JP2610871B2 - 物品計数装置 - Google Patents

物品計数装置

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JP2610871B2
JP2610871B2 JP62103469A JP10346987A JP2610871B2 JP 2610871 B2 JP2610871 B2 JP 2610871B2 JP 62103469 A JP62103469 A JP 62103469A JP 10346987 A JP10346987 A JP 10346987A JP 2610871 B2 JP2610871 B2 JP 2610871B2
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ジェイ ハースト カーニィ
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    • G06M7/02Counting of objects carried by a conveyor wherein objects ahead of the sensing element are separated to produce a distinct gap between successive objects

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小さな物品を計数する装置に関し、より具
体的には、多数の異なった種類の薬品の錠剤やカプセル
を簡便な手段で計数し得るカセット及び計数システムに
関する。
〔従来の技術〕
薬剤師は、患者個々人の処方箋に基いて調剤する際、
錠剤若しくはカプセルを正確に計数するという退屈で単
純な作業のために貴重な時間を消費している。然しなが
ら、薬剤師のこのような時間は本来は、患者に対して薬
剤使用のために必要な指示事項をラベルに記入したり、
医師からの電話による処方を受けたり、登録された薬剤
師でなければできない諸々の行為を実行したりするため
に有効に利用すべきものである。薬剤師によって調剤さ
るべき処方箋の件数は増加しており、そのため各処方箋
に応じて錠剤やカプセルを所定の数だけ正確にカウント
し得る手段が提供されることが望まれている。更にま
た、或る種の薬剤はバラで大量に取引されており、これ
らは再販のために所定の数量づつグループ分けし、より
少量の容器に包装し直すことが通常行なわれている。
而して、予め定められた数の錠剤をカウントする装置
については、これまで数多くのものが知られており、そ
れらのうち幾つかのものは、種類の異なった錠剤を別々
の容器に収容し、これらの錠剤を計数装置によって配分
するようになっている。また、従来の装置のうち幾つか
のものは、薬品製造業者が使用するためのものであり、
その場合には、薬剤師が処方箋を調剤するために比較的
少量の錠剤を取り扱う場合とは異なり、極めて大量のバ
ラ状の薬剤をパッケージに詰めて大量に卸売する場合に
使用される。
先行技術に関する最も関連深い特許としては、『物品
計数装置』と題する発明に関する1968年02月13日付け米
国特許第3,368,713号、同じく『物品計数装置』と題す
る発明に関する1978年09月05日付け米国特許第4,111,33
2号があり、これらの特許における計数のために錠剤を
分離する円盤並びにその機械的制御に関する内容は本発
明において援用されるものである。
而して、これらの特許においては、光源及び光検知器
を用いる場合の問題点を克服するため、錠剤の検知手段
としてスプリングアームとマイクロスイッチが用いられ
ている。光源及び光検知器を用いる場合の問題点とは、
外光及び光照射窓に生じる汚れら塵埃等から発生するも
のである。然しながら、スプリングアームとスイッチ形
式の検知器は幾つかの問題を抱えている。まず第一に、
極めて重要な問題点であるが、装置がかなりのスペース
を必要とするということである。即ち、上記スプリング
アームは、分配されるべき物品に対して極めて正確に位
置決めされなければならないから、それぞれの錠剤若し
くはカプセルに対して別々の検知器が使用されなければ
ならず、従って、それぞれ異なった錠剤ごとに別々の計
数ヘッドが必要となる。従って、このようなシステムに
おいては、6ないし200個の異なったヘッドが用いられ
ている。大病院のように大量の異なった種類の錠剤を迅
速に配分する必要がある場合には、上記システムは経済
的であるが、小さな施設や小さな薬局等では上記のよう
なシステムのコスト及びスペースを負担する余裕はな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記特許並びに他の先行技術における物品
計数分配システムの改良に関し、従来の装置と同等の多
種類の薬剤を分配するために必要とされる部品及びスペ
ースの量並びにそれに要するコストを大幅に低減させる
ことによって、小規模の施設や商店における使用に好適
な物品計数及び分配システムを提供しようとするもので
ある。更にまた、本発明によって改良された構造におい
ては、弾性部材で作製されたカウンタアーム若しくはス
プリング付勢されたカウンタアームが絡まったり曲がっ
たりすることによって生じる問題も回避される。即ち、
若しカウンタアームが曲がると、これがその内部で作動
するスロットの側面に接触し、次の錠剤をカウントする
ために充分な速度でリセットできなくなる。然るとき
は、カウントされなかった錠剤がそのまゝ排出口から放
出され、そのため正確な計数ができなくなる。本発明に
おける検知器に特有の構成は、このような不正確なカウ
ントをなくするものである。
更にまた、従来の装置における錠剤カウント検知器に
用いられているマイクロスイッチ形式のセンサは、一つ
