JPH09286094A - オフセット印刷装置、オフセット印刷方法及び画像形成装置 - Google Patents

オフセット印刷装置、オフセット印刷方法及び画像形成装置

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JPH09286094A
JPH09286094A JP10005896A JP10005896A JPH09286094A JP H09286094 A JPH09286094 A JP H09286094A JP 10005896 A JP10005896 A JP 10005896A JP 10005896 A JP10005896 A JP 10005896A JP H09286094 A JPH09286094 A JP H09286094A
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JP10005896A
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Tetsuya Kaneko
哲也 金子
Masanori Machino
匡紀 町野
Youzou Touhou
容三 東方
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子基板等に形成する機能材料のパター
ンを簡便かつ効率的に形成可能であり、しかもパターン
の大面積化を印刷位置精度を損なうことなく実現できる
オフセット印刷装置及びそれを用いたオフセット印刷方
法を提供すること。 【解決手段】 オフセット印刷において回転するブラン
ケットに対して、印刷テーブルに載置した印刷版及び被
印刷物を移動させて交互に接触させて、印刷版からのイ
ンキのブランケットでの受理と、ブランケットからのイ
ンキの被印刷物への転移による印刷を行い、転写と印刷
の両工程における印刷テーブルのブランケットに対する
同一の走行系を実現し、高位置精度での簡便かつ効率の
良い印刷を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷版に形成された
原版パターン(インキパターン)を被印刷物の上に高精
度に転写印刷するオフセット印刷装置及びそれを用いた
印刷方法、ならびに該印刷方法及び該印刷装置によって
転写印刷形成した印刷パターンを用いた画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大きく重いブラウン管に替わる画
像形成装置として、薄型の平板状画像形成装置が注目さ
れている。平板状画像形成装置としては液晶表示装置が
盛んに研究開発されているが、液晶表示装置には画像が
暗い、視野角が狭いといった課題が依然として残ってい
る。液晶表示装置に替わるものとして自発光型のディス
プレイ、即ちプラズマディスプレイ、蛍光表示管、表面
伝導型電子放出素子などの電子放出素子を用いたディス
プレイなどがある。自発光のディスプレイは液晶表示装
置に比べ明るい画像が得られるとともに視野角も広い。
一方、最近では30インチ以上の画面表示部を有するブ
ラウン管も登場しつつあり、さらなる大型化が望まれて
いる。しかしながらブラウン管は大型化の際にはスペー
スを大きくとることから適しているとは言い難い。この
ような大型で明るいディスプレイには自発光型の平板状
のディスプレイが適している。本出願人は自発光型の平
板状画像形成装置の中でも電子放出素子を用いた画像形
成装置、及び、特に簡単な構造で電子の放出が得られる
M.I.Elinsonらによって発表された(Rad
io.Eng.Electron.Phys.,10,
1290,(1965))表面伝導型電子放出素子に着
目している。
【0003】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜の膜面へ、平行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる。この表面伝導型電子放出素子
としては、前記エリンソン等によるSnO2薄膜を用い
たもの、Au薄膜によるもの[G.Dittmer:T
hin Solid Films,9,317(197
2)]、In23 /SnO2薄膜によるもの[M.Ha
rtwell andC.G.Fonstad:IEE
E Trans.ED Conf.,519(197
5)]、カーボン薄膜によるもの[荒木久 他:真空、
第26巻、第1号、22頁(1983)]等が報告され
ている。
【0004】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図5に
模式的に示す。同図において61は基板である。64は
導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパッタで形成さ
れた金属酸化物薄膜等からなり、通電フォーミングと呼
ばれる通電処理により電子放出部65が形成される。
尚、図中の素子電極間隔Lは0.5〜1mm、W’は
0.1mmで設定されている。
【0005】上述の表面伝導型電子放出素子は構造が単
純で製造も容易であることから、大面積にわたって多数
素子を配列形成できる利点がある。そこでこの特徴を活
かした荷電ビーム源、表示装置等の応用研究がなされて
いる。多数の表面伝導型電子放出素子を配列形成した例
としては、いわゆる梯型配置と呼ぶ並列に表面伝導型電
子放出素子を配列し、個々の素子の両端を配線(共通配
線とも呼ぶ)でそれぞれ結線した行を多数行配列した電
子源があげられる(例えば、特開昭64−03133
2、特開平1−283749、特開平2−257552
等)。
【0006】また、特に表示装置等の画像形成装置にお
いては、近年、液晶を用いた平板型表示装置がCRTに
替わって普及してきたが、自発光型でないためバックラ
イトを持たなければならない等の問題点があり、自発光
型の表示装置の開発が望まれてきた。自発光型表示装置
としては表面伝導型電子放出素子を多数配置した電子源
と、該電子源より放出された電子によって可視光を発光
せしめる蛍光体とを組み合わせた表示装置であるところ
の画像形成装置があげられる。(例えば、USP506
6883) また、オフセット印刷技術を回路基板に応用した例とし
て特開平4−290295号公報に開示されたものがあ
る。当該公報に開示された基板は印刷時のパターン伸縮
を原因とする電極ピッチ寸法のバラツキによる接合不良
をなくすために、回路部品に接続される複数の接合電極
の角度を変化させたものである。そして当該特開平4−
290295号公報には電極パターンをオフセット印刷
により形成することが記載されている。またオフセット
印刷技術によって液晶表示装置のカラーフィルターを形
成することが特開平4−213402号公報に記載され
ている。
【0007】以下に電極パターンやカラーフィルター等
を形成するための一般的なオフセット印刷装置及び印刷
方法について説明する。
【0008】図6はオフセット印刷法を行なう平台校正
機型オフセット印刷装置を示す図である。本図において
101はインキローラー104でインキ107を展開す
るインキ練り台であり、102は凹版105を固定する
