JPH09158841A - ポンプハウジング及びその製造方法 - Google Patents
ポンプハウジング及びその製造方法Info
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- JPH09158841A JPH09158841A JP8230574A JP23057496A JPH09158841A JP H09158841 A JPH09158841 A JP H09158841A JP 8230574 A JP8230574 A JP 8230574A JP 23057496 A JP23057496 A JP 23057496A JP H09158841 A JPH09158841 A JP H09158841A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/22—Moulds for peculiarly-shaped castings
- B22C9/24—Moulds for peculiarly-shaped castings for hollow articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D25/00—Special casting characterised by the nature of the product
- B22D25/02—Special casting characterised by the nature of the product by its peculiarity of shape; of works of art
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S415/915—Pump or portion thereof by casting or molding
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Compressor (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形の際に、コアの製作、設置、及び除
去工程の不要なポンプハウジング及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 本発明はポンプハウジング３００の片方
ずつをそれぞれ射出する１次成形工程と、１次成形物を
互いに組み立てて２次金型の内部に設置した後、ポンプ
ハウジングの外表面を再び２次成形する２次成形工程と
からなる。
去工程の不要なポンプハウジング及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 本発明はポンプハウジング３００の片方
ずつをそれぞれ射出する１次成形工程と、１次成形物を
互いに組み立てて２次金型の内部に設置した後、ポンプ
ハウジングの外表面を再び２次成形する２次成形工程と
からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプハウジング及
びその製造方法に関し、より具体的には、温水循環用の
ポンプハウジングの成形工程を一次成形工程と２次成形
工程とに分離することで製品の品質を向上させ低コスト
化できるポンプハウジング及びその製造方法に関する。
びその製造方法に関し、より具体的には、温水循環用の
ポンプハウジングの成形工程を一次成形工程と２次成形
工程とに分離することで製品の品質を向上させ低コスト
化できるポンプハウジング及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の成形方法によって成形された温水
循環ポンプのポンプハウジングを図１及び図２に示す。
図１はポンプハウジングの平面図で、図２は正断面図で
ある。図１及び図２に示すように、ポンプハウジング１
０は、流体が流入するための流入口１５、流入した流体
の流動を円滑にし流量の和を一定にするために形成され
たボリュート室１１、及び上記流入した流体を排出する
ための流出口１３からなる。ボリュート室１１の内部に
は渦状の螺旋溝１７が形成されている。上記したような
ポンプハウジング１０は、射出成形の時に螺旋溝１７の
形状と流体の流動条件に適合するように流線形に形成さ
れた流入口１５及び流出口１３の構造によって、一回の
射出成形で完成品を作り上げるのは不可能である。この
ため、金型の中空物であるコアを用いて成形し、成形後
はこのコアを除去しなければならない。
循環ポンプのポンプハウジングを図１及び図２に示す。
図１はポンプハウジングの平面図で、図２は正断面図で
ある。図１及び図２に示すように、ポンプハウジング１
０は、流体が流入するための流入口１５、流入した流体
の流動を円滑にし流量の和を一定にするために形成され
たボリュート室１１、及び上記流入した流体を排出する
ための流出口１３からなる。ボリュート室１１の内部に
は渦状の螺旋溝１７が形成されている。上記したような
ポンプハウジング１０は、射出成形の時に螺旋溝１７の
形状と流体の流動条件に適合するように流線形に形成さ
れた流入口１５及び流出口１３の構造によって、一回の
射出成形で完成品を作り上げるのは不可能である。この
ため、金型の中空物であるコアを用いて成形し、成形後
はこのコアを除去しなければならない。
【０００３】図３に、かかるポンプハウジング１０を従
来の成形方法によって製造する工程手順を示す。図３に
