JPS63142350A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPS63142350A
JPS63142350A JP28970286A JP28970286A JPS63142350A JP S63142350 A JPS63142350 A JP S63142350A JP 28970286 A JP28970286 A JP 28970286A JP 28970286 A JP28970286 A JP 28970286A JP S63142350 A JPS63142350 A JP S63142350A
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JP
Japan
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silver halide
silver
emulsion
present
water
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Application number
JP28970286A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kuraki
康雄 椋木
Naoki Arai
直樹 新井
Kazuo Kagawa
香川 和雄
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63142350A publication Critical patent/JPS63142350A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/38Dispersants; Agents facilitating spreading

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は赤外域に分光増感されたレーザースキャナー用
ハロゲン化銀写真感光材料(以下写真窓光材料と称す)
を用いて画像を形成する方法に関するものであり、特に
現像処理が15秒以内であっても画像のムラを発生しな
い画像形成方法に関するものである。
(従来の技術) 写真感光材料の露光方法の一つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像
を形成する所謂スキャナ一方式による画像形成方法が知
られている。スキャナ一方式による画像形成方法を実用
した記録装置は種々あり、これらのスキャナ一方式記録
装置の記録用光源の1つとして半導体レーザーが使用さ
れる。
半導体レーザーは小型で安価、しかも変調が容易であり
、長寿命である。また赤外域に発光するため、明るいセ
ーフライトが使用できるので、取板い作業性が良くなる
という利点を有している。
この半導体レーザーに用いられる感材は赤外域に分光増
感された写真感光材料であり、それはある種のシアニン
色素をハロゲン化銀写真乳剤に添加することによって、
その感光波長域を長波長側に拡張させる分光増感技術に
よって得ろれる。赤外域の分光増悪には、赤外光に対し
て吸収を有する増悪色素が用いられる。
(発明が解決しようとする問題点) 最近、半導体レーザースキャナーのスキャンスピードが
高速化されて来るにつれて現像処理の短縮化(15秒以
内)も同時に図られて来た。
しかし、従来の技術では、写真感光材料が処理される時
に、現像浴からスクイズされて定着浴へ移る際に現像液
が感材の表面に不均一に残り、このため、“現像ムラ”
と称する、画像のムラを発生することがあり、重大な問
題となっている。
これは現像時間の短縮化に伴い写真感光材料の現像進行
をはやくすることが必要となり、従来なら問題にならな
かった現像の不均一性がそのまま画像上に反映された結
果であると考えられる。
従って、本発明の第1の目的は、現像時間が15秒以内
でも現像ムラを生しない赤外域に分光増悪されたレーザ
ースキャナー用写真感光材料を用いて画像形成する方法
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、感材を長期保存しても感材同志
が接着することのないような帯電防止されたレーザース
キャナー用感光材料を用いて画像形成する方法を提供す
ることにある。
本発明の第3の目的は、塗布時にハジキ、プツ等の故障
を生じないレーザースキャナー用写真感光材料を用いて
画像を形成する方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のこれらの目的は、支持体の一方の側に赤外分光
増悪されたハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層存する
レーザースキャナー用ハロケン化恨写真感光材料を現像
・定着して画像を形成する方法において、該ハロゲン化
恨写真怒光材料の乳剤層側の少なくとも1層に、現像液
に対する溶解度が0.005重量%以上(30℃)でか
つ、その表面張力が45ダイン/ cm以下(1,0重
量%水18ti、、30℃)を有する界面活性剤を含有
しかつ現像時間が15秒以内で処理されることを特徴と
する画像形成方法によって達成された。
なお、本発明における表面張力はウイルヘルミ法によっ
て得られるものである。
本発明は、現像時間短縮化に伴って発生する現像ムラを
前述の特定の界面活性剤を用いて写真感光材料表面の現
像液の均一化を図ることにより達成したものである。
本発明に用いられる赤外域に分光増感されたハロゲン化
銀写真乳剤は、赤外域に吸収を有する増感色素をハロゲ
ン化銀粒子に添加して得ることができる。
まず、赤外光に対して吸収を有する増悪色素について述
べる。
これらは例えばMees著 ” The Theory
 of thePhotographic Proce
ss、第3版’ (MacMillan社1966年発
行)のp、198〜p、20iに記載されている。この
場合分光感度即ち、赤外域の光に対する感度は高感度で
あることが望ましく、かつ乳剤の保存中にも感度の変化
の小さいことが望まれる。このために従来数多くの増感
色素が開発されてきた。これらは例えば米国特許第2.
095.854号、同第2.095.856.号、同第
2,955,939号、同第3. 482. 978号
、同第3,552.974号、同第3,573.921
号、同第3,582.3.44号、例えば米国特許第2
.875.058号及び同第3゜695.888号に記
載されているトリアジン誘導体、米国特許第3,457
,078号に記載されているメルカプト化合物、米国特
許第3,458.318号に記載されているチオウレア
化合物、米国特許第3.615,632号に記載されて
いるピリミジン誘導体などがあり、また米国特許第4.
011,083号にはアザインデン化合物を用いること
により、凍惑量の赤外増感色素を使用して赤外増感を行
うことが記載されている。
あるいは又、特開昭60−80841号記載のトリカル
ボシアニン色素及び/又は4−キノリン核含有ジカルボ
シアニン色素が好ましく用いられる。以下に代表的な赤
外増感色素を示すが勿論、本発明はこれらに限定される
ものではない。
CtHs            CtHs   I“
Ct Hs            Cs H?   