版定盤である。また103は被印刷物であるワーク10
6を固定するワーク定盤であり本体フレーム108の上
に固定配置されている。版定盤102、ワーク定盤10
3は各定盤の4角と本体フレーム108とを接続するボ
ルトとナットによって固定されている。本体フレーム1
08からのボルトの突き出し量によって、各定盤の高さ
が調整され、印刷圧力が決定される。この一列に並んだ
3つの定盤の両側に2本のラックギヤー109、110
を配置し、そのラックギヤー109、110の上にギヤ
ー111、112を噛み合わせたブランケット113が
配置されている。ブランケット113はその軸を両端の
キャリッジ114、115で固定され、このキャリッジ
114、115が本体下部からのクランクアーム116
のクランク動作によって前後進する。ブランケット11
3は前進時に凹版105、ワーク106の上を押圧しな
がら順次回転しつつ移動する。また、後進時にブランケ
ット113は昇降機構によって上昇して空走するため、
凹版105、ワーク106と接触することはない。イン
キローラー104は常にインキ練り台101、凹版10
5上に回転接触してインキ107を凹版105上に転移
する。ブランケット113の表面はゴム状のブランケッ
トラバーが取付けてある。
【0009】図7(a)〜(d)はオフセット印刷工程
を示す図である。本図に於て101はインキ練り台、1
05は凹版、106はワークとなるガラス基板であり同
一平面に直列に配置されている。104はインキロール
でありインキ練り台101上で練ったインキ107を凹
版105上に転移させる(図7(a))。117はブレ
ードであり凹版105上面に接触して転移したインキ1
07のうち、凹部に充填されたインキ以外をかきとる
(図7(b))。113はブランケットであり凹版10
5、ガラス基板106上面を順に回転接触することによ
り、凹版105の凹部に充填されたインキを受理し(図
7(c))、ガラス基板106上に凹版105の有する
パターン状にインキ107を転移する(図7(d))。
【0010】以上により印刷工程が終了する。印刷イン
キ107は作製するパターンの機能によって適宜選択す
ることができる。即ち記録用サーマルヘッド等の電極パ
ターンには主にAuレジネートペーストと呼ばれる有機
Au金属を含むインキを用い、また、液晶表示装置等に
用いられるカラーフィルターであればR、G、B各色の
顔料を分散したインキや有機色素を含んだインキ等が用
いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記表面
伝導型電子放出素子を多数、基板上に配置させた画像形
成装置の大面積化について検討を行っている。電子放出
素子及び配線を基板上に配置させた電子源基板を作成す
る方法は様々な方法が考えられ、その一つとして素子電
極、配線等全てフォトリソグラフィ法で作成する方法が
ある。
【0012】一方、スクリーン印刷、オフセット印刷な
どの印刷技術を転用してこの表面伝導型電子放出素子及
びそれを含む電子源基板を作成する方法が考えられる。
印刷法は大面積のパターンを形成するのに適しており、
表面伝導型電子放出素子の素子電極を印刷法により作成
することによって多数の表面伝導型電子放出素子を基板
上に形成することが可能となる。またコスト的にも有利
である。印刷法で素子電極を形成するには、より薄い膜
の形成が可能なオフセット印刷法が適している。
【0013】しかしながら、以上説明したようなフォト
リソグラフィ法、印刷法、特に、オフセット印刷法によ
り平面型画像表示装置の画面を大面積化するためには、
それぞれ以下のような問題点がある。
【0014】すなわち、液晶表示装置(LCD)等では
画像形成素子の加工行程において被加工物に機能薄膜を
成膜し、これをパターン加工することが行われる。例え
ば、基板上にAl材を成膜した後、フォトリソ、エッチ
ングにより配線パターンが形成される。
【0015】しかしながら、例えば、40cm角以上の
大型基板上に微細なパターンをフォトリソ技術により製
造する場合、大型露光装置を含む大型装置が必要となり
莫大な費用がかかる。また、シリコン半導体用の露光装
置と異なり大面積基板対応露光装置では、解像力の低下
や、一基板当たりの処理時間が長くなるという製造上の
問題点がある。またプロセス工程中のハンドリングも難
しくなり、大面積基板上に電子放出素子及び配線を作成
するのは容易ではなかった。
【0016】さらに、1m程度の大面積基板で高精度の
フォトリソグラフィ法を行なうことは、製造装置自体の
大型化が困難であり、製造コストが膨大になるという欠
点があった。
【0017】一方、印刷法、特に、上記説明したオフセ
ット印刷装置を用いて大面積に渡って印刷パターンを形
成する場合、印刷機の機械走行精度の限界から図6にお
いて凹版105上と、ワーク106上で回転走行するブ
ランケット113における接触位置での相対的な位置ず
れが生じる。従って、凹版105に形成されている原版
パターンに対してワーク106に転写形成された印刷パ
ターンは相対的に印刷位置ずれをおこす。ブランケット
113の相対走行ずれは直接、印刷位置ずれの原因とな
っている。
【0018】印刷位置ずれは、数種類に分類することが
できる。第1は、ブランケット113が走行中に進行方
向左右にスライドしたとき、印刷位置ずれは印刷方向左
右のずれとなって発生する。第2は、ブランケット11
3の印刷方向走行速度と回転周長方向速度の相対位置が
一致しない、すなわち、印刷方向走行長と回転方向周長
の相対値が一致しない時、印刷ずれは印刷方向の伸縮ず
れとなって発生する。第3は、ブランケット113が走
行中に進行方向に対してブランケット113の軸左右の
進行速度がずれてブランケット113がヨーイングした
とき、印刷位置ずれは印刷方向左右の傾きとなって発生
する。
【0019】一般的な上記従来例のクランクアーム駆動
でベアラ、レールの突き当てによるブランケット高さ規
定を行なう平台オフセット校正機型印刷機では、ブラン
ケット113の走行精度は版圧印圧をかけない空走状態
で500mm長走行で±10μm程度が限界である。3
00mm角程度のワークに印刷を行なうには走行長は1
000mm程度必要となり、ブランケット113の走行
精度はさらに悪化する。
【0020】また実印刷時は、凹版、ワークに対して、
ブランケット113が回転押圧するためにキャリッジ1
14、115に負荷がかかり、クランクアーム116の
駆動力を均一に伝達することができなくなるため、ブラ
ンケット113の走行精度はさらに悪化する。また、ブ
ランケット113はキャリッジ114、115に対して
軸受けとブランケット昇降機構を介して支持されてい
る。この軸受け、ブランケット昇降機構の可動部等の機
械的遊びがブランケット113の走行精度悪化の原因の
ひとつになっている。
【0021】さらには、版定盤102、ワーク定盤10
3は本体フレーム108から突き出した各4本のボルト
とナットによって各定盤裏の4角で接続固定されてい
る。しかし、印刷圧力が定盤の端から順次ブランケット
走行方向に向かって加わると、各4本の突き出したボル
トにかかる応力が順次変動し、ボルトの突き出し部分
や、定盤自身の剛性不足により、設定された定盤の高さ
