JPS6385628A - 得られる色素画像の保存性が良好で液中の硫化が防止される写真用処理液 - Google Patents

得られる色素画像の保存性が良好で液中の硫化が防止される写真用処理液

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JPS6385628A
JPS6385628A JP23152486A JP23152486A JPS6385628A JP S6385628 A JPS6385628 A JP S6385628A JP 23152486 A JP23152486 A JP 23152486A JP 23152486 A JP23152486 A JP 23152486A JP S6385628 A JPS6385628 A JP S6385628A
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門田 慎児
Shigeharu Koboshi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は写真用処理液に関し、詳しくは得られる色素画
像の保存性が良好で、液中の硫化が防止される定着能を
有する処理以後の処理液に適用して好ましい写真用処理
液に関する。
[発明の背景] 一般に写真用感光材料は、画像露光の後、現像、漂白、
定着、安定、漂白定着、水洗等の処理工程で処理される
。このような処理工程において、近年の省資源、低公害
化等の観点から、種々の技術が開発されている。
例えば、水洗処理工程を省略、もしくは水洗水量を極端
に低減する方法として特開昭57−8543号公報に記
載されているような多段向流安定化処理技術や、特開昭
58−134636号公報に記載されているようなビス
マス錯塩を含有する水洗代替処理液による処理技術が提
案されている。
また、各処理液の必要成分の補充を小容伍に抑えて廃液
の量を減少させる濃厚低補充法等も知られている。
これらの技術を基本にして、近年配管設備が不要でどこ
にでも設置できる小型の自動現像機が普及してきている
このような状況にあっては、各処理工程に用いられる各
種処理液の更新率がイ6いための問題が出てきている。
定着能を有する処理液には、一般に定着剤としてチオ硫
酸塩が用いられ、この定着能を有する処理液以後の各処
理液には感光材料等に付着して、このチオ硫酸塩が運ば
れて存在することになる。
このチオ硫R塩と銀の水溶性錯体は空気酸化により容易
に銀と反応して硫化銀の沈殿を生成し、処理液を黒化し
、感光材料の汚染原因となるため、通常チオVA酸塩が
存在する処理液系、例えば水洗代替安定液、定着液、漂
白定着液等には硫化を防止する目的で亜硫酸塩が添加さ
れている。
しかしながら、前記した更新率が低い処理液では、上記
亜硫酸塩の保恒効果は不充分であり、特に小型の自動現
像機を用いる場合、処理量にバラツキがあって、極端に
処理量が少ない場合では保恒効果が発揮されない。
また、更新率が低い処理液には一般にカビの発生を防止
する防パイ剤が用いられるが、一部の防パイ剤は亜硫酸
塩と反応して失活したり、また亜1M塩が入ることで逆
にカビの増殖を助長する場合もありカビに対して亜硫酸
塩は有益なものではなかった。
さらに亜Ta酸塩を添加することによって得られる写真
画像の保存性が劣化する事実も知られている。
このように、近年の写真処理技術の改良変化に伴ない従
来、チオ硫酸塩が存在する処理液に硫化防止の為の保恒
剤として用いられてきた亜硫11塩では種々の問題点が
顕著になってきた。
本発明者等は、上記の問題点を解消するために種々検討
した結果、特定の濃度以上にチオ@M塩を含有する処理
液に特定の化合物を添加することにより、写真用処理液
として、得られる写真画像の保存性に悪影響を与えず硫
化が良好に防止され、その他の特性も優れていることを
見い出し本発明を為すに至ったものである。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は、写真画像に悪影響を与えない
で硫化が良好に防止される写真用処理液を提供すること
にある。
[発明の構成] 本発明の上記目的はチオ硫酸イオンを1.0×10−2
g/f1以上含有し、さらに下記一般式[I]、[II
]および[II[]でそれぞれ示される化合物から選ば
れる少なくとも1種の化合物を含有する写真用処理液に
より達成された。
一般式[I] 式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子、アルキル基
、アシル基またはカルバモイル基を表わす。R3、R4
およびR5はそれぞれ水素原子またはアルキル基を表わ
