JPH0830858A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH0830858A
JPH0830858A JP16650694A JP16650694A JPH0830858A JP H0830858 A JPH0830858 A JP H0830858A JP 16650694 A JP16650694 A JP 16650694A JP 16650694 A JP16650694 A JP 16650694A JP H0830858 A JPH0830858 A JP H0830858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
hook
commodities
rear direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16650694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Imagawa
和彦 今川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP16650694A priority Critical patent/JPH0830858A/ja
Publication of JPH0830858A publication Critical patent/JPH0830858A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積み重ね形状が不安定な商品でも良好に搬出
することができ、商品収納能力の高い自動販売機を提供
する。 【構成】 前後方向に複数の商品Cを吊下げて収納する
自動販売機であって、前後方向に並設された複数の水平
軸28に回動可能に配され、下部で商品Cの上部を支持
することができる支持部材32と、前後方向に移動して
前記支持部材32の上部をその移動方向に回動させる移
動部材54とよりなり、前記移動部材54が前記支持部
材32を回動させることによって、前記支持部材32が
前記商品Cの支持を解除して、前記商品Cを下方に落下
させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、自動販売機の多くは、コラム内に商品を積み重ねて
収納し、下から順次商品を搬出しているが、積み重ねた
形状が不安定な商品や軟らかい商品では、このような搬
出方法を適用することができない。
【0003】そのため、このような商品の自動販売機と
して、従来より、以下のような商品搬出機構を有する自
動販売機が使用されている。
【0004】すなわち、それは、上下方向に配された無
端状のコンベアに、所定間隔に複数の水平なプレートを
取付け、このプレートに商品を1個ずつ載せて、コンベ
アを上下方向に走行させることにより、商品を搬出させ
るというものである。
【0005】しかしながら、このような自動販売機であ
ると、コンベアの一方走行路側のプレートには常に商品
が載置されていないため、前後方向に余分なスペースが
とられて、商品収納能力が小さいという問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記の問題点に鑑み、積
み重ね形状が不安定な商品でも良好に搬出することがで
き、商品収納能力の高い自動販売機を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機は、
前後方向に複数の商品を吊下げて収納する自動販売機で
あって、前後方向に並設された複数の水平軸に回動可能
に配され、下部で商品の上部を支持することができる支
持部材と、前後方向に移動して前記支持部材の上部をそ
の移動方向に回動させる移動部材とよりなり、前記移動
部材が前記支持部材を回動させることによって、前記支
持部材が前記商品の支持を解除して、前記商品を下方に
落下させるものである。
【0008】
【作用】本発明の自動販売機では、前後方向に複数の商
品を吊下げて収納し、前後方向に移動する移動部材が、
商品の上部を支持する支持部材の上部をその移動方向に
回動させる。これにより、支持部材が商品の支持を解除
して商品を下方に落下させて該商品を搬出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の自動販売機を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は、本実施例の自動販売機の商品搬出
部10の一部を欠載した要部側面図である。本自動販売
機においては、この商品搬出部10が縦横に複数設けて
ある。そして、商品Cが、各商品搬出部10にて前後方
向に所定間隔を有して吊り下げられた状態で収納され
る。
【0011】この自動販売機に適する商品Cは、図2に
示すように、袋状の収納部12と、その上端に連結され
た板状のつば部14とよりなる。この収納部12とつば
部14は、ポリ袋から形成され、収納部12には、コン
ドーム等の雑貨や、菓子等が収納されている。また、つ
ば部14には、穴16が設けてある。
【0012】符号18は、自動販売機の前後方向に並設
された複数の仕切板である。各仕切板18は、前後に向
いて鉛直に延びる鉛直部20と、鉛直部20の下端から
前方に水平に延設された水平部22と、水平部22の前
端から上方に鉛直に延設され、鉛直部20よりも短い前
部24とよりなる。
【0013】仕切板18の鉛直部20の後面からは、ヒ
ンジ部26、26が突出している。そして、このヒンジ
部26、26には、水平な回転軸28が挿入されてい
る。
【0014】更に、仕切板18の鉛直部20の下端部に
は、図3に示すように、長孔30が設けてある。この長
孔30は、鉛直部20の下端から、水平部22を経て、
前部24まで延びており、前部24の上端で開口してい
る。
【0015】符号32は、各仕切板18の後方に配され
たフックであり、水平な回転軸28に取付けられてい
る。このフック32は、回転軸28より斜後上方に向っ