の装置で異なった錠剤をカウントしようとすると、カウ
ントミスを生じ易いという問題があることも判明した。
また、機械的な検知器は、広い範囲にわたって形成若し
くはサイズの異なる錠剤を検知する場合に必要となる融
通性を有しておらず、そのため錠剤若しくはカプセルの
それぞれのタイプに応じた検知器を設けたモータ駆動さ
れる別々のヘッドが必要となる。更にまた、不規則若し
くは非標準的な形状を有する薬剤の検知も困難である。
本発明における検知器は、これらの問題を解消し、単一
の検知器によってあらゆる形状及びサイズの物品を検知
し得る計数装置を提供するものである。
上記米国特許第4,111,332号では、上記以外の機械的
なスイッチ若しくはフォトエレクトリックセンサも提案
されている。然しながら、そこに示されたフォトエレク
トリックセンサは、本発明における検知器とは異なり、
外光や汚れ或いは塵埃等の影響を受け易いものである。
前述の特許以外の従来の多くの計数装置においては、
単一のホッパが用いられ、カウントすべき錠剤若しくは
カプセルがなくなった場合には再充填されるようになっ
ており、また様々なサイズのカプセル若しくは錠剤の通
過に対応させるため複雑な制御を行なう必要がある。ま
た、上記特許に記載されている如く、それぞれ個別の錠
剤若しくはカプセルのグループについて別々のホッパを
用い、各ホッパについて駆動手段を計数回路を設けるこ
とも行なわれているが、極めて多量の薬剤を処理する業
者者以外の人々にとっては非常に高価なものとなる。本
発明は、別種の錠剤を計数、配分する際に、ホッパに対
する錠剤の詰め直しやサイズ合せのための調整を行なう
必要がなく、また複数の駆動手段や複数の計数回路を必
要としない装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕
本発明の上記の目的は、傾斜した支台上面を有する支
持体と、上記支台上面の略中央に突出する駆動シャフト
と、上記駆動シャフトを回転させる手段とを有し、上記
支持体は、物品の通過する開口と、上記開口を通過する
物品を検知する手段と、カウント手段とを有し、更に上
記駆動シャフトを回転させる手段と上記検知手段を電源
に接続して成る物品分配装置において:上記支持体の支
台上面にそれぞれ取り付けられる物品分配用の複数のカ
セット手段と、上記カセット手段内に回転自在に設けら
れる物品収納ドラム手段と、上記物品収納ドラム手段を
回転させるためこれを上記駆動シャフトに着脱自在に結
合する第1の手段とを有し、上記カセット手段は、物品
の通過する開口が形成された底面板を有し、上記各ドラ
ム手段は、その底面に設けられる1個の円盤と、上記円
盤をその外周にそって囲繞する側壁を有し、上記各円盤
は、上記ドラム内に収容された物品を連続的に選択し、
該物品が上記支持体に形成された物品通過開口と、この
開口に少なくとも一部が連通するように上記底面板に形
成された物品通過開口とを次々に通過して放出され得る
ように、上記個別の物品の形状及びサイズに適合する複
数のスロット手段を有し、上記支持体に形成された物品
通過開口は、あらゆる形態の物品に対応し得る十分なサ
イズと形状を有し、上記底面板に形成された物品通過開
口は、上記個別の物品に適応し得るサイズと形状を有
し、上記第1の手段は、上記駆動シャフトに対して上記
物品収納ドラム手段を着脱可能に結合するよう構成され
た上記の物品分配装置によって達成し得る。
上記物品検知手段は、赤外線源と、赤外線検知器とか
ら成り、上記赤外線源は、上記支持体の上記開口を通過
する物品に向けて赤外線を投射し、上記赤外線検知器
は、上記支持体の上記開口を通じて侵入してくる上記物
品によって反射された赤外線を検知し得る位置に配置さ
れることが推奨される。
また、上記赤外線源及び赤外線検知器を、共通のハウ
ジング内に収容すると共に、上記支台上面に明けた開口
を通じて物品が侵入してくる領域へ向けて上記支台上面
の下部に取り付け、物品が上記赤外線を低速度で横切る
よう構成することが推奨される。
上記複数のカセットのそれぞれに、個別に形状及びサ
イズを有する物品を分配するための円盤を設けることが
推奨される。
更にまた、本発明の前記の目的は、物品の通過する開
口が形成された底面板と、上面及び底面を有する平坦な
円盤から成り、上記底面には、上記円盤の外周近くから
内側へ向けて延びる互いに等間隔に配置される複数のス
ロットが形成され、上記各スロットは第1及び第2のス
ロットセクションを有し、上記第1のスロットセクショ
ンは上記第2のスロットセクションよりも上記円盤の中
心近くに形成され、上記第1のスロットセクションは、
半径が一定の第1の円弧によって画定されると共に、使
用時に上記円盤が回転せしめられる方向へ向けて外側へ
延びるように形成せしめられ、さらにこの第1のスロッ
トセクションは、上記円盤回転時には上記底面板に形成
された物品通過開口と次々に連通し、上記第2のスロッ
トセクションは、半径が一定の第2の円弧によって画定
されると共に、上記第1のスロットセクションから上記
円盤が回転せしめられる方向とは反対の方向へ向けて外
側へ延びるよう形成せしめられ、且つ上記第1の円弧に
対し反対の曲率を有することを特徴とするバラ状に分離
した物品を分配するために用いる部品によって達成し得
る。
上記第1の円弧の中心角は88.5とすることが推奨され
る。
上記第1の円弧の曲率中心は、上記第1のスロットセ
クションの最も内側の部分の中心線を横切る上記円盤の
第2の半径から時計方向に26゜隔てた上記円盤の第1の
半径上に存在するように構成することが推奨される。
その場合において、上記第2の円弧の曲率中心は、上
記第1の半径から反時計方向に約11゜隔てた上記円盤の
第3の半径上に存在するように構成することが推奨され
る。
なお、上記スロットが第3のスロットセレクションを
形成し、上記第3のスロットセレクションの中心軸は、
