JPH11188835A - 印刷機及び画像形成装置の製造方法 - Google Patents

印刷機及び画像形成装置の製造方法

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JPH11188835A
JPH11188835A JP36103997A JP36103997A JPH11188835A JP H11188835 A JPH11188835 A JP H11188835A JP 36103997 A JP36103997 A JP 36103997A JP 36103997 A JP36103997 A JP 36103997A JP H11188835 A JPH11188835 A JP H11188835A
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blanket cylinder
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slide
printing press
ink
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JP36103997A
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Yoshihiro Yanagisawa
芳浩 柳沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版からブランケットへのインキ受理と、ブラ
ンケットからワークへのインキ転移を同一の印刷定盤で
行うオフセット印刷機であって、印刷時のブランケット
胴の軸方向の変位をなくして印刷位置構成を高めた印刷
機を提供する。 【解決手段】 ブランケット胴の軸方向のスライドを検
知する手段およびそのスライドを補正する手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密かつ大面積化
に対応した画像形成装置、主に平面型表示装置を簡易な
工程により実現するためのオフセット印刷機及びこのオ
フセット印刷機を用いた画像形成装置の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来オフセット印刷はグラフィックス印
刷用として主に人間の視覚に感知されるパターンの印刷
に多く用いられている。また近年、電子機器への応用と
して記録用サーマルヘッドの電極や液晶表示装置のカラ
ーフィルター等を作製するための技術開発が成されてい
る。
【0003】図14は平台校正機型印刷装置を説明する
斜視図である。図において1001はインキローラー1
004でインキ1007を展開するインキ練り台であ
り、1002は凹版1005を固定する版定盤である。
1003は被印刷物であるワーク1006を固定するワ
ーク定盤であり本体フレーム1008の上に固定配置さ
れている。この一列に並んだ練り台および2つの定盤の
両側に2本のラックギヤー1009a、1009bを配
置し、そのラックギヤー1009a、1009bの上に
ピニオンギヤー1010a、1010bを噛み合わせた
ブランケット胴1011が配置されている。ブランケッ
ト胴1011はその軸を両端のキャリッジ1012a、
1012bで固定され、このキャリッジ1012a、1
012bが本体下部からのクランクアーム(不図示)の
クランク動作によって前後進し、ブランケット胴101
1はインキ練り台1001、凹版1005、ワーク10
06の上を順次回転摺動する。キャリッジにはそれぞれ
サイドベアリング1013a、1013bが接続されて
いてキャリッジ進行の際印刷機本体に取り付けられたレ
ール1014a、1014bにサイドベアリング101
3a、1013bを沿わせることでブランケット胴の進
行方向を規定している。またこのブランケット胴101
1にはブランケット1015が巻かれている。
【0004】図15(a)〜(d)はオフセット印刷工
程を示す図である。図において1001はインキ練り
台、1005は凹版、1006はワークとなるガラス基
板であり同一平面に直列に配置されている。1004は
インキローラーでありインキ練り台1001上で練った
インキ1007を凹版1005上に転移させる(a)。
1016はドクターブレードであり凹版1005上面を
摺動して転移したインキ1007のうち、凹部に充填さ
れたインキ以外をかきとる(b)。1015ブランケッ
トであり凹版1005、ガラス基板1006上面を順に
回転接触することにより、凹版1005の凹部に充填さ
れたインキを受理し(c)、ガラス基板1006上に凹
版105の有するパターン状にインキ1007を転移す
る(d)。以上により印刷工程が終了する。
【0005】印刷インキ1007は作製するパターンの
機能によって適宜選択することができる。即ち記録用サ
ーマルヘッド等の電極には主にAuレジネートペースト
と呼ばれる有機Au金属から成るインキを用い、また、
カラーフィルターであればR、G、B各色の顔料を分散
したインキや有機色素を含んだインキ等が用いられる。
【0006】従来、平面型表示装置を実現する表示技術
としては、単純マトリックス液晶表示装置(LCD)、
