JP2006256727A - シート排出装置及びこれを用いたシート後処理装置 - Google Patents

シート排出装置及びこれを用いたシート後処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】移送されるシートの位置に応じて搬入ガイドとキャタピラベルトの押圧力を大小に調節することによって広汎なシートを確実にトレイ上に搬入し、この搬入後のシートを確実にトレイ上の所定位置に移送することの可能なシート排出装置及びこれを用いたシート後処理装置を提供する。
【解決手段】載置トレイ上にキャタピラベルトによってシートを搬入する際に、このキャタピラベルトに搬送するシートを押圧する搬送ウェイトを設け、この搬送ウェイトの押圧をシートがキャタピラベルトから排出される時と、スイッチバックしてキャタピラベルトの下に搬入され時に大きくして、キャタピラベルトからの搬出不良やスイチバック後のキャタピラベルトへの搬入不良を防止する。
【選択図】図3a

Description

この発明はプリンタ、複写機、印刷機などの画像形成装置で画像形成されたシートをトレイ上の所定位置に順次載置するシート排出装置及びこのトレイ上に載置したシートにステップル、パンチ、スタンプなどの後処理を施すシート後処理装置に関する。
一般に、画像形成装置などで画像形成されたシートをトレイ上に一時的に載置し、このトレイ上のシートにステップル、パンチ、スタンプなどの後処理を施す後処理装置は複写、印刷など一連の処理を自動化する為広く用いられている。そしてこの一時トレイで後処理したシート(或いはシート束)は下流側の集積トレイに収容している。このようなトレイ上へのシートの搬出は所定位置に整然と移送しなければ正しい後処理が出来ないが、画像形成装置の高速化或いはカラー化に伴ってシートは高温でカールし易く、また表面にコーティングしたシートは摩擦力が小さく搬送が困難であるなど排紙口からトレイ上の所定位置にシートを搬入する搬送機構が必要となる。
従来、このような排紙口からトレイにシートを搬入する機構として例えば特許文献1(特開2002−241015号公報)に開示されている搬送ベルトが知られている。同文献には排紙口とトレイとの間に一対のプーリに支持した無端ベルト(以下キャタピラベルトと云う)を排紙口側のプーリを中心にトレイ側のプーリが上下揺動するように配置している。従って排紙口からシートをベルト上面でトレイに搬入し、ベルト下面でこの搬入したシートを逆方向に搬送方向を反転してトレイ上の所定位置に準備されている規制部材に突き当て整合している。このようにキャタピラベルトによってシートをスイッチバックさせてトレイ上の所定位置に移送するとシートは確実にトレイに搬入されシート後端が排紙口に残り不完全な排出となることがない。これと同時に搬入されたシートはベルト下面でトレイ上の所定位置に確実に搬送できる特徴がある。
特開2002−241015号公報
上述のように排紙口とトレイとの間にキャタピラベルトを揺動自在に垂下させてトレイ上のシートの積載量に応じて上下動するようにすると次の問題が生ずる。このベルトの上面で排紙口からトレイにシートを搬入するためにはベルト上にシートを挟むように案内する搬入ガイドが必要となる。そこで従来、この搬入ガイドとベルトとはいずれもその自重でシートを押圧するようにしている。このようにシートを搬入する際は搬入ガイドとベルトとの間でシートをトレイに導き、搬入後はベルト下面とトレイ或いはトレイ上に推積されている最上シートとの間でシートを所定位置に移送する搬入ガイド及びベルトの設計条件は例えばカールし易い薄紙や表面がコーティングされた光沢紙など使用するシートが広汎になると安定した搬送条件を設定することは困難である。
つまり、搬入ガイドを軽量に構成しベルト上面との間にシートが進入し易くするとカラー紙のように厚い光沢紙の場合にはシート後端がベルト上に残って排出不良となり、またカールし易い薄紙シートの場合にはトレイ上に搬入されたシートを反転してベルト下面に案内するときにカールしたシート後端がベルト上面と搬送ガイドとの間に進入して紙詰まりを起こすことがある。一方搬入ガイドの押圧力を大きくすると排紙口からベルト上面にカールした薄紙シートが進入しない紙詰まりを招く。同様にベルト下面とトレイとの間の接触条件も大きいときには既に堆積されているシートに強い搬送力を及ぼして皺などの棄損を招き、逆に接触力を小さくするとトレイ上に進入したシートを確実に所定位置に移送できない問題を招く。
そこで本発明は、排紙口からトレイ上の所定位置に移送されるシートの位置に応じて搬入ガイドとキャタピラベルトの押圧力を大小に調節することによって広汎なシートを確実にトレイ上に搬入し、この搬入後のシートを確実にトレイ上の所定位置に移送することの可能なシート排出装置を簡単な構造で提供すること、及びこれを用いたシート後処理装置の提供をその主な目的としている。
載置トレイ上にキャタピラベルトによってシートを搬入する際に、このキャタピラベルトに搬送するシートを押圧する搬送ウェイトを設け、この搬送ウェイトの押圧をシートがキャタピラベルトから排出される時と、スイッチバックしてキャタピラベルトの下に搬入され時に大きくして、キャタピラベルトからの搬出不良やスイチバック後のキャタピラベルトへの搬入不良を防止する。また、搬送ウェイトの押圧力の増加をシートにスイッチバック搬送を開始させる載置トレイ出口に設けられたパドル駆動に連動して行なうようにして、特別の駆動源を持たずに行なうようにする。さらに、このウェイトの押圧力増加は、パドル駆動軸に設けられたパドルと位相を異ならせて回転しゴム片によって、所定タイミングで搬送ウェイトを押圧係合するようにした。
本発明は上記課題を解決する為に、以下の構成を採用した。シートを順次搬出する排紙口と、この排紙口の下方に設けられシートを積載支持するトレイと、上記排紙口とトレイとの間に設けられ排紙口からシートを上記トレイに搬送し、次いでこのトレイ上のシートの搬送方向を反転して所定位置に移送するスイッチバック移送手段とを備え、上記スイッチバック移送手段は、上記排紙口と上記トレイとの間に設けた搬送ベルトと、この搬送ベルトの上記排紙口から上記トレイにシートを搬送するベルト面と対向配置された板状ガイド部材とで構成する。上記搬送ベルトと板状ガイド部材とはそれぞれ上記排紙口側の端部を中心に上記トレイ側の端部が上下揺動するように配置し、上記板状ガイド部材にはこの板状ガイド部材を搬送ベルト側に押下する押圧力付与手段を備える。そしてこの押圧力付与手段は、前記スイッチバック移送手段がトレイ上のシート後端を前記所定位置に移送する反転搬送時に前記板状ガイド部材と前記搬送ベルトとの圧接力を増大する加圧作用を及ぼすようにする。
