JPH11314340A - オフセット印刷装置、及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

オフセット印刷装置、及びこれを用いた画像形成装置

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JPH11314340A
JPH11314340A JP12234498A JP12234498A JPH11314340A JP H11314340 A JPH11314340 A JP H11314340A JP 12234498 A JP12234498 A JP 12234498A JP 12234498 A JP12234498 A JP 12234498A JP H11314340 A JPH11314340 A JP H11314340A
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JP12234498A
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Masanori Machino
匡紀 町野
Youzo Toho
容三 東方
Tetsuya Kaneko
哲也 金子
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積化によって大型化、大重量化した版、
及びワークの搬送も作業性が良くなり、テーブル上に配
置された位置決めに対して版、及びワークを配置固定す
るに当っては少ない労力での位置決めが可能なオフセッ
ト印刷装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転するブランケット胴に対して、版と
ワークの印刷工程の接触摺動移動が一つのテーブルで兼
用され、版と版スペーサ、及びワークとワークスペーサ
を循環搬送する搬送路を設けていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷版に形成された
原版パターンを被印刷物の上に高精度に転写印刷形成す
る印刷法、印刷装置、及び転写印刷形成した印刷パター
ンを用いた画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大きく重いブラウン管に代わる画
像形成装置として、薄型の平板状画像形成装置が注目さ
れている。平板状画像形成装置としては液晶表示装置が
盛んに研究開発されているが、液晶表示装置には画像が
暗い、視野角が狭いといった課題が依然として残ってい
る。液晶表示装置に代わるものとして自発光型のディス
プレイ、即ちプラズマディスプレイ、蛍光表示管、表面
伝導型電子放出素子などの電子放出素子を用いたディス
プレイなどがある。自発光のディスプレイは液晶表示装
置に比べ明るい画像が得られるとともに視野角も広い。
【0003】一方、最近では30インチ以上の画面表示
部を有するブラウン管も登場しつつあり、さらなる大型
化が望まれている。しかしながらブラウン管は大型化の
際にはスペースを大きくとることから適しているとは言
い難い。このような大型で明るいディスプレイには自発
光型の平板状のディスプレイが適している。本出願人は
自発光型の平板状画像形成装置の中でも電子放出素子を
用いた画像形成装置、特に簡単な構造で電子の放出が得
られるM.I.Elinsonらによって発表された(Radio.Eng.E
lectron Phys., 10,1290,(1965))表面伝導型電子放出
素子を用いた画像形成装置に着目している。
【0004】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に膜面に平行に電流を流すことによ
り、電子放出が生ずる。この表面伝導型電子放出素子と
しては、前記エリンソン等によるSnO2 薄膜を用いた
もの、Au薄膜によるもの[G.Dittmer: Thin Solid Fi
lms, 9,317(1972)]、In2 3 /SnO2 薄膜による
もの[M.Hartwell and C.G.Fonstad: IEEE Trans. ED C
onf., 519(1975)]、カーボン薄膜によるもの[荒木久
他:真空、第26巻、第1号、22頁(1983)]
等が報告されている。
【0005】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図6に