薄膜トランジスタ液晶表示装置(TFT/LCD)、プ
ラズマディスプレイ(PDP)、低速電子線蛍光表示管
(VFD)、マルチ電子源フラットCRT等の平面型表
示装置技術がある。
【0007】これらの表示技術の例として、マルチ電子
源を用い蛍光体を発光させる発光素子及びこれを用いた
平面型表示装置について説明する。従来、簡単な構造で
電子の放出が得られる素子として、M.I.Elins
on、Radio Eng. Electron Py
s.,10、(1965)等によって発表された表面伝
導形電子放出素子が知られている。これは基板上に形成
された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる現象を利用するものである。
【0008】この表面伝導形電子放出素子としては、前
記エリンソン等によるSnO2薄膜を用いたもの、Au
薄膜によるもの[G.Dittmer:“Thin S
olid Films”、9、317(1972)]、
In23/SnO2薄膜によるもの[M.Hartwe
ll and C.G.Fonstad:“IEEET
rans. ED Conf.”、519(197
5)]、カーボン薄膜によるもの[荒木久 他:真空、
第26巻、第1号、22頁(1983)]等が報告され
ている。
【0009】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な素子構成として前述のM.ハートウェルの素子構成を
図16に示す。図に示すように絶縁性基板401上に電
子放出部形成のための薄膜402〜404が形成され、
薄膜404上に電子放出部405が形成されている。従
来図16に示したような表面伝導型電子放出素子におい
ては、電子放出を行う前にあらかじめ薄膜402〜40
4に対して通電フォーミングと呼ばれる通電処理が行わ
れ、電子放出部405が形成されるのが一般的であっ
た。ここでフォーミングとは薄膜402、403の両端
に電圧を印加通電し薄膜404を局所的に破壊、変形も
しくは変質せしめ、電気的に高抵抗な状態にした電子放
出部405を形成することである。なお、電子放出部4
05においては、薄膜404の一部に亀裂が発生しその
亀裂付近から電子放出が行われる場合もある。
【0010】図17は、表面伝導型電子放出素子の他の
構成例を示す平面図および断面図である。図17に示し
た素子においては絶縁性基板501上に金属膜よりなる
素子電極502及び503が所定の間隔を有して設置さ
れており、素子電極502及び503にわたって微粒子
からなる薄膜504が配置され、さらに薄膜504内に
は導電性微粒子からなる電子放出部505が設けられて
いる。この表面伝導形電子放出素子において、前記一対
の電極502、503の電極間隔は0.01ミクロン〜
100ミクロン、導電性薄膜504のシート抵抗は1×
103〜1×109Ω/□が適当である。
【0011】以上説明した表面伝導形電子放出素子を電
子放出素子として用いる際には、電子ビームを飛翔させ
るため真空容器内に配置する必要がある。真空容器内の
本素子のほぼ垂直上にフェースプレートを設けて電子放
出装置とし、電極間に電圧を印加して、電子放出部から
得られた電子線を蛍光体に照射することによって蛍光体
を発光させ、発光素子や平面形表示装置として用いるこ
とができる。
【0012】以上の平面型表示装置の素子電極には微粒
子からなる導電性薄膜とのステップガバレッジを考慮し
てより薄い膜厚の素子電極が望まれる。また平面型表示
装置の大画面化対応のために、大面積基板対応の製造プ
ロセス導入が必要である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記必要性に応えるた
めの簡易な方法で精密かつ大面積化を実現する薄膜素子
電極の製造方法としてオフセット印刷機を用いた方法が
ある。オフセット印刷機の一例として、版とワークの位
置合わせ精度の向上を意図した印刷機が開示されている
(特開平5−185586)。
【0014】しかしながら、以上説明したような平台校
正機型オフセット印刷装置を用いて前述の平面型表示装
置の素子電極を製造するには以下のような問題点があ
る。
【0015】図14に示したように通常ブランケット胴
1011を支持しているキャリッジ1012a、101
2bにはサイドベアリング1013a、1013bが構
成され、印刷機本体に対するブランケット胴1011の
進行方向を規定している。またブランケット胴の回転移
動はラックとピニオンによって規定されている。これら
のため印刷時のブランケット胴の進行は印刷機本体の各
構成部材の加工精度・及びこれら構成部材の組み立て精
度に影響を受け、例えばブランケットが進行する際にブ
ランケット胴の軸方向にスライドなどが発生する。ブラ
ンケット胴がスライドすれば、印刷時の位置精度の歪み
の原因となる。しかし加工・組み立て精度には現状の加
工・組み立て技術では限界がある。特開平5−1855
86の印刷機では印刷パターンの全面にわたっての位置
補正が困難であった。
【0016】上述のように従来の印刷機を使用する限り
印刷位置精度の歪みを避けることが困難であった。更に
この印刷位置精度の悪化は平面型表示装置の素子電極の
作成の際、取り出し配線や微粒子電子放出材からなる薄
膜とのアライメントを悪くし、画素欠陥やクロストーク
