JP3959942B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売時に、商品収納庫から下方に払い出された商品を、斜め上前方に搬送することにより、比較的高い位置に設けられた商品取出口に搬出する自動販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、この種の商品搬出装置を、例えば特願平11−66749号において既に提案している。この商品搬出装置では、払い出された商品を商品取出口に向かって搬送する搬送装置として、ベルトコンベヤが適用されている。このベルトコンベヤは、横倒し状態の商品を上下方向に多数積み重ねて収納する商品収納庫の下方に設けられており、前上がりに傾斜して延びるフレームと、このフレームの前端部および後端部にそれぞれ回転自在に設けられた前後2本の回転軸に巻き掛けられ、前上がりに傾斜したコンベヤベルトと、上記回転軸を介して、コンベヤベルトを回転駆動させる駆動機構などを備えている。コンベヤベルトは、商品収納庫の横幅に応じた幅広のものが使用されており、その表面には、払い出された商品の搬送時に、その商品を後側から支持するための突起が、コンベヤベルトの周方向に等間隔で複数取り付けられている。
【0003】
このようなベルトコンベヤを有する商品搬出装置により、販売時に商品収納庫から払い出された商品は、次のようにして商品取出口に搬出される。すなわち、商品収納庫から払い出された商品は、コンベヤベルト上に落下した後、これに沿って後方に若干転がり落ち、後側で上記突起の一つに当接して支持される。そして、その商品は、コンベヤベルトの回転に伴い、突起により後方への移動を阻止された状態で斜め上前方に搬送され、商品取出口に搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような商品搬出装置では、上記突起がいずれもコンベヤベルトの表面に対して直角に、すなわちその表面から後上がりに傾斜した姿勢で突出しているので、商品が後方に転がり落ちるときに突起を乗り越え易く、商品によっては、突起が、当接した商品に押圧されることで後方に撓むことにより、商品が突起をさらに乗り越え易くなる。このため、払い出された商品が、本来その商品を支持すべき突起よりも後方の突起まで転がり落ちてしてしまうことがある。この場合には、商品収納庫の商品取出口寄りの位置から払い出された商品であっても、その払い出し後、搬出までに時間がかかるとともに、フォーミングを生じるおそれがある。また、ベルトコンベヤの前上がりの傾斜角度を大きく設定した場合には、上記の問題がより顕著になるとともに、商品を突起で止めた状態で適切に搬送できないこともあり、商品の搬出ミスを生じるおそれがある。したがって、上記のような点において、この商品搬出装置には改善の余地がある。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、商品収納庫から下方に払い出された商品を、比較的高い位置に設けられた商品取出口に、迅速かつ確実に搬出することができる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動販売機の商品搬出装置は、販売時に、商品収納庫から下方に払い出された商品を、斜め上前方に搬送し、商品取出口に搬出する自動販売機の商品搬出装置であって、商品収納庫は、それぞれ商品を収納する、前後方向に並ぶ複数の商品通路に区画され、各商品通路は、商品を払い出すための複数の払出口を下端に有しており、商品収納庫の下方に設けられ、前上がりに傾斜したシュートと、駆動源と、販売時に、駆動源で駆動されることにより、シュートの上方をシュートに沿って前方に移動しながら、シュート上に落下した商品を後方から押圧することによって、商品を搬送する商品押圧部材と、販売終了後に、商品押圧部材を所定の停止位置に停止させるように制御する停止制御手段と、垂下した状態で回動自在に設けられ、下端部がシュートの付近でかつ所定の停止位置に停止した商品押圧部材の前側に臨むとともに、販売時に、所定の停止位置よりも前側に位置する払出口から払い出され、シュート上に落下した商品を、下端部が所定の停止位置に停止した商品押圧部材に前方から当接した状態で、後方から係止するための商品係止部材と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、販売終了後に、停止制御手段により、商品押圧部材が上記所定の停止位置に停止される一方、回動自在に垂下した商品係止部材の下端部が、シュートの付近でかつ停止位置に停止した商品押圧部材の前側に臨む。