上記第2及び第3のスロットセクションの接続点を通る
上記円盤の半径に対して鋭角をなすと共に、上記第3の
スロットセクションは上記円盤の外周から上記円盤が回
転せしめられる方向と反対方向に向けて内側へ伸長せし
めるよう構成することが推奨される。
上記鋭角は約24゜とすることが推奨される。
また、上記第3のスロットセクションの中心軸は上記
第1の半径に対して約24゜の角度を有する構成すること
が推奨される。
或いはまた、上記スロットに第3のスロットセクショ
ンを形成し、上記第3のスロットセクションの中心軸
は、上記第2及び第3のスロットセクションの接続点を
通る上記円盤の半径に対して鋭角をなすと共に、上記第
3のスロットセクションは上記円盤の外周から上記円盤
が回転せしめられる方向に向けて内側へ伸長せしめるよ
う構成することが推奨される。
また、上記第1及び第2のスロットセクションの中心
線は、両者の接続点において互いに接するよう構成する
ことが推奨される。
上記第3のスロットセクションの中心線は、その内端
において上記第2のスロットセクションの外端と接する
よう構成することが推奨される。
更にまた、本発明の前記の目的は、添付の第4図に示
すような構成を有する部品によって達成し得る。
即ち、上記の如く、本発明は、錠剤若しくはカプセル
の個別のサイズや形状に合致するよう寸法取りと調整の
施された物品分配のためのそれぞれ個別の円盤が設けら
れた複数のカセットを用いることによって、単一のモー
タと、単一の支台面と、単一の赤外線計数検知器のみで
様々な種類の薬剤を計数、分配処理することを可能とす
るものである。上記単一の赤外線検知器は、錠剤の形状
やサイズ、外光、並びに僅かな汚れや塵埃等から影響を
受けない特性を有している。
而して、上記各カセットは、中央に薬剤投入口を有す
る平坦な上面板と、平坦な底面板との間に内部ドラムを
有している。上記カセットの底面板は、望ましくは前方
へ向けて傾斜した支台面上に搭載される。錠剤若しくは
カプセルを収容する上記円筒形のドラムは、上記カプセ
ルの上面板及び底面板の間で回転自在となっており、上
記支持体及び上記カセットの底面板を貫通し且つ上記ド
ラムと連結されるモータシャフトによって回転せしめら
れるようになっている。上記ドラムの底面に設けた上記
円盤状の部材の下面には、米国特許第4,111,332号に示
されている如く、錠剤若しくはカプセルを受容するため
の外側へ向けて開いた傾斜した複数の放射状の溝若しく
はスロットが形成されている。上記スロットの外端部に
受容された錠剤若しくはカプセルは、上記ドラムを回転
させることにより、上記スロットに沿ってその内端まで
移動する。そして、各スロットの内端部は、ドラムの回
転時に、上記支持体の支持面に形成された開口部と合致
するよう上記カセットの底面板に形成された開口上を次
々に通過するようになっている。上記支持体の上記開口
部の下部に取り付けられた検知器は、上記錠剤若しくは
カプセルが重力によって上記開口部を通じて落下すると
きにこれらの錠剤若しくはカプセルの通過を検知し、そ
の出力信号によって電気的なカウント手段が作動せしめ
られる。
本発明においては、異なったサイズの錠剤若しくはカ
プセルに対応させるため、様々な異なったカセットが用
いられる。即ち、各カセットのドラムの底面に設けられ
る円盤状の部材のスロットの形状や形態、並びにカセッ
トの底面板に形成される開口のサイズや形状が各カセッ
トにおいてそれぞれ異なっている、上記それぞれ異なっ
た形態を有するスロットは、これによって分配されるべ
き個別の錠剤若しくはカプセルの幾何学的寸法に基づい
て設計されており、また、スロット内にこれらの錠剤が
詰って迅速な分配が阻害されることがないように、更に
また、一度に2個以上の錠剤若しくはカプセルが分配さ
れることがないように設計されている。
使用時に上記カセットが取り付けられ、且つ計数すべ
き錠剤が配送シュートへ向けて通過する上記支持体の支
台面は、選択されたカセットに収容されている任意のサ
イズ若しくは形状の錠剤を正確にカウントし得るような
形態のものでなければならない。従って、上記支台面に
設けられる落下口は、市販の多種類のサイズ若しくは形
状を有する錠剤が容易に通過し得るよう充分に大きく規
定されなければならない。ベース部に設けられる位置決
めピンは、モータ駆動シャフトと落下口に対するカセッ
トの正確なアライメントを迅速に達成するための役割を
果たす。上記赤外線検知器は、上記落下口に臨んで設け
られ、上記落下口を通過する物品によって上記検知器が
作動せしめられるよう上記支台面に対して適切な角度で
取り付けられる。
単一の駆動システムで作動させるためには、錠剤若し
くはカプセルのサイズや形状と関係なく単一の検知器及
びカウント手段で作動させ得るということが重要である
が、これは本発明においては赤外線源と赤外線検知器を
利用することによって達成される。このような検知器
は、外光や塵埃或いは錠剤のサイズの形状、並びに汚れ
等によっては実質的に影響を受けることがない。従っ
て、上記赤外線源及び検知器の前面の窓の汚れを取り除
くための清掃作業は時々行なうだけで済む。
更にまた、上記システムには、カプセル若しくは錠剤
の分配作業を制御する回路が設けられる。この回路は本
発明に採用される米国特許第3,368,713号に開示されて
いるが、本発明においては当該回路に対しては、例え
ば、記憶装置内へ所望のカウント値を入力するためのプ
ッシュボタン等の機構が設けられる。錠剤若しくはカプ
セルを充填した所望のカセットは、支持体の傾斜した支
台面上に取り付けられる。然るのち、スタートボタンを
押すと、カウント並びに分配作業が開始される。即ち、
スタートボタンを押すと、モータが作動し、選択された
カセットのドラムを回転させると共に、所定の制御装置
