JP2003192172A - 把切出し装置 - Google Patents

把切出し装置

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JP2003192172A
JP2003192172A JP2001392570A JP2001392570A JP2003192172A JP 2003192172 A JP2003192172 A JP 2003192172A JP 2001392570 A JP2001392570 A JP 2001392570A JP 2001392570 A JP2001392570 A JP 2001392570A JP 2003192172 A JP2003192172 A JP 2003192172A
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Masahiro Nagao
正宏 長尾
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、把の厚さによらず姿勢を安定させ
て確実に切出すことができる把切出し装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】把切出し装置100は、集積把を集積方向
に移動させる把送り機構20、所定の切出し位置に配置
された把を上方へ切出すリフトコンベア30、切出され
た把をリフトコンベア30との間で挟持拘束して搬送す
る押えコンベア40、1組みのコンベア30、40によ
って切出された把を姿勢を変えて次工程へ受け渡すため
のガイド部材50、および押えコンベア40をリフトコ
ンベア30に向けて付勢する付勢機構60を有する。コ
ンベア30、40間を通過する把の厚さに応じて付勢機
構60によって押えコンベア40が変位され、把の搬送
姿勢を安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定枚数の紙葉
類を集積して施封した把を複数集積した状態の集積把か
ら1把ずつ切出して姿勢を変えて次工程へ受け渡す把切
出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、把切出し装置として、集積把を集
積方向に移動させて端部の把を所定の切出し位置へ移動
させる把送り機構、切出し位置へ移動された把の前面に
面接する位置で集積方向と直交する方向に走行可能に設
けられたリフトコンベア、およびリフトコンベアに突設
された突起に係合して切出された把をリフトコンベアと
の間に閉じ込めるようにして同じ方向に走行する押えコ
ンベアを有する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の把切出
し装置において、リフトコンベアと押えコンベアとの間
のギャップは一定のため、把の厚さの固体差によって把
の切出し時における姿勢が不安定になる問題があった。
特に、リフトコンベアと押えコンベアとの間のギャップ
の出口付近に設けられた湾曲したガイドによって、切出
された把の姿勢を変えて次工程へ受け渡す際、把の厚さ
や姿勢が一定しないと、この部位で把が詰まってジャム
を生じる問題があった。
【0004】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、把の厚さによらず姿勢を安定させて確
実に切出すことができる把切出し装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の把切出し装置は、所定枚数の紙葉類を集積
して施封した把を複数集積した集積把をその集積方向に
沿って移動させて、集積方向一端にある把を所定の切出
し位置へ移動させる把送り機構と、切出し位置に移動さ
れた把の移動方向先端にある紙葉類にその第1面を面接
せしめる位置関係で、集積方向と直交する切出し方向に
第1面を走行可能に設けられ、第1面に面接した把の切
出し方向に沿った後端に係合する突起を第1面に有する
第1走行部材と、第1走行部材の突起に係合して切出し
方向に切出される把を第1面との間で挟持しつつ切出し
方向に走行する第2面を有する第2走行部材と、第1面
と第2面との間に挟持された状態で第1および第2部材
によって切出された把の姿勢を変えて次工程へ受け渡す
ガイド部材と、第1面と第2面との間のギャップを把の
厚さに応じて変更可能なように、第2部材を第1部材に
向けて付勢する付勢部材と、を備えている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0007】図1には、紙葉類処理装置1の外観を斜視
図にして示してある。紙葉類処理装置1は、未検査の紙
葉類の束を受入れるとともに検査済みの紙葉類の束を取