また、押圧力付与手段を、処理トレイ上のシートを上記処理位置に向けて移送するパドル搬送手段の駆動手段で作動するようにし、前記パドル搬送手段が処理トレイ上のシートに搬送力を付与するタイミングと前記押圧力付与手段が前記板状ガイド部材に押圧力を付与するタイミングを異ならせた。また前記パドル搬送手段は、基端部を回転軸に固定した第1の板状弾性片で構成し、この第1の板状弾性片の先端部が前記処理トレイ上のシートを搬送するように弾性変形し、前記押圧力付与手段は上記回転軸に固定した第2の板状弾性片で構成する。この第2の板状弾性片の先端部が前記板状ガイド部材と当接変形して押圧力を付与するようにする。
本発明は、排紙口とトレイとの間に搬送ベルトで構成されるスイッチバック移送手段と、この搬送ベルトの排紙口からトレイにシートを搬送するベルト面と対向する板状ガイド部材とを設け、上記搬送ベルトと板状ガイド部材とはそれぞれ上記排紙口側の端部を中心に上記トレイ側の端部が上下揺動するように配置すると共に、板状ガイド部材に上記搬送ベルトを押下する押圧力付与手段を設けたものであるから、この押圧力付与手段の押圧力をベルトにシートが搬入する際には弱く、ベルトからシートを搬出する時には強くすることによってシートは確実にトレイ上に搬送されることとなる。同時にシートが搬入される際にはベルトはトレイ上に堆積されているシートと弱い押圧力で接しシートに皺などの棄損を及ぼすことがなく、搬入後のシートを所定位置に移送する際にはベルトはシートに強く接するように押圧されるので確実に所定位置に案内される。
従って、トレイ上への1枚のシート排出をカラー紙のような厚くまた表面が滑りやすいシートであっても確実にベルトから搬出でき、ベルトからトレイに排出されたシートが多少カールをしていても、スイッチバックの際にベルトの下面とトレイとの間に導かれ確実に所定位置に搬送することが出来る。さらに、本発明はシートをトレイ上で搬送方向を反転させるパドル搬送手段を設け、この駆動回転軸に板状弾性片を設けて板状ガイド部材に押圧力を付与するように構成することによってその駆動および構造が簡易であるなどの効果を奏する。
以下図示の実施形態に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明を画像形成装置などで形成した印刷済みシート(以下シートという)に紙綴じなどの後処理を施す後処理装置を示し、以下この後処理装置に本発明を適用した場合について説明する。
[画像形成システム]
本発明に係わる後処理装置は図示しない画像形成装置の排紙口に連結され画像形成されたシートを順次受け取って「紙綴じ処理」「ジョグ処理」「シート搬出処理」を行う。そこで画像形成システムは、複写機・プリント機能・ファクシミリ機能などを備えた画像形成装置本体とこれに連結された後処理装置とで構成される。画像形成装置本体は例えばコンピュータなどの外部装置に接続されたプリンタ装置で構成され、給紙部から繰り出されたシートに印字部で印字し、排紙部から順次搬出する装置として広く知られている。印字部には静電印刷用のレーザヘッド、インクジェットヘッド、或いはオフセット印刷ヘッドなどが用いられ、シートに外部装置から送られた画像情報を印刷する。
また、かかる構成のプリンタ装置にスキャナ装置を一体に組み込んで複写機能或いはファクシミリ機能を付加して多機能プリントシステムを構成する。このようなシステムでは画像形成後のシートを頁順に部揃えして綴じ合わせる紙綴じ処理、或いは排紙収納する際に部揃えした状態で区分け収納するジョグ処理等の一連の処理動作を動作モードとして備えている。各動作モードの制御は画像形成装置でオペレータが印刷部数、印刷の機能などの印刷モードと同時に「紙綴じ処理」「ジョグ処理」「シート搬出(収納)処理」などの後処理モードを設定し、この画像形成装置からのコマンド信号に従って後処理装置は各動作モードに応じた処理を実行する。
後処理装置10は、図示しない画像形成装置から順次排出されるシートを受け入れて下流側の処理トレイ20に搬出する排紙経路11と、この排紙経路の排紙口13の下側に配置された処理トレイ20と、この処理トレイ20の下流側に配置された集積トレイ30とで構成される。そして排紙経路11には搬入口12に向けて送り出されたシートを搬送する搬送ローラ14が設けられ、この搬送ローラ14は互いに圧接した一対のローラで構成されている。また排紙経路11には搬送されるシートの先端及び後端を検出する入口センサ15が設けられている。
図示16は搬入ガイドであり、画像形成装置の排紙口に連結されシートを順次排紙経路11の搬入口12に案内する。従って画像形成装置からのシートは排紙経路11に案内され搬送ローラ14で順次排紙口13に送られて搬出される。この排紙口13の下方には段差を形成して処理トレイ20が配置され、シートを一時的にトレイ上に支持し、この状態でシートに後処理を施す。この処理トレイ20にはシートに施す後処理の機能に応じた機構が組み込まれ、図示のものは「紙綴じ機能」と「ジョグ機能」および排紙口13からのシートを下流側の集積トレイ30に搬出する「シート搬出機能」とを備えている。
「紙綴じ機能」は画像形成装置から搬出された一連のシートをページ順に処理トレイ20上に積み重ねてステップル綴じし、処理後のシート束を集積トレイ30に収納する。このため処理トレイ20にはシートを基準位置に規制する規制部材21と、この規制手段21にカールしたシートを正しく案内するためのシート押圧手段22と、収納したシートを幅寄せ整合する整合手段23と、整合後のシートを綴じ合わせるステップル手段(後処理手段)24が配置される。また処理トレイ20にはステップル処理後のシート束を集積トレイ30に搬出するシート押出手段25が設けられる。「ジョグ機能」は画像形成装置から搬出された一連のシートを集積トレイ30に区分け収納して部揃えする。このため処理トレイ20にはシートを搬送方向と直交する方向に所定量シフトするシフト機構を備える。図示のシフト機構は整合手段23がその機能を兼ね備えている。「シート搬出機能」は画像形成装置から搬出された一連のシートを処理トレイ20上で後処理を施すことなく順次集積トレイ30上に搬出する。このため処理トレイ20にはイジェクトローラ手段26が配置される。
[シート搬入機構]
排紙経路11の排紙口13と処理トレイ20との間には次の搬送機構が設けられている。まず排紙口13からシートを処理トレイ20に搬送するベルト移送手段17と、このベルト移送手段17との間でシートを挟むように案内する板状ガイド部材18(後述のガイドプレート)と、シート先端を処理トレイ20の規制位置に向けて掻き込むように搬送する加圧手段19が設けられている。ベルト移送手段17は図3aに示すように一対のプーリ171,172間にキャタピラベルト173を架け渡して構成され、排紙口13と処理トレイ20との間にシート搬送方向に沿って配置される。そして排紙口13からのシートを図示ベルト上面173aで処理トレイ20に搬送する。