 I−Cz Hs            CHzCO
OII    I−Cx  Hs      I− C!H8N C!H,■” C□ Hs      I− ■ (CIll) 、503− CtHs       V c*  Hs       r− これらの増感色素の添加量は、ハロゲン化銀1モル当り
5X10−’モル−5X10−’しくはlXl0−6モ
ル〜I X I O−’モル、特に好ましくは2X10
−’モル−5X10−’次に本発明に用いられるハロゲ
ン化銀粒子は、塩化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、
塩沃化銀、塩沃臭化銀など、塩素、臭素、沃素化物から
成るハロゲン化銀であればいずれでもよいが、特に臭化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀が好ましい。ハロゲン化銀中
の沃化銀は0〜20モル%が好ましく、0〜10%がと
くに好ましい。ハロゲン化銀中の塩化銀は多くとも20
モル%以下であることが好ましく少なくとも10モル%
以下であることが更に好ましく5モル%以下であること
がとくに好ましい。
又特に好ましく用いられるハロゲン化銀粒子は(100
)面/(111)血止が1以上のハロゲン化銀粒子であ
り種々の方法で調製することができる。最も一般的な方
法は粒子形成中のPAg値を8.10以下の一定値に保
ち硼酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液とを同時添加
する方法である(いわゆるコントロールダブルジェット
法)、より好ましくはPAg値を7.80以下更に好ま
しくはPAg値を7.60以下とするのがよい。
ハロゲン化銀粒子形成を核形成とその成長という2つの
タイプに分けた時、核形成時のPAg値の制限はなく、
そのp,Agは前述と同様である。
これらの乳剤は粗粒子でも微粒子でも、またはそれらの
混合粒子でもよいが、好ましくは平均粒径が(例えばプ
ロジエクテッドエリア法、数平均法による測定で約0.
04μから1.0μの粒子のものが好ましい。また、サ
イズ分布としては変動係数20%以内好ましくは15%
以内の単分散乳剤を用いることが好ましい。
粒子形状は好ましくは立方体がよいが前記好ましい面指
数条件を満すものであれば、じゃがいも状、球状、板状
、粒子径が粒子厚みの5倍以上の平板状など変則的な結
晶形を有するものでもよい。
本発明に用いられる感光材料にはハロゲン化銀乳剤層は
一層にかぎらず二層以上としてもよく、また粒子サイズ
、感度等の異なる2種以上の乳剤を混合もしくは別層に
用いてもよい。また乳剤層は支持体の片側に限らず両面
に設けてもよい。
これら感光性乳剤に実質的に非感光性乳剤(例えば内部
のかぶった微粒子乳剤)を混合して用いてもよい,勿論
、別々の層に塗り分けて用いてもよい。
更にハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部迄一様なもので
あっても、また内部と外部が異質の層状構造をしたもの
や、英国特許第635.841号、米国特許第3,62
2,318号に記されているようないわゆるコンバージ
ョン型のものであってもよい。また潜像を主として表面
に形成する型のもの、粒子内部に形成する内部潜像型の
もの何れでもよい。
本発明の乳剤にはイリジウムイオンが好ましく用いられ
、イリジウムイオンの含有は、乳剤調製時に水溶性イリ
ジウム化合物(たとえばヘキサクロロイリジウム(In
)9塩、ヘキサクロロイリジウム(IV)酸塩)を水溶
液の形で添加することによって達成される。粒子形成の
ためのハロゲン化銀と同し水溶液の形で添加してもよい
し、粒子形成前添加、粒子形成途中添加、粒子形成後か
ら化学増悪までの添加のいづれかでもよいが、特に好ま
しいのは粒子形成時の添加である。
このハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコント
ロールするためにハロゲン化i艮?容剤として例えば、
アンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテ
ル化合物、千オン化合物、アミン化合物などを用いるこ
とができる。
ハロゲン化銀溶剤以外にも粒子表面に吸着して晶癖を制
御する化合物例えば、シアニン系の増感色素やテトラザ
インデン系化合物、メルカプト化合物などを粒子形成時
に用いることが出来る。
ハロゲン化銀写真乳剤は、通常用いられている化学増感
法、例えば金増恣、硫黄増悪、還元増悪、千オニーチル
化合物による増感などの各種化学増感法が適用される。
本発明に用いられる現像液に対する溶解度が06001
重i俤以上でかつ/、0重量%の水溶液での表面張力が
弘rctyn’e/cm以下を有する界面活性剤につい
て述べる。
溶解度としては、好ましく0.011重量%上、より好
ましくは0.0.2重量%以上である。
また、表面張力としては、好ましくr!弘0〜1Ody
ne/cmz よシ好ましくはjj〜10dyne/C
rILである。
ここで、溶解度として0.00!重量悌未滴のものを用
いると感光材料表面に油状物として析出し、迅速処理時
の現像液の濡れ性全悪化させてしまうなどの問題点があ
る。表面張力が弘!dyne/スより大きいものは、迅
速処理時の感光材料表面を均一に濡らすだけの界面活性
作用を有さない。
本発明の界面活性剤は、疎水基として炭素数≠以上の置
換、無置換のアルキル、アルケニル、アラルキル、アリ
ール基金有し、親水基としてはアニオン、カチオン、ベ
タイン、ノニオン基を有する。
好ましい疎水基とじてな、炭素数6〜参〇の置換、無置
換のアルキル、アルケニル、アラルキル、アリール基で
あり、例えば、ヘキシル、オクチル、ノニル、デシル、
ドデシル、セチル、ステアリル、オレイル、ノニルフェ
ニル、オクチルフェニル、ジt−アミルフェニル、ジノ
ニルフェニル、ドデシルフェニル、ドデシルビフェニル
、ビス(ジーt−7”チルフェニル)メチレン、ビス(
ジーt −ブナルフェニル)フェニルメチレン、パーフ
ルオロオクチル、パーフルオロデシル、パーフルオロヘ
キシル、パーフルオロオクチル、パーフルオロドデシル
などが挙げられる。
又親水基として好ましいのは、アニオン基としてはカル
ボン酸塩、スルホン酸塩堪、リン酸塩、硫酸エステル塩
、ホウ酸塩が、カチオン基としては3級アミン、仏縁ア
ミン、ホスホニウム、スルホニウムであり、ベタイン基
としてはアミノ酸、カルボキシベタイン、スルホキシベ
タイン、ホスホベタインであシ、又、ノニオン基として
はポリオキシアルキレン、ヒドロキシ、ソルビタン、朝
、多価アルコールが拳げられる。親水基として特に好ま
しいのはカルボン酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、硫酸
