JPH11329222A - 電子放出素子の電極およびその製造方法 - Google Patents

電子放出素子の電極およびその製造方法

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JPH11329222A
JPH11329222A JP10133898A JP13389898A JPH11329222A JP H11329222 A JPH11329222 A JP H11329222A JP 10133898 A JP10133898 A JP 10133898A JP 13389898 A JP13389898 A JP 13389898A JP H11329222 A JPH11329222 A JP H11329222A
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JP
Japan
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electron
electrode
electrodes
emitting device
substrate
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JP10133898A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Ishikawa
信行 石川
Kazunari Yonemoto
一成 米元
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光体と電子源の相対位置精度の向上、短絡
による欠陥の防止、膜厚の安定化、量産時の品質の向
上、電子源の抵抗値の安定、輝度バラツキの減少、特性
の向上による設計の自由度の向上、等を可能とする表面
伝導型電子放出素子の電極およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 対向する一対の素子電極間に等しい幅の
フォトレジストのストライプパターンを形成し、このフ
ォトレジストの上にオフセット印刷により素子電極を印
刷形成し、フォトレジストを除去することにより、電極
および電極間を形成する素子電極、ならびに該素子電極
を得るための製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット印刷によ
って電子機器のパターンを形成する方法に関し、さらに
はこのオフセット印刷によって作製される画像形成装
置、主に平面型表示装置に関する。また、該画像形成装
置に用いる電子放出素子、該電子放出素子を用いた電子
源、該電子源を用いた画像形成装置および該電子放出素
子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来オフセット印刷は、グラフィックス
印刷用として主に人間の視覚に感知されるパターンの印
刷に多く用いられている。また近年、電子機器への応用
として記録用サーマルヘッドの電極や液晶表示装置のカ
ラーフィルター等を作製するための技術開発がなされて
いる。
【0003】オフセット印刷は厚膜電子回路の形成に用
いられるスクリーン印刷に比べてインキの転写膜厚を薄
くできるという特長がある。現今、高精細印刷を実施す
るためには印刷原版の精細化、印刷工程におけるインキ
転写パターンの維持、等の実現が必要であるが、転写す
るインキの厚みが薄い程、解像力を上げることができ
る。これはインキのパターン幅に対する厚みのアスペク
ト比が小さい程転写後のインキのダレ、ニジミによるパ
ターン幅の太りが小さくできるためである。したがっ
て、転写膜厚を薄くできるオフセット印刷は高精細印刷
のためのパターン太りに対する制御の可能性を有してい
る。
【0004】図7は、平台校正機型印刷装置を示す模式
図である。本図7において、101はインキローラー1
04でインキ107を展開するインキ練り台であり、1
02は凹版105を固定する版定盤である。また103
は被印刷物であるワーク106を固定するワーク定盤で
あり本体フレーム108の上に固定配置されている。こ
の一列に並んだ3つの定盤の両側に2本のラックギャー
109,110を配置し、そのラックギャー109,11
0の上にギャー111,112を噛み合わせたブランケ
ット113が配置されている。ブランケット113はそ
の軸を両端のキャリッジ114,115で固定され、こ
のキャリッジ114,115が本体下部からのクランク
アーム116のクランク動作によって前後進し、ブラン
ケット113はインキ練り台101、凹版105、ワー
ク106の上を順次回転慴動する。ブランケット113
の表面はゴム状のブランケットラバーが取付けてある。
【0005】図8(a)〜(d)は、オフセット印刷工程を
示す説明図である。本図8において、101はインキ練
り台、105は凹版、106はワークとなるガラス基板
であり同一平面に直列に配置されている。104はイン
キロールでありインキ練り台101上で練ったインキ1
07を凹版105上に転移(図8(a)参照)させる。11
7はブレードであり凹版105上面を慴動して転移した
インキ107のうち、凹部に充填されたインキ以外(図
8(b)参照)をかきとる。113はブランケットであり
凹版105、ガラス基板106上面を順に回転接触する
ことにより、凹版105の凹部に充填されたインキを受
理(図8(c)参照)し、ガラス基板106上に凹版105
の有するパターン状にインキ107を転移(図8(d)参
照)する。
【0006】以上により印刷工程が終了する。印刷イン
キ107は作製するパターンの機能によって適宜選択す
ることができる。すなわち記録用サーマルヘッド等の電
極には主にAuレジネートベーストと呼ばれる有機Au金
属からなるインキを用い、また、カラーフィルターであ
ればR,G,B各色の顔料を分散したインキや有機色素を
含んだインキ等が用いられる。
【0007】また従来、平面型表示装置を実現する表示
技術としては、単純マトリックス液晶表示装置(LC
D)、薄膜トランジスタ液晶表示装置(TFT/LC
D)、プラズマディスプレイ(PDP)、低速電子線蛍光
表示管(VFD)、マルチ電子源フラットCRT等の平面
型表示装置技術がある。
【0008】これらの表示技術の例として、マルチ電子
源を用い蛍光体を発光させる発光素子およびこれを用い
た平面型表示装置について説明する。従来より電子源と
しての電子放出素子には、大別して熱電子放出素子と冷
陰極電子放出素子を用いた2種類のものが知られてい
る。冷陰極電子放出素子には電界放出型(以下、FE型
と表記)、金属/絶縁層/金属型(以下、MIM型と表
記)や表面伝導型電子放出素子等がある。
【0009】FE型の例としては、W.P.Dyke & W.W.Dor
an"Field Emission",Advance in Electron Physics,8,8
9(1956)あるいは、C.A.Spindt"Physical Properties of
thin-film field emission cathodes with molybdenum
cones",J.Appl.Phys.,47,5248(1976)等に開示されたも
のが知られている。MIM型では、C.A.Mead,"Operatio
n of Tunnel-Emission Devices",J.Appl.Phys.,32,646
(1961)等に開示されたものが知られている。表面伝導型
電子放出素子型の例としては、M.I.Elinson,Radio Eng.
