JPH09229965A - プローブユニット及びその調節方法 - Google Patents

プローブユニット及びその調節方法

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JPH09229965A
JPH09229965A JP8061604A JP6160496A JPH09229965A JP H09229965 A JPH09229965 A JP H09229965A JP 8061604 A JP8061604 A JP 8061604A JP 6160496 A JP6160496 A JP 6160496A JP H09229965 A JPH09229965 A JP H09229965A
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NIPPON MAIKURONIKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶基板のサイズに合わせて複数のプローブ
ブロックの位置を調節できるようにして、液晶基板のサ
イズが違っても共通のプローブユニットで対応できるよ
うにする。 【解決手段】 検査する液晶基板のサイズを10インチ
から12インチに変更するには、まず、第1可動ガイド
46と第2可動ガイド56を、その固定を解除してか
ら、第1静止ガイド44または第2静止ガイド54に沿
って動かして、12インチの液晶基板に対応した位置ま
で移動し固定する。次に、各プローブブロック50を、
その固定を解除してから、第1ガイド溝48または第2
ガイド溝58に沿って動かして、12インチの液晶基板
に対応した位置まで移動し固定する。これにより、各プ
ローブブロック50のプローブ針の先端位置は、12イ
ンチの液晶基板のパッド領域に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、矩形の被測定基
板の周辺部に配置された多数の電極に接触子を接触させ
て被測定基板を検査するプローブユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プローバにおいて、液晶表示パネル
基板(以下、液晶基板という。)の全ての電極(TAB
パッド)に接触子(プローブ針等)が接触するように、
接触子を位置決め固定したユニットをプローブユニット
と呼んでいる。このようにプローブユニットと呼ぶこと
で、ウェーハプローバで使用するプローブカードと区別
している。
【0003】図5は矩形の液晶基板を検査するための従
来のプローブユニットの平面図であり、図6はその側面
断面図(図5の6−6線断面図)である。矩形の枠状の
プローブベース10には、複数のプローブブロック12
が正確に位置決めされてネジ等で固定されている。液晶
基板18の電極(TABパッド)に接触するための多数
のプローブ針は、TAB単位にグループ化されていて、
各グループが一つのプローブブロック12に取り付けら
れている。プローブブロック12の後端にはフレキシブ
ル配線板14の一端が接続され、フレキシブル配線板1
4の他端にはコネクタ16が接続されている。このコネ
クタ16はテスターに接続される。プローブブロック1
2には、プローブブロックに対するプローブ針の取り付
け位置を微調節するための位置調節機構を設けることも
ある。
【0004】図7は液晶基板に形成された配線図の一例
である。なお、この図は、液晶基板の中心線30、32
に挟まれた4分の1の領域の配線状態を示している。縦
方向に延びるデータ線20は、その両端部において、交
互に信号入力用のTABパッド22を有する。これらの
パッド22はTAB単位にグループ化されていて、TA
Bの配線パターンのピッチに適合するように集約化され
ている。パッド22がこのように集約化された領域24
を、以下、パッド領域と呼ぶことにする。横方向に延び
るゲート線26は、左右どちらかの端部(図7では左
端)にパッド領域28を有する。
【0005】データ線20のパッド領域24の、パッド
配列方向の寸法はWxであり、隣り合うパッド領域24
の間隔はX1である。また、ゲート線26のパッド領域
28の、パッド配列方向の寸法はWyであり、隣り合う
パッド領域26の間隔はY1である。
【0006】図8は液晶基板のパッド領域の配置例を示
す平面図である。液晶基板18において、対向する二つ
のX辺34(X方向に延びる辺)に沿って、データ線の
パッド領域24が各辺に4個並んでいる。また、一つの
Y辺36(Y方向に延びる辺)に沿って、ゲート線のパ