エステル塩、3級もしくに仏縁アミン、カルボキシベタ
イン、スルホベタイン、ポリオキシアルキレン(アルキ
レン基は炭素数/〜Aが好ましく、例えばエチレン、プ
ロピレン、ヒドロキシプロピレンなど)、ヒドロキシ、
ソルビタン、多価アルコールである。なおアニオンの塩
としては水素、アルカリ金属、アルカリ土類、アンモニ
ウム、低級アミンが好ましい。又親水基がアニオン、カ
チオ/、ベタインの場合は更にポリオキシアルキレン(
アルキレンは炭素数/−A)を同時に含有しているのが
好ましい。
以下にこれらの具体的な化合物全列挙する。
化会物例 1  /   C3H1100CCH2CH2C3H1
100CCHzCH−8O3NaJtj I−弘 1−j                Q018F1
35(OCI(2CH2七h P (ON a ) 2
1−7   UtzH2sO+CHzCH20+r−C
H2COOKH3 CH3 C)12CI(20H CxoHz10+CHzC)icH20片I(H H C12H2so(L’H2CH2O罹α2c”n印2叶
示印2和20iH暑 H 1−/l’ !−79 C8F17502N+cH2CH20党「六CH2−h
−8o 4 N a本発明の界面活性剤の添加量は3真
感光材料1m2当シ/〜λOOQ■が好ましく、更には
3〜100〜がよシ好ましく、j〜JOO■が特に好ま
しい。
又、これらの界面曲性剤は単独でもよいしコ撞以上金&
会して用いてもよい。
本発明の界面活性剤の添加場所は写真感光材料のハロゲ
ノ化鋼乳剤側の少なくとも7層である。
添加するS成層としては例えば表面保護層、乳剤層、中
間層、下塗I―などを挙げることができる。
表面保護層が2層以上からなる場合はそのいづれの層で
もよく、又表面保aN1の上にさらにオーバーコートと
して用いることもできる。
次に本発明における現像時間が15秒以内で処理される
現像・定着・水洗・乾燥工程について記す。
本発明に使用する黒白現像液に用いる現像主薬には良好
な性能を得やすい点で、ジヒドロキシヘンゼン類と1−
フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せが最も好ましい
、勿論この他にp−アミノフェノール系現像主薬を含ん
でもよい。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2.3−ジクロロハイドロキノン、2.5−
ジクロロハイドロキノン、2.3−ジブロムハイドロキ
ノン、2.5−ジメチルハイドロキノンなどがあるが特
にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いるl−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジ
メチル−3−ビラプリトン、l−フェニル−4−メチル
−4−ヒドロキシメチル−3−ビラプリトン、l−フェ
ニル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
、などがある。
本発明に用いるp−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェ
ノール、N−(β−ヒドロキンエチル)−p−アミノフ
ェノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリジン、
2−メチル−p−7ミノフエノール、p−ベンジルアミ
ノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−p−ア
ミノフェノールが好ましい。
現像主薬は通常0.01モル/l〜1.2モル/Pの量
で用いられるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。亜硫
酸塩は0.2モル/1以上特に0.4モル/I1以上が
好ましい。また、上限は2.5モル/1までとするのが
好ましい。
本発明に用いる現像液のpHは9から13までの範囲の
ものが好ましい。更に好ましくはp H10から12ま
での範囲である。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H3m節剤を含む。
特願昭61−28708合(ホウ酸塩)、特開昭60−
93433号(例えば、サッカロース、アセトオキシム
、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩
衛剤を用いてもよい。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノール
の如き有機ン容剤:1−フェニルー5−メルカプトテト
ラゾール、2−メルカプトヘンライミダゾール−5−ス
ルホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5−ニ
トロインダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチ
ルベンツトリアゾール等のベンツトリアゾール系化合物
などのカブリ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて
色調剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、特開昭56
−106244号記載のアミノ化合物などを含んでもよ
い。
本発明においては現像液に5RIT3れ防止剤、例えば
特開昭56−24347号に記載の化合物、を用いるこ
とができる。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号に記
載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用いるこ
とができる。
この他り、F、A、メソン著「フォトグラフィック・プ
ロセシン・ケミストリー」、フォーカル・プレス刊(1
966年)の226=229頁、米国特許第2,193
,015号、同2,592゜364号、特開昭48−6
4933号などに記載のものを用いてもよい。
本発明において「現像時間」、「定着時間」とは各々、
処理する感光材料が自現機の現像タンク液に浸漬してか
ら次の定着液に浸漬するまでの時間、定着タンク液に浸
漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するまで
の時間を言う。
また「水洗時間」とは、水洗タンク液に浸漬している時
間をいう。
また「乾燥時間」とは通常35℃〜100℃好ましくは
40℃〜80℃の熱風が吹きつけられる乾燥ゾーンが、
自現機には設置されているが、その乾燥ゾーンに入って
いる時間をいう。
