JPH11320815A - オフセット印刷装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

オフセット印刷装置及びこれを用いた画像形成装置

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JPH11320815A
JPH11320815A JP13981498A JP13981498A JPH11320815A JP H11320815 A JPH11320815 A JP H11320815A JP 13981498 A JP13981498 A JP 13981498A JP 13981498 A JP13981498 A JP 13981498A JP H11320815 A JPH11320815 A JP H11320815A
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JP13981498A
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Masanori Machino
匡紀 町野
Youzo Toho
容三 東方
Tetsuya Kaneko
哲也 金子
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラン胴の重量バランスの崩れによるブラン
ケット回転方向速度の変化を防止し、ギヤとラックの間
でのバックラッシによる印刷方向の印刷伸縮ずれの発生
を防止し、高精細、大画面な画像形成装置を実現可能な
オフセット印刷装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転するブランケット10胴に対して版
16とワーク18の印刷工程を兼用するテーブル4の接
触摺動移動が、ブランケット10胴の駆動によって行わ
れることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷版に形成された
原版パターンを被印刷物の上に高精度に転写印刷形成す
る印刷法、印刷装置、及び転写印刷形成した印刷パター
ンを用いた画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大きく重いブラウン管に代わる画
像形成装置として、薄型の平板状画像形成装置が注目さ
れている。平板状画像形成装置としては液晶表示装置が
盛んに研究開発されているが、液晶表示装置には画像が
暗い、視野角が狭いといった課題が依然として残ってい
る。液晶表示装置に代わるものとして自発光型のディス
プレイ、すなわちプラズマディスプレイ、蛍光表示管、
表面伝導型電子放出素子などの電子放出素子を用いたデ
ィスプレイなどがある。自発光のディスプレイは液晶表
示装置に比べ明るい画像が得られるとともに視野角も広
い。一方、最近では30インチ以上の画面表示部を有す
るブラウン管も登場しつつあり、さらなる大型化が望ま
れている。しかしながらブラン管は大型化の際にはスペ
ースを大きくとることから適しているとは言い難い。こ
のような大型で明るいディスプレイには自発光型の平板
状のディスプレイが適している。本出願人は自発光型の
平板状画像形成装置の中でも電子放出素子を用いた画像
形成装置、特に簡単な構造で電子の放出が得られるM.I.
Elinson らによって発表された(Radio Eng. Electron.
Phys., 10, 1290 (1965))表面伝導型電子放出素子を用
いた画像形成装置に着目している。
【0003】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に膜面に平行に電流を流すことによ
り、電子放出が生ずる。この表面伝導型電子放出素子と
しては、前記エリンソンなどによるSnO2 薄膜を用い
たもの、Au薄膜によるもの[G. Dittmer:“Thin Solis
Films, ”9, 317 (1972)]、In23 /SnO2 薄膜
によるもの[M. Hartwell and C. G. Fonstad:“ IEEE
Trans. ED Conf. ”,519 (1975)] 、カーボン薄膜によ
るもの[荒木久 他:真空、第26巻、第1号、22頁
(1983)]などが報告されている。
【0004】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図5に
模式的に示す。同図において1001は基板である。1
004は導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパッタ
で形成された金属酸化物薄膜などからなり、後述の通電
フォーミングと呼ばれる通電処理により電子放出部10
05が形成される。なお、図中の素子電極間隔Lは0.
5〜1[mm]、W’は0.1[mm]で設定されてい
る。
【0005】また本出願人は先に米国特許5,066,
883において一対の素子電極間に電子を放出せしめる
微粒子を分散配置させた表面伝導型電子放出素子を提案
