JPH0441421Y2 - - Google Patents

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JPH0441421Y2
JPH0441421Y2 JP1985195908U JP19590885U JPH0441421Y2 JP H0441421 Y2 JPH0441421 Y2 JP H0441421Y2 JP 1985195908 U JP1985195908 U JP 1985195908U JP 19590885 U JP19590885 U JP 19590885U JP H0441421 Y2 JPH0441421 Y2 JP H0441421Y2
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JP
Japan
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product
spiral body
protrusion
bottom wall
vending machine
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JP1985195908U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動販売機の商品搬出装置に関し、特
にヘリツクス方式と呼ばれる商品搬出装置に特徴
を有するに関する。
〔従来の技術〕
この種の商品搬出装置を備えた自動販売機を第
3図を参照して概略的に説明する。この自動販売
機は多品種の商品を、商品形状に応じた多種類の
搬出装置で搬出するものである。自動販売機本体
内は、上部の商品貯蔵室1と下部の機械室2とに
分けられている。商品貯蔵室1内には搬出方式の
異る複数の商品搬出装置11〜18が多段式に設
置されている。自動販売機本体の前面側は透明板
3で被われ、下部には商品取出口4が形成されて
いる。各商品搬出装置の前端と透明板3との間に
は、バケツト5の上下動可能な空間が確保されて
いる。バケツト5は、商品搬出装置から搬出され
る商品を受けるためのものである。すなわち、バ
ケツト5は、商品販売時、商品選択ボタンで選択
された商品の搬出装置に対応する位置まで駆動さ
れる。そして、商品搬出後、図示の最下位置まで
戻される。機械室2内には、冷却あるいは加温装
置等が配設される。この種の自動販売機は、例え
ば特公昭54−35518号公報に示されている。
商品搬出装置11〜18のうち、特にヘリツク
ス式と呼ばれる商品搬出装置12(あるいは1
3)について簡単に説明する。
商品搬出装置12は、第4図、第5図をも参照
して、とい状の商品収納板122内に螺線体12
3が横設されている。螺線体123には1ピツチ
に1個ずつ商品6が収容されている。商品搬出
は、搬出動作時に螺線体123を1回転させるこ
とで商品を1ピツチ分だけ前方に送り、最前方の
商品を落下搬出する。
ところで、通常、商品搬出装置の前端下部には
商品名や値段を表示するための表示部材が設けら
れる。この表示部材は、商品名や値段を付したネ
ームプレート125とこれを着脱可能に保持する
ために商品収納板122を支持している支持板1
24の前端に設けられた保持板126とから成
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述したヘリツクス式の商品搬出装
置では、特に商品が扁平な箱状の場合、搬出不良
を起こす場合がある。すなわち、第5図に示すよ
うに、落下搬出されるべき商品6′は、商品収納
板122の底壁前端の直前領域では螺線体123
の先端領域が商品6′の前面側にあり、図中矢印
方向の回転に伴なつて先端領域は商品6′の前面
側から徐々に離れる。そして、通常は商品6′が
商品収納板122の底壁前端部までスライドして
くると、螺線体123の先端領域は商品6′の前
面側からほぼ離れた状態となり、代わつて商品
6′は螺線体123の先端領域以外の部分で押さ
れることで商品収納板122の底壁前端から保持
板126の上方に移動して落下する。しかし、第
4図に示すように、まれに商品6′が平行移動し
た状態のままで保持板126上に立つてしまうこ
とがあり、落下搬出されない場合がある。
一方、バケツト5は、その上縁部に設置された
受光素子7からの検出信号で最下位置へ戻るよう
に駆動される。すなわち、バケツト5の上縁部に
は、受光素子7に対向させて発光素子(図示省
略)が設けられ、商品の落下搬出時に受光素子7
への入射光が遮断されることを検出して商品の落
下搬出を検出している。ところが、商品収納板1
22の底壁上を滑るように送られてきた商品は搬
出に際し、ほぼ垂直に近い状態で落下することが
あるため、発光素子と受光素子との間の光線の通
過域にかからないことがある。この場合、バケツ
ト5の駆動制御は行なわれず、以後販売不能の状
態に陥つてしまう。
以上のような欠点に鑑み、本考案の技術的課題
はヘリツクス方式の商品搬出装置において商品の
落下搬出を垂直落下でなく商品を倒しながら行う
ようにすることで落下搬出を確実にできるように
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、とい状の商品収納部材の底壁の前端
下部に表示部材が設けられており、該商品収納部
材内に配設された螺線体を回転駆動して、該螺線
体の1ピツチに1個ずつ収容した商品を落下搬出
し、商品の落下域を間にして配設した発光素子と
受光素子とにより搬出の有無を検出する商品搬出
装置に適用されるものであり、前記商品収納部材
の底壁の前端の直前に突起を設け、該突起は、前
記螺線体が回転駆動されてその先端領域が前記商
品収納部材の底壁に位置した時に前記商品の下端
部が衝合する位置にあり、しかも前記螺線体の先
端領域が呈する高さより十分低い高さを有してい
ることを特徴とする。
〔作用〕
螺線体の回転に伴なつて最前方の商品は螺線体
の先端領域以外の部分で押されて移動し、商品収