現像温度及び時間は約り5℃〜約50℃で15秒以下で
あるが好ましくは30℃〜40℃で6秒〜15秒である
定着液はチオ硫酸塩、を含む水1′B液であり、pH3
,8以上、好ましくは4.2〜5.5を有する。更に好
ましくはpH4,65〜5.5である。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、千オ硫酸イオンとアンモニウムイオンと
を必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ硫
酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜
変えることができ、−Cには約0.1〜約6モル/1で
ある。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでもよく、それらには、例えば塩化アルミニウム
、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそれらの導体を
単独で、あるいは2種以上、併用することができる。こ
れらの化合物は定着液11につきo、oosモル以上含
むものが有効で、特に0゜01モル/1〜0.03モル
/lが特にを効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン酸、クエン酸ナ
トリウム、クエン酸カリウム、クエン酸リチウム、クエ
ン酸アンモニウムなどがある。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硼酸)、pH!
jii整剤(例えば、硫酸)、硬水軟化能のあるキレー
ト剤や特願昭60−218562号記載の化合物を含む
ことができる。
定着温度及び時間は約り0℃〜約50℃で6秒〜1分が
好ましいが30℃〜40℃で6秒〜30秒がより好まし
く、更に好ましくは30℃〜40℃で6秒〜15秒であ
る。
定着液濃縮液が本発明の方法で自動現像機に、感光材料
が処理されるに従って、それを希釈する水と共に補充さ
れる場合、定着’e、濃縮液は1剤で構成されることが
最も好ましいことは現像液の場合と同じである。
1剤として定着液現液が安定に存在しうるのはpH4,
5以上であり、より好ましくはpH4゜65以上である
。 pH4,5未満では、特に定着液が実際に使われる
までの期間長年放置された場合にチオ硫酸塩が分解して
最終的には硫化してしまうためである。従ってpH4,
5以上の範囲では亜硫酸ガスの発生も少なく、作業環境
上も良くなる。pHの上限はそれ程厳しくないが余り高
pHで定着されると、以後水洗されても膜PHが高くな
って膜膨潤が大きくなり従って乾燥負荷が大きくなるの
でpH7まで位が限度である。アルミニウム塩を使って
硬膜する定着液ではアルミニウム塩の析出沈澱防止pH
は5.5までが限界である。
本発明は現像液または定着液のいずれかが上記のような
希釈水を必要としない(すなわち原液のままで補充する
)いわゆる使用液であっても構わない。
各濃縮液の処理タンク液への供給量及び希釈水との混合
割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存して種々変化させる
ことができるが、一般に濃縮液対希釈水は1対θ〜8の
割合で、これらの現像液、定着液各々の全量は感光材料
1rdに対して50m1から1500mjlであること
が好ましい。
本発明においては感光材料は現像、定着した後、水洗又
は安定化処理に施される。
水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液として用いることもできる
。防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に使用する
ことにより、感光材料1rrl当たり31以下の補充量
という節水処理も可能となるのみならず、自現機設置の
配管が不要となり更にストック槽の削減が可能となる。
即ち現像液及び定着液用の調液希釈水及び水洗水又は安
定化液を共通の一層のストック槽から供給でき、自動現
像機の一層のコンパクト化が可能となる。
防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に併用すると
、水垢の発生等が有効に防止し得るため、感光材料1−
当たりO〜31、好ましくは0〜11、の節水処理を行
うことができる。
ここで、補充量が0の場合とは、水洗槽中の水洗水が自
然蒸発等により減少した分だけ適宜補充する以外は全く
補充を行なわない、即ち実質的に無補充のいわゆる「た
め水」処理方法を行なう場合をいう。
補充量を少なくする方法として、古(より多段向流方式
(例えば2段、3段など)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着後の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、つまり定着液で汚れていない処理液の
方に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い
水洗がなされる。これによれば、不安定なチオ硫酸塩等
が適度に除去され、変退色の可能性が一層小さくなって
、更に著しい安定化効果が得られる。水洗水も従来に比
べ、非常に少ない量ですむ。
少量の水洗水で水洗するときには特願昭60−1729
68号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設けることが
より好ましい。
更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に応
じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴から
のオーバーフロー液の一部又は全部は特開昭60−23
5133号に記載されているようにその前の処理工程で
ある定着能を有する処理液に利用することもできる。こ
うすることによって上記ストック水の節水ができ、しか
も廃液がより少なくなるためより好ましい。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特願昭60−
253807号、同60−295894号、同61−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。
更には、L、E、West  −ater Quali
ty Cr1teria″Photo Sci & E
ng、 Vol、9Na 6 (1965) 、M、I
4.Be−ach  ’旧crobiological
 Growths in Motion−Pic−tu
re Processing  ”  SMPT[! 