この状態で、販売時に、上記停止位置よりも前側に位置する払出口から商品が払い出されると、その商品は、シュート上に落下した後、これに沿って斜め下後方に若干転がり、商品係止部材に前方から当接する。そして、商品係止部材は、その下端部が商品押圧部材に前方から当接した状態となり、つまり回動自在に支持された部分に加えて、下端部が支持された状態となることで、商品係止部材の姿勢が一定に保たれ、この姿勢のまま商品を係止する。その後、商品押圧部材が、駆動源により駆動されることで、シュートの上方をこれに沿って前方に移動すると、商品係止部材は、その下端部が商品押圧部材に後方から押圧されることで、前方に回動しながら、係止している商品をシュートに沿って前方に移動させる。商品押圧部材が更に前方に移動し、商品係止部材の下端が届かない位置まで移動すると、商品係止部材に代わって、商品押圧部材が商品に接触し、更に前方に移動しながらその商品を後方から押圧することで商品取出口に搬出する一方、商品係止部材が回動駆動される前の垂下した状態に戻る。
【0008】
以上のように、上記構成の商品搬出装置によれば、販売時に、上記停止位置よりも前側に位置する払出口から払い出され、シュート上に落下した商品は、回動自在に支持されかつ下端部が商品押圧部材に支持された商品係止部材によって確実に係止され、上記停止位置に停止した状態の商品押圧部材よりも後方に転がり落ちてしまうことがない。しかも、販売時に、商品押圧部材がシュートに沿って前方に移動する際に、商品係止部材は、商品押圧部材の移動を許容するように回動し、その移動を邪魔することがない。したがって、商品収納庫から下方に払い出された商品、具体的には、停止位置に停止した状態の商品押圧部材よりも前側に位置する払出口から払い出された商品を、比較的高い位置に設けられた商品取出口に、迅速かつ確実に搬出することができる。
【0009】
この場合、商品係止部材は、互いに左右方向に間隔を隔てて配置され、各々が垂下した状態で回動自在に支持されるとともに、下端部が商品押圧部材に当接可能な左右1対の垂下部と、この1対の垂下部間に延びるように連なるとともに、商品押圧部材よりも上方に配置され、販売時に商品を係止する係止部とにより構成されていることが好ましい。
【0010】
この構成によれば、商品係止部材が上記左右1対の垂下部および係止部によって構成されているので、例えば、自動販売機の内部のメンテナンス時などに、商品係止部材を取り外すことなく、しかも回動させずに垂下させた状態のまま、自動販売機の内部を、商品係止部材の奥まで目視することができる。これにより、商品係止部材の後方部分についてのメンテナンスが必要か否かを容易に判別することが可能であり、メンテナンス効率を高めることができる。また、商品収納庫と商品係止部材の係止部との間に、作業者が手や腕を入れるための十分な隙間があれば、その隙間を介して、手を奥まで入れることで、各払出口付近にそれぞれ設けられている払出口の設定変更レバーなどの操作を、商品係止部材よりも前側の設定変更レバーと同様に、後側のものについても、容易に行うことができる。
【0011】
この場合、商品係止部材は、単一の線材を曲げ加工することによって形成されていることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、単一の線材を曲げ加工することで商品係止部材を形成するので、例えば溶接などによって形成する場合などに比べて、商品係止部材を簡単に製造することができる。
【0013】
以上の場合、商品係止部材は、商品収納庫の下端付近に着脱自在に取り付けられていることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、商品係止部材が着脱自在に取り付けられているので、例えば、自動販売機の内部のメンテナンス時などに、商品係止部材を取り外すことで、商品収納庫とシュートとの間のスペースを広く確保することができ、その結果、メンテナンス効率を一層高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による商品搬出装置を組み込んだ自動販売機の内部を示している。同図に示すように、この自動販売機1は、メインドア2の商品取出口3が、一般的な自動販売機に比べて比較的高い位置に設けられ、購入者が腰をあまりかがめることなく、商品を取り出すことのできるいわゆるバリアフリータイプのものである。自動販売機1は、上記メインドア2と、このメインドア2によって前面が開閉されるボックス状の販売機本体4とを備えている。
