JPH09110226A - 紙葉類搬送装置、紙葉類処理装置及び紙葉類搬送方法 - Google Patents

紙葉類搬送装置、紙葉類処理装置及び紙葉類搬送方法

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JPH09110226A
JPH09110226A JP7272516A JP27251695A JPH09110226A JP H09110226 A JPH09110226 A JP H09110226A JP 7272516 A JP7272516 A JP 7272516A JP 27251695 A JP27251695 A JP 27251695A JP H09110226 A JPH09110226 A JP H09110226A
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paper
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秀樹 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層状態の紙葉類を、荷崩れを生じさせること
なく搬送する紙葉類搬送装置 【解決手段】互いに積層された所定枚数の積層紙葉類
t′の積層方向一側に配置された第1コンベア46と、
積層方向の他側に配置され、両側縁部が第1コンベア4
6および積層紙葉類t′よりも幅狭に形成されて第1コ
ンベア46と共に紙葉類t′を積層方向両側から挟持し
て搬送する第2コンベア48と、第1コンベア46と第
2コンベア48との一方を他方に向けて移動し、積層さ
れた紙葉類を湾曲変形させるコンベア移動装置96とを
備える紙葉類搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに積層された
所定枚数の積層紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置、紙葉
類処理装置及び紙葉類搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類搬送装置には、一般に、
積層状態にある所定枚数の積層紙葉類を、その搬送方向
の後端側から押圧し、次の工程まで搬送するものがあ
る。この積層紙葉類を押圧するときは、積層紙葉類の後
端側の全面を同時に押圧し、積層状態を維持しつつ一定
速度で次の工程まで搬送するようになっている。
【0003】通常、このように積層紙葉類を搬送する紙
葉類搬送装置は、例えば、図11に示すように、それぞ
れが小帯kで施封された100枚の紙葉類からなる10
個の把tを、更に大帯Kで結束した束Tを処理する紙葉
類の処理装置に用いられる。この処理装置では、上記束
Tが装置内に取り込まれ、大帯Kが破封処理されて、個
々の把tに分割され、しかるのち、上記把tの小帯kも
破封処理される。この後、小帯kから分離した紙葉類は
処理に供されるとともに、前記大帯K、小帯kはそれぞ
れカセット(収納箱)内に収納される。そして、上記の
搬送装置により、100枚の紙葉類毎の積層形態t′で
次の工程に送り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の紙葉類
搬送装置においては、次の工程に送り出すべき紙葉類が
大帯Kおよび小帯kのいずれもが破封され、たとえば1
00枚毎の紙葉類を上下方向に単に積層しただけの状態
で搬送され、この搬送中には何等拘束されていない。更
に、この積層紙葉類は常に一定位置を押圧され、その搬
送速度のも一定であるため、積層状態の姿勢あるいは形
状を維持しつつ搬送することが困難である。時には搬送
途中で搬送方向の先端側が下方にだれたり、あるいは、
上側に跳ね上がったりすることがある。更に、積層紙葉
類は、搬送方向の後端側でのみ押圧されるため、次の工
程への受渡し位置で停止したときに、積層紙葉類自身の
慣性力で荷崩れをおこしてしまうこともある。
【0005】このため、従来の紙葉類搬送装置では、次
の工程への紙葉類の送り出しを効率良く行うことができ
ないという不都合があった。本発明は上記の事情に基づ
いてなされたもので、積層状態の紙葉類を、荷崩れを生
じさせることなく搬送する紙葉類搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類搬送装置は、互いに積層された所定
枚数の積層紙葉類を、その積層方向両側から挟持して搬
送する搬送手段と、この搬送手段で搬送される積層紙葉
類を、搬送方向に沿う中央部が積層方向の一側に突出す
る状態に、湾曲変形させる紙葉類湾曲手段と、を備える
ものである。
【0007】この紙葉類搬送装置によれば、積層紙葉類
は、搬送手段により積層方向の両側から挟持され、更
に、この挟持された積層状態で湾曲されることにより、
積層紙葉類は搬送中も確実に積層状態を維持される。
【0008】また、互いに積層された所定枚数の積層紙
葉類の積層方向一側に配置された第1コンベアと、積層
方向他側で、両側縁部が第1コンベアのそれぞれ対応す
る側縁部に対して紙葉類の幅方向にずらして配置され、
第1コンベアと共に紙葉類を積層方向両側から挟持して
搬送する第2コンベアと、前記第1コンベアと第2コン
ベアとの一方を他方に向けて移動し、積層された紙葉類
を湾曲変形させる紙葉類湾曲手段と、を備える。
【0009】この、紙葉類処理装置によれば、前記積層
紙葉類を第1コンベアと共に挟持する第2コンベアの両
側縁部が、第1コンベアのそれぞれ対応する側縁部に対
して紙葉類の幅方向にずらして配置されることにより、
第1コンベアと第2コンベアとの一方を他方に向けて移
動するだけで、積層紙葉類は一定の湾曲状態を維持しつ
つ挟持搬送される。
【0010】また、施封帯で施封された所定枚数の帯封
紙葉類を更に結束帯で結束してなる結束紙葉類を取込む
取込み部と、この取込み部から送られた結束紙葉類から
結束帯を切断し、この切断した結束帯を除去する結束帯
処理部と、この処理部から搬送された所定枚数の帯封紙
葉類を受入れ、この所定枚数の帯封紙葉類から、帯封紙
葉類を1つづつ切出す切出し部と、この切出し部から切
出された帯封紙葉類の施封帯に情報を記録する記録手段
と、この帯封紙葉類から情報記録された施封帯を切断
し、この切断した施封封を除去する施封帯処理部と、施
封帯を除去された紙葉類を、各葉が積層された積層方向
両側から挟持し、排出部に搬送する搬送手段と、この搬
送手段で搬送される紙葉類を、搬送方向に沿う中央部が