て延びる頭部34と、回転軸28より下方に湾曲して延
びる爪部36とよりなる。この爪部36は、そのフック
32の前後に位置している仕切板18の長孔30を貫通
している。また、この爪部36は、図4に示すように、
商品Cのつば部14の穴16を挿通できるように形成さ
れている。
【0016】符号38は、回転軸28の回りに取付けら
れている捩りコイルバネである。このコイルバネ38
は、一端が仕切板18、他端がフック32に取付けられ
て、フック32を図1において常に時計回りに回動させ
るように付勢している。
【0017】符号40は、フック32の中央部に位置す
る突部である。この突部40は、回転軸28より前方か
つ若干下方に向って突出しており、仕切板18の鉛直部
20の背面に当って、フック32が図5の状態から更に
時計回りに回動しないように制御している。
【0018】符号42、44は、前後方向に一列に並設
された仕切板18の上方に設けられた一対のチェーンホ
イルである。前方のチェーンホイル42は、水平な駆動
軸46を介して電動モータ50に連結されている。後方
のチェーンホイル44は、水平軸48に回動自在に支持
されている。また、この一対のチェーンホイル42、4
4の間には、無端状のチェーン52が掛け渡されてい
る。
【0019】ここで、モータ50に販売指令信号が入力
されると、駆動軸46を介して、前方チェーンホイル4
2が図1において時計回りに回転し、チェーン52が鉛
直面内を図1における時計回りに走行する。即ち、チェ
ーン52の下側の渡し部では、後方チェーンホイル44
から前方チェーンホイル42に向って走行する。
【0020】符号54は、フック32の頭部34を回動
させるドグである。このドグ54は、チェーン52の走
行経路から外方に突出しており、チェーン52の走行経
路において対称な位置に2つ取付けられて、一対のドグ
54a、54bを形成している。ドグ54は、後述する
方法により、各フック32間で停止し、販売指令信号に
より次の停止位置まで移動するように制御されている。
【0021】符号56は、チェーン52の下側渡し部の
上方に近接して設けらたドグ押え板である。このドグ押
え板56は、チェーン52の下側渡し部を走行するドグ
54が、上方に押し上げられるのを防いでいる。
【0022】符号58は、自動販売機の動作を制御する
制御装置であり、モータ50と接続されている。
【0023】符号60は、モータ50及び制御装置58
に接続されたセンサである。このセンサ60は、販売状
態になってからのモータ50の回転した回数を検知す
る。そして、その回数が所定の回数になったとき、制御
装置58がモータ50を停止させる。この所定回数と
は、ドグ54が1つのフック32の後方からその1つ前
方のフック32の後方に移動するのに必要とされるモー
タ50の回転数である。
【0024】符号62は、光センサよりなる売切センサ
である。この売切センサ62は、自動販売機本体の前壁
に設けられた発光部62aと、後壁に設けられた受光部
62bとよりなり、商品搬出部10に吊り下げられてい
る商品Cを検知する。
【0025】符号64は、光センサよりなる搬出商品検
知センサである。この搬出商品検知センサ64は、自動
販売機本体の前壁に設けられた発光部64aと、後壁に
設けられた受光部64bとよりなり、商品搬出部10の
下方に設けられた商品搬出路66に落下する商品Cを検
知する。尚、商品搬出路66は、不図示の商品取出し口
に連結されている。
【0026】この売切センサ62と搬出商品検知センサ
64は、制御装置58に接続させている。そして、制御
装置58は、売切センサ62が商品Cを検知しなけれ
ば、不図示の売切ランプを点灯させて、モータ50を回
転させないように制御している。また、売切センサ62
が商品Cを検知しているときに販売状態となって、その
販売時に搬出商品検知センサ64が商品Cを検知しなか
ったときには、商品Cを検知するまでモータ50を回転
させるように制御している。
【0027】次に、商品Cを支持する構造とその動作に
ついて、図5を参照して詳細に説明する。
【0028】1つの商品Cは、前後2つの仕切板18
a、18bの間で、1つのフック32により支持され
る。このフック32の爪部36は、後方の仕切板18b
の長孔30bを前部24bにおいて貫通しており、更
に、その爪部36の先端部が、前方の仕切板18aの長
孔30aを鉛直部20aにおいて貫通している。そし
て、両貫通部の間で、商品Cのつば部14に設けられた
穴16を挿通して、商品Cの上部を支持した状態で吊り
下げて収納する。即ち、商品Cは、前後の仕切板18
a、18bによって、前後方向への動きを制限された状
態で支持されて収納される。よって、収納されている商
品Cが振動等により誤って落下することがない。
【0029】この図5の状態から、フック32の頭部3
4をバネ38の付勢力に逆らって前方に回動させると、
爪部36が長孔30a及び30b内を後退して、その先
端部が後方の仕切板18bの前部24bよりも後方に位
置するまで後退する。これにより、爪部36が商品Cの
つば部14の穴16からはずれるので、商品Cが下方に
落下する。その後、フック32は、バネ38の付勢力に
よって、爪部36が長孔30a、30b内を前進して、
もとの状態に戻る。
【0030】ここで、爪部36の後退とともに商品Cが
後方に移動し始めても、後方の仕切板18bの前部24
bにより、商品Cは、後方への動きが制限されているの
で、そこで停止する。そのため、爪部36が商品Cのつ
ば部14に対しても後退することができ、確実に商品C
を搬出することができる。
【0031】なお、この自動販売機では、各商品搬出部
10の前後一列に並設された複数の仕切板18が、不図
示の連結部材によって連結されており、商品Cを補充す
る際には、その連結した仕切板18を前方から抜き出し
て商品Cを補充する。
【0032】次に、この自動販売機の作動状態について
説明する。
【0033】販売待機状態にて、制御装置58に販売指
令信号が入力されると、販売状態となり、制御装置58
がモータ50を回転させる。これにより、チェーン52