の一因となる場合があった。このようなアライメントの
問題は、設計マージンを大きくすることによって逃れる
ことができないほど高密度に画素を形成する際、特に重
大であった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はオフセット印刷
機において、印刷時、ブランケット胴の軸方向のスライ
ドを検知する手段と、係るスライドを補正する手段を構
成することでブランケット胴の進行方向の直進精度を向
上させる作用を生じせしめた。すなわち、本発明は次の
ようである。 1.版からブランケットへのインキ受理とブランケット
からワークへのインキ転移を同一の印刷定盤で行うオフ
セット印刷機であって、ブランケット胴の軸方向のスラ
イドを検知する手段及び該スライドを補正する手段を有
することを特徴とするオフセット印刷機。 2.ブランケット胴の軸方向のスライドを検知する手段
が、印刷定盤に設置された導電加工部及びブランケット
胴に取り付けられた静電容量モニタープローブである上
記1に記載のオフセット印刷機。 3.ブランケット胴の軸方向のスライドを検知する手段
が、印刷定盤に設置された磁性加工部及びブランケット
胴に取り付けられたホール素子である上記1に記載のオ
フセット印刷機。 4.ブランケット胴の軸方向のスライドを補正する手段
が、印刷機両側に取り付けたサイドベアリングである上
記1ないし3に記載の印刷機。 5.ブランケット胴の軸方向のスライドを検知し、かつ
係るスライドを補正する手段が、印刷定盤に設置された
一対の凹部、及びブランケット胴に取り付けられた凸部
である上記1に記載のオフセット印刷機。 6.上記1に記載の印刷機を使用して作成することを特
徴とする画像形成装置の製造方法。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に用いるオフセット印刷は
一般には紙上にインキを転写するグラフィック印刷に用
いられる。しかし、オフセット印刷は厚膜電子回路の形
成に用いられるスクリーン印刷に比べてインキの転写膜
厚を薄くできるという特長がある。
【0019】高精細印刷を実施するために印刷原版の精
細化、印刷工程におけるインキ転写パターンの維持等の
実現が必要であるが、転写するインキの厚みが薄い程、
解像力を上げることができる。これはインキのパターン
幅に対する厚みのアスペクト比が小さいほど転写後のイ
ンキのダレ、ニジミによるパターン幅の太りが小さくで
きるためである。したがって、転写膜厚を薄くできるオ
フセット印刷は高精細印刷のためのパターン太りに対す
る制御の可能性を有している。
【0020】図10に表面伝導型電子放出素子を用いた
表面表示装置について本発明の実施態様を示す。図
(b)において101は絶縁体から成る基板、102、
103は電気的接続を得るための素子電極、104は微
粒子からなる導電性薄膜である。この表面伝導型電子放
出素子において、前記一対の電極102、103の電極
間隔は数ミクロンより数百ミクロン、薄膜は数百オング
ストロームより数千オングストローム、また薄膜104
の膜厚は数十オングストロームより数千オングストロー
ムの範囲が好ましく適宜設定することができる。
【0021】105、106は素子電極102、103
とそれぞれ接続する印刷配線であり、膜厚は、通常印刷
ペーストインキの焼成によって得られる厚みでよく、数
ミクロンから数十ミクロンの範囲である。
【0022】この表面伝導型電子放出素子基板を真空容
器内に配置し、電子放出素子の略垂直上にフェイスプレ
ートを設ける(図10(a))。フェースプレートはガ
ラス基板109上に蛍光体110、メタルバック111
を積層して成る。ここで素子電極102、103間に電
圧を印加してメタルバック111を+側電位として電圧
を加えると素子電極102、103間の薄膜104の電
子放出部112から電子が放出され蛍光体に照射するこ
とによって蛍光体を発光させ、発光素子や平面型表示装
置とすることができる。複数の電子放出素子を用いる場
合は、素子電極が複数接続した配線に対して直交して電
子放出部上に開口を有するグリット電極113を配置し
電子放出素子部112を配線とグリット電極113(図
b)の交点としてマトリックスが構成される。このグリ
ット電極113に電圧を印加すること及び、配線10
5、106に接続した電子放出素子に電圧を印加するこ
とによって選択的に電子放出素子から電子を取り出して
蛍光体に照射、任意に蛍光体を発光させて画像を表示す
ることができる。
【0023】次に、本実施態様の一つである上記基板の
製造方法を電子放出素子基板は図11(a)から(c)
を用い、フェースプレート基板は図12(a)から
(e)を用いて説明する。
【0024】図11において、良く洗浄した基板101
上にオフセット印刷法により有機金属から成るレジネー
トペーストを印刷・焼成して素子電極102、103を
形成する(a)。次にスクリーン印刷法により導電性ペ
ーストインキを印刷し、焼成することによって配線10
5、106を形成する(b)。この際、配線105、1
06は、素子電極102、103上に積層され、電気的
接続を得ている。更に、電極間隔に微粒子から成る薄膜
4をリバースエッチング法によって形成する。微粒子膜
の成膜は有機金属溶液の塗布焼成や、真空蒸着法、スパ