よれば、ポンプハウジング１０の外表面の形状の金型を
製作する金型製作工程と、流入口１５、流出口１３及び
ボリュート室１１の内部を形成するコアを製作するコア
製作工程とが、予め行われる必要がある。これらの工程
の終了後、製作された金型の内部にコアを設置するコア
設置工程と射出成形工程を順次行う。引き続き、成形
後、ポンプハウジング１０を金型から外し、ポンプハウ
ジング１０の内部からコアを除去するコア除去工程が行
われる。これによって、ポンプハウジング１０の成形工
程が完了し、完成品のポンプハウジング１０が出来上が
る。
来の成形方法によって製造する工程手順を示す。図３に
よれば、ポンプハウジング１０の外表面の形状の金型を
製作する金型製作工程と、流入口１５、流出口１３及び
ボリュート室１１の内部を形成するコアを製作するコア
製作工程とが、予め行われる必要がある。これらの工程
の終了後、製作された金型の内部にコアを設置するコア
設置工程と射出成形工程を順次行う。引き続き、成形
後、ポンプハウジング１０を金型から外し、ポンプハウ
ジング１０の内部からコアを除去するコア除去工程が行
われる。これによって、ポンプハウジング１０の成形工
程が完了し、完成品のポンプハウジング１０が出来上が
る。
【０００４】ここで、コア製作工程はコアの種類によっ
て異なる。つまり、ポンプハウジング１０を成形した後
コアを除去するロストコアは、鋳物成形で鋳物砂を用い
て成形した後コアを粉砕して除去する鋳物砂ロストコア
と、射出成形で鉛とビスマスとの合金を挿入して成形し
た後、これを溶かして除去するロストコアとがある。
て異なる。つまり、ポンプハウジング１０を成形した後
コアを除去するロストコアは、鋳物成形で鋳物砂を用い
て成形した後コアを粉砕して除去する鋳物砂ロストコア
と、射出成形で鉛とビスマスとの合金を挿入して成形し
た後、これを溶かして除去するロストコアとがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このようなロストコア
を利用したポンプハウジングの成形方法は、金型製作及
びコア製作工程、コア設置工程、成形工程及びコア除去
工程によるため、比較的長い工程が必要となり、特に、
コア除去工程は長時間が所要され作業の難易度が高いと
いう不都合があった。つまり、射出成形の場合、鉛とビ
スマスとの合金を成形した後、熱を加えて溶かし除去す
るため、長時間がかかり、作業が難しく過度な費用がか
かってしまうという不都合があった。このため、特別な
製品を除く一般の製品には適合していない。
を利用したポンプハウジングの成形方法は、金型製作及
びコア製作工程、コア設置工程、成形工程及びコア除去
工程によるため、比較的長い工程が必要となり、特に、
コア除去工程は長時間が所要され作業の難易度が高いと
いう不都合があった。つまり、射出成形の場合、鉛とビ
スマスとの合金を成形した後、熱を加えて溶かし除去す
るため、長時間がかかり、作業が難しく過度な費用がか
かってしまうという不都合があった。このため、特別な
製品を除く一般の製品には適合していない。
【０００６】また、鋳物成形の場合、鋳物砂ロストコア
を、成形後破れるか、粉砕して除去するため、やはり長
時間がかかり作業が難しいという不都合があった。その
他、成形工程においては、鎔湯が注入される時、金型に
設置されたロストコアが揺れて一側に押されたり、片寄
ったりし、特に、鋳物成形の場合、鋳物が破損される
時、ロストコアが動かされるという不都合があった。ま
た、ロストコアの撓みを防止するためにコア内に芯棒が
挿入されるが、それにも拘らず鎔湯の高熱によってロス
トコアが撓み変形し、製品の不良につながるという問題
点があった。
を、成形後破れるか、粉砕して除去するため、やはり長
時間がかかり作業が難しいという不都合があった。その
他、成形工程においては、鎔湯が注入される時、金型に
設置されたロストコアが揺れて一側に押されたり、片寄
ったりし、特に、鋳物成形の場合、鋳物が破損される
時、ロストコアが動かされるという不都合があった。ま
た、ロストコアの撓みを防止するためにコア内に芯棒が
挿入されるが、それにも拘らず鎔湯の高熱によってロス
トコアが撓み変形し、製品の不良につながるという問題
点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は上記し
た問題点を解決するためになされたものであり、本発明
の目的は、成形工程を１次成形と２次成形とに分離する
ことで製品の品質を向上させ、製造工程を単純かつ容易
にしたポンプハウジング及び上記ポンプハウジングの製
造方法を提供することである。
た問題点を解決するためになされたものであり、本発明
の目的は、成形工程を１次成形と２次成形とに分離する
ことで製品の品質を向上させ、製造工程を単純かつ容易
にしたポンプハウジング及び上記ポンプハウジングの製
造方法を提供することである。
【０００８】上記したような本発明の目的は、一側に流
体を流入するための流入口が形成され、中央に上記流入
口に連通するボリュート室が形成され、上記流入口の向
かい合う側に上記流体を流出するための流出口が形成さ
れた１次成形物の片方である左側成形物；上記左側成形
物の断面に接合し上記流入口、流出口及びボリュート室
の内部空間を形成する１次成形物の残りの片方である右
側成形物；及び接合した上記左側成形物及び上記右側成
形物の外表面に射出される２次成形物；を含むことを特
徴とするポンプハウジングによって達成される。