を作動させて分配させる錠剤の数をカウントする。この
ように、スタートボタンを操作すると、選択されたカセ
ットから錠剤が分配され、所望の数に達するまで錠剤の
検知が行なわれる。カウント値を合計する作業は、制御
ユニット内に設けられた適宜のカウンタ若しくは集計装
置によって行なわれる。分配された錠剤の合計値が予め
定められた値に達すると、上記選択されたカセットの作
動は停止せしめられ、カウンタは自動的に予め定められ
た数字にリセットされる。以下同様のサイクルが、同じ
カセット若しくは異なったカセットについて同じカウン
ト値若しくは異なったカウント値に基づいて繰り返され
る。
本発明のシステムは、カウント機構を備えた単一のベ
ース部、若しくは二、三のベース部と、多数のカセット
を用いるものである。上記多数のカセットには、それぞ
れ種類の異なった薬剤が充填され、上記ベース部を設置
した箇所の近くに設けられた適宜の棚に並べられ、若し
くは他の便利な方法でストアされる。上記システムの使
用者は、上記ストア領域から所望の一つのカセットを取
り出し、上記ベース部の支台面にこれを取り付ける。
然るのち、使用者は計数制御装置内にカウントすべき
錠剤の所望の数値を入力し、スタートボタンを押す。然
るときは、モータが回転し所望の錠剤がカウントされ且
つ分配される。
このように、薬剤を収納した複数のカセットを用いる
ことによって、従来の如く薬局内に15台以上のベース部
やホッパを備えつける場合に比べて、コストやスペース
を実質的に大幅に削減し得るものである。また、逆に、
単一のベース部と単一のホッパを用いて、各カウントが
終了する都度ホッパを空にし、次にカウントすべき錠剤
をホッパに充填して分配し、然るのち当該ホッパのため
に制御手段をリセットする場合に比べても格段に便利に
なるものである。
このように、本発明の第1の目的は、薬剤分配のため
の単一の制御手段と錠剤検知のための単一の回路、並び
に単一の駆動手段と、多数のカセットを用いることによ
り、分配すべき錠剤の数を選択し、上記検知回路が選択
された所望の錠剤を検知し、分配すべき錠剤の数を正確
にカウントし、更に選択された所望の数の錠剤が分配さ
れた後には、選択されたカセットの作動を定置せしめる
ような計数装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、錠剤を分配するためのカ
セットを取り付ける支台面において、分配すべき錠剤若
しくはカプセルの種類に応じて様々な形態のカセットを
容易に取り付け得るような支台面を提供することにあ
る。
本発明の更にもう一つの目的は、分配すべき錠剤若し
くはカプセルの個別に異なったサイズ及び形状に対応し
てそれぞれ異なったスロットを形成した円盤を有する一
連のカセットを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、段階的にサイズの異なっ
たカプセルを分配するための異なったスロットを形成し
た円盤を有する一連のカセットを提供することにある。
本発明の更にもう一つの目的は、錠剤を検知するため
自動分配装置内に設けられる赤外線センサを提供するこ
とにあり、これにより外光若しくは反射光、塵埃、汚
れ、或いは分配されるべき錠剤のサイズや幾何学的形状
の影響を実質的に受けない検知器を提供することにあ
る。
〔実 施 例〕
本発明の上記の目的、特徴及び利点、並びにそれ以外
の目的、特徴及び利点は、添付の図面を参照しつゝ以下
に述べる実施例の具体的な説明によって明らかになろ
う。
第1図は、計数制御ユニットを内蔵する支持体とその
上面に設けられた物品収納カセットとから成る本発明に
かゝる物品計数装置の一実施例を示す斜視図; 第2図は、第3図中2−2線に沿った縦断面図; 第3図は、カセット、ドラム、支持体、及びドラムの
底面に設けた円盤の物品受容スロット部分の詳細を示す
第1図中3−3線に沿った縦断面図; 第4図は、カプセル分配のための円盤と、当該円盤の
底面に形成されたカプセル受容スロットの形態を実線及
び点線で示す上面図; 第5図は、上記支持体の支台面の構成を示す上面図; 第6図は、カセットの底面板の平面図; 第7図は、上記カセットを支持する支台面の望ましい
実施例を示す側面図; 第8図は、カセットの斜視図; 第9図は、本発明にかゝる装置のコントロールシステ
ムの回路を示すブロックダイヤグラム; 第10図は、本発明にかゝる装置に用いられる円盤に形
成されるスロットの典型的な一実施例の詳細を示す一部
上面図である。
まず第1図を参照しつゝ説明すれば、本発明にかゝる
物品計数装置の全体は、大別して二つの要素、即ち、カ
セット14とベース部20とに分けられる。本発明かゝるシ
ステムの場合には、ベース部20は単一のもので済む。然
しながら、これに取り付けられるカセットについては、
サイズや形状の異なった多くの種類の錠剤やカプセルを
収容するために、複数のカセットを用意することが望ま
しい。従って、本発明においては、単一のベース部に対
して、それぞれが、個別の薬剤のサイズ及び形状に適合
した形態を有する複数のカセットが用いられる。各カセ
ットは、所望の収容を収容するドラム26を具え、上記ベ
ース部上に常に錠剤を分配し得るような状態で取り付け
られる。
上記ベース部20は、その上面(支台面)24と、シャフ
ト55を有するモータ45(第3図参照)と、配送シュート
47と、カウント手段22(第2図参照)と、計数制御手段
18と、カウント表示手段19と、スタートスイッチ21とを
具えている。カセット14は、錠剤が収納される内部ドラ
ム26と、上面板16及び底面板17とから成っている。第3
図に示す如く、上記カセットは、上記上面板16と底面板
17の間に所定の間隔を形成するための側壁4を有してい
る。上記上面板、底面板及び側壁によってカセット14の
筐体15が形成される。
上記筐体15は、その内部に上記ドラム26を回転自在に