が低くなり順次変動する。従って、従来例の印刷装置で
は定盤高さ調整によって設定された印刷圧力に対して、
実印刷時の印刷圧力は弱く、かつ順次変動してしまい、
正確で変動の無い印刷圧力の設定ができなかった。ま
た、ブランケット113に対する印刷圧力が走行中に変
動すると、装置の駆動系にかかる負荷も変動し、ブラン
ケット113の回転走行精度を不安定なものとする要因
にもなっていた。
【0022】今、ブランケット走行長約1000mmの
平台校正機型オフセット印刷機を用いて、300mm角
ワーク106基板上へ凹版105を用いて外形200m
m角のパターン印刷を行なった。この時のブランケット
113の凹版105及び、ワーク106への押圧のため
の押し込み量は150μmとした。ここで印刷された印
刷パターンと凹版105の版パターンの外形寸法を比較
したところ、印刷方向左右に約50μm幅でずれが生
じ、かつ印刷方向に対して約50μm伸びた。また、印
刷方向右へ約40μm傾いた形状で印刷された。上記印
刷を10回繰り返して実施し、1回目から10回目まで
の印刷パターンの外形寸法を比較したところ、印刷精度
のばらつきは±20μmの範囲で変動していた。
【0023】これら印刷位置ずれはワーク寸法を更に大
面積化した場合、更に悪化することは容易に判断でき
る。すなわち、上記の印刷法は、各種装置の電子基板な
どの装置の大型化に伴う大面積化に十分対応できるもの
とはいえない。例えば、多数の電子放出素子が配列され
た電子源基板(通常はリアプレートに付属する)と、電
子放出素子からの電子を受けて発光する蛍光体を有する
画像表示画面を持つフェースプレートとを対向した構成
の平板型画像形成装置のこれらの部材の製造に印刷法を
適用しようとする場合、印刷位置ずれが生じると、これ
がフェースプレートと電子源基板の印刷パターンから成
る対応画素部分の相対位置ズレとなって、画面上のクロ
ストークを起し、表示される画像品位が極端に不良とな
るという問題がある。しかも、装置の大型化に伴って、
このような問題の発生がより顕著になる。このため、平
面型画像表示装置画面を高精細でかつ大面積化すること
が現状の印刷機では困難であった。
【0024】本発明の目的は、各種電子基板等に形成す
る機能材料のパターンを簡便かつ効率的に形成可能であ
り、しかもパターンの大面積化を印刷位置精度を損なう
ことなく実現できるオフセット印刷装置及びそれを用い
たオフセット印刷方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のオフセット印刷
装置は、回転し得るブランケット胴と、該ブランケット
胴の回転方向に順方向で走行し、着脱自在に載置された
印刷版または被印刷物を、前記ブランケット胴に装着さ
れたブランケットの回転面に接触させることで、印刷版
から前記ブランケットへのインキパターンの受理及び前
記ブランケットからの被印刷物へのインキパターンの転
移による印刷物の形成を同一の走行系で可能とする印刷
テーブルと、印刷版と被印刷物とが前記ブランケットに
対して交互に接触するようにこれらの前記印刷テーブル
への給排を行う給排手段とを有することを特徴とする。
【0026】また、本発明のオフセット印刷方法は、印
刷テーブルを、回転するブランケット胴に対して走行さ
せ、該印刷テーブル上に載置した印刷版を該ブランケッ
ト胴に装着されたブランケットの回転面に回転方向と順
方向で接触させて、該印刷版上のインキパターンを該ブ
ランケット表面に受理する工程と、印刷テーブル上に載
置した被印刷物を該ブランケットの回転面に回転方向と
順方向で接触させて、該ブランケットの表面から前記イ
ンキパターンを該被印刷物に転移して印刷物を得る工程
を有し、前記転写工程と、前記印刷工程を前記印刷テー
ブルの前記ブランケットに対する同一の走行系で行うこ
とを特徴とする。
【0027】本発明によれば、印刷版からのインキパタ
ーンのブランケットでの受理工程及びブランケットから
被印刷物への転移工程にかかわる走行が、印刷テーブル
で兼用され、これら両方の工程におけるブランケット胴
に対する同一の走行系を実現することによって、印刷版
上の原版パターンに対する印刷物上に最終的に得られる
印刷パターンの相対位置精度を安定して高精度化するこ
とができる。
【0028】特に、本発明においては、印刷テーブルに
よって搬送される印刷版または被印刷物とブランケット
との接触位置のみにおいてこれらの位置精度を確保すれ
ばよく、しかも、印刷テーブルはブランケットに対して
常に同一軌道で移動接触するので、これらの相対位置精
度を常に良好なものとすることが可能となる。すなわ
ち、図6、7で説明したようなブランケットの移動長全
体にわたって相対位置精度を確保する必要がない。
【0029】本発明によれば、高精度で大面積にわたっ
てパターン形成が可能となり、本発明は、例えば、表面
伝導型電子放出素子を用いた平板型画像形成装置を大面
積化する場合の電子放出素子の高精度での形成に特に好
適である。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施態様を
示すオフセット印刷装置を示す図である。本図におい
て、1は本体ベースであり、2は本体ベース1の上に設
置されたテーブルベースであり、左右2本のリニアガイ
ド3を取付けてある。リニアガイド3の上にはテーブル
4が固定されており、装置後方の駆動用モーター5で回
転駆動されるボールねじ6によって前後に移動走行する
ことができる。7はテーブル4上面左右に取付け固定さ
れたラックギヤーである。8は円筒状のブラン胴であり
ブランケットテンション機構9によってブラン胴8の外
周にはブランケット10が固定配置されている。ブラン
胴8の両端部は軸受け12によって支持され、さらにこ
の軸受け12はテーブルベース2から立ち上がっている
門型の支柱11で固定されている。ブラン胴8の両側に
はギヤー13が左右に固定されておりラックギヤー7と
それぞれ噛み合っている。テーブル4の走行前後端位置
をつなぐようにコの字型のリピート搬送路14が設置し
てある。リピート搬送路14は上面にスライダー機構を
有しており、印刷原版であるところの、印刷版(以下単
に版という)16を上面に乗せた板状の版スペーサー1
5及び、ガラス基板からなるワーク(被印刷物)18を
上面に乗せた板状のワークスペーサー17を搬送する。
版スペーサー15、ワークスペーサー17は各々印刷工
程順に従ってリピート搬送路14及び、テーブル4の上
を移動する。
【0031】ここで、20はリピート搬送路14の搬送
路内に設けられた版ワーク給排エリアであり、版、ワー
クを別の版、ワークと交換するエリアである。ここを
(位置A)とする。21はインキング、ドクターリング
エリアであり22は印刷インキを版16上に供給するデ
ィスペンサー、23は金属薄板を押圧接触して版16の
印刷パターンにインキを配置するドクターである。ここ
を(位置B)とする。さらに搬送移動された版スペーサ
ー15、ワークスペーサー17はリピート搬送路14の
端部でテーブル4への移動待機状態となる。ここを(位
置C)とする。さらに、版スペーサー15、ワークスペ
ーサー17はリピート搬送路14の端部(位置C)から
走行前端位置にあるテーブル4の上に搬送され、突き当