体を流入するための流入口が形成され、中央に上記流入
口に連通するボリュート室が形成され、上記流入口の向
かい合う側に上記流体を流出するための流出口が形成さ
れた１次成形物の片方である左側成形物；上記左側成形
物の断面に接合し上記流入口、流出口及びボリュート室
の内部空間を形成する１次成形物の残りの片方である右
側成形物；及び接合した上記左側成形物及び上記右側成
形物の外表面に射出される２次成形物；を含むことを特
徴とするポンプハウジングによって達成される。
【０００９】ここで、上記ボリュート室の内壁には上記
流出口と連結され流体の流動を円滑にする螺旋溝が形成
されているのが望ましく、上記１次成形物の外表面には
上記２次成形物の射出時の流動を防止する多数の突起が
形成されているのが望ましい。また、上記１次成形物の
外表面には上記２次成形物の鎔湯の円滑な鎔着のために
多数の凹溝が形成され得る。更に、上記左側成形物と上
記右側成形物との接合部は、上記２次成形物の鎔湯が上
記１次成形物の内部に流入することを防ぐために、一接
合端にはガイド突起が形成され、他接合端には上記ガイ
ド突起と嵌合するガイド溝が形成され得る。
流出口と連結され流体の流動を円滑にする螺旋溝が形成
されているのが望ましく、上記１次成形物の外表面には
上記２次成形物の射出時の流動を防止する多数の突起が
形成されているのが望ましい。また、上記１次成形物の
外表面には上記２次成形物の鎔湯の円滑な鎔着のために
多数の凹溝が形成され得る。更に、上記左側成形物と上
記右側成形物との接合部は、上記２次成形物の鎔湯が上
記１次成形物の内部に流入することを防ぐために、一接
合端にはガイド突起が形成され、他接合端には上記ガイ
ド突起と嵌合するガイド溝が形成され得る。
【００１０】また、上記したような本発明の目的は、一
側に流体を流入するための流入口が形成され、中央に上
記流入口に連通するボリュート室が形成され、上記流入
口の向かい合う側に上記流体を流出させるための流出口
が形成された１次成形物の片方である左側成形物；上記
左側成形物の断面に接合し上記流入口、流出口及びボリ
ュート室の内部空間を完成する上記１次成形物のうち残
りの片方である右側成形物；上記ボリュート室の内壁に
上記流出口と連結され流体の流動を円滑にするために形
成された螺旋溝；接合している上記左側成形物及び上記
右側成形物の外表面に射出される２次成形物；上記１次
成形物の外表面に上記２次成形物の射出時の流動を防止
するために形成された多数の突起；上記１次成形物の外
表面に上記２次成形物の鎔湯の円滑な鎔着のために形成
された多数の凹溝；上記左側成形物と上記右側成形物と
の接合部に、上記２次成形物の鎔湯が上記１次成形物の
内部に流入することを防ぐために、その一接合端に形成
されたガイド突起；及び上記ガイド突起と嵌合するよう
に他接合端に形成されたガイド溝；を含むことを特徴と
するポンプハウジングによっても達成され得る。
側に流体を流入するための流入口が形成され、中央に上
記流入口に連通するボリュート室が形成され、上記流入
口の向かい合う側に上記流体を流出させるための流出口
が形成された１次成形物の片方である左側成形物；上記
左側成形物の断面に接合し上記流入口、流出口及びボリ
ュート室の内部空間を完成する上記１次成形物のうち残
りの片方である右側成形物；上記ボリュート室の内壁に
上記流出口と連結され流体の流動を円滑にするために形
成された螺旋溝；接合している上記左側成形物及び上記
右側成形物の外表面に射出される２次成形物；上記１次
成形物の外表面に上記２次成形物の射出時の流動を防止
するために形成された多数の突起；上記１次成形物の外
表面に上記２次成形物の鎔湯の円滑な鎔着のために形成
された多数の凹溝；上記左側成形物と上記右側成形物と
の接合部に、上記２次成形物の鎔湯が上記１次成形物の
内部に流入することを防ぐために、その一接合端に形成
されたガイド突起；及び上記ガイド突起と嵌合するよう
に他接合端に形成されたガイド溝；を含むことを特徴と
するポンプハウジングによっても達成され得る。
【００１１】そして、上述した本発明の目的は、一側に
流体を流入するための流入口が形成され、中央に上記流
入口に連通するボリュート室が形成され、上記流入口の
向かい合う側に上記流体を流出するための流出口が形成
された１次成形物の一部分を射出する金型をそれぞれ用
意する段階；上記１次成形物の外表面に射出される２次
成形物の金型を用意する段階；１次成形物を成形する段
階；及び２次成形物を成形する段階；を含むことを特徴
とするポンプハウジングの製造方法によっても達成され
得る。
流体を流入するための流入口が形成され、中央に上記流
入口に連通するボリュート室が形成され、上記流入口の
向かい合う側に上記流体を流出するための流出口が形成
された１次成形物の一部分を射出する金型をそれぞれ用
意する段階；上記１次成形物の外表面に射出される２次
成形物の金型を用意する段階；１次成形物を成形する段
階；及び２次成形物を成形する段階；を含むことを特徴
とするポンプハウジングの製造方法によっても達成され
得る。
【００１２】ここで、上記１次成形物の金型を用意する
段階は上記１次成形物のうち左側成形物の金型を用意す
る段階；及び上記左側成形物の断面に接合し上記流入
口、流出口及びボリュート室の内部空間を形成する１次
成形物の残りの片方である右側成形物の金型を用意する
段階；を含むことが望ましい。また、２次成形物を成形
する段階は上記左側成形物と上記右側成形物とを接合す