積層方向の一側に突出する状態に、湾曲変形させる紙葉
類湾曲手段と、を備える紙葉類処理装置が提供される。
【0011】この紙葉類処理装置によると、施封帯で施
封された所定枚数の帯封紙葉類を更に結束帯で結束して
なる結束紙葉類から、結束帯を切断除去し、更に、各帯
封紙葉類の施封帯に情報を記録した後に施封帯を切断除
去し、この施封帯が除去された積層紙葉類を、排出部ま
で湾曲させつつ挟持して搬送することにより、施封帯お
よび結束帯の処理と、この後の工程とが滑らかに行われ
る。
【0012】更に、搬送方向に沿う両側縁部を互い横方
向にずらして配置された一対のコンベア間に、所定枚数
の積層紙葉類を挟持させ、この一対のコンベアの一方を
他方に対して移動し、積層紙葉類の搬送方向に沿う中央
部を、両側縁部に対して、積層方向一側に突出させた湾
曲状態を維持しつつ、この積層紙葉類を搬送する、紙葉
類搬送方法を提供する。
【0013】この紙葉類搬送方法によれば、一対のコン
ベア間に積層紙葉類を挟持させ、この後、積層紙葉類の
中央部を積層方向一側に突出させて湾曲させることによ
り、平坦な状態に積層された積層紙葉類を受入れること
ができる。
【0014】更に、搬送方向に沿う両側縁部を互い横方
向にずらして配置された第1対のコンベア間に、所定枚
数の積層紙葉類を挟持させ、この第1対のコンベアの一
方を他方に対して移動し、積層紙葉類の搬送方向に沿う
中央部を、両側縁部に対して、積層方向一側に突出させ
た第1湾曲状態を維持しつつ、この積層紙葉類を搬送
し、搬送方向に沿う両側縁部を互い横方向にずらして配
置された第2対のコンベア間に、この第1対のコンベア
から搬送された積層紙葉類を挟持させ、この第2対のコ
ンベアの一方を他方に対して移動し、前記第1湾曲状態
と逆方向に湾曲させた第2湾曲状態を維持しつつ、この
積層紙葉類を搬送する、紙葉類搬送方法が提供される。
【0015】この場合には、第1対のコンベア間で湾曲
された積層紙葉類が第2対のコンベア間で逆方向に湾曲
されることにより、積層紙葉類の曲り癖が矯正される。
更に、所定の搬送面に沿って紙葉類を搬送する紙葉類搬
送装置において、前記紙葉類の第1の面に前記搬送面に
沿って当接する第1のベルトと、前記紙葉類を挟んで前
記第1のベルトとは反対側に設けられ、前記紙葉類の第
1の面とは異なる第2の面に当接し且つ前記搬送面から
前記第1のベルト側に突出する第2のベルトと、前記第
1のベルト及び第2のベルトを駆動させる駆動手段と、
からなり、前記駆動手段の駆動に伴い、前記第1のベル
ト及び第2のベルトにて紙葉類を湾曲させたまま挟持、
搬送する紙葉類搬送装置が提供される。
【0016】更に、所定の搬送面に沿って紙葉類を搬送
する紙葉類搬送装置において、前記紙葉類の第1の面に
前記搬送面に沿って当接する第1のベルトと、前記紙葉
類を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設けられ、前
記紙葉類の第1の面とは異なる第2の面に当接し且つ前
記搬送面から前記第1のベルト側に突出する第2のベル
トと、前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させ、
この第1のベルト及び第2のベルトによって前記紙葉類
を挟持、搬送せしめる第1の駆動手段と、前記第1の駆
動手段による前記第1のベルト及び第2のベルトの駆動
で搬送された前記紙葉類に対し、紙葉類の前記第2の面
に前記搬送面に沿って当接する第3のベルトと、前記紙
葉類を挟んで前記第3のベルトとは反対側に設けられ、
前記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び第2の
ベルトの駆動で搬送された前記紙葉類に対し、前記紙葉
類の前記第1の面に当接し且つ前記搬送面から前記第3
のベルト側に突出する第4のベルトと、前記第3のベル
ト及び第4のベルトを駆動させ、この第3のベルト及び
第4のベルトによって前記紙葉類を挟持、搬送せしめる
第2の駆動手段と、からなり、前記第1の駆動手段及び
第2の駆動手段にて紙葉類の面に対して双方向に湾曲さ
せつつ搬送する紙葉類搬送装置が提供される。
【0017】また、積層された紙葉類群を搬送路に沿っ
て搬送する紙葉類搬送装置において、前記紙葉類群の積
層方向における一面側に前記搬送路に沿って当接する第
1のベルトと、前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルト
とは反対側に設けられ、前記紙葉類群の一面側とは異な
る他面側に当接し且つ前記第1のベルト側に突出する第
2のベルトと、前記第1のベルト及び第2のベルトを駆
動させる駆動手段と、からなり、前記駆動手段の駆動に
伴い、前記第1のベルト及び第2のベルトにて紙葉類群
を湾曲させたまま挟持、搬送する紙葉類搬送装置が提供
される。
【0018】更に、積層された紙葉類群を搬送路に沿っ
て搬送する紙葉類搬送装置において、前記紙葉類群の積
層方向における一面側に前記搬送路に沿って当接する第
1のベルトと、前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルト
とは反対側に設けられ、前記紙葉類群の一面側とは異な
る他面側に当接し且つ前記第1のベルト側に突出する第
2のベルトと、前記第1のベルト及び第2のベルトを駆
動させ、この第1のベルト及び第2のベルトによって前
記紙葉類群を挟持、搬送せしめる第1の駆動手段と、前
記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び第2のベ
ルトの駆動で搬送された前記紙葉類群の前記他面側に前
記搬送路に沿って当接する第3のベルトと、前記紙葉類
群を挟んで前記第3のベルトとは反対側に設けられ、前
記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び第2のベ
ルトの駆動で搬送された前記紙葉類群の前記一面側に当
接し且つ前記第3のベルト側に突出する第4のベルト
と、前記第3のベルト及び第4のベルトを駆動させ、こ
の第3のベルト及び第4のベルトによって前記紙葉類群
を挟持、搬送せしめる第2の駆動手段と、からなり、前
記第1乃至第4のベルトによって紙葉類群を双方向に湾
曲させて捌きつつ搬送する紙葉類搬送装置が提供され
る。
【0019】また、施封帯で施封された紙葉類群を取込
む取込み手段と、この取込み手段から送られた前記紙葉
類群の前記施封帯を切断し、この切断した施封帯を除去