てキー19によって位置決め固定される。ここを(位置
D)とする。テーブル4は走行前端位置(位置D)から
前進駆動され、ブラン胴8の下を通過する。ここを(位
置E)とする。テーブル4は走行後端位置で停止する。
ここを(位置F)とする。ここで、版スペーサー15、
ワークスペーサー17はテーブル4上からリピート搬送
路14の版、ワーク給排エリア20(位置A)に搬送さ
れる。24は新規な交換ワークであり、一枚のワークの
印刷工程終了ごとに版、ワーク給排エリア20(位置
A)において順次印刷終了ワークと交換され、次の印刷
工程に給される。この装置においては、版及びワークの
印刷テーブルへの供給及び印刷テーブルからの排出に関
与する各部分によって給排手段が構成されている。
【0032】図2は上記図1のオフセット印刷装置の連
続した印刷工程順を示した概念図であり、各符番は図1
と同様にしてある。図1を考慮しつつ図2に従って、本
発明の印刷工程を説明する。
【0033】図2に示したブラン胴8は、図中の点線の
交点を中心に配置固定され、回転のみの運動をする。こ
こで、まず、版、ワーク給排エリア20(位置A)に版
スペーサー15を配置し、その上に版16を配置する。
この時テーブル4は走行後端(位置F)に位置しており
ワークスペーサー17とその上にすでに印刷が終了した
ワーク18が配置されている。版スペーサー15と版1
6はインンキングドクタリングエリア(位置B)に移動
固定され、ディスペンサー22により版16の上へイン
キ25を供給される(図2(a)参照)。
【0034】この後ドクター23を版16上面へ押圧接
触させて版16上の版パターンにインキを配置し、また
非原版パターン部のインキはかきとってしまう。これに
より版16へのインキング、ドクタリングは終了する。
この間に、テーブル4上のワークスペーサー17、印刷
済みのワーク18はリピート搬送路14の版、ワーク給
排エリア20(位置A)に搬送移動され、ワーク18は
新規のワーク24と交換される。またこの間、テーブル
4は駆動用モーター5とボールねじ6の駆動によって走
行前端部(位置D)に後退する。この時テーブル4上に
はワークスペーサー17、印刷済みのワーク18が取り
除かれているため、テーブル4とブランケット10の間
には接触するものはない(図2(b)参照)。
【0035】次に版スペーサー15、版16はリピート
搬送路14(位置C)を搬送移動し、走行前端部(位置
D)のテーブル4上に、突き当てキー19を基準に配置
固定される。ここで、駆動用モーター5とボールねじ6
の駆動によって、テーブル4を前進させる。この時、ブ
ラン胴8は、テーブル4上、左右のラック7とブラン胴
両端のギヤー13の噛み合いによって回転する。ブラン
ケット10は版16の上面と接触しながら回転し、版上
の原版パターンに配置されたインキをブランケット10
の表面に受理する(位置E)。この時の版16がブラン
ケット10にかける圧力、すなわち版圧は版スペーサー
15の厚みによって設定調整される。この間に、ワーク
スペーサー17、新規のワーク24は版、ワーク給排エ
リア20(位置A)からリピート搬送路14のテーブル
4走行前端部側に搬送移動され、テーブル4への移動待
機状態となる(位置C)(図2(c)参照)。
【0036】テーブル4が走行後端(位置F)まで前進
した後、版スペーサー15、版16はリピート搬送路1
4の版、ワーク給排エリア20(位置A)に搬送移動さ
れる。ここで、テーブル4はブランケット10と接触す
ることなく走行前端部(位置D)に後退し、ワークスペ
ーサー17、ワーク24がテーブル4上に、突き当てキ
ー19を基準に配置固定される。ここで、テーブル4を
前進させると、ワーク24の被印刷面は、テーブル4の
前進に伴い回転しているブランケット10の表面と順次
接触する(位置E)。この時のワーク24がブランケッ
ト10にかける圧力、すなわち印圧はワークスペーサー
17の厚みによって適宜設定調整される。この接触によ
りブランケット10表面に受理されていたインキはワー
ク24の上面に転移する。このようにして、版16の上
の原版パターンをブランケット10を介してワーク24
の上に印刷パターンとして形成することができる。テー
ブル4は走行後端(位置F)まで前進して停止する(図
2(d)参照)。
【0037】以上の工程で一枚の印刷工程が終了する。
次の印刷工程では、版スペーサー15、版16はそのま
ま使用される。また、ワークは印刷工程毎に版、ワーク
給排エリア20(位置A)で新規のワークに交換され
る。上記の工程の繰り返しにより、連続印刷が行なわれ
る。
【0038】上記説明中、テーブル4をボールねじ6で
駆動し、ラック7とギヤー13の噛み合わせによってブ
ラン胴8を回転させた。しかし、テーブル4、ブラン胴
8の駆動方法はこれに限るものではなく、例えば、ブラ
ン胴8を駆動用モーターで直接回転させて、ギヤー13
とラック7の噛み合いによってテーブルを前後進させて
もよい。
【0039】以下、本実施態様の特徴について詳細に述
べる。
【0040】上記オフセット印刷装置では版16とワー
ク18の印刷工程にかかわる走行が、ひとつのテーブル
4で兼用されていることが大きな特徴である。
【0041】オフセット印刷は版上の原版パターンイン
キを一度、ブランケット表面に受理した後に、ワーク上
に転移させ印刷パターンとして形成するものである。
【0042】すなわち、従来例で示したように、ブラン
ケットと版の走行相対位置と、ブランケットとワークの
走行相対位置のずれの発生によって印刷パターンの印刷
位置精度の悪化が発生する。従来例の印刷機構成では、
版、ワークの配列長の範囲をブラン胴が2回転に渡って
移動回転走行する。この走行長さ間で、ブラン胴の回転
走行精度を決定するラックギヤー、キャリッジ走行ガイ
ド等の機械加工及び組み付け精度や、クランクアーム駆
動力等の伝達動作精度が、装置上の版固定位置とワーク
固定位置という異なる場所で、各々特有の精度成績を持
っている。したがって、版固定位置とワーク固定位置で
は装置各走行場所での精度成績ばらつきがあり、この精
度以上での同一回転走行を実現することは非常に難し
い。
【0043】また、回転走行の繰り返しずれも発生する
ため、印刷パターンの印刷位置は、ずれが発生し、かつ
印刷毎にばらつきが生じる。
【0044】従来例で示した平台校正機型の印刷装置の
場合、装置の回転走行精度成績は走行全長で、進行方向
左右のスライドずれ約50μm、印刷方向走行長と回転
方向周長の累積相対値ずれ約50μm、ブランケットの
走行時ヨーイングが約40μm発生していた。
【0045】以上、説明した従来の印刷装置での印刷位
置ずれの発生に対して、本発明では、テーブルをひとつ
にして、兼用することによって上記走行相対位置精度の
ずれを最小にすることができる。すなわち、版、ワーク
は同一走行系を順次、交互に配置固定され走行するた
め、ブランケットと版の回転走行相対位置とブランケッ
トとワークの回転走行相対位置とのずれ量は、主に、テ
ーブル4のブラン胴8に対する回転走行の繰り返しずれ
量である。すなわち、印刷位置精度は主にテーブル4の
走行とブラン胴8の回転の繰り返し精度で決定される。
【0046】従ってテーブル4とブラン胴8の回転走行
