JPH08508062A - フッ素含有ポリマーおよびその製造法並びにその使用 - Google Patents

フッ素含有ポリマーおよびその製造法並びにその使用

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JPH08508062A JP6521015A JP52101594A JPH08508062A JP H08508062 A JPH08508062 A JP H08508062A JP 6521015 A JP6521015 A JP 6521015A JP 52101594 A JP52101594 A JP 52101594A JP H08508062 A JPH08508062 A JP H08508062A
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Abstract

(57)【要約】 フルオロアルキルスルフィン酸塩を合成し、そして水性乳化重合におけるフルオロアルキル基源として使用した。得られたポリマーは高レベルのペルフルオロアルキル末端基を含んでいた。フルオロアルキルジスルフィン酸を使用したときに、フルオロアルキル部分はポリマー主鎖に取り込まれた。これらのジスルフィン酸塩はモノマーとして作用し、親ペルフルオロジスルフィン酸塩から誘導されたと特異な微細構造フラグメントを含むフルオロポリマーを生じた。新規のフルオロポリマーはこのように製造された。

Description

【発明の詳細な説明】 フッ素含有ポリマーおよびその製造法並びにその使用 本発明はフッ素含有ポリマー、その製造法および使用に関する。別の態様にお いて、本発明はエチレン系不飽和モノマーのラジカル重合法、並びに、それから 得られるポリマーおよびその造形品に関する。 フッ素含有ポリマー、即ち、フルオロポリマーは重要なクラスのポリマーであ り、そしてそれは、例えば、フルオロエラストマーおよびフルオロプラスティッ クを含む。このクラスのポリマーは、高温で高い熱安定性および有用性を有し、 且つ、極低温で極端に靱性および柔軟性を有するポリマーである。これらのポリ マーの多くは多種の有機溶剤中で殆ど完全に不溶性であり、そして化学的に不活 性である。幾つかは極端に低い誘電損失および高い耐電圧を有し、そして殆どは ユニークな非付着性および低摩擦特性を有する。例えば、F.W.Billmeyer,Textb ook of Polymer Science 第3版、pp398〜403,John Wiley & Sons,New York(1 984)を参照されたい。 フルオロエラストマー、特にフッ化ビニリデンと他のエチレン系不飽和ハロゲ ン化モノマー、例えば、ヘキサフルオロプロペンとのコポリマーは、シール、ガ スケットおよびライニングのような高温用途において格別の有用性を有する。例 えば、Brullo,R.A.,“Fluoroelastomer Rubber for Automotive Applications ,”Automotive Elastomer & Design,1985年6月、“Fluoroelastomer Seal Up Automotive Future,”Materials Engineering,1988年10月、および、“Fluorin ated Elastomers,”Kirk-Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology ,Vol.8,pp.500〜515(第三版、John Wi ley & Sons,1979)を参照されたい。 フルオロプラスティック、特に、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリテト ラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンとの コポリマー、およびポリ(フッ化ビニリデン)は多くの電気、機械および化学的 な用途を有する。フルオロプラスティックは、例えば、ワイヤー、電気部品、シ ール、中実パイプおよびライニングされたパイプおよび焦電検知器に有用である 。ポリクロロトリフルオロエチレンは液体酸素と相溶性であり、そして極低温で 強靱であり続ける。例えば、Encyclopedia of Chemical Technology,Vol.11,p p.20、21、32、33、40、41、48、50、52、62、70、71、John Wiley & Sons,(19 80)を参照されたい。 フッ素含有ポリマーは1種以上のフッ素含有のエチレン系不飽和モノマーのラ ジカル重合により調製されることができる。フリーラジカルは通常にはラジカル 開始剤の分解により生成される。ラジカル開始剤は光、熱、高エネルギー放射線 により分解されうる。ラジカル重合性のエチレン系不飽和モノマーの存在下でフ リーラジカルが発生すると、連鎖反応が起こり、ポリマーを製造する。このポリ マーは、塊状で、溶液で、乳濁液でまたは懸濁液中でのモノマーの重合により調 製されることができる。フルオロエラストマーおよびフルオロプラスティックは 、好ましくは、モノマーの急速且つ略完全な転化、重合熱の除去の容易さおよび ポリマーの容易な単離といった理由から、水性乳化重合または懸濁重合により調 製される。乳化重合または懸濁重合は、通常には、無機のラジカル開始剤系およ び界面活性剤または懸濁剤の存在下で、水性媒質中でモノマーを重合させること を含む。 低分子量のポリマーは連鎖移動剤の存在下でモノマーを重合させ ることにより調製されることができる。連鎖移動剤は成長しているポリマー鎖と 反応する。この反応において、成長しているポリマー鎖は停止し、そして連鎖移 動剤はラジカルに転化される。この新たに形成されたフリーラジカルは、通常に 、即座にモノマーと反応し、それにより、新たなポリマー鎖の重合を開始するこ とができる。通常の連鎖移動剤の例は四塩化炭素、アセトン、マロン酸ジエチル およびドデシルメルカプタンである。連鎖移動活性は溶剤およびモノマーの変化 により大きく変化する。 フッ素含有エチレン系不飽和モノマーの水性乳化重合または懸濁重合において 、通常の連鎖移動剤は、一般に、成長しているポリマー鎖を停止することができ るが、一般に、新たな重合を開始するようにモノマーと即座には反応しない。