【0016】
メインドア2は、その前面に、商品を選択するための選択ボタンや、金銭を投入するための金銭投入口(いずれも図示せず)などを有している。また、これらと同様に図示しないが、メインドア2の背面には、後述する商品搬出装置12を含め販売機本体4内の各種の制御を行う、マイクロコンピュータを有する制御回路が設けられている。商品取出口3は、その前面を開閉する外扉5と、商品取出口3に搬出された商品Sを受け取る商品受け6とを有している。外扉5は、上端部を中心に回動自在になっており、常時は垂下した状態で商品取出口3を閉鎖し、商品Sの取出時に、購入者によって外扉5の下端部が持ち上げられることにより、商品取出口3を開放する。一方、商品受け6の前壁は、下端部を中心に回動自在になっており、常時は外扉5の背面側に起立した姿勢にあるとともに搬出された商品Sを受け取り、商品Sの取出時に、購入者によって上端部が手前に引かれることで手前に若干傾斜し、商品Sを取り出し易くする。
【0017】
販売機本体4は、商品Sを収納する商品収納庫11と、販売時に、商品収納庫11から下方に払い出された商品Sを商品取出口3に搬出する商品搬出装置12と、商品収納庫内11の商品Sを冷却・加温する冷却・加温装置13などを、内部に有しており、前面には、開閉自在の断熱ドア14が設けられている。販売機本体4内は、左右方向(図1の表裏方向)に、図示しない複数の断熱壁によって仕切られており、互いに対向する断熱壁間には、上記商品収納庫11および商品搬出装置12がそれぞれ配置され、さらには冷却・加温装置13のエバポレータ13aまたはヒータ13bなどが配置されている。
【0018】
商品収納庫11は、前後左右が縦長矩形状の金属板で筒状に形成された上下方向に延びるコラム15を、前後方向(図1の左右方向)に3つ連結して構成されたものであり、各コラム15内には、仕切板16などによって前後に仕切られた、上下方向に延びる前後2つの商品通路17、17が設けられている。各商品通路17には、種々の缶飲料商品やペットボトル商品など、同一品目の商品Sが、横倒しで上下方向に積み重なった状態で収納される(図3参照)。また、各コラム15には、販売時に最下位の商品Sのみを下方に払い出す商品払い出し装置(図示せず)が、商品通路17ごとにその下端部に設けられている。各商品払い出し装置によって規制される、商品通路17の下端の払出口17aは、商品Sの大きさに応じて、図示しない設定変更レバーなどを手動で操作することにより、設定変更できるようになっている。さらに、各コラム15は、商品搬出装置12の後述するコンベヤ装置20の傾斜に対応して、奥側のものほど、低い位置まで下方に延びている。このように、各コラム15から払い出された商品Sの商品搬出装置12までの落下距離をできる限り短くすることによって、落下時に商品Sが受ける衝撃を小さくするとともに、より多くの商品Sを商品収納庫11に収納できるようにしている。
【0019】
上記のように構成された商品収納庫11では、販売時に、購入者によって選択された商品を収納する商品通路17から、最下位の商品Sのみが払い出され、商品搬出装置12の後述するシュート24上に落下する。なお、最前のコラム15には、その前側の商品通路17の払出口17aを開閉する開閉板18が設けられている。販売時に、その払出口17aから払い出された商品Sは、前下がりに傾斜した状態で払出口17aを開放した開閉板18により案内され、商品搬出装置12が作動することなく、商品取出口3に搬出される。また、最奥のコラム15内の後側の商品通路17から払い出された商品Sは、その商品通路17の下方であって販売機本体4内の背面に取り付けられた、前下がりの傾斜プレート4a上に落下した後、前方に転がり、シュート24に受け渡される。
【0020】
商品搬出装置12は、商品収納庫11の下方に配置されており、販売時に、商品収納庫11から払い出され落下した商品Sを受け取った後、これを斜め上前方に搬送し、商品取出口3に搬出する。この商品搬出装置12は、販売時に商品Sを搬送するコンベヤ装置20と、前側3つの商品通路17のうち、後側2つの商品通路17から払い出された商品Sを、コンベヤ装置20の前後方向のほぼ中央部で停止させるための商品ストッパ21(商品係止部材)と、コンベヤ装置20を、所定の位置(後述する販売位置またはメンテナンス位置)に保持するサポート22と、を備えている。
【0021】