ッド領域26が3個並んでいる。X辺34のパッド領域
24の中心間距離(すなわちピッチ)はPxであり、Y
辺36のパッド領域28の中心間距離はPyである。
【0007】図9は、同じタイプ(例えばSVGAタイ
プ)の液晶基板の、サイズの違いによるパッド領域の位
置の違いを示す平面図である。同じタイプの液晶基板で
は、サイズが違っていても、同じ配線ピッチのTABを
使用しているので、パッド領域の寸法は同じになる。た
だし、隣り合うパッド領域の間隔が異なる。すなわち、
X辺において、10インチの液晶基板18aでは隣り合
うパッド領域24の間隔はX1であるが、11インチの
液晶基板18bではこれがX2に広がり、12インチの
液晶基板18cではさらにX3に広がる。したがって、
パッド領域24の中心間距離(ピッチ)も液晶基板のサ
イズに応じて異なってくる。Y辺においても同様に、1
0インチの液晶基板18aでは隣り合うパッド領域28
の間隔はY1であるが、11インチの液晶基板18bで
はこれがY2に広がり、12インチの液晶基板18cで
はさらにY3に広がる。なお、使用するTABは基板メ
ーカによって異なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9で示したように液
晶基板のサイズが違うとパッド領域の位置が異なるの
で、図5で示した従来のプローブユニットは、液晶基板
のサイズごとに別個のプローブユニットとして作られて
いる。すなわち、同じタイプ(例えばSVGAタイプ)
の液晶基板であっても、10インチ基板用、11インチ
基板用、12インチ基板用などのように、基板サイズご
とにプローブユニットを準備する必要がある。そして、
検査する液晶基板のサイズを変更するには、液晶プロー
バにおいてプローブユニットの交換作業が必要になる。
このプローブユニットは、ウェーハ用のプローブカード
と比較して非常に大きいので、その交換作業は二人がか
りの作業になり、時間もかかる。また、作業時の事故に
よるプローブユニットの破損のおそれもある。
【0009】ところで、液晶プローバの種類としては、
ガラス基板に形成されたトランジスタ等の回路素子の電
気特性を検査するアレイプローバと、液晶基板の最終検
査である点灯検査を実施する点灯検査プローバとがあ
リ、それぞれ専用のプローブユニットを必要とする。そ
の理由は、プローブ針のコンタクト位置が同じでも、テ
スターが違うことによりプローブユニットの構成(TA
B・ICの有無など)が違うためである。結局、液晶基
板を検査するためのプローブユニットとしては、(a)
液晶基板のタイプ、(b)液晶基板のサイズ、(c)ア
レイプローバと点灯検査プローバの区別、に応じてそれ
ぞれ専用のプローブユニットが必要になる。例えば、液
晶基板のタイプが2種類で、サイズが3種類あれば、こ
れだけで合計6種類のプローブユニットが必要になり、
さらに、アレイプローバ用と点灯検査用の2種類を揃え
れば、合計で12種類のプローブユニットが必要にな
る。そして、実際には、それぞれのプローブユニットに
対して予備用のプローブユニットをもう1個準備してい
るので、24個のプローブユニットを準備することにな
る。
【0010】このように、従来のプローブユニットは、
基板サイズごとにプローブユニットを準備するので、
(1)プローブユニットの個数が増えて高価になる、
(2)使用していない多くのプローブユニットを安全に
保管する必要がある、(3)サイズ変更に伴うプローブ
ユニットの交換作業が必要になる、などの問題があっ
た。
【0011】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、被測定基板のサイズ
が違っても共通のプローブユニットで対応できるように
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明のプローブユニ
ットは、矩形の被測定基板の周辺部に配置された多数の
電極に接触子を接触させて被測定基板を検査するプロー
ブユニットにおいて、次の(イ)〜(ホ)の構成を備え
る。(イ)X方向に延びるX辺と前記X方向に垂直なY
方向に延びるY辺とを備える枠状のプローブベース。
(ロ)前記プローブベースの前記X辺においてY方向に
位置調節可能に取り付けられた第1可動ベース。(ハ)
前記プローブベースの前記Y辺においてX方向に位置調
節可能に取り付けられた第2可動ベース。(ニ)前記第
1可動ベースに対してX方向に位置調節可能に取り付け
られていて前記接触子を備える複数のプローブブロッ
ク。(ホ)前記第2可動ベースに対してY方向に位置調
節可能に取り付けられていて前記接触子を備える複数の