Journalνo1.85. (1976)+R,0
,Deegan、  ”Photo Processi
ng Wash Wate−r Biocides″J
、[+saging Tech、Vol 10.N16
(1984)及び特開昭57−8542号、同57−5
8143号、同58−105145号、同57−132
146号、同58−18631号、同57−97530
号、同51−151244号などに記載されている防菌
剤、防パイ剤、界面活性剤などを併用することもできる
更に、水洗浴には、R,T、Kreiman著J、 I
IIIage。
Tech 10.(6)  242 (1984)に記
載されたイソチアゾリン系化合物、RESEARCHD
ISCLO5LIRE第205S、Item  205
26 (1981年、5月号)に記載されたイソチアゾ
リン系化合物、同第228巻、Ite+*  2284
5 (1983年、4月号)に記載されたイソチアゾリ
ン系化合物特願昭61−51396号に記載された化合
物、などを防菌剤(Microbiocide)として
併用することもできる。
更に防パイ剤の具体例としては、フェノール、4−クロ
ロフェノール、ペンタクロロフェノール、クレゾール、
O−フェニルフェノール、クロロフェン、ジクロロフェ
ン、ホルムアルデヒド、グルクールアルデヒド、クロル
アセトアミド、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2−
(4−チアゾリン)−ベンゾイミダゾール、ベンゾイソ
チアゾリン−3−オン、ドデシル−ベンジル−ジメチル
アンモニウム−クロライド、N−(フルオロジクロロメ
チルチオ)−フタルイミド、2,4.4’−トリクロロ
−2′−ハイドロオキシジフェニルエーテルなどがある
防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液定着液などの処理液原液の希釈水としても水洗水と
しても共用されるのがスペースが小さくてすむ点で好ま
しい、しかし防黴手段を施したiF]M希釈水と水洗水
(又は安定化ti、)とを分けて別槽にそれぞれ保管す
ることもできるし、どちらか一方だけを水道から直接と
ってもよい。
別槽に分けて保管したときは、本発明の如き防黴手段を
施した上に、水洗水(又は安定浴)には種々の添加剤を
含有させることができる。
例えば、アルミニウムとのキレート安定度logK値が
、10以上のキレート化合物を含有させてもよい。これ
らは、定着液中に硬膜剤としてアルミニウム化合物を含
む場合水洗水中での自沈を防止するのに有効である。
キレート剤の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸
(!ogK・ 16.1.以下同じ)、シクロヘキサン
ジアミン四酢酸(17,6)、ジアミノプロパノール四
酢酸(13,8)、ジエチレントリアミン五酢酸(18
,4)、トリエチレンテトラミン六酢酸(19,7)等
及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩があり、その添加量は好ましくは0.01〜10g/
l、より好ましくは0.1〜5 g/Nである。
更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陽イオン型、陰イオン型、非イ
オン型および両イオン型のいずれを用いてもよい、界面
活性剤の具体例としてはたとえば工学図書(株ン発行の
「界面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物な
どがある。
上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される0例えば膜pHを調整する(例えばpH3
〜8)ための各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタホウ
酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸化
ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカルボ
ン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホル
マリンなどのアルデヒドを代表例として挙げることがで
きる。その他、キレート剤、殺菌剤(チアゾール系、イ
ソチアゾール系、ハロゲン化フェノール、スルファニル
アミド、ベンゾトリアゾールなど)、界面活性剤、蛍光
増白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよ(、同
一もしくは異種の目的の化合物を2種以上併用しても良
い。
また、処理機の膜pH!t!整剤として塩化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、亜硫酸アンモニウム、千オ硫酸アンモニウム
等の各種アンモニウム塩を添加°するのが画像保存性を
良化するために好ましい。
上記の方法による水洗または安定浴温度及び時間は0℃
〜50℃で6秒〜1分が好ましいが15℃〜40℃で6
秒から30秒がより好ましく、更には15℃〜40℃で
6秒から15秒が好ましい。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗された写真
材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズローラ法
を経て乾燥される。乾燥は約り0℃〜約100℃で行な
われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが
、通常は約5秒〜1分でよいが、より好ましくは40℃
〜80℃で約5秒〜30秒である。
本発明においては、怒光材料における膨潤百分率を低減
する程その乾燥時間を短縮できるという更に優れた効果
を発揮する。
本発明の方法によれば、現像、定着、水洗及び乾燥され
るまでのいわゆるDry to Dryの処理時間は3
分15秒以内、好ましくは100秒以内、更に最も好ま
しくは60秒以内で処理されることである。このような
処理時間の短縮化に加えて、現像液、定着液の一パーツ
構成の補充液により調液作業の簡易化、メンテナンスの