Electron Phys.,10,1290(1965)等に開示されたものがあ
る。
【0010】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に膜面に平行に電流を流すことによ
り、電子放出が生ずる。この表面伝導型電子放出素子と
しては、前記エリンソン等によるSnO2薄膜を用いたも
の、Au薄膜によるもの[G.Dittmer:Thin Solid Films,
9,317(1972)]、In23/SnO2薄膜によるもの[M.Hartww
ll and C.G.Fonstad:IEEE Trans.ED Conf.,519(197
5)]、カーボン薄膜によるもの[荒木久 他:真空、第26
巻、第1号、22頁(1983)]等が報告されている。
【0011】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図9に
模式的に示す。同図において201は基板である。20
4は導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパッタで形
成された金属酸化物薄膜等からなり、後述の通電フォー
ミングと呼ばれる通電処理により電子放出部205が形
成される。なお、図中の素子電極間隔Lは0.5〜1m
m、W'は0.1mmで設定されている。
【0012】従来、これらの表面伝導型電子放出素子に
おいては、電子放出を行う前に導電性薄膜204を予め
通電フォーミングと呼ばれる通電処理によって電子放出
部205を形成するのが一般的であった。すなわち、通
電フォーミングとは前記導電性薄膜204両端に直流電
圧あるいは非常にゆっくりとした昇電圧を印加通電し、
導電性薄膜を局所的に破壊、変形もしくは変質せしめ、
電気的に高抵抗な状態にした電子放出部205を形成す
ることである。なお、電子放出部205は導電性薄膜2
04の一部に亀裂が発生しその亀裂付近から電子放出が
行われる。前記通電フォーミング処理をした表面伝導型
電子放出素子は、上述導電性薄膜204に電圧を印加
し、素子に電流を流すことにより上述の電子放出部20
5より電子を放出せしめるものである。
【0013】また、本出願人は、USP 5,066,8
83において、素子電極間に電子を放出せしめる微粒子
を分散配置した新規な表面伝導形電子放出素子を技術開
示した。この電子放出素子は上記従来の表面伝導形電子
放出素子に対し、電子放出位置を精密に制御でき、より
高精密に電子放出素子を配列する事ができる。この表面
伝導形電子放出素子の典型的な素子構成を図10に示
す。本図において、301は絶縁性基板、302,30
3は電気的接続を得るための素子電極、304は微粒子
電子放出材からなる薄膜、305は電子放出部である。
【0014】この表面伝導形電子放出素子において、前
記一対の電極302,303の電極間隔L1は0.01〜
100ミクロン、薄膜304の電子放出部のシート抵抗
は1×103〜1×109オーム/□が適当である。
【0015】以上説明してきた表面伝導形電子放出素子
を、電子放出素子として用いる際には、電子ビームを飛
翔させるため真空容器内に配置する必要がある。真空容
器内の本素子の略垂直上にフェースプレートを設けて電
子放出装置とし、電極間に電圧を印加して、電子放出部
から得られた電子線を蛍光体に照射することによって蛍
光体を発光させ、発光素子や平面形表示装置として用い
ることができる。
【0016】上述の表面伝導型放出素子は構造が単純で
製造も容易であることから、大面積にわたって多数素子
を配列形成できる利点がある。そこでこの特徴を活かし
た荷電ビーム源、表示装置等の応用研究がなされてい
る。多数の表面伝導型放出素子を配列形成した例として
は、後述する様に梯型配置と呼ぶ並列に表面伝導型電子
放出素子を配列し、個々の素子の両端を配線(共通配線
とも呼ぶ)で、それぞれ結線した行を多数行配列した電
子源(例えば、特開昭64-031332、特開平1-2
83749、同2-257552各号等)があげられる。
また、特に表示装置等の画像形成装置においては、近
年、液晶を用いた平板型表示装置がCRTに替わって普
及してきたが、自発光型でないためバックライトを持た
なければならない等の問題点があり、自発光型の表示装
置の開発が望まれてきた。自発光型表示装置としては表
面伝導型放出素子を多数配置した電子源と電子源より放
出された電子によって、可視光を発光せしめる蛍光体と
を組み合わせた表示装置である画像形成装置(例えば、
USP 5,066,883)があげられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したようなオフセット印刷は以下の様な問題点が生じ
る。すなわち、 (1)凹版からブランケットにインキが受理する際、また
は、ブランケットからガラス基板に転移する際に、ブラ
ンケットのゴム変形が発生し、これにより、素子電極間