する施封帯処理手段と、この施封帯処理手段で施封帯が
除去された前記紙葉類群の積層方向における一面側に当
接する第1のベルトと、前記紙葉類群を挟んで前記第1
のベルトとは反対側に設けられ、前記紙葉類群の一面側
とは異なる他面側に当接し且つ前記第1のベルト側に突
出する第2のベルトと、前記第1のベルト及び第2のベ
ルトを駆動させる駆動部とからなる搬送手段と、からな
る紙葉類処理装置であって、更に前記搬送手段は、前記
駆動手段の駆動に伴い、前記第1のベルト及び第2のベ
ルトにて紙葉類群を湾曲させたまま挟持、搬送する紙葉
類処理装置が提供される。
【0020】更に、施封帯で施封された紙葉類群を取込
む取込手段と、この取込手段から送られた前記紙葉類群
の前記施封帯を切断し、この切断した施封帯を除去する
施封帯処理手段と、この施封帯処理手段で施封帯が除去
された前記紙葉類群の積層方向における一面側に当接す
る第1のベルトと、前記紙葉類群を挟んで前記第1のベ
ルトとは反対側に設けられ、前記紙葉類群の一面側とは
異なる他面側に当接し且つ前記第1のベルト側に突出す
る第2のベルトと、前記第1のベルト及び第2のベルト
を駆動させ、この第1のベルト及び第2のベルトによっ
て前記紙葉類群を挟持、搬送せしめる第1の駆動部とか
らなる第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段によって
搬送された前記紙葉類群の前記他面側に当接する第3の
ベルトと、前記紙葉類群を挟んで前記第3のベルトとは
反対側に設けられ、前記第1の搬送手段によって搬送さ
れた前記紙葉類群の前記一面側に当接し且つ前記第3の
ベルト側に突出する第4のベルトと、前記第3のベルト
及び第4のベルトを駆動させ、この第3のベルト及び第
4のベルトによって前記紙葉類群を挟持、搬送せしめる
第2の駆動部とからなる第2の搬送手段と、からなる紙
葉類処理装置であって、更に前記第1の搬送手段及び第
2の搬送手段によって前記紙葉類群を双方向に湾曲させ
て捌きつつ搬送する紙葉類処理装置が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図10を参照して説明する。図1は紙葉類を
処理する処理装置10の全体を概略的に示す。この処理
装置10は、紙葉類を一枚づつ検査し、その検査結果に
基づいて良否を判別する紙葉類検査機に用いるものであ
る。このような紙葉類検査機で検査される紙葉類には例
えば、証券あるいは証書等が含まれ、このような紙葉類
を以下の説明中では単に券とも称する。
【0022】一般に、このような紙葉類検査機は、紙葉
類すなわち券を一枚づつ検査する検査装置(図示しな
い)を備えている。処理装置10は、束Tの大帯である
結束帯Kを破封処理し、更に、把tの小帯である施封帯
kも破封処理した後に、検査装置に送込むための前処理
を行うものである。そして、検査装置は、各券を一枚づ
つ検査し、その検査結果に基づいて、良券は再度利用に
供するために返却され、不適券は廃棄処分される。
【0023】なお、この実施の形態では、券すなわち紙
葉類を100枚重ねたバラ積み状態の積層紙葉類を積層
券t′と称し、このような積層紙葉類を施封帯kで施封
した帯封紙葉類を把tと称し、このような帯封紙葉類す
なわち把tを更に結束帯Kにより例えば十字状に結束し
た結束紙葉類を束Tと称している。この実施の形態で
は、結束紙葉類すなわち束Tは、それぞれ10個の把t
から形成されている。
【0024】図1に示すように、処理装置10は、未検
査券の束Tを取込む取込み部Aと、この取込み部Aから
取込んだ束Tの結束帯Kを切断除去する結束帯処理部B
とを備え、この結束帯処理部Bで結束帯Kを除去された
把tが10個づつ、持ち変え部Cを介して待機部Dまで
移送される。これらの把tは、更に、この待機部Dから
切出し部Eに移動された後、この切出し部Eで1個づつ
切出され、施封帯検知部Fと施封帯印字部Gと糊剥がし
部Hと施封帯処理部Iとを経た後、搬送部Jにより、各
券を上下に積層したバラ積み状態の積層券t′の状態
で、検査装置が配置されている次の工程に送られ、検査
される。
【0025】この処理装置10に送られる未検査券は、
予め多数の束Tとして図示しない束供給装置に搭載され
ており、束コンベア12により、この束供給装置から取
込み部Aまで順に送られてくる。
【0026】未検査券の束Tを取込む取込み部Aには、
束供給装置から束コンベア12に載置されて移送されて
くる束Tを係止して、この取込み部Aに一時的に保持す
るストッパ14と、このストッパ14で係止された束T
を結束帯処理部Bに取込む束移動部材16とが配置され
ている。束コンベア12は、束Tを矢印X方向に沿って
移動し、束移動部材16は、ストッパ14で係止された
束Tを移送方向Xに対して側方に押圧し、結束帯処理部
Bまで移動する。
【0027】この結束帯処理部Bには、束Tを積層方向
に沿う両側から挟持して所定位置にセットする一対の第
1挟持部材18,18と、この第1挟持部材18,18
により所定位置に保持された束Tの結束帯Kを切断する
大帯カッタ20,20が配置されている。各第1挟持部
材18,18は、上下方向および水平方向に沿って移動
することができ、この実施の形態では円板状のカッタ2
0,20の周縁部により結束帯Kを切断されて結束解除
された状態の10個の把t(以下、整列把と称する)
を、そのままの状態で、結束帯処理部Bから持ち変え部
Cに送込む。各第1挟持部材18,18は、券あるいは
把tの長手方向に沿う全幅にわたって延び、それぞれの
把tを積層方向に沿って併置整列させた整列把を確実に
挟持することができる。
【0028】持ち変え部Cには、上記第1挟持部材1
8,18の挟持方向と交差する方向から、この整列把を
挟持する一対の第2挟持部材22,22が配置されてい
る。これらの各第2挟持部材22,22は、上下方向お
よび水平方向に沿って移動することができ、券あるいは
把tの長手方向の両端部を揃えた状態で、待機部Dに整
列把を送込み、この後、持ち変え部Cに戻される。
【0029】また、切出し部Eには、上下方向に延設さ
れて、下側の切出し部Eから上側の糊剥がし部Hに把t
を1個づつ送込むリフトコンベア24と、待機部Dに配
置された整列把を切出し部Eに移送してこの整列把をリ
フトコンベア24に押圧する押圧部材26とが配置され
ている。
【0030】この実施の形態における押圧部材26は、
3本の等間隔に配置された3本の直立する棒状部材を有
し、上下方向および水平方向に沿って移動することがで
きる。この押圧部材26は、待機部Dから切出し部Eに