ッタ法、化学的相堆積法、微粒子の分散塗布焼成等によ
って行われる(c)。
【0025】ここで、基板101としては、石英ガラ
ス、Na等の不純物含有量を減少したガラス、青板ガラ
ス。青板ガラスにスパッタ法等により形成したSiO2
を積層したガラス基板等、及びアルミナ等のセラミック
等があげられる。
【0026】素子電極102、103の材料としては導
電性を有するものであればどのような物であっても構わ
ないが、例えば、Ni、Cr、Au、Mo、W、Pt、
Ti、Al、Cu、Pd等の金属あるいは合金、及びP
d、Ag、Au、RuO2、Pd−Ag等の金属あるい
は金属酸化物とガラス等から構成される印刷導体、ポリ
シリコン等の半導体導体材料、ポリシリコン等の半導体
材料、及びIn23−SnO2等の透明導電体等があげ
られる。
【0027】導電性薄膜104を構成する材料の具体例
を挙げるならばPt、Ru、Ag、Au、Ti、In、
Cu、Cr、Fe、Zn、Sn、Ta、W、Pb等の金
属、PdO、SnO2、In23、PbO、Sb23
の酸化物、HfB2、ZrB2、LaB6、CeB6、YB
4、GdB4等のホウ化物、TiC、ZrC、HfC、T
aC、SiC、WC等の炭化物、TiN、ZrN、Hf
N等の窒化物、Si、Ge等の半導体、カーボン、Ag
Mg、NiCu、Pb、Sn等であり、微粒子膜からな
る。なお、ここで述べる微粒子膜とは、複数の微粒子が
集合した膜であり、その微細構造として、微粒子が個々
に分散配置した状態のみならず、微粒子が互いに隣接、
あるいは重なり合った状態(島状も含む)の膜をさす。
【0028】図12(a)から(e)はフェスプレート
の作製方法を示したものである。まず良く洗浄したガラ
ス基板109上へ蛍光体にPVA(ホリビニールアルコ
ール)等の樹脂とこれを感光化させる感光剤を加えた蛍
光体スラリー114をベタ状に塗布し乾燥する。塗布法
はスピンナー、ディッピング、スプレーコート、ロール
コート、スクリーン印刷、オフセット印刷等の方法が用
いられる(a)。
【0029】次に、塗工された蛍光体スラリーに不図示
のホトマスクを用いて必要部分にのみ光を照射露光した
後、現像して不要部分の蛍光体スラリーを取り除き焼成
する。これにより感光性樹脂は酸化焼失し、パターニン
グされた蛍光体110が形成される(b)。
【0030】表示装置をカラー化するために、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色カラー蛍光体が必
要な場合は上記(a)、(b)を各色について繰り返し
てガラス基板109上に蛍光体を塗り分けるようにパタ
ーニングする。
【0031】ここで、蛍光体110を水に浸潰し、水面
にクリアーラッカー等の樹脂薄膜を展開する。次に溶液
中の水を抜き取り、展開した樹脂薄膜117を蛍光体1
10上に展開配置した後、乾燥を行う。この行程をフィ
ルミングと呼ぶ(c)。
【0032】フィルミングが施された蛍光体の上へ、真
空堆積法によったAl等の金属薄膜を数百オングストロ
ームの厚みで成膜し、メタルバック111とする
(d)。
【0033】次に樹脂薄膜117を焼失させ、フェース
プレート上から取り除く。この際、メタルバック111
は、平坦化されて、切断の無い連続した膜として蛍光体
110の上に配置される(e)。
【0034】本実施態様において、電子放出素子、蛍光
体をマルチに配列させた場合、その大きさは画像形成装
置として必要とされる画素数と画面の大きさによって決
定される。例えば画面長さ40センチメートルに対し、
560本の解像力を持たせようとすると1画素当たり約
720ミクロンピッチとなる。更にこれをカラー化する
には1絵素をR、G、Bの3原色分割する必要があり、
単純に3分割すれば、ピッチは240ミクロンとなる。
【0035】電子放出部と対応する蛍光体の位置は1対
1で配置されることが望ましい。本実施態様では、電子
放出素子はホトリソグラフィ法によって得た素子電極に
よって精密に基板101上に配置される。また、電子放
出素子に対応する蛍光体110も、やはりホトリソグラ
フィ法によって精密にガラス基板109上に配置され
る。
【0036】一般にホトリソグラフィ法によるパターニ
ングの位置精度はきわめて精密である。マスク露光装置
の仕様によって精度は変わるものの、40センチメート
ル角内でパターン位置精度は4ミクロン以内におさえる
ことができる。したがって、電子放出部と蛍光体中心位
置は各部品精度で4ミクロン以内の位置精度誤差内に設
定することができる。
【0037】もしこの位置誤差が大きい場合、例えば、
画素ピッチ約240ミクロンに対して40ミクロンのズ
レが発生すると、画素ピッチに対して約6分の1の寸法
範囲で電子放出部から放出した電子が隣接した蛍光体に
照射され、蛍光輝点のクロストークが発生することとな
る。
【0038】なお、上記の表示装置を用いて長さ40セ
ンチメートルのアレイ状発光素子を作製し、感光性ドラ
ム上に配置することにより、電子写真記録装置を構成す
ることができた。さらには、電子写真記録装置にアレイ
状発光素子を作製した場合においても同様の効果を得る
ことができる。
【0039】なお前述の発明4におけるブランケット胴
の軸方向のスライドを補正する手段としては電磁力を利
