JP3781854B2 - 自動販売機の商品売切検出方法 - Google Patents

自動販売機の商品売切検出方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビン、缶、ペットボトルなどの容器に詰められた商品を販売する自動販売機であって、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビン、缶、ペットボトルなどの容器に詰められた商品を販売する自動販売機であって、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機においては、従来、各商品棚の各商品列の先頭の商品の位置に商品の存在を検出するセンサーを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、或る商品列から商品を払出し、センサーからの信号によって当該商品列の商品が売り切れたことを検出すると、隣接する商品列から商品を払い出し、センサーからの信号によって当該商品列の商品が売り切れたことを検出すると、更に隣接する商品列から商品を払い出し、以降商品列の商品が売り切れる度毎に隣接する商品列から商品を払出すことを繰り返し、全ての商品列が売り切れた時に、当該商品棚の商品は売り切れたと判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の前記従来の商品売切検出方法には、各商品棚の各商品列の先頭の商品の位置に商品の存在を検出するセンサーを配設する必要があるので自動販売機の製造コストが増加し、また、商品売り切れ時には、商品棚上に商品が全く残存していないので、商品を装填する際に、装填すべき商品の種類を間違えるおそれがあるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法であって、従来の検出方法に比べて商品の存在を検出するセンサーの数が少なく、且つ商品売り切れ時に、商品棚上に商品を1個残すことができる商品売切検出方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出するセンサーを配設し、商品棚に商品を装填する際に同一の商品棚上の全ての商品列が同数の商品から構成されるように商品を装填し、装填終了時の商品棚上の商品数を商品払出制御装置のメモリに記憶させ、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎にセンサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し且つメモリに記憶した当該商品棚の商品数を1つ減算し、メモリに記憶した当該商品棚の商品数が1になった時に当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法を提供する。
本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、商品棚に商品を装填する際に同一の商品棚上の全ての商品列が同数の商品から構成されるように商品を装填し、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出すことにより、より具体的には、同数の商品から構成された複数の商品列の先頭の商品を所定の順番に販売し、次いで先頭から2番目の商品を所定の順番に販売し、以降次の番目の商品を所定の順番に販売することを繰り返し、商品販売毎に商品販売後の残存商品数をメモリに記憶し、該メモリの記憶に基づいて、残存商品数が1となった時点で、商品売り切れとするので、商品売り切れの判断に際して商品棚上の商品の有無を検出するセンサーは不要であり、且つ商品売り切れ時に商品棚上に商品を1個残すことが可能である。本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出すことにより、先に装填された商品を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0005】
本発明においては、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第2センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を確認し、
▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった時点で当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法を提供する。
本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、前記1の所定の商品列の残存商品が1となった場合、他の商品列の商品を全て販売した時点で売り切れと判断することにより、商品売り切れの判断に際して、商品棚上の商品の有無を検出するセンサーの数を1まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚上に商品を1個残すことを可能にした。本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出すことにより、先に装填された商品を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0006】
本発明の好ましい態様においては、商品払出制御装置は、前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続ける。
前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続けることにより、商品を補充する際に、オペレータは表示装置に表示された数値を見て、当該商品棚に補充すべき商品数を直ちに把握することかでき、商品補充作業の効率が向上する。
【0007】
本発明においては、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第2センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を確認し、
▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった場合、前記1の所定の商品列から一回商品を払い出した後当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法を提供する。
本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、前記1の所定の商品列の残存商品が2となった場合、他の商品列の商品を全て販売し、次いで前記1の所定の商品列の商品を1個販売した時点で売り切れと判断することにより、商品売り切れの判断に際して、商品棚上の商品の有無を検出するセンサーの数を1まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚上に商品を1個残すことを可能にした。本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出すことにより、先に装填された商品を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0008】