相対精度が不良であっても、印刷された印刷パターンの
位置精度には直接影響しない。例えば、版16とブラン
胴8の回転走行相対ずれが50μmあった場合、版16
上の原版パターンはブランケット10に前記相対ずれ5
0μmの位置ずれでパターン受理される。この時点では
パターン位置精度は不良である。しかし、同一テーブル
走行系でワーク24とブラン胴8を回転走行させると前
記と同じ走行が再現され、同じ相対ずれ50μmでパタ
ーン転移される。したがって、受理時と転移時の回転走
行相対ずれが同一走行系での繰り返し精度内で、印刷工
程中に同一に生じるため、ブランケット10表面の受理
パターンはその不良位置精度を補正されながらワーク2
4へ転移される。これにより、主に、テーブル4のブラ
ン胴8に対する回転走行の繰り返しずれ量で印刷位置精
度が決定される。一般に、ある回転走行系において、
版、ワークに対するブランケット胴が、一度で2回転走
行する時の回転全長での回転走行絶対位置精度と、二度
に分けて1回転ずつ走行する時の回転走行繰り返し精度
を比較すれば、後者の繰り返し精度の方が容易に高精度
を得られることは明確である。
【0047】さらには、従来の印刷装置ではブランケッ
ト胴が2回転するのに対し、本発明の印刷装置では、ブ
ランケット胴が1回転で回転走行を終了することができ
るため、印刷装置自体の印刷走行方向長さに対する寸法
を約半分近くに小さくすることができる。これにより、
装置の小型化が可能となり、印刷装置の機械精度自体を
向上させ、装置の繰り返し精度も向上するという効果ま
で生じることになる。大面積の印刷装置を設計、製作す
る際、装置の小型化は直接、高精度化につながる重要な
条件であることは容易に理解される。さらには、設置す
る床面積が小さくなるため、本印刷装置によって生産さ
れる製品のコストを低減する効果もある。
【0048】また、従来の印刷装置ではブランケットの
後退回転走行時に凹版、ワークへの接触を防ぐためにブ
ランケットの上昇を行なっていた。しかし、本印刷装置
の走行では、印刷テーブルが走行後端部(位置F)から
走行前端部(位置D)に後退する時、テーブル4上には
版スペーサー15、版16、あるいは、ワークスペーサ
ー17、印刷済みのワーク18は取り除かれているた
め、テーブル4とブランケット10の間には接触するも
のはない。従って、ブランケット胴の軸受けは印刷装置
本体に直接固定することが可能であり、従来のようなブ
ランケット昇降機構を設ける必要がない。従って、従来
のブランケット昇降機構の可動部による走行精度不良は
発生することがなく、装置の繰り返し精度がさらに向上
するという効果がある。
【0049】このようにして、本発明では大面積に渡っ
て高精度の印刷位置精度が得られる印刷装置を得ること
ができる。
【0050】加えて、印刷テーブル上に配置固定する
版、及びワークの間にスペーサーを配置して印刷圧力を
調整するため、異なる厚みの版、ワークに対してもスペ
ーサーを交換するという簡単な操作で容易に、かつ高精
度に印刷圧力の設定が行なえる。また、十分に剛性の高
い印刷テーブルとリニアガイドを用いれば、金属から成
る板状のスペーサーは印刷テーブルと面状に接触配置さ
れるために、印刷テーブルとリニアガイドの剛性をその
まま反映し、印刷圧力に対して十分な抗力を作用させる
ことができる。従って、従来の印刷装置に於ける定盤の
高さ調整部での剛性不足による印刷圧力の変動をほとん
ど無くすことができ、常に正確で、変動が無く、かつ繰
り返し精度の高い印刷圧力で印刷を行なうことができ
る。
【0051】さらには、このスペーサーをリピート搬送
路での版、スペーサーの搬送キャリアとして使用する。
従って、版、ワーク給排エリア(位置A)から投入され
た版、ワークは常にスペーサーに乗って印刷装置内を搬
送されるために、単体で搬送される時に比べて、搬送ロ
ーラーやガイド、オートハンドとの接触、摺動が無い。
従って、搬送中の版、ワークの破損事故を大幅に低減す
ることができる。特に、ワークとしてガラス基板を用い
る場合は、その効果が大きい。
【0052】以上説明したように、本発明では、回転走
行繰り返し精度及び高精度の印刷機械精度によって、主
に印刷位置精度が決定されるために、印刷枚数の増加に
よる位置精度の変動を小さくすることができ、常に高精
度で安定した印刷が可能となる。
【0053】なお、上記の例では1つの印刷テーブルが
往復移動する例を説明したが、印刷テーブルの数や移動
経路については本発明の目的を達成できる範囲内で適宜
設定可能である。例えば、図1で説明した例において、
複数の印刷テーブルを往復移動させ、複数の版とワーク
(被印刷物)が交互にブランケットと接触するようにし
ても良い。更に、版の復路を別経路としても良い。
【0054】また、印刷テーブルを固定して、ブランケ
ット胴を回転往復移動させて印刷を行っても、印刷位置
精度の向上が実現できる。この際ブラン胴の昇降機構は
勿論不要である。しかしながら、装置のコンパクト化、
操作性等においては、図1に示すような印刷テーブルの
移動経路と給排手段を有する構成は好ましい態様の1つ
である。
【0055】本発明のオフセット印刷装置は、画像表示
装置の電極、配線、カラーフィルター、ブラックストラ
イプ及び、回路基板の電極、配線等、様々なパターンを
高精度に印刷形成することができる。
【0056】
【実施例】
[実施例1]以下、本発明のオフセット印刷装置による
画像形成装置の素子電極形成の実施例を説明する。
【0057】図1、2において、版16には真鍮板にク
ロムメッキを施した金属凹版、ドクター23はスエーデ
ン鋼からなるドクターブレード、ワーク18には青板ガ
ラスからなる40cm×40cm角のガラス基板を用い
た。ブランケット10にはシリコーンラバーを表面に配
置したブランケットを用いた。
【0058】インキング、ドクターリングは、版16上
にインキ25を配置し、ドクター23を版16表面に対
して60°の角度で2mm押し付けながら摺動させるこ
とにより、インキ25を版16の凹部に充填して行っ
た。
【0059】印刷は、回転するブランケット10に回転
方向と順方向で移動する版16を押圧接触させ、インキ
25をブランケット10に受理し、さらに、回転するブ
ランケット10にワーク24を移動させつつ押圧し、ワ
ーク24に素子電極パターンを転移形成することにより
行った。
【0060】本実施例において、インキ25には粘度7
000cpsに調整されたレジネートプラチナペースト
(金属重量含有率10%)を用いた。金属凹版の表面に
形成された印刷パターンに相当する凹部の深さは8μm
とした。凹版に形成されている素子電極パターンは本実
施例においては20μmのギャップを隔てた一方の電極
が500μm×150μm、他方が350μm×200
μmの長方形状の一対の電極が多数マトリクス状に48
0×480個、ピッチ0.69mmで配置されているも
のである。
【0061】インキのガラス基板への転写が終了した
後、ガラス基板をオーブンで80℃10分間乾燥した
後、ベルト炉にて580℃ピークホールド10分間で焼
成した。これによりPt金属から成る素子電極を形成す
ることができた。
【0062】上記によって形成されたワーク上の電極印