し、mは0,1または2を表わす、、、Mは水素原子ま
たはカチオンを表わす。
一般式[I[] R6NH(N)、9!−Z  R7 式中、R6は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
、アリール基、アシル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基
または複素環基を表わし、R7は水素原子、アルキル基
、シクロアルキル基、アリール基、アミノ基、ヒドラシ
ムL複素環基、ヒドロキシル基、アルコキシ基またはア
リールオキシ基を表わし、R8は水素原子、アルキル基
、シクロアルキル基またはアリール基を表わし、iはO
または1を表わし、2=Oのとき、Zは〒1O −CO−1−C−、−3O2−または−N−をRs 表わし、ff1=1ノトキ、z バー c o−1−C
−I Rs または−8○2を表わす。ここでR9およびR+。
はそれぞれR3と同義の基を表わす。
一般式[I[1] 式中、R++およびR+2はそれぞれアルキル基または
水素原子を表わす。但しR1およびR2が同時に水素原
子であることはない。また、R1およびR2は結合して
環を形成してもよい。
[発明の具体的構成] 本発明の写真用処理液は、チオ硫酸イオンを1x10−
2M1以上、好ましくは1 X 10−2〜500g/
/!、より好ましくは1X10−2〜300 (1/l
を含有し、さらに一般式[1]、[II]および[II
I]でそれぞれ示される化合物から選ばれる少なくとも
1種の化合物を含有する。
上記チ第5AIS!2イオンは、例えばチオ硫酸カリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウム等の化
合物として供給することができる。
以下、一般式[エコ、[11[]および[lI[]でそ
れぞれ示される化合物について説明する。
一般式[I]において、R1およびR2はそれぞれ水素
原子、アルキル基、アシル基またはカルバモイル基を表
わすが、R1およびR2で表わされるアルキル基は好ま
しくは炭素数1〜6のアルキル基であり、置換基(例え
ばヒドロキシ基、メトキシ基等のアルコキシ基等)を有
するものも含む。アシル基としては、置換基(例えばア
ミン基等)を有するものも含み、例えばアセチル基、ア
ミノアセチル基等が挙げられる。
R3、R4およびR5は水素原子またはアルキル基を表
わすが、R3、R+およびR5で表わされるアルキル基
は、好ましくは炭素数1〜5のアルキル基であり、置換
基(例えばヒドロキシ基、カルボキシ基等)を有するも
のも含む。
mは○、1または2を表わすが、好ましくはOまたは1
であり、特に好ましくは0である。
Mは水素原子またはカチオンを表わすが、カチオンとし
ては、例えばカリウム、ナトリウム、アンモニウム等が
挙げられる。
上記R1およびR2において、好ましくは水素原子、メ
チル基、エチル基であり、特に好ましくは共に水素原子
の場合である。
R3、R4およびR5において、好ましくは水素原子、
メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基であり、特に
好ましくは、すべてが水素原子である場合である。
以下、一般式[I]で示される化合物の代表的具体例を
示すが、これらに限定されない。
’pdi〜 一般式[II]において、R6が表わすアルキル基とし
ては直鎖または分岐でもよい。
R6が表わすシクロアルキル基としては、例えば、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
上記アルキル基、シクロアルキル基は置換基を有するも
のを含む。置換基としては例えばハロゲン原子、ヒドロ
キシル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル シ基、アリールオキシ基、スルホ基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、スルファモイル基、アミ
ノ基、アニリノ基、複索環基(例えばピペリジノ基、モ
ルフォリノ基)、アミド基、ビニル基、アリール基、ア
ンモニウム基、ホスホニウム基等を1種または組み合わ
せた基が挙げられる。
R6が表わすアリール基としては1墳(旦祷饗ヒしては
アルキル基、シクロアルキル基および上記で挙げた置換
基を含む。)しているものを含む。
R6が表わすアシル基としては脂肪族及び芳香族のもの
を含み、例えばアセチル基、プロピオニル基、ベンゾイ
ル基、p−スルホベンゾイル基、p−N.N−ジメチル
アミノベンゾイル基、p−カルボキシベンゾイル基、m
−ヒビロキシベンゾイル基等の各基が挙げられる。