納部材の底壁前端の直前までくると商品の下端部
が突起に衝合する。この時、螺線体の先端領域は
商品収納部材の底壁に近い位置にあつて商品の前
面側に接しており、突起に衝合したことで倒れつ
つある商品の急激な倒れを防止しながら回転に伴
なつて商品の前面側から離れる。しかも、突起の
高さは、商品収納部材の底壁に近い位置にある時
の螺線体の先端領域より十分低いので、突起と螺
線体の先端領域以外の部分との間に商品が挟まれ
るようなことは無く、商品は確実に前方に倒れ込
む。すなわち、商品収納板の突起は、最前方の商
品が平行移動の状態で押し出されるのを防ぐ。
また、倒れながら落下する商品は搬出検出用の
発光素子と受光素子との間の光線を確実に遮断す
る。
〔実施例〕
第1図、第2図を参照して本考案の一実施例を
説明する。第4図と同一部分には同番号を付し説
明は省略する。
本実施例では、商品収納板122の底壁の前端
直前に突起127を設けている。厳密に言えば、
突起127の位置は、螺線体123の先端領域が
回転に伴なつて商品収納板122の底壁近くにき
た時に最前方の商品6′の下端部が衝合する位置
である。また、突起127の高さは、上記の状態
にある時に螺線体123の先端領域が呈する高さ
より十分低くする。
このようにすることで、商品6′の搬出に際し、
商品6′は回転しつつある螺線体123の先端領
域以外の部分で押されて前方に移動する。そし
て、商品6′の下端部が突起127に衝合する位
置までくると、商品6′は倒れかかるが、第1図
に示すように、この時螺線体123の先端領域は
商品6′の前面側の下部に接しており、商品6′の
急激な倒れ込みを防止しながら回転に伴なつて商
品6′の前面側から離れる。これは、商品6′が急
激に倒れ込むと、発光素子と受光素子7との間の
光線通過域を飛び越してしまう場合があることを
考慮したものである。加えて、突起127の高さ
は低いので、商品6′が突起127と衝合する位
置に到達した時に、突起127と螺線体123の
先端領域以外の部分、すなわち商品6′の後面側
に接している螺線体123との間に商品6′が挟
まれてしまうおそれは無い。このようにして、螺
線体123により落下搬出される商品6′が保持
板126上に載つてしまうようなことは無い。ま
た、商品6′は倒れながらバケツト5上に入り込
むので、受光素子7への光線を確実に遮断するこ
とにより、落下搬出は確実に検出される。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば螺線
体配設用の商品収納板の底壁前端に突起を設ける
だけの簡単な改良で商品を転倒させながら落下搬
出できるので、搬出は確実に行なわれる。しか
も、商品は徐々に倒れながら発光素子から受光素
子に向かう光線通過域を通過するので、光線は確
実に遮断され、これによつて搬出を確実に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ、本考案の一実施例
の要部の側面図、正面図、第3図は本考案が適用
される自動販売機の縦断面図、第4図、第5図は
それぞれ、従来例の要部の側面図、正面図。 図中、3は透明板、4は商品取出口、6,6′
は商品、11〜18は商品搬出装置、122は商
品収納板、123は螺線体、125はネームプレ
ート、126は保持板、127は突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. とい状の商品収納部材の底壁の前端下部に表示
    部材が設けられており、該商品収納部材内に配設
    された螺旋体を回転駆動して、該螺旋体の1ピツ
    チに1個ずつ収容した商品を落下搬出し、商品の
    落下域を間にして配設した発光素子と受光素子と
    により搬出の有無を検出する商品搬出装置を有す
    る自動販売機において、前記商品収納部材の底壁
    の前端の直前に突起を設け、該突起は、前記螺旋
    体が回転駆動されてその先端領域が前記商品収納
    部材の底壁に位置した時に前記商品の下端部が衝
    合する位置にあり、しかも前記螺旋体の先端領域
    が呈する高さより十分低い高さを有していること
    を特徴とする商品搬出装置を有する自動販売機。
JP1985195908U 1985-12-21 1985-12-21 Expired JPH0441421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985195908U JPH0441421Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985195908U JPH0441421Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62105580U JPS62105580U (ja) 1987-07-06
JPH0441421Y2 true JPH0441421Y2 (ja) 1992-09-29

Family

ID=31154230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985195908U Expired JPH0441421Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240481B2 (ja) * 1974-01-19 1977-10-12
JPS5638633U (ja) * 1979-09-03 1981-04-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531666Y2 (ja) * 1975-09-13 1980-07-28

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JPS62105580U (ja) 1987-07-06

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