した。この電子放出素子は上記従来の表面伝導型電子放
出素子に対し、電子放出位置を精密に制御できる。この
表面伝導型電子放出素子の典型的な素子構成を図6に示
す。図6(a)は素子構成の平面図、図6(b)は素子
構成の断面図を示す。本図において1101は絶縁性基
板、1102,1103は電気的接続を得るための素子
電極、1104は分散配置された微粒子導電材からなる
導電薄膜である。この表面伝導型電子放出素子において
前記一対の素子電極の間隔はL1は0.01μm〜10
0μm、導電薄膜1104の電子放出部のシート抵抗は
1×10 -3Ω/□〜1×10-9Ω/□が適当である。ま
た素子電極は微粒子導電材からなる薄膜と電気的な接続
を保つためにその膜厚dを200nm以下に薄く形成す
るのが望ましい。
【0006】本発明者らはこの表面伝導型電子放出素子
を多数、基板上に配置させた画像形成装置の大面積化に
ついて検討を行っている。電子放出素子および配線を基
板上に配置させた電子源基板を作成する方法は様々な方
法が考えられ、その一つとして素子電極、配線など全て
フォトリソグラフィ法で作成する方法がある。
【0007】一方、スクリーン印刷、オフセット印刷な
どの印刷技術を転用してこの表面伝導型電子放出素子お
よびそれを含む電子源基板作成を作成する方法が考えら
れる。印刷法は大面積のパターンを形成するのに適して
おり、表面伝導型電子放出素子の素子電極を印刷法によ
り作成することによって多数の表面伝導型電子放出素子
を基板上に形成することが可能となる。またコスト的に
も有利である。印刷法による素子電極の形成においては
薄膜の形成に適しているオフセット印刷技術が素子電極
を形成するのに適している。このオフセット印刷技術を
回路基板に応用した例としては特開平4−290295
号公報に開示されてものがある。当該公報に開示された
基板は印刷時のパターン伸縮を原因とする電極ピッチ寸
法のばらつきによる接合不良をなくすために回路部品に
接続される複数の接合電極の角度を変化させたものであ
る。そして当該特開平4−290295号公報には電極
パターンをオフセット印刷により形成することが記載さ
れている。
【0008】以下に電極パターンやカラーフィルタなど
を形成するための一般的なオフセット印刷装置および印
刷方法について説明する。
【0009】図7はオフセット印刷法を行う平台校正機
型オフセット印刷装置を示す図である。本図において1
01はインキローラー104でインク107を展開する
インキ練り台であり、102は凹版105を固定する版
定盤である。また103は被印刷物であるワーク106
を固定するワーク定盤であり本体フレーム108の上に
固定配置されている。この一列に並んだ3つの定盤の両
側に2本のラックギヤー109,110を配置し、その
ラックギヤ−109,110の上にギヤー111,11
2を噛み合わせたブランケット113が配置されてい
る。ブランケット113はその軸を両端のキャリッジ1
14,115で固定され、このキャリッジ114,11
5が本体下部からのクランクアーム(図示せず)のクラ
ンク動作によって前後進し、ブランケット113はイン
キ練り台101、凹版105、ワーク106の上を順次
回転摺動する。ブランケット113の表面はゴム状のブ
ランケットラバーが取り付けてある。118はアライメ
ントスコープであり、ワーク106上に印刷されたイン
キパターン位置情報を取り込みワーク交換毎にワーク定
盤103の微調整により所定の位置にアライメントを行
うものである。
【0010】図8(a)〜(d)はオフセット印刷工程
を示す図である。本図において101はインキ練り台、
105は凹版、106はワークとなるガラス基板であり
同一平面に直列に配置されている。104はインキロー
ルでありインキ練り台101上で練ったインキ107を
凹版105上にフィードする(図8a)。117はドク
ターブレードであり凹版105上面を摺動して転移され
たインキ107のうち、凹部105に充填したインキ以
外をかきとる(図8b)。113はブランケットであり
凹版105、ガラス基板106上面を順に回転接触する
ことにより、凹版105の凹部に充填されたインキを受
理し(図8c)、ガラス基板106上に凹版105の有
するパターン状にインキ107を転移する(図8d)。
【0011】以上により印刷工程が終了する。印刷イン
キ107は作製するパターンの機能によって適宜選択す
ることができる。すなわち記録用サーマルヘッドなどの
電極パターンには主にAuレジネートペーストと呼ばれ
る有機Au金属を含むインキを用い、また、液晶表示装
置などに用いられるカラーフィルターであれば、R,
G,B各色の顔料を分散したインキや有機色素を含んだ
インキなどが用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、以
上説明したような平面型画像表示装置の画面を大面積化
するには以下のような問題点がある。
【0013】前記単純マトリックス液晶表示装置(LC
D)、薄膜トランジスタ液晶表示装置(TFT/LC
D)、マルチ電子源フラットCRTなど、薄膜画像形成
素子の電子回路加工工程において被加工物に機能薄膜を