R6が表わす複素環基としては、置換基を有する飽和系
及び不飽和系のものを含み、例えばフリル基、チェニル
基、ピリジル基、スルホピリジル基、ピリミジル基、イ
ミダゾリル基、ベンゾチアゾリル基等の各基が挙げられ
る。
次にR7が表わすアルキル基、アリール基及び複素環基
は、R6が表わすアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基及び複素環基と同義である。
R7が表わすアルコキシ基としては例えばメトキシ基、
エトキシ基、2−ヒドロキシエトキシ基、3−スルホプ
ロポキシ基等が挙げられる。R7が表わすアリールオキ
シ基としては、例えばフェノキシ基等が挙げられる。
R7が表わすアミノ基は置換基を有するものも含み、例
えば、アミノ基、メチルアミノ基、p−アミンカルバミ
ドアニリノ基等が挙げられる。
次にR8が表わすアルキル基、シクロアルキル基、及び
アリール基はR6が表わすアルキル基、シクロアルキル
基及びアリール基と同義である。
なお、上記において、カルボキシル基、スルホ基等の酸
基はその塩も含む。
以下、一般式[I[]で示される化合物の代表的一般式
[I[[]において、Rt+及びRa2は同時に水素原
子ではない、それぞれアルキル基または水素原子を表わ
すが、Ra1及びRa2で表わされるアルキル基は同一
でも異なってもよく、それぞれ炭素数1〜3のアルキル
基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、1so−プロピル基等が挙げられる。R1+及
びR12のアルキル基は置換基を有するものも含み、置
換基としては、アミノ基、アルコキシ基(例えばメトキ
シ基等)スルホン酸基、カルボン酸基、水酸基等が挙げ
られ、これらについては、例えば、米国特許第3,28
7.125号、同第3,293,034号、同第3.2
87.124号等に記載があるヒドロキシアミン類が挙
げられる。
また、R++及びRa2は、結合して環を構成してもよ
く、例えばピペリジンやモルホリンの如き複素環を構成
してもよい。
以下に、一般式[I[[]で示される好ましい具体的例
示化合物を示す。
ゝし」′ 一般式[I]、[II]および[I[[]でそれぞれ示
される化合物(以下、本発明の化合物という)は、塩酸
塩、硫酸塩、p−トルエンスルホンM塩、シュウ酸塩、
リン酸塩、酢酸塩等の塩のかたちで用いることもできる
上記本発明の化合物は単独で用いても2種以上併用して
もよく、その添加量は、本発明の写真用処理液の用途、
本発明の化合物の種類、その他併用される化合物等によ
っても異なるが、本発明の写真用処理液12当たり0.
1〜50aであることが好ましく、より好ましくは1〜
20(+である。
本発明の化合物は、保恒剤として用いられる化合物であ
り、硫化反応を防止すると共に、従来保恒剤として用い
られていた亜Fa酸塩に比べて、得られる写真画像の保
存性を劣化することもなく、また、安定化液等に用いら
れるホルムアルデヒド等が混入しても保恒性の劣化が小
さい等の優れた特性を有することを見い出したものであ
る。
本発明の写真用処理液には、上記本発明の化合物以外の
保恒剤として、従来用いられている亜硫酸塩、さらには
その他の化合物を併用することができる。
本発明の写真用処理液は、写真感光材料を処理する定着
能を有する処理液を含む、それ以後の処理液すべてに適
用でき、例えば定着液、漂白定着液、前定着液(定着能
を有する前処理液)、水洗代替安定液、安定化液等であ
ることができ、これらの処理液の複数に適用することも
勿論本発明に包含される。
本発明においては、本発明の写真用処理液が定着液、漂
白定着液、水洗代替安定液である場合に本発明の効果が
有効に発揮され、水洗代替安定液である場合特に有効で
ある。
本発明の写真用処理液を定着液、漂白定着液、前定着液
、水洗代替安定液、安定化液に適用する場合、それぞれ
通常定着液、漂白定着、前定着液、水洗代替安定液、安
定化液に添加できる化合物を任意に用いることができる
即ち本発明を定着液に適用する場合、前記チオ硫酸塩お
よび本発明の化合物を含有する以外に、チオTi111
1m以外の定着剤、保恒剤やpH緩衝剤を含むことがで
きる。
更に、臭化ナトリウム、塩化ナトリウム、臭化アンモニ
ウム等の再ハロゲン化剤、有機キレート剤、安定剤、可
溶化剤、スティン防止剤、その他の添加剤や、有機溶媒
を適宜含有せしめることができる。さらにまた、各種の
蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤や防ばい剤を含
有せしめることもできる。
本発明を漂白定着液に適用する場合、上記定着液に用い