る段階；上記接合した１次成形物を上記２次成形物の金
型内に設置する段階；上記２次成形物の金型内部と上記
１次成形物の間隙との間から射出する段階；を含むこと
ができる。
段階は上記１次成形物のうち左側成形物の金型を用意す
る段階；及び上記左側成形物の断面に接合し上記流入
口、流出口及びボリュート室の内部空間を形成する１次
成形物の残りの片方である右側成形物の金型を用意する
段階；を含むことが望ましい。また、２次成形物を成形
する段階は上記左側成形物と上記右側成形物とを接合す
る段階；上記接合した１次成形物を上記２次成形物の金
型内に設置する段階；上記２次成形物の金型内部と上記
１次成形物の間隙との間から射出する段階；を含むこと
ができる。
【００１３】前述したように、本発明によるポンプハウ
ジングはコアの役割をする１次成形物と上記１次成形物
の外表面に一体的に成形される２次成形物とで構成され
る。１次成形物は流入口、流出口及びボリュート室の縦
断面を有する左側成形物と右側成形物とで構成される。
つまり、左側成形物はポンプハウジングの中心を縦方向
に貫通して切断した時、左側にある物体の形状であり、
右側成形物はポンプハウジングの中心を縦方向に貫通し
て切断した時、右側にある物体の形状をしている。この
ような左側成形物と右側成形物はそれぞれの金型で別々
に成形された後、組み立てられて２次成形物のコアの役
割をする。
ジングはコアの役割をする１次成形物と上記１次成形物
の外表面に一体的に成形される２次成形物とで構成され
る。１次成形物は流入口、流出口及びボリュート室の縦
断面を有する左側成形物と右側成形物とで構成される。
つまり、左側成形物はポンプハウジングの中心を縦方向
に貫通して切断した時、左側にある物体の形状であり、
右側成形物はポンプハウジングの中心を縦方向に貫通し
て切断した時、右側にある物体の形状をしている。この
ような左側成形物と右側成形物はそれぞれの金型で別々
に成形された後、組み立てられて２次成形物のコアの役
割をする。
【００１４】２次成形物は上記のように１次成形物の外
表面に射出されポンプハウジングの外表面を構成し、か
つ、組み立てられた１次成形物が相互分離されないよう
に一体的に形成される。更に、上記のような本発明によ
るポンプハウジングの製造方法は、一対の１次成形物を
成形する工程と、１次成形物をコアとして使用して２次
成形物を成形する工程とに、大分される。
表面に射出されポンプハウジングの外表面を構成し、か
つ、組み立てられた１次成形物が相互分離されないよう
に一体的に形成される。更に、上記のような本発明によ
るポンプハウジングの製造方法は、一対の１次成形物を
成形する工程と、１次成形物をコアとして使用して２次
成形物を成形する工程とに、大分される。
【００１５】１次成形物を成形する工程は、ポンプハウ
ジングの縦方向の片方ずつを構成する左側成形物及び右
側成形物の金型を製作する段階と、これらの金型を利用
して成形する段階とからなる。２次成形物を成形する工
程は、２次成形物の金型を製作する段階と、上記一対の
１次成形物を２次成形物の金型内に挿設した後、最終成
形によってポンプハウジングを完成する段階とからな
る。
ジングの縦方向の片方ずつを構成する左側成形物及び右
側成形物の金型を製作する段階と、これらの金型を利用
して成形する段階とからなる。２次成形物を成形する工
程は、２次成形物の金型を製作する段階と、上記一対の
１次成形物を２次成形物の金型内に挿設した後、最終成
形によってポンプハウジングを完成する段階とからな
る。
【００１６】従って、上記のように構成された本発明に
よるポンプハウジング及びその製造方法によれば、２次
成形物の成形工程で注入された鎔湯の圧力によって１次
成形物の搖れが防止され、注入された鎔湯の１次成形物
内への流入が防止される。また、流入口やアンダーカッ
ト等に必要なコア製作及びコア除去工程が不要であるた
め、迅速な量産が可能になり、作業の難易度が改善され
品質の均一化が図れ、不良品の減少によって低コスト化
できるという利点がある。
よるポンプハウジング及びその製造方法によれば、２次
成形物の成形工程で注入された鎔湯の圧力によって１次
成形物の搖れが防止され、注入された鎔湯の１次成形物
内への流入が防止される。また、流入口やアンダーカッ
ト等に必要なコア製作及びコア除去工程が不要であるた
め、迅速な量産が可能になり、作業の難易度が改善され
品質の均一化が図れ、不良品の減少によって低コスト化
できるという利点がある。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
をより詳細に説明する。図４には本発明の成形方法によ
るポンプハウジングの工程手順図を示す。図４によれ
ば、１次成形物の金型（以下では、“１次金型”と呼
ぶ）の製作工程とはポンプハウジングの縦方向の片方を
成形するための金型を製作することであり、２次成形物
の金型（以下では、“２次金型”と呼ぶ）の製作工程と
は１次成形物の外表面に成形されポンプハウジングの外
形を構成する金型を製作する工程である。
をより詳細に説明する。図４には本発明の成形方法によ
るポンプハウジングの工程手順図を示す。図４によれ
ば、１次成形物の金型（以下では、“１次金型”と呼
ぶ）の製作工程とはポンプハウジングの縦方向の片方を
成形するための金型を製作することであり、２次成形物
の金型（以下では、“２次金型”と呼ぶ）の製作工程と
は１次成形物の外表面に成形されポンプハウジングの外
形を構成する金型を製作する工程である。