結 果として、重合は一般に遅く、そして殆どのポリマー鎖は、イオン性ラジカル開 始剤、例えば、硫酸ラジカルイオンによる開始のためにイオン性の末端基を含む 。 イオン性または極性末端基は一般にレオロジーに悪影響を及ぼすために望まし くない。米国特許第4,524,197号(Khan)は、酸性末端基の存在は、これらの基 がポリマーの粘度を増加させ、そして、硬化系、特に第四級ホスホニウム塩を基 礎とする硬化系を妨げるので、フルオロエラストマーの加工特性に悪影響を与え ることを述べている。 イオン性または極性末端基は、また、特定のフッ素含有ポリマーの熱安定性を 低下させうる。米国特許第4,743,658号(Imbalzanoら)は特定の末端基、例えば 、-COF、-CONH2および-CF2CH2OHを有する過フッ素化樹脂は化学反応性であり、 そして熱不安定であることを述べている。このような末端基はHFを発生すること ができ、このHFはこれらの末端基の酸化、加水分解および/または熱分解により 発生する。 非イオン性末端基を有するポリマーは、非イオン性のラジカル開始剤、例えば 、アゾビスイソブチロニトリルまたはベンゾイルペルオキシドの使用により調製 されることができる。しかし、殆どの非イオン性のラジカル開始剤は一般に水中 に不溶性であり、そしてそれ故、水性乳化重合または懸濁重合に適しない。水に 不溶性の開始剤を使用するには、有機補助溶剤および/または水溶性開始剤によ り生じたシードラティスの使用が必要である。 Chang-Ming Hu、Feng-Ling QuingおよびWei-Yuan Huang,J.Org.Chem.,1991 ,55,2801〜2804は、ジメチルホルムアミドのような有機溶剤中に溶解したペル フルオロアルキルスルフィネートは酸化剤の存在下でアリルおよびプロパルギル ハロゲン化物と良好に反応し、3-(ペルフルオロアルキル)プロプ-1-エンまた はアレンをそれぞれ非常に良好な収率で生じる。この反応の機構はラジカル付加 脱離反応であると信じられている。 スルフィン酸塩はよく知られた電子供与体であるから、適切な電子受容体(酸 化剤)RfSO2Naから電子移動を開始し、RfSO2・ラジカル、そして次にRf・ラジカ ルを発生するはずである。例えば、Chang-Ming Huらの上記の文献を参照された い。Huの論文中に記載されている酸化剤はO2、Ce(SO4)2および過硫酸アンモニウ ムであった。過硫酸アンモニウムは溶剤としてジメチルホルムアミド(DMF)と ともに用いて、好ましい試薬であると記載された。 過フッ素化末端基を有するフルオロポリマーはイオン性末端基を有するフルオ ロポリマーよりも熱安定であり、且つ、レオロジー的に有利であることが広く認 識されているが、これらの過フッ素化末端基を得るための唯一の記載された方法 は、開始剤としてフッ素化過酸化物を使用することによるもの(例えば、米国特 許第4,654,444号および第4,663,407号(Okaら)を参照)であるか、ま たは、最終ポリマーに対する直接フッ素化法によるもの(例えば、欧州特許出願 EP91107750.1号、Iharaら、およびその引用文献を参照)である。 しかし、過フッ素化過酸化物は極端に不安定な物質であり、そして、低温にお いてフレオン(商標)113のようなハロゲン化溶剤中の希釈溶液中で取り扱われ る必要がある。これらの物質の取扱が非常に危険であるという事実の他に、それ らは重合の間に有機補助溶剤(通常にはフレオン(商標)113)の使用が必要で ある。フレオン(商標)113の使用はオゾン枯渇の可能性のために望ましくない 。また、これらの過フッ素化過酸化物の熱不安定性のために、重合は室温以下で 行わなければならない。これは、冷却装置の出費を強いる。 過フッ素化末端基を得るための最終ポリマーの直接フッ素化は厄介な方法であ り、高温において、数時間、微細粉末のフルオロポリマーと接触させるための高 い反応性のフッ素ガスを必要とする。更に、もし主鎖がフッ素化されていなけれ ば、直接フッ素化は主鎖をもフッ素化し、このことは望ましくないであろう。フ ッ素化度はポリマー粒子サイズ、温度、フッ素化ガスのフッ素含有率および接触 時間に高く依存する。これらのパラメーターは再現的に制御することが困難であ る。それ故、均一なフッ素化度を得ることは特に工場環境においては困難である 。 端的には、1つの態様において、本発明はフッ素含有ポリマーを製造する方法 を提供し、この方法は、フルオロ脂肪族基含有スルフィン酸塩、および、前記ス ルフィン酸塩をスルホニル基に酸化することができる酸化剤を含む重合性混合物 の水性乳濁液または懸濁液を、フリーラジカル条件下で重合させることを含む。 好ましくは、前記酸化剤は水溶性である。好ましくは、前記重合性混合物はフッ 素含有エチレン系不飽和モノマーを含む。 別の態様において、本発明は、フルオロ脂肪族基含有スルフィン酸塩から誘導 された、フルオロ脂肪族基、例えば、フルオロアルキルまたはフルオロアルキレ ン基を含有するフッ素含有ポリマーを提供する。ポリマー主鎖はヘテロ原子、例 えば、窒素原子を含むことができる。 本発明の重合法は、処理することが容易であるフッ素含有ポリマーを素早く調 製するために使用されることができる。好ましい酸化剤は過硫酸塩、例えば、過 硫酸アンモニウムである。過フッ素化末端基を有するフッ素含有ポリマーは、フ ルオロ脂肪族基含有スルフィン酸塩を過硫酸アンモニウムとの組み合わせで使用 するときに、高い収率で得られる。 スルフィン酸塩は安定な塩であり、それは、評価可能な活性の損失が全くなし に、室温において数週間貯蔵されることができる。スルフィン酸塩および過硫酸 塩は水中に非常に可溶性であるから、それらは乳濁液または懸濁液の水相で互い に容易に反応する。この反応から生成されたペルフルオロアルキル基は疎水性で あり、そしてそれ故、容易に崩壊し、またはミセル若しくはポリマー粒子上に吸 着し、急速な重合を誘導する。 本発明の方法により形成されるポリマーの末端基の多くはフルオロ脂肪族、例 えば、CnF2n+1であり、そして、水素含有モノマーが使用されたときには、水素 化物、例えば、CF2HおよびCH3である。非常に少量のCH2OH末端基(もしあれば) は最終ポリマー中で検出される。