模式的に示す。同図において1001は基板である。1
004は導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパッタ
で形成された金属酸化物薄膜等からなり、後述の通電フ
ォーミングと呼ばれる通電処理により電子放出部100
5が形成される。尚、図中の素子電極間隔Lは0.5〜
1[mm]、W′は0.1[mm]で設定されている。
【0006】また本出願人は先に米国特許5,066,
883において一対の素子電極間に電子を放出せしめる
微粒子を分散配置させた表面伝導型電子放出素子を提案
した。この電子放出素子は上記従来の表面伝導型電子放
出素子に対し、電子放出位置を精密に制御できる。この
表面伝導型電子放出素子の典型的な素子構成を図7に示
す。図7(a)は素子構成の平面図、図7(b)は素子
構成の断面図を示す。本図において1101は絶縁性基
板、1102、1103は電気的接続を得るための素子
電極、1104は分散配置された微粒子導電材からなる
導電薄膜である。この表面伝導型電子放出素子において
前記一対の素子電極の間隔L1は0.01μm〜100
μm、導電薄膜34の電子放出部のシート抵抗は1×1
-3Ω/□〜1×10-9Ω/□が適当である。また素子
電極は微粒子導電材からなる薄膜と電気的な接続を保つ
ためにその膜厚dを200nm以下に薄く形成するのが
望ましい。 本発明者らはこの表面伝導型電子放出素子
を多数、基板上に配置させた画像形成装置の大面積化に
ついて検討を行っている。電子放出素子及び配線を基板
上に配置させた電子源基板を作成する方法は様々な方法
が考えられ、その一つとして素子電極、配線等全てフォ
トリソグラフィ法で作成する方法がある。
【0007】一方、スクリーン印刷、オフセット印刷な
どの印刷技術を転用してこの表面伝導型電子放出素子及
びそれを含む電子源基板を作成する方法が考えられる。
印刷法は大面積のパターンを形成するのに適しており、
表面伝導型電子放出素子の素子電極を印刷法により作成
することによって多数の表面伝導型電子放出素子を基板
上に形成することが可能となる。またコスト的にも有利
である。印刷法による素子電極の形成においては薄膜の
形成に適しているオフセット印刷技術が素子電極を形成
するのに適している。このオフセット印刷技術を回路基
板に応用した例としては特開平4−290295号公報
に開示されたものがある。当該公報に開示された基板は
印刷時のパターン伸縮を原因とする電極ピッチ寸法のバ
ラツキによる接合不良をなくすために回路部品に接続さ
れる複数の接合電極の角度を変化させたものである。そ
して当該特開平4−290295号公報には電極パター
ンをオフセット印刷により形成することが記載されてい
る。
【0008】以下に電極パターンやカラーフィルター等
を形成するための一般的なオフセット印刷装置及び印刷
方法について説明する。
【0009】図8はオフセット印刷法を行なう平台校正
機型オフセット印刷装置を示す図である。本図において
101はインキローラー104でインキ107を展開す
るインキ練り台であり、102は凹版105を固定する
版定盤である。また103は被印刷物であるワーク10
6を固定するワーク定盤であり本体フレーム108の上
に固定配置されている。この一列に並んだ3つの定盤の
両側に2本のラックギヤー109、110を配置し、そ
のラックギヤー109、110の上にギヤー111、1
12を噛み合わせたブランケット113が配置されてい
る。ブランケット113はその軸を両端のキャリッジ1
14、115で固定され、このキャリッジ114、11
5が本体下部からのクランクアーム116のクランク動
作によって前後進し、ブランケット113はインキ練り
台101、凹版105、ワーク106の上を順次回転摺
動する。ブランケット113の表面はゴム状のブランケ
ットラバーが取付けてある。118はアライメントスコ
ープであり、ワーク106上に印刷されたインキパター
ン位置情報を取り込みワーク交換毎にワーク定盤103
の微調整により所定の位置にアライメントをおこなうも
のである。
【0010】図9a〜dはオフセット印刷工程を示す図
である。本図に於て101はインキ練り台、105は凹
版、106はワークとなるガラス基板であり同一平面に
直列に配置されている。104はインキロールでありイ
ンキ練り台101で練ったインキ107を凹版105上
に転移させる(図9a)。117はドクターブレードで
あり凹版105上面を摺動して転移したインキ107の
うち、凹部に充填されたインキ以外をかきとる(図9