コンベヤ装置20は、前上がりに傾斜した販売位置(図1〜図3参照)と、全体がほぼ水平のメンテナンス位置との間で、後端下部の回動軸23を中心に回動できるようになっており、サポート22によって、常時は販売位置に保持され、販売機本体4内のメンテナンス時などにメンテナンス位置に保持される。図2および図3に示すように、コンベヤ装置20は、前上がりに傾斜し、払い出された商品Sを上面で受けるシュート24と、このシュート24の左右両端部にそれぞれ配置された左右1対の駆動機構25、25と、これらの駆動機構25、25を駆動する駆動モータ26(駆動源)と、両駆動機構25、25の後述する各々のチェーン36、36の間に取り付けられた複数の商品押圧ロッド27と、商品押圧ロッド27によってON/OFF切り替えされることにより、駆動モータ26の停止を制御する停止制御スイッチ28(停止制御手段)などを有しており、上記シュート24などが所定形状の収容ケース29内に収容されている。
【0022】
シュート24は、前上がりに傾斜し、平面形状がほぼ矩形状のベースフレーム31を有しており、このベースフレーム31上には、複数の円錐状のコイルばね32を介して、平面形状が矩形状のシュートプレート33が取り付けられている。したがって、販売時に、商品収納庫11から払い出された商品Sは、シュートプレート33上に落下し、その落下時に、商品Sがシュートプレート33から受ける衝撃をコイルばね32によって緩和することができる。これにより、商品Sの変形を防止できるとともに、その商品Sが炭酸飲料である場合のフォーミングを抑制することができる。また、ベースフレーム31およびシュートプレート33には、上下方向に貫通する多数の貫通孔(図示せず)が形成されており、冷却・加温装置13による冷気や暖気が、それらの貫通孔を介して、商品搬出装置12の上下で循環し、商品収納庫11内の商品Sを冷却または加温する。
【0023】
各駆動機構25は、シュート24の前端部に、互いに上下方向に間隔を隔てて回転自在に設けられた2つの前スプロケット34(以下、適宜、上側の前スプロケットを「上スプロケット34a」、下側の前スプロケットを「下スプロケット34b」という)と、シュート24の後端部に回転自在に設けられた後スプロケット35と、これらの前スプロケット34および後スプロケット35に巻き掛けられたチェーン36とを有している。両駆動機構25、25の上スプロケット34a、下スプロケット34bおよび後スプロケット35は、それぞれ対応するスプロケット同士が左右方向に延びる連結軸37a、37b、37cを介してそれぞれ連結されており、同期して回転する。また、下スプロケット34b、34b同士を連結する連結軸37bの途中には、平歯車からなる駆動ギヤ38が固定されており、この駆動ギヤ38が駆動モータ26により、所定方向に回転駆動される。なお、この駆動ギヤ38は、下スプロケット34bと一体に構成されるものであってもよい。
【0024】
駆動モータ26は、シュート24の下方に配置されており、ギヤボックス39内の複数のギヤ39a(1つのみ図示)および中間ギヤ40を介して、上記駆動ギヤ38に連結されている。これにより、販売時に、駆動モータ26が作動することにより、駆動ギヤ38が図2において反時計方向に回転駆動され、これに伴い、両駆動機構25、25の下スプロケット34bも反時計方向に回転する。このように、両下スプロケット34b、34bが回転することにより、これらの両下スプロケット34b、34bを原動スプロケットとして、両駆動機構25、25の各チェーン36が反時計方向に回転する。
【0025】
両駆動機構25、25の各々のチェーン36、36の間には、これらに掛け渡された状態で、チェーン36の周方向に等間隔に4本の商品押圧ロッド27が取り付けられている。したがって、上述したように、販売時に、両駆動機構25、25のチェーン36、36が反時計方向に回転するのに伴って、各商品押圧ロッド27がシュート24の周囲を反時計方向に移動する。
【0026】
停止制御スイッチ28は、上記駆動モータ26の付近に設けられており、回動自在の所定形状のリンク41を介して、商品押圧ロッド27により、ON/OFF切り替えされる。すなわち、リンク41は、常時は図2の実線で示す所定位置に、ねじりコイルばね42で付勢された状態で位置することにより、停止制御スイッチ28のスイッチボタン28aを押圧し、これにより、停止制御スイッチ28をONまたはOFFの状態とする。一方、商品押圧ロッド27の一つが、リンク41の下方を通過する際に、リンク41を、ねじりコイルばね42に抗して図2の2点鎖線で示す切替位置に回動駆動することにより、リンク41によるスイッチボタン28aの押圧を解除し、これにより、停止制御スイッチ28をOFFまたはONの状態とする。
【0027】