整列把を移送した後、整列把の側面すなわち券の表面を
リフトコンベア24の方向に向けて均等な力で押圧す
る。リフトコンベア24が把tを1個づつ切出すと、押
圧部材26が、この把tの厚さ分づつリフトコンベア2
4に向けて移動する。このときの押圧部材26の移動量
を検出することにより、切出される把tの厚さが検知さ
れる。
【0031】リフトコンベア24がそれぞれの把tの長
辺側を上下方向に配置した状態で上方に移動する中間部
位すなわち切出し部Eと糊剥し部Hとの間の施封帯検知
部Fには、各把tを施封した施封帯kの位置を検出する
適宜の検知器(図示しない)が配置されており、この検
知器で検出した施封帯の位置情報が施封帯印字部Gのプ
リンタ28に送られる。プリンタ28は、検知器からの
情報に基づいて印字ヘッダを施封帯kまで移動し、所要
の情報を印字する。
【0032】糊剥し部Hには、糊剥し処理を行う糊剥し
装置30が配置してあり、再度表面部を上下に向けて配
置した状態の把tの糊剥し処理を行う。また、この糊剥
し部Hの前方に配置された施封帯処理部Iには、把tの
施封帯kを挟持するキャッチ部材32と、後述する紙葉
類搬送装置が把tを長手方向に沿って下方に湾曲変形さ
せたときに、施封帯kを切断するカッタ手段とが配置し
てある。このカッタ手段は適宜のものでよく、図を簡略
化するために図示を省略してある。
【0033】符号33は、施封帯kを収容する施封帯保
管箱であり、同様に、符号34,36はそれぞれ結束帯
Kを収容する結束帯保管箱および残留結束帯片を収容す
る残留結束帯片保管箱を示す。
【0034】そして、搬送部Jには、施封帯処理部Iで
施封帯kを除去されて100枚の券を上下方向に積層し
ただけの積層券t′を、次の工程すなわち検査装置に送
り出す紙葉類搬送装置40(図2)が配置されている。
【0035】図2に示すように、この実施の形態の紙葉
類搬送装置40は把tあるいは積層券t′の搬送方向Y
に沿って順に配置され第1対のコンベア42と、第2対
のコンベア44とを備え、各積層券t′をその積層方向
両側から挟持しつつ順に搬送方向Yに沿って搬送する。
【0036】第1対のコンベア42は、下側に配置され
た第1コンベア46と上側に配置された第2コンベア4
8とを有する。上側の第1コンベア46は、駆動軸50
aで連結されたドライブローラ50,50とアイドルロ
ーラ52,52とに巻き掛けられた2本のコンベアベル
ト54,54と、このアイドルローラ52,52と補助
ローラ56,56とに巻き掛けられた2本の補助ベルト
58,58とを有し、これらの補助ベルト58,58
は、それぞれコンベアベルト54,54の内側で、コン
ベアベルト54,54と平行に配置されている。また、
第2コンベア48は、ドライブローラ60,60とアイ
ドルローラ62,62とに巻き掛けられた2本のコンベ
アベルト64,64とを有し、これらのコンベアベルト
64,64は、第1コンベア46の補助ベルト58,5
8よりも更に内側に配置されている。これにより、第1
コンベア46と第2コンベア48とは、搬送方向Yに沿
う両側縁部を互い横方向にずらした状態に配置される。
【0037】各コンベアベルト54および補助ベルト5
8は、断面円形のロープ状形状を有し、それぞれドライ
ブローラ50、アイドルローラ52および補助ローラ5
6に巻き掛けた状態では、これらのローラよりも半径方
向外方に突出しており、後述するように積層券t′を湾
曲変形させた状態で搬送するときに、この積層券t′の
表面部に確実に接触する。第2コンベア48のコンベア
ベルト64もこれと同様に、断面円形のロープ状形状を
有し、ドライブローラ60およびアイドルローラ62よ
りも半径方向外方に突出した状態に巻き掛けられてい
る。
【0038】更に、この実施の形態では、積層券t′の
受取りを容易とするため、下側の第1コンベア46は、
搬送方向Yの後方(図2の右方)に向けて第2コンベア
48よりも突出した状態に延設されている。この第1コ
ンベア46が第2コンベア48よりも図の右方に突出す
る部位に、上記の施封帯処理部Iを配置する場合には、
全体をコンパクトな構造とすることができる。
【0039】第2対のコンベア44も、下側に配置され
た第1コンベア66と、上側に配置された第2コンベア
68とで形成されている。第1コンベア66は駆動ロー
ラ70,70とアイドルローラ72,72とに巻き掛け
られたコンベアベルト74,74を有する。また、上側
に配置された第2コンベア68は、駆動軸76aで連結
されたドライブローラ76,76とアイドルローラ7
8,78とに巻き掛けられた2本のコンベアベルト8
0,80と、このアイドルローラ78,78と補助ロー
ラ82,82とに巻き掛けられた2本の補助ベルト8
4,84とを有し、これらの補助ベルト84,84は、
それぞれコンベアベルト80,80の内側に配置されて
いる。各コンベアベルト74,80および補助ベルト8
4も断面円形のロープ状形状を有し、各ローラよりも半
径方向外方に突出する。
【0040】この第2対のコンベア44においては、上
記の第1対のコンベア42とは逆に、下側の第1コンベ
ア66のコンベアベルト74,74間の間隔が、上側の
第2コンベア68の補助ベルト84,84間の間隔より
も狭くなっている。このため、第2対のコンベア44に
おいても、下側の第1コンベア66と上側の第2コンベ
ア68とが、搬送方向Yに沿うそれぞれの両側縁部を互
い横方向にずらして配置される。また、上側の第2コン
ベア68は、積層券t′の受渡しを容易とするため、搬
送方向Yの前方(図2の左方)に向けて第1コンベア6
6よりも突出した状態に延設されている なお、この実施の形態では、第1対のコンベア42およ
び第2対のコンベア44のいずれも、第1コンベア4
6,66と、第2コンベア48,68とのそれぞれの幅
方向の寸法を相違させたものであるが、双方の幅を等し
くしく形成することも可能である。この場合には、第1
コンベアと第2コンベアとの長手方向すなわち搬送方向
Yに沿う中心線の位置を側方にずらして配置することに
より、積層券t′の搬送方向Yに沿う中央部を湾曲させ
ることが可能である。
【0041】図3に示すように、この実施の形態の紙葉
類搬送装置40の第1対および第2対のコンベア42,
44は、それぞれ2つの駆動モータ86,88および9
0,92で駆動される。すなわち、第1対のコンベア4
2は、第1コンベア46のドライブローラ50,50が
タイミングベルト85を介して駆動モータ82により駆
動され、第2コンベア48のドライブローラ60がタイ