本発明においては、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーと、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第3センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第3センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を確認し、
▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった場合、前記1の所定の商品列から一回商品を払い出した後当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法を提供する。
本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーと、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第3センサーとを配設し、前記1の所定の商品列の残存商品が2となった場合、他の商品列の商品を全て販売し、次いで前記1の所定の商品列の商品を1個販売した時点で売り切れと判断することにより、商品売り切れの判断に際して、商品棚上の商品の有無を検出するセンサーの数を2まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚上に商品を1個残すことを可能にした。本発明に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出すことにより、先に装填された商品を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0009】
本発明の好ましい態様においては、商品払出制御装置は、前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続ける。
前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続けることにより、商品を補充する際に、オペレータは表示装置に表示された数値を見て、当該商品棚に補充すべき商品数を直ちに把握することかでき、商品補充作業の効率が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法を説明する。
図1に示すように、自動販売機の100の左右方向中央部に上下移動可能なエレベータ1が配設されている。エレベータ1の左右両側に、上下方向に互いに間隔を隔てて積層され、エレベータ1へ向かって下方へ傾斜した複数の商品棚2が配設されている。商品棚2の下縁は前後方向(紙面に垂直の方向、但し紙面の手前側を前方、紙面の背後側を後方と呼ぶ)に延在している。各商品棚2上には、ビン、缶、ペットボトルなどの容器に詰められた商品200が、中心軸を前後方向へ延在させた状態で左右方向に整列して載置されている。各商品棚2上には、前後方向に互いに間隔を隔てて複数列の商品列が形成されている。
【0011】
各商品棚2の下縁部の下面側に且つ各商品列の直下に、シーソー方式の商品払出装置が配設されている。図2を参照しつつ、エレベータ1の右側に配設された商品棚2に着目して、シーソー方式の商品払出装置を説明する。
商品払出装置3は、上端が前後方向に延在する軸線回りに回動自在に商品棚2に支持された支持端で下端が自由端の蝶番状の第1ストッパー31と、下端が前後方向に延在する軸線回りに回動自在に商品棚2に支持された支持端で上端が自由端の蝶番状の第2ストッパー32と、上端が第1ストッパー31の自由端に前後方向に延在する軸線回りに回動自在に連結され下端が第2ストッパー32の自由端に前後方向に延在する軸線回りに回動自在に連結された中間アーム33とを有している。第1ストッパー31、第2ストッパー32、中間アーム33は第1ストッパー31の支持端である上端を右斜め上方ヘ差し向け第2ストッパー32の支持端である下端を左斜め下方へ差し向けて商品棚2と平行に左右に延在するように配設されている。商品棚2には第1ストッパー31の関節部と第2ストッパー32の関節部とが商品棚2上へ突出するのを許容する開口21が形成されている。
中間アーム33は、左斜め下方の第1位置と右斜め上方の第2位置との間で商品棚2に平行に移動可能に商品棚2によって支持されている。中間アーム33は、バネ34により商品棚2に平行に左斜め下方へ付勢されている。この結果、図2で実線で示すように、通常、中間アーム33は左斜め下方の第1位置にあり、第2ストッパー32の関節部が商品棚2の上方へ突出し、第1ストッパー31の関節部は商品棚2の下方へ後退している。商品棚2の上方へ突出した第2ストッパー32によって、商品列の下端の商品200が支持され、商品列に属する全ての商品200の落下防止がなされている。
商品棚2に固定されたソレノイド35のピストン35aが中間アーム33に連結されている。ソレノイド35が作動すると、ピストン35aが右斜め上方へ後退し、中間アーム33が右斜め上方の第2位置へ移動し、図2で一点鎖線で示すように、第2ストッパー32の関節部が商品棚2の下方へ後退し、第1ストッパー31の関節部か商品棚2の上方へ突出し、商品列の下端の商品200が第2ストッパー32の支持を失って商品棚2の下縁から落下する。商品列の下端から2番目の商品200は第1ストッパー31によって支持され、商品列に属する残余の全ての商品200の落下が防止される。
【0012】
図2に示すように、エレベータ1には前後方向に延在するベルトコンベヤ11が取り付けられている。エレベータ1の左右側部に、起立した位置とベルトコンベヤ11側へ倒れた位置との間でのみ揺動可能であり起立した位置へ向けて常時揺動付勢されたフラッパー12が取り付けられている。エレベータ1の左右側部に、ベルトコンベヤ11側へ倒れたフラッパー12によって押される商品払出検出スイッチ13が取り付けられている。
図1に示すように、自動販売機100の後端部にエレベータ駆動装置4が配設されている。エレベータ駆動装置4はエンコーダ付きモータ41と、減速ギヤを介してエンコーダ付きモータ41によって回転駆動される上下に延在するネジ棒42と、上下に延在する2本の案内棒43とを有している。ネジ棒42がエレベータ1の後端部に形成された貫通ネジ穴に螺合し、案内棒43がエレベータ1の後端両側部に形成された貫通穴に挿通されている。モータ41が作動すると、ネジ棒42が回転し、ネジ棒42に螺合するエレベータ1が、案内棒43に案内されて上下に移動する。
【0013】
本実施例に係る自動販売機100は以下の如くに作動する。
自動販売機100においては、同一の商品棚には同一の商品200が載置されている。