のピッチ精度が悪くなり、全体として位置精度がA4サ
イズ対角で±20μm程度となること、したがって、こ
れだけフェイスプレートとの位置ずれが生じる。
【0018】(2)インクの乾燥や経時変化により、イン
クの固形分濃度や粘度が変化しやすく、またブランケッ
トのインク溶媒による膨潤や摩擦による面粗れおよび経
時変化による弾性率の変化が発生しやすい。したがっ
て、狭い対向する電極の間隔を安定的に印刷により形成
することは難しく、短絡による欠陥が生じやすい。
【0019】(3)さらに上記したインクやブランケット
の不安定性により、対向する素子電極の形状を繰り返し
安定的に形成することが難しく、対向する素子電極間の
平行直線性は約±1μm、間隔は20μm程度の制御が
限界であること、さらには、オフセット印刷法を用いな
いで平面型画像表示装置を作製するには以下に示す問題
点があった。
【0020】(4)前記表面伝導形電子放出素子や、単純
マトリックス液晶表示装置(LCD)薄膜トランジスタ液
晶表示装置(TFT/LCD)等、薄膜表示素子の電子回
路加工工程において被加工物に機能薄膜を成膜し、これ
をパターン加工することが行われる。例えば、基板上に
Al材を成膜した後、ホトリソ、エッチングにより素子
や配線パターンが形成される。しかしながら、例えば、
40センチメートル角以上の大型基板上に微細なパター
ンをホトリソ技術により製造する場合、大型露光装置を
含む大型製造装置が何台も必要となり莫大な費用がかか
る。さらに、一基板当たりの処理時間が長くなり、製造
コストが膨大になるという欠点があった。
【0021】(5)プラズマディスプレイ(PDP)表示素
子のように厚膜による電子回路の加工工程においては、
スクリーン印刷法で、導電性ペーストや絶縁性ペースト
を直接パターン印刷した後、焼成して電極配線パターン
や絶縁層を形成する方法が行わている。印刷法によるパ
ターニングは比較的大面積基板に対応可能であり、一基
板当たりの処理時間もホトリソ技術に比べて短い。
【0022】しかしながら、レジストインキや導電性ペ
ースト、絶縁性ペーストの流動性、印刷版からの抜け
性、転写性、および版圧力等に起因して印刷パターンが
変形しやすく、パターンの寸法精度、形状および位置制
御性、再現性に限界がある。したがって、スクリーン印
刷法では欠陥の少ない精密で微細なパターン加工を行う
ことが非常に困難であり、100ミクロン程度以下の精
密微細パターンを再現性よく形成する方法としては適し
ていない。このため平面型表示装置画面の画素を高精細
化することが難しいという欠点があった。したがって、
薄膜トランジスタ液晶表示装置(TFT/LCD)や表面
伝導形電子放出素子を微細に製作することが難しいとい
う欠点があった。
【0023】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、上記のような問題のない、蛍光体と電子源の相対位
置精度の向上、短絡による欠陥の防止、膜厚の安定化、
量産時の品質の向上、電子源の抵抗値の安定、輝度バラ
ツキの減少、特性の向上による設計の自由度の向上、等
を可能とする電子放出素子の電極およびその製造方法の
提供その目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題・目的は、本
発明者らの鋭意検討により以下に示す本発明によって解
決・達成される。すなわち本発明は、基板上に設けられ
た一対の電極の対向する一辺が、平行且つ直線である電
極間に電圧を印加することにより電子を発生させ、前記
基板に対向して設けられた対向基板上の蛍光体に前記電
子を照射し、該蛍光体を発光せしめることにより画像を
形成する、画像形成装置の電子放出素子の電極におい
て、前記一対の電極の電極間隔に等しい幅を有するフォ
トレジストのストライプパターン上に電極材料を印刷
し、その後フォトレジストを除去することにより前記一
対の対向する電極が形成されてなることを特徴とする、
電子放出素子の電極を開示するものである。そして本発
明の電子放出素子の電極は、前記電極材料の焼成温度で
ストライプパターンのフォトレジストが昇華除去されて
なることを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、基板上に設けられた一対の
電極の対向する一辺が、平行且つ直線である電極間に電
圧を印加することにより電子を発生させ、前記基板に対
向して設けられた対向基板上の蛍光体に前記電子を照射
し、該蛍光体を発光せしめることにより画像を形成す
る、画像形成装置の電子放出素子の電極を製造する方法
において、前記一対の電極の電極間隔に等しい幅を持つ
フォトレジストのストライプパターン上に電極材料を印
刷し、その後フォトレジストを除去することにより前記
一対の対向する電極を形成することを特徴とする、電子
放出素子の電極の製造方法を開示するものである。そし