用したアクチュエータを駆動させたり、あるいはガス圧
によってサイドベアリングの本体に対する押し付ける力
を本体の左右に変えることによる手段を例えば挙げるこ
とができる。
【0040】
【実施例】実施例1 図1、2、3、4、5、6、9を用いて本発明のオフセ
ット印刷機を説明する。図1は本発明の平台校正機型印
刷機を示す斜視図である。図において1はワーク6にイ
ンキを転移している際に版を待機させる版待機台であ
る。2は凹版5またはワーク6を固定する印刷定盤であ
る。3は被印刷物であるワーク6の交換作業を行うワー
ク交換台であり、以上の版待機台1、印刷定盤2、ワー
ク交換台3は本体フレーム8の上に固定配置されてい
る。4はドクターブレードであり、印刷定盤2上に凹版
5がある場合に凹版5上のインキ7をかきとる。印刷定
盤2の両側には2本のラックギヤー9a、9bを配置
し、そのラックギヤー9a、9bの上にピニオンギヤー
10a、10bを噛み合わせたブランケット胴11が配
置されている。ブランケット胴11はその軸を両端のキ
ャリッジ12a、12bで固定され、このキャリッジ1
2a、12bが本体下部からのクランクアーム(不図
示)のクランク動作によって前後進し、ブランケット胴
11は印刷定盤2上の凹版5またはワーク6の上を回転
摺動する。キャリッジにはそれぞれブランケット胴修正
機構16a、16bを介してサイドベアリング13a、
13bが接続されている。これらサイドベアリングが沿
うレール14a、14bは本体に形成されている。ここ
で14bは、図において見えていないが、14aのレー
ルに対して印刷機の左右対称の位置に設置されている。
このブランケット胴11にはブランケット15が巻かれ
ている。印刷定盤2には導電性加工部17a、17bが
形成され、またブランケット胴には静電容量モニタープ
ローブ18a、18bが形成され、この導電性加工部及
び静電容量モニタープローブを用いてブランケット胴の
スライドを検知する。
【0041】次に図9を用いて本発明の印刷機を用いた
一連の印刷工程を説明する。まず図9(a)のように印
刷定盤2には凹版5が設置され、ドクターブレード4に
よりインキ7をかきながら凹版5にインキを充填し、し
かる後ブランケット胴11が凹版5の上を転がりながら
図の矢印方向に進行することでブランケット15にイン
キを受理していく。ブランケット胴11は凹版5のイン
キの受理が終了したら、上昇して凹版より離れ、受理時
と逆方向(図で左方向)に進行して図9(b)のように
印刷定盤の左端まで戻る。ここでインキ受理の終了した
凹版5は版待機台1に移され、代わりにワーク交換台3
上のワーク6が印刷定盤2上に設置される。
【0042】次に図9(c)のようにブランケット胴1
1は下降してワーク6の上を転がりながら図の矢印方向
に進行することでワーク6にインキを転移していく。ブ
ランケット胴11はワーク6へのインキの転移が終了し
たら、上昇してワーク6より離れ、転移時と逆方向(図
で左方向)に進行して図9(d)のように印刷定盤の左
端まで戻る。ここで転移の終了したワーク6はワーク交
換台3に移され、代わりに版待機台1の凹版5が印刷定
盤2上に設置される。
【0043】以上のような印刷工程において実施される
高位置精度対応の印刷を説明する。図2は静電容量モニ
タープローブと導電性加工部示す断面図である。図に示
すように静電容量モニタープローブ18a、18bは、
その先端(先端大きさ0.1mm角サイズ)をブランケ
ット胴11の周囲に沿って1mmピッチで並べて、導電
性加工部17a、17bのそれぞれに対向して形成され
ている。導電性加工部17a、17bは幅1mmで印刷
定盤2に形成されている。これら導電性加工部は、例え
ば導電性の印刷定盤を利用して不導電性のテープを用
い、所定の箇所を除いて印刷定盤表面をマスクすること
により容易に作成することができる。また各静電容量モ
ニタープローブ18a、18bに対しては信号を取り出
すための配線(不図示)がなされている。
【0044】図3は導電性加工部と静電容量モニター部
を示す図である。図において19a、19bは静電容量
モニター部である。静電容量モニター部は多数の静電容
量モニタープローブの中から導電性加工部に最も近いプ
ローブが静電容量モニターしている導電性加工部の一部
の領域である。図3に示すようにこの領域はブランケッ
ト胴がスライドしていない場合、それぞれ導電性加工部
のブランケットが装着された側とは反対側の端に設定さ
れるように静電プローブの位置が調整されている。
【0045】以上の印刷機を用いて高精度印刷を行っ
た。まず本発明のブランケット胴の軸方向のスライドの
修正の概要を図6を用いて述べる。図6に示すようにセ
ンサー部である電気容量モニタープローブ18a、18
bからの信号はマイコンに送られ、この情報に基づきマ
イコン内部で修正すべき量を計算し、駆動部である16
a、16bのブランケット胴修正機構に適当量作動する
ように信号を発生する。以下にこの詳細を図を用いて説
明する。
【0046】図4(a)は図4(b)のような静電容量
モニタープローブの隣合う3本(α、β、γ)がブラン
ケット胴の回転に伴って導電性加工部に近づいた後、離
れた際のモニターする静電容量の変化を示した図であ
る。
【0047】(a)に示した各プローブの変化の中の極
大は各プローブが導電性加工部に最も近接している際の
