JP4464577B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品コラム内の最下位の商品から1個ずつ落下搬出する自動販売機の商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーペンタイン式自動販売機では、商品コラムの下部の商品通路に商品搬出装置を設置し、この商品搬出装置は次のようにして、商品を1個ずつ搬出している。
【0003】
即ち、商品搬出装置の下部には商品通路内で上下に回動するゲートレバーを設置し、商品搬出装置の上部にはこれまた商品通路に出没自在のロックレバーを設置している。販売待機時は、ゲートレバー上に商品を1個ずつ積み重ねた状態となっており、商品コラム内に収納された商品全体を保持している。販売時はロックレバーが商品通路に突出して最下位から2番目の商品を保持するとともに、ゲートレバーが最下位の商品の荷重により下方に向かって回転して、ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出する。この最下位の商品が落下搬出された後、ゲートレバーを上方に向けて回転させてゲートレバーを待機位置に戻す。その後、ロックレバーを商品通路から後退させて、最下位から2番目の商品をゲートレバー上に落下させ、待機状態に戻す。
【0004】
以上のような動作を繰り返すことにより、商品コラム内の商品が1個ずつ最下位の商品から搬出されるが、ゲートレバー上の最下位の商品を短時間で搬出するためには、最下位の商品の荷重がゲートレバーの回転力に最も強く作用する位置、即ち最下位の商品をゲートレバーの先端側に待機させることが望ましい。
【0005】
このような要請から従来の商品搬出装置のゲートレバーは、回転軸から先端に向かって斜め下方に傾斜するよう設置しており、ゲートレバー上に落下した商品をこの傾斜面を用いてゲートレバーの先端側に導くようにしている。一方、商品径の小さな商品(いわゆる細缶商品)が商品コラム内に収納されているときは、商品径が小さい分、最下位から2番目の商品がゲートレバーとロックレバーとの間に入り込みやすくなるので、ゲートレバーの下方向への傾斜をさほど大きくできない事情もあった。このため、従来のゲートレバーは先端に向かって僅かに下方向に傾斜した状態で設置していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、商品コラムに収納された商品が円柱状の缶商品のときは、ゲートレバーの傾斜が僅かであっても缶商品がゲートレバーの先端側に転動するため、商品搬出動作にさほど支障とはならない。しかしながら、商品コラムに角柱状のペットボトル商品が収納されているときは、ゲートレバーとの摩擦抵抗が大きいため、商品がゲートレバーの先端側に円滑に移動せず、商品の搬出時間が長くなるという問題点を有していた。
【0007】
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、ゲートレバー上に落下した最下位から2番目の商品が確実にゲートレバーの先端側に移動し、商品を迅速に搬出できる自動販売機の商品搬出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転して該ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが回転して商品通路に突出し最下位から2番目の商品を保持する一方、待機状態に戻るとき、ロックレバーが最下位から2番目の商品の保持状態を解除し、商品をゲートレバー上に落下する自動販売機の商品搬出装置において、ロックレバー側からゲートレバー上に落下した最下位から2番目の商品をゲートレバーの先端側に案内する案内部材を設け、案内部材は、ゲートレバーの回転軸寄りの上面から上方に向かって突出するよう該ゲートレバーに形成され、かつ、ゲートレバーの回転搬出動作に伴って突出端が商品通路に向かって移動し商品通路幅が狭くなるよう形成された商品案内凸部である。
【0009】
本発明によれば、ゲートレバー上に最下位から2番目の商品が落下する際、この商品が案内部材、即ち、商品案内凸部にあってゲートレバーの先端側に案内される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜図9は本発明の第1実施形態に係る自動販売機の商品搬出装置を示すもので、図1は自動販売機の概略断面図、図2は商品搬出装置の正面斜視図、図3は商品搬出装置の背面斜視図、図4は小型商品搬出時の正面斜視図、図5は大型商品搬出時の正面斜視図、図6は小型商品の販売待機時の側面概略図、図7は小型商品の販売時の側面概略図、図8は大型商品の販売待機時の側面概略図、図9は大型商品の販売時の側面概略図である。