て、本発明の電子放出素子の電極の製造方法は、前記電
極材料の焼成温度でストライプパターンのフォトレジス
トを昇華除去することを特徴とするものである。
【0026】すなわち、本発明の電子放出素子の電極
は、一対の電極の電極間隔に等しい幅のストライプパタ
ーンをフォトレジストで形成し、このストライプパター
ン上に電極材料をオフセット印刷し、その後フォトレジ
ストを除去することにより一対の対向する電極を形成す
ることを特徴とする。また、電極材料の焼成温度でスト
ライプパターンのフォトレジストを昇華除去させること
を特徴とするものである。(本発明は、電子放出素子の
製造方法、電子源および画像形成装置を包含する。)本
発明の電子放出素子の電極によれば、フェイスプレート
の蛍光体と電子源の相対位置精度が向上できる。また、
素子電極の短絡等の欠陥が減少する。また、インクの粘
度の制御による微細な電極間スペースの形成の必要性が
ないためインク粘度の使用範囲が広がりレベリング性の
よいインクを使用できるため膜厚のばらつきが減少す
る。
【0027】また、同様に微細な電極間スペースの形成
の必要性がないため、インクやブランケット物性の多少
の変化に対して印刷性への影響が少ないため、量産時の
安定性がある。また、フォトレジストによるストライプ
パターンの形成によりストライプパターンの幅や平行直
線性の精度がよいため、電子源の抵抗値を安定化でき
る。
【0028】また、フォトレジストによるストライプパ
ターンの形成によりストライプパターンの幅の制御範囲
が広がり、特に狭い幅への対応が可能になり電子放出素
子設計の自由度が広くなる。
【0029】以下、図面を参照しながら本発明を説明す
る。図1は、本発明の好ましい形態である表面伝導型電
子放出素子の電極の1例を示す模式図(本発明の特徴を
最もよく表す図)である。図2は、図1に示す対向する
素子電極の一つの部分拡大図である。図3は、図2の断
面図である。図4は、本態様の表面伝導型電子放出素子
電極の製造方法の1例を示す模式図である。
【0030】図1において、001,002は対向する
素子電極、003はレジストパターン、004は対向す
る素子電極間の図面上の中心位置(電子源の図面上の中
心位置であり以後、「図面上の中心位置」とする)、00
5,006は図面上の中心位置の縦横ピッチ、007,0
08は素子電極間距離、009,010,011,012
は対向する電極の左右電極の縦横サイズである。
【0031】図2において、013は対向する素子電極
間距離、014は対向する電極の平行直線な対向する
辺、図3において、015はレジストパターンの厚さ、
016は乾燥前の素子電極、017は焼成後の素子電
極、018はガラス基板、図4において、019はレジ
スト層である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を具体的
に説明する。本発明に用いたフォトレジストによるパタ
ーニングは一般的には半導体やプリント基板等に用いら
れる。フォトレジスト層019はガラス基板018にス
ピンコーターやロールコーターにより、仮乾燥前の素子
電極016の印刷厚さもしくはそれ以上の厚さに均一に
塗布され、フォトマスクを用いて必要な幅に露光(図4
(a-1),(b-1)参照)する。露光後、エッチングして必
要なパターン(本発明ではストイライプ)を形成(図4(a
-1),(b-2)参照)する。
【0033】ここでオフセット印刷におけるブランケッ
トラバー表面と印刷版およびワーク表面の摺動接触と、
インキのブランケットへの受理およびワークへの転移に
ついて述べる。
【0034】今、一般的な平台校正機型オフセット印刷
装置を図101に示す。実際の印刷手順は前項に説明し
た通りである。ここで印刷版は金属板の表面をホトリソ
エッチングによってパターンを食刻した金属凹版を用い
てる。この金属凹版の凹部に充填されたインキを摺動接
触してきたブランケットが受理し、さらにブランケット
がガラスワークに摺動接触することにより、インキはガ
ラスワーク上に転移され、印刷パターンが形成される。
【0035】なお、ブランケットの摺動面に対する金属
凹版、ガラスワークの高さは調整可能な機構を有してい
る。この機構によって、ブランケットラパーの金属凹版
への押し込み量で決定される版圧、およびガラスワーク
への押し込み量で決定される印圧が調整可能となる。実
際の印刷工程において版圧、印圧は適宜決定される。
【0036】この一連の工程の中のブランケット摺動は
ブランケット胴の両端に固定されているギャーど印刷版
とワークステージの両端に配置されたラックギャーの噛
み合いによって運動する。
【0037】このような方法によりレジストパターンが
形成された基板に素子電極材料を印刷(図4(a-3),(b
-3)参照)し、仮乾燥した後剥離液によりレジストパタ
ーンを剥離するか、またはレジストパターンが素子電極