られる各種化合物をすべて用いることができ、さらに、
漂白剤として例えば赤血塩、塩化鉄(英国特許第736
.881号、特公昭56−44424号各公報記載)、
過硫酸(強国特許第2,141,199号公報記載)、
過酸化水素(特公昭58−11617号、同58−11
618記載公報記載)の他に、エチレンジアミン四酢酸
第2鉄錯塩等の有凍酸第2鉄錯塩を用いることができる
有数酸の第2鉄錯塩は、フリーの酸(水素塩)、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ全屈塩、
もしくはアンモニウム塩、または水溶性アミン塩例えば
トリエタノールアミン塩等として使われる。
さらに、漂白促進剤として、例えば米国特許第3、89
3.858号、英国特許第1.138.842号、特開
昭53−141623号、同54−52534号、特開
昭53−95631Q等に記載の種々のメルカプト化合
物、特開昭53−95630号に記載のジスルフィド結
合を有する化合物、特公昭53−9854号に記載のチ
アゾリジン誘導体、特開昭53−94927号に記載の
イソチオ尿素誘導体、特公昭45−8506号、同49
−26586号に記載のチオ尿素誘導体、特開昭49−
42349号に記載のチオアミド化合物、特開昭55−
26506号に記載のジチオカルバミン酸塩類、特開昭
60−95540号、同61−75352号、同61−
83537@等に記載の化合物等を用いることもでき、
さらにまた、ビニルピロリドン核を有する重合体または
共重合体を添加することもできる。
本発明の写真用処理液を水洗代替安定液に適用する場合
、水洗代替安定液には防黴剤を含有させることが好まし
い。
好ましく用いられる防黴剤は、ピリジン系化合物、グア
ニジン系化合物、四級アンモニウム系化合物である。
水洗代替処理液への防黴剤の添加量は、水洗代替安定液
12当たり 0.002(]〜50(lの範囲で用いら
れ、好ましくはo、 0050〜10gの範囲で使用さ
れる。
水洗代替安定液に添加するに望ましい化合物としては、
アンモニウム化合物があげられる。
アンモニウム化合物の添加量は、安定液12当たり0.
001モル〜1.0モルの範囲であり、好ましくは、0
.002〜0.2モルの範囲である。
水洗代替安定液には添加できる上記以外の化合物として
は有橢酸塩、I)H調整剤、蛍光増白剤、ポリビニルピ
ロリドン、ポリエチレングリコール、活性剤、硬膜剤、
あるいは金属キレート剤、界面活性剤、防腐剤、Bi 
、Mg、Zn SNi 、AI 。
3n、Ti、Zr等の金属塩などを添加することができ
る。
なお、上記の水洗代替安定液とは、定着能を有する処理
液、例えば定着液または漂白定着液で処理し、引き続い
て実質的に水洗することなく、直接水洗代替安定化処理
する際に用いられる処理液をいう。
また、処理用感光材料がネガ用である場合、上記水洗代
替安定液にさらに写真画像保存性改良のためアルデヒド
誘導体等を含有する安定化液による処理がされるが、こ
の場合の安定化液に本発明を適用することもできる。
[発明の具体的効果コ 以上説明した如くの本発明の写真用処理液においては、
定着能を有する処理以後の処理液に適用して、得られる
色素画像の保存性が良好でかつ、液中の硅化が良好に防
止でき、さらに安定化液等からのコンタミがあった場合
においても苑化が良好に防止される特性を有するもので
あった。
[発明の具体的実施例] 以下、本発明の実施例により具体的に説明するが、本発
明の実施の態様はこれらに限定されない。
実施例−1 以下の写真用処理液を調製した。
[写真用処理液△] (水洗代替安定液)l エチレン
グリコール        1.01J表−1 上記の写真用処理液Aを用いて、サクシカラー5R40
0フイルム試料(小西六写真工業社製)にステップウェ
ッジを介して露光を与え、下記の処理工程で処理した。
[処理工程] 温  度   時  間 (1)発色現像     38℃  3’ 00”(2
) 漂  白            35℃    
 3′ OO“(3)定 着     35℃  3’
 00″(4)水洗代替安定化  30℃  3’ 0
0″(写真用処理液A) (5)安定化      30℃   1′OO“(6
)乾  燥          50〜60℃   2
’  00″上記の(4)水洗代替安定化に、前記の写
真用処理液Aを用いた。その他に用いた処理液組成を以
下に示す。
[漂白液] [漂白補充用液] [定着液] [定着補充用液] なお、写真用処理液Aの補充用液は、原液と同じものを
用いた。
発色現像液補充用液は、カラーネガフィルム100cf
当たり15t12発色現像液に補充し、漂白補充用液は
、カラーネガフィルム100C12当たり3 d漂白浴