【００１８】１次成形物の成形工程とは１次金型を利用
して１次成形物、即ち、左側成形物と右側成形物をそれ
ぞれ成形する工程である。その後、成形された左側成形
物及び右側成形物は当接され組み立てられて、次の２次
金型内に挿入され固定される。２次成形物の成形工程と
は上記２次金型と１次成形物との間に鎔湯を注入して最
終的にポンプハウジングを完成する工程である。
して１次成形物、即ち、左側成形物と右側成形物をそれ
ぞれ成形する工程である。その後、成形された左側成形
物及び右側成形物は当接され組み立てられて、次の２次
金型内に挿入され固定される。２次成形物の成形工程と
は上記２次金型と１次成形物との間に鎔湯を注入して最
終的にポンプハウジングを完成する工程である。
【００１９】図５には本発明によるポンプハウジングの
うち、一対の１次成形物の平面図を示す。同図によれ
ば、１次成形物１０２は左側成形物１００と右側成形物
１０１とで構成される。左側成形物１００には右側成形
物１０１との当接部にガイド突起１０９が形成され、こ
れに対応する右側成形物１０１の部位にはガイド溝１１
１が形成され上記ガイド突起１０９に嵌合するようにな
っている。このように、左側成形物１００と右側成形物
１０１が相互噛み合って組み立てられることで、ポンプ
ハウジング３００の内部面、即ち、流入口、流出口及び
ボリュート室が完成される。左側成形物１００及び右側
成形物１０１の外表面には多数の突起１１３が突設され
て２次成形工程で１次成形物１０２の流動を防止する。
このような突起１１３は所定の高さを有し、外表面上で
存在する位置は突起１１３同士間に大きな間隔差が発生
しないようにしながら位置すればいい。
うち、一対の１次成形物の平面図を示す。同図によれ
ば、１次成形物１０２は左側成形物１００と右側成形物
１０１とで構成される。左側成形物１００には右側成形
物１０１との当接部にガイド突起１０９が形成され、こ
れに対応する右側成形物１０１の部位にはガイド溝１１
１が形成され上記ガイド突起１０９に嵌合するようにな
っている。このように、左側成形物１００と右側成形物
１０１が相互噛み合って組み立てられることで、ポンプ
ハウジング３００の内部面、即ち、流入口、流出口及び
ボリュート室が完成される。左側成形物１００及び右側
成形物１０１の外表面には多数の突起１１３が突設され
て２次成形工程で１次成形物１０２の流動を防止する。
このような突起１１３は所定の高さを有し、外表面上で
存在する位置は突起１１３同士間に大きな間隔差が発生
しないようにしながら位置すればいい。
【００２０】図６には本発明によるポンプハウジングの
うち、２次成形物の平面図を示す。同図によれば、組み
立てられた左側成形物１００と右側成形物１０１の外表
面には所定の厚さを有する２次成形物２００が成形され
てポンプハウジング３００を形成している。図７は図５
の１次成形物１０２のうち、左側成形物１００の断面図
を示す。つまり、図７には、ポンプハウジング３００の
内部をなす流露がどのように形成され連結されているか
を示す。
うち、２次成形物の平面図を示す。同図によれば、組み
立てられた左側成形物１００と右側成形物１０１の外表
面には所定の厚さを有する２次成形物２００が成形され
てポンプハウジング３００を形成している。図７は図５
の１次成形物１０２のうち、左側成形物１００の断面図
を示す。つまり、図７には、ポンプハウジング３００の
内部をなす流露がどのように形成され連結されているか
を示す。
【００２１】図７において右側には温水が流入する流入
口１０５が形成され、中央には流入口１０５と上部が連
結されたボリュート室１０７が形成されている。ボリュ
ート室１０７の側壁には温水の流動を円滑にするための
螺旋溝１０６が形成され、螺旋溝１０６の終わり部分に
は温水が流出する流出口１０３が形成されている。この
ようなボリュート室１０７は温水を円滑に導き、流量成
分の和を一定に維持する役割をする。ボリュート室１０
７の低部は開放されており、ポンプハウジング３００を
ポンプの胴体（図示せず）に締結した時、ポンプの内部
と連通されるようになっている。
口１０５が形成され、中央には流入口１０５と上部が連
結されたボリュート室１０７が形成されている。ボリュ
ート室１０７の側壁には温水の流動を円滑にするための
螺旋溝１０６が形成され、螺旋溝１０６の終わり部分に
は温水が流出する流出口１０３が形成されている。この
ようなボリュート室１０７は温水を円滑に導き、流量成
分の和を一定に維持する役割をする。ボリュート室１０
７の低部は開放されており、ポンプハウジング３００を
ポンプの胴体（図示せず）に締結した時、ポンプの内部
と連通されるようになっている。
【００２２】図８には図６に示すポンプハウジング３０
０の断面図を示す。図８に示すように、左側成形物１０
０の外表面には所定の厚さを有する２次成形物２００が
射出形成されている。つまり、左側成形物１００に２次
成形物２００が形成されることで、ポンプハウジング３
００が出来上がる。図９は本発明による第１実施例であ
り、２次金型１３０に突起１１３を有する１次成形物が
設置された状態を示す断面図である。図９に示すよう
に、２次金型１３０はポンプハウジング３００の外形を
成形できるように製作され、その内部には一対の左側成
形物１００及び右側成形物１０１が当接され組み立てら
れた状態で挿入されるようになっている。
０の断面図を示す。図８に示すように、左側成形物１０
０の外表面には所定の厚さを有する２次成形物２００が