そこで排紙口13側に位置するプーリ171の軸174に後述する駆動モータが連結され、図示反時計方向に回転する。このプーリ軸174は装置フレーム50(図示のものは装置の側枠)に回動自在に軸受支持される。そしてキャタピラベルト173の他方のプーリ172は軸175に支持され、この軸175は装置フレーム50に回転自在に支持した軸174と一体のアーム部材176に支持してある。従って、キャタピラベルト173は排紙口側のプーリ軸174を装置フレーム50(フレーム側枠)に回動自在に支持され、処理トレイ20側に位置するプーリ軸175はアーム部材176に支持されて揺動自在となる。この揺動自在のキャタピラベルト173は常に排紙方向先端側(プーリ軸175側)を処理トレイ20上のシートと接することとなり、図示ベルト下面173bは処理トレイ20上の最上シートを排紙方向と逆方向に移送する。
従ってキャタピラベルト173はベルト上面173aによって排紙口13からシートを処理トレイ20上に移送し、これと同時に処理トレイ20上のシートをベルト下面173bによって排紙方向と逆方向に移送し、シートはスイッチバック搬送されることとなる。このように排紙口13と処理トレイ20との間にはスイッチバック移送手段が図示ベルト移送手段17で構成されている。またキャタピラベルト173には排紙口13からシートを確実に処理トレイ20に移送する為にピンチローラ177と板状ガイド部材18が対向配置されている。
ピンチローラ177はキャタピラベルト173の排紙口13側に対向配置され、排紙経路11を形成するペーパーガイド178に軸受支持されている。また板状ガイド部材18はシートを排紙方向に案内するガイドプレートで構成され、このガイドプレート18は排紙口側端部をペーパーガイド178回動自在に軸支持され、その先端部はキャタピラベルト173に沿って排紙方向に配置されている。従って排紙口13からのシートはキャタピラベルト173のベルト上面173aとピンチローラ177との間にニップされ、ベルト上面173aとガイドプレート18との間に挟まれるように案内されて処理トレイ20側に送られる。
以上説明したベルト移送手段17及びガイドプレート18は図6に示すようにシート幅方向(搬送直交方向;以下同様)に適宜間隔で一対配置されベルト移送手段17の間にガイドプレート18が位置するように配置されている。これはキャタピラベルト173で搬送するシートに、より大きな搬送力を付与する為、ガイドプレート18をキャタピラベルト173から幅方向にズラした位置に配置している。そしてこのガイドプレート18には次の押圧力付与手段が備えられる。
キャタピラベルト173の排紙方向先端部には加圧手段19(加圧弾性片193;以下同様)が備えられている。この加圧手段19は後述する駆動モータに連結されたパドル回転軸191にゴム質材から形成されたパドル片192を取付けて構成され、このパドル片192が図3a反時計方向に回転し、パドル片192の先端部は処理トレイ20上のシートを図示右側に移送する。そしてこのパドル片192はキャタピラベルト173で搬送したシートの後端が処理トレイ20上に送られたタイミングでシートと接触して図示右側に移動し、このシートをキャタピラベルト173と処理トレイ20との間に進入させる。
図6に示すようにパドル回転軸191には第1,第2、2つのパドル片192a,192bが設けられ、この回転軸191にはステッピングモータが連結され、このモータの駆動軸にはホームポジションセンサ(図示せず)が備えられている。そして排紙経路11の入口センサ15でシートの後端を検出したタイミングからシート後端が処理トレイ20上に到達する見込み時間(タイマー時間)の後、パドル片192が処理トレイ20上のシートと接し、シートを搬送方向と逆方向(反転方向)に移動する。またパドル回転軸191には加圧手段である加圧弾性片193が設けられている。この加圧弾性片193は先端がガイドプレート18の先端部181と当接してガイド部182をベルト上面173aに加圧するようになっている。前述のキャタピラベルト173とガイドプレート18はそれぞれ排紙口13側の端部を中心に揺動自在に支持され、自重で搬送方向先端部は処理トレイ20上にキャタピラベルト17、その上にガイドプレート18の順で当接するようになっている。
そしてこのガイドプレート18にはパドル回転軸191の加圧弾性片193が押圧力を付加する。この加圧弾性片193は前述の所定タイミングで回転するパドル片192と同様にシート後端が所定位置に搬出されたタイミングでガイドプレート18をキャタピラベルト173側に押圧し、同時にキャタピラベルト173先端を処理トレイ20側に押圧する。かかる加圧弾性片193がガイドプレート18を加圧するタイミングは次の条件から設定する。排紙口13からのシート先端がガイドプレート18とキャタピラベルト173の間に進入する際は加圧弾性片193はガイドプレート18から離れた位置で加圧力を付与しない。これによってシートはスムーズにガイドプレート18とキャタピラベルト173の間に進入する(図3a参照)。
次にシート後端がキャタピラベルト173の先端から離脱する直前、若しくは離脱した直後に加圧弾性片193がガイドプレート18に当接してこれを押し下げ加圧力を付与する(図3b参照)。離脱する直前に加圧力を付加するとシート後端はキャタピラベルト173の搬送力を確実に受けて処理トレイ20上に搬出され、シート後端がキャタピラベルト173上に残る(残留する)恐れがない。この場合シート先端が処理トレイに搬入されるタイミングでガイドプレート18を加圧すると、この加圧力の作用でシートは腰付けされその先端が処理トレイに突き当たって座屈することがあるのに対し、シート後端がキャタピラベルトから離脱する際(その直前)にガイドプレートを加圧するのでシート先端はスムーズに処理トレイ上に搬出されることとなる。
また離脱直後に加圧力を付加すると処理トレイ20上に搬出されたシート後端がパドル片192でスイッチバック搬送される際にカールしたシートがガイドプレート18とキャタピラベルト173との間に進入することがなく、確実に処理トレイ20とキャタピラベルト173の下面側(図示のベルト下面173b)との間に導かれる。
[処理トレイの各構成]
次に処理トレイ20の各構成について説明すると、処理トレイ20は排紙口13からキャタピラベルト173で搬出されたシートを一時的に積載支持して後処理を施す為に以下の構成を備える。まず、図示の処理トレイ20は排紙口13からのシートを後述する集積トレイ30とブリッジして支持する。この為、処理トレイ20は搬出される最小サイズシートの搬送方向長さより短く構成されている。また処理トレイ20にはシートの搬送方向後端縁を位置決め規制する規制部材21が設けられている。この規制部材21は処理トレイ20に突出するストッパ片で構成されている。従って、処理トレイ20上に搬出されたシートはパドル片192で搬送方向を反転されスイッチバックして搬送ベルトのベルト下面173bで規制部材21に突き当たるまで送られて静止する。処理トレイ20上にはこの規制部材21に至るシートの後端部を押圧するシート押圧手段22が設けられている。