簡易化が同時に達成されるものである。
ここで“dry to dry ″とは処理される感材
の先端が自現機のフィルム挿入部分に入った瞬間から、
処理されて、同先端が自現機から出てくる瞬間までの時
間を言う。
次に本発明の界面活性剤を含有する層あるいは他の層に
帯電防止剤を併用することもでき、こうすることによっ
て好ましい帯電防止効果を得ることもできる。このよう
な帯電防止剤にはアニオン、カチオン、ベクイン性重合
物、含フツ素界面活性剤、金属酸化合物、コロイドシリ
カ等や硫酸バリウムストロンチウム、ポリメタクリル酸
メチル、メタクリル酸メチル−メタクリル酸共重合体、
コロイドシリカ又は粉末シリカ等からなるいわゆるマッ
ト剤を挙げることができる。
又、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
1.1−1−リメチロールプロパン等特開昭54−89
626に示されるようなポリオール化合物を本発明の界
面活性剤を含有する層あるいは他の層に添加することが
出来、こうする二七によっても更に好ましい帯電防止効
果を得ることができる。
写真層のバインダーとしてはゼラチン、カゼインなどの
蛋白質、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロースナキストラン等のセルロース化合物、デキ
ストラン、寒天、アルキン酸ソーダ、でんぷん誘導体等
の糖誘導体、合成親水性コロイド例えばポリビニルアル
コール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸
共重合体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導体お
よび部分加水分解物等を併用することもできる。
ここで言うゼラチンはいわゆる石灰処理ゼラチン、酸処
理ゼラチン誘導体ゼラチン、および酵素処理ゼラチンを
指す。
本発明の写真構成層には本発明の界面活性剤の他に他の
公知の界面活性剤を単独または混合して添加してもよい
それらは塗布助剤として用いられるものであるが、時と
してその他の目的、例えば乳化分散、増悪その他の写真
特性の改良、等のためにも適用される。
これらの界面活性剤はサポニン等の天然界面活性剤、高
級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩類(例えば
七チルトリメチルアンモニウムクロライド)、ピリジン
その他の複素環類(例えばドデシルピリジウムブロマイ
ド)、ホスホニウムまたはスルホニウム類等のカチオン
界面活性剤;カルボン酸(例えばラウリン酸カリウム、
オレイン酸アンモニウム)、スルホン酸(例えばドジシ
ルベンゼンスルホン酸Na塩、トリイソプロピルナフタ
レンスルホン酸Na塩、ジオクチルα−スルホコハク酸
Na塩など)、リン酸、硫酸エステル、(例えばドデシ
ルサルフェートNa塩、オレイルサルフェートに塩など
)、リン酸エステル(例えばノニルフェニルリン酸Na
塩、ポリオキシエチレンオレイルリン酸に塩など)等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤、アミノ酸類(例えば
ドデシルジメチルアンモニオメチレンカルボキシレート
)、アミノスルホン酸類(例えばヘキシルジメチルアン
モニオブタンスルホナートなど)、アミノアルコールの
硫酸またはリン酸エステル類等の両性界面活性剤にわけ
られる。
又、本発明に於ては、滑性化組成物、例えば米国特許第
3,079,837号、同第3,080゜317号、同
第3,545.970号、同第3゜294.537号及
び日本公開特許昭52−129520号に示されるよう
な変性シリコーン等を写真構成層中に含むことができる
本発明に於いて用いられるハレーション防止染料及び/
又はイラジェーション防止染料としては、750nm以
上の長波長に実質的な吸収を有する染料が用いられる。
ここでハレーション防止染料は、中間層、下塗り層、ハ
レーション防止層、バック層、乳剤層などに、イラジェ
ーション防止染料は、乳剤層の他に中間層などに用いら
れる。またこれらの染料は好ましくは10−’g/rr
r、より好ましくはIO″3〜0.5g/rlの添加量
で用いられる。例えば、米国特許第2,895,955
号、同3.177.078号、同4,581.325号
、特開昭50−1.00.116号に記載の染料や、特
願昭61−1629879号に記載されているような染
料が好ましく用いられる。
本発明の写真感光材料は写真構成層中に米国特許第3,
411,911号、同3,411,912号、特公昭4
5−5331号等に記数のポリマーラテックス(例えば
ポリエチルアクリレートもしくはメタクリル酸との共重
合物、ポリスチレンなど)を含むことができる。
本発明の写真感光材料のハロゲン化銀乳剤層、表面保護
層などに用いられるカブリ防止剤、安定剤、硬膜剤、可
塑剤、潤滑剤、塗布助剤、マット剤、増白剤、染料等に
ついては特に制限はなく、例えばリサーチ・ディスクロ
ージャー誌(Research Disclosure
)  176号22〜31頁(1978年12月)の記
載を参考にすることが出来る。
本発明に用いられる感光材料としては銀画像を与える感
光材料(例えば医療用感光材料、製版用感光材料など)
の他に色素画像を与える感光材料(例えばカラー印画紙
、カラー反転ペーパーなど)を挙げることができる。
C実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を例証するが本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例/ (1)ハロゲン化銀乳剤の調製 ゼラチンと臭化カリウムと水が入った5z0cK加温さ
れた容器に適当量のアンモニアを入れた後1反応容器中
のpAg値を7.tOに保ちつつ硝酸銀水溶液と似に対
するイリジウムのモル比で10〜7モルとなるようにヘ
キサクロロイリジウム(II[)酸塩を添加した臭化カ
リウム水溶液とをダブルジェット法により添加して平均
粒子サイズがO0!3μの単分散臭化銀乳剤粒子を調製
したにの乳剤粒子は、平均サイズの士≠θ%以内に全粒
子数のりl憾が存在していた)。この乳剤を脱塩処理後
、pHを6.2、pAgをr、tに合わせてから、チオ