【0013】
まず、自動販売機の概略を図1を参照して説明する。この自動販売機はサーペンタイン式自動販売機を示すもので、前後に複数の商品コラム1を並設しており、商品コラム1の下部側の商品通路Aにそれぞれ商品搬出装置2が設置されている。
【0014】
この商品搬出装置2の構造を図2〜図5を参照して説明する。この商品搬出装置2は、縦に延在された基板21を有し、この基板21の上部略中央には売り切れ検知スイッチ20を設置しており、このスイッチ20により商品コラム1内の商品の有無を検知している。ここで、商品コラム1に収納されている商品は、角柱状のペットボトル商品であり、横断面積が小さな小型の商品S1,S2と横断面積が大きな大型の商品S11,S21が収納されている。
【0015】
基板21の略中央には下端をシャフト221で軸支した板状のメインロックレバー22が横方向に延在している。このメインロックレバー22はシャフト221を軸に商品通路Aに出没自在に回動する。また、メインロックレバー22は左右に2つの貫通孔222を有し、後述するサブロックレバー23の爪234が嵌り込むようになっている。また、メインロックレバー22の裏面には図3に示すように後方に突出した支持板223が間隔をおいて複数有しており、この支持板223には後方に向かって開口した案内溝224を形成している。この案内溝224には回転付与シャフト225が架設されており、回転付与シャフト225が上下動するとき、回転付与シャフト225が案内溝224をなぞって支持板223を上下に回転させ、メインロックレバー22に対して上下の回転力が付与される。
【0016】
サブロックレバー23はフレーム231により方形状に形成したもので、メインロックレバー22の上方にシャフト232で軸支され、商品通路A内で上下に回動できるようになっている。シャフト232にはバネ233が巻回しており、バネ力によりフレーム231全体が上方に付勢されている。また、フレーム231のうち前側フレームには後方に向かって突出した爪234が2個形成されており、この爪234がメインロックレバー22の貫通孔222に嵌め込み可能となっている。また、サブロックレバー23の回動中心から先端までの長さ寸法は、図4及び図6に示すように、サブロックレバー23がメインロックレバー22の先端に当たる際に、サブロックレバー23の先端がメインロックレバー22の上端から前方に突出するように大きく設計している。
【0017】
このように構成されたメインロックレバー22及びサブロックレバー23により最下位から2番目の商品S2,S21を保持するロックレバー24を構成している。
【0018】
基板21の下部には最下位の商品S1,S11を保持するゲートレバー25が設置されている。このゲートレバー25は最下位の商品S1,S11を載せて支持する受け板250を有し、受け板250の一端がシャフト251により基板21に軸支されており、受け板250がシャフト251を回転軸として上下方向に回動自在となっている。この受け板250は、第1受け部250aと第2受け部250bとから構成されている。第1受け部250aはシャフト251寄りにあり、最下位の商品S1,S11を支持する状態、即ち商品搬出装置2の販売待機状態で、多少上方に傾いた状態となっている。また、この第1受け部250aの上面には軸方向に沿って延在した商品案内凸部250cを設けている。この商品案内凸部250cは上方に向かって断面三角形状に突出しており、商品案内凸部250cの上端の高さ位置が受け板250の最も高い位置よりも高くなっている。第2受け部250bは第1受け部250aの上端から受け板250の先端に向かって斜め下方に向かって傾斜している。また、シャフト251にはバネ252が巻回しており、バネ252の弾発力により受け板250を上方に向かって付勢している。また、受け板250の裏面には斜め後方に向かってストッパーアーム253が延びている。
【0019】
基板21の上部裏面には図3に示すようにソレノイド26が設置されている。このソレノイド26のプランジャ261は下方に向かって延在されており、プランジャ261の下端には上下に延在された作動板262が連結している。
【0020】