そして、駆動モータ26を停止すべき後述する所定の停止条件が成立し、かつ、上記のように、停止制御スイッチ28が、リンク41を介して商品押圧ロッド27によりON/OFF切り替えされたときには、上記図示しない制御回路から駆動モータ26に制御信号が出力され、これに基づいて、駆動モータ26が停止する。これにより、両駆動機構25、25のチェーン36、36の回転も停止し、これに伴い、各商品押圧ロッド27がそれぞれ所定位置(待機位置)に停止する。具体的には、図2に示すように、シュートプレート33の前後方向の中間部の上方、上スプロケット34aと下スプロケット34bの間、リンク41の下方、および後スプロケット35の付近の4カ所に、4本の商品押圧ロッド27がそれぞれ停止する。特に、シュートプレート33の上方に停止する商品押圧ロッド27は、図1および図2に示すように、中央のコラム15の前後2つの払出口17a、17a間の真下(停止位置)に位置するように停止し、上記商品ストッパ21の下端部に後方から当接するようになっている。
【0028】
上述したシュート24などを収容する収容ケース29は、底壁43、左右1対の側壁44、44、前壁45および後壁46により構成されており、上部および前面の上半部が開放している。前壁45の上部には、後上がりに傾斜し、シュート24の前端付近まで延びる搬出シュート45aが設けられている。この搬出シュート45aは、シュート24の前端まで搬送された商品Sを受け取った後、これを前方に落下させ、商品取出口3に搬出する。
【0029】
図1〜図3に示すように、商品ストッパ21は、中央のコラム15の左右両端の下端部にそれぞれねじ止めされた1対の取付金具47、47に、着脱自在に取り付けられている。この商品ストッパ21は、例えば、単一の鋼製線材を曲げ加工することによって形成されており、互いに間隔を隔てて配置されるとともに、各々が垂下した状態で回動自在に支持された左右1対の垂下部21a、21aと、この1対の垂下部21a、21a間に水平に延びるように連なる係止部21bとにより構成され、正面形状がほぼH字状に形成されている。
【0030】
各垂下部21aは、上端部が左右方向でかつ外向きに水平に延びるように屈曲されており、その上端部が取付金具47の下端部に設けられた円筒状の挿入部47aに挿入されることで、回動自在に支持されている。また、各垂下部21aの下端部は、正面形状がU字状に湾曲形成されるとともに、販売位置に位置するコンベヤ装置20のシュートプレート33の付近にまで達している。そして、これらの下端部は、販売終了後に商品押圧ロッド27が停止したときには、シュート24の上方に停止した商品押圧ロッド27(以下、この商品押圧ロッドに「27A」の符号を付す)の前側に臨むようになっている。
【0031】
一方、係止部21bは、上述したように、両垂下部21a、21aの下端部に連なり、加えて、シュート24の上方に停止した商品押圧ロッド27Aよりも上方に位置している。これにより、販売時に、商品押圧ロッド27Aよりも前側の払出口17a(最前の払出口17aを除く)から払い出された商品Sは、商品押圧ロッド27Aよりも高い位置で、係止部21bに係止される。
【0032】
このように構成された商品ストッパ21は、両垂下部21a、21a同士が各々の下端部を中心に互いに左右方向に接近および離隔の可能な弾性を有したものとなるので、上記取付金具47、47への商品ストッパ21の取り付けの際に、作業者が両手で両垂下部21a、21aを持ち、それらの上端部同士を互いに接近させるように、左右両側から力を加え、各上端部を各取付金具47の挿入部47aに挿入させた後、両垂下部21a、21aから手を離すことで、商品ストッパ21を取付金具47、47に簡単に取り付けることができる。逆に、商品ストッパ21を取付金具47、47から取り外す際には、上記と同様にして、両垂下部21a、21aに左右両側から力を加えるだけで、簡単に取り外すことができる。
【0033】
また、上記のように構成されたコンベヤ装置20は、上述したように、サポート22によって、販売位置またはメンテナンス位置に保持される。このサポート22は、金属板の左右両端部および上端部を屈曲形成して構成されており、下端部に挿通された回動軸51を中心に、起立した姿勢の起立位置(図1〜図3参照)と、後側にほぼ水平に倒れた姿勢の倒れ位置(図示せず)との間で回動自在になっている。したがって、サポート22を倒れ位置に回動させることで、コンベヤ装置20をメンテナンス位置に回動させることができ、この場合には、商品収納庫11とコンベヤ装置20の間に大きなスペースを確保することができる。これにより、例えば商品通路17の払出口17aの設定変更を行う場合、特に払出口17aが販売機本体4内の奥側のものであっても、作業者が手を奥まで延ばし、容易にその設定変更を行うことができる。なお、サポート22の回動軸51には、サポート22を起立位置に付勢するねじりコイルばね52が取り付けられている。これにより、メンテナンスの終了後、メンテナンス位置のコンベヤ装置20の前端部を所定高さまで持ち上げることで、コンベヤ装置20が販売位置側に所定角度回動するとともに、倒れ位置のサポート22が起立位置に自動復帰し、その後、コンベヤ装置20から手を離すことで、コンベヤ装置20がサポート22に下側から支持された状態で販売位置に保持される。