硫酸ナトリウムと塩化金酸と罠より金・硫黄増感とを行
ない所望の写真性を得た。
これを乳剤Aとする。この乳剤の(100’4面/(/
//)血止率をクベルカムンク法で測定したところりl
/コであった。
(2)乳剤塗布液の調製 この乳剤Aを/h秤取し、aoocに加温溶解後、赤外
域増感色素;構造式Aのメタノール溶液(りxlo  
’fi/1)を70cc、強色増感色素μ、μ′−ビス
〔≠、乙−ジCナフチルーコーオキシ)ピリミジンーコ
ーイルアミノ〕スチルベン−2,2′−ジスルホン酸ジ
ナトリウム塩c≠。
11X10  ” M/1)WOcc、構造式Bのメタ
ノール溶液(J、I×/θ  M/l ) J jσ、
≠−ヒドロキシーt−メチルー/、j、Ja、7−チト
ラザインデ/水溶液、塗布助剤ドデシルベンゼンスルフ
ォン酸塩の水溶液、増粘剤ポリボタ7つA −p−ビニ
ルベンゼンスルフォネート化合物の水溶液、ポリアクリ
ルアミド水溶液C分子量ダ万)t−添加して乳剤塗布液
とした。
構造武人 構造式B (3)乳剤層の表面保護層用塗布液の調製ao0cに加
温されたt o wt* ゼラチン水溶液にポリアクリ
ルアミド(分子量1万)水溶液、増粘剤ポリスチレンス
ルフオン酸ソーダ水溶液、マット剤ポリメチルメタクリ
レート微粒子C平均粒子サイズ3.0μm)、硬膜剤N
、N’−エチレンビス−(ビニルスルフオニルアセトア
ミト)、帯電防止剤ノミ−フルオロオクタンスルホン酸
Na塩水溶液、ポリ(n!10)オキシエチレンセチル
エーテル水溶液、本発明の界面活性剤を表1のごとく添
加して塗布液とした。
(41パツク塗布液の調製 lθ0Cに加温された/ o w t 4のゼラチン水
溶液tT14に増粘剤ポリスチレンスルフオン酸ソーダ
水溶液、構造式Cの染料水溶液(!×/θ−2モルat
 )j OCX:、、硬膜剤N、 N ’−:x、fレ
ンビスーCビニルスルフォニルアセトアミド)水溶液を
加えて塗布液とした。
構造式C (5)パック層の表面保護層用塗布液の調製4!ooc
に加温された1 0wt4ゼラチン水溶液に増粘剤ポリ
スチレンスルフォン酸ンーダ水溶液、マット剤ポリメチ
ルメタクリレート微粒子(平均粒子サイズ1.−μm)
、 塗布助剤t −オクチルフェノキシエトキシエトキ
シエタンスルフオン酸ナトリウム水溶液及びノニルフェ
ノキシブタンスルホン酸ナトリウム水溶液、及びポリ(
n=10)オキシエチレンセチルエーテル、帯電防止剤
としてパーフルオロオクタンスルホン酸カリウム水溶液
を添加して塗布液とした。
(6)塗布試料の作成 前述のパック塗布液をパックの表面保護層塗布液とと本
にポリエチレンテレフタレート支持体の一方の側にゼラ
チン塗布量がμ27m2となるように塗布した。これに
続いて支持体の反対の側に赤外増感色素入りの乳剤塗布
液とこれ用の表面保護層塗布液とを塗布銀量が3.19
7m2 となるように塗布した。
得られた試料フィルムを後述する方法で、それぞれコン
タクト写真性、及び現像ムラテストを行なった。
(1)コンタクト写真性の評価 試料フィルム4cα×≠口をコj’C,?(7係相対湿
度で3時間調湿し、試料の感光層側とパック層側の面を
重ね合わせて同一条件下で調湿した袋中に入れて密封し
た。このようにして調整した試料の上に/9の荷重を均
一にかけ、az0c下、7週間経時した後、試料を現像
しその写真性のムラを以下の参段階で評価した。
A:画像のムラ発生が全く認められないB:     
    少し認められるC:         かなり
認められるD=        はぼ全面に認められる
現像液及び定着液の組成は次の通りである。
〈現像液〉 水酸化カリウム           /75’亜硫酸
ナトリウム           tofジエチレント
リアミン五酢酸       、22炭酸カリ    
             jtホウ酸       
       3fヒドロキノン          
   λjrジエチレングリコール        /
λtグーヒドロキシメチルー弘−ノーメ チル−フェニル−3−ピラゾリド ンム本発明=+ln→←→    /、jj?!−メチ
ルベンゾトリアゾール   o、t’tt酢酸    
           /、r?臭化カリウム    
         コを水で/lとする(pHto、t
zに調整する)。
〈定着液〉 チオ硫酸アンモニウム       /≠ot亜硫酸ナ
トリウム           ireエチレンジアミ
ン四酢酸・ニナトリ ウムー二水塩           2jlR9水酸化
ナトリウム            ty水で/1とす
るC酢酸でpH!、り!に調整する。) 現像工程は以下の通りでちる。
処理温度・時間 現  像    Jj’CX/1.1秒定  着   
3! 0C×/λ、よ秒水  洗    20  ’C
x7.j秒乾  燥    ≦0 ℃ Dry  to Dry処理時間  30秒(2)  
処理ムラ評価方法 試料フィルムJjCfnXコ!aを前述の現像・定着・
水洗−乾燥工程全通して処理し、次のμ段階でその処理
ムラを評価した。
A:画像のムラが全く認められない B:    l  少し認められる C:    I  かなり認められる D:   I  はぼ全面に認められる(3)  塗布
性評価 巾−27cy、試料長10m中に存在するハジキ個数を
表わした。個数の多い程、塗布性が悪いことを示す。
第1表から明らかなように1本発明の界面活性剤を用い
た試料/−λ〜/−7は、コンタクト写真性、現像ムラ
、塗布性をすべて満足するものであり良好な画像を得る
ことができた。これに対し/−/のコントロールでは現
像ムラ、塗布性が著しく悪かった。
一方、現像液への溶解度がO0θθを重f#4以下又は
その表面張力が≠jダイン以上の比較化合物を用いた試
料/−1−/−10は現像ムラが著しく悪く本発明に比
べて大きく劣っており、本発明が優れていることは明白
である。
実施例コ (11単分散ハロゲン化銀乳剤の調製 実施例/ −(11に比べ粒子形成前に添加するアンモ
ニア量を減らすだけの変更を行なって平均粒子サイズが
0.35μの単分散乳剤ヲy4整した。セして脱塩処理
後、最適に金・硫黄増感を施した。
C乳剤層とする) (2)乳剤塗布液の調整 実施例/−+21の乳剤Aのかわジに乳剤Azo。
2と乳剤B j 00.fを用いて、実施例/−+2+
と全く同様にして乳剤塗布液を調整した。