ミングベルト87を介して駆動モータ88により駆動さ
れる。同様に、第2対のコンベア44も、ドライブロー
ラ70,70がタイミングベルト89を介して駆動モー
タ90により駆動され、ドライブローラ76,76がタ
イミングベルト91を介して駆動モータ92により駆動
される。互いに対向配置されたコンベアベルト54,6
0および74,80はそれぞれ互いに同期されて駆動さ
れる。
【0042】これらの第1対および第2対のコンベア4
2,44が積層券t′を搬送しているときに、この積層
券t′の搬送方向に沿う中央部を、積層方向の一側に突
出する状態に湾曲変形する紙葉類湾曲手段として、コン
ベア移動装置94,96が配置されている。コンベア移
動装置96は、第1対のコンベア42の下側に配置され
た第1コンベア46を上下方向に移動し、一方、コンベ
ア移動装置98は、第2対のコンベア44の上側に配置
されている第2コンベア68を上下方向に移動する。
【0043】図3に示すように、コンベア移動装置96
は、第1コンベア46のドライブローラ50,50とア
イドルローラ52,52と補助ローラ56,56と回転
自在に支える一対の支持板部材100(図には、その一
方のみを示す)と、この一対の支持板部材100を連結
する連結部材102とを備える。これらの支持部材10
0は適宜のガイド手段により上下方向に平行移動可能と
なっており、連結部材102からは駆動ピン104が突
出している。
【0044】更にこのコンベア移動装置96は、基端部
を枢軸ピン106により図示しない機枠に枢着されたリ
ンクアーム108を備えており、このリンクアーム10
8の中間部に形成された長孔110内に、駆動ピン10
4が収容されている。このリンクアーム108の先端部
には更に長孔112を形成してあり、昇降モータ114
の作動アーム116から突出した作動ピン118がこの
長孔112内に収容される。
【0045】図3に示す状態から、昇降モータ114に
より、作動アーム116が回転軸115を中心として時
計方向に回動されると、この作動アーム116の先端部
の作動ピン118が長孔112内を摺動しつつ、枢軸ピ
ン106を中心としてリンクアーム108を反時計方向
に回動する。このリンクアーム108の回動により、駆
動ピン104が長孔110内を摺動しつつ上方に移動
し、したがって、連結部材102および支持板部材10
0を介して、下側の第1コンベア46が上方に平行移動
する。この第1コンベア46を下方に平行移動する場合
は、昇降モータ114が逆転され、作動アーム106と
リンクアーム108とが上記と逆方向に回動される。
【0046】第2の対のコンベア44に配置されたコン
ベア移動装置98も、同様に形成されているが、しか
し、このコンベア移動装置98は、上側に配置された第
2コンベア68を上下方向に移動する。このため、各支
持部材120は、第2コンベア68のドライブローラ7
6とアイドルローラ78と補助ローラ82とを回転自在
に支える。連結部材122から突出した駆動ピン124
は、基端部の枢軸ピン126を介して機枠(図示しな
い)に枢着されたリンクアーム128の長孔130に摺
動自在に収容される。このリンクアーム128の先端部
の長孔132には、昇降モータ134の作動アーム13
6から突出した作動ピン138が摺動自在に収容され
る。符号135は、作動アーム136の回転軸である。
【0047】このコンベア移動装置98も、上記のコン
ベア移動装置96と同様に作動する。次に、図4から図
9を参照して、上記の紙葉類搬送装置40による把tあ
るいは積層券t′の搬送動作について説明する。
【0048】図4に示すように、第1対のコンベア42
が前工程の糊剥し部H(図1)から順に送られてくる把
tを受取る。このとき、上側に配置された第2コンベア
48は、把tの上側の表面に当接し、下側の第1コンベ
ア46は把tをほぼ水平状態に保持する。このときの把
tの上側の表面部は、次工程の施封帯処理部Iのカッタ
手段が施封帯kを切断するときの基準面とほぼ同一の平
面内に配置される。
【0049】そして、下側に配置された第1コンベア4
6が、コンベア移動装置96(図3)により、第2コン
ベア48に向けて平行に上昇される。この第1コンベア
46が上昇される距離は、上記の押圧部材26(図1)
の移動量から測定した把tの厚さに関する情報に基づい
て決定される。この上昇距離は、把tの厚さのほぼ半分
程度であるのが好ましい。
【0050】図5に示すように、第1コンベア46が上
昇されると、把tの上側が第2コンベア48で保持され
ているため、把tの両側部が上方に移動され、したがっ
て、搬送方向Yに沿う中央部が積層方向の一側すなわち
図の下方に突出する状態に湾曲変形される。把tの上側
の表面部と施封帯kとの間に隙間が形成される。
【0051】次いで、この第1の対のコンベア42は、
第1,第2コンベア46,48を駆動し、このような湾
曲状態に保持した状態の把tを所定距離移動する。図6
は、把tが湾曲状態のまま所定距離移動され、施封帯処
理部I(図1)で停止された状態を示す。
【0052】図示しないカッタ手段により施封帯kが切
断されたのち、第1コンベア46が降下され、施封帯k
を切断された把tすなわち積層券t′の湾曲状態が解除
され、平坦な状態とされる。この状態を図7に示す。
【0053】次いで、平坦な状態のまま、積層券t′
が、第1コンベア46と第2コンベア48との間で挟持
搬送され、搬送方向Yの前方に配置された第2の対のコ
ンベア44に受け渡される。図8は、このように第2コ
ンベア44が第1コンベア42から積層券t′を受け取
った状態を示し、積層券t′は下側の第1コンベア66
と上側の第2コンベア68との間で平坦な状態で挟持さ
れている。
【0054】上記の第1対のコンベア42の場合とは逆
に、この平坦な状態から、上側の第2コンベア68が降
下される。下側の第1コンベア66は移動しないため、
積層券t′の長手方向に沿う両側部が第2コンベア68
により下方に押圧され、図9に示すように湾曲変形され
る。このときの第2コンベア68の降下距離も、第1対
のコンベア42の場合と同様に、押圧部材26(図1)
の移動量から測定した把tの厚さに関する情報に基づい
て決定され、把tの厚さのほぼ半分程度の距離を降下さ
せるるのが好ましい。
【0055】そして、積層券t′は、図9に示すよう
に、搬送方向Yに沿う中央部を上方に突出させた湾曲状
態で、次ぎの工程に搬送される。この次工程に搬出する
第2対のコンベア44は、上側の第2コンベア68が下
側の第1コンベア66よりも搬送方向Yに向けて前方に