出す束処理機2を備えている。この束処理機2は、コン
ベア4を介して検査機6に接続されている。コンベア4
と検査機6との間には、検査機6に投入する束の結束を
解除するための前処理機10が配設されている。
【0008】例えば、100枚の紙葉類Pを小帯kによ
り施封した把tを10把集積して大帯Kにより十文字結
束した束T(図2参照)が束処理機2を介して紙葉類処
理装置1に投入される。
【0009】束処理機2を介して投入された紙葉類の束
Tは、コンベア4を介して前処理機10へ搬送される。
前処理機10は、搬送された紙葉類の束Tから大帯Kを
切断して除去するとともに、10個のバラ把tの各々か
ら小帯kを切断して除去し、紙葉類の束Tを1枚づつの
紙葉類Pにバラして集積した状態で検査機6に供給す
る。
【0010】検査機6では、前処理機10により一枚づ
つにバラにされた複数枚の紙葉類Pを一枚づつ取出して
検査し、この検査の結果、再使用可能と判断した紙葉類
100枚を小帯kにより再び施封して把とし、10把を
大帯Kにより十文字結束して束とする。そして、このよ
うにして検査機6によって結束された紙葉類の束がコン
ベア4を介して逆方向に搬送され、束処理機2を介して
取出される。
【0011】図2には、上述した前処理機10の概略構
成を示してある。
【0012】前処理機10は、コンベア4を介して束処
理機2から搬送された束Tを取込む取込み部A、取込み
部Aを介して取込まれた束Tの大帯Kを切断して除去す
る大帯処理部B、大帯Kが切除された集積状態の10個
の把t(以下、集積把Sと称する)をその集積方向に挟
持した状態で向きを変える方向変換部C、方向変換部C
を介して方向変換された集積把Sから1把づつ切り出す
切出し部D、切出し部Dにより切り出された把tの小帯
kの糊を剥がす糊剥がし部E、糊が剥がされた小帯kを
切断して除去する小帯処理部F、および、切出し部Dに
よって切出された把tを糊剥がし部Eおよび小帯処理部
Fを介して検査機6に向けて搬送する搬送部Gを備えて
いる。
【0013】コンベア4を介して束処理機2から搬送さ
れた束Tは、取込み部Aを介して前処理機10内に取込
まれ、大帯処理部Bにて大帯Kが切除される。大帯処理
部Bにて大帯Kが切除されて結束解除された状態の集積
把Sは、方向変換部Cを介して方向変換され、その後、
集積方向に沿って切出し部Dに向けて供給される。
【0014】切出し部Dには、糊剥がし部Eに向けて上
方に延びたリフトコンベア(後述する)が設けられ、方
向変換部Cから供給された集積把Sがリフトコンベアに
所定圧力で押し付けられるようになっている。そして、
集積把Sの端部に位置した把tからリフトコンベアによ
って1把づつ切出され、その度に集積把Sが1把tの厚
さ分だけリフトコンベアに向けて移動される。このよう
に、把tは、1把づつ切出される。
【0015】切出し部Dによって1把づつ切出された把
tは、搬送部Gを介して検査機6に向けて搬送される。
その途中、糊剥し部Eにおいて、小帯kと端部の紙葉類
Pとの間の糊が剥がされる。そして、糊剥がし処理がな
された把tの小帯kが、小帯処理部Fにて切除され、バ
ラ積みの状態にされた複数枚の紙葉類Pが検査機6へ供
給される。
【0016】図3には、上述した切出し部Dに設けられ
たこの発明の実施の形態に係る把切出し装置100の概
略構成を斜視図にして示してある。図4には、把切出し
装置100の要部の構成を詳細に示してある。
【0017】把切出し装置100は、方向変換部Cから
供給された集積把Sを受け取ってその集積方向に沿って
挟持拘束した状態で集積方向に移動させる把送り機構2
0、把送り機構20によって所定の切出し位置へ送られ
た把tを集積方向と直交する図中上方(切出し方向)に
切出すリフトコンベア30(第1走行部材)、リフトコ
ンベア30で切出された把tをリフトコンベア30との
間で挟持拘束しつつ搬送する押えコンベア40(第2走
行部材)、リフトコンベア30および押えコンベア40
によって上方に切出された把tの姿勢を変えて次工程
(糊剥がし部E)へ受け渡すガイド部材50、および押
えコンベア40の後述するコンベアベルト41〜43を
リフトコンベア30に向けて付勢する複数の付勢機構6
1〜64(以下、総称して付勢機構60と称する場合も
ある)を有する。複数の付勢機構61〜64は、把tの
切出し方向に沿って互いに離間して設けられている。
【0018】把送り機構20は、集積把Sの紙葉類Pの
長辺を当接せしめるように集積把Sを載置するステージ
21、集積把Sのリフトコンベア30から離間したリア
側の端部にある紙葉類Pの略全面に面接するリアプレー
ト22、リアプレート22との間で集積把Sを挟持拘束
する4本の爪を有するフロントアーム23、およびリア
プレート22とフロントアーム23とを同期させて移動