(3)乳剤層の表面保S層用塗布液の調整実施例i −
f31のノぐ−フルオロオクタンスルホン酸Na塩水溶
液のかわりに 3H7 C8H175O2N+CH2CH2OテCH2qSO3
Na水C3H7 溶液とC3H17SO2N+CH2CH2O+7H水溶
液を用いて、実施例/−(3+と全く同様にして表記の
塗布液を勇整した。
以下実施例1と全く同様にして表−に示した試料を作成
しそのコンタクト写真性、現像ムラテストを行なった。
表2のごとく本発明の試料はコンタクト写真性、現像ム
ラ及び塗布性に全く問題がなく、比較試料に比べ優れて
いることがわかる。
手続補正書 ■、小事件表示    昭和t/年詩願第219702
号2、発明の名称  画像形成方法 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人性 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地本 補正の対象  明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 ゛5.補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。
1)第≠頁lからλ行目の 「ような帯電防止された」 を削除する。
2)第を頁の構造式μ個目を [ 」 と補正する。
3)第1り頁の構造式■−2を 「 」 と補正する。
4)第20頁の構造式1−/≠の後に 「I−/よ 」 を挿入する。
5)第27頁の構造式l−/ rを 」 と補正する。
6)第22頁の構造式l−コlを 「 3H7 」 と補正する。
フ)第λ弘頁/1行目の 「ブロムハイドロキノン」ヲ 「ブロムハイドロキノン、4.3−ジブロムハイドロキ
ノン」 と補正する。
8)第2!頁7行目の 「グリジン」を 「グリシン」 と補正する。
9)第2を頁70行目の 「緩衛剤」を 「緩衝剤」 と補正する。
10)第27頁/−行目の 「メンン」を 「メイソン」 と補正する。
11)第27頁73行目の 「プロセシ/」を 「プロセシング」 と補正する。
12)第コタ頁!から6行目の 「あるいはそれらの導体」を 「グルコン酸あるいはそれらの縛導体」と補正する。
13)第30頁tから2行目の 「最も好ましいことは現像液の場合と同じである。」を 「好ましい」 と補正する。
14)第33頁l参行目の 「こうする」を 「こうする」 と補正する。
15)第33頁3行目の 「化合物」の後K 「、」 を挿入する。
16)第31頁り行目の 「安定度」の後に 「定数」 を挿入する。
17)第3r頁76行目の 「ローラ」を 「ローラー」 と補正する。
18)第32頁//行目の 「されるものである。」を 「され得る。」 と補正する。
19)第μ0頁/!行目の 「ナキストラン」 を削除する。
20)第≠7頁下から3、λ行目の rN、N’−エチレンビス−(ビニルスルフォニルアセ
トアミド)」を 「t、3−ビス(ビニルスルホニル)プロノにノールー
コ」 と補正する。
21)第!1頁7行目の [to、lrJを 「/θ、J!J と補正する。
22)第j栖頁弘行目の 「処理ムラ」を 「現慮ムラ」 と補正する。
23)第j2頁7行目の 「処理ムラ」を 「現像ムラ」 と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の一方の側に赤外分光増感されたハロゲン化銀乳
    剤層を少なくとも1層有するレーザースキャナー用ハロ
    ゲン化銀写真感光材料を現像・定着して画像を形成する
    方法において、該ハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層側
    の少なくとも1層に現像液に対する溶解度が0.005
    重量%以上(30℃)でかつ表面張力が45ダイン/c
    m以下(1.0重量%の水溶液、30℃)を有する界面
    活性剤を含有しかつ現像時間が15秒以内で処理される
    ことを特徴とする画像形成方法。
JP28970286A 1986-12-04 1986-12-04 画像形成方法 Pending JPS63142350A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28970286A JPS63142350A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 画像形成方法
US07/338,343 US5028516A (en) 1986-12-04 1989-03-27 Method of forming an image comprising rapidly developing an infrared sensitized photographic material comprising surfactants

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28970286A JPS63142350A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 画像形成方法

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JP28970286A Pending JPS63142350A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 画像形成方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02196237A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Mitsubishi Paper Mills Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
WO2018062450A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 炭化水素含有カルボン酸、炭化水素含有スルホン酸、炭化水素含有硫酸エステル又はこれらの塩、界面活性剤

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