この作動板262はその下端に復帰用バネ263が連結しており、ソレノイド26が吸引するときは作動板262が上方に向かって引き上げられ、一方、ソレノイド26の吸引動作が終了したときは、復帰用バネ263の付勢力により作動板262が下方に移動する。また、この作動板262の上部側には前記回転付与シャフト225が連結しており、作動板262の上下動により、図6〜図9に示すように、メインロックレバー22が商品通路Aに出没するよう回動する。また、作動板262の下端にはストッパーシャフト264が固着されている。このストッパーシャフト264が下位にあるときは(ゲートレバー25の待機状態のときは)、図3に示すようにストッパーアーム253の下端がこれに当たり、ゲートレバー25の下方への回転を規制している。一方、ストッパーシャフト264が上方に移動するときは、この規制が解除され、ゲートレバー25の下方への回動を許容する。
【0021】
基板21の裏面には図3に示すように作動板262を間にして左右には回転付与シャフト225とストッパーシャフト264を上下に案内する案内部材27,28が形成されている。各案内部材27,28のうち、図3に向かって左側の案内部材27は基板21の側板となっており、一方、右側の案内部材28は上下に延びる棒体で構成している。各案内部材27,28の上部側には回転付与シャフト225を案内する上案内孔271,281を有し、下部側にはストッパーシャフト264を案内する下案内孔272,282を有している。
【0022】
次に、本実施形態に係る商品搬出装置2の動作を主に図6〜図9を参照して説明する。まず、自動販売機に図6及び図7に示すように小型の商品S1,S2が収容されているときの動作を説明する。販売待機時においては、図6に示すように、商品S1,S2の横断面積が小さい分、サブロックレバー23の基部と商品S1,S2との間隔が広くなり、これにより、サブロックレバー23はバネ233の付勢力により上方への回動角度が大きくなっている。一方、ゲートレバー25の受け板250の上には最下位の商品S1が載っており、受け板250には商品荷重により下方への回転力が付与されているが、ゲートレバー25のストッパーアーム253がストッパーシャフト264に当たっているため、受け板250が下方に回動することなく、最下位の商品S1を支持し販売待機させている。
【0023】
この状態で商品の販売信号が入力されたときは、ソレノイド26が励磁しプランジャ261を上方に引き上げる。これにより、回転付与シャフト225が案内溝224をなぞりながら支持板223を押し上げるため、メインロックレバー22が、図7に示すように、商品通路A内に突出する。一方、プランジャ261の引き上げ動作によりストッパーシャフト264が上方に向かって移動するため、図7に示すように、ストッパーシャフト264がストッパーアーム253から外れ、受け板250が商品荷重により下方に向かって回転する。これにより、最下位の商品S1が落下搬出される。
【0024】
この最下位の商品S1の落下搬出により、この商品S1の上に積まれていた最下位から2番目の商品S2が下方に向かって移動するとともに、商品S2がサブロックレバー23に当たって、サブロックレバー23を下方に向かって回動させる。このサブロックレバー23が下方に回転する際に、既にメインロックレバー22が商品通路Aに突出しているため、図4及び図7に示すように、サブロックレバー23の先端側がメインロックレバー22の上端側に当たり、この位置でサブロックレバー23の回転が規制される。これにより、サブロックレバー232に上から当たっている最下位から2番目の商品S2も落下が規制される。
【0025】
その後、最下位の商品S1を落下搬出したゲートレバー25は、バネ252の付勢力により待機位置に戻る。待機位置に戻るとき、ソレノイド26の励磁時間が終了して復帰用バネ263の付勢力により作動板262が再度下方に移動する。この作動板262の下方への移動によりストッパーシャフト264が下方に移動してストッパーアーム253の下端に当たり、ゲートレバー25の下方への回転を規制する。また、作動板262の下方への移動により回転付与シャフト225が案内溝224をなぞりながら再度下方に向かって移動する。これに伴い、メインロックレバー22が図6に示すように商品通路Aから離脱し元の位置に戻る。このメインロックレバー22が元の位置に戻ることにより、サブロックレバー23の支持状態が解除される。支持状態が解除されたサブロックレバー23は最下位から2番目の商品S2の荷重により下方に向かって回転するとともに、サブロックレバー23上の商品S2が受け板250上に落下する。この落下した商品S2が図6の2点鎖線で示すようにシャフト251寄りに向かって落下するときは、商品S2のコーナ側(図6に向かって左側)が商品案内凸部250cに当る。このとき、商品S2が受け板250の先端側に向かって大きく傾くため、第2受け部250bの傾斜面を滑って受け板250の先端側に移動する。また、この商品S2の受け部板250の先端側への移動によりサブロックレバー23から商品S2が離れるため、サブロックレバー23がバネ233の復帰力により上方に回転し、図6の実線で示す待機位置まで戻る。このような一連の搬出動作が行われ、最下位から2番目の商品S2が最下位の商品S1となって、再び販売待機状態となる。