プローブブロック。
【0013】また、この発明のプローブユニットの調節
方法は、矩形の被測定基板の周辺部に配置された多数の
電極に接触子を接触させて被測定基板を検査するプロー
ブユニットの調節方法において、次の(イ)〜(ニ)の
段階を備える。(イ)枠状のプローブベースのX方向に
延びるX辺において、第1可動ベースを、前記X方向に
垂直なY方向に位置調節する段階。(ロ)前記プローブ
ベースのY方向に延びるY辺において、第2可動ベース
をX方向に位置調節する段階。(ハ)前記第1可動ベー
スに対して、前記接触子を備えた複数のプローブブロッ
クをX方向に位置調節する段階。(ニ)前記第2可動ベ
ースに対して、前記接触子を備えた複数のプローブブロ
ックをY方向に位置調節する段階。
【0014】この発明は、被測定基板のサイズに合わせ
て複数のプローブブロックの位置を調節できるようにし
たので、少なくとも2種類の基板サイズに対して共通の
プローブユニットが使える。したがって、被測定基板の
サイズを変更する場合に、プローブユニットの交換作業
が不要になり、基板サイズの変更に伴うプローブユニッ
トの調節作業は一人の作業者によって短時間で終了す
る。また、基板サイズごとにプローブユニットを準備し
たり保管したりする必要がない。なお、被測定基板とし
て液晶基板を例にとると、本発明のプローブユニットを
用いたとしても、液晶基板のタイプが違えば別個のプロ
ーブユニットが必要になり、また、アレイプローバと点
灯検査プローバに対してもそれぞれ専用のプローブユニ
ットが必要になることに変わりはない。それでも、例え
ば3種類の基板サイズに対して共通のプローブユニット
を使用することにより、プローブユニットの必要個数
は、従来構造のプローブユニットに比べて3分の1にな
る。
【0015】この発明が適用される被測定基板は、矩形
であって周辺部に多数の電極が配置されているものであ
り、典型的には、液晶表示パネルやプラズマディスプレ
イパネルなどのフラットディスプレイパネルの基板が該
当する。さらには、これらの基板の周辺部において、基
板サイズが違っても、TABごとに分割されたパッド領
域の寸法が共通しているものに本発明は適用できる。
【0016】プローブブロックに取り付けられる接触子
の形態は特に限定されないが、片持ち式のプローブ針
や、配線パターン上に形成されたバンプ電極などが利用
できる。
【0017】枠状のプローブベースには4つの辺がある
が、どの辺にプローブブロックを配置するかは、被測定
基板のパッド領域の配置形態に依存する。例えば、被測
定基板において二つのX辺と一つのY辺にパッド領域が
配置されていれば、これに対応してプローブベースの三
つの辺にプローブブロックを配置することになる。矩形
の被測定基板には縦と横に配線が形成されているのが普
通であるから、基板上のパッド領域は少なくとも一つの
X辺と一つのY辺に存在する。したがって、この発明で
は、プローブユニットの少なくとも一つのX辺と少なく
とも一つのY辺とにプローブブロックを配置することに
なる。
【0018】この発明では、プローブブロックの位置を
調節することによって、異なる基板サイズに対応するよ
うにしているので、プローブブロックの位置決め精度
が、プローブ針と被測定基板の電極との位置合わせ精度
に影響してくる。そこで、各プローブブロックにプロー
ブ針の位置調節機構を設ければ、プローブブロック自体
の位置決め精度がそれほど高くなくても、プローブ針と
被測定基板の電極との位置合わせ精度を確保できる。プ
ローブブロックに設けることのできる、プローブ針の位
置調節機構としては、特開平3−218472号公報に
開示されたものがある。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のプローブユニ
ットの一実施形態を示す平面図である。図2(A)はそ
の側面断面図(図1の2−2線断面図)であリ、図3は
その正面図である。図1において、矩形の枠状のプロー
ブベース40の一つのX辺(X方向に延びる辺)42に
は1対の第1静止ガイド44が設けられていて、この第
1静止ガイド44はY方向に延びている。X方向とY方
向は互いに垂直である。第1静止ガイド44には、X方
向に延びる第1可動ガイド46が摺動可能に係合してい
る。図3によく示されているように、第1可動ガイド4
6には、矩形断面の第1静止ガイド44に係合する溝が
形成されており、この第1可動ガイド46は第1静止ガ
イド44に沿ってY方向に移動できる。図1に戻って、
この第1可動ガイド46には、X方向に延びる第1ガイ
ド溝48が形成されている。この第1ガイド溝48には