ユーザーが、所望の商品200を選択し、図示しない商品選択スイッチを押すと、自動販売機100が内蔵する図示しない制御装置が作動し、該制御装置の制御の下で、エレベータ1が、所望の商品200が載置された商品棚2へ接近し、所望の商品200が載置された商品棚の下縁に対峙して停止する。モータ41が有するエンコーダによるパルス数と予め設定された商品棚位置を示すパルス数とを比較することにより、エレベータ1の停止位置制御が精度良く行われる。
前記制御装置の制御の下で、所望の商品200が載置された商品棚の何れかの商品列に取り付けられた商品払出装置3が作動し、該商品列の最下端の商品200が商品棚2の下端からエレベータ1内へ落下する。
所望の商品200が商品棚2の下縁からエレベータ1内へ落下する際に、エレベータ1のフラッパー12をベルトコンベヤ11側ヘ押し倒す。押し倒されたフラッパー12によってスイッチ13が押され、所望の商品200が商品棚2から払い出されたことが検出される。倒れたフラッパー12は商品200がエレベータ1内へ移動した後起立する。
所望の商品200が商品棚2からエレベータ1へ払い出された後、エレベータ1が上下ヘ移動して、所定の高さ位置へ到達する。ベルトコンベヤ11が作動を開始し、商品200を自動販売機の前扉に形成された図示しない商品取出口ヘ向けて搬送する。ユーザーは商品取出口を介して自動販売機100から商品200を取り出す。
【0014】
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法を以下に説明する。
図3に示すように、商品棚2上に4列の商品列A、B、C、Dが形成されている。
自動販売機100の保守要員は、商品棚2に商品200を装填する際に同一の商品棚2上の全ての商品列A〜Dが同数の商品200から構成されるように商品200を装填し、装填終了時の商品棚2上の商品200の数を自動販売機100の制御装置のメモリに記憶させる。
自動販売機100の制御装置は、或る商品棚2から商品200を払い出す際に、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すことなく、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出す。
自動販売機100の制御装置は、商品200を払い出す度毎にスイッチ13の信号に基づいて商品200が払い出されたことを確認し、且つメモリに記憶した当該商品棚2の商品200の数を1つ減算する。
自動販売機100の制御装置は、商品200の払出しを繰り返した結果メモリに記憶した当該商品棚の商品数が1になった時に当該商品棚の商品は売り切れたと判断し、図示しない売り切れランプを点灯させる。
【0015】
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、商品棚2に商品200を装填する際に同一の商品棚2上の全ての商品列A、B、C、Dが同数の商品200から構成されるように商品200を装填し、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品200を払い出し、より具体的には、同数の商品200から構成された商品列A、B、C、Dの先頭の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売し、次いで先頭から2番目の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売し、以降次の番目の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売することを繰り返し、商品販売毎に商品販売後の残存商品数をメモリに記憶し、該メモリの記憶に基づいて、残存商品数が1となった時点で、より具体的には商品列Dに1個の商品200が残存することとなった時点で、商品売り切れとするので、商品売り切れの判断に際して、商品棚2上の商品200の有無を検出するセンサーは不要であり、且つ商品売り切れ時に商品棚2上に商品200を1個残すことが可能である。
商品200が売り切れになる前に、商品棚2に商品200を装填する場合がある。従って、商品列の先頭に近い商品200は商品列の後端に近い商品200よりも以前に装填された商品であると考えることができる。従って、商品200を払い出す際、特定の商品列から連続して払い出すことなく、全ての商品列から順番に且つ均等に払い出せば、先に装填された商品200を先に販売することができ、古い商品200が販売される事態の発生を防止することができる。本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品200を払い出すことにより、より具体的には、商品列A、B、C、Dの先頭の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売し、次いで先頭から2番目の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売し、以降次の番目の商品200をA、B、C、Dの商品列順に販売することを繰り返すことにより、先に装填された商品200を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0016】
本発明の第2実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法を説明する。
本実施例においては、図4に示すように、商品棚2に、商品列Dの先頭から2番目の商品200の存在を検出するセンサー5が取り付けられている。図5に示すように、センサー5は揺動付勢されたレバー51と、レバー51によって押されるマイクロスイッチ52とを有している。図5で一点鎖線で示すようにレバー51上に商品200があるとマイクロスイッチ52はレバー51によって押されず、マイクロスイッチ52からは信号は出力されない。レバー51上に商品200が無いと図5で実線で示すようにマイクロスイッチ52は揺動したレバー51によって押され、マイクロスイッチ52から商品200の不在検出信号が出力される。
本実施例においては、自動販売機100の制御装置は、或る商品棚2から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置3を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、商品200を払い出す度毎にスイッチ13の信号に基づいて商品200が払い出されたことを確認し、センサー5の信号に基づいてD列の先頭から2番目の商品200が存在していることを確認する。
