JPH0642308Y2 - 自動販売機の収納棚 - Google Patents

自動販売機の収納棚

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JPH0642308Y2
JPH0642308Y2 JP1988089184U JP8918488U JPH0642308Y2 JP H0642308 Y2 JPH0642308 Y2 JP H0642308Y2 JP 1988089184 U JP1988089184 U JP 1988089184U JP 8918488 U JP8918488 U JP 8918488U JP H0642308 Y2 JPH0642308 Y2 JP H0642308Y2
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正彦 渡辺
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の商品をそれらの長手方向が互いに平行
となる横向き姿勢で並列載置可能で、かつ、載置された
複数の商品群を横送りする横送り機構を備えた収納棚
に、当該収納棚に載置された商品の存否を検出する手段
を設けてある自動販売機の収納棚に関する。
〔従来の技術〕 従来の自動販売機では、収納棚に載置収納された商品の
存否を検出する検出手段を、前記収納棚に横向き姿勢で
並列載置された商品の底面に対してそれらの長手方向か
ら接当する揺動自在な単一の検知レバーと、この検知レ
バーが載置された商品の底面との接当によって変位した
ことを検出するスイッチとから構成していた(例えば、
実開昭63-1279号公報、特開昭61-131193号公報、実開昭
61-99283号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構成の自動販売機では、収納棚に載置収納され
た商品群の有無を一つの検知レバーで検出するから、商
品群の個々に検知レバーを設ける場合には比して部品点
数及び組付工程数を共に削減することができ、商品の存
否検出構造を製造コスト面で有利に製作することができ
る利点を有するものの、まだ次の点で改良の余地があっ
た。
すなわち、前記検知レバーが、収納棚に載置された商品
群の底面に対して接当するように構成されているため、
当該検知レバーの商品長手方向での揺動範囲は商品の直
径以下の小さな範囲に自ずと限られるため、例えば、収
納棚に商品を横向き姿勢で補充する際、商品の載置位置
が検知レバーの存在側とは反対側にずれると、商品の底
面と検知レバーとが接当しない状態が発生し、その結
果、収納棚に商品が存在するのにも拘らず、スイッチは
商品が売り切れた状態と同じ信号を出力することにな
る。
それ故に、このような商品の載置位置のずれに起因する
スイッチの誤作動検出を防止する対策としては、収納棚
に商品を補充する際、横向き姿勢で載置される個々の商
品に対してそれらの底面が検知レバーに接当しているか
否かを一々確認するか、或いは、前記収納棚に、当該収
納棚上に横向き姿勢で並列載置された商品を検知レバー
側に移動付勢する機構を設ける方法が考えられるが、前
者の場合は、商品補充作業が煩雑化する問題があり、ま
た、後者の場合は構造の複雑化を招来する問題がある。
本考案の目的は、収納棚上に横向き姿勢で並列載置され
る商品と検出手段の接当部との接当方向を合理的に工夫
することにより、商品補充時に商品載置位置が長手方向
に少しずれても、載置された商品を確実に検出すること
ができるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による自動販売機の収納棚は、収納棚に載置され
た商品の存否を検出する検出手段を、前記収納棚に横向
き姿勢で載置された商品群の上側面又は下側面に対して
それらの長手方向と交差する状態で接当する変位自在な
単一の接当部と、この接当部が商品との接当により変位
したことを検出するセンサとから構成してある事を特徴
とするものであり、それによる作用・効果は次の通りで
ある。
〔作用〕 商品自体のなかでも寸法的に最も長い横側部の上側面又
は下側面に対して、その長手方向に対して交差する状態
で単一の接当部を接当させるが故に、収納棚に補充され
る商品の載置位置が商品長手方向に少しずれても、当該
接当部と商品との接当を維持することができる。
〔考案の効果〕
したがって、収納棚への商品補充作業をラフに行いなが
らも、収納棚に補充される商品の載置位置のずれに起因
するセンサの誤作動を抑制することができる。
また、前記請求項2に記載したように、前記接当部が、
商品横送り方向において商品搬出端部とは反対側端部側
ほど下方に位置する接当傾斜面を備え、かつ、商品搬出
端部側の横軸芯周りで商品側へ揺動付勢された揺動アー
ムから構成され、かつ、前記センサが前記揺動アームの
揺動角度を検出する角度検出センサから構成されている
場合には、単一の揺動アームでありながら、当該揺動ア
ームの揺動角度から収納棚に載置された商品の残量をも
同様に検知することができるから、製造コスト面で有利
に製作しながらも、商品の補充時期を適確に判断するこ
とができる。
更に、前記請求項3に記載したように、前記接当部が透
明板から構成されている場合には、前述の如く、載置商
品の長手方向に対して交差する状態で接当部を配置しな
がらも、当該接当部が収納棚の奥側への視界を阻害する
ことがなく、収納棚に商品を補充する際、商品が収納棚
の奥側まで確実に押し込まれたことを容易に目視確認す