成膜し、これをパターン加工することが行われる。例え
ば、基板上にAl材を成膜した後、ホトリソ、エッチン
グにより配線パターンが形成される。
【0014】しかしながら、例えば、40cm角以上の
大型基板上に微細なパターンをホトリソ技術により製造
する場合、大型露光装置を含む大型装置が必要となり莫
大な費用がかかる。また、シリコン半導体用の露光装置
と異なり大面積基板対応露光装置では、解像力の低下
や、一基板当たりの処理時間が長くなるという製造上の
問題点がある。また、プロセス工程中のハンドリングも
難しくなり、大面積基板上電子放出素子及び配線を作成
するのは容易ではなかった。
【0015】さらに、1m程度の大面積基板で高精度の
ホトリソを行うことは、製造装置自体の大型化が困難で
あり、製造コストが膨大になるという欠点があった。
【0016】一方、プラズマディスプレイ(PDP)表
示装置のように厚膜による電子回路の加工工程において
は、スクリーン印刷法で、導電性ペーストや絶縁性ペー
ストを直接パターン印刷した後、焼成して電極配線パタ
ーンや絶縁層を形成する方法が行われている。印刷法に
よるパターニングは比較的大面積基板に対応可能であ
り、一基板当たりの処理時間もホトリソ技術に比べて短
い。
【0017】しかしながら、レジストインキや導電ペー
スト、絶縁ペーストの印刷版から基板への転写時にスク
リーン版の変形が生じ、印刷パターンが変形しやすく、
パターンの位置精度に限界がある。このスクリーン版の
変形は印刷面積が広いほど大きくなる傾向にある。
【0018】さらには、上記説明したオフセット印刷装
置を用いて大面積にわたって印刷パターンを形成する場
合、印刷機の機械走行精度の限界から凹版105上と、
ワーク106上で走行するブランケット113の接触摺
動相対位置にずれが生じる。したがって、凹版105に
形成されている原版パターンに対してワーク106に転
写された印刷パターンは相対的に印刷位置ずれを起こ
す。ブランケット133の相対走行ずれは直接、印刷位
置ずれの原因となっている。
【0019】印刷位置ずれは、数種類に分類することが
できる。
【0020】第1は、ブランケット113が走行中に進
行方向左右にスライドしたとき、印刷位置ずれは印刷方
向左右のずれとなって発生する。
【0021】第2は、ブランケット113の印刷方向走
行速度と回転周長方向速度の相対値が一致しないとき、
印刷ずれは印刷方向の伸縮ずれとなって発生する。
【0022】第3は、ブランケット113が走行中に進
行方向に対してブランケット113の軸作用の進行速度
がずれてブランケット113がヨーイングしたとき、印
刷位置ずれは印刷方向左右に傾きとなって発生する。
【0023】上記した、印刷位置ずれのうち、第1、第
3の印刷装置の構成においてブランケット113自身が
走行するなかで生じていることが容易に判断できる。
【0024】また、第2の印刷位置ずれは、ブランケッ
ト113が走行時噛み合うラック109、110とブラ
ンケット胴のギヤ112、113の間で生じるバックラ
ッシが影響しているものと判断できる。
【0025】ブランケット113は、円筒状の胴に図示
しないブランケットテンション機構によって固定配置さ
れているがこの機構の胴における配置が胴の重量バラン
スを崩しておりギヤとラックのバックラッシの範囲内で
ブランケット回転方向速度が変化する可能性がある。
【0026】一般的な上記従来例のクランクアーム駆動
でベアラ、レールの突き当てによるブランケット高さ規
定を行う平台オフセット校正機型印刷機では、ブランケ
ット113の走行精度は版圧印圧をかけない空走状態で
500ミリ長走行で±10ミクロン程度が限界である。
300ミリ角程度のワークに印刷を行うには走行長は1
000ミリ程度必要となり、ブランケット113の走行
精度はさらに悪化する。
【0027】また実印刷時は、凹版、ワークに対して、
ブランケット113が押圧摺動するためにキャリッジ1
14,115に負荷がかかり、クランクアーム116の
駆動力を均一に伝達することができなくなるため、ブラ
ンケット113の走行精度はさらに悪化する。
【0028】いま、ブランケット走行長約1000ミリ
メートルの平台校正機型オフセット印刷機を用いて、3
00ミリ角ワーク106基板上へ凹版106を用いて外
形200ミリ角のパターン印刷行った。このときのブラ
ンケット113の凹版105及び、ワーク105への押
圧のための押し込み量は150ミクロンとした。ここで
印刷された印刷パターンと凹版106の原版パターンの
外形寸法を比較したところ、印刷方向左右に40ミクロ
ン幅でずれが生じ、かつ印刷方向に対して50ミクロン
伸びた。また、印刷方向右へ40ミクロン傾いた形状で
印刷された。これら印刷位置ずれはワーク寸法をさらに
大面積化した場合、装置の大型化に伴いさらに悪化する
ことは容易に判断できる。
【0029】このように、印刷位置ずれが大きく発生す
ると画像表示画面を高精細化、大面積化する場合フェー
スプレートとリアプレートの印刷パターンからなる対応
画素部分の相対位置ズレが大きくなり、画面上のクロス
トークとなり表示としての画像品位が極端に不良とな
