JP2001524057A - シート材の自動束ね装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、束ねられるべきシート材が正確に積み重ねられた積重ね体として載置される載置手段と、案内手段により供給される箔に向かってシートの積重ね体を垂直に移動させて該積重ね体の一部に箔を巻き付け且つ搬送手段に供給するようにした摺動手段とを有するするシート材特に紙幣を自動的に束ねる装置に関する。前記搬送手段は２本の平行なコンベヤベルトを有し、箔を一部に巻いたシートの積重ね体が前記２本の平行なコンベヤベルトの間にクランプされて帯かけ手段に搬送され、該帯かけ手段により箔がシートの積重ね体の周囲に巻き付けられ且つ両端部が連結されてバンドとなるように前記シートの積重ね体が前記コンベヤベルトにより位置決めされることを特徴とする。その後、束ねられた積重ね体束が受渡し台の作動により搬送ベルト上に押し出される。

Description

【発明の詳細な説明】 シート材の自動束ね装置 発明の属する技術分野 本発明は、請求項１の前文に記載のシート材の自動束ね装置に関するものであ る。 発明の背景 米国特許第３,９９６,７２８号には、ペーパーシートが同期駆動されている２ 本のコンベヤベルトの間を通り該コンベヤベルトと同じ間隔に平行に配置されて いる２枚の板に搬送されるように構成されたペーパーシートのための装置につい て説明されている。このコンベヤベルト間の間隔はペーパーシートの積重ね体の 高さと同一である。上方の板は垂直方向に調節できるので、板と板の間の間隔は 供給される積重ね体の高さに応じて調整される。ペーパーシートが板面に到着す る前に、前記双方の板はその板面に対し垂直に延びている箔に向かって移動する 。したがって、コンベヤベルトにより板間を導かれるシートの積重ね体は前記箔 に当接し、この箔はシートの積重ね体と共に移動することになる。次に、シート の積重ね体は板面を通り越して搬送されるので、前記箔はシートの積重ね体の形 に切断される。次に、シートの積重ね体は独立した搬送通路を通り、前記箔の両 端同士を一緒にまとめて互に連結するための装置へ供給される。したがって、従 来の梱包装置は比較的大形になる。更に、従来の梱包装置は高さの異なる積重ね 体を扱うには融通性が少ない。その理由はコンベヤベルト間の間隔、すなわちコ ンベヤベルト間の積重ね体の最大高さが決まっているからである。 本発明は上述の課題に鑑みてなされたもので、省スペース構成を有し且つ形式 の異なる積重ね体を束ねるのに高度の融通性を有する上記形式の装置を提供する ことを目的とするものである。 発明の開示 上記課題は本発明の請求項１の特徴部分に記載された構成により解決される。 束ねられるべきシート材は、２個の平行なコンベヤベルトの間に積重ね体とし てクランプされ、前記コンベヤベルト間の間隔は該コンベヤベルトを自動的に垂 直方向に調節することにより特定の積重ね体形式に適合させることができる。こ のことは、例えばシート材の品質の差に基づく積重ね体の高さの違いの補正を可 能にする。例えば、紙幣積重ね体の高さは、同数の紙幣を重ねて束ねるにも拘ら ず、それぞれの異なる事情（紙幣の損傷がひどいか少ないか）により大きく変る 。また、両コンベヤベルトの間にシートの積重ね体をクランプすることにより、 シート材に帯をかけながら正確に位置決めできるようになる。コンベヤベルトが 、一方では、束ねられるべきシート材を固定するため、他方では束ねられたシー ト材を後処理工程に搬送するため使用されるので、簡潔な構造の束ね装置を得る ことができる。