b)。113はブランケットであり凹版105、ガラス
基板106上面を順に回転接触することにより、凹版1
05の凹部に充填されたインキを受理し(図9c)、ガ
ラス基板106上に凹版105の有するパターン状にイ
ンキ107を転移する(図9d)。
【0011】以上により印刷工程が終了する。印刷イン
キ107は作製するパターンの機能によって適宜選択す
ることができる。即ち記録用サーマルヘッド等の電極パ
ターンには主にAuレジネートペーストと呼ばれる有機
Au金属を含むインキを用い、また、液晶表示装置等に
用いられるカラーフィルターであればR、G、B各色の
顔料を分散したインキや有機色素を含んだインキ等が用
いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したような平面型画像表示装置の画面を大面積化する
には以下のような問題点がある。
【0013】大面積化によって大型化、大重量化した
版、及びワークの搬送も作業性が悪くなり、テーブル上
に配置された位置決めに対して版、及びワークを配置固
定するに当たっては労力を必要とするため位置決めの再
現性に不安があった。
【0014】また、印刷時における印刷圧力その板厚寸
法で制御しているスペーサをテーブル上で摺動させて搬
送するとスペーサ板厚の磨耗によって所定の印刷圧力が
得られず、印刷品質に悪影響を及ぼすことが心配され
る。
【0015】印刷テーブルには、ブラン胴の回転駆動に
噛み合って移動するラックギヤが両側に固定されている
ため、版、及びワークを装置へセットする際、横方向か
らの挿入作業が困難である。
【0016】本発明は前記の問題点を解決した新規のオ
フセット印刷装置、及びこれを用いた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。すなわち、本発明は回転するブラ
ンケット胴に対して、版とワークの印刷工程の接触摺動
移動が、ひとつのテーブルで兼用され、版と版スペー
サ、及びワークとワークスペーサを循環搬送する搬送路
を設けていることを特徴とするオフセット印刷装置を提
案するものであり、前記循環搬送する搬送路を、エアー
浮上搬送構造としたこと、前記テーブルには、スペーサ
の下面をラックギヤ上端面より突出させるリフト機構が
配置されていること、スペーサを突出させるリフト機構
には、エアー浮上搬送構造が備わっていることを含む。
【0018】また本発明は前記のオフセット印刷装置に
よって形成されたことを特徴とする画像形成装置を提案
するものである。
【0019】本発明によれば、印刷によってパターン形
状を形成する際のオフセット印刷装置において、版と版
スペーサ、及びワークとワークスペーサを循環搬送する
搬送路をエアー浮上搬送構造とすることで大面積化によ
って大型化、大重量化した版、及びワークの搬送も作業
性が良くなり、テーブル上に配置された位置決めに対し
て版、及びワークを配置固定するに当たっては少ない労
力での位置決めが可能になった。テーブルには、ブラン
胴の回転駆動に噛み合って移動するラックギヤが両側に
固定されているため版と版スペーサ、及びワークとワー
クスペーサを横方向から挿入することが困難であった
が、スペーサの下面をラックギヤ上端面より突出させる
ための、エアー浮上搬送構造が備わっているリフト機構
を配置することで、ラックをかわして版と版スペーサ、
及びワークとワークスペーサを横方向から挿入すること
が可能になった。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して更
に詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の実施態様を示すオフセット
印刷装置を示す図である。本図において、1は本体ベー
スであり、2は本体ベースの上に設置されたテーブルベ
ースであり左右2本のリニアガイド3を取付けてある。
リニアガイド3の上にはテーブル4が固定されており、
7はテーブル4上面左右に取付け固定されたラックギヤ
である。8は円筒状の下側ブラン胴でありブランケット
テンション機構9によってブラン胴8の外周にはブラン
ケット10が固定配置されている。ブラン胴8の両端部
は軸受け12によって支持され、さらにこの軸受け12
はテーブルベース2から立ち上がっている門型の支柱1
1で固定されている。このブラン胴8は駆動用モータ5
と減速機6の駆動で正逆可能に回転制御駆動される。ブ
ラン胴8の両側にはギヤ13が左右に固定されておりラ