ブランケットの回転角を示す。即ち各静電容量モニター
プローブの静電容量をモニターすれば、ブランケットの
ある回転角度の際の導電性加工部に最も近接しているプ
ローブを特定できることが分かる。
【0048】本発明ではブランケット胴のスライド量の
検知精度を高めるため導電性加工部に最も近接している
プローブによる静電容量モニターによるモニター値に順
次切り替えながらブランケット胴のスライドをモニター
している。この際の静電容量の変化をブランケットの左
右について示したのが図5(a)である。図においてa
は静電容量モニタープローブ18aによるもので、bは
静電容量モニタープローブ18bによるものである。た
だしこの図はブランケットのスライドに対する補正をか
けていない状態を示す。図においてブランケットの回転
角がθの際に静電容量は静電容量モニタープローブ18
aがモニターする静電容量を100%とすると静電容量
モニタープローブ18bがモニターする静電容量は99
%となっている。これは図5(b)に示すようにブラン
ケット胴が左にスライドしたため静電容量モニター部1
9bのみが10μmの幅だけ削られ、面積で静電容量モ
ニター19aに対して1%少なくなり、結果として静電
容量が1%減少したことを示している。本発明において
は以上のように左右の静電容量モニタープローブがモニ
ターする静電容量の差異が認められた場合、この差異
は、16a、16bのブランケット胴修正機構にフィー
ドバックされブランケット胴のスライドが補正される。
上記の場合16bのブランケット胴修正機構にサイドベ
アリング13bを印刷機本体に押し付ける動作をさせ、
16aのブランケット胴修正機構にサイドベアリング1
3aを印刷機本体から離す動作をさせる。このような動
作はキャリッジ12a、12bを介してブランケット胴
の軸方向のスライドの修正の動作となる。以上のように
本発明によれば係る導電性加工部17a、17bと静電
容量モニタープローブ18a、18bによってブランケ
ット胴の軸方向のスライドが検知され、さらに16a、
16bの補正機構によりサイドベアリング13a、13
bを作動しブランケット胴の軸方向のスライドを補正す
る。なお本印刷においては静電容量モニタープローブと
導電性加工部間隔は0.1mmに設定した。
【0049】次に素子電極の印刷に本発明の印刷機を用
いて作成した画像形成装置について述べる。図13は本
実施例の素子基板の製造行程を示した平面図である。図
13(e)において不図示の青板ガラス基板上に対し
て、電子放出素子を3個×3個、計9個のマトリックス
状の配線と共に形成した例で示す。図において201は
下層印刷配線、202は下層印刷配線201に並列した
印刷パッドであり、下層印刷配線201と同一工程で印
刷金属ペーストの焼成によって形成される。203は印
刷ガラスペーストの焼成によって形成された下層印刷配
線に対して直交した短冊状の絶縁層であり、印刷パッド
202との交差中央部で204のコンタクトホールの開
口を有している。205は上層印刷配線である。上層印
刷配線205は絶縁層203上に短冊状に形成され、コ
ンタクトホール204によって印刷パッド202と電気
的に接続しており、印刷金属ペーストの焼成によって形
成される。207、208は素子電極であり、下層印刷
配線301と印刷パッド302とに各々接続しており、
レジネートペーストインキのオフセット印刷、焼成によ
って形成される。素子電極207、208は相互の隣接
部で電極間隔30ミクロン電極幅200ミクロンの形状
を構成している。209はPd微粒子から成る薄膜であ
り素子電極207、208及び電極間隔に配置形成され
る。210はこの電極間隔部の薄膜部位を示しており、
後述する電子放出部となる部分である。
【0050】以下図13(a)〜(e)を用いて上記素
子基板の製造方法を順を追って説明する。まず、良く洗
浄した青板ガラスから成る基板上にレジネートペースト
インキのオフセット印刷、焼成によって厚み1000オ
ングストロームのAu素子電極207、208をパター
ン形成した(a)。次にAgペーストインキをスクリー
ン印刷し、焼成して幅300ミクロン、厚み7ミクロン
の下層印刷配線201及び印刷パッド202を形成し
た。この時、下層印刷配線201及び印刷パッド202
は素子電極207、208と各々電気的に接続される
(b)。次に、ガラスペーストインキをスクリーン印刷
し、焼成して幅500ミクロン厚み約20ミクロンの絶
縁層203と、開口寸法100ミクロン角のコンタクト
ホール204を形成した(c)。更に、絶縁層203上
にAgペーストインキをスクリーン印刷し、焼成して幅
300ミクロン厚み10ミクロンの上層印刷配線205
を形成した。この時コンタクトホール204を通じて上
層印刷配線205と印刷パッド202は電気的に導通す
る(d)。
【0051】本工程において、印刷配線の印刷焼成前に
素子電極を作製する。しかし、この素子電極は印刷焼成
工程を一度経ているため、同様な印刷配線焼成では素子
電極の熱ダメージは発生しなかった。また、下層印刷配
線と印刷パッドは基板上の同一形成層であり、素子電極
とのコンタクトは素子電極が段差の無い基板上で形成さ
れ、印刷配線と印刷パッドに接続するため途中で断線す
ることは無かった。