▲2▼ 自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から2番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出す。更に、自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばC列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から2番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちC列が売り切れている場合、A、C、Dの商品列順からC列を除いたA、Dの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から2番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲3▼ 自動販売機100の制御装置は、D列の商品200を払出すべく商品払出装置3を駆動した結果、商品200が払い出され、D列の先頭から2番目の商品200が無くなった場合、その時点での商品列順が例えばA、B、C、Dであれば、A、B、C、Dの商品列順からD列を除いたA、B、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、Cの商品列順からB列を除いたA、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲4▼ 自動販売機100の制御装置は、商品列順を構成する商品列が無くなった時点で当該商品棚2の商品200は売り切れたと判断し、図示しない売り切れランプを点灯させる。
【0017】
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、D列の先頭から2番目の商品200の有無を検出してD列に残存する商品200の数が1となっているかを判定し、D列に残存する商品200の数が1となった場合、他の商品列A、B、Cの商品200を販売し尽くした時点で売り切れと判断するので、商品売り切れの判断に際して、商品棚2上の商品200の有無を検出するセンサーの数を1まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚2上に商品200を1個残すことが可能である。
本実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品200を払い出すことにより、より具体的には、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出し、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出し、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返すことにより、先に装填された商品200を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0018】
本発明の第3実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法を説明する。
本実施例においては、図6に示すように、商品棚2に、商品列Dの先頭から3番目の商品200の存在を検出するセンサー5が取り付けられている。
本実施例においては、自動販売機100の制御装置は、或る商品棚2から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置3を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、商品200を払い出す度毎にスイッチ13の信号に基づいて商品200が払い出されたことを確認し、センサー5の信号に基づいてD列の先頭から3番目の商品200が存在していることを確認する。
▲2▼ 自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出す。更に、自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばC列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちC列が売り切れている場合、A、C、Dの商品列順からC列を除いたA、Dの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲3▼ 自動販売機100の制御装置は、D列の商品200を払出すべく商品払出装置3を駆動した結果、商品200が払い出され、D列の先頭から3番目の商品200が無くなった場合、その時点での商品列順が例えばA、B、C、Dであれば、A、B、C、Dの商品列順からD列を除いたA、B、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、Cの商品列順からB列を除いたA、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲4▼ 自動販売機100の制御装置は、商品列順を構成する商品列が無くなった場合、D列から1回商品200を払出した時点で当該商品棚2の商品200は売り切れたと判断し、図示しない売り切れランプを点灯させる。
【0019】
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、D列の先頭から3番目の商品200の有無を検出してD列に残存する商品200の数が2となっているかを判定し、D列に残存する商品200の数が2となった場合、他の商品列A、B、Cの商品200を販売し尽くし、他の商品列A、B、Cの商品200を販売し尽くした後、D列の商品200を1個販売した時点で売り切れと判断するので、商品売り切れの判断に際して、商品棚2上の商品200の有無を検出するセンサーの数を1まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚2上に商品200を1個残すことが可能である。
本実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品200を払い出すことにより、より具体的には、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出し、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出し、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返すことにより、先に装填された商品200を先に販売する先入り先出しを実現した。
【0020】
本発明の第4実施例に係る自動販売機の商品売切検出方法を説明する。
本実施例においては、図7に示すように、商品棚2に、商品列Dの先頭から2番目の商品200の存在を検出するセンサー5aと、商品列Dの先頭から3番目の商品200の存在を検出するセンサー5bとが取り付けられている。
本実施例においては、自動販売機100の制御装置は、或る商品棚2から商品を払い出す際に、
▲1▼ 商品払出装置3を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、商品200を払い出す度毎にスイッチ13の信号に基づいて商品200が払い出されたことを確認し、センサー5bの信号に基づいてD列の先頭から3番目の商品200が存在していることを確認する。