突出していることにより、次工程の搬送装置への受渡し
が滑らかに行われる。
【0056】この搬送装置40は、第1の対のコンベア
42が把tを平坦な状態で受け取った後、搬送方向に沿
う両側部を中央部に対して上昇させ、中央部が下方に突
出した湾曲状態で挟持搬送し、また、第2の対のコンベ
ア44が、施封帯kの除去された積層券t′を、逆方向
に湾曲させた状態で挟持搬送することにより、荷崩れし
やすい積層券t′等も、その積層状態の形状を崩すこと
なく搬送される。
【0057】更に、積層方向に沿う両側すなわち上下か
ら第1コンベア46,66と第2コンベア48,68と
で挟持搬送されることにより、搬送動作が急激に開始し
かつ停止する場合も、その把tあるいは積層券t′の慣
性力で荷崩れすることもない。更に、第1対のコンベア
42と第2対のコンベア44とが束tあるいは積層券
t′をそれぞれ逆方向に湾曲することにより、互いに密
着状態で積層された積層紙葉類の一枚毎にずれを発生さ
せる効果すなわち「捌き」効果を与えると共に、把tあ
るいは積層券t′を互いに逆方向に湾曲させることによ
り、各紙葉類あるいは券に曲り癖をつけることなく次工
程に搬出するこができる。
【0058】更に、第1,第2対のコンベア42,44
が把tあるいは積層券t′をその積層方向から挟持する
ため、これらの把tあるいは積層券t′の厚さに関わり
なく、好適に挟持搬送し、また、例えばタイコ状把等の
種々の状態の紙葉類を一定条件のもとで搬送するこがで
きる。
【0059】これにより、次工程での紙葉類の取扱いを
容易に行うことができ、この搬送装置40前後の工程の
装置あるいは機器類を特別に形成する必要がない。次ぎ
に、図1に示す処理装置10による処理の流れについて
図10を参照しつつ説明する。
【0060】まず、束Tが取込み部Aにおいてストッパ
14により係止されると、移動部材16が束Tを束コン
ベア12から結束帯処理部Bに搬送し、この束Tの取り
込みを行う(ステップ1,2)。次ぎに、束Tが結束帯
処理部Bで第1挟持部材18,18で所定位置にセット
されている間に、大帯カッタ20,20により結束帯K
を切断され(ステップ3)、この切断された結束帯Kは
結束帯保管箱34に収容され、この結束帯保管箱34内
に保管される(ステップ4,5)。そして、結束帯Kを
除去された10個の把tは、整列把として第1挟持部材
18,18間で挟持されて持ち変え部Cに搬送される途
中で、残留結束帯片を除去される(ステップ6,7)。
この整列把から除去された残留結束帯片は残留結束帯片
保管箱36内に収容され、保管される(ステップ8)。
【0061】持ち変え部Cでは、第2挟持部材22,2
2が整列把を、第1挟持部材18,18と交差する方向
から把持して受取り、第1挟持部材18,18から第2
挟持部材22,22への持ち変えが行われる(ステップ
9)。この整列把を持ち変え部Cに搬送し終えた第1挟
持部材18,18は大帯処理部Bに戻り、次ぎの束Tを
把持する準備位置に配置される。
【0062】持ち変え部Cからは、第2挟持部材22,
22により、整列把が待機部Dに搬送され、整列把の受
け渡しが行われる(ステップ11)。各把tは、第1挟
持部材18,18と第2挟持部材22,22とにより、
互いに交差する方向から挟持されたため、待機部Dでは
各把tが整列状態に配置される。
【0063】待機部Dに配置された整列把は、押圧部材
26により、切出し部Eに搬送され(ステップ12)、
この整列把から1個づつ把tが切出されるときに、施封
帯検知部Fで施封帯kの位置を検出され、更に、各把t
の厚さも検出される(ステップ13,14,15)。こ
こで検出された施封帯kの位置に関する情報にしたが
い、リフトコンベア26で糊剥がし部Hに搬送される途
中の印字部Gで、プリンタ28が各把tの施封帯kに所
要の情報を記録する(ステップ16)。
【0064】糊剥がし部Hで受け渡しされた把tは、糊
剥がし装置30で糊剥がし処理を行われ(ステップ1
8)、この後、上記の搬送装置40(図2,3)で搬送
される(ステップ19)。
【0065】糊剥がし処理された把tは、搬送装置40
の第1対のコンベア42で挟持され、上記の検知部Fで
検出された把tの厚さ情報にしたがって、図5に示す状
態に湾曲変形され、この湾曲状態で施封帯処理部Iに送
られる(ステップ20)。この施封帯処理部Iでは、施
封帯kがキャッチ部材32で挟持され(ステップ2
1)、カッタ手段によりこの施封帯kが切断される(ス
テップ22)。キャッチ部材32は、切断した施封帯k
を把tあるいは積層券t′から除去し(ステップ2
3)、施封帯保管箱33に搬送する(ステップ24)。
この施封帯kは、施封帯保管箱33内に収納され、保管
される(ステップ25,26)。
【0066】一方、施封帯kを除去された把tすなわち
積層券t′は、更に第2対のコンベア44(図2,3)
により、図9に示す状態に湾曲されつつ次工程に排出さ
れる(ステップ28,29)。
【0067】したがって、この処理装置10は、それぞ
れが100枚の券を施封帯kで束ねて把tを形成し、更
に、このような10個の把tを結束帯Kで束ねた束T
を、検査装置に送る前に効率よく処理する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙葉類湾曲手段が、搬送手段で搬送され積層紙葉類を、
搬送方向に沿う中央部が積層方向の一側に突出する状態
に、湾曲変形させることにより、搬送中に荷崩れを生じ
させることなく、確実に搬送することができる。
【0069】また、積層紙葉類を第1コンベアと共に挟
持する第2コンベアの両側縁部が、第1コンベアのそれ
ぞれ対応する側縁部に対して紙葉類の幅方向にずらして
配置されることにより、第1コンベアと第2コンベアと
の一方を他方に向けて移動するだけで、積層紙葉類は一
定の湾曲状態を維持しつつ挟持搬送され、種々の厚さお
よび状態の積層紙葉類を簡単に搬送することができる。
【0070】更に、施封帯で施封された所定枚数の帯封
紙葉類を更に結束帯で結束してなる結束紙葉類から、結
束帯を切断除去し、更に、各帯封紙葉類の施封帯に情報
を記録した後に施封帯を切断除去し、この施封帯が除去
された積層紙葉類を、排出部まで湾曲させつつ挟持して
搬送することにより、施封帯および結束帯を切断除去さ
れた紙葉類を荷崩れさせることなく移動し、この後の工
程の処理を滑らかに行うことができる。
【0071】更に、一対のコンベア間に積層紙葉類を挟
持させ、この後、積層紙葉類の中央部を積層方向一側に
突出させて湾曲させることにより、平坦な状態に積層さ
