すなわち自現機をよりコンパクトにす
ることが可能となる。
【0048】本発明の現像処理を行うのに適した自動現
像機としては、富士写真フイルム(株)製FPM-9000、CE
PROS-M2 、CEPROS-30 、CEPROS-S、CEPROS-SV、FPM-800
A、FL-IMDなどが挙げられる。なお、それぞれの自動現
像機に用いられる処理剤は富士写真フイルム(株)製RD
-7、CE-DFI-M2、CE-DF30、CE-DF4、CE-DF4、RD-1B、RDF
-20である。
【0049】このようなハロゲン化銀写真感光材料とし
ては、特に限定はないが、好ましくは、医療用の直接も
しくは間接撮影用X−レイフィルム、医療用CRT画像
用写真材料、工業用X−レイ写真材料、X−レイ用デュ
ープ写真材料、グラフィックアーツの超硬調写真材料な
ど白黒ハロゲン化銀写真材料が好ましい。それらについ
ては、特開平5−232639号、特開昭63−136
043号、特開平4−328737号、同4−1074
42号、同5−72679号、同7−77781号、同
7−13306号、同7−84343号等に記載されて
いる。
【0050】本発明の好ましい実施の形態は前記したも
のも含め以下のとおりである。 1. 請求項1に用いられる現像液中の全カチオンのうち
カリウムイオンが80モル%以上(通常98モル%以
下)である現像剤。 2. 上記(1)の現像液組成物を用いて塩化銀が0〜1
00モル%、臭化銀が10〜100モル%、沃化銀が0
〜0.5モル%であるハロゲン化銀写真感光材料を現像
する処理方法。 3. 全処理時間(Dry to Dry) が20秒〜100秒であ
る処理方法。 4. 自動現像機の乾燥部に赤外線および/または遠赤外
線乾燥手段を有する自動現像機を用いて処理する方法。 5. 上記(1)の現像液組成物を用いてハロゲン化銀粒
子の全投影面積の50%以上がアスペクト比4以上のハ
ロゲン化銀写真感光材料を処理する方法。 6. 自動現像機にケミカルミキサーを内蔵する際、現像
液と定着液のカートリッジが同時に使い終わる機構を有
する自動現像機を用いた現像方法。 7. 自動現像機の現像タンクの開口率が0.04cm-1
下(0cm-1以上)である現像方法。 8. 現像濃縮液と定着濃縮液の容器が一体型包材である
処理方法。 9. 現像槽と定着槽間および定着槽と水洗槽間にリンス
槽およびリンスローラー(クロスオーバーローラー)を
設置した自動現像機を用いる処理方法。 10. 各種水アカ防止剤(防菌剤)が水洗槽およびリンス
槽に供給される水のストック槽が設置された自動現像機
を用いる処理方法。 11. 水洗槽の排水口に電磁弁が設置された自動現像機を
用いる処理方法。 12. 自動現像機の水洗槽が多室槽および多段向流水洗方
式の槽を有する処理方法。 13. 酸素透過性が50ml/m2 atm day(20℃65%R
H)以下[0ml/m2 atmday 以上]である容器に液体現
像剤を保存して処理する方法。
【0051】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明の実施例はこれに限定されるものではな
い。
【0052】 実施例1 第一のパート(使用液1リットルの成分) ジエチレントリアミン五酢酸 2.00g 臭化カリウム 6.00g 炭酸カリウム 100.0g 重亜硫酸ナトリウム 25.0g エリソルビン酸ナトリウム(またはハイドロキノン) 0.2モル 5−メチルベンツトリアゾール 0.1g 水酸化ナトリウム(使用液のpHを10.2に合わせる量) 水を加えて478ml 第二のパート(使用液1リットルの成分) 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1.5g 3,3'−ジチオビス−(3,3'−ジフェニル)−プロピオン酸 0.2g トリエチレングリコール 表1、2の量 酢酸 表1、2の量 水 表1、2の量
【0053】表1、表2のような溶媒組成で濃縮液を構
成した。なお、濃縮液は、第一のパートが容量で使用液
の2.1倍濃縮液であり、第二のパートが使用液の3
5.7倍濃縮液である。pHは第一のパートが10.7、
第二のパートが4.6である。なお、表中のグリコール
の割合は、グリコールと水と酢酸の合計量に対するもの
である。
【0054】これらについて、各々溶解性、引火性、お
よび調液適性を評価した。得られた結果を表1、表2に
示す。
【0055】(溶解性)各第二のパートの濃縮液を0℃
で2週間静置して析出の有無を見た。析出が見られない
ものが○印で、析出が見られたものを×印で示した。実
用上は○印である必要がある。
【0056】(引火性)各第二のパートの濃縮液を徐々
に温度を、室温から上昇させた(最高170℃まで)時
の発火の状況を調べた。発火が見られないものが○印
で、温度上昇させた時発火するものを×印で示した。実
用上は○印である必要がある。
【0057】(調液適性)各第二のパートを50℃1ヶ
月経時させたものと第一のパートを合わせて使用液とし
た時の透明、不透明の別を判断した。透明な使用液がで
きたものを○印で示し、使用液が不透明な場合を×印で
示した。実用上は○印である必要がある。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】表1、表2の結果が示すように、ハイドロ
キノン類にかえて毒性のない現像主薬としてアスコルビ
ン酸類を使用した時、第二パートに溶媒として酢酸を用
いた場合(試料No.6、7、8、9、10)は第一のパ
ートを加えて使用液としたとき不透明になり調液適性が
ない。一方、トリエチレングリコールを98wt% 含有す
る場合(試料No.1)は引火性があり好ましくない。更
にトリエチレングリコールを88wt% 含有する場合(試
料No.5)は溶解性が悪い。従って、本発明のようにト
リエチレングリコールが90〜97wt% の場合(試料N
o.2、3、4)のみ溶解性、引火性、調液適性において
良好な結果を得ることができる。
【0061】実施例2 下記に示す定着液処方で定着液を調製した。 定着液の第一のパート(使用液1リットルの成分) チオ硫酸アンモニウム 160.0g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.03g 亜硫酸ナトリウム 15.4g 水酸化ナトリウム 4.0g 酢酸 17.0g 硫酸ナトリウム 4.0g 酒石酸 3.0g 水を加えて 270ml pH=5.1 定着液の第二のパート(使用液1リットルの成分) 硫酸 0.4g 硫酸アルミニウム 38.0g 水を加えて 40ml pH=1.0 第一のパート270mlと第二のパート40mlに水を加えて1リットルにしたも のを定着液の使用液(pH=4.3)とする。