▲2▼ 自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出す。更に、自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばC列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちC列が売り切れている場合、A、C、Dの商品列順からC列を除いたA、Dの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが、D列の先頭から3番目の商品200は存在しているものの、実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲3▼ 自動販売機100の制御装置は、D列の商品200を払出すべく商品払出装置3を駆動した結果、商品200が払い出され、D列の先頭から3番目の商品200が無くなった場合、その時点での商品列順が例えばA、B、C、Dであれば、A、B、C、Dの商品列順からD列を除いたA、B、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、Cの商品列順からB列を除いたA、Cの商品列順に商品200を払い出す。自動販売機100の制御装置は、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返す。
▲4▼ 自動販売機100の制御装置は、商品列順を構成する商品列が無くなった場合、D列から1回商品200を払出した時点で当該商品棚2の商品200は売り切れたと判断し、図示しない売り切れランプを点灯させる。
【0021】
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、D列の先頭から3番目の商品200の有無を検出してD列に残存する商品200の数が2となっているかを判定し、D列に残存する商品200の数が2となった場合、他の商品列A、B、Cの商品200を販売し尽くし、他の商品列A、B、Cの商品200を販売し尽くした後、D列の商品200を1個販売した時点で売り切れと判断するので、商品売り切れの判断に際して、商品棚2上の商品200の有無を検出するセンサーの数を1まで減らし、且つ商品売り切れ時に商品棚2上に商品200を1個残すことが可能である。
本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、同一の商品列から2回以上連続して商品200を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品200を払い出すことにより、より具体的には、A、B、C、Dの商品列順に、該商品列順を繰り返して、商品200を払い出し、或る商品列、例えばB列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない場合、すなわちB列が売り切れている場合、A、B、C、Dの商品列順からB列を除いたA、C、Dの商品列順に商品200を払い出し、以降或る商品列の商品200を払い出すべく商品払出装置3を駆動したが実際には商品200が払い出されていない事態、即ち当該商品列が売り切れている事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品200を払い出すことを繰り返すことにより、先に装填された商品200を先に販売する先入り先出しを実現した。
第3実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、自動販売機100がバックアップメモリを備えていない場合、D列に残存する商品200の数が2となった直後に停電等により自動販売機100の電源が切れ、再度電源を投入した時に、D列に残存する商品200の数が2か1か判断できないので、1本残しを確実に実現するために、D列を除く他の商品列の商品200を売り切った時点で、売り切れと判断せざるを得ない。従って、D列に商品200を2個残して売り切れと判断することになる。本実施例に係る自動販売機100の商品売切検出方法においては、自動販売機100がバックアップメモリを備えていない場合でも、センサー5aの存在により、D列に残存する商品200の数が2となった直後に停電等により自動販売機100の電源が切れ、再度電源を投入した時に、D列に残存する商品200の数が2か1か判断できるので、必ずD列に商品200を1個残して売り切れと判断することができる。
【0022】
以上本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されない。
第2実施例において、D列の商品200を払出すべく商品払出装置3を駆動した結果、商品200が払い出され、D列の先頭から2番目の商品200が無くなった場合、その時点での商品列順を構成する商品列の数、すなわちその時点での当該商品棚2上の商品200の残数を、図示しない表示装置に表示し、以降、当該商品棚2の商品200は売り切れたと判断する迄、当該商品棚2から商品200を払出す度毎に、前記図示しない表示装置に表示された数から1を引いた数を前記図示しない表示装置に表示し続けるように、自動販売機100の制御装置を構成しても良い。上記表示をすることにより、商品200を補充する際に、オペレータは表示装置に表示された数値を見て、当該商品棚2に補充すべき商品数を直ちに把握することかでき、商品補充作業の効率が向上する。
第3、第4実施例において、D列の商品200を払出すべく商品払出装置3を駆動した結果、商品200が払い出され、D列の先頭から3番目の商品200が無くなった場合、その時点での商品列順を構成する商品列の数に2を掛けた数、すなわちその時点での当該商品棚2上の商品200の残数を、図示しない表示装置に表示し、以降、当該商品棚2の商品200は売り切れたと判断する迄、当該商品棚2から商品200を払出す度毎に、前記図示しない表示装置に表示された数から1を引いた数を前記図示しない表示装置に表示し続けるように、自動販売機100の制御装置を構成しても良い。上記表示をすることにより、商品200を補充する際に、オペレータは表示装置に表示された数値を見て、当該商品棚2に補充すべき商品数を直ちに把握することかでき、商品補充作業の効率が向上する。
上記の商品残数表示装置は、自動販売機100の外扉の内側に設けられた複数の7セグメントLEDであっても良く、自動販売機100の外扉の内側に着脱可能に取り付けられた有線リモコン装置の液晶ディスプレーであっても良く、自動販売機100の外扉の外側に取り付けられたデジタル表示器であっても良く、オフライン通信によって自動販売機100の内部情報を受信するポータブルターミナルが有する表示装置であっても良く、モデム等を利用したオンライン通信によって自動販売機100の内部情報を受信するホストコンピュータの周辺機器としての表示装置であっても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したごとく、本発明により、商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法であって、従来の検出方法に比べて商品の存在を検出するセンサーの数が少なく、且つ商品売り切れ時に、商品棚上に商品を1個残すことができる商品売切検出方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機の内部構造の正面図である。