収容している。使用時には、上記カセットは、モータ等
の駆動機構を内蔵するベース部20の上面(支台面)24上
に載置される。この支台面24は、第5図に詳細に示す如
く、アライメントピン32,34と、落下口46と、赤外線源
及び検知器から成るカウント手段22と、更にヒレ状スプ
リング49の取付ベース63を受容するためのスロット23と
を具えている。
上記カウント手段としての赤外線源及び検知器22とし
ては、例えば、LEDとNPN型フォト・ダーリントン回路
(NPN photo Darlington circuit)を具えたTRW反射型
物体センサTYPE−OPB165Aを用いることができる。上記
赤外線源及び検知器は、単一のユニットとしてパッケー
ジされており、第2図及び第5図に示す如く、支台面に
対して約20゜傾斜させて取り付ける。分配されるべき錠
剤は、第5図中参照番号65で示す経路に沿って移動し、
上記赤外線源及び検知器22の中心軸上に設けられた落下
口46中に落下する。第2図に示す如く、ガラス、プラス
チックガラス等で作製された赤外線透過性のカバー54
が、上記赤外線源及び検知器22の前面に取り付けられ、
これらのカウント手段を損傷及び塵埃から保護するよう
になっている。上記カバーは容易に清掃可能である。
而して、上記カセット14は、第6図に示す如く、前記
アライメントピン32及び34とそれぞれ適合するアライメ
ントホール42及び44によってベース部の支台面24上に着
脱自在に取り付けられるようになっている。モータシャ
フト55は、底面板17の開口部45を通じて挿入され、第4
図に示されたディスク57の駆動スロット56中に挿入され
る。
上記ドラム26自体は、第3図に示すように、略円筒形
をしており、その側壁27が内側へ曲がって上面28を形成
し、その上面には中央開口29が形成されている。ドラム
26の底面は、複数のスロット60を有する円盤30から成
る。上記スロットの形状は、様々なサイズ及び形状の薬
剤に対応し得るよう例えば米国特許第4,111,332号の第1
0図に示されているように様々な形状のものを採用し得
る。
上記ドラム26の円盤30は、上記底面板17の上面31上に
取り付けられ、筐体15の上面板16の作用によりこれと緊
密に接触した状態に保持される。従って、円盤30の複数
のスロット60中に落下した錠剤は、スロット内に嵌り込
んで底面板17の上面31上に並べられる。
次に、第3図及び第4図を参照すれば、上記円盤30は
その円周上の任意の位置において錠剤を取り込むように
なっている。然しながら、スロットの外端から次のセク
ションへの錠剤の移動は、重力の作用によって行なわれ
る。このようにして、錠剤の内側への移動は、通常、上
記円盤のセクション全体で行なわれるが、円盤の各スロ
ットの外側のセクションは縦方向の突出部を有してい
る。
次に、第2図及び第5図を参照すれば、錠剤検知装置
22は、落下口46に沿ってベース部20の支台面24の下に設
けられている。
上記落下口46を通じて落下する錠剤50は、錠剤50が上
記検知装置22中に設けた光源から発せられる赤外線ビー
ム22aの光路を横切り、当該ビームを反射してこれを光
路22bに沿って進行させ上記検知装置22中に設けたセン
サ上に投射するようになっている。上記光源及び検知器
22の傾斜は、錠剤50が落下を開始するのと同時に錠剤が
上記赤外線ビームを横切るような角度で配置され、これ
により錠剤の速度が低く容易に検出し得るようになって
いる。
以下に詳しく説明するように、本発明にかゝる計数装
置は、単一のセンサで非常に多くの種類の錠剤及びカプ
セルを検知でき、単一のモータ及び計数ヘッドを用い
て、通常の如く錠剤の全列をカウンタに分配するような
使用が可能となるものである。
この計数装置のメカニズムについて説明を続ければ、
当該メカニズムが正確に作動することが極めて重要であ
り、その場合、ベース部の支台面24の3時の位置に配置
された参照番号46で示す落下口を通じて、計数すべき錠
剤が落下し、その際1個の錠剤だけが分配されるように
上記メカニズムが極めて正確に作動することが肝要であ
る。このような正確な分配がなされるためには、スロッ
トが上記落下口を通過する都度、ただ1個の錠剤のみが
分配されるようにするということが重要なファクタであ
る。
このような作用に直接関係するのは、スロットセクシ
ョン41が上記落下口に接近したとき、スロットセクショ
ン39が下方へ向けて急勾配となっており、これにより第
2の錠剤がセクション41からは離れた位置にあり、その
ため2個の錠剤が同時に分配されるという可能性が効果
的に回避されるようにしなければならない。
上記スロットセクション39の角度は、まず第1には、
セクション41が検知器22の位置に到達する前に錠剤がセ
クション41中に入り込み得るように決定する必要があ
る。
スロット60のセクション38中への錠剤の侵入位置は正
確には決定することができず、セクション38が下方向の
垂直な分力を有する任意の点において侵入が行なわれ
る。セクション39の角度は、錠剤がセクション38中に侵
入したときに、センサ22の位置に到達する以前にその最
も内側の位置にまで達し、しかもセクション41がセンサ
22及び落下口48を通過する後まではセンサ41に到達しな
いような角度に選択されなければならない。
第10図には、このようなスロットの最も効果的な形状
の代表例が示されている。図示する如く、上記スロット
は内側のセクション41と、中間セクション39と、外周近
くの外側のセクション38とから成っている。上記スロッ
トは、本質的に滑らかな曲線を描き、錠剤がスロット中
をその外端から内端まで引っ掛かることなく迅速に移動
し得るようになっている。
上記スロットの内側のセクション41の曲率の中心は、
第1の半径A上において、円盤30の中心から外側へ約1.