【0026】
次に、主に図8及び図9を参照して、大型の商品S11,S21が収容されているときの動作を説明する。販売待機時においては、図8に示すように、大型の商品S11,S21の横断面積が大きい分、サブロックレバー23の基部と商品S11,S21との間隔が狭くなり、これにより、サブロックレバー23の回動角度が小さくなっている。一方、受け板250の上には最下位の商品S11が載っており、前述の小型の商品S1,S2と同様に最下位の商品S11を販売待機させている。
【0027】
この状態で商品の販売信号が入力されたときは、前述と同様にソレノイド26が励磁しプランジャ261を上方に引き上げ、メインロックレバー22が、図9に示すように、商品通路Aに向かって突出する。一方、プランジャ261の引き上げ動作により、図9に示すように、ストッパーシャフト264がストッパーアーム253から外れ、ゲートレバー25が商品荷重により下方に向かって回転する。これにより、最下位の商品S11が落下搬出される。
【0028】
この最下位の商品S11の落下搬出により、この商品S11の上に積まれていた最下位から2番目の商品S21が下方に向かって移動する。このとき、メインロックレバー22が既に商品通路Aに突出しているため、図5及び図9に示すように、商品S21がメインロックレバー22の上端に当たって、落下が規制される。なお、サブロックレバー23は、図5に示すように、爪222がメインロックレバー22の貫通孔234に嵌り込み、メインロックレバー22の前面側で保持されている。
【0029】
その後、前述の小型の商品S1と同様にゲートレバー25がバネ252の付勢力により待機位置に戻る一方、ソレノイド26の励磁時間が終了して作動板262、ストッパーシャフト264及び回転付与シャフト225が元の待機位置に戻る。また、メインロックレバー22及びサブロックレバー23が元の待機位置に戻って、最下位から2番目の商品S21がゲートレバー25の受け板250上に落下する。このとき、落下した商品S21が図8の2点鎖線で示すようにシャフト251寄りに向かって落下するときは、前述の小型の商品S2と同様に、商品S21のコーナ側が商品案内凸部250cに当る。このとき、商品S2が受け板250の先端側に向かって大きく傾くため、第2受け部250bの傾斜面を滑って受け板250の先端側に移動する。また、この商品S21の受け部板250の先端側への移動し、サブロックレバー23が待機位置に向かって上方に回転する。これにより、最下位から2番目の商品S21が最下位の商品S11となって、再び販売待機状態となる。
【0030】
以上のように本実施形態に係る商品搬出装置によれば、収納商品が小型の商品S1,S2のときは、商品搬出の際、最下位から2番目の商品S2がサブロックレバー23により支持され、一方、収納商品が大型の商品S11,S21のときは、最下位から2番目の商品S21がメインロックレバー22により支持されるため、小型のペットボトル商品S1,S2及び大型のペットボトル商品S11,S21の何れも確実に保持され、1個ずつ搬出される。
【0031】
また、ロックレバー24側から最下位から2番目の商品S2,S21がゲートレバー25上に落下する際、商品S2,S21がゲートレバー25のシャフト251寄りに落下したときは、この商品S2,S21が商品案内凸部250cに当たってゲートレバー25の先端側に案内される。これにより、最下位の商品S1,S11をゲートレバー25の先端側に常に待機させることができるため、ゲートレバー25が下方に向かって回転する際、ゲートレバー25の回転速度が速くなり、最下位の商品S1,S11を短時間で搬出できる。
【0032】
更に、商品S2,S21を適切な位置に移動することにより、サブロックバネ23も商品横断面積に対応する適切な位置に戻り、次回の商品販売に支障をきたすことがない。
【0033】
図10〜図14は本発明の第2実施形態に係る自動販売機の商品搬出装置を示すもので、図10は商品搬出装置の正面斜視図、図11は小型商品の販売待機時の側面概略図、図12は小型商品の販売時の側面概略図、図13は大型商品の販売待機時の側面概略図、図14は大型商品の販売時の側面概略図である。なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって記載するとともに、同一構成部分の説明は省略する。