射出形成されている。つまり、左側成形物１００に２次
成形物２００が形成されることで、ポンプハウジング３
００が出来上がる。図９は本発明による第１実施例であ
り、２次金型１３０に突起１１３を有する１次成形物が
設置された状態を示す断面図である。図９に示すよう
に、２次金型１３０はポンプハウジング３００の外形を
成形できるように製作され、その内部には一対の左側成
形物１００及び右側成形物１０１が当接され組み立てら
れた状態で挿入されるようになっている。
【００２３】２次金型１３０と１次成形物１００、１０
１との間には所定の間隙１３７が形成され２次成形物２
００の鎔湯が流入され得るようになっており、１次成形
物１００、１０１の外表面には２次金型１３０に向かう
多数の突起１１３が形成されている。また、２次金型１
３０には間隙１３７に鎔湯を注入するためのゲート１３
２が設置される。上記ゲート１３２はポンプハウジング
３００の寸法及び射出条件によって１個または２個以上
設置されることができる。左側成形物１００と右側成形
物１０１が２次金型１３０内に設置された後、２次成形
物２００の鎔湯を注入する時、鎔湯の注入圧によって左
側成形物１００と右側成形物１０１が動かされるおそれ
がある。これを防止するために、左側成形物１００また
は右側成形物１０１の内部のうちゲート１３２後面に補
助金型１３４を固設する。
１との間には所定の間隙１３７が形成され２次成形物２
００の鎔湯が流入され得るようになっており、１次成形
物１００、１０１の外表面には２次金型１３０に向かう
多数の突起１１３が形成されている。また、２次金型１
３０には間隙１３７に鎔湯を注入するためのゲート１３
２が設置される。上記ゲート１３２はポンプハウジング
３００の寸法及び射出条件によって１個または２個以上
設置されることができる。左側成形物１００と右側成形
物１０１が２次金型１３０内に設置された後、２次成形
物２００の鎔湯を注入する時、鎔湯の注入圧によって左
側成形物１００と右側成形物１０１が動かされるおそれ
がある。これを防止するために、左側成形物１００また
は右側成形物１０１の内部のうちゲート１３２後面に補
助金型１３４を固設する。
【００２４】図１０は本発明による第２実施例であり、
２次金型１３０に凹溝１４５を有する１次成形物１０
０、１０１が設置された状態を示す断面図である。図１
０に示すように、２次金型１３０と補助金型１３４は図
９の説明と同様であるが、左側成形物１００及び右側成
形物１０１の外表面には突起１１３が形成されておら
ず、多数の凹溝１４５が形成されている。凹溝１４５
は、鎔湯が流れ込まれ２次成形物２００の１次成形物１
０２へのスムーズな鎔着を可能にする。
２次金型１３０に凹溝１４５を有する１次成形物１０
０、１０１が設置された状態を示す断面図である。図１
０に示すように、２次金型１３０と補助金型１３４は図
９の説明と同様であるが、左側成形物１００及び右側成
形物１０１の外表面には突起１１３が形成されておら
ず、多数の凹溝１４５が形成されている。凹溝１４５
は、鎔湯が流れ込まれ２次成形物２００の１次成形物１
０２へのスムーズな鎔着を可能にする。
【００２５】図１１は図９におけるＡ部分の拡大断面図
を示し、同図に示されたように、左側成形物１００のう
ち右側成形物１０１との当接部にはガイド溝１１１が形
成され、これに対応する右側成形物１０１にはガイド突
起１０９が形成されている。このようなガイド突起１０
９とガイド溝１１１とは隙間無く嵌合することで鎔湯の
１次成形物１０２内への浸透を防ぐ役割をする。
を示し、同図に示されたように、左側成形物１００のう
ち右側成形物１０１との当接部にはガイド溝１１１が形
成され、これに対応する右側成形物１０１にはガイド突
起１０９が形成されている。このようなガイド突起１０
９とガイド溝１１１とは隙間無く嵌合することで鎔湯の
１次成形物１０２内への浸透を防ぐ役割をする。
【００２６】図１２は図１０における凹溝部１４５の拡
大断面図である。それぞれの凹溝１４５は１次成形物１
０２の厚さを貫通しない範囲内で所定の厚さだけ掘られ
ている。このような凹溝１４５は１次成形物１０２の外
表面に均一に分布しており、必要に応じて突起１１３が
形成された１次成形物１０２の外表面にも形成すること
ができる。
大断面図である。それぞれの凹溝１４５は１次成形物１
０２の厚さを貫通しない範囲内で所定の厚さだけ掘られ
ている。このような凹溝１４５は１次成形物１０２の外
表面に均一に分布しており、必要に応じて突起１１３が
形成された１次成形物１０２の外表面にも形成すること
ができる。
【００２７】かかる構成の本発明によるポンプハウジン
グ及びその製造方法によれば、１次金型を製作した後、
この１次金型で一対の左側成形物１００及び右側成形物
１０１を射出成形する。左側成形物１００及び右側成形
物１０１はガイド溝１１１とガイド突起１０９を当接さ
せて組み立てた後、２次金型１３０の内部に挿設する。
そして、補助金型１３４を１次成形物１０２の内部に固
定する。その後、ゲート１３２を介して鎔湯を注入すれ
ば、注入される鎔湯が２次金型１３０と１次成形物１０
２との間の間隙１３７に満たされながら固体化される。
この時、補助金型１３４は１次成形物１０２が圧力によ
って流動することを防止する。
グ及びその製造方法によれば、１次金型を製作した後、
この１次金型で一対の左側成形物１００及び右側成形物
１０１を射出成形する。左側成形物１００及び右側成形
物１０１はガイド溝１１１とガイド突起１０９を当接さ
