JP3255745B2 - つば付き商品自動搬出装置 - Google Patents

つば付き商品自動搬出装置

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JP3255745B2
JP3255745B2 JP02034593A JP2034593A JP3255745B2 JP 3255745 B2 JP3255745 B2 JP 3255745B2 JP 02034593 A JP02034593 A JP 02034593A JP 2034593 A JP2034593 A JP 2034593A JP 3255745 B2 JP3255745 B2 JP 3255745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にコーヒー,紅茶等
の飲料抽出式の自動販売機内に設置され、販売された飲
料に入れるミルクやシロップ等を封入したつば付き商品
の自動搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば実
開昭61−180382号公報等に記載されているよう
に、前後方向がつば付き商品一列分の幅に形成された商
品収納ケースを備え、商品収納ケース内に縦積みされた
商品を左右方向に往復移動する搬出ベルトによって一個
ずつ搬出するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
においては、商品を商品収納ケースに収納する際に前後
方向一列に整列させる必要があることから、商品を無造
作に投入することができず、商品補充作業に手間取ると
いう問題点があった。また、つば付き商品は複雑な形状
であるにも拘らず縦積みされているため、しばしば商品
同士の絡み合いによる商品ブリッジが発生し、搬出不良
を起こし易いという問題点もあった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、商品を非整列状態で
投入することができるとともに、商品ブリッジの発生を
確実に防止することのできるつば付き商品の自動搬出装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1のつば付き商品自動搬出装置は、
前面を商品放出口として開口し、多数の商品を非整列状
態で収容可能な商品収納箱と、商品収納箱内の商品を商
品放出口から幅方向均一に押し出す商品放出機構と、商
品放出口の前方に配置され、商品収納箱から放出された
商品を商品放出口の幅方向に延びるコンベアに受容して
一列状態で搬送するとともに、コンベアから放出された
商品を一個ずつ受容可能な受容部を周方向に有した搬出
体を回転軸に取付け、搬出体を受容部一つ分だけ回転さ
せることにより搬出体から商品を一個ずつ落下させる商
品搬出機構とを備えている。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載のつば
付き商品自動搬出装置において、前記商品放出機構を商
品収納箱の底面に配置された無端状のベルトによって形
成している。
【0007】また、請求項3では、請求項1記載のつば
付き商品自動搬出装置において、前記商品放出機構を商
品収納箱の前方に向かって移動する押出板によって形成
している。
【0008】また、請求項4では、請求項1記載のつば
付き商品自動搬出装置において、前記商品収納箱を周方
向一部を切り欠いた円形の箱体によって形成し、前記商
品放出機構を商品収納箱内を回転移動する押出板によっ
て形成している。
【0009】また、請求項5では、請求項1、2、3ま
たは4記載のつば付き商品自動搬出装置において、前記
商品搬出機構は、コンベア及び搬出体を同時に動作させ
るモータを備えている。
【0010】また、請求項6では、請求項1、2または
3記載のつば付き商品自動搬出装置において、前記商品
収納箱を前方へ引き出し可能に構成するとともに、引き
出された商品収納箱を背面が上方を向くよう回動自在に
支持し、商品収納箱の商品放出口には商品収納箱を引き
出したときに閉じる閉鎖部材を設け、商品収納箱の背面