の材料の焼成温度で分解する場合は、そのまま、印刷→
乾燥基板を焼成(図4(a-4),(b-4)参照)する。
【0038】形成された対向する素子電極は、左右の電
極のサイズ009と011および010と012に多少
の違いが生じても、また、隣の電極との距離007や0
08に多少の違いを生じても図面上の中心位置004は
フォトプロセスの位置精度により形成されたレジストパ
ターン上にある。また、レジスト厚さ015は乾燥前の
素子電極016の厚さ以上に厚くする。焼成後の素子電
極017の厚さは、焼成により有機分が昇華し体積が収
縮する。
【0039】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例により本発明の
詳細を説明するが、本発明はこれらによってなんら限定
されるものではない。
【0040】[実施例1]1.8μmの青板ガラスにネ
ガ型レジストBMRC-1000(東京応化工業)をエチ
ルセルソルブで希釈して固形分濃度を30%とし、スピ
ンコーティン(3000RPM,25sec)により塗布
し、80℃で10分間焼成した結果、2.5μmの膜厚
に形成した。次に、400μmおきに線幅20μmのパ
ターンを持つマスクで露光し、現像により余分なレジス
トを除去した。
【0041】次に、このガラス基板のレジストパターン
上に有機金属からなる粘度2500cpのPtレジネー
トインク(エヌイーケムキャット)を200μm×200
μmのパターンで深さ8μmの凹版を用いてオフセット
印刷により乾燥前で約2μmの膜厚に素子電極を形成し
た。次に、80℃で10分間乾燥した後、液温60℃の
専用剥離液を用いてレジストを剥離した。さらに、IP
Aでリンスを行った。次に、このガラス基板を約580
℃の焼成炉により約60分焼成した。
【0042】本実施例1により形成した、対向する素子
電極の中心位置は、480×480のマトリクスにおい
て対角位置で図面上の中心位置とのずれは±2μm以下
であった。また、対向する素子電極の間隔は20μm±
0.2μmとなり、平行直線が形成でき、素子電極間の
短絡等の欠陥は発生しなかった。膜厚は850ű15
0Åであった。
【0043】[実施例2]1.8μmの青板ガラスにネ
ガ型レジストBMRC-1000(東京応化工業)をエチ
ルセルソルブで希釈して固形分濃度を30%とし、スピ
ンコーティン(3000RPM25sec)により塗布
し、80℃で10分間焼成した結果、2.5μmの膜厚
に形成した。次に、400μmおきに線幅20μmのパ
ターンを持つマスクで露光し、現像により余分なレジス
トを除去した。
【0044】次に、このガラス基板のレジストパターン
上に有機金属からなる粘度2500cpのPtレジネー
トインク(エヌイーケムキャット)を200μm×200
μmのパターンで深さ8μmの凹版を用いてオフセット
印刷により乾燥前で約2μmの膜厚に素子電極を形成し
た。次に、80℃で10分間乾燥した後、このガラス基
板を約580℃の焼成炉により約60分焼成した。この
焼成でレジストパターンは燃焼除去された。
【0045】本実施例2により形成した対向する素子電
極の中心位置は、480×480のマトリクスにおいて
対角位置で図面上の中心位置とのずれは±2μm以下で
あった。また対向する素子電極の間隔は20μm±0.
2μmとなり、平行直線が形成でき、素子電極間の短絡
等の欠陥は発生しなかった。膜厚は850ű150Å
であった。また本実施例によりレジストパターンの剥離
工程が省略できた。
【0046】[実施例3]実施例2と同様にして、1.
8μmの青板ガラスにネガ型レジストBMRC-100
0(東京応化工業)をエチルセルソルブで希釈して固形分
濃度を30%とし、スピンコーティン(3000RPM,
25sec)により塗布し、80℃で10分間焼成した
結果、2.5μmの膜厚に形成した。
【0047】次に、400μmおきに線幅20μmのパ
ターンを持つマスクで露光し、現像により余分なレジス
トを除去した。次に、このガラス基板のレジストパター
ン上に有機金属からなる粘度1000cpのPtレジネ
ートインク(エヌイーケムキャット)を200μm×20
0μmのパターンで深さ8μmの凹版を用いてオフセッ
ト印刷により乾燥前で約2μmの膜厚に素子電極を形成
した。次に、80℃で10分間乾燥した後、このガラス
基板を約580℃の焼成炉により約60分焼成した。こ
の焼成でレジストパターンは燃焼除去された。
【0048】本実施例3により形成した対向する素子電
極の中心位置は、480×480のマトリクスにおいて
対角位置で図面上の中心位置とのずれは±2μm以下で
あった。また、対向する素子電極の間隔は20μm±
0.2μmとなり、平行直線が形成でき、素子電極間の
短絡等の欠陥は発生しなかった。膜厚は800ű50
Åであった。また本実施例でも、レジストパターンの剥
離工程が省略できた。
【0049】[実施例4]実施例2と同様にして、1.