る。このため、平面画像表示装置画面を高精細でかつ大
面積化することが現状の印刷機では困難であった。
【0030】本発明は前記の問題点を解決した新規のオ
フセット印刷装置及びこれを用いた画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。すなわち、本発明は、回転するブ
ランケット胴に対して、版とワークの印刷工程を兼用す
るテーブルの接触摺動移動が、ブランケット胴の駆動に
よって行われることを特徴とするオフセット印刷装置を
提案するものであり、回転するブランケット胴の軸受け
は、印刷装置本体に固定されていて、ブランケット胴の
駆動は、ブランケット胴のギヤでテーブルのラックに伝
えられることを含む。
【0032】また、本発明は前記のオフセット印刷装置
によって形成されたことを、特徴とする画像形成装置を
提案するものである。
【0033】本発明によれば、印刷によってパターン形
状を形成する際のオフセット印刷装置において、印刷装
置本体に軸受け固定されたブランケット胴を回転駆動す
ることで、ブラン胴の重量バランスの崩れによるブラン
ケット回転方向速度の変化を防止し、ブラン胴に固定し
たギヤでテーブルのラックを常に一方向から押して、テ
ーブルを前進させブランケットに接触摺動させること
で、ギヤとラック間でのバックラッシによる印刷方向の
印刷伸縮ずれの発生を防止することが可能となり、高精
細、大画面な画像形成装置を実現するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照してさ
らに詳細に説明する。
【0035】図1は本発明の第1の実施形態を示すオフ
セット印刷装置を示す図である。本図において、1は本
体べースであり、2は本体ベース1の上に設置されたテ
ーブルベースであり左右2本のリニアガイド3を取り付
けてある。リニアガイド3の上にはテーブル4が固定さ
れており、7はテーブル4上面左右に取り付け固定され
たラックギヤである。8は円筒状のブラン胴でありブラ
ンケットテンション機構9によってブラン胴8の外周に
はブランケット10が固定配置されている。ブラン胴8
の両端部は軸受け12によって支持され、さらにこの軸
受け12はテーブルベース2から立ち上がっている門型
の支柱11で固定されている。このブラン胴は駆動用モ
ータ5と減速機6の駆動で正逆可能に回転制御駆動され
る。
【0036】ブラン胴8の両端にはギヤ13が左右に固
定されておりラックギヤ7とそれぞれ噛み合っている。
テーブル4の走行前後端位置をつなぐようにコの字型の
リピート搬送路14が設置してある。リピート搬送路1
4は上面にスライダー機構を有しており、印刷原版であ
るところの、版16を上面に乗せた板状の版スペーサー
15および、ガラス基板からなるワーク18を上面に乗
せた板状のワークスペーサー17を搬送する。リピート
搬送路14上を搬送移動した版スペーサー15、ワーク
スペーサー17は各々印刷工程順にしたがって、テーブ
ル4の走行前端位置で、リピート搬送路14からテーブ
ル4上に搬送され突き当てキー19によって位置決め固
定される。また、テーブル4の走行後端位置で、テーブ
ル4上からリピート搬送路14に搬送される。20はリ
ピート搬送路14の搬送路内に設けられた版ワーク給排
エリアであり版、及びワークを別の版、ワークと交換す
るエリアである。21はインキング、ドクターリングエ
リアであり22は印刷インキを版26上に供給するディ
スペンサー、23は金属薄板を押し圧摺動して版16の
印刷パターンにインキを配置するドクターである。24
は交換ワークであり、一枚のワークの印刷工程終了毎に
版、ワーク給排エリア20において順次印刷終了ワーク
と交換され、次の印刷工程に給される。
【0037】図2は上記図1のオフセット印刷装置の連
続した印刷工程順を示した概念図であり、各部番は図1
と同様にしてある。本図にしたがって、本発明の印刷工
程を説明する。
【0038】まず、版、ワーク給排エリア20に版スペ
ーサー15を配置し、その上に版16を配置する。この
ときテーブル4は走行後端に位置しておりワークスペー
サー17とその上で既に印刷が終了したワーク18が配
置されている。版スペーサー15と版16はインキング
ドクタリングエリアに移動固定され、ディスペンサー2
2により版16の上へインキ25を供給する(図2
(a))。
【0039】この後23ドクターを版16上面へ押圧摺
動させて版16上の原版パターンにインキを配置し、ま
た非原版パターン部のインキはかきとってしまう。これ
により版16へのインキング、ドクタリングは終了す
る。この間、テーブル4上のワークスペーサー17、印
刷済みのワーク18はリピート搬送路14の版、ワーク
給排エリア20に搬送移動され、ワーク18は新規のワ
ーク24と交換される。またこの間、テーブル4は駆動
用モータ5と減速機6の駆動によって逆回転されたブラ
ン胴8のギヤ13とラックギヤ7の噛み合いによって走
行前端部に後退する(図2(b))。
【0040】次に版スペーサー15、版16はリピート
搬送路14を搬送移動し、テーブル4上に、突き当てキ