には開閉可能な蓋を有する商品投入口を設けている。
【0011】
【作用】請求項1、2、3、4または5によれば、商品
収納箱内に非整列状態で収容された商品は商品放出機構
によって幅方向均一に押し出されるとともに、幅方向一
杯に開口する商品放出口から放出されることから、商品
収納箱内の商品がブリッジを形成することがない。ま
た、放出された商品は商品搬出機構のコンベアによって
一列状態で搬送されるとともに、コンベアから放出され
ると搬出体に受容され、搬出体が受容部一つ分だけ回転
することにより、搬出体から商品が一個ずつ落下搬出さ
れる。
【0012】また、請求項6によれば、請求項1、2ま
たは3の作用を有するとともに、商品を補充する際は、
商品収納箱を前方へ引き出すとともに、引き出された商
品収納箱を背面が上方を向くよう回動する。その際、商
品収納箱の商品放出口は閉鎖部材によって閉じられると
ともに、商品収納箱の背面は蓋を開くことにより商品投
入口となる。また、前記商品収納箱の回動により、商品
収納箱内に残っていた商品は商品放出口側へ移動し、新
たに補充される商品よりも先に搬出される。
【0013】
【実施例】図1及び図2は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はつば付き商品自動搬出装置の要部斜視図であ
る。
【0014】この商品自動搬出装置はコーヒー,紅茶等
の飲料抽出式の自動販売機内に設置され、ミルクやシロ
ップ等が封入されたつば付き商品Aを収納する商品収納
箱1と、商品収納箱1から商品Aを放出する商品放出機
構10と、商品収納箱1から放出された商品Aを一個ず
つ搬出する商品搬出機構20と、商品搬出機構20によ
って搬出された商品Aを商品取出口等の所定位置に案内
するシュート30と、搬出動作を制御する制御部40と
から構成されている。
【0015】商品収納箱1は上面及び前面を幅方向一杯
に開口するとともに、上面から多数の商品を非整列状態
で収納できるようになっており、前面開口部は商品放出
口1aを形成している。商品収納箱1の左右両側には一
対の側板2(一方のみ図示)が設けられ、商品収納箱1
は各側板2間に固定されている。
【0016】商品放出機構10は、図2(a) の側面図に
示すように商品収納箱1内に設置された無端状の送出ベ
ルト11から構成され、送出ベルト11によって商品収
納箱1の床面が形成されている。送出ベルト11は商品
収納箱1の前後に配置された一対のプーリ12によって
支持されており、一方のプーリ12は第1モータ13に
連結されている。即ち、第1モータ13が作動すると送
出ベルト11の上面側が前方へ移動し、送出ベルト11
上の商品Aが商品放出口1aに向かって幅方向均一に押
し出される。また、送出ベルト11の前方には前下りに
傾斜した案内板14が設けられ、送出ベルト11の先端
から押し出された商品Aが案内板14上に滑落し、商品
収納箱1の前方へ放出されるようになっている。更に、
図2(a)に示すように案内板14の上方には商品Aの有
無を検知するシャッタ15が設けられ、シャッタ15は
上端回転軸を商品収納箱1の側面に回動自在に支持され
ている。シャッタ15の近傍にはマイクロスイッチ等か
らなる第1スイッチ16が付設され、シャッタ15の回
転軸には第1スイッチ16をON/OFFするレバー1
5aが取付けられている。即ち、案内板14上に商品A
があるときはシャッタ15が商品Aによって押し上げら
れて第1スイッチ16がOFFとなり、案内板14上に
商品Aがなくなるとシャッタ15が降りて第1スイッチ
16がONとなる。
【0017】商品搬出機構20は、図1に示すように商
品放出口1aの前面側下方に配置されたコンベア21
と、コンベア21の一端側に配置された搬出体22とか
らなり、搬出体22は商品Aを一個ずつ受容可能な計8
つの受容部22aを周方向に有した羽根車状に形成され
ている。コンベア21は商品放出口1aの幅方向に延
び、左右に配置された一対のプーリ21aによって支持
されている。一方のプーリ21aはステッピングモータ
等からなる第2モータ23に一対のプーリ24及びベル
ト25を介して連結されており、第2モータ23の作動