れた積層紙葉類を受入れることができ、他の処理装置の
変更を必要としない。
【0072】更に、第1対のコンベア間で湾曲された積
層紙葉類が第2対のコンベア間で逆方向に湾曲されるこ
とにより、積層紙葉類の曲り癖を形成することなく積層
紙葉類を次の工程に送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1の実施の形態による紙葉類処理装置
を概略的に示す斜視図。
【図2】図1の紙葉類処理装置における搬送装置の概略
的な斜視図。
【図3】図2の搬送装置の作動を示す概略的な斜視図。
【図4】図2の搬送装置の第1対のコンベアが積層紙葉
類を受取った状態の説明図。
【図5】図4の第1対のコンベアが積層紙葉類を湾曲変
形した状態を示す説明図。
【図6】第1の対のコンベアが湾曲変形させた積層紙葉
類を搬送する状態の斜視図。
【図7】第1対のコンベアが積層紙葉類を平坦状態に戻
した状態の斜視図。
【図8】図4の第2対のコンベアが積層紙葉類を受取っ
た状態の説明図。
【図9】第2対のコンベアが積層紙葉類を湾曲変形させ
た状態の説明図。
【図10】図1に示す処理装置の動作プロセスを順に説
明する説明図。
【図11】積層紙葉類と、この積層紙葉類を施封帯で施
封した把と、複数の把を結束帯で束ねた束とを示す斜視
図。
【符号の説明】
12…束コンベア、24…リフトコンベア、40…搬送
装置、42…第1対のコンベア、44…第2対のコンベ
ア、46,66…第1コンベア、48,68…第2コン
ベア、96,98…コンベア移動装置、t…把、t′…
積層券、T…束、k…施封帯、K…結束帯。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに積層された所定枚数の積層紙葉類
    を、その積層方向両側から挟持して搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で搬送される積層紙葉類を、搬送方向に沿
    う中央部が積層方向の一側に突出する状態に、湾曲変形
    させる紙葉類湾曲手段と、 を備えることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 互いに積層された所定枚数の積層紙葉類
    の積層方向一側に配置された第1コンベアと、 積層方向他側で、両側縁部が第1コンベアのそれぞれ対
    応する側縁部に対して紙葉類の幅方向にずらして配置さ
    れ、第1コンベアと共に紙葉類を積層方向両側から挟持
    して搬送する第2コンベアと、 前記第1コンベアと第2コンベアとの一方を他方に向け
    て移動し、積層された紙葉類を湾曲変形させる紙葉類湾
    曲手段と、 を備えることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 施封帯で施封された所定枚数の帯封紙葉
    類を更に結束帯で結束してなる結束紙葉類を取込む取込
    み部と、 この取込み部から送られた結束紙葉類の結束帯を切断
    し、この切断した結束帯を除去する結束帯処理部と、 この結束帯処理部から搬送された所定枚数の帯封紙葉類
    を受入れ、この所定枚数の帯封紙葉類から、帯封紙葉類
    を1つづつ切出す切出し部と、 この切出し部から切出された帯封紙葉類の施封帯に所要
    の情報を記録する記録手段と、 この帯封紙葉類から情報記録された施封帯を切断し、こ
    の切断した施封帯を除去する施封帯処理部と、 施封帯を除去された紙葉類を、各葉が積層された積層方
    向両側から挟持し、排出部に搬送する搬送手段と、 この搬送手段で搬送される紙葉類を、搬送方向に沿う中
    央部が積層方向の一側に突出する状態に、湾曲変形させ
    る紙葉類湾曲手段と、 を備えることを特徴とする紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 搬送方向に沿う両側縁部を互い横方向に
    ずらして配置された一対のコンベア間に、所定枚数の積
    層紙葉類を挟持させ、 この一対のコンベアの一方を他方に対して移動し、 積層紙葉類の搬送方向に沿う中央部を、両側縁部に対し
    て、積層方向一側に突出させた湾曲状態を維持しつつ、
    この積層紙葉類を搬送する、ことを特徴とする紙葉類搬
    送方法。
  5. 【請求項5】 搬送方向に沿う両側縁部を互い横方向に
    ずらして配置された第1対のコンベア間に、所定枚数の
    積層紙葉類を挟持させ、 この第1対のコンベアの一方を他方に対して移動し、 積層紙葉類の搬送方向に沿う中央部を、両側縁部に対し
    て、積層方向一側に突出させた第1湾曲状態を維持しつ
    つ、この積層紙葉類を搬送し、 搬送方向に沿う両側縁部を互い横方向にずらして配置さ
    れた第2対のコンベア間に、この第1対のコンベアから
    搬送された積層紙葉類を挟持させ、 この第2対のコンベアの一方を他方に対して移動し、 前記第1湾曲状態と逆方向に湾曲させた第2湾曲状態を
    維持しつつ、この積層紙葉類を搬送する、ことを特徴と
    する紙葉類搬送方法。
  6. 【請求項6】 所定の搬送面に沿って紙葉類を搬送する
    紙葉類搬送装置において、 前記紙葉類の第1の面に前記搬送面に沿って当接する第
    1のベルトと、 前記紙葉類を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設け
    られ、前記紙葉類の第1の面とは異なる第2の面に当接
    し且つ前記搬送面から前記第1のベルト側に突出する第
    2のベルトと、 前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させる駆動手
    段と、からなり、 前記駆動手段の駆動に伴い、前記第1のベルト及び第2
    のベルトにて紙葉類を湾曲させたまま挟持、搬送するこ
    とを特徴とする紙葉類搬送装置。
  7. 【請求項7】 所定の搬送面に沿って紙葉類を搬送する
    紙葉類搬送装置において、 前記紙葉類の第1の面に前記搬送面に沿って当接する第
    1のベルトと、 前記紙葉類を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設け
    られ、前記紙葉類の第1の面とは異なる第2の面に当接
    し且つ前記搬送面から前記第1のベルト側に突出する第