刷パターンと版上の原版パターンの相対位置ずれを計測
した。計測は画像形成装置として使用される電極パター
ンの画面左下最端を基準点、この点と画面右下最端点を
水平基準とし、印刷パターンがどれだけ版上の原版パタ
ーンの位置に対して、相対位置ずれを起こしているかを
縦横(X、Y)の座標を比較することによって行った。
その結果印刷面積約330mm×約330mmの範囲で
印刷相対位置ずれは安定して±10μm以下とすること
ができた。
【0063】上記印刷装置においてブラン胴8とテーブ
ル4の相対的な回転走行精度を計測したところ、進行方
向左右のスライド量、印刷方向走行長と回転方向周長の
ずれ量、進行方向前後でのヨーイング量はいずれも10
μm以下であった。また、上記、印刷と計測を10回繰
り返した時のばらつき量は2〜3μm以下であった。
【0064】上記印刷を100回繰り返して実施し、1
回目から100回目までの印刷パターンと版上の原版パ
ターンとの相対位置ずれを計測したところ、どの印刷に
おいても相対位置ずれは±10μm以下とすることがで
きた。
【0065】[実施例2]以下、オフセット印刷により
形成された電子放出素子形成用の素子電極を用いた画像
形成装置及びその製造について説明する。
【0066】まず、実施例1と同様にして、ガラス基板
上に電子放出素子形成用の素子電極を印刷により形成し
た。インキとしては、有機金属含有Ptレジネートペー
ストを用い、印刷後に約80℃の乾燥と約580℃の焼
成によってPtからなる素子電極とした。印刷乾燥後の
ガラス基板上のインキ転写厚みは約2μm程度と小さ
く、印刷電極パターン幅の太りは非常に小さかった。更
に、焼成後のPt電極厚みは約40nmと薄く形成する
ことができた。なお、素子電極のパターン形状としては
電子放出部を形成配置するための素子電極間隔(約20
μm)を有するものとした。
【0067】以上のようにして形成した素子電極に対し
て配線と、PdO微粒子から構成される導電性薄膜から
なる電子放出部を形成することによって電子源基板を作
製することができる。以下、図を用いて説明する。
【0068】図3は、平板型画像形成装置の要部を断面
図として表したもので、画像表示画面を有するフェース
プレートとこれに対向配置された電子源基板の位置関係
を示す。31は電子源基板であり、32、33、34は
本発明のオフセット印刷装置を利用して形成された素子
電極である。37、38、39はAgペーストインキの
スクリーン印刷、焼成で得られた厚み約7μmの印刷配
線である。素子電極32、33、34は印刷配線37、
38、39と各々接続している。35、36は有機金属
溶液の塗布、焼成で得られた厚み約20nmのPdO微
粒子から成る導電性薄膜であり、素子電極32、33、
34及びその電極間隔部に配置するようにCr薄膜のリ
バースエッチング法によってパターニングした。40、
41、42はメッキ配線で、印刷配線37、38、39
上に厚み約50μm、幅約400μmのCuメッキによ
って形成した。
【0069】また、45はフェースプレート側の青板ガ
ラスから成るガラス基板で、電子源基板31と5mm隔
たれて対向している。46、47は蛍光体で、基板45
上に配置されており、対向した電子源基板31上に配置
された素子電極32、33、34から成る電極間隔部に
対応した位置に形成されている。蛍光体46、47は感
光性樹脂に蛍光体を混ぜてスラリー状とし、塗布乾燥し
た後フォトリソグラフによってパターニング形成したも
のである。48は蛍光体46、47上にフィルミング処
理を施した後、真空蒸着によって厚み約30nmのAl
薄膜を成膜し、これを焼成してフィルム層を焼失するこ
とによって得られたメタルバックである。49は、電子
源基板とフェースプレート間に配置されたグリッド電極
である。
【0070】以上の各部材を真空外囲器の中に配置した
後、メッキ配線40、41、42間に電圧を印加して導
電性薄膜35、36の通電処理を行い、電子放出部4
3、44を得た。この後メタルバック48をアノード電
極として電子の引き出し電圧5kVを印加し、メッキ配
線40、41、42間を通して素子電極32、33から
電子放出部43へ14Vの電圧を印加したところ、電子
が放出された。この放出電子をグリッド49の電圧を変
化させることによって変調し、蛍光体46へ照射される
放出電子量を調節することができた。これにより蛍光体
46を任意に発光させることができた。同様に素子電極
33、34から電子放出部44へ14Vの電圧を印加し
たところ、電子が放出された。この放出電子をグリッド
49の電圧を変化させることによって変調し、蛍光体4
7へ照射される放出電子量を調節することができた。こ
れにより蛍光体47を任意に発光させることができた。
【0071】なお、図面上では2個の表示画素に対する
構成で説明したが、表示画素はこれに限るものではな
い。従って、配線とグリッドをマトリックス状に形成
し、多数個の電子放出素子を配線に対して並列に配置、
結線した梯型配列として、駆動することによって多数個
の表示画素によって任意の画像表示が可能となる。この
時の電子放出部と蛍光体の位置ずれによって生じる蛍光
輝点のクロストークは認められなかった。すなわち、電
子放出部をほぼ決定する素子電極のギャップ位置と、フ
ォトリソグラフィ法で形成されたフェイスプレートの蛍
光体位置との相対位置が高精度であることを示してい
る。ここでスクリーン印刷によって形成された配線の位
置精度は電気的な導通と絶縁が保たれる範囲で位置ずれ
しても良く、直接、蛍光輝点のクロストークには影響し
なかった。
【0072】[実施例3]以下、本発明の印刷装置を部
材の形成に用いた画像形成装置の製造について別の実施
例を用いて説明する。
【0073】実施例1とは異なる形状に形成した素子電
極に導電薄膜と電圧を印加する配線を形成することによ
って電子源基板を作成した。更に蛍光体を配したフェー
スプレートを電子源基板に対向配置させた後、真空容器
を形成させることによって画像形成装置を形成した。以
下順に図4を用いて説明する。
【0074】図4は本発明の印刷装置を用いて形成した
画像形成装置の表面伝導型電子放出素子基板の製造行程
を示した上面図である。図4(e)において不図示の青
板ガラス基板上に対して、電子放出素子を3個×3個、
計9個のマトリックス状に配線と共に形成した例で示
す。本図において51は上記オフセット印刷装置によっ
て形成された素子電極である。この素子電極パターンは
本実施例においては20μmのギャップを隔てた一方の
電極が500μm×150μm、他方が350μm×2
00μmの長方形状の一対の電極がマトリクス状に配置
されている。52は印刷Agペーストの焼成によって形
成された下層印刷配線、53は印刷ガラスペーストの焼
成によって形成された下層印刷配線に対して直交した短
冊状の絶縁層である。絶縁層53は一対の素子電極51
の片側の電極位置に切りかき状の開口54を有してい
る。55は印刷Agペーストの焼成によって形成された
上層印刷配線であり、絶縁層53上で短冊状に配置形成
されており、絶縁層53の開口54部分で素子電極51
の片側の電極と電気的に接続している。下層配線52、
絶縁層53、上層配線55はともにスクリーン印刷法で
形成されている。