ックギヤ7とそれぞれ噛み合っている。テーブル4の走
行前後端位置をつなぐようにコの字型のリピート搬送路
14が設置してある。リピート搬送路14はエアー浮上
搬送のスライダー機構を有しており、印刷原版であると
ころの、版16を上面に載せた板状の版スペーサ15及
び、ガラス基板からなるワーク18を上面に載せた板状
のワークスペーサ17を搬送する。リピート搬送路14
上を、搬送移動した版スペーサ15、ワークスペーサ1
7は各々印刷工程順に従って、テーブル4の走行前端位
置で、リピート搬送路14からテーブル4上に搬送され
突き当てキー19によって位置決め固定される。また、
テーブル4の走行後端位置で、テーブル4上から、リピ
ート搬送路14に搬送される。テーブル4の版スペーサ
15、ワークスペーサ17が位置決め固定される位置に
はスペーサの下面をラックギヤ上端面より突出させるリ
フト機構26が配置されている(図3参照)。このリフ
ト機構26には、図3に示すようにエアー浮上搬送のた
めのエアー吹き出し穴27が設けられている。20はリ
ピート搬送路14の搬送路内に設けられた版ワーク給排
エリアであり版、及びワークを別の版、ワークと交換す
るエリアである。21はインキング、ドクターリングエ
リアであり22は印刷インキを版16上に供給するディ
スペンサー、23は金属薄板を押圧摺動して版16の印
刷パターンにインキを配置するドクターである。24は
交換ワークであり、一枚のワークの印刷工程終了ごとに
版、ワーク給排エリア20において順次印刷終了ワーク
と交換され、次の印刷工程に給される。
【0022】図2は上記図1のオフセット印刷装置の連
続した印刷工程順を示した概念図であり、各部番は図1
と同様にしてある。本図に従って、本発明の印刷工程を
説明する。
【0023】まず、版、ワーク給排エリア20に版スペ
ーサ15を配置し、その上に版16を配置する。この時
テーブル4は走行後端に位置しておりワークスペーサ1
7とその上に既に印刷が終了したワーク18が配置され
ている。版スペーサ15と版16は、インキングドクタ
リングエリアに移動固定され、ディスペンサー22によ
り版16の上へインキ25を供給する(a)。
【0024】この後23ドクターを版16上面へ押圧摺
動させて版16上の原版パターンにインキを配置し、ま
た非原版パターン部のインキをかき取ってしまう。これ
により版16へのインキング、ドクタリングは終了す
る。この間に、テーブル4のワークスペーサ17、印刷
済みのワーク18はリピート搬送路14の版、ワーク給
排エリア20に搬送移動され、ワーク18は新規のワー
ク24と交換される。またこの間、テーブル4は駆動用
モータ5と減速機6の駆動によって逆回転されたブラン
胴8のギヤ13とラックギヤ7の噛み合いによって走行
前端部に後退する(b)。
【0025】次に版スペーサ15、版16はリピート搬
送路14を搬送移動し、テーブル4上に、突き当てキー
19を基準に配置固定される。ここで、駆動用モータ5
と減速機6の駆動でブラン胴8を正回転させることによ
ってテーブル4は、ブラン胴8の両側のギヤ13とラッ
クギヤ7の噛み合いによって前進させられる。この時、
ブランケット10は版16の上面と接触摺動回転し、版
上原版パターンに配置されたインキをブランケット10
の表面に受理する。この間に、ワークスペーサ17、新
規のワーク24は版、ワーク給排エリア20からリピー
ト搬送路14のテーブル4走行前端部側に搬送移動さ
れ、テーブル4へ移動待機状態となる(c)。
【0026】テーブル4が走行後端まで前進した後、版
スペーサ15、版16はリピート搬送路14の版、ワー
ク給排エリア20に搬送移動される。ここで、テーブル
4は走行前端部に後退し、ワークスペーサ17、ワーク
24がテーブル4上に、突き当てキー19を基準に配置
固定される。ここでブラン胴8を回転させると、回転に
伴って前進されるテーブル4上のワーク24はブランケ
ット10の表面と順次接触摺動する。この接触摺動によ
りブランケット10表面に受理されていたインキはワー
ク24の上面に転移する。このようにして、版16の上
の原版パターンをブランケット10を介してワーク24
の上に印刷パターンとして形成することができる。ブラ
ン胴8の回転はテーブル4が走行後端まで前進して停止
する(d)。
【0027】以上の工程で一枚の印刷工程が終了する。
次の印刷工程では、版スペーサ15、版16はそのまま
使用される。また、ワークは印刷工程毎に版、ワーク給
排エリア20で新規のワークに交換される。上記の工程