このシート押圧手段22はシートの上面と当接する板状押圧部材221(以下ウェイト板と云う)と、このウェイト板221を支持するアーム部材222で構成される。ウェイト板221はシート搬送方向上流側を第1の支軸223でアーム部材222に揺動自在に支持され、アーム部材222はフレームなどの支持部材224に第2の支軸225で揺動自在に支持されている。これは処理トレイ20上にシートが順次積層される際にウェイト板221が第1の支軸223を中心に揺動するのと同時に、これを支持するアーム部材222が第2の支軸225を中心に揺動することによってシートには積載量の大小に拘わらずほぼ均一の押圧力を作用させる為である。
従ってウェイト板221とアーム部材222は次の条件を備えることが好ましい。ウェイト板221は処理トレイ20の載置面に対し、上流側が高く下流側(規制部材21側)が低くなるように傾斜させる。これはウェイト板221にシート先端が進入し易くする為であり、先端がカールしたシートはウェイト板221の傾斜面に沿って矯正される。更に図示のウェイト板221は図8aに示すように先端部が規制部材21と交叉するようになっている。処理トレイ20上に突出した規制部材21にはシート幅方向に一部を切欠いた切欠部が形成してあり、この切欠部にウェイト板221の一部が嵌合して両者を交叉させている。これは規制部材21とウェイト板221との間にカールした先端が進入する隙間を形成しない為である。
次にアーム部材222は第1の支軸223でウェイト板221を揺動自在に支持するのと同時にこの回転支点位置がシートの積載量に応じて上下に追従移動するように第2の支軸225で装置フレームその他の支持部材224に軸承する。この第1の支軸223と第2の支軸225の位置関係を次のように設定する。第1の支軸223(以下第1支点と云う)に対し第2の支軸225(以下第2支点と云う)をシート搬送方向下流に配置する。第2支点225はシートの最大高さ(最大積載量)より低い位置に設定する。これは最大積載量より高い位置に第2支点225を設定すると、進入するシートによってアーム部材222には図8aで反時計方向の回転力がおよびシートを強く押さえてその進入を妨害する為である。
次に処理トレイ20のシート載置面を基準に第1支点223は第2支点225より高い位置(図8a上方向)に配置する。これは低い位置に配置するとアーム部材222に図8a反時計方向の回転力が及ぶ為である。このようにウェイト板221は第1,第2、2つの回動支点を備え、処理トレイ20上のシート積載量が少ないとき(図8bに示すT1)は第1支点223を中心に揺動し、積載量が大きいとき(図8cに示すT2)には第2支点225を中心に第1支点位置が移動するようにする。この為アーム部材222には上限を規制する上限ストッパ226と下限を規制する下限ストッパ227が設けてあり、シート積載量が所定量(図8bに示すT1)以下では下限ストッパ227が働きアーム部材222の回動を阻止し、上限ストッパ226は不用な回動を阻止する。
またウェイト板221とアーム部材222との間には運動規制部材228が設けられ、ウェイト板221がシートで押し上げられると、この運動規制部材228がアーム部材222を押し上げるようになっている。従ってウェイト板221は処理トレイ20上にシートが図示T1ラインに積載されるまでは第1支点223を中心に反時計方向に回動し、順次繰り込まれるシートを押圧する。このときアーム部材222は下限ストッパ227に係止され、その姿勢を保持している。シートが順次積み上げられて積載量T1を超えると、運動規制部材228がアーム部材222に当接して繰り込まれるシートによって押し上げられる。するとアーム部材222は図示時計方向に回動し、ウェイト板221の支軸である第1支点223は徐々に上方に移動する。このアーム部材222の揺動運動はシートの最大積載量T2まで同様に順次繰り込まれるシートに応じて第1支点223の位置を移動する。これによってウェイト板221はその位置が処理トレイ20上の上方に徐々に移動し、あたかも処理トレイ20上の紙面レベルに応じて上下動するのと同様に略々同一の押圧力でシートを規制部材21に案内することとなる。
次に処理トレイ20の構造について説明すると、処理トレイ20にはスイッチバックして搬送されるシートの後端縁を突き当て規制する規制部材21が設けられ、同様に処理トレイ20上のシートの片側側縁を規制するサイド規制部材が設けられる。このサイド規制部材は図示しないが図1手前側に処理トレイ20から突出したフランジ壁で構成されている。そしてシートの反対側の側縁にはシート搬送方向と直交するする方向に往復動自在の整合板231が設けられている。
この整合板231で構成される整合手段23はトレイ上に載置されたシートを整合板231でサイド規制部材に幅寄せ位置決めする。この整合板231の幅寄せ機構については図示しないが公知の種々の構造が採用可能である。例えばトレイに断面L字状の整合板を往復動自在に支持する。そしてトレイの背面(底面裏側)に一対のプーリに懸架したワイヤーを設け、このワイヤーの一部に整合板を固定し、プーリの一方を正逆転可能な駆動モータに連結する。するとモータの正逆転制御によってシート幅方向に移動するワイヤーに取付けた整合板を幅方向に往復動させることが出来る。処理トレイ20には上述のシート後端の規制部材21及び片側側縁のサイド規制部材が設けられ、これ等の規制部材に位置決めされたシートの所定位置には紙綴じ、捺印、パンチなどの後処理手段24が配備される。
代表的な紙綴じ用後処理装置であるステップル装置について説明すると、処理トレイ20のシート幅方向中央には押出爪251が移動するガイド溝(図示せず)が設けられ、このガイド溝に沿って押出爪251は下流側の規制部材21に位置するシートを上流側のイジェクト口29に移送する。この為処理トレイ20の背面側に設けられた一対のプーリ252,253間にベルト部材254が架け渡され、このベルト部材254に押出爪251が一体に固定してある。そしてプーリ252にはシート押出爪駆動モータM2が連結してある。従って、シート押出爪駆動モータM2によって押出爪251は処理トレイ20の周囲を縦断するように施廻することとなる。このシート押出爪251と同様にイジェクト口29には次の構造のイジェクトローラ手段26が設けられている。