せて組み立てた後、２次金型１３０の内部に挿設する。
そして、補助金型１３４を１次成形物１０２の内部に固
定する。その後、ゲート１３２を介して鎔湯を注入すれ
ば、注入される鎔湯が２次金型１３０と１次成形物１０
２との間の間隙１３７に満たされながら固体化される。
この時、補助金型１３４は１次成形物１０２が圧力によ
って流動することを防止する。
【００２８】２次成形物２００が固められ固体になる
と、補助金型１３４を分離し、その後、２次金型１３０
の内部からポンプハウジング３００を分離し排出する。
これによって、最終的なポンプハウジング３００が出来
上がる。一方、２次成形工程において注入される鎔湯の
材質は１次成形物１０２のそれと同種のものを使用し、
これによって１次成形物１０２と２次成形物２００との
間の馴染みがよくなる。
と、補助金型１３４を分離し、その後、２次金型１３０
の内部からポンプハウジング３００を分離し排出する。
これによって、最終的なポンプハウジング３００が出来
上がる。一方、２次成形工程において注入される鎔湯の
材質は１次成形物１０２のそれと同種のものを使用し、
これによって１次成形物１０２と２次成形物２００との
間の馴染みがよくなる。
【００２９】従って、上記のように構成された本発明に
よるポンプハウジング及びその製造方法によれば、２次
成形物の成形工程で注入された鎔湯の圧力によって１次
成形物の搖れが防止され、注入された鎔湯の１次成形物
内への流入が防止される。また、流入口やアンダカット
等に必要なコア製作及びコア除去工程が不要であるた
め、迅速な量産が可能となり、作業の難易度が改善され
品質の均一化が図れ、また不良品の減少によって低コス
ト化できるという利点がある。
よるポンプハウジング及びその製造方法によれば、２次
成形物の成形工程で注入された鎔湯の圧力によって１次
成形物の搖れが防止され、注入された鎔湯の１次成形物
内への流入が防止される。また、流入口やアンダカット
等に必要なコア製作及びコア除去工程が不要であるた
め、迅速な量産が可能となり、作業の難易度が改善され
品質の均一化が図れ、また不良品の減少によって低コス
ト化できるという利点がある。
【００３０】以上、本発明を望ましい実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されず、当業
者の通常知識の範囲内でその変更や改良が可能であるの
は勿論である。
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されず、当業
者の通常知識の範囲内でその変更や改良が可能であるの
は勿論である。
【図１】従来の成形方法によって成形されたポンプハウ
ジングの平面図である。
ジングの平面図である。
【図２】図１によるポンプハウジングの断面図である。
【図３】従来の成形方法によるポンプハウジングの工程
手順図である。
手順図である。
【図４】本発明の成形方法によるポンプハウジングの工
程手順図である。
程手順図である。
【図５】本発明によるポンプハウジングのうち一対の１
次成形物の平面図である。
次成形物の平面図である。
【図６】本発明によるポンプハウジングのうち２次成形
物の平面図である。
物の平面図である。
【図７】図５の１次成形物のうち左側成形物の断面図で
ある。
ある。
【図８】図６に示すポンプハウジングの断面図である。
【図９】本発明による第１実施例であり、２次成形物の
金型に突起を有する１次成形物が設置された状態を示す
断面図である。
金型に突起を有する１次成形物が設置された状態を示す
断面図である。
【図１０】本発明による第２実施例であり、２次成形物
の金型に凹溝を有する１次成形物が設置された状態を示
す断面図である。
の金型に凹溝を有する１次成形物が設置された状態を示
す断面図である。
【図１１】図９におけるＡ部分の拡大断面図である。
【図１２】図１０における凹溝部分の拡大断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １００ 左側成形物 １０１ 右側成形物 １０２ １次成形物 １０３ 流出口 １０５ 流入口 １０６ 螺旋溝 １０７ ボリュート室 ２００ ２次成形物 ３００ ポンプハウジング
Claims (9)
- 【請求項１】 一側に流体を流入するための流入口が形
成され、中央に上記流入口に連通するボリュート室が形
成され、上記流入口の向かい合う側に上記流体を流出す
るための流出口が形成された１次成形物の片方である左
側成形物；上記左側形成物の断面に接合し上記流入口、
流出口及びボリュート室の内部空間を形成する１次成形
物のうち残りの片方である右側成形物；及び接合してい
る上記左側成形物及び上記右側成形物の外表面に射出さ
れる２次成形物；を含むことを特徴とするポンプハウジ
ング。 - 【請求項２】 上記ボリュート室の内壁には上記流出口
と連結され流体の流動を円滑にするための螺旋溝が形成
されていることを特徴とする請求項１記載のポンプハウ
ジング。 - 【請求項３】 上記１次成形物の外表面には上記２次成
形物の射出時の流動を防止する多数の突起が形成されて
いることを特徴とする請求項１記載のポンプハウジン
グ。 - 【請求項４】 上記１次成形物の外表面には上記２次成
形物の鎔湯の円滑な鎔着のために多数の凹溝が形成され
ていることを特徴とする請求項１記載のポンプハウジン
グ。 - 【請求項５】 上記左側成形物と上記右側成形物との接
合部は、上記２次成形物の鎔湯が上記１次成形物の内部