させるように、リアプレート22とフロントアーム23
とをそれぞれ独立して集積方向に移動させる駆動機構2
4を有する。駆動機構24は、モータ、駆動プーリ、駆
動ベルト等を有する。
【0019】しかして、把送り機構20によって移動さ
れた集積把Sの移動方向先端がリフトコンベア30に到
達すると、スイッチ25がONにされ、フロント側の端
部にある把tが所定の切出し位置に到達したことが検知
され、集積把Sの移動が停止される。そして、後述する
リフトコンベア30によって1把が切出された後、把送
り機構20が間欠的に移動され、次の把tが切出し位置
に配置される。また、このとき、把送り機構20による
集積把Sの送り量に基づいて、切出された把tの厚さが
検出される。
【0020】リフトコンベア30は、把送り機構20に
よって切出し位置に送られた把tの送り方向先端にある
紙葉類Pに面接する位置関係で図中上下に延設された無
端状の3本のコンベアベルト31〜33を有する。各コ
ンベアベルト31〜33は、複数のローラ34に巻回さ
れて張設され、切出し位置に配置された把tの端面にそ
の外周面(第1面)がそれぞれ面接するように位置決め
配置されている。また、各コンベアベルト31〜33が
把tに干渉する外周面上には、走行の途中で、切出し位
置に配置された把tの下端に係合することで把tを引っ
かける複数の突起35がそれぞれ設けられている。さら
に、リフトコンベア30は、複数のローラ34を回転さ
せて各コンベアベルト31〜33を所定方向に走行させ
るための図示しない駆動機構を有する。尚、リフトコン
ベア30の裏面側には、切出し位置に配置された把tの
把面を撮影するためのCCDカメラ36が設けられてい
る。
【0021】しかして、把送り機構20によって所定の
切出し位置に配置された把tの下端に各コンベアベルト
31〜33の突起35が係合した状態で各コンベアベル
トが上方に走行されて1把が切出される。このとき、後
述する押えコンベア40の下端近くに設けられたストッ
パ37によって他の把tが押えられ、他の把tが切出さ
れた把tと確実に分離される。
【0022】押えコンベア40は、リフトコンベア30
の各コンベアベルト31〜33に対して所定のギャップ
を介して対面する位置関係で上下方向に延設された3本
の無端状のコンベアベルト41〜43を有する。各コン
ベアベルト41〜43は、リフトコンベア30の中途部
より上方に設けられている。各コンベアベルト41〜4
3は、複数のローラ44に巻回されて張設され、リフト
コンベア30によって切出された把tを、コンベアベル
ト31〜33の外周面とコンベアベルト41〜43の外
周面(第2面)との間で挟持拘束しつつ搬送するよう
に、位置決め配置されている。
【0023】尚、本実施の形態では、後述する付勢機構
60の作用により、押えコンベア40のコンベアベルト
41〜43の搬送面(第2面)とリフトコンベア30の
コンベアベルト31〜33の搬送面(第1面)との間の
ギャップが8mm〜15mm程度の範囲内で変更可能となっ
ている。
【0024】また、押えコンベア40のコンベアベルト
41〜43を巻回せしめた複数のローラのうち特定のロ
ーラ44の回転軸には、リフトコンベア30のコンベア
ベルト31〜33を巻回せしめた複数のローラのうち特
定のローラ34の回転軸に設けられたギア34aに歯合
するギア44aが設けられている。これにより、リフト
コンベア30のコンベアベルト31〜33を走行させる
ための駆動力が、押えコンベア40のコンベアベルト4
1〜43に伝達され、リフトコンベア30と押えコンベ
ア40が同時に駆動されるようになっている。
【0025】ガイド部材50は、押えコンベア40のコ
ンベアベルト41〜43を巻回した特定のローラ44に
近接して設けられている。ガイド部材50は、リフトコ
ンベア30と押えコンベア40によって図中上方に切出
された把tを案内する曲面51を有する。つまり、1組
のコンベア30、40によって切出された把tがガイド
部材50の曲面51に沿って案内されてその姿勢を略9
0°変えつつ次工程へ受け渡される。より詳細には、把
tの紙葉類Pが略水平になる姿勢に変えられて次工程に
受け渡される。
【0026】付勢機構60は、押えコンベア40の無端
状のコンベアベルト41〜43の内側に配設された4本
のテンションローラ61a、62a、63a、64aを
有する。各テンションローラ61a、62a、63a、
64aは、それぞれコンベアベルト41、42、43の
内面に転接する3つのローラ部61b、62b、63
b、64bを軸方向に離間せしめて備えている。各ロー
ラの回転軸61c、62c、63c、64cの両端は、
それぞれ支持部材65R、65Lに形成された図示しな
いスリットによってスライド自在に支持されている。
【0027】スリットは把tの厚さ方向に延びており、