の繰り返しにより、連続印刷が行われる。
【0028】以下、本実施態様の特徴について述べる。
【0029】上記のような、版16とワーク18の印刷
工程にかかわる走行が、ひとつのテーブル4で兼用され
ていることが大きな特徴であるオフセット印刷装置及
び、印刷方法において、版と版スペーサ、及びワークと
ワークスペーサを循環搬送する搬送路をエアー浮上搬送
構造としたことが特徴である。
【0030】平面型画像表示装置の画面を大面積化する
ことに伴って大型化し、大重量化した版、及びワークの
搬送は、(1)位置決めの再現性の悪化、(2)スペー
サ磨耗による印刷品質の悪化、(3)版、ワークのセッ
ト時の作業性の悪化が問題となる。これに対して本実施
例においては、テーブル面に設けられたエアー穴から圧
縮空気によって、版と版スペーサ、及びワークとワーク
スペーサの重量をキャンセルする作用をさせている。こ
の時、圧縮空気の圧力、流量は個別に設定可能となって
いる。
【0031】この作用によって、スペーサの摩擦摺動で
問題となっていた(1)位置決めの再現性の悪化、
(2)スペーサ磨耗による印刷品質の悪化が解消される
効果を得た。
【0032】また、オフセット印刷装置の構造では、テ
ーブルには、ブラン胴の回転駆動に噛み合って移動する
ラックギヤが両側に固定されているため版と版スペー
サ、及びワークとワークスペーサを横方向から挿入する
ことが困難で、作業性が悪かったが、スペーサの下面を
ラックギヤ上端面より突出させるための、エアー浮上搬
送構造が備わっているリフト機構を配置することで、ラ
ックをかわして版と版スペーサ、及びワークとワークス
ペーサを横方向から挿入することを可能にする効果を得
た。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。 (実施例1)次に、オフセット印刷装置による素子電極
の形成についての実施例を説明する。図1、図2におい
て、版16には真鍮板にクロムメッキを施した金属凹
版、ドクター23はスエーデン鋼からなるドクターブレ
ード、ワーク18には青板ガラスからなる40cm×4
0cm角のガラス基板を用いた。ブランケット10には
シリコーンラバーを表面に配置したブランケットを用い
た。
【0034】インキング、ドクターリングは、版16上
にインキ25を配置し、ドクター23を版16表面に対
して60°の角度で2ミリメートル押し付けながら摺動
させることにより、インキ25を版16の凹部に充填し
て行った。
【0035】印刷はブランケット10を版16上に押圧
回転摺動させ、インキ25をブランケット10に受理
し、さらに、ブランケット10をワーク24上に押圧回
転摺動させワーク24に素子電極パターンを転移形成し
た。
【0036】本実施例において、インキ25には粘度7
000cpsに調整されたレジネートプラチナペースト
(金属重量含有率10%)を用いた。金属凹版の表面に
形成された印刷パターンに相当する凹部の深さは8μm
とした。凹版に形成されている素子電極パターンは本実
施例においては20μmのギャップを隔てた一方の電極
が500μm×150μm、他方が350μm×200
μmの長方形状の一対の電極が多数マトリックス状に4
80×480個、ピッチ0.69mmで配置されている
ものである。
【0037】インキのガラス基板への転写が終了した
後、ガラス基板をオーブンで80℃10分間乾燥した
後、ベルト炉にて580℃ピークホールド10分間で焼
成した。これによりPt金属から成る素子電極を形成す
ることができた。
【0038】上記によって形成されたワーク上の電極印
刷パターンと版上の原版パターンの相対位置ずれを計測
した。計測は画像装置として使用される電極パターンの
画面左下最端を基準点、この点と画面右下最端点を水平
基準とし、印刷パターンがどれだけ原版パターンの位置
に対して、相対位置ずれを起こしているかを縦横X、Y
の座標を比較することによって行った。その結果印刷面
積約330mm×約330mmの範囲で印刷相対位置ず
れは安定して10μm以下とすることができた。 (実施例2)以下、オフセット印刷により形成された電
子放出素子の素子電極を用いた画像形成装置の製造方法
について以下に述べる。
【0039】上記実施例で説明した印刷装置によってガ
ラス基板上に電子放出素子の素子電極を印刷形成した。
本実施例においてインキは有機金属から成るPtレジネ
ートペーストを用いている。ガラス基板上に転移された
インキは約80℃の乾燥と約580℃の焼成によってP