に補充し、さらに定着補充用液、写真用処理液Aおよび
安定化補充用液は、カラーネガフィルム100Cv’当
たり、それぞれ10tfで定着浴、写真用処理液Aおよ
び安定他塔に補充した。
感光材料試料を1日当たり32,000 cf、40日
間連続処理して、疲労した写真用処理液を得た。
ここで疲労した写真処理液B中のチオ硫酸イオン濃度は
0.076モル/2であった。この疲労した写真用処理
液Bの沈澱の発生す況、カビの発生状況を調べ、さらに
疲労した写真用処理液を用いて感光材料試料を処理して
得られた色素画像の保存性を以下の如くに調べた。
(1)沈澱の発生 疲労した写真用処理液Aを室温、空気解放条件下、処理
液の調製臼から硫化銀沈澱の発生までの期間(日)を目
視で観察した。
(2)画像保存性 上記の疲労した処理液で処理した試料を65℃77%R
Hの条件で1週間保存した後、未発色部分のイエロー濃
度を保存前の濃度と比較して透過濃度で光学濃度計PD
A−65<小西六写真工業製)を用いて測定した。
以上の結果を表−2に示す。
(3)カビの発生 目視で処理液中に発生するカビの様子を見た。
内と余白 矢と〕−・ ’5J二 表−2の結果から明らかなように、亜硫酸塩を保恒剤と
して用いた処理液NO,A−1〜A−5では、硫化銀の
発生が遅く保恒性は良好であるが、一部でカビの発生が
見られ、得られた色素画像の未露光部のイエロー辺小濃
度が大きく実用的でない。これに対し、本発明の化合物
を保恒剤として用いた処理液No、A−11〜A−40
では、硫化銀の発生は上記亜硫酸塩を用いた処理液はど
ではないが保恒性は充分であり、カビの発生もなく、さ
らに得られた色素画像の未露光部のイエロー濃度も充分
に小さく、優れたものである。
なお、水洗代替安定化液においては、感光材料の処理を
実施することにより、前段の定着能を有する液で処理さ
れた感光材料に付着してチオ硫酸塩が水洗代替安定化液
中に運び込まれる。従って、通常、処理開始前では水洗
代替安定化液中にチオ硫酸イオンは存在させる必要はな
い。本発明者等は写真用処理液としてチオ硫酸塩を含有
させない系においても同様に実験したが、最終チオ硫酸
イオン1度は0.076モル/2であり、上記の予めチ
オ硫酸塩を5(] /Jia添加した実験と全く同様の
結果を得て、本発明の効果を確認した。
実施例−2 以下の写真用処理液Bを調製した。
[写真用処理液B]  (水洗代替安定液)表−3 上記の写真用処理液Bを用いて、サクラカラーSRペー
パーくロール状〉ペーパー試料(小西六写真工業社製)
に絵焼露光を与え下記の処理工程で処理を施した。
[処理工程]     温度    時間(1)発色現
像     33℃    3分(2)漂白定着   
  33℃    1分30秒(3)水洗代替安定化 
25℃〜30℃  3分く写真用処理液B) (4)乾  燥     75℃〜80℃  約 2分
上記の(3)水洗代替安定化に前記の写真用処理液Bを
用いた。その他の用いた処理液組成を以下に示す。
処理液組成 〈発色現像タンク液〉 〈発色現像補充用液〉 l 亜硫酸カリウム          3.0g■ 
炭酸カリウム           30.0 g〈漂
白定着タンク液〉 なお、写真用処理液Bの補充用液は原液と同じものを用
いた。
補充量はカラーペーパー100cf当たりそれぞれ発色
現像タンクへの補充量として発色現像補充用液を2.0
顧、漂白定着タンクへの補充量として漂白定着補充用液
を1.5叡、安定槽への補充量として写真用処理液Bを
2.8112補充した。
上記の条件で1日当たりカラーペーパー1.5fを連続
して40日間処理を続は疲労した写真用処理液を得た。
ここで疲労した写真用処理液B中のチオ硫酸イオン濃度
は0.090モル/2であった。この疲労した写真用処
理液Bの沈澱の発生状況、カビの発生状況を実施例−1
と同様にして調べ、さらに疲労した写真用処理液を用い
てペーパー試料を処理して得られた色素画像の保存性を
実施例−1と同様にして調べた。
結果を表−4に示す。
以下愉′自 大と!1丁 φ八− 表−4の結果から、本発明の写真用処理液をペーパー処
理用の水洗代替安定化液として用いた場合においても実
施例−1と同様に硫化銀の沈澱の発生が良好に抑えられ
、カビの発生もなく、さらにえられた色素画像の未露光
部のイエロー濃度も充分に低く抑えられていることがわ
かる。なお、実施例−1と同様に写真用処理液Bとして
チオ硫酸塩を含有させない系においても同様な実験をし
たが、最終チオ′gN酸イオン濃度は0.090モル/
2であり、上記と全く同様の結果を得て本発明の効果を
確認した。
実施例−3 実施例−1において、安定化液を調製直後の写真用処理
液Aに対して0.4体積%め割合で添加し、写真用処理