4個のプローブブロック50が摺動可能に係合してい
て、このプローブブロック50は第1ガイド溝48に沿
ってX方向に移動できる。図2(A)によく示されてい
るように、第1ガイド溝48はアリ溝の形状であり、こ
のアリ溝に適合するような断面形状を有する突部がプロ
ーブブロック50に形成されている。
【0020】プローブベースのもう一方のX辺43に
も、上述のX辺42と同様に、1対の第1静止ガイド4
4と、一つの第1可動ガイド46と、4個のプローブブ
ロック50とが設けられている。このX辺43のところ
の図示では、プローブブロック50を一点鎖線で示して
いる。
【0021】プローブベース40の一つのY辺(Y方向
に延びる辺)52には1対の第2静止ガイド54が設け
られていて、この第2静止ガイド54はX方向に延びて
いる。この第2静止ガイド54には、Y方向に延びる第
2可動ガイド56が摺動可能に係合していて、この第2
可動ガイド56は第2静止ガイド54に沿ってX方向に
移動できる。この第2可動ガイド56には、Y方向に延
びる第2ガイド溝58が形成されている。この第2ガイ
ド溝58に3個のプローブブロック50が摺動可能に係
合していて、このプローブブロック50は第2ガイド溝
58に沿ってY方向に移動できる。
【0022】二つのX辺42、43と一つのY辺52に
取り付けられている各プローブブロック50には多数の
プローブ針51(図2(A)参照)が取り付けられてい
て、これらのプローブ針は、液晶基板のパッド領域の電
極と同じ配列ピッチになっている。これらのプローブ針
は、TAB単位にグループ化されていて、各グループが
一つのプローブブロック50に取り付けられている。プ
ローブブロック50の後端にはフレキシブル配線板60
の一端が接続され、フレキシブル配線板60の他端には
コネクタ62が接続されている。このコネクタ62はテ
スターに接続される。プローブブロック50には、プロ
ーブブロックに対するプローブ針の先端位置を微調整す
るための位置調節機構を設けてもよい。
【0023】第1可動ガイド46と第2可動ガイド56
は、位置決めピンやプランジャ等の位置決め機構を用い
て、液晶基板のサイズに応じた所定の位置(第1静止ガ
イド44または第2静止ガイド54に沿った所定の位
置)に位置決めすることができ、また、ネジやクランプ
等の固定機構を用いて第1静止ガイド44または第2静
止ガイド54上に固定できる。また、プローブブロック
50も、位置決めピンやプランジャ等の位置決め機構を
用いて、液晶基板のサイズに応じた所定の位置(第1ガ
イド溝48または第2ガイド溝58に沿った所定の位
置)に位置決めすることができ、ネジやクランプ等の固
定機構を用いて第1可動ガイド46または第2可動ガイ
ド56に固定できる。
【0024】次に、このプローブユニットを用いてサイ
ズの異なる液晶基板を検査する手順を説明する。図1に
示す状態は、10インチの液晶基板を測定するときのプ
ローブユニットの状態である。各プローブブロック50
のプローブ針の位置は、図9の10インチの液晶基板1
8aのパッド領域24に対応している。この状態から、
11インチまたは12インチの液晶基板を検査できるよ
うにプローブユニットを調節するには、次のようにす
る。まず、第1可動ガイド46と第2可動ガイド56
を、その固定を解除してから、第1静止ガイド44また
は第2静止ガイド54に沿って動かして、11インチま
たは12インチの液晶基板に対応した位置まで移動し、
固定機構を用いて固定する。これにより、第1可動ガイ
ド46と第2可動ガイド56は、より大きな基板サイズ
に適合するように広がる。次に、各プローブブロック5
0を、その固定を解除してから、第1ガイド溝48また
は第2ガイド溝58に沿って動かして、11インチまた
は12インチの液晶基板に対応した位置まで移動し、固
定機構を用いて固定する。これにより、各プローブブロ
ック50のプローブ針の位置は、図9の11インチの液
晶基板18bまたは12インチの液晶基板18cのパッ
ド領域24に対応する。さらに、プローブブロック50
にプローブ針の位置調節機構を設けてあれば、引き続い
て、プローブ針と液晶基板の電極との位置合わせ実施す
る。
【0025】同じタイプ(例えばSVGAタイプ)の液
晶基板であれば、サイズが違っても、TABごとに分割
された個々のパッド領域が同じ寸法なので、各プローブ
ブロックの位置を液晶基板のサイズに応じて(すなわち
パッド領域の配置位置に応じて)調節すれば、本発明の
ように共通のプローブユニットで対応できる。
【0026】図4は、図1のプローブユニットを12イ