8μmの青板ガラスにネガ型レジストBMRC-100
0(東京応化工業)をエチルセルソルブで希釈して固形分
濃度を30%とし、スピンコーティン(3000RPM,
25sec)により塗布し、80℃で10分間焼成した
結果、2.5μmの膜厚に形成した。次に、400μm
おきに線幅10μmのパターンを持つマスクで露光し、
現像により余分なレジストを除去した。
【0050】次に、このガラス基板のレジストパターン
上に有機金属からなる粘度2500cpのPtレジネー
トインク(エヌイーケムキャット)を200μm×200
μmのパターンで深さ8μmの凹版を用いてオフセット
印刷により乾燥前で約2μmの膜厚に素子電極を形成し
た。次に、80℃で10分間乾燥した後、このガラス基
板を約580℃の焼成炉により約60分焼成した。この
焼成でレジストパターンは燃焼除去された。
【0051】本実施例4により形成した対向する素子電
極の中心位置は、480×480のマトリクスにおいて
対角位置で図面上の中心位置とのずれは、±2μm以下
であった。また、対向する素子電極の間隔は20μm±
0.2μmとなり、平行直線が形成でき、素子電極間の
短絡等の欠陥は発生しなかった。膜厚は850ű15
0Åであった。
【0052】[実施例5]実施例2と同様にして、1.
8μmの青板ガラス1000枚に対向する素子電極を形
成した。
【0053】本実施例5により形成した1000枚のガ
ラス基板の対向する素子電極の中心位置は繰返し再現性
がよく、480×480のマトリクスにおいて対角位置
で図面上の中心位置とのずれは、±2μm以下であっ
た。また、一枚につき9点(上・中・下×右・中・左)の対向
する素子電極の間隔の一枚の平均値は全て20μm±
0.2μm以内となり、平行直線が形成でき、素子電極
間の短絡等の欠陥は発生しなかった。膜厚は850ű
150Åであった。これにより、量産安定性が確認でき
た。
【0054】[実施例6]実施例1〜4によって形成し
た素子電極に対して配線とPd微粒子からなる薄膜を形
成することによって電子源基板を作製した。
【0055】図5において、401は青板ガラスからな
る電子源基板。405,406はAgペーストインキの印
刷焼成で得られた厚み約7ミクロンの印刷配線である。
素子電極402,403は印刷配線405,406と各々
接続している。404は有機金属溶液の塗布焼成で得ら
れた厚み約200オングストロームのPd微粒子からな
る薄膜で素子電極402,403およびその電極間隔部
に配置するようにCr薄膜のリバースエッチ法によって
パターニングした。407,408はメッキ配線で、印
刷配線405,406上に厚み約50ミクロン、幅10
0ミクロンのCuメッキによって形成した。
【0056】また409は青板ガラスからなるガラス基
板で、電子源基板401と5ミリメートル隔たれて対向
している。410は蛍光体で、基板409上に配置され
ており、対向した電子源基板401上に配置された素子
電極402,403からなる電極間隔部に対応した位置
に形成されている。蛍光体410は感光性樹脂を蛍光体
を混ぜてスラリー状とし、塗布乾燥した後ホトリソグラ
フィ法によってパターニング形成したものである。41
1は蛍光体410上にフィルミング行程を施した後、真
空蒸着によって厚み約300オングストロームのAl薄
膜を成膜し、これを焼成してフィルム層を焼失すること
によって得られたメタルバックである。以上の、蛍光体
およびメタルバックをガラス基板409上に形成したも
のをフェースプレートと呼ぶ。413は素子基板とフェ
ースプレート間に配置されたグリッド電極である。以上
を真空外囲器の中に配置した後、メッキ配線407,4
08間に電圧を印加して薄膜404の通電処理を行い電
子放出部412を得た。
【0057】この後メタルバック411をアノード電極
として電子の引き出し電圧3kVを印加し、メッキ配線
407,408間を通して素子電極402,403から電
子放出部412へ14Vの電圧を印加したところ、電子
が放出された。この放出電子をグリッド413の電圧を
変化させることによって変調し、蛍光体410へ照射さ
れる放出電子量を調整することができた。これにより蛍
光体410を任意に発光させ画像を表示できた。
【0058】[実施例7]実施例1〜4によって作製し
た素子電極により形成された電子源とマトリックス配線
を組み合わせて表面伝導形電子放出素子を作成した。
【0059】図6(a)〜(f)は本実施例の素子基板の製
造行程を示した上面図である。図6(f)において不図示
の青板ガラス基板上に対して、電子放出素子を3個×3
個、計9個のマトリックス状に配線と共に形成した例で
示す。本図において501は下層印刷配線、502は下
層印刷配線501に並列した印刷パッドであり、下層印
刷配線501と同一行程で印刷金属ペーストの焼成によ
って形成される。503は印刷ガラスペーストの焼成に
よって形成された下層印刷配線に対して直交した短冊状
の絶縁層であり、印刷パッド502との交差中央部で5
04のコンタクトホールの開口を有している。505は
上層印刷配線であり、メッキ配線506の下層となるた
め図面上は露出していない。上層印刷配線505は絶縁