【図2】本発明の実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機が備える商品払出装置の正面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機の商品棚2の上面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機の商品棚2の上面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機の商品棚2の上面図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る商品売切検出方法が実施される自動販売機の商品棚2の上面図である。
【符号の説明】
1 エレベータ
2 商品棚
3 商品払出装置
4 エレベータ駆動装置
5、5a、5b センサー
11 商品搬送コンベヤ
12 フラッパー
13 スイッチ
100 自動販売機
200 商品

Claims (6)

  1. 商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出するセンサーを配設し、商品棚に商品を装填する際に同一の商品棚上の全ての商品列が同数の商品から構成されるように商品を装填し、装填終了時の商品棚上の商品数を商品払出制御装置のメモリに記憶させ、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎にセンサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し且つメモリに記憶した当該商品棚の商品数を1つ減算し、メモリに記憶した当該商品棚の商品数が1になった時に当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法。
  2. 商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
    ▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第2センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を確認し、
    ▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
    ▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
    ▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった時点で当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法。
  3. 商品払出制御装置は、前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から2番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続けることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品売切検出方法。
  4. 商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第2センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
    ▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第2センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を確認し、
    ▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
    ▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
    ▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった場合、前記1の所定の商品列から一回商品を払い出した後当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法。
  5. 商品が複数の商品列を成して載置された傾斜した商品棚と、商品棚に載置された商品を払い出す商品払出装置と、商品払出制御装置とを備え、同一の商品棚には同一商品が載置される自動販売機の商品売切検出方法において、商品棚からの商品の払い出しの有無を検出する第1センサーと、商品棚上の1の所定の商品列の先頭から2番目の商品の有無を検出する第2センサーと、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を検出する第3センサーとを配設し、商品払出制御装置は、或る商品棚から商品を払い出す際に、
    ▲1▼ 商品払出装置を駆動して、同一の商品列から2回以上連続して商品を払い出すこと無く、所定の商品列順に商品を払い出し、商品を払い出す度毎に第1センサーの信号に基づいて商品の払い出しの有無を確認し、且つ第3センサーの信号に基づいて前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品の有無を確認し、
    ▲2▼ 或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない場合、前記所定の商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品は存在しているものの商品が払い出されていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、
    ▲3▼ 前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、その時点での商品列順から前記1の所定の商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない場合その時点での商品列順から当該商品列を除いた商品列順に商品を払い出し、以降或る商品列の商品を払い出すべく商品払出装置を駆動したが商品が払いだされていない事態が発生する度毎にその時点での商品列順から当該商品列を除外した商品列順に商品を払い出すことを繰り返し、商品列順が一つの商品列のみから構成されるようになった場合、当該商品列から商品を払い出し、
    ▲4▼ 商品列順を構成する商品列が無くなった場合、前記1の所定の商品列から一回商品を払い出した後当該商品棚の商品は売り切れたと判断することを特徴とする自動販売機の商品売切検出方法。
  6. 商品払出制御装置は、前記1の所定の商品列の商品を払出すべく商品払出装置を駆動した結果、商品が払い出され、前記1の所定の商品列の先頭から3番目の商品が無くなった場合、以降、当該商品棚の商品は売り切れたと判断するまで,当該商品棚の商品の残数を表示装置に表示し続けることを特徴とする請求項4又は5に記載の自動販売機の商品売切検出方法。
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