【0075】56はPdO微粒子から成る導電性薄膜で
あり素子電極51及び、電極間隔部に配置形成される。
【0076】以下本図(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)を用いて本素子基板の製造方法を順に説
明する。
【0077】上記実施例で作成した一対の素子電極が多
数配置された40cm角の電子源基板を準備する(図4
(a))。その基板上にまず第一の配線としての下層印
刷配線を形成する。導電性ペーストに銀ペーストを用
い、スクリーン印刷法により印刷、焼成を行い、幅10
0μm、厚み12μmの下層印刷配線を形成した(図4
(b))。
【0078】次に下層印刷配線52と直交する方向に絶
縁膜53をスクリーン印刷法により形成する。ペースト
材料は酸化鉛を主成分として、ガラスバインダー及び樹
脂を混合したガラスペーストである。このガラスペース
トをスクリーン印刷法により印刷、焼成を2回繰り返し
行いストライプ状に絶縁層53を形成した(図4
(c))。
【0079】次に絶縁層53上に第二の配線である上層
印刷配線55を形成した。下層印刷配線52と同様な方
法により幅100μm、厚さ12μmの上層印刷配線5
5をスクリーン印刷法により形成し、絶縁層53を介し
ストライプ状の下層印刷配線52とスライプ状の上層印
刷配線55が直交したマトリクス配線が形成される(図
4(d))。
【0080】次に電子放出部を形成する。まず素子電
極、配線が形成された基板上に有機パラジウム(CCP
4230、奥野製薬工業(株))を塗布後、300℃、
10分間の加熱処理を行い、PdOからなる導電性薄膜
56を形成する。導電性薄膜56はPdOを主とする微
粒子から構成され、その膜厚は10nmであった。ここ
での微粒子膜は複数の微粒子が集合した膜であり、微粒
子が個々に分散配置された状態のものばかりでなく、微
粒子が互いに隣接、あるいは重なりあった状態(島状も
含む)の膜を指し、その粒径は前記状態で認識可能な微
粒子についての径をいう。この酸化パラジウム膜をフォ
トリソグラフィ法を用いてパターニングすることにより
通電処理前までの電子源基板が完成する(図4
(e))。
【0081】以上の工程と同様にして、40cm角の基
板上に、480個×480個の電子放出素子をマトリッ
クス状に配置した電子源基板を、R(レッド)、G(グ
リーン)、B(ブルー)に対応する各蛍光体を有するフ
ェースプレートと共に真空外囲器内に配置した。この
後、電子放出素子の通電処理を行い、導電性薄膜56の
一部に不図示の電子放出部を形成した後、本素子基板の
上層印刷配線には14Vの任意の電圧信号を、下層印刷
配線には0Vの電位を順次印加走査しそれ以外の下層印
刷配線は7Vの電位とした。フェースプレートのメタル
バックに5kVのアノード電圧を印加したところ、任意
の画像を表示することができた。この時の電子放出素子
と蛍光体の位置ズレによって生ずる蛍光輝点のクロスト
ークは認められなかった。
【0082】[実施例4]以下、本発明の印刷装置を部
材の形成に用いた画像形成装置の製造において、アライ
メントマークを本発明のオフセット印刷装置を用いて印
刷によって形成した実施例を説明する。
【0083】実施例3において、素子電極を本発明の印
刷装置で形成する際に、同時にワークである青板ガラス
基板の4角に十字型のアライメントマークを印刷形成し
て画像表示装置のリアプレートを作成した。このアライ
メントマークの印刷位置は版上の原版パターンの位置に
対して、±10μm以内の相対位置精度で形成された。
【0084】次に、画像表示装置としてのフェースプレ
ートの形成において、R、G、Bの各蛍光体の境界部分
の位置に蛍光体の形成前に、ブラックストライプを本発
明の印刷装置で形成した。この際、同時にリアプレート
の十字型に対応するアライメントマークをフェースプレ
ートの4角に印刷形成した。ブラックストライプの材料
はレジネートクロムペースト(金属重量含有率10%)
を用いた。このアライメントマークの印刷位置はリアプ
レートと同様に版上の原版パターンの位置に対して、±
10μm以内の相対位置精度で形成された。
【0085】フェースプレートの原版パターンとリアプ
レートの原版パターンは、高精度な製版原版の製作と高
精度なフォトリソグラフィ法によれば、それぞれ、設計
された絶対位置精度に対して±2〜3μmの精度で形成
することが可能である。上記印刷で形成したアライメン
トマークの位置精度が±10μm以内で形成されるた
め、フェースプレートとリアプレートを対向させて封着
し、画像表示装置とする際、上記アライメントマークの
設計絶対位置精度は累積精度誤差から±12〜±13μ
m以内とすることができる。さらには、複数作成した各
々の版のパターンを測長し、選別することによって実効
的には、±10μm以下の位置精度のアライメントマー
クを容易に得ることができる。従って、上記のように本
発明の印刷装置、および高精度の版によって形成された
アライメントマークは高い位置精度を有する。従って、
フェースプレートとリアプレートの封着時のアライメン
トを良好な位置精度で行なうことが可能となった。従
来、フェースプレートのアライメントマークは、絶対位
置精度を確保する場合、フォトリソエッチング法によっ
てパターン形成されていた。しかし、上記本印刷装置に
よれば、フォトリソグラフィ法を用いないで、大面積で
安価に高精度なアライメントマーク及びブラックストラ
イプを形成することができた。
【0086】上記、本実施例は蛍光体の励起発光によ
る、画像形成装置の製造に関するものであったが、本発
明の用途はこれに限るものではない。すなわち、本発明
は液晶表示装置のような光透過型の表示装置におけるブ
ラックストライプ、カラーフィルターや透明導電膜等の
電極、配線の印刷パターンニングにも用いることができ
る。さらには一般の回路基板に於ける電極や、配線の印
刷形成に用いることができる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、印刷によってパターン
形状を形成する際のオフセット印刷装置及び印刷方法に
おいて、版とワークの印刷工程にかかわる走行が、ひと
つのテーブルで兼用され、ブランケットに対して同一の
走行を実現することによって、版上の原版パターンに対
する印刷パターンの相対位置精度を安定して高精度化す
ることができた。また、高精度での大面積に渡るパター
ン形成が可能となり、大面積の画像形成装置を高精度で
実現することができるという効果がある。さらには、オ
フセット印刷装置の印刷方向長さを約半分近くまで小さ
くすることもできるため、機械的に、より高精度装置と
することが可能となるという効果も有する。また、ブラ
ンケット胴の軸受けを印刷装置本体に直接固定した場
合、ブランケット昇降機構の遊びによる走行精度不良が
発生しない。加えて、ブランケットと版、及びワークへ
の印刷圧力をスペーサーの厚みで調整し、このスペーサ
ーをリピート搬送路での版、スペーサーの搬送キャリア
としても使用することにより、異なる厚みの版、ワーク
に対しても容易に、正確、かつ高精度に印刷圧力の設定
ができ、版、ワークの搬送中の破壊事故も低減できると
いう効果がある。さらには、画像形成装置の電子源基板