明細書中で使用されるときに、「末端基」は、 ポリマー主鎖の末端、または、長鎖若しくは短鎖枝分かれ鎖の末端における基を 指す。 本発明で有用なクラスのフルオロ脂肪族スルフィン酸塩は次の一 一般式で示されることができる。 または (式中、Rfは、1価のフルオロ脂肪族基であり、例えば、1〜20個の炭素原子を 有し、好ましくは4〜10個の炭素原子を有し、Rf’は多価の、好ましくは2価の フルオロ脂肪族基であり、例えば、1〜20個の炭素原子を有し、好ましくは2〜 10個の炭素原子を有し、Mは水素原子であるか、または、価数xのカチオンであ り、それは1〜2であり、好ましくは1であり、nは1〜4であり、好ましくは 1または2である。)。 1価のフルオロ脂肪族基、Rfはフッ素化されており、安定で、不活性で、無極 性で、飽和部分である。それは直鎖であっても、枝分かれ鎖であっても、そして もしも充分に大きいならば環式であっても、または、それらの組み合わせ、例え ば、アルキルシクロ脂肪族基であってもよい。一般に、Rfは1〜20個の炭素原子 を有し、好ましくは4〜10個の炭素原子を有し、且つ、40〜83重量%のフッ素、 好ましくは50〜78重量%のフッ素を含むであろう。好ましい化合物は、Rf基は、R fがペルフルオロアルキル、CnF2n+1であり、nが1〜20である場合のように、完 全にまたは実質的に完全にフッ素化されている化合物である。 多価の、好ましくは2価のフルオロ脂肪族基、Rf’はフッ素化されており、安 定で、不活性で、無極性で、飽和部分である。それは 直鎖であっても、枝分かれ鎖であっても、そしてもしも充分に大きいならば環式 であっても、または、それらの組み合わせ、例えば、アルキルシクロ脂肪族の2 価基であってもよい。一般に、Rf’は1〜20個の炭素原子を有し、好ましくは2 〜10個の炭素原子を有するであろう。好ましい化合物はRf’基がペルフルオロア ルキレン、CnF2nであり、nが1〜20である化合物であるか、または、ペルフル オロシクロアルキレン、CnF2n-2であり、nが5〜20である化合物である。 RfまたはRf’のいずれかに関して、炭素原子の主鎖は二価の酸素、六価の硫黄 または三価の窒素のヘテロ原子で介されていてよく、そのヘテロ原子の各々は炭 素原子にのみ結合していることができるが、好ましくは、このようなヘテロ原子 が存在する場合には、このような主鎖は2個の炭素原子当たりに1個より多くの 前記ヘテロ原子を含まない。時折、炭素結合した水素原子、ヨウ素、臭素または 塩素原子が存在してもよいが、存在する場合には、主鎖中、2個の炭素原子当た り1個より多くは存在しない。RfまたはRf’は環式構造であるか、または、環式 構造を含む場合、このような構造は好ましくは6員環であり、その1または2個 は前記ヘテロ原子、例えば、酸素および/または窒素であることができる。Rf基 の例はフッ素化アルキル、例えば、C4F9-、C6F13-、C8F17-、フッ素化アルコキ シアルキル、例えば、C3F7OCF2-である。Rf’の例はフッ素化アルキレン、例え ば、-C4F8-、-C8F16-である。Rfが特定の基、例えば、C8F17-と指定された場合 、この基が混合物、例えば、C6F13-〜C10F21-の平均の構造であることができる と理解されるべきであり、この混合物は枝分かれ鎖をも含むことができる。 本発明の実施に有用な代表的なフルオロ脂肪族スルフィン酸塩化合物は次の化 合物を含む。 CF3SO2Na C4F9SO2H C8F17SO2Na CF3C(Cl)2CF2SO2K Cl(CF2)8OC2F4SO2Na Cl(CF2)xCF2SO2Na(式中、xは0、1、3、4、7、9である。) NaO2SC8F16SO2Na NaO2SC6F12SO2Na NaO2SC2F4OC2F4SO2Na NaO2SC2F4OC2F4SO2X(式中、xはBrまたはIである。) NaO2S[C4F8O]nC3F6SO2Na NaO2SCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2SO2Na (CF3)2NCF2CF2SO2Na (C2F5)2NCF2CF2SO2Na N(C2F4SO2Na)3 NaO2SC8F16SO2F NaO2SC3F6O(C4F8O)nC3F6SO2Na(式中、nは4〜8である。)。 本発明の方法における使用に適切なフッ素含有エチレン系不飽和 モノマーは、フッ素含有ポリマーを製造するために通常に使用される末端で不飽 和のモノオレフィン、例えば、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロペン、ク ロロトリフルオロエチレン、2-クロロペンタフルオロプロペン、ペルフルオロ アルキルビニルエーテル、例えば、CF3OCF=CF2またはCF3CF2OCF=CF2、テトラフ ルオロエチレン、1-ヒドロペンタフルオロプロペン、2-ヒドロペンタフルオロ プロペン、ジクロロジフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、1,1-ジクロロ フルオロエチレン、フッ化ビニルおよびそれらの混合物を含む。ペルフルオロ-1 ,3-ジオキソール、例えば、 も使用されることができる。ペルフルオロ-1,3-ジオキソールモノマーおよびそ のコポリマーは、例えば、米国特許第4,558,141号(Squire)に記載されている 。特定のフッ素含有ジオレフィンも有用であり、例えば、ペルフルオロジアリル エーテルおよびペルフルオロ-1,3-ブタジエンも有用である。前記フッ素含有モ ノマー、即ち、フルオロモノマーはフッ素非含有の末端で不飽和のモノオレフィ ンコモノマー、例えば、エチレンまたはプロピレンと共重合することもできる。 前記重合性混合物中の全てのモノマーのうちの、好ましくは少なくとも5重量% 、最も好ましくは少なくとも50重量%がフッ素含有である。前記フッ素含有モノ マーは、過酸化物硬化性ポリマー、例えば、フルオロエラストマーを調製するた めに、ヨウ素-若しくは臭素含有硬化サイトコモノマーと共重合されることもで きる。適切な硬化サイトコモノマーは2〜4個の炭素原子の末端で不 飽和のモノオレフィン、例えば、ブロモジフルオロエチレン、ブロモトリフルオ ロエチレン、ヨードトリフルオロエチレンおよび4-ブロモ-3,3,4,4-テトラフル オロブテン-1を含む。