8ないし1.9インチ離れた位置に存在する。この半径A
は、円盤30の第2の半径Bより時計方向に26゜進んだ位
置にあり、かつ第3の半径Cより11゜進んだ位置にあ
る。上記スロットの中間セクション39の曲率の中心は、
上記第3の半径C上において円盤30の中心から約3.3イ
ンチ離れた位置に存在する。
上記スロットセクション41の内端部において、上記ス
ロットはその前縁において0.040インチ拡張され、また
その後縁において0.025インチ拡張されている。スロッ
トの上記端部に達した錠剤は、上記拡張されたスロット
によって形成される空所に保持され、重力若しくはマイ
クロスイッチのレバーの圧力によって後退しないように
なっている。
次に第2図及び第3図を参照すれば、モータ45が回転
せしめられると、シャフト55が回転し、上記円盤30がシ
ャフト55と係止せしめられる。これによって円盤30とド
ラム26は回転せしめられ、第3図中左側に示されるよう
に1個若しくは複数の錠剤50がスロットセクション38に
侵入し、スロットセクション39を通過してスロット41ま
で進行する。若し、2個若しくはそれ以上の錠剤がスロ
ット内へ侵入した場合には、最も内側の2個の錠剤は、
第3図中右側に示すような位置に達し、最も内側の錠剤
50はこれが落下口46を横切る方向に回転せしめられたと
き重力の作用によって配送シュート47中へ落下せしめら
れるものである。スロットが落下口に接近すると、最も
外側の錠剤50は、第3図中右側に示す如く、最も内側の
錠剤からは遠ざかり、2つの錠剤が同時に分配されない
ようになっている。
今日市販されている極めて多種類の錠剤に対しても、
単一のベース部20内に組み込まれた単一のモータ、その
制御回路、並びに計数回路によって適応し得る。上記ベ
ース部20は、アライメントピン32,34と、アライメント
スロット23の作用により、その支台面24上に取り付けら
れるカセット14と適合し得るようになっている。
ベース部20の支台面24に明けられた落下口46は、市販
の様々なサイズ及び形状の錠剤若しくはカプセルに適応
し得るよう充分な大きさを有している。然しながら、カ
セット14の底面板17に形成された孔48は、それぞれ個別
のカセット14から分配される錠剤若しくはカプセルに対
応し得るようなサイズとなっている。カセット14のドラ
ム26の底面の円盤30のスロットもまた、カセット14から
分配される錠剤若しくはカプセルのそれぞれに対応する
特定のサイズ及び形状を有している。
カセット14がベース部20の上面24上に適正に配置され
たとき、カセットの底面板に形成した孔48は、ベース部
20の落下口46に合致せしめられる。上記孔48の形状及び
位置は、当該孔48を通じて落下する錠剤が落下口46中を
落下する際に、検知器22をトリガし得るような領域を通
過するように構成される。
特定のサイズ及び形状の薬剤に適合する複数のカセッ
トと、所望のサイズ及び形状のベース部を用いることに
より、本発明においては、ベース部20を複数用意する必
要がなく、上記検知器も極めて広い範囲のサイズ及び形
状の錠剤に対応し得るものである。バラエティに富んだ
薬剤も、これに対応し得る充分な数のカセットを用意す
ることによって、容易に分配し得るものである。カセッ
ト14はベース部20の支台面24上に迅速且つ容易に着脱さ
れる。
上記の如く構成することによって、多種多様な形状及
びサイズの錠剤が落下口46を通じて落下するものであ
り、従来の計数装置の場合のように個別に設計された落
下口ごとにに必要とされる特定の計数、検知手段は不要
となるものである。
即ち、従来の如く、レバーアームやスプリングワイヤ
を具えたマイクロスイッチによっては、錠剤の広範囲の
サイズ及び形状の変化に対応することは困難である。即
ち、レバーアームが常に錠剤と接触するとは限らず、必
ずしも確実な検知が行なわれるとは限らないからであ
る。更にまた、そのようなレバーアームやスプリングワ
イヤは度々錠剤が詰り易いという不都合がある。これに
対して、本発明の上記の如き実施例における赤外線検知
器の場合には、誤動作を生じることなく作動するという
点が極めて重要である。錠剤の様々なバラエティに対応
するため、本発明においては、特定の薬剤のサイズ若し
くは形状に応じて変化せしめられるカセット底面の孔48
のサイズの変動範囲に対応し得るよう、支台面24の落下
口46は充分に大きく形成される。また、上記赤外線装置
は、基本的に錠剤の形状やサイズには影響されず、外光
や反射光、汚れや塵埃等にも影響されないという利点が
ある。若し、汚れや埃りが問題となる場合には、光源と
検知器、即ち装置22のカバー54を単に拭き取って清掃す
るだけでよい。
次に、第9図を参照すれば、同図には本願において援
用する米国特許第3,368,713号の第7図に詳細が示され
た計数及び制御装置の基本的な回路構成の単純化された
ブロックダイヤグラムが示されている。
第9図において、スイッチ21は上記米国特許における
スイッチS1に対応し、スイッチ18はスイッチS3に対応し
ている。上記特許の計数制御手段は第9図においてブロ
ック70により示されており、またブロック72は上記特許
の回路12を示している。錠剤の数を選択するためのロー
タリスイッチは、望ましくはプッシュボタン形式の選択
装置18に取り替えてある。
再度第1図を参照すれば、計数制御手段18は、カウン
ト表示手段19とスタートスイッチ21を有すると共に、内
部配線によりモータ55及び検知器22と接続されている。
計数値を設定可能な形式のソリッドステート若しくは電
気機械的な市販の計数ユニットとしては、コネチカット
州ハートフォードのヴィーダールーツ(Veeder−Root)
社のデジタルシステム部によって製造されているもの、
若しくはイリノイ州シカゴのENM社によって製造されて
いるもの等を利用し得る。前述の通り、1968年2月3日