【0052】次にスパッタ法によるCr成膜及びホトリ
ソエッチング法によって、薄膜209を配置したくない
部分にマスクとなるCrパターンを作製し、その後有機
パラジュウム溶液(奥野製薬(株)キャタペーストCC
P4230)を塗布・焼成してPdO微粒子膜を得る。
更に、Crパターンをリバースエッチして薄膜209を
素子電極207、208と電極間隔部にパターニング形
成する(e)。この際本発明の印刷機を用いて高精度印
刷を達成したためホトリソで作成した薄膜209は、素
子電極207、208の所定の部位に形成できた。
【0053】本素子基板を40センチメートル角基板上
に350個×350個の電子放出素子をマトリックス状
に配置してR、G、Bに対応する各蛍光体を有するフェ
イスプレートと共に真空外囲器内に配置した。
【0054】本実施例においてインキは有機金属から成
るAuレジネートペーストを用いている。ガラス基板上
に転移されたインキは約70℃の乾燥と約580℃の焼
成によってAuから成る素子電極として利用できる。印
刷乾燥後のガラス基板上のインキ転写厚みは約2ミクロ
ン程度と小さく印刷電極パターン幅の太りは非常に小さ
かった。さらに、焼成後のAu電極厚みは約1000オ
ングルトロームと薄く形成することができた。ここで、
素子電極のパターン形状としては導電性薄膜を配置する
素子電極間隔の寸法を約30ミクロンに設定した。
【0055】この後、電子放出素子の通電処理を行った
後、本素子基板の上層印刷配線には14Vの任意の電圧
信号を、下層印刷配線には0Vの電位を順次印加走査し
それ以外の下層印刷配線は7Vの電位とした。フェース
プレートのメタルパックに3kVのアノード電圧を印加
したところ、任意の画像を表示することができた。この
時の電子放出素子と蛍光体の位置ズレによって生ずる蛍
光輝点のクロストークは無かった。
【0056】実施例2 実施例1に対して印刷時、ブランケット胴の軸方向のス
ライドを検知する手段に磁力の変化を利用した以外は同
様に実施した例を図1、2、3、4、5において示す。
【0057】図1、2、3、4の静電容量モニタープロ
ーブの位置に相当する位置にホール素子を形成し、導電
性加工部の位置に相当する位置に磁化加工部を形成し
た。ホール素子の先端径、ピッチは実施例1の静電容量
モニタープローブと同様である。磁化加工部は実施例1
の導電性加工部と同様に幅1mmで印刷定盤2に形成し
た。磁化加工部は例えば磁化したテープを張ることによ
り容易に形成可能である。ホール素子には信号を取り出
すための不図示のケーブルが接続されている。また、図
3において静電容量モニター部に対応するのが磁力モニ
ター部である。本実施例における構成でも実施例1と同
様にブランケット胴のスライドの補正が可能であった。
【0058】本実施例の印刷機を用いて精密印刷を行っ
た。この際磁化加工部の磁力は1kGであり、ホール素
子に流した電流は10mAに設定した。その結果実施例
1と同様にブランケット胴の軸方向のスライドの修正が
可能であった。
【0059】係る方法によって印刷された素子電極は実
施例1と同様に良好な位置精度を達成し、更にこの基板
を用いて作成された平面型表示素子は実施例1と同様に
良好な特性を示した。
【0060】実施例3 実施例1に対して、凹部と凸部を印刷機に構成すること
によって高精度印刷機を実現した実施例を図1、7、8
に示す。図7、8において20a、20bは凸部、21
a、21bは凹部、22a、22bはテーパー部であ
る。図1の実施例1の静電容量モニタープローブの位置
に相当する位置に凸部を形成し、導電性加工部の位置に
相当する位置に凹部を形成した。図7は凹部凸部が噛み
合った部分を拡大した断面図である。図7のように凹部
は開口幅1.6m・底の幅1mmで印刷定盤の左右に形
成され、凸部は上面の幅1.3m・底面の幅1.4mm
・高さ1mmでブランケット胴の左右に形成されて、凸
部の上面のエッジと凹部側面が接している。図8は凹部
の平面形状の詳細図である。図8のように凸部には、ブ
ランケット胴が下降する箇所である印刷定盤2の一端に
対応する箇所に先端幅にテーパーを持たせたテーパー部
を形成している。これら凹部・凸部の加工は、通常の機
械加工によって容易に形成できる。
【0061】本実施例では図7に示すように印刷機の左
右で凹部の側壁に凸部の上面エッジが接触した状態で印
刷している。このためブランケット胴11の軸方向のス
ライドを押さえた印刷が可能である。更にブランケット
が上昇することによって凹凸のはめ合いが外れても、凸
部にテーパー部を設けてあるため、再びブランケット胴
が下降した際容易に凹凸のはめ合いの再現がなされる。
以上のようにこの実施例によれば上記凹部と凸部によっ
てブランケット胴の軸方向のスライドの検知と補正を行
うことができる。
【0062】この方法によって印刷された素子電極は実
施例1と同様に良好な位置精度を達成し、更にこの基板
を用いて作成された平面型表示素子は実施例1と同様に
良好な特性を示した。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には簡易な
オフセット印刷機においてブランケット胴の軸に平行方
向のスライドを検知する手段とスライドを補正する手段
を備える構成によって、ブランケット胴の軸方向のスラ