ンチの液晶基板に対応するように調節した後の平面図で
あり、図2(B)はその側面断面図である。図1または
図2(A)と比較して、プローブブロック50同士の間
隔が広がっていることがよく分かる。
【0027】上述の実施形態の説明では、10インチ、
11インチ、12インチの3種類のサイズの液晶基板の
例を用いて説明したが、基板サイズはこれに限定されな
い。また、液晶基板以外の被測定基板に本発明を適用す
ることもできる。
【0028】上述の実施形態では、静止ガイドと可動ガ
イドの間の可動機構や、可動ガイドとプローブブロック
との間の可動機構は、いずれも、溝を利用した摺動機構
としているが、これ以外の可動機構であっても構わな
い。例えば、プローブブロックの側に、プローブブロッ
クの移動範囲をカバーするだけの長孔を設けて、この長
孔にネジを通して、このネジでプローブブロックを可動
ガイドに固定することもできる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、被測定基板のサイズに合わ
せて複数のプローブブロックの位置を調節できるように
したので、被測定基板のサイズを変更する場合に、プロ
ーブユニットの交換作業が不要になる。したがって、基
板サイズの変更に伴うプローブユニットの調節作業は一
人の作業者によって短時間で終了する。また、基板サイ
ズごとにプローブユニットを準備したり保管したりする
必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプローブユニットの一実施形態を示
す平面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1のプローブユニットの正面図である。
【図4】図1のプローブユニットの別の状態を示す平面
図である。
【図5】従来のプローブユニットの平面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】液晶基板に形成された配線図の一例である。
【図8】液晶基板のパッド領域の配置例を示す平面図で
ある。
【図9】液晶基板のサイズの違いによるパッド領域の位
置の違いを示す平面図である。
【符号の説明】
40 プローブベース 42、43 X辺 44 第1静止ガイド 46 第1可動ガイド 48 第1ガイド溝 50 プローブブロック 52 Y辺 54 第2静止ガイド 56 第2可動ガイド 58 第2ガイド溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の被測定基板の周辺部に配置された
    多数の電極に接触子を接触させて被測定基板を検査する
    プローブユニットにおいて、次の構成を備えるプローブ
    ユニット。 (イ)X方向に延びるX辺と前記X方向に垂直なY方向
    に延びるY辺とを備える枠状のプローブベース。 (ロ)前記プローブベースの前記X辺においてY方向に
    位置調節可能に取り付けられた第1可動ベース。 (ハ)前記プローブベースの前記Y辺においてX方向に
    位置調節可能に取り付けられた第2可動ベース。 (ニ)前記第1可動ベースに対してX方向に位置調節可
    能に取り付けられていて前記接触子を備える複数のプロ
    ーブブロック。 (ホ)前記第2可動ベースに対してY方向に位置調節可
    能に取り付けられていて前記接触子を備える複数のプロ
    ーブブロック。
  2. 【請求項2】 矩形の被測定基板の周辺部に配置された
    多数の電極に接触子を接触させて被測定基板を検査する
    プローブユニットの調節方法において、次の段階を備え
    る調節方法。 (イ)枠状のプローブベースのX方向に延びるX辺にお
    いて、第1可動ベースを、前記X方向に垂直なY方向に
    位置調節する段階。 (ロ)前記プローブベースのY方向に延びるY辺におい
    て、第2可動ベースをX方向に位置調節する段階。 (ハ)前記第1可動ベースに対して、前記接触子を備え
    た複数のプローブブロックをX方向に位置調節する段
    階。 (ニ)前記第2可動ベースに対して、前記接触子を備え
    た複数のプローブブロックをY方向に位置調節する段
    階。
  3. 【請求項3】 被測定基板のサイズに応じて、前記X辺
    におけるプローブブロック同士の間隔を調節するととも
    に前記Y辺におけるプローブブロック同士の間隔を調節
    することを特徴とする請求項2記載の調節方法。
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