各テンションローラ61a、62a、63a、64a
は、押えコンベア40のコンベアベルト41〜43をリ
フトコンベア30のコンベアベルト31〜33に対して
離接させる方向に移動可能となっている。また、各ロー
ラの回転軸61c、62c、63c、64cの両端に
は、回転軸をリフトコンベア30の方向へ付勢するため
の一対のバネ(付勢部材)66、67がそれぞれかけ回
されている。尚、ガイド部材50に最も近い最上部にあ
るテンションローラ64aを付勢する一対のバネ67
は、他の3対のバネ66より付勢力が弱くされている。
【0028】しかして、リフトコンベア30と押えコン
ベア40との間のギャップを通して把tが搬送される
と、付勢機構61〜64の作用により、押えコンベア4
0のコンベアベルト41〜43が所定の押圧力で把tに
押圧され、リフトコンベア30に対して離接する方向に
変位される。これにより、搬送される把tの厚さによら
ず、コンベアベルト31〜33および41〜43を把t
に確実に面接させることができ、把tの搬送姿勢を安定
させることができる。
【0029】また、各テンションローラ61a、62
a、63a、64aがその両端で独立して付勢されてい
るため、把tの左右の厚さが違う場合であっても把tを
確実に挟持拘束でき、把tの搬送姿勢を安定させること
ができる。
【0030】さらに、最上部に設けられたテンションロ
ーラ64aを付勢するバネ67だけ他のバネ66よりテ
ンションを弱くしてあるため、テンションローラ64a
によって付勢される部位付近だけ他の部位と比べてコン
ベアベルト41〜43を容易に変位させることができ、
ガイド部材50に沿って案内されて大きく姿勢変更され
る把tによってギャップが大きく広げられた場合でも対
応できる。これにより、把tの姿勢が大きく変位された
状態でも搬送姿勢を安定させることができる。
【0031】次に、上記のように構成された把切出し装
置100の動作について、図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0032】まず、方向変換部Cから供給された集積把
Sが把送り機構20のリアプレート22とフロントアー
ム23との間のステージ21上に載置される。この後、
駆動機構24によってリアプレート22およびフロント
アーム23が移動され、集積把Sが挟持拘束された状態
でリフトコンベア30に向けて移動される(ステップ
1)。
【0033】そして、集積把Sの移動方向先端にある把
tが所定の切出し位置へ移動されると(ステップ2;Y
ES)、スイッチがONにされて集積把Sが停止される
(ステップ3)。この時点で、前に切出されている把t
がある場合には、集積把Sの移動量に基づいて把tの厚
さが検出される(ステップ4)。さらに、切出し位置に
停止されている切出し予定の把tの把面の画像がCCD
カメラ36を介して撮影される(ステップ5)。
【0034】このとき、ステップ5で撮影した画像に基
づいて、切出し予定の把tの小帯kの位置が検出され
(ステップ6)、図示しない印字ヘッドがこの検出結果
に応じて移動される(ステップ7)。
【0035】また、リフトコンベア30が作動されて、
ステップ3で切出し位置へ配置された把tが切出される
(ステップ8)。切出された把tは、途中で一旦停止さ
れて、ステップ7で移動された印字ヘッドによって小帯
に所定の情報が印字される(ステップ9)。そして、印
字後、再び把tが上方に搬送され、ガイド部材50を介
して姿勢を変更されて次工程へ受け渡される(ステップ
10)。
【0036】尚、ステップ8で把tを切出した後、ステ
ージ21上に把tが残留しているか否かが判断され(ス
テップ11)、ステージ21上に把tが無くなるまで
(ステップ11;NO)切出し動作が続けられる。
【0037】以上のように、本実施の形態によると、押
えコンベア40側に設けられた付勢機構60によってコ
ンベアベルト41〜43をリフトコンベア30に向けて
付勢するようにしたため、コンベア30、40間を搬送
される把tの厚さに応じてギャップを変更でき、把tの
姿勢を安定させて切出すことができる。
【0038】また、付勢機構60の複数のテンションロ
ーラ61a、62a、63a、64aの回転軸両端をそ
れぞれ独立して付勢するようにしたため、切出し方向と
直交する左右方向に関して厚さの異なる把tであって
も、コンベアベルトを把tに追従させることができ、把
tの搬送姿勢を安定させることができる。
【0039】さらに、ガイド部材50に近いテンション
ローラ64aを付勢するバネ67だけ他のバネ66より
付勢力を弱くしてあるため、ガイド部材50によって姿
勢変更される把tにコンベアベルトを追従させることが
できる。
【0040】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の把切出