の素子電極と、これに対応する蛍光板のブラックストラ
イプの形成を本印刷装置によって行った場合、これらを
高精度に形成することができるため、フォトリソグラフ
ィ法を用いないで、より安価に画像形成装置を製作する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオフセット印刷装置の一例を示す斜視
図である。
【図2】(a)〜(d)は本発明のオフセット印刷装置
の印刷工程の一例を示す図である。
【図3】平板型画像形成装置の要部の位置関係を示す部
分断面図である。
【図4】(a)〜(e)は本発明のオフセット印刷装置
を用いて形成した画像形成装置の表面伝導型電子放出素
子基板の製造工程を示した上面図である。
【図5】表面伝導型電子放出素子を示す上面図である。
【図6】従来例のオフセット印刷装置の上面図である。
【図7】図7(a)〜(d)は従来例のオフセット印刷
工程を示す側面図である。
【符号の説明】
1 本体ベース 4 印刷テーブル 5 駆動用モータ 7 ラック 8 ブラン胴 10 ブランケット 13 ギヤー 14 リピート搬送路 15 版スペーサー 16 印刷版 17 ワークスペーサー 22 ディスペンサー 23 ドクター

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転し得るブランケット胴と、 該ブランケット胴の回転方向に順方向で走行し、着脱自
    在に載置された印刷版または被印刷物を、前記ブランケ
    ット胴に装着されたブランケットの回転面に接触させる
    ことで、印刷版から前記ブランケットへのインキパター
    ンの受理及び前記ブランケットからの被印刷物へのイン
    キパターンの転移による印刷物の形成を同一の走行系で
    可能とする印刷テーブルと、 印刷版と被印刷物とが前記ブランケットに対して交互に
    接触するようにこれらの前記印刷テーブルへの給排を行
    う給排手段とを有することを特徴とするオフセット印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ブランケット胴の軸受けが印刷装置
    本体に固定されている請求項1に記載のオフセット印刷
    装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷テーブルに、印刷圧を調整する
    ためのスペーサーを介して印刷版または被印刷物が載置
    可能である請求項2または3に記載のオフセット印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記印刷テーブルが、途中に前記ブラン
    ケットが配置された経路を往復移動し、往路において前
    記給排手段から供給された印刷版または被印刷物を該ブ
    ランケットと接触させ、往路終点において前記ブランケ
    ットと接触した印刷版または印刷物を前記給排手段によ
    り該印刷テーブルから排出する一方で、往路起点におい
    て該給排手段によりインキパターンを有する印刷版また
    は被印刷物を該印刷テーブルに供給する請求項1〜3の
    いずれかに記載のオフセット印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷テーブルを複数有する請求項1
    〜4のいずれかに記載のオフセット印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷テーブルを、回転するブランケット
    胴に対して走行させ、該印刷テーブル上に載置した印刷
    版を該ブランケット胴に装着されたブランケットの回転
    面に回転方向と順方向で接触させて、該印刷版上のイン
    キパターンを該ブランケット表面に受理する工程と、印
    刷テーブル上に載置した被印刷物を該ブランケットの回
    転面に回転方向と順方向で接触させて、該ブランケット
    の表面から前記インキパターンを該被印刷物に転移して
    印刷物を得る工程を有し、 前記転写工程と、前記印刷工程を前記印刷テーブルの前
    記ブランケットに対する同一の走行系で行うことを特徴
    とするオフセット印刷方法。
  7. 【請求項7】 前記ブランケットとの接触が終了した印
    刷版または印刷物を印刷テーブルから排出し、そこにイ
    ンキパターンを有する印刷版または被印刷物を新たに供
    給して前記ブランケットとの接触を行わせる請求項6に
    記載のオフセット印刷方法。
  8. 【請求項8】 前記ブランケット胴の軸受けが印刷装置
    本体に固定されている請求項6または7に記載のオフセ
    ット印刷方法。
  9. 【請求項9】 前記印刷テーブルに、印刷圧を調整する
    ためのスペーサーを介して印刷版または被印刷物を載置
    する請求項6〜8のいずれかに記載のオフセット印刷方
    法。
  10. 【請求項10】 前記印刷テーブルが、途中に前記ブラ
    ンケットが配置された経路を往復移動し、往路において
    前記給排手段から供給された印刷版または被印刷物を該
    ブランケットと接触させ、往路終点において前記ブラン
    ケットと接触した印刷版または印刷物を前記給排手段に
    より該印刷テーブルから排出する一方で、往路起点にお
    いて該給排手段によりインキパターンを有する印刷版ま
    たは被印刷物を該印刷テーブルに供給する請求項6〜9
    のいずれかに記載のオフセット印刷方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷テーブルを複数用いる請求項
    6〜10のいずれかに記載のオフセット印刷方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷版に形成されたインキパター
    ンが、表面伝導型電子放出素子形成用である請求項6〜
    11のいずれかに記載のオフセット印刷方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜5のいずれかに記載のオフ
    セット印刷装置または請求項6〜12のいずれかに記載
    のオフセット印刷方法によって形成された部材を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100972486B1 (ko) * 2003-11-06 2010-07-26 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자의 제조방법
JP2011110869A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Ihi Corp 印刷装置用ベース及び該印刷用ベースを用いたオフセット印刷装置
CN103240964A (zh) * 2013-05-09 2013-08-14 漳州市东林电子有限公司 一种应用于灯壳滚印机的工作台

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