ることができる。
〔実施例〕
第4図に、缶やビン等の商品(S)を販売する自動販売
機が示されている。この自動販売機の内部に、複数の商
品(S)をそれらの長手方向が互いに平行となる横向き
姿勢で並列載置可能で、かつ、載置された複数の商品
(S)を横送りする横送り機構としての第1電動モータ
(1)を備えたベルトコンベア式の収納棚(2)を上下
複数段に設け、これら収納棚(2)から選択的に送り出
された商品(S)を載置する載置台(3)を上下方向に
昇降させる駆動機構(4)を設けてある。
前記載置台(3)は、無端チェーン(5)に係止され、
この無端チェーン(5)が前記駆動機構としての第2電
動モータ(4)に連動連結されており、この電動モータ
(4)の正逆転により載置台(3)を昇降操作可能に構
成してある。
前記収納棚(2)夫々には、これに載置収納された商品
(S)の存否を検出する手段(A)が設けられており、
この検出手段(A)は、第1図乃至第3図に示すよう
に、前記収納棚(2)の商品横送り方向前後端部夫々に
立設してある左右一対の支持フレーム(6),(6)に
支持棒(13)を架設し、これら前後の支持棒(13),
(13)に渡って回転軸(7)を商品横送り方向に沿った
横軸芯(X)周りで回動自在に架設し、前記回転軸
(7)には、前記収納棚(2)に収納された商品(S)
の横側部の上面に対してそれらの長手方向と直角に交差
する状態で接当することにより上方側へ揺動操作される
接当部としての作動アーム(8)を固着すると共に、前
記自重により垂下姿勢に付勢されている作動アーム
(8)が商品(S)との接当により上方側へ揺動変位し
たことを検出するセンサとしてのリミットスイッチ
(9)を設けて構成されている。
したがって、収納棚(2)に商品(S)を収納するに伴
いこの商品(S)に接当して作動アーム(8)が上方側
へ揺動され、前記回転軸(7)の一端部に付設の回転カ
ム部(10)が前記リミットスイッチ(9)をON操作し
て、収納棚(2)上に商品(S)があると判断するよう
に構成してある。又、前記収納棚(2)上の商品(S)
が順次送り出され、残りの1個の商品(S)が送り出さ
れると、前記作動アーム(8)が自重により垂下姿勢に
復帰し、この復帰により前記リミットスイッチ(9)が
OFF状態に復帰して、収納棚(2)上に商品(S)がな
くなったと判断するように構成してある。尚、前記リミ
ットスイッチ(9)からの検出信号は、マイクロコンピ
ュータ利用の制御装置(図示せず)に入力され、リミッ
トスイッチ(9)がOFFの場合には、この制御装置から
自動販売機の前面に設けた売切表示ランプを点灯させる
ための信号を出力するようにしている。又、前記回転カ
ム部(10)は、第1図及び第2図に示すように、小さな
商品(S)を収納棚(2)の奥側まで押し込まなかった
場合においても、リミットスイッチ(9)がON操作され
て、前記商品(S)を検出することができるように形成
されている。さらに、前記作動アーム(8)は、透明板
で構成されており、商品(S)の収納時に作動アーム
(8)が垂下姿勢であっても、商品(S)が収納棚
(2)の奥側まで確実に押し込まれたことを容易に目視
確認できるようにしてある。
次に、商品(S)が選択されてから、商品排出口(11)
に払い出されるまでの動作について説明する。
まず、購入者が硬貨又は紙幣を自動販売機に投入したの
ち、所定の商品(S)を選択すると、この選択された商
品(S)のある収納棚(2)に載置台(3)を第2電動
モータ(4)の駆動により移動させる。そして、前記載
置台(3)が所定の収納棚(2)に位置すると、第1電
動モータ(1)を作動させて商品(S)を載置台(3)
上へ送り出し、載置台(3)上に設けたリミットスイッ
チ(図示せず)がONするに伴って、第1電動モータ
(1)を停止すると共に、前記第2電動モータ(4)を
駆動して、載置台(3)を商品排出口(11)に対応する
位置まで下降させる。そして、載置台(3)の商品
(S)を排出機構(図示せず)により前方側の商品排出
口(11)へ移動させて商品(S)の払出しが終了する。
〔別実施例〕
前記実施例では、接当部(8)を商品(S)の上面との
接当により上方側へ揺動操作される作動アームから構成
したが、第5図(イ),(ロ)に示すように、接当部
(8)を商品(S)の下面との接当により下方側へ揺動
操作される作動アームから構成してもよい。尚、この場
合、収納棚(2)を商品(S)が係止によって横送りす
るチェーンを備えたチェーンコンベアに構成して収納棚
(2)の上面から接当部(8)が上方へ突出できるよう
に間隙を設けると共に、この接当部(8)を上方側へ揺
動付勢するスプリング等を設けて実施することになる。
又、前記実施例では、接当部(8)を揺動自在な作動ア
ームから構成したが、第6図(イ),(ロ)に示すよう
に、上下に摺動自在な板部材から構成してもよい。尚、
この場合には、前記板部材(8)を自重により下方側へ
移動付勢された状態で設けると共に、この板部材(8)
の上方側への移動により接当作動するリミットスイッチ
を設けて実施することになる。又、第7図に示すよう
に、前記接当部(8)を商品(S)との接当により弾性
変形自在な加圧導電ゴムから構成し、かつ、センサ
(9)を前記加圧導電ゴム(8)の抵抗値変化によりON
−OFFするリミットスイッチから構成してもよい。
又、第8図に示すように、前記接当部(8)を商品横送
り方向において商品搬出端部とは反対側端側ほど下方に
位置する接当傾斜面(8A)を備え、かつ、商品搬出端部