好ましくは、前記重合性混合物中の全てのコモノマーまた は実質的に全てのコモノマーはエチレン系不飽和コモノマーである。 本発明の方法は、従来のラジカル重合においてペルフルオロスルフィン酸塩を 使用することを含むことができる。このような従来の重合法はモノマー単独のラ ジカル重合、有機溶剤または水中の溶液、乳濁液または分散液としてのラジカル 重合を含む。水性乳濁液または懸濁液中での重合は、モノマーが急速且つ略完全 に転化し、重合熱の除去が容易で、そしてポリマーの単離が容易であるから、し ばしば好ましい。乳化重合または懸濁重合は、通常、無機のラジカル開始剤系お よび界面活性剤または沈殿防止剤の存在下で水性媒質中でモノマーを重合させる ことを含む。 1つの態様において、本発明の方法は、還元剤としてのフッ素化スルフィン酸 塩、および、スルフィン酸塩をスルホニル基に転化することができる水溶性の酸 化剤を使用することを含む。好ましい酸化剤はナトリウム、カリウムおよびアン モニウムの過硫酸塩、過燐酸塩、過ほう酸塩および過炭酸塩である。特に好まし い酸化剤は過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムおよび過硫酸アンモニウムである 。このように製造されたスルホニル基はSO2を脱離し、それによりエチレン系不 飽和モノマーの重合を開始するフッ素化基を形成すると信じられる。 スルフィン塩に加えて、他の還元剤は存在してよく、例えば、ナトリウム、カ リウムまたはアンモニウムの亜硫酸塩、重亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩、次亜硫酸 塩、チオ亜硫酸塩、亜燐酸塩、ナトリウムまたはカリウムのホロムアルデヒドス ルホキシル酸塩または次亜 燐酸塩は存在してもよい。第一鉄塩、第一銅塩および銀塩のような活性化剤も存 在してよい。 水性乳化重合は、通常の安定状態の条件下で行われることができる。例えば、 最適温度および最適圧力条件下において、モノマー、水、界面活性剤、緩衝剤お よび触媒を、攪拌されている反応器に連続的にフィードし、得られた乳濁液また は懸濁液を連続的に除去する。別の技術はバッチまたはセミバッチ重合法であり 、それは、攪拌されている反応器中に成分をフィードし、そして設定温度で特定 の時間反応させることによるか、または、反応器中に成分を装填し、そして所望 の量のポリマーが形成されるまで一定圧力を維持しながら反応器中にモノマーを フィードすることによる。 使用されるフルオロ脂肪族スルフィン酸塩の量は、例えば、所望のポリマーの 分子量により変化することができる。好ましくは、スルオロ脂肪族スルフィン酸 塩の量はモノマー合計量を基準として0.01〜50モル%、そして最も好ましくは0.0 5〜10モル%である。 モノスルフィン酸塩、ジスルフィン酸塩およびトリスルフィン酸塩の組み合わ せは、開始剤、モノマーまたはその両方としてスルフィン酸塩を使用することが 望まれるかにより、使用されることができる。多価のスルフィン酸塩、例えば、 式IIにより表されるスルフィン酸塩が使用されるときには、このスルフィン酸塩 はモノマーであり、そしてフッ素部分はポリマー主鎖に取り込まれる。モノスル フィン酸塩が使用されるときには、フッ素化部分はポリマー末端基として取り込 まれる。 本発明の方法により調製されたポリマー、例えば、フルオロエラストマーガム は従来の方法を使用して配合され、そして硬化されることができる。このような ポリマーは、しばしば、ジアミンまたは多価ヒドロキシ化合物のような求核性種 により硬化される。例えば、 本発明のフルオロエラストマーは芳香族多価ヒドロキシ化合物、例えば、ビスフ ェノールにより架橋されることができる。このビスフェノールは、硬化促進剤、 例えば、第四級ホスホニウム塩、および酸受容体、例えば、酸化マグネシウムお よび水酸化カルシウムとともにポリマーと配合される。特に有用な多価ヒドロキ シ化合物は4,4'-チオジフェノール、イソプロピリデン-ビス(4-ヒドロキシベン ゼン)およびヘキサフルオロイソプロピリデン-ビス(4-ヒドロキシベンゼン) (ビスフェノールAF)を含み、それらは、例えば、米国特許第4,233,421号(Wor m)に記載されている。このような架橋法は、例えば、米国特許第4,287,320号( Kolb)、第4,882,390号(Grootaertら)、第5,086,123号(Guenthnerら)、およ びカナダ特許第2056692号(Krugerら)に記載されている。 特定のポリマーは過酸化物により架橋されることができる。フリーラジカル攻 撃に対して敏感な硬化サイトモノマーは、一般に、ポリマーを過酸化物硬化性に する必要がある。例えば、ヨウ素または臭素含有モノマーから誘導された共重合 単位を含むポリマーは、しばしば、過酸化物硬化性である。このような硬化サイ トモノマーは、例えば、米国特許第4,035,565号(Apothekerら)、第4,450,263 号(West)、第4,564,662号(Albin)およびカナダ特許出願第2,056,692号(Kru gerら)に記載されている。 本発明のポリマーは、加工助剤、例えば、配合物の成形または押出を補助する ために通常に使用されている加工助剤、例えば、カルナバ蝋またはジクロロジフ ェニルスルホンおよび他のジオルガノ硫黄酸化物であって、米国特許第4,287,32 0号(Kolb)に記載されている加工助剤と配合されることができる。 成形特性および他の特性を改善するために、本発明のポリマーに充填剤を混合 することができる。充填剤が使用されるときには、そ れはポリマー100重量部当たりに約100重量部までの量で加えられることができ、 好ましくはポリマー100重量部当たりに約15〜50部の量で加えられる。使用され うる充填剤の例はサーマルグレードのカーボンブラックであるか、またはクレー およびバライトのような比較的に低い強化特性の充填剤である。 本発明において有用なスルフィン塩化合物は、無極性の非イオン性の末端基を 有するポリマーを生じさせる。これらの非イオン性末端基は、一般に、改善され た熱安定性および改善されたレオロジー挙動のような改善した特性をもたらす。 