ー19を基準に配置固定される。ここで、駆動用モータ
5と減速機6の駆動ブラン胴8を正回転させることによ
ってテーブル4は、ブラン胴8の両側のギヤ13とラッ
クギヤ7の噛み合いによって前進させられる。このと
き、ブランケット10は版16の上面と接触摺動回転
し、版上原版パターンに配置されたインキをブランケッ
ト10の表面に受理する。
【0041】この間に、ワークスペーサ17、新規のワ
ーク24は版、ワーク給排エリア20からリピート搬送
路14のテーブル4走行前端部側に搬送移動され、テー
ブル4への移動待機状態となる(図2(c))。
【0042】テーブル4が走行後端まで前進した後、版
スペーサー15、版16はリピート搬送路14の版、ワ
ークエリア20に搬送移動される。ここで、テーブル4
は走行前端部に後退し、ワークスペーサー17、ワーク
24がテーブル4上に突き当てキー19を基準に配置固
定される。
【0043】ここでブラン胴8を回転させると、回転に
伴って前進されるテーブル4上のワーク24はブランケ
ット10の表面と順次接触摺動する。この接触摺動によ
りブランケット10の表面に受理されていたインキはワ
ーク24の上面に転移する。このようにして、版16の
上の原版パターンをブランケット10を介してワーク2
4の上に印刷パターンとして形成することができる。ブ
ラン胴8の回転はテーブル4が走行後端まで前進して停
止する(図2(d))。
【0044】以上の工程で一枚の印刷工程が終了する。
次の印刷工程では、版スペーサー15、版16はそのま
ま使用される。また、ワークは印刷工程毎に版、ワーク
給排エリア20で新規のワークに交換される。上記の工
程の繰り返しにより、連続印刷が行われる。
【0045】上記のような版16とワーク18の印刷工
程に係わる走行が、一つのテーブル4で兼用されている
ことが大きな特徴であるオフセット印刷装置において、
テーブル4とブランケット10の接触摺動がブランケッ
ト胴8の駆動によって行われることが特徴である。
【0046】以下、本実施形態の特徴について詳細に述
べる。
【0047】上記オフセット印刷装置で版16とワーク
18の印刷工程に係わる走行が、一つのテーブル4で兼
用されていることが大きな特徴である。オフセット印刷
は版上の原版パターンインクを一度、ブランケット表面
に受理した後に、ワーク上に転移させ印刷パターンとし
て形成するものである。
【0048】すなわち、従来例で示したように、ブラン
ケットと版の走行相対位置と、ブランケットとワークの
走行相対位置のずれの発生によって印刷パターンの印刷
位置精度の悪化が発生する。従来例の印刷機構成では、
版、ワークの配列長の範囲をブラン胴が2回転にわたっ
て移動回転走行する。この走行長さ間で、ブラン胴の回
転走行精度を決定するラックギヤー、キャリッジ走行ガ
イド等の機械加工及び組み付け精度や、クランクアーム
駆動力などの動作精度が、装置上の版固定位置とワーク
固定位置という異なる場所で、各々特有の成績を持って
いる。したがって、版固定位置とワーク固定位置では装
置各走行場所での精度成績ばらつきがあり、この精度以
上での同一回転走行を実現することはできない。
【0049】また、回転走行の繰り返しずれも発生する
ため、印刷パターンの印刷位置はずれが発生し、かつ印
刷毎にばらつきが生じる。
【0050】従来例で示した装置の場合、装置の回転走
行精度成績は走行全長で、進行方向左右のスライドずれ
約±30ミクロン、印刷方向走行長と回転周長方向の累
積相対値約50ミクロン、ブランケットの走行時ヨーイ
ングが約40ミクロン発生していた。
【0051】以上、説明した従来の印刷装置での印刷位
置ずれの発生に対して、本発明では、テーブルを一つに
して、兼用することによって上記走行相対位置精度のず
れを最小にすることができる。すなわち、版、ワークは
同一走行系を順次、交互に配置固定され走行するため、
ブランケットと版の回転走行相対位置とブランケットと
ワークの回転走行相対値とのずれ量は、主に、テーブル
4のブラン胴8に対する回転走行の繰り返しずれ量であ
る。すなわち、印刷位置精度は主にテーブル4の走行と
ブラン胴8の回転の繰り返し精度でのみ決定される。
【0052】したがってテーブル4とブラン胴8の回転
走行相対精度が不良であっても、印刷された印刷パター
ンの位置精度には直接影響しない。例えば、版16とブ
ラン胴8の回転走行相対ずれ±50ミクロンあった場
合、版16上の原版パターンはブランケット10に前記
相対ずれ±50ミクロンの位置ずれでパターン受理され
る。この時点ではパターン位置精度は不良である。しか
し、同一テーブル走行系でワーク24とブラン胴8を回
転走行させると前記と同じ走行が再現され、同じ相対ず
れ±50ミクロンでパターン転移される。したがって、
受理時と転移時の回転走行相対ずれが同一走行系での繰
り返し精度内で、印刷工程中に同一に生じるため、ブラ
ンケット10表面の受理パターンはその不良位置精度を
補正されながらワーク4へ転移される。これにより、主
に、テーブル4のブラン胴に対する回転走行の繰り返し
ずれ量で印刷位置精度が決定される。一般にある回転走
行系において、版、ワークに対するブランケット胴の一