イドを無くすことで、オフセット印刷の印刷寸法精度を
向上させることができる。
【0064】更に、本発明の印刷機を画像形成装置の製
造に用いることにより良好な特性を有する画像形成装置
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷機を示す斜視図である。
【図2】本発明の印刷機に設けられる静電容量モニター
プローブと導電性加工部を示す断面図である。
【図3】本発明の印刷機に設けられる導電性加工部と静
電容量モニター部を示す図である。
【図4】本発明の印刷機の稼働時のブランケット胴回転
角と静電容量の変化の関係を示す図である。
【図5】図4においてブランケット胴の軸方向にスライ
ドがあったときの状態を示す図である。
【図6】本発明の印刷機のブランケット胴の軸方向のス
ライドの検知とその補正のプロセスを示す図である。
【図7】本発明の印刷機のブランケット胴の軸方向のス
ライドの検知とその補正手段の一例を示す断面図であ
る。
【図8】図7の部材を印刷方向との関係において示した
図である。
【図9】本発明の印刷機による印刷工程を説明する模式
図である。
【図10】本発明の印刷機による印刷配線を配した表面
伝導型電子放出素子を用いた平面表示装置の説明用断面
図である。
【図11】図10における電子放出素子基板の製造方法
の説明用断面図である。
【図12】図10におけるフェースプレート基板の製造
方法の説明用断面図である。
【図13】本発明の印刷機を用いて作成した画像形成装
置の素子基板の製造工程を示す模式的平面図である。
【図14】従来の印刷機を示す斜視図である。
【図15】図14の印刷機による印刷工程を説明する模
式図である。
【図16】表面伝導型電子放出素子の素子構成の典形例
を示す平面図である。
【図17】表面伝導型電子放出素子の素子構成の他の例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 版待機台 2 印刷定盤 3 ワーク交換台 4 ドクターブレード 5 凹版 6 ワーク 7 インキ 8 本体フレーム 9a、9b ラックギヤー 10a、10b ピニオンギヤー 11 ブランケット胴 12a、12b キャリッジ 13a、13b サイドベアリング 14a、14b レール 15 ブランケット 16a、16b ブランケット胴修正機構 17a、17b 導電性加工部 18a、18b 静電容量モニタープローブ 19a、19b 静電容量モニター部 20a、20b 凸部 21a、21b 凹部 22a、22b テーパー部 101 基板 102、103 素子電極 104 薄膜 105、106 印刷配線 109 ガラス基板 110 蛍光体 111 メタルバック 114 蛍光体スラリー 117 樹脂薄膜 201 下層印刷配線 202 印刷パッド 203 絶縁層 204 コンタクトホール 205 上層印刷配線 207、208 素子電極 209 薄膜 401 絶縁性基板 402、403、404 薄膜 405 電子放出部 501 絶縁性基板 502、503 素子電極 504 薄膜 505 電子放出部 1001 インキ練り台 1002 版定盤 1003 ワーク定盤 1004 インキローラ 1005 凹版 1006 ワーク 1007 インキ 1008 本体フレーム 1009a、1009b ラックギア 1010a、1010b ピニオンギア 1011 ブランケット胴 1012a、1012b キャリッジ 1013a、1013b サイドベアリング 1014a、1014b レール 1015 ブランケット 1016 ドクターブレード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版からブランケットへのインキ受理とブ
    ランケットからワークへのインキ転移を同一の印刷定盤
    で行うオフセット印刷機であって、ブランケット胴の軸
    方向のスライドを検知する手段及び該スライドを補正す
    る手段を有することを特徴とするオフセット印刷機。
  2. 【請求項2】 ブランケット胴の軸方向のスライドを検
    知する手段が、印刷定盤に設置された導電加工部及びブ
    ランケット胴に取り付けられた静電容量モニタープロー
    ブである請求項1記載のオフセット印刷機。
  3. 【請求項3】 ブランケット胴の軸方向のスライドを検
    知する手段が、印刷定盤に設置された磁性加工部及びブ
    ランケット胴に取り付けられたホール素子である請求項
    1記載のオフセット印刷機。
  4. 【請求項4】 ブランケット胴の軸方向のスライドを補
    正する手段が、印刷機両側に取り付けたサイドベアリン
    グである請求項1ないし3記載の印刷機。
  5. 【請求項5】 ブランケット胴の軸方向のスライドを検
    知し、かつ係るスライドを補正する手段が、印刷定盤に
    設置された一対の凹部及びブランケット胴に取り付けら
    れた凸部である請求項1記載のオフセット印刷機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の印刷機を使用して作成す
    ることを特徴とする画像形成装置の製造方法
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