付け米国特許第3,368,713号において開示された35計数
制御装置、或いは、米国特許第4,111,332号において開
示された回路等も使用し得る。
本発明においては、単一のモータ55及び単一の検知器
22によって様々な種類の薬剤を分配するものであるか
ら、上記米国特許第3,368,713号や第4,111,332号に示さ
れた回路の、複数のモータやマイクロスイッチを制御す
るための回路は取り除かれる。
上記の如き本発明にかゝる計数装置に関する一般的な
コメントを幾つか述べれば、先ず、ベース部20の支台面
の傾斜は、水平方向に対して約40゜程度とするのが好適
である。この角度がこれより大きいと、ホッパの上部領
域に運ぶための上記円盤による物品の捕捉作業が適切に
行なわれなくなり、供給レートも実質的に低下する。約
40゜程度の角度は、最大の供給レートを得るために見い
だされた値である。また、円盤のスロットについて述べ
れば、スロット内を通過する物品の移動が最も且つ高速
度で行なわれるように、その曲線が一般的に決定され
る。
以上の説明においては、本発明を薬剤の分配に適用す
る例について述べたが、本発明の原理は他の種類のバラ
状の物品を分配する場合にも適用し得るものである。
〔発明の効果〕
本発明の叙上の如く構成されるから、本発明によると
きは、多種類の薬剤を分配するために従来必要とされて
いたスペース及びコストを大幅に低減させることがで
き、小規模の施設や薬局において使用するに好適な物品
計数装置が提供されるものである。
即ち、本発明は、一台の支持体と、それぞれ種類の異
なる個別の薬剤を収納した複数のカセットを用いること
によって、様々な種類の薬剤を計数、分配処理すること
が可能であり、従来の如く薬局内に15台以上のベース部
やホッパを備えつける場合に比べて、コストやスペース
を実質的に大幅に削減し得るものである。
また、光学的検知手段を用いているため、従来の如く
カウンタアーム若しくはスプリング付勢されたカウンタ
アームが絡まったり曲がったりすることによって生じる
問題も回避され、物品の迅速且つ正確なカウントが可能
となる。
また、本発明は、別種の錠剤を計数、配分する際に、
ホッパに対する錠剤の詰め直しやサイズ合せのための調
整を行なう必要がなく、単一のホッパを用いた従来の装
置に比べて格段に便利になるものである。
更にまた、本発明の計数装置に用いられる赤外線検知
器は、外光、塵埃、汚れ等の影響を受けないため正確な
カウントが可能であるのみならず、保守作業も容易であ
る。
なお、本発明はその実用性を損なわない範囲で適宜の
設計変更等を加えることは自由であり、従って、本発明
は上記の説明及び図面に示された望ましい実施例のみに
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、計数制御ユニットを内蔵する支持体とその上
面に設けられた物品収納カセットとから成る本発明にか
ゝる物品計数装置の一実施例を示す斜視図; 第2図は、第3図中2−2線に沿った縦断面図; 第3図は、カセット、ドラム、支持体、及びドラムの底
面に設けた円盤の物品受容スロット部分の詳細を示す第
1図中3−3線に沿った縦断面図; 第4図は、カプセル分配のための円盤と、当該円盤の底
面に形成されたカプセル受容スロットの形態を実線及び
点線で示す上面図; 第5図は、上記支持体の支台面の構成を示す上面図; 第6図は、カセットの底面板の平面図; 第7図は、上記カセットを支持する支台面の望ましい実
施例を示す側面図; 第8図は、カセットの斜視図; 第9図は、本発明にかゝる装置のコントロールシステム
の回路を示すブロックダイヤグラム; 第10図は、本発明にかゝる装置に用いられる円盤に形成
されるスロットの典型的な一実施例の詳細を示す一部上
面図である。 4……側壁 14……カセット 15……筐体 16……上面板 17……底面板 18……計数制御手段 19……カウント表示手段 20……ベース部 21……スタートスイッチ 22……カウント手段 23……アライメントスロット 24……支台面 26……ドラム 27……側壁 28……上面 29……中央開口 30……円盤 31……上面 32,34……アライメントピン 38,39,41……スロットセクション 42,44……アライメントホール 45……モータ 46……落下口 47……配送シュート 48……孔 49……ヒレ状スプリング 50……錠剤 54……カバー 55……モータシャフト 56……駆動スロット 57……ディスク 60,60……スロット 65……スロット内端の移動経路

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜した支台上面を有する支持体と、上記
    支台上面の略中央に突出する駆動シャフトと、上記駆動
    シャフトを回転させる手段とを有し、上記支持体は、物
    品の通過する開口と、上記開口を通過する物品を検知す
    る手段と、カウント手段とを有し、更に上記駆動シャフ
    トを回転させる手段と上記検知手段を電源に接続して成
    る物品分配装置において、 上記支持体の支台上面にそれぞれ取り付けられる物品分
    配用の複数のカセット手段と、 上記カセット手段内に回転自在に設けられる物品収納ド
    ラム手段と、 上記物品収納ドラム手段を回転させるためこれを上記駆
    動シャフトに着脱自在に結合する第1の手段とを有し、 上記カセット手段は、物品の通過する開口が形成された
    底面板を有し、 上記各ドラム手段は、その底面に設けられる1個の円盤
    と、上記円盤をその外周にそって囲繞する側壁を有し、 上記各円盤は、上記ドラム内に収容された物品を連続的
    に選択し、該物品が上記支持体に形成された物品通過開
    口と、この開口に少なくとも一部が連通するように上記