非イオン性の末端基を有するポリマーは、イオン性の末端基を有するポリマーと 、同一の剪断速度で比較したときに、加工の際に、例えば、射出成形の際に、よ り低い見掛粘度を示す。得られるポリマーはエラストマーまたはプラスティック であることができる。このポリマーは、O-リング、燃料ラインホース、シャフト シールおよびワイヤー絶縁体のような有用な製品を形成するように造形されるこ とができる。 ジスルフィン酸塩が本発明の重合法において使用されるときには、ポリマー主 鎖中に取り込まれる二価基が形成される。この方法は、この方法でなければ達成 しえないであろう新規の微細構造を有する種々の新規のポリマーを調製するため に使用されることができる。 本発明のポリマーは、他のポリマー、例えば、より高分子量またはより低分子 量のポリマーと混合され、双峰の分子量の混合物を提供することができる。例え ば、本発明の低分子量ポリマーは従来のフッ素含有ポリマーと混合されて、その 加工特性を改善することができる。実施例 未硬化組成物の硬化特性およびレオロジー特性をASTM試験法D2084-75を使用し て得た。予備加熱を行わず、発振子の周波数は100cpmおよび3°アークで、177 ℃で行った。最小トルク(ML)、プラトーのトルクに達しない、即ち、最大トル クに達しない特定の時間内で達成される最高のトルク(MH)、トルクがMLから0. 2N.m増加するための時間、(ts2)、および、トルクがML+0.9MH-0.9MLに達する ための時間(tc’(90))を決定した。結果を表2に示す。 配合されたポリマー組成物を177℃で10分間、加圧硬化し、そして230℃で16時 間、後硬化し、そして物性を測定した。ASTMダイDを使用して、硬化ポリマーの1 .8mmシートから切断した試料を使用してASTM法D-412-80を用いて、破断点引張強 さ、破断点伸び率および100%伸び率における弾性率を得た。Shore Instrumentお よびMfg.Co.“A-2”硬度測定装置を使用して、ASTM D-2240-81に従って、室温 において硬化した試料の硬度(ショアーA-2)を測定した。ASTM法D-395-78、方 法Bを使用して、硬化した(177℃で10分間加圧硬化、次に230℃で16時間後硬化 )O-リングを200℃において70時間25%圧縮を行った後の圧縮永久歪みを測定した 。圧縮永久歪みの結果を残留圧縮%として報告する。 次の実施例はペルフルオロスルフィン酸塩の調製、および、ペルフルオロアル キル末端基またはペルフルオロアルキレン鎖セグメントを含む本発明のフルオロ ポリマーを調製するためのフッ素含有モノマーの重合におけるペルフルオロスル フィン酸塩のラジカル開始剤としての使用を記載する。スルフィン酸塩の調製 フルオロケミカルスルフィン酸塩、C8F17SO2Naおよび(CF26 (SO2Na)2(FS-1およびFS-2)を、対応するヨウ化物(C8F17IおよびI(CF26 I)のNa2S2O4による脱ヨウ素スルフィン酸化により調製した。HuらのJ.Org.Ch em., Vol 56,No.8,1991,p-2803の一般手順に従った。 フルオロケミカルスルフィン酸塩、C4F9SO2H(FS-3)を対応するスルホニルフ ッ化物C4F9SO2FのNa2SO3による還元により調製した。これらのフルオロケミカル スルフィン酸塩の純度は19F NMR分析により決定して約90%であった(FS-1中に約 9%のHCF2C7F14SO2Naが存在した)。 フルオロケミカルスルフィン酸塩、N,N-ビス(2-スルフィノテトラフルオロエ チル)ペルピペラジン(FS-4)を、N,N'-ビス[2-(フルオロスルホニル)エチ ル]ピペラジン、m.p.73℃をNaBH4によりテトラヒドロフラン(THF)溶液中で還 元することにより調製した。THFの蒸発により得られた固体の反応生成物を10%硫 酸水溶液を溶解させ、そしてスルフィン酸生成物、FS-4をジエチルエーテルで抽 出した。このスルフィン酸、m.p.115℃の19F NMR分析は97%純度であることを示 した。N,N−ビス[2-(フルオロスルホニル)エチル]ピペラジンは2モルのビ ニルスルホニルフロライドのピペラジンへの付加、次にこの付加物の電気化学フ ッ素化により調製された。ポリマーの調製 上記のフルオロケミカルモノ-およびジスルフィン酸塩を使用して数種のフル オロポリマーを調製した。これらのスルフィン酸塩を使用した水性乳化重合を次 のモノマーで行った。フッ化ビニリデン(VF2、CH2=CF2)、ヘキサフルオロプロ ピレン(HFP、CF3CF=CF2)、テトラフルオロエチレン(TFE、CF2=CF2)、ブロモ ジフルオロエチレン硬化サイトモノマー(BDFE、CF2=CHBr)およびクロロトリフ ルオロエチレン(CTFE)。例1 4-Lのステンレススチール高圧反応器に2.8Lの脱イオン水、12gのK2HPO4、4g の(NH42S2O8および9gのFS-1を装填した。この反応器を排気し(真空ポンプ )、その後、窒素で0.17MPa(25psig)に加圧した。この排気および加圧を4回 連続で行った。反応器および内容物を、その後、71℃に加熱し、そしてVF2(61. 7重量%)およびHFP(38.3重量%)の混合物で0.90MPa(130psig)に加圧した。反 応器の内容物を攪拌し(650rpm)、そして、重合反応でモノマーが消費されてい る間、モノマー混合物で0.90MPaに圧力を維持した。合計でモノマー混合物が860 g使用された時間、即ち、3時間後、反応器を室温に冷却した。 過剰のモノマーをベントし、そして反応器を排水した。一部の白色のラテック ス(2.5kg)を、水800gおよびn-ブチルアルコール25g中のMgCl2・6H2Oの溶液に ゆっくりと加えた。沈殿した白色のゴム状のポリマーを熱い脱イオン水で数回洗 浄し、そして100〜120℃で空気循環炉内で一晩乾燥した。ポリマーの19F NMR分 析(ペルジュウテロアセトン溶液中、CFCl3対照)は-80.5ppm(CF3)および-120 〜-126ppm(CF2)で共鳴を示し、ポリマー中にC8F17末端基が存在することを支 持した。更なる分析は、78.37%のVF2、20.98%のHFPおよび次の末端基:0.10%のC8 F17、0.46%のHCF2および0.09%CH3CF2に由来するポリマー単位(相対モル%で) の存在を示した。