【0034】
図1に示すように、断熱ドア14には、販売位置に位置するコンベヤ装置20の前面に対向する部分に、商品Sの通過を許容する開口14aが形成されている。この開口14aには、上端部を中心に回動自在の断熱性を有する内扉53が設けられている。この内扉53は、常時は垂下した状態で開口14aを閉鎖し、販売時に、上記搬出シュート45aに受け渡され、これに沿って前方に転がり落ちる商品Sの重みで押し開けられることにより、開口14を開放する。また、内扉53の上端部には、内扉53の開閉の有無を判別する内扉開閉判別スイッチ54が設けられており、このスイッチ54によって、閉鎖している内扉53が開放したこと、および一旦開放した内扉53が閉鎖したことが判別されるようになっている。
【0035】
次に、販売時における商品搬出装置12の動作について説明する。上述したように、商品搬出装置12のコンベヤ装置20は、常時は、販売位置に保持されており、また、各商品押圧ロッド27は図2に示す待機位置にそれぞれ位置し、更に、シュート24の上方に位置する商品押圧ロッド27Aは商品ストッパ21の下端部に後方から当接している。購入者によって金銭が投入され、所望の商品の選択ボタンが押されると、その商品を収納する商品通路17の商品払い出し装置が作動し、最下位の商品Sのみが払い出される。
【0036】
最前の商品通路17から商品Sが払い出された場合には、その商品Sは、開閉板18に案内されながら搬出シュート45a上に落下した後、この搬出シュート45aに沿って前方に転がり落ちる。そして、商品Sは、その重みで内扉53を押し開けながら商品取出口3に搬出される。したがって、この場合には、コンベヤ装置20が作動することなく、商品Sが商品取出口3に搬出され、商品の販売が完了する。
【0037】
また、上述した最前の商品通路17を除き、シュート24上の商品押圧ロッド27よりも前側の商品通路17から商品Sが払い出された場合には、その商品Sは、シュートプレート33上に落下した後、これに沿って後方に若干転がり、商品ストッパ21の係止部21aに前方から当接して係止される。その後、駆動モータ26が作動し、両駆動機構25のチェーン36、36が反時計方向に回転すると、これに伴って全ての商品押圧ロッド27も移動し、商品押圧ロッド27Aがシュートプレート33に沿って前方に移動する。そうすると、商品ストッパ21は、その下端部を商品押圧ロッド27Aに後方から押圧されることで、垂下部21a、21aの上端部を中心に前方に回動しながら、係止している商品Sをシュートプレート33に沿って前方に移動させる。商品押圧ロッド27Aが更に移動し、商品ストッパ21の下端が届かない位置まで移動すると、商品ストッパ21がその自重によって元の垂下した状態に戻るとともに、商品ストッパ21に代わって、商品押圧ロッド27Aが商品Sに接触し、更に移動しながらその商品Sを後方から押圧することで、商品Sをシュートプレート33に沿って前方に搬送し、搬出シュート45aに受け渡す。その後、商品Sは、上記の場合と同様に、内扉53を押し開けながら商品取出口3に搬出され、商品の販売が完了する。
【0038】
なおこの場合、内扉開閉判別スイッチ54によって、内扉53の開放が判別され、かつ、停止制御スイッチ28が所定回数(例えば2回)ON/OFF切り替えされたときに、制御回路から駆動モータ26に制御信号が出力され、これに基づいて、駆動モータ26が停止する。これにより、各商品押圧ロッド27が次回の販売に備えて、それぞれ待機位置に停止する。なお、例えば商品Sが連続して選択された場合において、最初に選択された商品Sによって内扉53が開放した状態のままであるときには、内扉53での商品詰まりを回避するために、商品Sが商品取出口3に完全に搬出され、内扉53が閉鎖するまでは、2番目に選択された商品Sを搬出するための駆動モータ26の作動は行われないようになっている。
【0039】