このイジェクトローラ手段26は処理トレイ20のイジェクト口29に圧接及び離間自在のイジェクトローラ261とこのローラ部材を昇降する昇降支持アーム262で構成されている。図5にその構成を示すが、装置フレーム50に回転軸263を設け、この回転軸263を中心にしてブラケット部材264が揺動自在に取付けられている。そしてブラケット部材264には駆動回転軸265が軸受支持され、回転軸263の回転を伝動歯車266で伝達する。駆動回転軸265には一対の昇降支持アーム262が揺動自在に軸承され、その先端部にイジェクトローラ261が軸受支持されている。そしてイジェクトローラ261と一体に形成したプーリと駆動回転軸265に設けたプーリ(図示せず)との間に伝動ベルト267が架け渡してある。
従って、一対のイジェクトローラ261は駆動回転軸265を中心に揺動自在であり、同時にその回転を伝達され図示時計方向(シート排出方向)に回転する。そこでこの一対の昇降支持アーム262間にはバランスアーム268が設けられ、このバランスアーム268は中央をブラケット部材264にヒンジ結合部269で左右に揺動するように接合されている。バランスアーム268の左右は昇降支持アーム262が結合してあり、この結合は図示のように遊嵌状態にしてある。従って、左右の昇降支持アーム262に取付けられたイジェクトローラ261が処理トレイ20上のシート面に片当たりして傾いたとき、その力でバランスアーム268はヒンジ結合部269を中心に傾き、ブラケット部材264に作用するローラ押圧力は均等に左右のイジェクトローラ261に伝えられる。
[集積トレイ]
前述の処理トレイ20の下流側に配置される集積トレイ30の構造について説明する。図9に示すように集積トレイ30は装置フレーム31に上下昇降自在に取付けられ、積載したシートの最上面が処理トレイ20のイジェクト口29に位置するように昇降制御される。装置フレーム31にはシート積載方向に沿ってガイドレール32が設けられ、このガイドレール32に嵌合したローラ33,34が集積トレイ30の固定部材35に取付けられている。
従って集積トレイ30はこれと一体のローラ33,34によってガイドレール32に沿って昇降自在に支持される。そして装置フレーム31には上下一対のプーリ36,37とこのプーリ36,37間に架け渡された昇降ベルト38が設けられ、この昇降ベルト38の一部に固定部材35が固定してある。上記プーリ36,37の一方には昇降モータM3が伝動歯車39で連結され、昇降モータM3の駆動で集積トレイ30は図示上下方向に昇降駆動される。
一方集積トレイ30の上方には上限センサ(図示せず)が取付けられており、集積トレイ30上の最上シートが上限センサ位置に位置するように昇降モータM3はシートの積載量に応じて徐々に集積トレイ30を降下させ、この集積トレイ30上のシートが取り出されたときにはトレイ上面を上限センサ位置まで上昇させる。尚、本発明にあって集積トレイ30は図示のように上下昇降することなく装置フレーム31に固定して取付けても良い。
[搬送駆動系]
次に搬送駆動機構について図4に基づいてこれを説明する。画像形成装置からのシートは排紙経路11中の搬送ローラ14、キャタピラベルト17、加圧手段(パドル)19で処理トレイ20上に集積され後処理後、この処理トレイ20からシート押出手段25とイジェクトローラ手段26で集積トレイ30に集積される。これ等の搬送手段は搬送駆動モータM1とシート押出爪駆動モータM2でそれぞれ駆動される。搬送駆動モータM1は一方向に回転し、排紙経路11に配置された搬送ローラ14の回転軸51と、キャタピラベルト17の回転軸52と、イジェクトローラ261の回転軸53を常時一方向に回転駆動する。
このため搬送駆動モータM1は伝動ベルトV1、伝動ギアG1を介して中間回転軸54を回転し、この中間回転軸54はキャタピラベルト17の回転軸52と、イジェクトローラ261の回転軸53に伝動ベルトV2とV3とで駆動を伝達する。そしてキャタピラベルト17の回転軸52の回転は伝動ギアG2によって搬送ローラ14の回転軸51に伝達する。これによって搬送ローラ14とキャタピラベルト17とイジェクトローラ261とはそれぞれ伝動ベルト及び伝動ギアで設定される速度でシート搬送方向に回転することとなる。また搬送駆動モータM1は中間回転軸54から加圧手段19の回転軸191に伝達されるが、図示伝動ギアG3とG4とは次のように連結され、所定のタイミングで伝動ギアG3の回転が伝動ギアG4に伝達される。
伝動ギアG4は歯欠ギアで構成され、伝動ギアG3の回転が伝達されない欠噛部を備えている。そしてこの伝動ギアG4には伝動ギアG3と噛合する方向に付勢スプリングが設けられ、ソレノイドSL1で伝動ギアG3と非係合位置に保持されている。つまり、伝動ギアG3と伝動ギアG4とはソレノイドSL1で非係合位置に保持ロックされ、ソレノイドSL1でロック解除すると伝動ギアG4は付勢スプリングの力で伝動ギアG3と係合する位置に移動し、その後は伝動ギアG3と噛合して伝動ギアG4は1回転した後、欠損部(歯欠部)で係合が離脱し、ソレノイドSL1の爪で非係合位置に保持される。
従って伝動ギアG4はソレノイドSL1の作用で1回転のみ伝動ギアG3の回転を加圧手段19の回転軸191に伝達する。このソレノイドSL1は排紙経路11の入口センサ15がシートの後端を検出した信号に基づいて、このシートの後端がキャタピラベルト17から処理トレイ20に到達する直前で加圧弾性片193がガイドプレート18を押圧し、パドル片192がシート後端が処理トレイ20上に到達した後、このシート後端と係合するタイミングに設定されている。また伝動ベルトV2の回転はイジェクトローラ261を上下昇降する際に、イジェクトローラ261の昇降支持アーム262に次のように回転力を伝達する。伝動ベルトV2で回転する回転軸56には伝動ギアG6とG7で連結され、この伝動ギアG7は歯欠ギアで構成され、この歯欠ギアG7は前述の伝動ギアG4と同様に付勢スプリング(図示せず)とソレノイドSL2が設けてある。
そしてソレノイドSL2の作用で回転軸56の回転を所定タイミングで1回転のみ回転軸57に伝達する。この回転軸57の1回転はカム58を介してイジェクトローラ261を支持する昇降支持アーム262に伝達される。このカム58は回転軸53に軸承した昇降支持アーム262を図10に示す退避位置、待機位置、作動位置との間で昇降する。カム58の形状は図示しないが例えば偏心カムで構成し、そのカムフォロアーをスライドレバーで構成して上下摺動させる。そしてこのスライドレバーを昇降支持アーム262に係合する。そして駆動モータM1の回転をカム58から昇降支持アーム262に伝え、イジェクトローラ261を退避位置から所定量降下し、そこでモータを停止すると昇降支持アーム262は待機位置に停止し保持され、再度駆動モータM1を駆動回転すると昇降支持アーム262はイジェクトローラ261をシートと接する作動位置に移動する。