によりコンベア21の上面側が図中右側へ移動するよう
になっている。また、コンベア21の上部には商品放出
口1aから放出された商品Aをコンベア21上に保持す
るガイド板26が設けられている。搬出体22はシャフ
ト27に回動自在に取付けられ、コンベア21の他方の
プーリ21aに一対のプーリ28及びベルト29を介し
て連結されている。即ち、コンベア21及び搬出体22
はそれぞれ第2モータ23によって同時に動作し、図2
(b) の正面図に示すように搬出体22が回転して搬出体
22の受容部22aから商品Aが落下する。また、図1
に示すように商品放出口1aから放出された商品Aはコ
ンベア21上を一列状態で搬送され、搬出体22の受容
部22aに新たに供給される。この場合、コンベア21
と搬出体22を適正に同期させるためには、各プーリ2
8の減速比を変えればよい。
【0018】シュート30は上面及び下面を開口した矩
形筒状に形成され、上面を商品搬出機構20の下方に臨
ませている。図2に示すようにシュート30内における
搬出体22の上方には商品Aの有無を検知するシャッタ
31が設けられ、シャッタ31は一端回転軸をシュート
30の側面に回動自在に支持されている。シャッタ31
の近傍にはマイクロスイッチ等からなる第2スイッチ3
2が付設され、シャッタ31の回転軸には第2スイッチ
32をON/OFFするレバー31aが取付けられてい
る。即ち、搬出体22に商品Aがあるときはシャッタ3
1が商品Aによって押し上げられて第2スイッチ32が
OFFとなり、搬出体22上に商品Aがなくなるとシャ
ッタ31が降りて第2スイッチ32がONとなる。
【0019】制御部40はマイクロコンピュータ等によ
って構成され、図3に示すように第1モータ13、第1
スイッチ16、第2モータ24及び第2スイッチ32に
接続されている。
【0020】次に、制御部40の動作について、図4に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、商品選
択ボタン等の押圧により搬出指令を検知し(S1)、案
内板14上にある商品Aによって第1スイッチ16がO
FFとなっていて(S2)、更に搬出体22にある商品
Aによって第2スイッチ16がOFFとなっていたなら
ば(S3)、第2モータ23を1/8回転させ(S
4)、ステップS1に戻って次の搬出指令を待つ。これ
により、コンベア21の上面側が所定量だけ移動すると
ともに、搬出体22が受容部22a一つ分だけ回転し、
搬出体21から商品Aが1個だけ搬出される。また、搬
出体22の受容部22aに商品Aが入っていなかった場
合など、ステップS3において第2スイッチ32がOF
Fでなかったときは、再び第2モータ23を1/8回転
させ(S5)、ステップS3に戻る。一方、案内板14
上の商品Aがなくなってシャッタ15が降り、ステップ
S2において第1スイッチ16がONとなれば、第1モ
ータ13を作動させ(S6)、所定時間(例えば2秒)
が経過するまで待つ(S7)。その間、送出ベルト11
によって商品収納箱1内の商品Aが商品放出口1aから
押し出され、案内板14上に商品Aが供給されて第1ス
イッチ16がOFFとなれば(S8)、第1モータ13
を停止し(S9)、ステップS3に移行して前記搬出動
作を行う。また、商品収納箱1内の商品Aがなくなった
場合など、ステップS7,S8において所定時間が経過
しても第1スイッチ16が作動しなっかたときは、売切
れ表示を点灯させるなど、所定の補充指令を発信した後
(S10)、ステップS9に移行する。
【0021】このように、本実施例によれば、商品収納
箱1が商品Aを非整列状態で収納できるよう構成したの
で、商品Aを無造作に投入することができ、商品補充作
業を極めて容易に行うことができる。また、商品収納箱
1の商品放出口1aを幅方向一杯に開口するとともに、
商品収納箱1内の商品Aを商品放出機構10の送出ベル
ト11によって商品放出口1aから幅方向均一に押し出
すようにしたので、商品収納箱1内の商品Aがブリッジ
を形成することがなく、搬出不良等の発生を確実に防止
することができる。
【0022】また、図5及び図6は商品収納箱及び商品