【0034】
前記第1実施形態に係る商品搬出装置は、最下位から2番目の商品S2,S21をゲートレバー25の先端側に案内する案内部材として商品案内凸部250cを設けているが、この第2実施形態に係る商品搬出装置は第1実施形態の商品案内凸部250cに代えて商品案内レバー29を設けている。
【0035】
この商品案内レバー29は、図10に示すように、ゲートレバー25のシャフト251に沿って延在された案内レバー本体291と、案内レバー本体291の両端から後方に延在された回動アーム292とからなり、回動アーム292がロックレバー22のシャフト221に回動自在に保持されている。これにより、案内レバー本体291はその自重によりゲートレバー25のシャフト251寄りの上面に向かって回転付与されている。また、案内レバー本体291は断面逆L字状に形成され、図11及び図13に示す待機状態では、案内レバー本体291がゲートレバー25の上面に載り、ゲートレバー25のシャフト251側に上方に突出した段部を形成している。また、図12及び図14に示す商品販売時には、案内レバー本体291が自重により、ゲートレバー25の回転に追従して下方に向かって回転する。
【0036】
本実施形態によれば、図11及び図13に示すように、小型或いは大型の商品S2,S21がゲートレバー25のシャフト251寄りに落下する際に、図11及び図13の2点鎖線に示すように、商品S2,S21が各案内レバー本体291の段部に当たり、前記第1実施形態と同様に、該商品S2,S21がゲートレバー25の先端側に向かって案内される。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ロックレバー側から最下位から2番目の商品がゲートレバー上に落下する際、商品がゲートレバーの回転軸寄りに落下したときは、この商品が案内部材に当たってゲートレバーの先端側に案内されるため、最下位の商品がゲートレバーの先端側に常に待機し、商品を迅速に搬出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の概略断面図
【図2】第1実施形態に係る商品搬出装置の正面斜視図
【図3】第1実施形態に係る商品搬出装置の背面斜視図
【図4】第1実施形態に係る小型商品搬出時の正面斜視図
【図5】第1実施形態に係る大型商品搬出時の正面斜視図
【図6】第1実施形態に係る小型商品販売待機時の側面概略図
【図7】第1実施形態に係る小型商品販売時の側面概略図
【図8】第1実施形態に係る大型商品販売待機時の側面概略図
【図9】第1実施形態に係る大型商品販売時の側面概略図
【図10】第2実施形態に係る商品搬出装置の正面斜視図
【図11】第2実施形態に係る小型商品の販売待機時の側面概略図
【図12】第2実施形態に係る小型商品の販売時の側面概略図
【図13】第2実施形態に係る大型商品の販売待機時の側面概略図
【図14】第2実施形態に係る大型商品の販売時の側面概略図
【符号の説明】
1…商品コラム、2…商品搬出装置、24…ロックレバー、25…ゲートレバー、29…商品案内レバー、250…受け板、250c…商品案内凸部、S1,S2…小型商品、S11,S12…大型商品、A…商品通路。
Claims (1)
- 商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転して該ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが回転して商品通路に突出し最下位から2番目の商品を保持する一方、待機状態に戻るとき、ロックレバーが最下位から2番目の商品の保持状態を解除し、該商品を該ゲートレバー上に落下する自動販売機の商品搬出装置において、
前記ロックレバー側から前記ゲートレバー上に落下した最下位から2番目の商品を該ゲートレバーの先端側に案内する案内部材を設け、
前記案内部材は、前記ゲートレバーの回転軸寄りの上面から上方に向かって突出するよう該ゲートレバーに形成され、かつ、該ゲートレバーの回転搬出動作に伴って突出端が前記商品通路に向かって移動し商品通路幅が狭くなるよう形成された商品案内凸部である
ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
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