し装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、把の厚さによらず姿勢を安定させて確実に切出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る把切出し装置を備
えた紙葉類処理装置の外観を示す概略斜視図。
【図2】図1の紙葉類処理装置に組み込まれた前処理機
の構造を示す概略図。
【図3】図2の前処理機に組み込まれた把切出し装置の
概略構造を示す斜視図。
【図4】図3の把切出し装置の要部の構造をより詳細に
示す詳細図。
【図5】図3、4の把切出し装置による動作を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…紙葉類処理装置、2…束処理機、4…コンベア、6
…検査機、10…前処理機、20…把送り機構、30…
リフトコンベア、31〜33…コンベアベルト、40…
押えコンベア、41〜43…コンベアベルト、50…ガ
イド部材、60…付勢機構、61a、62a、63a、
64a…テンションローラ、61c、62c、63c、
64c…回転軸、65R、65L…支持部材、66、6
7…バネ、100…把切出し装置、A…取込み部、B…
大帯処理部、C…方向変換部、D…切出し部、E…糊剥
がし部、F…小帯処理部、G…搬送部、P…紙葉類、S
…集積把、t…把、T…束。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA02 BA20 EA06 FG03 3F049 BA02 BB07 DA02 DB13 LA16 LB01 3F343 FA04 FA16 FB07 FB11 FC17 FC18 GA04 GB02 GC04 GD01 HA12 JA36 KB05 KB06 LA03 LA14 LB08 LC07 MC12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定枚数の紙葉類を集積して施封した把
    を複数集積した集積把をその集積方向に沿って移動させ
    て、集積方向一端にある把を所定の切出し位置へ移動さ
    せる把送り機構と、 切出し位置に移動された把の移動方向先端にある紙葉類
    にその第1面を面接せしめる位置関係で、集積方向と直
    交する切出し方向に第1面を走行可能に設けられ、第1
    面に面接した把の切出し方向に沿った後端に係合する突
    起を第1面に有する第1走行部材と、 第1走行部材の突起に係合して切出し方向に切出される
    把を第1面との間で挟持しつつ切出し方向に走行する第
    2面を有する第2走行部材と、 第1面と第2面との間に挟持された状態で第1および第
    2部材によって切出された把の姿勢を変えて次工程へ受
    け渡すガイド部材と、 第1面と第2面との間のギャップを把の厚さに応じて変
    更可能なように、第2部材を第1部材に向けて付勢する
    付勢機構と、 を備えている把切出し装置。
  2. 【請求項2】 付勢機構は、第2部材の第2面から離間
    した裏面側に、切出し方向に沿って複数設けられている
    請求項1に記載の把切出し装置。
  3. 【請求項3】 複数の付勢機構は、 第2部材とともに切出し方向に回転する複数のローラ
    と、 各ローラの回転軸の両端を把の厚さ方向に沿ってそれぞ
    れ独立して移動可能に支持した一対の支持部材と、 各ローラの回転軸の両端を第1部材に向けて付勢する複
    数対の付勢部材と、 を有する請求項2に記載の把切出し装置。
  4. 【請求項4】 複数対の付勢部材のうちガイド部材に最
    も近い付勢機構のローラを付勢する一対の付勢部材によ
    る付勢力が他の付勢部材に比べて最も弱い請求項3に記
    載の把切出し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103578180A (zh) * 2012-07-23 2014-02-12 辽宁聚龙金融设备股份有限公司 一种自动纸币输送机构
US10351288B2 (en) 2015-03-13 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Paper sheets pre-processing apparatus

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CN103578180A (zh) * 2012-07-23 2014-02-12 辽宁聚龙金融设备股份有限公司 一种自动纸币输送机构
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