また、商品押圧ロッド27Aよりも後方の商品通路17から商品Sが払い出された場合には、その商品Sは、シュートプレート33上に落下した後、シュートプレート33の後端に向かって転がり落ち、後側で販売機本体4内の傾斜プレート4aに当接して係止される。なお、最奥の商品通路17から商品Sが払い出された場合には、傾斜プレート4a上に一旦落下した後、前方に転がり落ち、シュートプレート33に受け渡される。
【0040】
その後、駆動モータ26が作動することにより、全ての商品押圧ロッド27が移動し、後スプロケット35の付近に位置していた商品押圧ロッド27(以下、この商品押圧ロッドに「27B」の符号を付す)が、その商品Sを後方から押圧しながら、シュートプレート33に沿って前方に移動する。これにより、商品Sは、シュートプレート33上をこれに沿って斜め上前方に搬送される。この搬送途中で、上記商品ストッパ21は、商品Sを介して、商品押圧ロッド27Bで前方に回動駆動され、商品Sが商品ストッパ21よりも前方に搬送される。その後は、上記の場合と同様に、商品Sが搬出シュート45aに受け渡された後、内扉53を押し開けながら商品取出口3に搬出され、商品の販売が完了する。なおこの場合も上記と同様に、内扉53が開放し、停止制御スイッチ28が所定回数ON/OFF切り替えされたときに、駆動モータ26が停止し、これにより、各商品押圧ロッド27が次回の販売に備えて、それぞれ待機位置に停止する。
【0041】
以上詳述したように、本実施形態の商品搬出装置12によれば、販売時に、商品ストッパ21よりも前側に位置する払出口17aから払い出され、シュートプレート33上に落下した商品Sは、上端部が回動自在に支持されかつ下端部が商品押圧ロッド27Aに支持された商品ストッパ21によって確実に係止され、所定の停止位置に停止した状態の商品押圧ロッド27Aよりも後方に転がり落ちてしまうことがない。しかも、商品ストッパ21の上端部は回動自在であるので、販売時に、商品押圧ロッド27Aがシュートプレート33に沿って前方に移動する際に、商品ストッパ21は、商品押圧ロッド27Aの移動を許容するように前方に回動し、その移動を邪魔することがない。したがって、停止位置に停止した状態の商品押圧ロッド27Aよりも前側に位置する払出口17aから払い出された商品Sを、比較的高い位置に設けられた商品取出口3に、迅速かつ確実に搬出することができる。加えて、払い出された商品Sを、商品ストッパ21によって、図3に示すように、適正な姿勢で係止することができ、その姿勢のまま搬送し商品取出口3に適切に搬出することができる。これにより、商品Sが炭酸飲料である場合のフォーミングを抑制することができ、また、内扉開閉判別スイッチ54による商品Sの搬出完了を迅速かつ確実に検出できることで、商品Sが連続して選択された場合の商品搬出装置12による連続搬出が可能となる。
【0042】
また、商品ストッパ21は、単一の線材を曲げ加工し、正面形状がほぼH字状に形成されているので、例えば溶接などによって形成する場合に比べて、簡単に製造できるとともに、販売機本体4内のメンテナンス時などに、商品ストッパ21を取り外すことなく、しかも回動させずに垂下させた状態のまま、販売機本体4内を、商品ストッパ21の奥まで目視することができる。これにより、商品ストッパ21の後方部分についてのメンテナンスが必要か否かを容易に判別することができ、メンテナンス効率を高めることができる。また、中央のコラム15の払出口17aと商品ストッパ21の係止部21bとの間に、作業者が手や腕を入れるための十分な隙間があれば、その隙間を介して、手を奥まで入れることで、各払出口17a付近にそれぞれ設けられている払出口17aの設定変更レバーの操作を、商品ストッパ21よりも前側の設定変更レバーと同様に、後側のものについても、容易に行うことができる。加えて、商品ストッパ21が取付金具47、47に着脱自在に取り付けられているので、例えば、販売機本体4内のメンテナンス時などに、商品ストッパ21を取り外すことで、商品収納庫11とシュートプレート33との間のスペースを広く確保することができ、その結果、メンテナンス効率を一層高めることができる。
【0043】
さらに、両駆動機構25の各々のチェーン36、36には、4本の商品押圧ロッド27が取り付けられているので、チェーン36、36に1本しか商品押圧ロッドが取り付けられていない場合に比べて、商品Sが払い出されてから商品取出口3に搬出されるまでの搬出時間を短縮することができる。また、4本の商品押圧ロッド27は、チェーン36の周方向に沿って互いに等間隔に配置されているので、チェーン36を一回りさせなくても、各商品押圧ロッド27を所定の待機位置に確実に待機させることができる。