が、図1において、時計回りに回転して、チェーン52
の下側渡し部のドグ54aが前方に移動する。
【0034】そして、ドグ54aがその前方のフック3
2の頭部34を前方に押し出して、爪部36を後方に回
動させる。これにより、そのフック32の爪部36が、
前方の仕切板18の長孔30から後退し、更に商品Cの
つば部14の穴16、そして後方の仕切板18の長孔3
0から後退する。すなわち、商品Cが前後の仕切板18
によって前後方向の動きを制限されているため、フック
32の爪部36が商品Cのつば部14の穴16から抜け
て商品Cの支持が解除され、該商品Cは下方の商品搬出
路66に落下する。このとき、搬出商品検知センサ64
が落下する商品Cを確認する。
【0035】その後、ドグ54aは、フック32の頭部
34を乗り越えて前方に出て停止する。そして、フック
32は、バネ38の付勢力により、もとの状態に戻る。
【0036】なお、上記の搬出時において、ドグ54a
は、ドグ押え板56があるため、フック32の頭部34
を押し出す際にも上方に押し上げられることがなく、確
実にフック32を回動させて、商品Cを搬出させる。
【0037】このように、この自動販売機は、後方に吊
り下げられた商品Cより順次落下させて商品Cを搬出す
る。そして、この自動販売機であれば、積み重ね形状が
不安定な商品であっても、良好に商品を収納し、搬出す
ることができる。また、前後方向に走行する無端状のチ
ェーンに商品を支持する支持部材を設けていないので、
チェーンの一方側の走行路に商品を常に支持していない
支持部材が走行して、余分なスペースをとられるという
ことがなく、商品収納能力が高い。
【0038】尚、ドグ54を所定位置に停止させるため
のセンサ60は、上記のモータ50の回転数を検知する
ものの他、例えば、チェーン52の走行路に沿って、所
定位置に複数のマイクロスイッチを配して、このマイク
ロスイッチに接触する突部をチェーン52に設けて、こ
の突部の走行によりマイクロスイッチをON/OFFさ
せるようにしてもよい。
【0039】また、上記の自動販売機では、チェーン5
2に2つのドグ54を取付けているが、1つのドグによ
り構成してもよい。ただし、上記のように、2つのドグ
54a、54bにより構成されていた方が、商品Cが残
っている状態で商品Cを補充した場合に有利である。そ
れは、補充後、下方のドグ54aがチェーン52の下側
渡し部を走行して、それより前方の全ての商品Cを搬出
したき、他方のドグ54bが後方に位置しているため、
補充時に下方のドグ54aの後方に位置していた残りの
商品Cを、ただちに搬出することができるからである。
【0040】
【発明の効果】以上より、本発明の自動販売機である
と、積み重ね形状が不安定な商品でも良好に搬出するこ
とができ、また、前後方向に移動する移動部材には、商
品を支持する支持部材を取付けていないので、移動する
支持部材が占める余分なスペースをとる必要がなく、商
品収納能力を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の商品搬出
部10の一部を欠載した側面図である。
【図2】本実施例に適する袋詰した商品Cの斜視図であ
る。
【図3】仕切板18の一部を欠載して示す斜視図であ
る。
【図4】フック32の斜視図である。
【図5】商品Cを支持する状態を説明するための商品搬
出部10の要部側面図である。
【符号の説明】
28……回転軸 32……フック 54……ドグ C……商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に複数の商品を吊下げて収納する
    自動販売機であって、 前後方向に並設された複数の水平軸に回動可能に配さ
    れ、下部で商品の上部を支持することができる支持部材
    と、 前後方向に移動して前記支持部材の上部をその移動方向
    に回動させる移動部材とよりなり、 前記移動部材が前記支持部材を回動させることによっ
    て、前記支持部材が前記商品の支持を解除して、前記商
    品を下方に落下させることを特徴とする自動販売機。
JP16650694A 1994-07-19 1994-07-19 自動販売機 Pending JPH0830858A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16650694A JPH0830858A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 自動販売機

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JP16650694A JPH0830858A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 自動販売機

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JPH0830858A true JPH0830858A (ja) 1996-02-02

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JP16650694A Pending JPH0830858A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 自動販売機

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JP (1) JPH0830858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002092727A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
CN110033554A (zh) * 2019-03-26 2019-07-19 黄国龙 一种自动售货机的溜道挂耳束袋式商品收纳装置

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