放出機構の第1の変形例、図7は第2の変形例を示すも
のである。
【0023】即ち、図5に示す商品収納箱50は、床面
を形成する底板51と、底板51の両側に配置された側
板52(一方のみ図示)からなり、底板51の前方が商
品放出口50aになっている。底板51の後端には幅方
向に多数の隙間を有する背面壁51aが形成されるとと
もに、底板51の前端には同じく幅方向に多数の隙間を
有する前下りの案内壁51bが形成され、商品放出口5
0aの前方には前記実施例の商品搬出機構20が配置さ
れている。60は商品収納箱50に設けられた商品放出
機構で、商品収納箱50の底板51上を移動する押出板
61を有し、押出板61は底板51の案内壁51b及び
背面壁51aを通過し得るよう多数の隙間が形成されて
いる。押出板61は底板51の左右に配置された無端状
のチェーン62に取付けられ、チェーン62は前後に配
置された一対のスプロケット63に支持されている。一
方のスプロケット63にはモータ64が連結され、モー
タ64の作動により押出板61が底板51上を前方に向
かって移動し、底板51上の商品が商品放出口50aか
ら押し出されるようになっている。また、底板51の前
端に達した押出板61はそのまま移動して案内壁51b
を通過し、底板51の下側に反転移動して底板51の後
端に達すると、底板51の上側に再び現れて背面壁51
aを通過し、新たに補充される商品を前述と同様に押し
出す。
【0024】図6は前記押出板61の取付構造を示すも
のである。即ち、押出板61は下端をチェーン62の一
つのピン62aに連結されるとともに、この連結部分の
上方に設けた縦長の孔61aに可動ピン61bを挿入
し、可動ピン61bには計2枚のリンク61cの一端が
連結されている。各リンク61cの他端は押出板6の両
側に位置するのチェーン62の二つのピン62aにそれ
ぞれ連結され、これにより押出板61が起立状態に保持
されている。
【0025】また、図7に示す商品収納箱70は、上面
を開口した円形の箱体からなり、その周方向一部は中心
に向かって切り欠かれている。この切り欠き部の一端開
口部は商品放出口70aになっており、他端開口部には
幅方向に多数の隙間を有する背面壁71が形成され、商
品放出口70aの前方には前記商品搬出機構20が配置
されている。80は商品収納箱70に設けられた商品放
出機構で、商品収納箱70内を移動する押出板81を有
し、押出板81は商品収納箱70の背面壁71を通過し
得るよう多数の隙間が形成されている。押出板81は幅
方向一端を商品収納箱70の下方に配置されたモータ8
2に連結され、モータ82の作動により押出板81が商
品収納箱70内を図中実線矢印方向に回転移動し、商品
収納箱70内の商品が商品放出口70aから押し出され
るようになっている。また、商品放出口70aに達した
押出板81はそのまま移動して背面壁71を通過し、商
品収納箱70内に再び進入して新たに補充される商品を
前述と同様に押し出す。
【0026】図8乃至図13は本発明の他の実施例を示
すもので、商品の補充を目的に前方へ引き出し可能に構
成された商品収納箱90と、商品収納箱90内に収容さ
れた商品放出機構100とを備えている。尚、商品搬出
機構以下の構成は前記実施例と同様であるため図示を省
略する。
【0027】商品収納箱90は、図8に示すように上面
及び背面を幅方向一杯に開口し、前面開口部は商品放出
口90aを、背面開口部は商品投入口90bをそれぞれ
形成している。商品収納箱90の背面には商品投入口9
0bを開閉する蓋91が設けられ、蓋91は一端の回転
軸を商品収納箱90に設けた孔90cに回動自在に挿入
されている。また、商品収納箱90の前面側上面には商
品収納箱90を引き出す際に用いる把手92が設けられ
ている。この把手92は略コ字状に屈曲するとともに、
両端側を商品収納箱90の上面に固定された取付金具9
2aに摺動自在に支持され、必要に応じて前方に引き出
せるようになっている。更に、商品収納箱90の背面側
両側面には、商品収納箱90を引き出す際の案内となる
第1及び第2ガイドピン93,94がそれぞれ突設さ