【0044】
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、シュート24の左右両端部に配置した左右1対の駆動機構25、25の間に取り付けた商品押圧ロッド27によって商品Sを搬送するようにしたが、この商品押圧ロッド27と同じ機能を有するもの、すなわち、販売時に商品通路17から払い出された商品Sを後側から支持するとともに、シュート24の上方をこれに沿って前方に移動しながら商品Sを後方から押圧し、垂下した商品ストッパ21の下端部に後方から当接可能なものであれば、商品押圧ロッドや駆動機構の形状、構成は、いかなるものであってもよい。また、実施形態では、取付金具47、47を中央のコラム15の下端部にねじ止めして取り付けたが、コンベヤ装置20の左右の側壁44、44に、中央のコラム15の下端付近まで上方に延びる適当な突設部材を設け、この突設部材に、上記取付金具47と同じ機能を有する取付金具を取り付けるか、あるいは突設部材の上端部に商品ストッパ21を直接取り付けるようにしてもよい。
【0045】
なお、実施形態で示した商品搬出装置12の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の自動販売機の商品搬出装置は、商品収納庫から下方に払い出された商品を、比較的高い位置に設けられた商品取出口に、迅速かつ確実に搬出することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による商品搬出装置を組み込んだ自動販売機の内部を示す側断面図である。
【図2】商品搬出装置を拡大して示す側断面図である。
【図3】商品搬出装置を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 自動販売機
3 商品取出口
4 販売機本体
11 商品収納庫
12 商品搬出装置
17 商品通路
17a 払出口
20 コンベヤ装置
21 商品ストッパ(商品係止部材)
21a 垂下部
21b 係止部
24 シュート
26 駆動モータ(駆動源)
27 商品押圧ロッド(商品押圧部材)
28 停止制御スイッチ(停止制御手段)
Claims (4)
- 販売時に、商品収納庫から下方に払い出された商品を、斜め上前方に搬送し、商品取出口に搬出する自動販売機の商品搬出装置であって、
前記商品収納庫は、それぞれ商品を収納する、前後方向に並ぶ複数の商品通路に区画され、各商品通路は、商品を払い出すための複数の払出口を下端に有しており、
前記商品収納庫の下方に設けられ、前上がりに傾斜したシュートと、
駆動源と、
販売時に、前記駆動源で駆動されることにより、前記シュートの上方を当該シュートに沿って前方に移動しながら、当該シュート上に落下した商品を後方から押圧することによって、当該商品を搬送する商品押圧部材と、
販売終了後に、前記商品押圧部材を所定の停止位置に停止させるように制御する停止制御手段と、
垂下した状態で回動自在に設けられ、下端部が前記シュートの付近でかつ前記所定の停止位置に停止した前記商品押圧部材の前側に臨むとともに、販売時に、前記所定の停止位置よりも前側に位置する前記払出口から払い出され、前記シュート上に落下した商品を、前記下端部が前記所定の停止位置に停止した前記商品押圧部材に前方から当接した状態で、後方から係止するための商品係止部材と、
を備えていることを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。 - 前記商品係止部材は、互いに左右方向に間隔を隔てて配置され、各々が垂下した状態で回動自在に支持されるとともに、下端部が前記商品押圧部材に当接可能な左右1対の垂下部と、この1対の垂下部間に延びるように連なるとともに、前記商品押圧部材よりも上方に配置され、販売時に前記商品を係止する係止部とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品搬出装置。
- 前記商品係止部材は、単一の線材を曲げ加工することによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品搬出装置。
- 前記商品係止部材は、前記商品収納庫の下端付近に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動販売機の商品搬出装置。
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