    底面板に形成された物品通過開口とを次々に通過して放
    出され得るように、上記個別の物品の形状及びサイズに
    適合する複数のスロット手段を有し、 上記支持体に形成された物品通過開口は、あらゆる形態
    の物品に対応し得る十部なサイズと形状を有し、上記底
    面板に形成された物品通過開口は、上記個別の物品に適
    応し得るサイズと形状を有し、 上記第1の手段は、上記駆動シャフトに対して上記物品
    収納ドラム手段を着脱可能に結合するよう構成された上
    記物品分配装置。
  2. 【請求項2】上記物品検知手段が、赤外線源と、赤外線
    検知器とから成り、 上記赤外線源は、上記支持体の上記開口を通過する物品
    に向けて赤外線を投射し、 上記赤外線検知器は、上記支持体の上記開口を通じて侵
    入してくる上記物品によって反射された赤外線を検知し
    得る位置に配置された特許請求の範囲第1項記載の物品
    分配装置。
  3. 【請求項3】上記赤外線源及び赤外線検知器が共通のハ
    ウジング内に収容されると共に、上記支台上面に明けた
    開口を通じて物品が侵入してくる領域へ向けて上記支台
    上面の下部に取り付けられ、物品が上記赤外線を低速度
    で横切るよう構成された特許請求の範囲第2項記載の物
    品分配装置。
  4. 【請求項4】上記複数のカセットのそれぞれが、個別の
    形状及びサイズを有する物品を分配するための円盤を有
    する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項のうち
    いずれか一に記載の物品分配装置。
  5. 【請求項5】物品収納ドラムが内部に回転自在に設けら
    れた物品分配用のカセットであって、 上記ドラムは、上面と底面を有する平坦な円盤を底部に
    備えると共に該円盤をその外周に沿って囲繞する側壁を
    備え、 上記カセットは、物品通過開口が形成された底面板を備
    え、該物品通過開口は個別の物品に適応し得るサイズと
    形状を有し、 上記円盤の底面には、該円盤の外周近くから内側へ向け
    て延びると共に互いに等間隔に配置され、かつ、上記ド
    ラム内の物品を上記底面板の物品通過開口から選択的に
    放出するように複数のスロットが形成され、 上記各スロットは第1及び第2のスロットセクションを
    有し、上記第1のスロットセクションは上記第2のスロ
    ットセクションよりも上記円盤の中心近くに形成され、 上記各スロットの上記第1のスロットセクションの各々
    は、半径が一定の第1の円弧によって画定されると共
    に、使用時に上記円盤が回転せしめられる方向へ向けて
    外側へ延びるよう形成せしめられ、更に当該第1のスロ
    ットセクションの各々は上記円盤回転時には上記底面板
    に形成された物品通過開口と次々に連通し、 上記各スロットの上記第2のスロットセクションの各々
    は、半径が一定の第2の円弧によって画定されると共
    に、上記第1のスロットセクションから上記円盤が回転
    せしめられる方向とは反対の方向へ向けて外側へ延びる
    よう形成せしめられ、且つ上記第1の円弧に対して反対
    の曲率を有することを特徴とするバラ状に分離した物品
    を分配するために用いるカセット。
  6. 【請求項6】上記第1の円弧の中心角が88.5゜である特
    許請求の範囲第5項記載のカセット。
  7. 【請求項7】上記第1の円弧の曲率中心が、上記第1の
    スロットセクションの最も内側の部分の中心線を横切る
    上記円盤の第2の半径から時計方向に26゜隔てた上記円
    盤の第1の半径上に存在する特許請求の範囲第5項記載
    のカセット。
  8. 【請求項8】上記第2の円弧の曲率中心が、上記第1の
    半径から反時計方向に約11゜隔てた上記円盤の第3の半
    径上に存在する特許請求の範囲第7項記載のカセット。
  9. 【請求項9】上記スロットが第3のスロットセクション
    を有し、上記第3のスロットセクションの中心軸は、上
    記第2及び第3のスロットセクションの接続点を通る上
    記円盤の半径に対して鋭角をなすと共に、上記第3のス
    ロットセクションは上記円盤の外周から上記円盤が回転
    せしめられる方向と反対方向に向けて内側へ伸長せしめ
    られた特許請求の範囲第5項記載のカセット。
  10. 【請求項10】上記鋭角が約24゜である特許請求の範囲
    第9項記載のカセット。
  11. 【請求項11】上記スロットが第3のスロットセクショ
    ンを有し、上記第3のスロットセクションの中心軸は上
    記第1の半径に対して約24゜の角度を有する特許請求の
    範囲第7項記載のカセット。
  12. 【請求項12】上記スロットが第3のスロットセクショ
    ンを有し、上記第3のスロットセクションの中心軸は、
    上記第2及び第3のスロットセクションの接続点を通る
    上記円盤の半径に対して鋭角をなすと共に、上記第3の
    スロットセクションは上記円盤の外周から上記円盤が回
    転せしめられる方向に向けて内側へ伸長せしめられた特
    許請求の範囲第5項記載のカセット。
  13. 【請求項13】上記第1及び第2のスロットセクション
    の中心線が、両者の接続点において互いに接する特許請
    求の範囲第7項記載のカセット。
  14. 【請求項14】上記第3のスロットセクションの中心線
    が、その内端において上記第2のスロットセクションの
    外端と接する特許請求の範囲第8項記載のカセット。
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