れ、前方に配置された第1ガイドピン93は短く、後方
に配置された第2ガイドピン94は長く形成されてい
る。一方、図9に示すように商品収納箱90の左右両側
には側板95が設けられ、各ガイドピン93,94は各
側板95に設けた長孔96に摺動自在に挿入されてい
る。即ち、商品収納箱90は長孔96に挿入された各ガ
イドピン93,94と各側板95の内側に設けたガイド
ローラ97により、前方へ引き出し自在に支持されてい
る。また、長孔96は前後方向に延びるとともに、前端
側が円弧状に下方へ屈曲し、長孔96の前端側にはスト
ッパ98が設けられている。即ち、ストッパ98には第
1ガイドピン93よりも長く突出する第2ガイドピン9
4のみが係止するようになっており、その際に第1ガイ
ドピン93は長孔96の円弧部96aに位置するように
なっている。尚、図9の一点鎖線で示す位置には前記商
品搬出機構以下が配置される。
【0028】商品放出機構100は、図8に示すように
無端状の送出ベルト101から構成され、送出ベルト1
01によって商品収納箱90内の商品Aが商品放出口9
0aに向かって押し出されるようになっている。送出ベ
ルト101は前後に配置された一対のプーリ102によ
って支持されており、一方のプーリ102は送出ベルト
101の内部に設けた図示しない第1モータに連結さ
れ、プーリ102の回転軸102aは商品収納箱90の
計2箇所に設けた孔90dにそれぞれ挿入されている。
また、送出ベルト101の前方には前下りに傾斜した案
内板103が設けられ、案内板103は一端の回転軸1
03aを商品収納箱90に設けた孔90eに回動自在に
挿入されている。案内板103の回転軸103aには歯
車104が取付けられ、この歯車104には商品収納箱
90の側面に固定された弾性ストッパ105が係止して
いる。また、歯車104には、図10(a) に示すように
側板95側に固定された平歯車106が噛合している。
これにより、商品収納箱90を前方へ引き出すと、図1
0(b) に示すように歯車104が弾性ストッパ105の
阻止力に抗して回転し、案内板103が商品放出口90
aを閉鎖する位置まで回動する。即ち、この回動式の案
内板103は商品放出口90aの閉鎖部材をなす。更
に、案内板の上方には前記実施例と同様、商品Aの有無
を検知するシャッタ107が設けられ、シャッタ107
は上端の回転軸107aを商品収納箱90の側面に設け
た孔90fに回動自在に挿入されている。シャッタ10
7の近傍、即ち商品収納箱90の側面には前記実施例と
同様、マイクロスイッチ等からなる第1スイッチ108
が取付けられ、シャッタ107の回転軸107aには第
1スイッチ108をON/OFFするレバー109が取
付けられている。尚、シャッタ107の機能については
前記実施例と同様であるため説明を省略する。
【0029】以上の構成において、商品収納箱90に商
品Aを補充する場合は、図11(a)に示すように商品収
納箱90を前方に引き出し、ストッパ98に第2ガイド
ピン94を係止させる。その際、案内板103が上方へ
回動し、商品放出口90aが閉鎖される。次に、ストッ
パ98に第2ガイドピン94を係止させた状態で商品収
納箱90を下方へ回動すると、図11(a) に示すように
第1ガイドピン93が長孔96の円弧部96aに移行
し、引き出された商品収納箱90が背面が上方を向くま
で回動する。そして、背面の蓋91を開いて商品投入口
90bを開放し、商品投入口90bから商品を投入する
ことにより、商品収納箱90内に商品が補充される。そ
の際、商品収納箱90内に残っていた商品は商品収納箱
90の回動によって商品放出口90a側へ移動し、新た
に補充される商品よりも先に搬出されるので、商品の先
入れ先出しが確実に達成される。また、本実施例では商
品収納箱90を前方へ引き出して商品を補充するように
なっているので、自動販売機内に組込む場合、商品収納
箱90の上方に商品投入用の空間を確保する必要がな
く、自動販売機内の設置スペースを少なくすることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2、
3、4または5のつば付き商品自動搬出装置によれば、