tから成る素子電極として利用できる。印刷乾燥後のガ
ラス基板上のインキ転写厚みは約2ミクロン程度と小さ
く印刷電極パターン幅の太りは非常に小さかった。さら
に、焼成後のPt電極厚みは約400オングストローム
と薄く形成することができた。ここで、素子電極のパタ
ーン形状としては電子放出材を配置する素子電極間隔を
有し、その寸法を約20ミクロンに設定した。
【0040】以上のようにして形成した素子電極に対し
て配線とPd微粒子から成る薄膜を形成することによっ
て電子源基板を作製することができる。以下図面を用い
て説明する。図4において、401は青板ガラスからな
る電子源基板、402、403、404は本発明によっ
てオフセット印刷形成された素子電極である。407、
408、409はAgペーストインキのスクリーン印
刷、焼成で得られた厚み約7ミクロンの印刷配線であ
る。素子電極402、403、404は印刷配線40
7、408、409と各々接続している。405、40
6は有機金属溶液で塗布焼成で得られた厚み約200オ
ングストロームのPd微粒子から成る薄膜であり、素子
電極402、403、404及びその電極間隔部に配置
するようにCr薄膜のリバースエッチ法によってパター
ニングした。410、411、412はメッキ配線で、
印刷配線407、408、409上に厚み約50ミクロ
ン、幅400ミクロンのCuメッキによって形成した。
【0041】また415は青板ガラスから成るガラス基
板で、電子源基板401と5ミリメートル隔たれて対向
している。416、417は蛍光体で、基板415上に
配置されており、対向した電子源基板401上に配置さ
れた素子電極402、403、404から成る電極間隔
部に対応した位置に形成されている。蛍光体416、4
17は感光性樹脂を蛍光体を混ぜてスラリー状とし、塗
布乾燥した後ホトリソグラフィ法によってパターニング
形成したものである。418は蛍光体416、417上
にフィルミング行程を施した後、真空蒸着によって厚み
約300オングストロームのAl薄膜を成膜し、これを
焼成してフィルム層を焼失することによって得られたメ
タルバックである。以上の、蛍光体及びメタルバックを
ガラス基板415上に形成したものをフェースプエート
と呼ぶ。
【0042】419は素子基板とフェースプレート間に
配置されたグリッド電極である。以上を真空外囲器の中
に配置した後、メッキ配線410、411、412間に
電圧を印加して薄膜405、406の通電処理を行い電
子放出部413、414を得た。この後メタルバック4
18をアノード電極として電子の引き出し電圧5kVを
印加し、メッキ配線410、411、412間を通して
素子電極402、403から電子放出部413へ14V
の電圧を印加したところ、電子が放出された。この放出
電子をグリッド419の電圧を変化させることによって
変調し、蛍光体418へ照射される放出電子量を調整す
ることができた。これにより蛍光体416を任意に発光
させることができた。同様に素子電極403、404か
ら電子放出部414へ14Vの電圧を印加したところ、
電子が放出された。この放出電子をグリッド419の電
圧を変化させることによって変調し、蛍光体417へ照
射される放出電子量を調整することができた。これによ
り蛍光体417を任意に発光させることができた。
【0043】なお図面上では2個の表示画素に対する構
成で説明したが、表示画素数はこれに限るものではな
い。従って、配線とグリッドをマトリックス状に形成
し、多数個の電子放出素子を配置、駆動することによっ
て多数個の表示画素によって任意の画像表示を可能とす
ることができる。この時の電子放出素子と蛍光体の位置
ズレによって生ずる蛍光輝点のクロストークは無かっ
た。すなわち電子放出部をほぼ決定する、素子電極のギ
ャップ位置と、ホトリソグラフィ法で形成されたフェイ
スプレートの蛍光体位置との相対位置が高精度であるこ
とを示している。ここでスクリーン印刷によって形成さ
れた配線の位置精度は電気的な導通と絶縁が保たれる範
囲で位置ずれしても良く、直接、蛍光輝点のクロストー
クには影響しない。 (実施例3)以下、本発明の印刷装置及び印刷方法、こ
れを用いた画像形成装置について別の実施例を用いて説
明する。
【0044】実施例1のように形成した素子電極に導電
薄膜を形成し、配線を形成することによって電子源基板
を作成することができる。更に蛍光体を配したフェース
プレートを電子源基板に対向配置させた後、真空容器を
形成させることによって画像形成装置を形成することが