それによって、コンベヤベルトの間に配置されたシートの積重ね 体の周囲に箔を巻き付け、これを連結してバンドにするための帯かけ機を、供給 される箔と前記コンベヤベルトとの間に省スペース態様で配置することができる 。 作業手順によれば、先ず束ねられるべきシート材が垂直方向に調節自在の持上 げテーブル上にぴったりと積み重ねられ且つ対向する板に対し所定の圧力値にな るまで押し付けられる。あるいは、シート材は所定の圧力で圧縮されることなく 、所定の望ましい高さを有する積重ね体として前記持上げテーブル上に載置され る。次に、シートの積重ね体はコンベヤベルトによって引き入れられ、垂直方向 の調節により、近くに設けてある近接スイッチによりコンベヤベルト間の間隔が 再調節され、持上げテーブルとコンベヤベルトとの間に連続した通路が形成され る。垂直方向の調節によっても前記コンベヤベルトを駆動する歯付きベルトの長 さは変らないので、作業員が介入しなくても前記コンベヤベルトの作動中に前記 調節を行うことができる。コンベヤベルトおよび持上げテーブルの調節により、 特に積重ね体の高さが変わる寸法の異なるシート材を処理できるようになる。ま た、シート材を束ねるために幅の違う箔も使用することができ、同様に箔の位置 を調節することもできる。 本発明の一層有利な展開が、図面を参照した以下の説明および特許請求の範囲 から明瞭になるであろう。 図面を参照して本発明を詳細に説明する。 図面の簡単な説明 図１はシート材の自動束ね装置の側面図である。 図２はコンベヤベルトの駆動と垂直方向の調節とを示す図である。 図３は受渡し台の作動態様を示す図である。 図４ａ〜図４ｇは束ね装置の作動順序を示す図である。 図５は束ね装置の溶着器ターミナルの側面図である。 発明の好ましい実施の形態 図１はシート材を束ねる装置の概略側面図である。垂直方向に調節可能な持上 げテーブル２０の上に、正確に積み重ねられたばらのシート材として載置された 紙幣１０を参考例としてその束ね作業を以下に説明する。もちろん、帯かけされ た単位枚数の束の紙幣が正確に積み重ねられた形状で持上げテーブル上に供給さ れてもよい。図面に示されているように、持上げテーブル２０に対向して板２２ が圧縮位置に配置されている。板２２は変位可能に構成され、かつ図示の圧縮位 置から持上げテーブル２０の面外に移動せしめられて、紙幣を持上げテーブル２ ０上に上方から載せることができるようにしてある。紙幣が束ねられるのに先立 って持上げテーブル２２が板２２に向かって移動して、紙幣の積重ね体１０を圧 縮する。持上げテーブル２０はスプリングを備えた空気シリンダ（図示せず）と 連結されている。紙幣を圧縮するに際し、例えば圧縮スプリングが圧縮され、紙 幣にかかる圧力が一定値に達すると、マイクロスイッチが作動して持上げテーブ ル２０に空気的にブレーキをかける。持上げテーブル２０の側方に配置されてい る排出器２１が持上げテーブル２０を櫛歯溝（図示せず）の間で貫通するが、溶 着器ターミナルおよび圧力ダイの直前で停止する。 紙幣を束ねるために、箔４０が箔ローラ３０、ｍＮ３２から案内部材３１、３ ３を経て紙幣積重ね体１０の前縁に平行に延びる平面をなして連続的に供給され る。案内部材３１、３３は箔の位置を調節できるよう変位可能である。束ね作業 のため例えば７５〜１０６ｍｍ幅の箔を使用することができる。溶着器ターミナ ル３５とこれに対向する圧力ダイ３４の背後には、２本のコンベヤベルト５０、 ６０が互いに平行に配置されている。コンベヤベルト５０、６０はそれぞれ変向 ローラ５１、５２および６１、６２により案内される。コンベヤベルト５０、６ ０は同期運転されるが、駆動装置は図示されていない。上方のコンベヤベルト５ ０か ら下方のコンベヤベルト６０までの間隔は、スピンドル（図示せず）により調節 されて、紙幣積重ね体における高さの差を補正できるようにしてある。