厚いフィルムのFT IRスペクトルは1500〜2000cm-1に吸収を示 さず、他方、フルオロケミカルスルフィン酸塩なしで調製した比較のVF2/HFPコ ポリマーは極性(カルボニル)末端基を示す1714および1753cm-1に吸収ピークを 有した。比較例1 比較例C1は、フルオロケミカルスルフィン酸塩なしに、例1に記 載の通常の乳化重合の手順を使用して調製したVF2およびHFP(約80/20のモル%比 )のコポリマーである。例2 例1に記載の重合は、1/2の量の開始剤を用い、そしてフルオロケミカル乳化 剤を添加して繰り返された。このように、2.8Lの脱イオン水、12gのK2HPO4、2g の(NH42S2O8および4.5gのFS-1(C8F17SO2Na)並びに0.6gのC8F17SO2N(C2H5 )CH2COOK乳化剤を北反応器に装填した。例1と同一の手順に従って、合計で870 gのモノマー混合物を重合した。重合には5時間20分を要した。得られたポリマ ーの分析結果はC8F17末端基の存在を支持するものであった。例3 フルオロケミカルスルフィン酸、FS-3、C4F9SO2Hをこの重合で使用した。この スルフィン酸、5gを脱イオン水、100mL中に溶解させ、そしてNaOH、0.7gを加え 、次いでK2HPO4、2gを加えることにより、最初にナトリウム塩、C4F9SO2Naに転 化させた。この溶液を、K2HPO4、10g、(NH42S2O8、4gおよびC8F17SO2N(C2H5 )CH2COOK乳化剤、0.6gを含む脱イオン水、2.8Lに加えた。この溶液を高圧反応 器に入れ、そして例1で使用したのと同一のモノマー混合物、1000gを0.79MPa( 115psig)の圧力で71℃において4時間重合させた。例1に記載のように、得ら れたラテックスの一部(2.0kg)を凝固させ、そして白色のゴム状のポリマー生 成物を単離し、洗浄し、そして乾燥させた。ゴムのムーニー粘度(ML 1+10、121 ℃で)は71であった。19F NMR分析は-80.9、-123.9および-125.5ppmで共鳴を示 し、ポリマー鎖においてC4F9末端基が存在することを支持した。例4 例3を繰り返したが、異なるモノマー混合物を使用した。8L高圧シリンダー中 の950gのモノマー混合物は、59.4重量%のVF2、 40.3%のHFPおよび0.40%のBDFE硬化サイトモノマーを含んでいた。このモノマー 混合物を、0.79MPa(115psig)の圧力で71℃において6.5時間にわたって重合さ せた。例1に記載のように、得られたポリマーラテックスの一部を凝固させ、そ して白色のポリマー生成物を洗浄し、そして乾燥した。ポリマーは61のムーニー 粘度(ML 1+10、121℃で)を有した。19F NMR分析はポリマー鎖においてC4F9末 端基が存在することを支持した。このポリマーは、X-線蛍光分析により測定して 0.18重量%の臭素を含んだ。例5 本例は、スルフィン酸塩、FS-1を使用した、VF2、HFPおよびTFEのフルオロポ リマーの調製を記載する。 脱イオン水(45kg)、K2HPO4(160.7g)、C8F17SO2Na(143.2g)、(NH42S2 O3(64g)およびC8F17SO2N(C2H5)CH2COOK乳化剤(9.6g)を86L高圧反応器に装 填した。4回の真空および窒素パージサイクルの後、反応器を71℃において、38 4gのVF2、853gのHFPおよび175gのTFEとともに0.76MPa(110psig)に加圧した。 攪拌(130rpm)を開始し、そして圧力低下が起こるとすぐに、次の組成の3種の モノマーを一定圧力を維持する速度で加えた。モノマー組成:44.9wt%のVF2、31. 5%のHFPおよび23.6%のTFE。合計で15.76kgのモノマーが反応した後、モノマー供 給を停止し、そして圧力が0.43MPa(61psig)に低下するまで反応を続けた。こ の点で、反応器および内容物を室温に冷却し、未反応モノマーをベントした。反 応器をその後、排水し、そしてラテックスポリマー生成物を凝固させ、そして、 例1に記載のように白色のゴム状のポリマー生成物を洗浄し、そして乾燥した。 このポリマーは69のムーニー粘度(ML 1+10)121℃で)を有し、そして、41.8wt %のVF2、32.8%のHFPおよび25.2%のTFE並びに0.23%のC8F17末端基に由来するポリ マー単位 の組成(19F NMR分析による)を有した。例6 本例は開始剤としてジスルフィン酸塩を使用したVF2およびHFPのフルオロポリ マーの調製を記載する。 4Lのステンレススチール高圧反応器に2.8Lの脱イオン水、12gのK2HPO4、2gの (NH42S2O8を装填した。この反応器を排気し、その後、窒素で真空を開放した 。そしてこのサイクルを4回繰り返した。その後、100mLの水中の4.2gのフルオ ロケミカルジスルフィン酸塩、FS-2、(CF26(SO2Na)2の溶液を、100mLの水 中の0.6gのC8F17SO2N(C2H5)CH2COOK乳化剤の溶液とともに装填した。61.7wt% のVF2および38.3%のHFPのモノマーブレンドで71℃において0.90MPa(130psig) に加圧した。反応器の内容物を攪拌し(600rpm)、そして合計で360gのモノマー が重合するまで6時間重合を続けた。例1に記載のように、得られたポリマーラ テックスを凝固させ、そして白色のゴム状のポリマー生成物を洗浄し、そして乾 燥させた。19F NMR分析(CFCl3標準)は-119〜-123ppmの領域において共鳴を示 し、ポリマー主鎖に-CF2(CF2xCF2-単位を示し、合計の共重合単位のモルを基 準にして約0.06モル%の-(CF26-単位の含有分であることが計算された。例7 本例は開始剤として別のジスルフィン酸塩を使用したVF2およびHFPのフルオロ ポリマーの調製を記載する。 例6を繰り返したが、FS-2スルフィン酸塩の代わりに4.9gのFS-4を使用した。 水酸化ナトリウム水溶液でナトリウム塩、NaO2SC2F4N(CF2CF22NC2F4SO2Naに 転化した。反応器を61.7wt%のVF2および38.3%のHFPのモノマーブレンドで71℃に おいて0.90MPa(130psig)に加圧した。