できる。以下順に図5を用いて説明する。
【0045】図5は本発明の製造装置を用いて形成した
画像形成装置の表面伝導型電子放出素子基板の製造工程
を示した上面図である。図5(e)において不図示の青
板ガラス基板上に対して、電子放出素子を3個×3個、
計9個のマトリックス状に配線と共に形成した例で示
す。本図において501は上記オフセット印刷によって
形成された素子電極である。この素子電極パターンは本
実施例においては20μmのギャップを隔てた一方の電
極が500μm×150μm、他方が350μm×20
0μmの長方形状の一対の電極がマトリクス状に配置さ
れている。502は印刷Agペーストの焼成によって形
成された下層印刷配線、503は印刷ガラスペーストの
焼成によって形成された下層印刷配線に対して直交した
短冊状の絶縁層である。絶縁層503は一対の素子電極
501の片側の電極位置に切りかき状の開口504を有
している。505は印刷Agペーストの焼成によって形
成された上層印刷配線であり、絶縁層503上で短冊状
に配置形成されており、絶縁層503の開口504部分
で素子電極501の片側の電極と電気的に接続してい
る。下層配線502、絶縁層503、上層配線505は
ともにスクリーン印刷法で形成されている。
【0046】509は電子放出材であるPd微粒子から
成る薄膜であり素子電極501及び、電極間隔部に配線
形成される。
【0047】以下本図(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)を用いて本素子基板の製造方法を順に説
明する。
【0048】上記実施例で作成した一対の素子電極が多
数配置された40cm角の電子源基板を準備する
(a)。その基板上にまず第一の配線(下層配線)を形
成する。導電性ペーストに銀ペーストを用い、スクリー
ン印刷法により印刷、焼成を行い、幅100μm、厚み
12μmの下層配線を形成した(b)。
【0049】次に下層配線と直交する方向に層間絶縁膜
をスクリーン印刷法により形成する。ペースト材料は酸
化鉛を主成分としてガラスバインダー及び樹脂を混合し
たガラスペーストである。このガラスペーストをスクリ
ーン印刷法により印刷、焼成を2回繰り返し行いストラ
イプ状に層間絶縁を形成した(c)。
【0050】次に層間絶縁上に第二の配線(上層配線)
を形成した。下配線と同様な方法により幅100μm、
厚さ12μmの上層配線をスクリーン印刷法により形成
し、層間絶縁膜を介しストライプ状の下層配線とストラ
イプ状の上層配線が直交したマトリクス配線が形成され
る(d)。
【0051】次に電子放出部を形成する。まず素子電
極、配線が形成された基板上に有機パラジウム(CCP
4230奥野製薬工業(株))を塗布後、300℃、1
0分間の加熱処理を行い、Pdからなる導電薄膜を形成
する。導電薄膜はPdを主元素とする微粒子から構成さ
れ、その膜厚は10nmであった。ここでの微粒子膜は
複数の微粒子が集合した膜であり、微粒子が個々に分散
配置された状態のものばかりでなく、微粒子が互いに隣
接、あるいは重なりあった状態(島状も含む)の膜を指
し、その粒径は前記状態で認識可能な微粒子についての
径をいう。このパラジウム膜をフォトリソグラフィ法を
用いてパターニングすることによりフォーミング前まで
の電子源基板が完成する(e)。
【0052】電子源基板を40センチメートル角基板上
に、480個×480個の電子放出素子をマトリックス
状に配置してR、G、Gに対応する各蛍光体を有するフ
ェイスプレートと共に真空外囲器内に配置した。この
後、電子放出素子の通電処理を行った後、本素子基板の
上層印刷配線には14Vの任意の電圧信号を、下層印刷
配線には0Vの電位を順次印加走査しそれ以外の下層印
刷配線は7Vの電位とした。フェースプレートのメタル
バックに5kVのアノード電圧を印加したところ、任意
の画像を表示することができた。この時の電子放出素子
と蛍光体の位置ズレによって生ずる蛍光輝点のストロー
クは無かった。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、印刷によってパターン形状を形成する際のオフセッ
ト印刷装置において、版と版スペーサ、及びワークとワ
ークスペーサを循環搬送する搬送路をエアー浮上搬送構
造とすることで大面積化によって大型化、大重量化した
版、及びワークの搬送も作業性が良くなり、テーブル上
に配置された位置決めに対して版、及びワークを配置固
定するに当たっては少ない労力での位置決めが可能にな