層503上の短冊状であり、コンタクトホール504に
よって印刷パッド502と電気的に接続しており、印刷
金属ペーストの焼成によって形成される。507,50
8は素子電極であり、下層印刷配線501と印刷パッド
502とに各々接続しており、実施例1〜4によって形
成される。509は電子放出材であるPd微粒子からな
る薄膜であり素子電極507,508および電極間隔に
配線形成される。509はこの電極間隔部の薄膜部位を
示めしており、後述する電子放出部となる部分である。
506はメッキ配線であり上層印刷配線505上に短冊
状でメッキ法によって形成される厚み約100ミクロン
の金属配線である。
【0060】以下、図6(a)〜(f)を用いて本素子基板
の製造方法を順に説明する。まず、よく洗浄した青板ガ
ラスからなる基板上に実施例1〜4によって平均厚み約
800〜850ÅのPt素子電極507,508をパター
ン形成(図6(a)参照)した。
【0061】次にAgペーストインキをスクリーン印刷
し、焼成して幅100ミクロン、厚み7ミクロンの下層
印刷配線501および印刷パッド502を形成した。こ
のとき、配線501および印刷パッド502は素子電極
507,508と各々電気的に接続(図6(b)参照)され
る。次に、ガラスペーストインキをスクリーン印刷し、
焼成して幅200ミクロン厚み約20ミクロンの絶縁層
503と、開口寸法50ミクロン角のコンタクトホール
504を形成(図6(c)参照)した。
【0062】さらに、絶縁層503上にA9ペーストイ
ンキをスクリーン印刷し、焼成して幅100ミクロン厚
み10ミクロンの上層印刷配線505を形成した。この
ときコンタクトホール504を通じて上層印刷配線50
5と印刷パッド502は電気的に導通する。また、後工
程のメッキ配線形成によって、コンタクトホールでの充
分なステップカバーが実現(図6(d)参照)される。
【0063】次に薄膜509を配置したくない部分にス
パッタ法によりCrを成膜した後、ホトリソエッチング
法によってCrパターンを作製し、その後有機パラジュ
ウム溶液(奥野製薬(株)キャタペーストCCP4230)
を塗布、焼成してPd微粒子膜を得る。さらに、Crパタ
ーンをリバースエッチして薄膜509を素子電極50
7、508と電極間隔部にパターニング形成(図6(e)
参照)する。
【0064】次に、上層印刷配線505を露出させた形
にメッキレジストをホトリソグラフィ法により形成し、
上層印刷配線505に通電してこの部分にCuの電解メ
ッキを厚み100ミクロン実施する。メッキレジストを
剥離することにって素子基板が製造される。このとき、
コンタクトホール504部分においてCuメッキ膜は充
分にコンタクトホール504内にも推積成長して、印刷
パッド502と上層印刷配線505とは充分な電気的導
通(図6(f)参照)が得られた。
【0065】本素子基板を40センチメートル角基板上
に、480個×480個の電子放出素子をマトリックス
状に配置してR,G,Bに対応する各蛍光体を有するフェ
イスプレートと共に真空外囲器内に配置した。この後、
電子放出素子の通電処理を行った後、本素子基板の上層
印刷配線には14Vの任意の電圧信号を下層印刷配線に
は0Vの電位を順次印加走査しそれ以外の下層印刷配線
は7Vの電位とした。フェースプレートのメタルバック
に3kVのアノード電圧を印加したところ、任意の画像
を表示することができた。このときの電子放出素子と蛍
光体の位置ズレによって生ずる蛍光輝点のクロストーク
はなかった。また、特に実施例3および4による素子電
極によるものは、輝度ムラが少なく平均輝度も大きかっ
た。
【0066】本工程において印刷配線の印刷焼成前に素
子電極507,508を作製する。しかし、この素子電
極は印刷焼成工程を一度経ているため、同様な印刷配線
焼成では素子電極の熱ダメージは発生しなかった。ま
た、下層印刷配線501と印刷パッド502は基板上の
同一形成層であり、素子電極507,508とのコンタ
クトは素子電極507,508が段差のない基板上で形
成され、印刷配線501と印刷パッド502に接続する
ため途中で断線することはなかった。
【0067】
【発明の効果】上記のように、本発明の表面伝導型電子
放出素子の電極により、(1)フェイスプレートの蛍光体
と電子源の相対位置精度の向上が可能なこと、(2)素子
電極の短絡等の欠陥が減少すること、(3)インクの粘度
の制御による微細な電極間スペースの形成の必要性がな
いためインク粘度の使用範囲が広がりレベリング性のよ
いインクを使用できるため膜厚のばらつきが減少し、輝
度バラツキが減少すること、(4)同様に微細な電極間ス
ペースの形成の必要性がないため、インクやブランケッ
ト物性の多少の変化に対して印刷性への影響が少なく、
量産時の安定性が確保されること、(5)フォトレジスト
によるストライプパターンの形成により、ストライプパ
ターンの幅や平行直線性の精度がよいため、電子源の抵
抗値を安定化でき、輝度バラツキが減少すること、(6)
フォトレジストによるストライプパターンの形成により
ス、トライプパターンの幅の制御範囲が広がり、特に狭
い幅への対応が可能になり、表面伝導型電子放出素子設