側の横軸芯(Y)周りで商品側へ揺動付勢された揺動ア
ームから構成し、かつ、前記センサ(9)を前記揺動ア
ーム(8)の揺動角度を検出する角度検出センサから構
成してもよい。尚、この実施例では、商品(S)が搬出
される毎に商品横送り方向最上手側に位置する商品
(S)の位置が変更され、この位置変更された商品
(S)に接当する揺動アーム(8)の揺動角度が変化す
ることから、この揺動アーム(8)の揺動角度変化をセ
ンサ(9)により検出することにより収納棚(2)上に
残っている商品(S)の個数を判断することができる利
点がある。
又、前記実施例では、商品排出口(11)を自動販売機の
上下中央に設けたが、自動販売機の上部側又は下部側に
設けてもよい。
尚、載置台(3)から商品排出口(11)への商品(S)
の移動は、排出機構により行なう他、載置台(3)の載
置面を商品排出口(11)側ほど下方に位置する傾斜姿勢
に形成して、商品(S)を自重で滑り落とし込むように
してもよいし、さらには、載置台(3)の直前方から直
接手を入れて載置台(3)上の商品(S)を取るように
してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る自動販売機の収納棚の
実施例を示し、第1図は側面図、第2図はリミットスイ
ッチの取付部を示す側面図、第3図は正面図、第4図は
自動販売機の正面図、第5図乃至第8図は本考案に係る
自動販売機の収納棚の別実施例を示し、第5図(イ),
(ロ)は正面図及び平面図、第6図は(イ),(ロ)は
正面図及び平面図、第7図及び第8図は正面図である。 (1)……横送り機構、(2)……収納棚、(8)……
接当部、(8A)……接当傾斜面、(9)……センサ、
(A)……検出手段、(S)……商品、(Y)……横軸
芯。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の商品(S)をそれらの長手方向が互
    いに平行となる横向き姿勢で並列載置可能で、かつ、載
    置された複数の商品(S)を横送りする横送り機構
    (1)を備えた収納棚(2)に、当該収納棚(2)に載
    置された商品(S)の存否を検出する手段(A)を設け
    てある自動販売機の収納棚であって、前記検出手段
    (A)を、前記収納棚(2)に横向き姿勢で載置された
    商品(S)群の上側面又は下側面に対してそれらの長手
    方向と交差する状態で接当する変位自在な単一の接当部
    (8)と、この接当部(8)が商品(S)との接当によ
    り変位したことを検出するセンサ(9)とから構成して
    ある自動販売機の収納棚。
  2. 【請求項2】前記接当部(8)が、商品横送り方向にお
    いて商品搬出端部とは反対側端部側ほど下方に位置する
    接当傾斜面(8A)を備え、かつ、商品搬出端部側の横軸
    芯(Y)周りで商品側へ揺動付勢された揺動アームから
    構成され、かつ、前記センサ(9)が前記揺動アーム
    (8)の揺動角度を検出する角度検出センサから構成さ
    れている請求項1記載の自動販売機の収納棚。
  3. 【請求項3】前記接当部(8)が透明板から構成されて
    いる請求項1又は2記載の自動販売機の収納棚。
JP1988089184U 1988-07-05 1988-07-05 自動販売機の収納棚 Expired - Lifetime JPH0642308Y2 (ja)

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JP1988089184U JPH0642308Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 自動販売機の収納棚

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JPH0214182U JPH0214182U (ja) 1990-01-29
JPH0642308Y2 true JPH0642308Y2 (ja) 1994-11-02

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ID=31313739

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JP1988089184U Expired - Lifetime JPH0642308Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 自動販売機の収納棚

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348695Y2 (ja) * 1984-11-30 1991-10-17
JPS61131193A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 松下冷機株式会社 商品収納棚
JPH0431670Y2 (ja) * 1985-04-10 1992-07-29
JPH0542548Y2 (ja) * 1986-06-20 1993-10-26

Also Published As

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JPH0214182U (ja) 1990-01-29

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