反応器の内容物を攪拌し(600rpm)、 そして合計で780gのモノマーが重合するまで4.5時間重合を続けた。例1に記載 のように、得られたポリマーラテックスを凝固させ、そして白色のゴム状のポリ マー生成物を洗浄し、そして乾燥させた。19F NMR分析(DMF溶剤中)は-90.7ppm にCF2-N-CF2-による共鳴を示し、ポリマー主鎖に-C2F4N(CF2CF22NC2F4-単位 が存在することを示した。例8 本例は、フルオロケミカルスルフィン酸塩の存在下でのクロロトリフルオロエ チレン(CTFE)の重合による、フルオロプラスティック、ポリクロロトリフルオ ロエチレンの室温での調製を記載する。 4L高圧反応器に、3.44kgの脱イオン水、22.6gのNa2HPO4、19.3gのC7F15COONH4 乳化剤および16.0gのC8F17SO2Naを入れた。一連の真空ポンプによる排気および 窒素による加圧に次いで最終の排気の後、反応器の内容物を750rpmで攪拌し、そ して0.0048MPa(0.7psig)の圧力で27℃に加熱した。その後、27℃で3時間にわ たって、35wt%の(NH42S2O8水溶液20.7gを1,000gのCTFEと同時に加えた。反応 器の圧力はこの間に0.0048MPa(0.7psig)から0.72MPa(104psig)に上昇した。 反応器を約26℃の温度に62時間維持し、その間に、圧力は0.12MPa(17psig)に 低下した。反応器を室温に冷却し、そして生成物の白色乳濁液をドレン抜きし、 一晩冷却凝固させ、それによりリネン布上にアスピレーター吸引で回収されたフ レーク状の白色固体を生じた。それを77wt%の水と23wt%のメタノールの溶液で7 回洗浄した。19F NMR分析はポリマーに-C8F17末端基が存在することを支持した 。例9 本例は還元剤としてペルフルオロスルフィン酸塩(FS-1)、C8F17SO2Naおよび 亜硫酸カリウム、K2SO3の組み合わせを使用した、 VF2およびHFPのフルオロポリマーの調製を記載する。 4L高圧反応器に、2.8Lの脱イオン水、12gのK2HPO4、9gのC8F17SO2Na、0.09g のCuSO4・5H2O、0.6gのC8F17SO2N(C2H5)CH2COOK乳化剤および7.5gの(NH42S2 O8を装填した。反応器を15℃において、61.7wt%のVF2および38.3wt%のHFPのブ レンドにより0.83MPa(120psig)に加圧した。攪拌(500rpm)を開始し、そして K2SO3の5wt%溶液を反応器にフィードした。30gのこの溶液が加えられた後、重 合が起こっていることを示す圧力低下が顕著であった。20ghr-1の速度での亜硫 酸カリウム溶液とともに、0.83MPa(120psig)の圧力を維持するような速度でモ ノマー混合物を反応器中に加えた。3.5時間後、合計で1.02kgのモノマー混合物 が消費され、そして合計で70gの亜硫酸カリウム溶液が使用された。過剰のモノ マー混合物をベントし、そして反応器を排気した。例1に記載のように、得られ たラテックスを凝固させ、そして白色のゴム状のポリマー生成物を洗浄し、そし て乾燥した。このポリマーは53のムーニー粘度(ML 1+10、121℃で)を有し、そ して、61.2wt%のVF2、38.3%のHFPおよび0.5%C8F17末端基に由来するポリマー単 位の組成(19F NMR分析による)を有した。 本例は競合する還元剤である亜硫酸カリウムの存在下であっても過フッ素化基 が形成されることを示す。この為、本発明の過フッ素化スルフィン酸塩は亜硫酸 塩および他の既知の還元剤との組み合わせで使用されることができる。フルオロエラストマーの硬化 次の実施例および比較例において、ポリマーは硬化され、そして試験された。 フルオロアルキル末端基を含む本発明の3種のフルオロポリマー(例1、4お よび5のポリマー)を硬化させた。硬化レオロジーお よび硬化特性を類似の比較例C1、C3およびC4と比較した。比較例では、使用した フルオロポリマーは同一のモノマーを用いたが、フルオロケミカルスルフィン酸 塩の非存在下で調製された。硬化組成物および硬化レオロジーおよび他の物性を 下記の表1および表2に示す。例10 例5で調製したフルオロエラストマーガムを30phrのMTブラック、6phrのCa( OH)2、3phrのMgOと配合し、そして樹脂100g当たり3.5ミリモル(mmhr)のビス フェノールAFおよび1.27mmhrのホスホニウム硬化促進剤、トリブチル(2-メトキ シプロピル)ホスホニウムクロリドとヘキサフルオロイソプロピリデンビス(4- ヒドロキシベンゼン)のナトリウム塩の反応から調製された[(C4H93P+CH2CH (OCH3)CH3][-OC6H4C(CF32-C6H4-OH]で硬化させた。比較例C2 例5のようにフルオロエラストマーガムを調製したが、C8F17SO2Naを使用しな かった。例10のように、得られたガムを硬化させ、そして試験した。例11 例10のように、例4のフルオロエラストマーガムを硬化させ、そして試験した が、3phrのCa(OH)2、2.5phrのトリアリルイソシアヌレート(TIAC)および2. 5phrのAtochemからのLuperco 101XL有機過酸化物を使用して、MgO、ビスフェノ ールAFおよびホスホニウム硬化促進剤を使用しなかった。比較例C3 フルオロエラストマーガムを例4のように調製したが、0.4wt%のBDFEを使用し 、そしてC4F9SO2Naを使用しなかった。例11のように、得られたガムを硬化させ 、そして試験した。ポリマーはx-線蛍光分 析で測定して、0.25wt%の臭素を含んだ。例12 例10のように、例1のフルオロエラストマーガムを硬化させ、そして試験した 。比較例C4 例1のようにフルオロエラストマーガムを調製したが、C8F17SO2Naを使用しな かった。例10のように、得られたガムを硬化させ、そして試験した。 表1および表2のデータは、本発明のポリマーは、ビスフェノール(例10およ び例11)または過酸化物(例11)の硬化系で容易に硬化し、良好な物性を与える ことを示す。特に、例10は(比較例C2と比較して)、本発明の硬化したポリマー は改善し特性、例えば、圧縮歪み耐性を有し、そして、従来法で調製したフルオ ロエラストマーと比較して、加熱硬化後に良好な物性保持能力を有することを示 す。 