商品収納箱内に商品を無造作に投入することができるの
で、商品補充作業を極めて容易に行うことができる。ま
た、商品収納箱内の商品がブリッジを形成することがな
いので、搬出不良等の発生を確実に防止することができ
る。
【0031】また、請求項6のつば付き商品自動搬出装
置によれば、請求項1、2または3の効果を達成し得る
とともに、商品収納箱内に残っていた商品を新たに補充
される商品よりも先に搬出することができるので、商品
の先入れ先出しを確実に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す商品自動搬出装置の要
部斜視図
【図2】商品自動搬出装置の側面図及び正面図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】制御部の動作を示すフローチャート
【図5】表品収納箱及び商品放出機構の第1の変形例を
示す斜視図
【図6】押出板の取付構造を示す側面図
【図7】商品収納箱及び商品放出機構の第2の変形例を
示す斜視図
【図8】本発明の他の実施例を示す商品自動搬出装置の
要部分解斜視図
【図9】商品自動搬出装置の平面図
【図10】案内板の動作説明図
【図11】商品収納箱の動作説明図
【符号の説明】
1…商品収納箱、1a…商品放出口、10…商品放出機
構、20…商品搬出機構、21…コンベア、22…搬出
体、22a…受容部、50…商品収納箱、50a…商品
放出口、60…商品放出機構、70…商品収納箱、70
a…商品放出口、80…商品放出機構、90…商品収納
箱、90a…商品放出口、90b…商品投入口、91…
蓋、100…商品放出機構、103…案内板、A…商
品。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を商品放出口として開口し、多数の
    商品を非整列状態で収容可能な商品収納箱と、 商品収納箱内の商品を商品放出口から幅方向均一に押し
    出す商品放出機構と、 商品放出口の前方に配置され、商品収納箱から放出され
    た商品を商品放出口の幅方向に延びるコンベアに受容し
    て一列状態で搬送するとともに、コンベアから放出され
    た商品を一個ずつ受容可能な受容部を周方向に有した搬
    出体を回転軸に取付け、搬出体を受容部一つ分だけ回転
    させることにより搬出体から商品を一個ずつ落下させる
    商品搬出機構とを備えたことを特徴とするつば付き商品
    自動搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記商品放出機構を商品収納箱の底面に
    配置された無端状のベルトによって形成した ことを特徴
    とする請求項1記載のつば付き商品自動搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記商品放出機構を商品収納箱の前方に
    向かって移動する押出板によって形成した ことを特徴と
    する請求項1記載のつば付き商品自動搬出装置。
  4. 【請求項4】 前記商品収納箱を周方向一部を切り欠い
    た円形の箱体によって形成し、 前記商品放出機構を商品収納箱内を回転移動する押出板
    によって形成した ことを特徴とする請求項1記載のつば
    付き商品自動搬出装置。
  5. 【請求項5】 前記商品搬出機構は、コンベア及び搬出
    体を同時に動作させるモータを備えた ことを特徴とする
    請求項1、2、3または4記載のつば付き商品自動搬出
    装置。
  6. 【請求項6】 前記商品収納箱を前方へ引き出し可能に
    構成するとともに、引き出された商品収納箱を背面が上
    方を向くよう回動自在に支持し、商品収納箱の商品放出
    口には商品収納箱を引き出したときに閉じる閉鎖部材を
    設け、商品収納箱の背面には開閉可能な蓋を有する商品
    投入口を設けたことを特徴とする請求項1、2または3
    記載のつば付き商品自動搬出装置。
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