度の2回転走行における回転走行絶対位置精度と、二度
の1回転走行における回転走行繰り返し精度を比較すれ
ば、明確に繰り返し精度の方が容易に高精度を得られる
ことは明確である。
【0053】さらには、従来の印刷装置ではブラン胴が
2回転するのに対し、本発明の印刷装置では、ブラン胴
が1回転で回転走行が終了するため、印刷装置自体の印
刷走行方向長さに対する寸法を約半分近く小さくするこ
とができる。これにより、装置の小型化が可能となり、
印刷装置の機械精度自体を向上するという効果まで生じ
ることになる。このようにして、本発明では高精度の印
刷位置精度が得られる印刷装置を得ることができる。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。
【0055】(実施例1)以下、オフセット印刷装置に
よる素子電極の形成についての実施例を説明する。図
1、図2において、版16には真鍮板にクロムメッキを
施した金属凹版、ドクター23はスエテーデン鋼からな
るドクターブレード、ワーク18に青板ガラスからなる
40cm×40cm角のガラス基板を用いた。ブランケ
ット10にはシリコーンラバーを表面に配置したブラン
ケットを用いた。
【0056】インキング、ドクターリングは、版16上
にインキ25を配置し、ドクター23を版16表面に対
して60°の角度で2ミリメートル押し付けながら摺動
させることにより、インキ25を版16の凹部に充填し
て行った。
【0057】印刷はブランケット10は版16上に押圧
回転摺動させ、インク25をブランケット10に受理
し、さらに、ブランケット10をワーク24上に押圧回
転摺動させワーク24に素子電極パターンを転移形成し
た。
【0058】本実施例において、インキ25には粘度7
00cpsに調整されたレジネートプラチナペースト
(金属重量含有率10%)を用いた。金属凹版の表面に
形成された印刷パターンに相当する凹部の深さは8μm
とした。凹版に形成されている素子電極パターンは本実
施例においては20μmのギャップを隔てた一方の電極
が500μm×150μm、他方が350μm×200
μmの長方形状の一対の電極が多数マトリクス状に48
0×480個、ピッチ0.69mmで配置されているも
のである。
【0059】インキのガラス基板への転写が終了した
後、ガラス基板をオーブンで80℃10分間乾燥した
後、ベルト炉にて580℃ピークホールド10分間で焼
成した。これれによりPt金属からなる素子電極を形成
することができた。
【0060】上記によって形成されたワーク上の電極印
刷パターンと版上の原版パターンの相対位置ずれを計測
した。計測は画像装置として使用される電極パターンの
画面左下最端を基準点、この点と画面右下最端を基準点
を水平基準とし、印刷パターンがどれだけ原版パターン
の位置に対して、相対位置ずれを起こしているかを縦横
Y,Y,の座標を比較することによって行った。その結
果印刷面積約330mm×約330mmの範囲で印刷相
対位置ずれは安定して10μm以下とすることができ
た。
【0061】(実施例2)以下、オフセット印刷により
形成された電子放出素子の素子電極を用いた画像形成装
置の製造方法についての実施例を以下に述べる。
【0062】上記実施例で説明した印刷装置によってガ
ラス基板上に電子放出素子の素子電極を印刷形成した。
【0063】本実施例においてインキは有機金属からな
るPtレジネートペーストを用いている。ガラス基板上
に転移されたインクは約80℃の乾燥と約580の焼成
によってPtからなる素子電極として利用できる。印刷
乾燥後のガラス基板上のインキ転写厚みは約2ミクロン
程度と小さく印刷電極パターン幅の太りは非常に小さか
った。さらに、焼成後のPt電極厚みは約400オング
ストロームと薄く形成することができた。ここで、素子
電極のパターン形状としては電子放出材を配置する素子
電極間隔を有し、その寸法を約20ミクロンに設定し
た。
【0064】以上のようにして形成した素子電極に対し
て配線とPd微粒子からなる薄膜を形成することによっ
て電子源基板を作製することができる。以下図を用いて
説明する。
【0065】図3において、401は青板ガラスからな
る電子源基板。402,403,404は本発明によっ
てオフセット印刷形成された素子電極である。407,
408,409はAgペーストインキのスクリーン印
刷、焼成で得られた厚み約7ミクロンの印刷配線であ
る。素子電極402,403,404は印刷配線40
7,408,409と各々接続している。405,40
6は有機金属溶液の塗布焼成で得られた厚み約200オ
ングストロームのPd微粒子から成る薄膜であり、素子
電極402,403,404及びその電極間隔に配置す
るようにCr薄膜のリバースエッチ法によってパターニ
ングした。410,411,412はメッキ配線で、印
刷配線407,408,409上に厚み約50ミクロ
ン、幅400ミクロンのCuメッキによって形成した。
【0066】また415は青板ガラスから成るガラス基
板で、電子源基板401と5ミリメートル隔てられて対
向している。416,417は蛍光体で、基板415上