本発明の種々の変更および改良は本発明の範囲を逸脱することなく当業者に明 らかであろう。本発明は明細書中に例示の目的で示した発明に限定されるべきで ない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月6日 【補正内容】 1)明細書 国際出願明細書第7頁(明細書翻訳文第7頁第12行〜第7頁第21行「1価 のフルオロ脂肪族基…化合物である。」) 1価のフルオロ脂肪族基、Rfはフッ素化されており、安定で、不活性で、無極 性で、飽和部分である。それは直鎖であっても、枝分かれ鎖であっても、そして もしも充分に大きいならば環式であっても、または、それらの組み合わせ、例え ば、アルキルシクロ脂肪族基であってもよい。一般に、Rfは1〜20個の炭素原子 を有し、好ましくは4〜10個の炭素原子を有し、且つ、40〜83重量%のフッ素、 好ましくは50〜78重量%のフッ素を含むであろう。好ましい化合物は、Rf基は、 Rfがペルフルオロアルキル、CnF2n+1であり、nが1〜20であり、好ましくは3 〜12である場合のように、完全にまたは実質的に完全にフッ素化されている化合 物である。 国際出願明細書第7頁(明細書翻訳文第7頁第22行〜第8頁第8行「多価の 、…化合物である。」) 多価の、好ましくは2価のフルオロ脂肪族基、Rf’はフッ素化されており、安 定で、不活性で、無極性で、飽和部分である。それは直鎖であっても、枝分かれ 鎖であっても、そしてもしも充分に大きいならば環式であっても、または、それ らの組み合わせ、例えば、アルキルシクロ脂肪族の2価基であってもよい。一般 に、Rf’は1〜20個の炭素原子を有し、好ましくは2〜10個の炭素原子を有する であろう。好ましい化合物はRf’基がペルフルオロアルキレン、CnF2nであり、 nが1〜20であり、好ましくは4〜12である化合物であるか、または、ペルフル オロシクロアルキレン、CnF2n-2であり、nが5〜20である化合物である。 国際出願明細書第8頁(明細書翻訳文第8頁第26行〜第9頁第20行「本発 明の…(式中、nは4〜8である。)。」) 本発明の実施に有用な代表的なフルオロ脂肪族スルフィン酸塩化合物は次の化 合物を含む。 CF3SO2Na C4F9SO2H C8F17So2Na CF3C(Cl)2CF2SO2K Cl(CF2)8OC2F4SO2Na Cl(CF2)xCF2SO2Na(式中、xは0、1、3、4、7、9である。) NaO2SC8F16SO2Na NaO2SC6F12SO2Na NaO2SC2F4OC2F4SO2Na NaO2SC2F4OC2F4SO2X(式中、xはBrまたはIである。) NaO2S[C4F8O]nC3F6SO2Na NaO2SCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2SO2Na(式中、mおよびnは1〜20である。) (CF3)2NCF2CF2SO2Na (C2F5)2NCF2CF2SO2Na N(C2F4SO2Na)3 NaO2SC8F16SO2F NaO2SC3F6O(C4F8O)nC3F6SO2Na(式中、nは4〜8である。)。 2)請求の範囲(請求の範囲翻訳文第26頁) 請求の範囲 1.フッ素含有ポリマーを製造する方法であって、フリーラジカル条件下にお いて、フルオロ脂肪族基含有スルフィン酸塩、および、前記スルフィン酸塩をス ルホニル基に酸化することができる酸化剤を含む重合性混合物の水性乳濁液また は懸濁液を重合させることを含む方法。 2.前記酸化剤が水溶性であり、そして、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム および過硫酸アンモニウムからなる群より選ばれる請求の範囲1記載の方法。 3.前記スルフィン酸塩がRf(SO2M1/xn(式中、Rfはフルオロ脂肪族基であ り、Mは水素原子またはx価のカチオンであり、xは1または2である。)であ る請求の範囲1記載の方法。 4.請求の範囲1〜3のいずれか1項記載の方法により得ることができる、フ ルオロ脂肪族スルフィン酸塩から誘導された少なくとも1個の1価、2価または 3価のフルオロ脂肪族部分を含むフッ素含有ポリマー。 5.前記フルオロ脂肪族部分が式CnF2n+1(式中、nは1〜20である。)のフ ルオロアルキル基および式CnF2n(式中、nは1〜20である。)のフルオロアル キレン基からなる群より選ばれた請求の範囲4記載のポリマー。 6.2価のフルオロ脂肪族部分 または2価のフルオロ脂肪族部分、-CF2O(C2F4O)m(CF2O)nCF2-(式中、mお よびnは1〜20である。)を含むポリマー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フッ素含有ポリマーを製造する方法であって、フリーラジカル条件下にお いて、フルオロ脂肪族基含有スルフィン酸塩、および、前記スルフィン酸塩をス ルホニル基に酸化することができる酸化剤を含む重合性混合物の水性乳濁液また は懸濁液を重合させることを含む方法。 2.前記酸化剤が水溶性であり、そして、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム および過硫酸アンモニウムからなる群より選ばれる請求の範囲1記載の方法。 3.前記スルフィン酸塩がRf(SO2Ml/xn(式中、Rfはフルオロ脂肪族基であ り、Mは水素原子またはx価のカチオンであり、xは1または2である。)であ る請求の範囲1記載の方法。 4.フルオロ脂肪族スルフィン酸塩から誘導された少なくとも1個の1価、2 価または3価のフルオロ脂肪族部分を含むフッ素含有ポリマー。 5.前記フルオロ脂肪族部分が式CnF2n+1(式中、nは3〜12である。)のフ ルオロアルキル基および式CnF2n(式中、nは4〜12である。)のフルオロアル キレン基からなる群より選ばれた請求の範囲9記載のコポリマー。 6.2価のフルオロ脂肪族部分 または2価のフルオロ脂肪族部分、-CF2O(C2F4O)m(CF2O)nCF2-(式中、mおよび nは1〜20である。)を含むポリマー。
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