上記構成において、駆動モータM1の回転は搬送ローラ14、キャタピラベルト17を回転し、排紙経路11からシートを処理トレイ20上に搬送する。一方制御手段から処理トレイ20上のシートに後処理を施す指示信号を得て、ソレノイドSL2を非係合状態にロック解除する。すると扇形ギアG7は駆動モータM1の回転を受けて従動回転し、カム58を回転する。このカム58の回転に伴ってイジェクトローラ261の昇降支持アーム262は退避位置から徐々に降下する。ソレノイドSL2のロック解除動作から駆動モータM1が所定量回転したタイミングで駆動モータM1を停止する。
すると昇降支持アーム262はイジェクトローラ261を図10に示す待機位置に位置づけて停止する。このようにイジェクトローラ261を退避位置と作動位置との間で停止し、待機させるのは処理トレイ20上のシートにステップルなど後処理を施す際に外部から使用者の手指或いは異物などが侵入するのを防止し、同時にステップル動作で生ずる騒音を遮閉する為である。
次に後処理装置からの動作終了の信号を受けて制御手段は再び駆動モータM1を起動する。この駆動モータM1の駆動で昇降支持アーム262はイジェクトローラ261をシートと当接した作動位置に位置づける。尚、図示のものはイジェクトローラ手段26とシートとの当接はこのイジェクトローラ手段26の自重によって押圧力を付与するようになっている。この昇降支持アーム262の動作タイミングについては後述する。また、図示CLはワンウェイクラッチであり、回転軸53と上記伝動ベルトV3の駆動を伝達するギアG8との間に設けられ、イジェクトローラ261を支持した昇降支持アーム262は回転軸53を中心に回転する。これはイジェクトローラ261でシートを搬出中に紙詰まりなどのトラブルが発生した場合、使用者がイジェクトローラ261を手動で回転させる為である。
次にシート押出手段25は正逆転可能なシート押出爪駆動モータM2によって次のように駆動される。シート押出手段25は一対のプーリ間に架渡されたベルト部材254に押出爪251が一体に連結され、この押出爪251が処理トレイ20に沿って往復動する。そしてこの一方のプーリ252にシート押出爪駆動モータM2が連結されている。
以上説明した図示実施例の特徴とする構成について詳述する。まず前記処理トレイ20にはシート押出手段25とイジェクトローラ手段26とが配置されているが、その位置関係を図10に基づいて説明する。処理トレイ20上の規制部材21とイジェクトローラ261との間の距離(図示L1)は最少サイズシートの搬送方向長さより短い位置に設定してある。またシート押出手段25の押出爪251は処理トレイ20上の規制部材21からイジェクトローラ261までシートと係合して押し出すように図示押出爪搬送長さ(図示L2)はL2≧L1の関係に設定してある。そして押出爪251の移動ストローク(図示L3)はL3>L2≧L1にしてある。
次に特徴とする構成は前述のベルト移送手段17に設けた加圧手段19であり、図3a、図3bに詳細を示す。基端部を揺動自在に支持されたガイドプレート18のガイド部182は図3aに示すようにキャタピラベルト173のベルト上面173aに自重で当接している。この状態で排紙口13から搬出されたシートはピンチローラ177とキャタピラベルト173との間にニップされ同図左側に送られる。このときガイドプレート18はベルト上面173aに案内されるシートが薄紙シートの場合はカールしたり、シート先端がベルト上面173aの上方に舞い上がったりするのを防止する。また厚紙シートのときにはこのガイドプレート18はシート先端で押し上げられその通過を容易にする。
このような構成でシート先端がガイドプレート18から離脱する直前図3bの状態では加圧手段19によってガイドプレート18はキャタピラベルト173の上面173aに強く押圧される。この加圧手段19はパドル回転軸191に設けられた加圧弾性片193がガイドプレート18の先端部181を弾性変形によって押圧する。するとシートはキャタピラベルト173から強い搬送力を受け確実に処理トレイ20上に搬出され、同時にシートがパドル搬送片192で反転搬送(図示右側方向)される際に先端がカールしていてもベルト上面173aとガイドプレート18との間に進入するのを防止する。またこのシート先端はベルト下面173bと処理トレイ20に積載されたシートの間に搬入される際に、上記加圧手段19でキャタピラベルト173が押圧され強い搬送力を受ける。
次に特徴とする構成は処理トレイ20上の規制部材21に突き当て搬送されるシートを案内するシート押圧手段22であり、これを図8a、図8b、図8cに示す。前述した構成のシート押圧手段22は処理トレイ20上に積載されたシートが少ないときには図8aに示すようにシート押圧手段22は第1支点223を中心に進入するシートによって反時計方向に揺動しシートを押圧しながら規制部材21に案内する。このときアーム部材222は下限ストッパ227によってその位置(姿勢)を維持する。従って後端がカールしたシートであっても確実に規制部材21に突き当て規制することが可能となる。
処理トレイ20上にシートが所定量以上積載されるとシート押圧手段22は図8bに示すように運動規制部材228がアーム部材222に係合する。すると図8cに示すようにシート押圧手段22は進入するシートによって第2支点225を中心にアーム部材222と一体に図示時計方向に揺動し、第1支点223も上方に移動する。従ってシートの積載量が大小変化してもシート押圧手段22は略々同一の状態(姿勢)及び押圧力でシートを案内することとなる。
更に図示実施例は、次の特徴とする動作モードの構成を備えている。図11に示すように処理トレイ20上に先行して積載されたシート(図示sheet1)と排紙口13から搬出される後続シート(図示sheet2)をイジェクトローラ手段26と押出爪251とで同時に搬出する際、後続シート(sheet2)の後端S21と先行シートの後端S11とを図示αだけその位置をオフセットし、後続シート(sheet2)の後端S21が先行シート(sheet1)の後端S11より先行するようにイジェクトローラ手段26と押出爪251の起動タイミングを設定してある。そしてこの搬送方向前後に形成したオフセット量(図示α)は、集積トレイ30に進入する際にシート先端が最初に接する位置と集積シートの後端との長さ(図示β)との関係がβ>αとなるように設定されている。
これはシート先端が集積トレイ30に進入する接触点を超えてオフセット量を大きく設定するとこのオフセットしたシートを後続するシートの先端でトレイ外方に押し出すことがあり、これを防止するためである。このように先行シートの後端S11と後続シートの後端S21とを搬送方向前後に所定量オフセットすることにより後続シートの後端S21が押出爪251によって損傷される恐れがない。