    2のベルトと、 前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させ、この第
    1のベルト及び第2のベルトによって前記紙葉類を挟
    持、搬送せしめる第1の駆動手段と、 前記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び第2の
    ベルトの駆動で搬送された前記紙葉類に対し、紙葉類の
    前記第2の面に前記搬送面に沿って当接する第3のベル
    トと、 前記紙葉類を挟んで前記第3のベルトとは反対側に設け
    られ、前記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び
    第2のベルトの駆動で搬送された前記紙葉類に対し、前
    記紙葉類の前記第1の面に当接し且つ前記搬送面から前
    記第3のベルト側に突出する第4のベルトと、 前記第3のベルト及び第4のベルトを駆動させ、この第
    3のベルト及び第4のベルトによって前記紙葉類を挟
    持、搬送せしめる第2の駆動手段と、からなり、 前記第1の駆動手段及び第2の駆動手段にて紙葉類の面
    に対して双方向に湾曲させつつ搬送することを特徴とす
    る紙葉類搬送装置。
  8. 【請求項8】 積層された紙葉類群を搬送路に沿って搬
    送する紙葉類搬送装置において、 前記紙葉類群の積層方向における一面側に前記搬送路に
    沿って当接する第1のベルトと、 前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設
    けられ、前記紙葉類群の一面側とは異なる他面側に当接
    し且つ前記第1のベルト側に突出する第2のベルトと、 前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させる駆動手
    段と、からなり、 前記駆動手段の駆動に伴い、前記第1のベルト及び第2
    のベルトにて紙葉類群を湾曲させたまま挟持、搬送する
    ことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  9. 【請求項9】 積層された紙葉類群を搬送路に沿って搬
    送する紙葉類搬送装置において、 前記紙葉類群の積層方向における一面側に前記搬送路に
    沿って当接する第1のベルトと、 前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設
    けられ、前記紙葉類群の一面側とは異なる他面側に当接
    し且つ前記第1のベルト側に突出する第2のベルトと、 前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させ、この第
    1のベルト及び第2のベルトによって前記紙葉類群を挟
    持、搬送せしめる第1の駆動手段と、 前記第1の駆動手段による前記第1のベルト及び第2の
    ベルトの駆動で搬送された前記紙葉類群の前記他面側に
    前記搬送路に沿って当接する第3のベルトと、 前記紙葉類群を挟んで前記第3のベルトとは反対側に設
    けられ、前記第1の駆動手段による前記第1のベルト及
    び第2のベルトの駆動で搬送された前記紙葉類群の前記
    一面側に当接し且つ前記第3のベルト側に突出する第4
    のベルトと、 前記第3のベルト及び第4のベルトを駆動させ、この第
    3のベルト及び第4のベルトによって前記紙葉類群を挟
    持、搬送せしめる第2の駆動手段と、からなり、 前記第1乃至第4のベルトによって紙葉類群を双方向に
    湾曲させて捌きつつ搬送することを特徴とする紙葉類搬
    送装置。
  10. 【請求項10】 施封帯で施封された紙葉類群を取込む
    取込み手段と、 この取込み手段から送られた前記紙葉類群の前記施封帯
    を切断し、この切断した施封帯を除去する施封帯処理手
    段と、 この施封帯処理手段で施封帯が除去された前記紙葉類群
    の積層方向における一面側に当接する第1のベルトと、
    前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設
    けられ、前記紙葉類群の一面側とは異なる他面側に当接
    し且つ前記第1のベルト側に突出する第2のベルトと、
    前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させる駆動部
    とからなる搬送手段と、からなる紙葉類処理装置であっ
    て、 更に前記搬送手段は、前記駆動手段の駆動に伴い、前記
    第1のベルト及び第2のベルトにて紙葉類群を湾曲させ
    たまま挟持、搬送することを特徴とする紙葉類処理装
    置。
  11. 【請求項11】 施封帯で施封された紙葉類群を取込む
    取込手段と、 この取込手段から送られた前記紙葉類群の前記施封帯を
    切断し、この切断した施封帯を除去する施封帯処理手段
    と、 この施封帯処理手段で施封帯が除去された前記紙葉類群
    の積層方向における一面側に当接する第1のベルトと、
    前記紙葉類群を挟んで前記第1のベルトとは反対側に設
    けられ、前記紙葉類群の一面側とは異なる他面側に当接
    し且つ前記第1のベルト側に突出する第2のベルトと、
    前記第1のベルト及び第2のベルトを駆動させ、この第
    1のベルト及び第2のベルトによって前記紙葉類群を挟
    持、搬送せしめる第1の駆動部とからなる第1の搬送手
    段と、 前記第1の搬送手段によって搬送された前記紙葉類群の
    前記他面側に当接する第3のベルトと、前記紙葉類群を
    挟んで前記第3のベルトとは反対側に設けられ、前記第
    1の搬送手段によって搬送された前記紙葉類群の前記一
    面側に当接し且つ前記第3のベルト側に突出する第4の
    ベルトと、前記第3のベルト及び第4のベルトを駆動さ
    せ、この第3のベルト及び第4のベルトによって前記紙
    葉類群を挟持、搬送せしめる第2の駆動部とからなる第
    2の搬送手段と、 からなる紙葉類処理装置であって、 更に前記第1の搬送手段及び第2の搬送手段によって前
    記紙葉類群を双方向に湾曲させて捌きつつ搬送すること
    を特徴とする紙葉類処理装置。
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