に配置されており、対向した電子源401上に配置され
た素子電極402,403,404からなる電極間隔部
に対応した位置に形成されている。蛍光体416,41
7は感光性樹脂を蛍光体を混ぜてスラリー状とし、塗布
乾燥した後ホトリソグラフィ法によってパターニング形
成したものである。418は蛍光体416、417上に
フィルミング工程を施した後、真空蒸着によって厚み約
300オングストロームのAl薄膜を成膜し、これを焼
成してフィルム層を焼失することによって得られたメタ
ルバックである。以上の、蛍光体及びメタルバックをガ
ラス基板415上に形成したものをフェースプレートと
呼ぶ。
【0067】419は素子基板とフェースプレート間に
配置されたグリッド電極である。以上を真空外囲器の中
に配置した後、メッキ配線410,411,412間に
電圧を印加して薄膜405,406の通電処理を行い電
子放出部413,414を得た。この後メタルバック4
18をアノード電極として電子の引き出し電圧5kVを
印加し、メッキ配線410,411,412間を通して
素子電極402,403から電子放出部413へ14V
の電圧を印加したところ、電子が放出された。この放出
電子をグリッド419の電圧を変化させることによって
変調し、蛍光体418へ照射される放出電子量を調整す
ることができた。これにより蛍光体416を任意に発光
させることができた。同様に素子電極403,404か
ら電子放出部414へ14Vの電圧を印加したところ、
電子が放出された。この放出電子をグリッド419の電
圧を変化させることによって変調し、蛍光体417へ照
射される放出電子量を調整することができた。これによ
り蛍光体417を任意に発光させることができた。
【0068】なお図面上では2個の表示画素に対する構
成で説明したが、表示画素数はこれに限るものではな
い。したがって、配線とグリッドをマトリックス状に形
成し、多数個の電子放出素子を配置、駆動することによ
って多数個の表示画素によって任意の画像表示を可能と
することができる。このときの電子放出素子と蛍光体の
位置ずれによって生ずる蛍光輝点のクロストークはなか
った。すなわち、電子放出部をほぼ決定する、素子電極
のギャップ位置と、ホトリソグラフィ法で形成されたフ
ェイスプレートの蛍光体位置との相対値が高精度である
ことを示している。ここでスクリーン印刷によって形成
された配線の位置精度は電気的な導通と絶縁が保たれる
範囲で位置ずれしてもよく、直接、蛍光輝点のクロスト
ークには影響しない。
【0069】(実施例3)以下、本発明の印刷装置及び
印刷方法、これを用いた画像形成装置について別の実施
例を用いて説明する。
【0070】実施例1のようにして形成した素子電極に
電導薄膜を形成し、配線を形成することによって電子源
基板を形成することができる。さらに蛍光体を配したフ
ェースプレートを電子源基板に対向配置させた後、真空
容器を形成させることによって画像形成装置を形成する
ことができる。以下順に図4を用いて説明する。
【0071】図4は本発明の製造装置を用いて形成した
画像形成装置の表面伝導型電子放出素子基板の製造工程
を示した上面図である。図4(e)において不図示の青
板ガラス基板上に対して、電子放出素子を3個×3個、
計9個のマトリックス状に配線と共に形成した例で示
す。本図において501は上記オフセット印刷によって
形成された素子電極である。この素子電極パターンは本
実施例において20μmのギャップを隔てた一方の電極
が500μm×150μm、他方が350μm×200
μmの長方形状の一対の電極がマトリクス状に配置され
ている。502は印刷Agペーストの焼成によって形成
された下層印刷配線、503は印刷ガラスペーストの焼
成によって形成された下層印刷配線に対して直交した短
冊状の絶縁層である。絶縁層503は一対の素子電極5
01の片側の電極位置に切欠き状の開口504を有して
いる。505は印刷Agペーストの焼成によって形成さ
れた上層印刷配線であり、絶縁層503上で短冊状に配
置形成されており、絶縁層503の開口504部分で素
子電極501の片側の電極と電気的に接続している。下
層配線502、絶縁層503、上層配線505は共にス
リーン印刷法で形成されている。509は電子放出材で
あるPd微粒子からなる薄膜であり素子電極501及び
電極間隔部に配線形成される。
【0072】以下、本図(a),(b),(c),
(d),(e)を用いて本素子基板の製造方法を順に説
明する。
【0073】上記実施例で作成した一対の素子電極が多
数配置され40cm角の電子源基板を準備する(図4
(a))。基板上にまず第一の配線(下層配線)を形成
する。導電性ペーストに銀ペーストを用い、スクリーン
印刷法により印刷、焼成を行い、幅100μm、厚み1
2μmの下層配線を形成した(図4(b))。
【0074】次に下層配線と直交する方向に層間絶縁膜
をスクリーン印刷法により形成する。ペースト材料は酸
化鉛を主成分としてガラスバインダー及び樹脂を混合し
たガラスペーストである。このガラスペーストをスクリ
ーン印刷法により印刷、焼成を2回繰り返し行いストラ
イプ状に層間絶縁を形成した(図4(c))。