に流入することを防ぐために、一接合端にはガイド突起
が形成され、他接合端には上記ガイド突起と嵌合するガ
イド溝が形成されていることを特徴とする請求項１記載
のポンプハウジング。 - 【請求項６】 一側に流体を流入するための流入口が形
成され、中央に上記流入口に連通するボリュート室が形
成され、上記流入口の向かい合う側に上記流体を流出す
るための流出口が形成された１次成形物の片方である左
側成形物；上記左側成形物の断面に接合し上記流入口、
流出口及びボリュート室の内部空間を形成する１次成形
物の残りの片方である右側成形物；上記ボリュート室の
内壁に上記流出口と連結され流体の流動を円滑にするた
めに形成された螺旋溝；接合している上記左側成形物及
び上記右側成形物の外表面に射出される２次成形物；上
記１次成形物の外表面に上記２次成形物の射出時の流動
を防止するために形成された多数の突起；上記１次成形
物の外表面に上記２次成形物の鎔湯の円滑な鎔着のため
に形成された多数の凹溝；上記左側成形物と上記右側成
形物との接合部に、上記２次成形物の鎔湯が上記１次成
形物の内部に流入することを防ぐために、一接合端に形
成されたガイド突起；及び上記ガイド突起と嵌合するよ
うに他接合端に形成されたガイド溝；を含むことを特徴
とするポンプハウジング。 - 【請求項７】 一側に流体を流入するための流入口が形
成され、中央に上記流入口に連通するボリュート室が形
成され、上記流入口の向かい合う側に上記流体を流出す
るための流出口が形成された１次成形物の一部分を射出
する金型をそれぞれ用意する段階；上記１次成形物の外
表面に射出される２次成形物の金型を用意する段階；１
次成形物を成形する段階；及び２次成形物を成形する段
階；を含むことを特徴とするポンプハウジング製造方
法。 - 【請求項８】 上記１次成形物の金型を用意する段階
は、 上記１次成形物のうち左側成形物の金型を用意する段
階；及び上記左側成形物の断面に接合し上記流入口、流
出口及びボリュート室の内部空間を形成する１次成形物
の残りの片方の右側成形物の金型を用意する段階；を含
むことを特徴とする請求項７記載のポンプハウジング。 - 【請求項９】 ２次成形物を成形する段階は、 上記左側成形物と上記右側成形物とを接合する段階；上
記接合された１次成形物を上記２次成形物の金型内に設
置する段階；上記２次成形物の金型内部と上記１次成形
物の間隙との間から射出する段階；を含むことを特徴と
する請求項７記載のポンプハウジング製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019950048130A KR0178184B1 (ko) | 1995-12-09 | 1995-12-09 | 온수순환펌프용 펌프하우징의 성형방법과 그 성형물 |
| KR95-48130 | 1995-12-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158841A true JPH09158841A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=19438878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8230574A Pending JPH09158841A (ja) | 1995-12-09 | 1996-08-30 | ポンプハウジング及びその製造方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5947682A (ja) |
| EP (1) | EP0778096B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09158841A (ja) |
| KR (1) | KR0178184B1 (ja) |
| CN (1) | CN1074953C (ja) |
| DE (1) | DE69616947T2 (ja) |
| DK (1) | DK0778096T3 (ja) |
| IN (1) | IN188016B (ja) |
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| JP2017096237A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 株式会社オティックス | コンプレッサハウジングの製造方法 |
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| DE10050448A1 (de) * | 2000-10-12 | 2002-05-02 | Grundfos As | Kernaufbau und Verfahren zum Herstellen eines gegossenen Gehäuses für Fluide unter Verwendung eines solchen Kernaufbaus |
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- 1996-08-23 CN CN96113209A patent/CN1074953C/zh not_active Expired - Fee Related
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