【0062】実施例1の試料No.3の現像液および上記
の定着液を用いて、富士写真フイルム(株)製CEPROS-S
Vの自動現像機で、現像35℃18秒(補充量190ml/
m2)、定着33℃15秒(補充量190ml/m2)、水洗
15秒(水洗水の流水)、乾燥55℃12秒の条件に
て、Fuji-Medical X-ray Film Super HRS30、Super HRG
30, Super HRA30, Super HRHA30, Super HRC30, Super
HRL30, UR-1, UR-2, UR-3,UM-MA,ADM、およびFuji-Me
dical Imaging Film MI-FA, MI-FG,CR780H,MI-DUPお
よび発明協会公開技報公技番号98-8305(発行日1998.1
2.1)に記載の実施例1の感材1を用いて、1日当たり
の感材処理量2.5m2で60日間処理したところ、いず
れにおいても良好な結果を得た。
【0063】実施例3 次に示す現像液処方および次に示す定着液処方で、現像
液および定着液を調液して、富士写真フイルム(株)製
自動現像機F-PM-5000を用いて現像35℃25秒(補充
量320ml/m2)、定着32℃19秒(補充量320ml/
m2)、水洗(水道水の流水)9秒、スクイズ9秒、乾燥
55℃温風で18秒にて処理した。用いたハロゲン化銀
写真感光材料としては実施例2と同様に16種類のもの
を用いて処理した。
【0064】 現像液の第一のパート(使用液1リットルの成分) ジエチレントリアミン五酢酸 1.5g 炭酸カリウム 69.0g 重亜硫酸ナトリウム 25.0g エリソルビン酸ナトリウム 45.0g 5−メチルベンツトリアゾール 0.06g 臭化カリウム 5.0g 水酸化ナトリウム(使用液のpHを10.00に合わせる量) 水を加えて 333ml 現像液の第二のパート(使用液1リットルの成分) 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1.3g 3,3’−ジチオビス−(3,3’−ジフェニル)−プロピオン酸 0.2g ジエチレングリコール 表3の量 酢酸 表3の量 水 表3の量 第一のパートは使用液の3.0倍濃縮液であり、第二のパートは35.7倍濃 縮液であり、pHは第一のパートが10.5、第二のパートが4.6である。
【0065】 定着液の第一のパート(使用液1リットルの成分) チオ硫酸アンモニウム 160.0g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.03g 亜硫酸ナトリウム 15.4g 水酸化ナトリウム 4.0g 酢酸 17.0g 硫酸ナトリウム 4.0g 酒石酸 3.0g 水を加えて(pH=5.1) 270ml 定着液の第二のパート(使用液1リットルの成分) 硫酸 0.4g ベンゾイソチアゾロン−3−ナトリウム 0.002g 硫酸アルミニウム 38.0g 水を加えて(pH=1.0) 40ml 第一のパート270mlと第二のパート40mlに水を加えて1リットルにしたも のを使用液(pH=4.3)とする。
【0066】現像液の第二のパートについて、実施例1
と同様にして溶解性、引火性、調液適性を評価した。グ
リコールの割合は表1、表2と同様である。結果を表3
に示す。
【0067】
【表3】
【0068】表3において、調液適性が「×」のものは
使用液が不透明であり、本実施例のように自動現像機で
処理した場合、不溶解物が自動現像機のローラーに附着
しそれがフィルム表面に転写して故障となり好ましくな
い結果であった。
【0069】一方、本発明の現像液を用いて、上記条件
で、1日当たりの感材処理量3.0m2とし、60日間処
理したところ、処理中いずれにおいても良好な結果を示
した。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、現像主薬としてアスコ
ルビン酸類を含むパートと、補助現像主薬として1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン類を含むパートとに分けて現
像剤キットとし、これらのパートを混合して使用する場
合、高濃縮状態で長期間保存しても安定した処理性能が
得られ、取り扱い性に優れたものとなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像主薬としてアスコルビン酸類を含む
    (但し、ハイドロキノン類は含まない。)第一のパート
    と、1−フェニル−3−ピラゾリドン類を含む第二のパ
    ートとを有するハロゲン化銀写真感光材料用現像剤キッ
    トとし、前記第一のパートと前記第二のパートとを混合
    して調製するハロゲン化銀写真感光材料用現像液組成物
    であって、前記第二のパートがグリコール類および水を
    含有し、かつ実質的に酢酸を含有しないものであり、前
    記グリコール類と水の和に対して前記グリコール類が9
    0〜97重量%の組成であることを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料用現像液組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1321810A2 (en) * 2001-11-02 2003-06-25 Eastman Kodak Company Stabilized black-and-white developing compositions and methods of use

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1321810A2 (en) * 2001-11-02 2003-06-25 Eastman Kodak Company Stabilized black-and-white developing compositions and methods of use
EP1321810A3 (en) * 2001-11-02 2003-07-16 Eastman Kodak Company Stabilized black-and-white developing compositions and methods of use

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