次に各動作モードについて説明する。上述の装置は「紙綴じ処理」「ジョグ処理」の動作モードを備え、以下これを順次説明する。
[紙綴じモード]
画像形成装置から搬出された一連のシートを排紙口13から順次ページ順に処理トレイ20上に積み重ねて整合し、この状態でシート後端縁にステップルなどの後処理を施す。この処理後のシート束はイジェクトローラ手段26で集積トレイ30に収納する。図12a乃至図12nにその動作を示す。
図12aは、処理トレイ20上に先行するシートが束状に載置された状態を示す。そこで画像形成装置からシート搬出の信号を得て搬送駆動モータM1を駆動して搬送ローラ14を回転する。シート先端を入口センサ15で検出すると制御CPUはソレノイドSL2を作動してカム58を回転する。このカム58の作用でイジェクトローラ手段26は図12aの作動位置から図12bの退避位置に移動しこの状態で保持される。次に引き続く駆動モータM1の回転でシートは図12cの状態、キャタピラベルト173とピンチローラ177との間に進入する。このシート先端がキャタピラベルト173の所定位置に到達するとソレノイドSL1を作動しパドル片192の回転を開始する。このソレノイドSL1の作動タイミングは入口センサ15でシート先端を検出した信号からタイマーで設定する。
このパドル片192の回転と同時に加圧弾性片193が図12dの状態にガイドプレート18の先端部181を押下し、徐々にガイドプレート18をベルト上面173aに押圧する。シート後端がキャタピラベルト173から離脱する直前図12eの状態で加圧弾性片193がガイドプレート18を押圧する。これによりシート後端はキャタピラベルト173から勢いよく搬出され厚紙シートであっても確実に処理トレイ20上に到達する。
このように処理トレイ20上に到達したシートはパドル片192で図12fの状態にシートを反転方向に搬送し、次いで図12gに示すようにベルト下面173bでシートを規制部材21に向けてスイッチバック搬送する。図12hの状態にシート後端が規制部材21に突当てられると整合手段23でシート幅方向を整合する。以上図12a乃至図12hの動作を繰り返して所定のシートを処理トレイ20上に積載する。
次にこのように所定のシートが処理トレイ20に積載された後、画像形成装置から後処理の指示信号を受けて後処理動作を実行する。この後処理動作は、まずイジェクトローラ手段26を処理トレイ20の待機位置に前述した方法で移動し、ついで後処理動作を実行する。この後処理動作の実行後処理済みシートを処理トレイ20から集積トレイ30に搬出する。この動作はシート押出爪駆動モータM2を駆動して押出爪251を図12jに示すようにシートの後端と係合する位置に移動する。このときイジェクトローラ手段26はシートから離れた位置に置かれている。
次いで押出爪251でシートを若干移動(図示のものは5mm程度)した状態で図12kに示すように押出爪251とイジェクトローラ261とで同時に同速度でシート束を集積トレイ30に向けて搬送する。このように押出爪251をイジェクトローラ261より先にシートを搬出するようにしたのは、イジェクトローラ261が先にシートに接することによってシート束がバラけるのを防止するためである。このようにしてシート束は収積トレイ30に排出される(図12l参照)。このような動作の後、図12mに示すように押出爪251はシート押出爪駆動モータM2を逆転させてホームポジションに復帰し、次のシート搬出に備える。尚、この押出爪251の復帰の途上で図12nに示すように後続シートの搬入開始するように制御されている。
[ジョグモードの説明]
画像形成装置から搬出された一連のシートを集積トレイ30に区分け収納して部揃えする。このため処理トレイ20にはシートを搬送方向と直交する方向に所定量シフトするシフト機構を備え、つぎのように制御する。画像形成装置からのシートは図12a乃至図12hで説明した動作で順次搬出される。そこでシートを部揃えして区分けするジョグ動作について図13a乃至図13hに従って説明する。
図13aは搬入口12から搬送ローラ14でシート先端がキャタピラベルト17に搬送された状態を示す。図13bは先行シートがシート押出手段25で集積トレイ30に排出される動作の開始タイミングを示す。後続シートの後端が排紙口13に位置し、先行シート束の後端に押出爪251が係合した状態で図示α=5mmの間隔で後続シート後端が先行する。このとき先行するシート束は処理トレイ20上で整合手段23により幅方向に所定量移動されている。また後続シートはキャタピラベルト173で搬出される際、パドル192片は初期位置に保持され非作動状態に置かれている。
次いで図13cに示すように押出爪251が排出方向に5mm移動した処でイジェクトローラ261を最下降位置迄下降させ、後続シートとシート束を重ねて排出する。この際ピンチローラ41はイジェクトローラ261が後続シートをニップするまで離脱させない位置にある。そして図13dは処理トレイ20上で先行シートの後端と後続シートの後端が重なり合った状態を示す。図面から明らかなように後続シートの後端が先行シートの後端より所定量(α)先行し、この状態で後続シートの後端と押出爪251との間には所定間隔が形成される。後続シート後端がシート束後端よりも所定量(α)だけ排出方向に進んだ状態で爪部材251とイジェクトローラ261によってシート束は集積トレイ30に排出される。
図13eは後続シートが所定量(α)だけ前方にズレた姿勢で押出爪251とイジェクトローラ261によって排出される状態を示す。このとき、押出爪251はイジェクトローラ261の側方を通過する。また図13fはイジェクトローラ261の側方の押出爪251が通過して後続シートをシート束が重ね合わせ排出する状態を示す。図13gは重なり合った先行シートと後続シートが集積トレイ30に収納された状態を示す。この時、次いで後続するシートは排紙口13から順次排出される。図示のものは後続シートの先端がキャタピラベルト173に送られた状態で、このシートはイジェクトローラ手段26に向けてキャタピラベルト173で送られる。シート束の押出爪251がキャタピラベルト173より排出方向上流側に位置(退避)すると、次の後続シート(n−1)が引き続き搬送されイジェクトローラ261で収積トレイ30に排出される。一方、押出爪251はホームポジションまで戻り、3部目のシートが送られるまで待機する。