液A′を得、該処理液A′を室温、空気解放上保存し、
硫化銀の沈澱の発生を実施例−1と同様にして調べた。
結果を表−5に示す。
表−5 表−5の結果から、本発明の写真用処理液がアルデヒド
類を含有する安定化液によるコンタミを受けても、硫化
銀の沈澱の発生が良好に防止されることがわかる。
実施例−4 以下の写真用処理液Cを調製した。
し写真用処理液C1(定着液) 表−6 上記の写真用処理液Cを実施例−1の定着処理工程に用
いる以外は、実施例−1と同様にして処理し、疲労した
写真用処理液Cを作り、これを空温、空気解放下に保存
し、硫化までの日数を比較した。
ざらに疲労した写真用処理液を用いて実施例−1の感光
材料試料を処理し、得られた感材試料を75℃、60%
RHの条件で10日間保存した後、最大発色濃度を保存
前の濃度と比較して(ここでは疲労した処理液の影響を
受けやすい赤色色素の最大発色濃度の変化ΔD3で代表
した。)透過濃度で光学濃度計PDA−65を用いて測
定した。
結果を表−7に示す。
表−7の結果より、本発明の写真用処理液を定着液に適
用しても良好な沈澱防止効果が得られることがわかる。
さらに得られた色素画像の最大発色1度の低下も小さく
、画像保存性も極めて良好であることがわかる。
実施例−5 以下の写真用処理液を調製した。
表−8 上記の写真用処理液りを実施例−1の漂白と定着の両工
程の代わりに1浴の漂白定着工程に用いる以外は実施例
−1と同様に処理した。なお、写真用処理液りの補充用
液は原液と同じものを、感光材料試料100Ct”当た
り14dで補充した。連続鬼才し疲労した写真用処理液
りの硫化を実施例−1と同様にして調べ、さらに疲労し
た写真用処理液を用いて、実施例−1の感光材料試料を
処理し、得られた感材試料を75℃、25%RHの条件
で10日間保存した後、実施例−4と同様にして最大発
色1度の保存前後の変化を調べた。結果を表−9に示す
Sナー 以T′!!Aデ 表−9の結果から、本発明の写真用処理液を漂白定着液
に適用しても良好な沈澱防止効果が得られ、さらに最大
発色濃度の低下も小さく画像保存性も極めて良好である
ことがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 チオ硫酸イオンを1.0×10^−^2g/l以上含有
    し、さらに下記一般式[ I ]、[II]および[III]で
    それぞれ示される化合物から選ばれる少なくとも1種の
    化合物を含有することを特徴とする写真用処理液。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2はそれぞれ水素原子、アル
    キル基、アシル基またはカルバモイル基を表わす。R_
    3、R_4およびR_5はそれぞれ水素原子またはアル
    キル基を表わし、mは0、1または2を表わす。Mは水
    素原子またはカチオンを表わす。) 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_6は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基、アリール基、アシル基、アルキルスルホニル基、
    アリールスルホニル基、カルバモイル基、スルファモイ
    ル基または複素環基を表わし、R_7は水素原子、アル
    キル基、シクロアルキル基、アリール基、アミノ基、ヒ
    ドラジノ基、複素環基、ヒドロキシル基、アルコキシ基
    またはアリールオキシ基を表わし、R_8は水素原子、
    アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表わ
    し、lは0または1を表わし、l=0のとき、Zは−C
    O−、▲数式、化学式、表等があります▼、−SO_2
    −または▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、
    l=1のとき、Zは−CO−、▲数式、化学式、表等が
    あります▼または−SO_2を表わす。ここでR_9お
    よびR_1_0はそれぞれR_3と同義の基を表わす。 ) 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_1およびR_1_2はそれぞれアルキ
    ル基または水素原子を表わす。但しR_1およびR_2
    が同時に水素原子であることはない。また、R_1およ
    びR_2は結合して環を形成してもよい。)
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