【0075】次に層間絶縁状に第二の配線(上層配線)
を形成した。下配線と同様な方法により幅100μm、
厚さ12μmの上層配線をスクリーン印刷法により形成
し、層間絶縁膜を介しテストライブ状の下層配線とスト
ライブ状の上層配線が直交したマトリクス配線が形成さ
れる(図4(d))。
【0076】次に電子放出部を形成する。まず素子電
極、配線が形成された基板上に有機パラジウム(CCP
4230奥野製薬工業(株))を塗布後、300℃、1
0分間の加熱処理を行い、Pdからなる導電薄膜を形成
する。導電薄膜はPdを主元素とする微粒子から構成さ
れ、その膜厚は10nmであった。ここでの微粒子膜は
微粒子が集合した膜であり、微粒子が個々に分散配置さ
れた状態のものばかりでなく、微粒子が互いに隣接、あ
るいは重なり合った状態(島状も含む)の膜を指し、そ
の粒径は前記状態で認識可能な微粒子についての径を言
う。このパラジウム膜をフォトリソグラフィ法を用いて
パターニングすることによりフォーミング前までの電子
源基板を完成する(図4(e))。
【0077】電子源基板を40cm角基板上に480個
×480個の電子放出素子をマトリクス上に配置して、
R,G,Bに対応する各蛍光体を有するフェイスプレー
トと共に真空外囲器内に配置した。この後、電子放出素
子の通電処理を行った後、本素子基板の上層印刷配線に
は14Vの任意の電圧信号を、下層印刷配線には0Vの
電位を順次印加走査してそれ以外の下層印刷配線7Vの
電位とした。フェースプレートのメタルバックに5kV
のアノード電圧を印加したところ、任意の画像を表示す
ることができた。このときの電子放出素子と蛍光体の位
置ずれによって生ずる蛍光輝点のクロストークはなかっ
た。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷によってパターン形状を形成する際のオフセット印
刷装置において、印刷装置本体に軸受け固定されたブラ
ンケットを回転駆動することで、ブラン胴の重量バラン
スの崩れによるブランケット回転方向速度の変化を防止
し、ブラン胴に固定したギヤでテーブルのラックを常に
一方向から押して、テーブルを前進させブランケットに
接触摺動させることで、ギヤとラック間でのバックラッ
シによる印刷方法の印刷伸縮ずれの発生を防止すること
が可能となり、高精細、大画面の画像形成装置を実現す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示すオフセット印刷装置
の斜視図である。
【図2】本発明のオフセット印刷装置の印刷工程を示す
概念図である。
【図3】本発明の実施例2の画像表示装置を示す断面図
である。
【図4】図4(a)〜(e)は本発明の実施例3の画像
形成装置を示す上面図である。
【図5】表面伝導型電子放出素子の素子構成を示す上面
図である。
【図6】図6(a)は表面伝導型電子放出素子の素子構
成を示す平面図であり、図6(b)は図6(a)の断面
図である。
【図7】従来のオフセット印刷装置の上面図である。
【図8】図8(a)〜(d)は従来のオフセット印刷工
程を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 本体ベース 2 テーブルベース 3 リニアガイド 4 兼用テーブル 5 駆動用モータ 6 減速機 7 同調駆動ギヤラック 8 ブラン胴 9 ブランケットテンション機構 10 ブランケット 11 支柱 12 軸受け 13 ギヤ 14 リピート搬送路 15 版スペーサ 16 版 17 ワークスペーサ 18,24 ワーク 19 突き当てキー 20 版、ワーク給排エリア 21 インキング/ドクタリングエリア 22 ディスペンサー 23 ドクター 401 電子源基板 402,403,404 素子電極 405,406 Pd微粒子から成る薄膜 407,408,409 印刷配線 410,411,412 メッキ配線 413,414 電子放出部 415 ガラス基板 416,417 蛍光体 418 メタルバック 419 グリッド 501 素子電極 502 下層印刷配線 503 絶縁層 504 開口 505 上層印刷配線 509 Pd微粒子から成る薄膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するブランケット胴に対して、版と
    ワークの印刷工程を兼用するテーブルの接触摺動移動
    が、ブランケット胴の駆動によって行われることを特徴
    とするオフセット印刷装置。
  2. 【請求項2】 回転するブランケット胴の軸受けは、印
    刷装置本体に固定されていて、ブランケット胴の駆動
    は、ブランケット胴のギヤでテーブルのラックに伝えら
    れる請求項1記載のオフセット印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のオフセット印刷
    装置によって形成されたことを、特徴とする画像形成装
    置。
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