図13hは後続シートの先端が集積トレイ30上に送られた状態を示す。図示のように後続シートは集積トレイ30上のシートと図示X位置で係合し、このX位置はイジェクト口29と集積トレイ30の間隔及びトレイの傾斜角度によって決定される。そして前述のオフセット間隔(α)は図示βより小さい間隔に設定されている。後続シートのグループが全て排出され、3部目のシート区分けがある場合には図12bで説明した動作に戻りシートの搬入が入口センサ15に検出されるとイジェクトローラ手段26が退避位置に移動する。3部目以降の区分けがない場合は動作を終了する。
本発明に係わる後処理装置の全体断面図。 図1の装置の主要部構成を示す平面図。 ベルト移送手段と加圧手段の関係を示す説明図(加圧力が付与されていない状態)。 ベルト移送手段と加圧手段の関係を示す説明図(加圧力が付与されている状態)。 図1の装置の搬送駆動機構の構成図。 イジェクトローラの構成を示す斜視図。 加圧手段の構成を示す斜視図。 シート押圧手段の構成を示す斜視図。 シート押圧手段の第1支点と第2支点の位置関係を示す構成図(シートが無い状態)。 シート押圧手段の第1支点と第2支点の位置関係を示す構成図(シートの積載量が少ない状態)。 シート押圧手段の第1支点と第2支点の位置関係を示す構成図(シートの積載量が多い状態)。 集積トレイの構造を示す説明図。 イジェクトローラと押出爪との動作関係を示した説明図。 先行シートと後続シートとの位置関係を示した説明図。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「紙綴じモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。 後処理装置の「ジョグモード」の動作説明フロー。
符号の説明
10 後処理装置
11 排紙経路
13 排紙口
15 入口センサ
17 ベルト移送手段
18 ガイドプレート
19 加圧手段(193 加圧弾性片)
20 処理トレイ
22 シート押圧手段
23 整合手段
24 後処理手段
25 シート押出手段
26 イジェクトローラ手段
29 イジェクト口
30 集積トレイ
173 搬送ベルト(キャタピラベルト)
176 アーム部材
192 パドル片
221 ウェイト板
222 アーム部材
223 第1の支軸(第1支点)
225 第2の支軸(第2支点)
231 整合板
251 押出爪
261 イジェクトローラ
262 昇降支持アーム
M1 搬送駆動モータ
M2 シート押出爪駆動モータ

Claims (9)

  1. シートを順次搬出する排紙口と、
    この排紙口の下方に設けられシートを積載支持するトレイと、
    上記排紙口とトレイとの間に設けられ排紙口からシートを上記トレイに搬送し、次いでこのトレイ上のシートの搬送方向を反転して所定位置に移送するスイッチバック移送手段とを備え、
    上記スイッチバック移送手段は、上記排紙口と上記トレイとの間に設けた搬送ベルトと、この搬送ベルトの上記排紙口から上記トレイにシートを搬送するベルト面と対向配置された板状ガイド部材とで構成され、
    上記搬送ベルトと板状ガイド部材とはそれぞれ上記排紙口側の端部を中心に上記トレイ側の端部が上下揺動するように配置され、
    上記板状ガイド部材には該板状ガイド部材を上記搬送ベルト側に押下する押圧力付与手段が備えられていることを特徴とするシート排出装置。
  2. 前記搬送ベルトは、シートの幅方向に間隔を隔てて配置した一対のベルト部材で構成され、
    前記板状ガイド部材は、上記一対のベルト部材の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記押圧力付与手段は、前記スイッチバック移送手段がトレイ上のシート後端を前記所定位置に移送する反転搬送時に前記板状ガイド部材と前記搬送ベルトとの圧接力を増大する加圧作用を及ぼすことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  4. 前記押圧力付与手段は、シートを前記排紙口から前記トレイに搬送する際、シート後端が前記スイッチバック移送手段から離脱する直前で前記板状ガイド部材に押圧力を付加することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  5. 前記押圧力付与手段は、シートの後端がシート移送手段から離脱する直前からシート後端が反転搬送されるまで前記板状ガイド部材に押圧力を付加することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  6. シートを順次搬出する排紙口と、
    この排紙口の下方に設けられシートに積載支持する処理トレイと、
    この処理トレイに配置されシート束に綴じ処理その他の後処理を施す後処理手段と、
    上記処理トレイの下流側に配置された集積トレイと、
    上記排紙口と上記処理トレイとの間に設けられ排紙口からシートを上記処理トレイに搬送し、次いでこの処理トレイ上のシートの搬送方向を反転して所定の後処理位置に移送するスイッチバック移送手段と、
    上記処理トレイの上方で上記スイッチバック移送手段の近傍に配置され該処理トレイ上のシートを上記処理位置に向けて移送するパドル搬送手段と、を備えたシート後処理装置であって、
    上記スイッチバック移送手段は、上記排紙口と上記処理トレイとの間に設けた搬送ベルトと、この搬送ベルトの上記排紙口から上記トレイにシートを搬送するベルト面と対向するように配置された板状ガイド部材とで構成され、
    この板状ガイド部材と上記搬送ベルトとはそれぞれ上記排紙口側の後端部を中心に上記処理トレイ側の先端部が上下揺動するように構成され、
    上記板状ガイド部材には上記搬送ベルトを押下する押圧力付与手段が設けられ、この押圧力付与手段を上記パドル搬送手段の駆動手段で作動するようにしたことを特徴とするシート後処理装置。
  7. 前記パドル搬送手段が処理トレイ上のシートに搬送力を付与するタイミングと前記押圧力付与手段が前記板状ガイド部材に押圧力を付与するタイミングを異ならせたことを特徴とする請求項6に記載のシート後処理装置。
  8. 前記パドル搬送手段は、基端部を回転軸に固定した第1の板状弾性片で構成され、
    この第1の板状弾性片の先端部が前記処理トレイ上のシートを搬送するように弾性変形し、前記押圧力付与手段は上記回転軸に固定した第2の板状弾性片で構成され、この第2の板状弾性片の先端部が前記板状ガイド部材と当接変形して押圧力を付与することを特徴とする請求項7に記載のシート後処理装置。
  9. 前記第1及び第2の板状弾性片は、第2の板状弾性片が前記板状ガイド部材に押圧力を付与した後、第1の板状弾性片が前記処理トレイ上のシートを搬送するように前記回転軸に取付けられていることを特徴とする請求項8に記載のシート後処理装置。
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