紙幣積重 ね体をコンベヤベルト５０、６０に送入するため、下方のコンベヤベルト６０が 持上げテーブル２０とコンベヤベルト６０との間に連続した経路を作れるように 配置されている。これは近接スイッチ（図示せず）の作動により自動的に行われ る。上方のコンベヤベルト５０と下方のコンベヤベルト６０はそれぞれスプリン グ荷重式ローラベッド５３、６３に載っているので、シートの積重ね体をクラン プした状態で搬送することができる。したがって、積重ね体の厚さの僅かな差を 補正することもできるので、信頼できる搬送を確実に行うことができる。コンベ ヤベルト５０、６０は束ねられた紙幣積重ね体１１を任意の受渡し台７０に搬送 することができる。受渡し台７０は例えば回転軸線Ｄ１およびＤ２の周りで回転 することができる。コンベヤベルト５０、６０による積極的な搬送により、作動 前の束ね装置を全く空の状態にすることができる。図１は搬送面が水平に延びて いる例を示しているが、もちろん、搬送面を斜めにして、紙幣積重ね体を常にこ の搬送面に垂直に供給するようにすることもできる。 図２はコンベヤベルト５０、６０の駆動装置８０の概略側面図である。位置８ １は歯付きベルト８８の駆動プーリを示す。歯付きベルト８８は変向ローラ８２ を経て上方のコンベヤベルトのローラ８３と下方のコンベヤベルトのローラ８５ へ、さらに偏心位置にあるテンションローラ８４へ導かれる。位置８６、８７は それぞれ、上方のコンベヤベルト５０と同期して駆動される下方のコンベヤベル ト６０を駆動するための歯付きホイールを示している。下方のコンベヤベルト６ ０は前記歯付きベルト８８の長さを変えずに垂直方向に調節することができる。 これによりコンベヤベルトの作動中作業損が介入しなくても垂直方向の調節が可 能となる。 図３は受渡し台７０の作動のブロックダイヤグラムを示す。例えば約１：３５ ０の減速比を有するギヤモータ７１が、例えば、軸７２に取り付けられた一対の 傘歯車７３、７４を駆動する。ギヤモータ７１の駆動力が傘歯車７３、７４によ り旋回アーム７５に伝えられる。軸７２が第１回転軸線Ｄ１の周りを回転するこ とにより紙幣積重ね体を紙幣の側縁を下にして起立させる。軸７２が静止すると 直ちにギヤモータ７１が旋回アーム７５を第２回転軸線Ｄ２の周りに回転させる 。ガス圧縮スプリング７８がリンク機構７７とレバー７６とを経て旋回アーム７ ５に連結されている。第１回転軸線Ｄ１の周りの回転が終わるまで第２回転軸線 Ｄ２の周りの回転がガス圧縮スプリングにより抑制されているので、軸線Ｄ１、 Ｄ２の周りの回転は順次生じることになる。回転軸線Ｄ２の周りの第２回転は傘 歯車７３、７４の相対回転により生じる。第２回転中にモータ７１が旋回アーム ７５を紙幣積重ね体が降ろされるまで静止させておく。受渡し台７０はマイクロ スイッチ（図示せず）により上方位置に確保される。 図４ａ〜図４ｆは本発明の装置の作動順序を示す。図４ａはシート材１０が持 上げテーブル２０により板２２に押し付けられた状態を示す。そこで下方のコン ベヤベルト６０は自動的に調節され、持上げテーブル２０と下方のコンベヤベル ト６０との間に連続した通路が構成される。このため、作業員の介入は不必要で ある。 図４ｂは、排出器２１がシート材の積重ね体１０をコンベヤベルト５０、６０ に引き渡す動作を示している。排出器２１が溶着器ターミナル３５および圧力ダ イ３４の直前で停止する。排出器２１が行う運動が紙幣積重ね体１０を箔４０に 当接させ、この箔を紙幣積重ね体の一部に巻き付けさせる。紙幣積重ね体１０は その一部に巻き付けられた箔４０によりコンベヤベルト５０、６０間にクランプ される。