った。これによってこの作業を、自動化するに当たって
は、搬送のためのアクチュエータ、及び動作ガイド系の
簡略・小型化が可能であり、このことが印刷装置の小型
化が、可能となり、印刷装置の機械精度自体を向上する
という効果まで生じることになる。
【0054】テーブルには、ブラン胴の回転駆動に噛み
合って移動するラックギヤが両側に固定されているため
版と版スペーサ、及びワークとワークスペーサを横方向
から挿入することが困難であったが、スペーサの下面を
ラックギヤ上端面より突出させるための、エアー浮上搬
送構造が備わっているリフト機構を配置することで、ラ
ックをかわして版と版スペーサ、及びワークとワークス
ペーサを横方向から挿入することが可能になった。これ
によって、版と版スペーサ、及びワークとワークスペー
サの循環搬送路の最短化が、可能になり印刷工程の時間
短縮の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示すオフセット印刷装置を
示す図である。
【図2】図2(a)〜(d)は、本発明の実施態様のオ
フセット印刷装置の印刷工程を示す図である。
【図3】本発明の実施態様のリフト機構部分を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例2の画像表示装置を示す断面図
である。
【図5】図5(a)〜(e)は、本発明の実施例3の画
像形成装置の表面伝導型電子源基板の製造工程を示す上
面図である。
【図6】表面伝導型電子の上面図である。
【図7】図7(a)は表面伝導型電子放出素子の上面図
であり、図7(b)は図7(a)の側面図である。
【図8】従来例のオフセット印刷装置を示す上面図であ
る。
【図9】図9(a)〜(d)は従来例のオフセット印刷
工程を示す側面図である。
【符号の説明】
1 本体ベース 2 テーブルベース 3 リニアガイド 4 兼用テーブル 5 駆動用モータ 6 減速機 7 同調駆動ギヤラック 8 ブラン胴 9 ブランケットテンション機構 10 ブランケット 11 支柱 12 軸受 13 ギヤ 14 リピート搬送路 15 版スペーサ 16 版 17 ワークスペーサ 18、24 ワーク 19 突き当てキー 20 版、ワーク給排エリア 21 インキング/ドクタリングエリア 22 ディスペンサー 23 ドクター 24 交換ワーク 25 インク 26 リフト機構 27 エアー吹き出し穴 401 電子源基板 402、403、404、501 素子電極 405、406、509 Pd微粒子からなる薄膜 407、408、409 印刷配線 410、411、412 メッキ配線 413、414 電子放出部 415 ガラス基板 416、417 蛍光体 418 メタルバック 419 グリッド電極 502 下層印刷配線 503 絶縁層 504 開口 505 上層印刷配線 509 Pd微粒子からなる薄膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するブランケット胴に対して、版と
    ワークの印刷工程の接触摺動移動が、ひとつのテーブル
    で兼用され、版と版スペーサ、及びワークとワークスペ
    ーサを循環搬送する搬送路を設けていることを特徴とす
    るオフセット印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記循環搬送する搬送路を、エアー浮上
    搬送構造とした請求項1記載のオフセット印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルには、スペーサの下面をラ
    ックギヤ上端面より突出させるリフト機構が配置されて
    いる請求項1記載のオフセット印刷装置。
  4. 【請求項4】 スペーサを突出させるリフト機構には、
    エアー浮上搬送構造が備わっている請求項1〜3のう
    ち、いずれか1項に記載のオフセット印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうち、いずれか1項に記
    載のオフセット印刷装置によって形成されたことを特徴
    とする画像形成装置。
JP12234498A 1998-05-01 1998-05-01 オフセット印刷装置、及びこれを用いた画像形成装置 Pending JPH11314340A (ja)

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