計の自由度が広くなること、(7)さらには、低電圧によ
る駆動も可能になること、等々多くの優れた効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を最もよく表す模式図。
【図2】本発明の特徴を最もよく表す図1の部分拡大
図。
【図3】本発明の特徴を表す図2の模式断面図。
【図4】本発明の特徴を表す表面伝導型電子放出素子の
電極の製造方法を表す模式説明図。
【図5】本発明の実施例(実施例6)の画像形成装置を示
す模式断面図。
【図6】本発明の実施例(実施例7)の画像形成装置を示
す模式上面図。
【図7】(従来の)オフセット印刷装置を示す模式図。
【図8】(従来の)オフセット印刷工程を示す模式説明
図。
【図9】従来の表面伝導型電子放出素子を示す模式上面
図。
【図10】表面伝導型電子放出素子を示す模式図。
【符号の説明】
001,002,402,403,507,508 素子
電極 003 レジストパターン 004 素子電極間の図面上の中心位置 005 図面上の中心位置の縦ピッチ 006 図面上の中心位置の横ピッチ 007,008 素子電極間距離 009,011 素子電極の縦サイズ 010,012 素子電極の横サイズ 013 対向する素子電極間距離 014 対向する辺 015 レジストパターンの厚さ 016 乾燥前の素子電極 017 焼成後の素子電極 018 ガラス基板 019 レジスト層 101 インキ練り台 102 版定盤 103 ワーク定盤 104 インキローラー 105 凹版 106 ワーク 107 インキ 108 本体フレーム 109,110 ラックギヤー 111,112 ギヤー 113 ブランケット 114,115 キャリッジ 116 クランクアーム 117 ブレード 201 基板 202,203 電極 204 導電性薄膜 205,305,510 電子放出部 301 絶縁性基板 302,303 電極 304 微粒子電子放出材からなる薄膜 401 電子源基板 404 微粒子電子放出薄膜 405,406 印刷配線 407,408 メッキ配線 409 ガラス基板 410 蛍光体 411 メタルバック 412 電子放出部 413 グリッド電極 501 下層印刷配線 502 印刷パッド 503 絶縁層 504 コンタクトホール 505 上層印刷配線 506 メッキ配線 509 電子放出薄膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられた一対の電極の対向す
    る一辺が、平行且つ直線である電極間に電圧を印加する
    ことにより電子を発生させ、前記基板に対向して設けら
    れた対向基板上の蛍光体に前記電子を照射し、該蛍光体
    を発光せしめることにより画像を形成する、画像形成装
    置の電子放出素子の電極において、前記一対の電極の電
    極間隔に等しい幅を有するフォトレジストのストライプ
    パターン上に電極材料を印刷し、その後フォトレジスト
    を除去することにより前記一対の対向する電極が形成さ
    れてなることを特徴とする、電子放出素子の電極。
  2. 【請求項2】 前記電極材料の焼成温度でストライプパ
    ターンのフォトレジストが昇華除去されてなることを特
    徴とする、請求項1記載の電子放出素子の電極。
  3. 【請求項3】 基板上に設けられた一対の電極の対向す
    る一辺が、平行且つ直線である電極間に電圧を印加する
    ことにより電子を発生させ、前記基板に対向して設けら
    れた対向基板上の蛍光体に前記電子を照射し、該蛍光体
    を発光せしめることにより画像を形成する、画像形成装
    置の電子放出素子の電極を製造する方法において、前記
    一対の電極の電極間隔に等しい幅を持つフォトレジスト
    のストライプパターン上に電極材料を印刷し、その後フ
    ォトレジストを除去することにより前記一対の対向する
    電極を形成することを特徴とする、電子放出素子の電極
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記電極材料の焼成温度でストライプパ
    ターンのフォトレジストを昇華除去することを特徴とす
    る、請求項3記載の電子放出素子の電極の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100911739B1 (ko) 2007-11-30 2009-08-13 한국전기연구원 냉음극 전자원 및 그 제조방법
KR20220114825A (ko) * 2021-02-09 2022-08-17 주식회사 유니텍스 패턴화된 박막 형성 방법 및 이를 이용한 소자 제조 방법

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WO2022173220A1 (ko) * 2021-02-09 2022-08-18 주식회사 유니텍스 패턴화된 박막 형성 방법 및 이를 이용한 소자 제조 방법

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