紙幣積重ね体の残りの送り作業は前記コンベヤベルト５０、６０により 行われ、これは紙幣積重ね体が図４ｃに示すように溶着器ターミナル３５および これに対向する圧力ダイ３４のすぐ背後に来るまで続く。箔４０の端部同士が合 わされて連結される前の正しい関連位置を確かめるため、例えばフォト・インタ ーラプタ（図示せず）を使用することができる。この場合に圧力ダイ３４が溶着 器ターミナル３５に向かって移動し、箔４０が圧力ダイ３４と溶着器ターミナル ３５との間で連結されてバンド４１となり、図４ｄに示すように、バンド４１が 箔４０から分離される。束ねられた紙幣積重ね体１１には、一部分または全面に 亘りバンド４１が巻き付けられる。 図４ｅは、コンベヤベルト５０、６０により受渡し台７０に運ばれた束ねられ た紙幣積重ね体１１を示す。受渡し台７０は回転軸線Ｄ１の周りに第１回転運動 を行い、束ねられた紙幣積重ね体１１を図４ｆに示すように紙幣の側縁を下にし て起立させる。回転軸線Ｄ１の周りの第１回転運動が終了すると直ちに、回転軸 線Ｄ２の周りの第２回転運動が始まる。この第２回転運動により、図４ｇに示す ように、紙幣積重ね体１１が搬送ベルト９０に平行に引き渡される。第２回転に より受渡し台７０を傾斜面にし、紙幣積重ね体１１を搬送ベルト９０上にスライ ドさせる。受渡し台７０の復元運動は逆の順序で行われるが、ここには図示され ていない。 図５は溶着器ターミナル３５の詳細側面図であり、これがＵ字状断面形状を有 することを示している。２本のアームがそれぞれ抑え手段３６を形成し、そのア ームの間に加熱可能な折曲げワイヤ３７が配置されている。折曲げワイヤ３７は ワイヤホルダ３８に固定されている。ワイヤホルダ３８は溶着器ターミナル３５ 内で変位可能に案内され、且つスプリング３９により圧力ダイ３４に向かって付 勢されている。スプリング３９はワイヤホルダ３８をストッパ（図示せず）に押 しつけ、その結果、折曲げワイヤ３７が抑え手段３６から僅かに突出する。 図４ｄに示されているように、箔４０が圧力ダイ３４により溶着器ターミナル ３５に押し付けられるとき、先ず、折曲げワイヤ３７が作動され、圧力ダイ３４ の圧力がスプリング３９による付勢力の約４倍であるため、折曲げワイヤ３７は 溶着器ターミナル３５内に移動せしめられるが、この動作は圧力ダイ３４が静止 状態の抑え手段３６に当接して箔４０をクランプするまで続く。このように溶着 器ターミナルはスプリング３９により常に一定の力が加えられ且つ箔４０が抑え 手段３６により溶着器ターミナルの両側で保持されているので、簡単な手段によ り質の高い溶着器を形成することができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 シュトル，ライナー ドイツ連邦共和国 Ｄ―80796 ミュンヘ ン エーリヒ―ケストナー―シュトラーセ 15 (72)発明者 リンク，ラルフ ドイツ連邦共和国 Ｄ―81539 ミュンヘ ン テーゲルンゼール ランドシュトラー セ 183 (72)発明者 クロンバウエル，ヘルマン ドイツ連邦共和国 Ｄ―85609 アシュハ イム マルシュトラーセ ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．束ねられるべきシート材（１０）が正確に積み重ねられた積重ね体として載 置される載置手段（２０）と、供給手段（３０、３１、３２、３３）により供 給される箔（４０）に対し垂直に前記シートの積重ね体を移動させて該積重ね 体の一部に該箔を巻き付け且つ搬送手段（５０、６０）に供給するようにした 摺動手段（２１）とを備えた、シート材特に紙幣を自動的に束ねる装置におい て、 前記搬送手段（５０、６０）は、前記箔を一部に巻き付けられた前記積重ね 体が該搬送手段によりクランプされるように前記積重ね体の高さに応じて自動 的に垂直方向に調節可能に構成され、且つ前記箔が帯かけ手段（３４，３５） により前記積重ね体の周囲に案内され且つバンド（４１）に連結されて束ねら れた積重ね体（１１）が得られるように、前記搬送手段（５０、６０）が前記 帯かけ手段（３４、３５）に関連して配置されていることを特徴とするシート 材の自動束ね装置。 ２．前記帯かけ手段が、溶着器ターミナル（３５）と、該溶着器ターミナルから 一定の間隔に対向して配置され且つ該溶着器ターミナルに向かって垂直に移動 できるように構成され圧力ダイ（３４）とを有することを特徴とする請求項１ に記載の装置。 ３．前記溶着器ターミナル（３５）が、予め弾力的に付勢された加熱部材（３７ ）を間に設けた２個の抑え手段（３６）を有することを特徴とする請求項２に 記載の装置。 ４．前記搬送手段は、一部を箔（４０）で囲繞された前記積重ね体を間にクラン プする２本の平行なコンベヤベルト（５０、６０）を有し、下方のコンベヤベ ルト（６０）が垂直方向に調節可能であることを特徴とする請求項１に記載の 装置。 ５．前記コンベヤベルト（５０、６０）が駆動手段８０により同期駆動され、下 方のコンベヤベルト（６０）の垂直方向の調節が該駆動手段の歯付きベルト（ ８８）の長さを変更せずに実施されることを特徴とする請求項４に記載の装 置。 ６．前記コンベヤベルト（５０、６０）がスプリング荷重式ローラベッド（５３ 、６３）上に載っていることを特徴とする請求項１に記載の装置。 ７．前記載置手段が、垂直方向に調節可能な持上げテーブル（２０）であること を特徴とする請求項１に記載の装置。 ８．前記持上げテーブル（２０）が、該持上げテーブルに対向して配置された回 転可能な板（２２）に対し前記シートの積重ね体（１０）を押しつけ、且つ前 記持上げテーブルの移動は、前記シート材上の押圧力が規定値に達したときに 停止することを特徴とする請求項７に記載の装置。 ９．前記摺動手段（２１）が、前記シートの積重ね体（１０）を前記持上げテー ブル（２０）から前記コンベヤベルト（５０、６０）の間に移動させ、前記下 方のコンベヤベルト（６０）が前記持上げテーブル（２０）と共に連続した通 路を形成し、且つ前記摺動手段（２１）が帯かけ手段（３４、３５）の前で停 止することを特徴とする請求項７に記載の装置。 10．前記束ねられたシートの積重ね体（１１）が、前記コンベヤベルト（５０、 ６０）により受渡し手段（７０）に搬送されることを特徴とする請求項１に記 載の装置。 11．前記受渡し手段（７０）が、第１回転軸線（Ｄ１）の周りに第１回転を実施 して、前記束ねられた積重ね体（１１）をその側縁を下にして起立させること を特徴とする請求項１０に記載の装置。 12．前記受渡し手段（７０）が、第２回転軸線（Ｄ２）の周りに第２回転を実施 し、前記両回転が前記受渡し手段（７０）により順次実施されることを特徴と する請求項１１に記載の装置。 13．前記第１回転および第２回転が傘歯車対（７３、７４）の作動により実施さ れ、一方の傘歯車（７３）がモータ（７１）により軸（７２）を介して駆動さ れ、且つ前記第１回転が第１停止まで軸（７２）の周りに行われ且つ前記第２ 回転が旋回アーム（７５）に対する傘歯車対（７３、７４）の相対的回転とし て伝達されることを特徴とする請求項１２に記載の装置。 14．前記旋回アーム（７５）が、リンク機構７７とレバー７６とを介してガス圧 縮スプリング（７８）に連結されていることを特徴とする請求項１３に記載の 装置。 15．前記第２回転が傾斜面を形成させ、且つ前記束ねられた積重ね体（１１）が 前記傾斜面からこれと平行に延びる搬送ベルト（９０）に引き渡されることを 特徴とする請求項１２に記載の装置。