JP4280429B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品コラム内の最下位の商品から1個ずつ落下搬出する自動販売機の商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーペンタイン式自動販売機では、商品コラムの下部の商品通路に商品搬出装置を設置し、この商品搬出装置により商品を1個ずつ搬出するようになっている。この搬出構造を説明すれば、商品搬出装置の下部には商品通路に出没自在のゲートレバーを設置するとともに、上部にはこれまた商品通路に出没自在のロックレバーを設置しており、ゲートレバー上の最下位の商品を搬出する際、予めロックレバーを商品通路に突出させて最下位から2番目の商品を保持し、しかる後ゲートレバーを開けて最下位の商品を1個搬出する構造となっている。
【0003】
ところで、ゲートレバーが最下位の商品を搬出する際は、商品通路に沿って商品を円滑に落下搬出するため、ゲートレバー上の商品をゲートレバーの先端側に移動させておく必要がある。このため、従来のゲートレバーは先端に向かって全体に斜め下方に傾斜するよう設置しており、この傾斜面に落下した商品を先端側に導くようにしている。一方、商品径の小さな商品(いわゆる細缶商品)が商品コラム内に収納されているときは、商品径が小さい分、最下位から2番目の商品がゲートレバーとロックレバーとの間に入り込みやすくなるので、ゲートレバーの下方向への傾斜をさほど大きくできない事情もあった。このため、従来のゲートレバーは先端に向かって僅かに下方向に傾斜した状態で設置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如くゲートレバーが僅かに下方に傾斜しているだけでは、
ゲートレバー上に商品が落下した際、後続する商品荷重等により落下商品がゲートレバーの回転軸側に移動することが多々あり、商品を円滑に搬出することができなかった。
【0005】
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、ゲートレバー上に落下した最下位から2番目の商品が確実にゲートレバーの先端側に移動し、商品を円滑に搬出することができる自動販売機の商品搬出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明は、商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転して該ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが商品通路に突出して最下位から2番目の商品を保持し、最下位の商品から1個ずつ商品を搬出する自動販売機の商品搬出装置において、ゲートレバーは最下位の商品を支持する受け板を有し、受け板はその回転軸から斜め上方に向かって傾斜した第1受け部と、第1受け部の上端から受け板の先端に向かって斜め下方に傾斜した状態で最下位の商品を支持する第2受け部とからなる。
【0007】
請求項1の発明によれば、受け板の回転軸寄りの第1受け部を斜め上方に傾斜させているので、その分、下方向に傾斜した第2受け部の先端が下位になることがない。また、第2受け部の傾斜角度を大きくすることができ、受け板の第2受け部に落下した商品を確実に受け板の先端側に転動させることができる。また、第1受け部は受け板の回転軸寄りにあるため、受け板に落下した商品の中心は第2受け部寄りに位置する。
【0008】
請求項2の発明は、商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転してゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが商品通路に突出して最下位から2番目の商品を保持し、最下位の商品から1個ずつ商品を搬出する自動販売機の商品搬出装置において、ゲートレバーは最下位の商品を支持する受け板を有し、受け板はその回転軸から斜め上方に向かって傾斜した第1受け部と、第1受け部の上端から受け板の先端に向かって斜め下方に傾斜した第2受け部とからなり、第2受け部は第1受け部寄りにある第1傾斜板と、受け板の先端寄りにある第2傾斜板とからなり、第1傾斜板の傾斜角度を第2傾斜板の傾斜角度より大きくした構造となっている。
【0009】
請求項2の発明によれば、受け板の中央寄りに商品が落下したとしても、傾斜の大きな第1傾斜板を通じて確実に第2傾斜板に移動できる。この第2傾斜板に移動した商品は第2傾斜板の先端側に転動し、商品通路の壁に当たっ状態で第2傾斜板上に支持される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1乃至図11は本発明に係る自動販売機の商品搬出装置を示すもので、図1は自動販売機の概略断面図、図2は商品搬出装置の正面斜視図、図3は商品搬出装置の背面斜視図、図4は小径商品搬出時の正面斜視図、図5は大径商品搬出時の正面斜視図、図6はゲートレバーの傾斜角度を示す側面図、図7は小径商品の販売待機時の側面概略図、図8は小径商品の販売時の側面概略図、図9はゲートレバー上を移動する小径商品を示す側面概略図、図10は大径商品の販売待機時の側面概略図、図11は大径商品の販売時の側面概略図である。
【0011】
まず、自動販売機の概略を図1を参照して説明する。この自動販売機はサーペンタイン式自動販売機を示すもので、前後に複数の商品コラム1を並設しており、商品コラム1の下部側の商品通路Aにそれぞれ商品搬出装置2が設置されている。
【0012】
この商品搬出装置2の構造を図2乃至図6を参照して説明する。この商品搬出装置2は、縦に延在された基板21を有し、この基板21の上部略中央には売り切れ検知スイッチ20を設置しており、このスイッチ20により商品コラム1内の商品の有無を検知している。
【0013】
基板21の略中央には下端をシャフト221で軸支した板状のメインロックレバー22が横方向に延在している。このシャフト221を軸に商品通路Aに出没自在に回動する。また、メインロックレバー22は左右に2つの貫通孔222を有し、後述するサブロックレバー23の爪234が嵌り込むようになっている。また、メインロックレバー22の裏面には図3に示すように後方に突出した支持板223が間隔をおいて複数有しており、この支持板223には後方に向かって開口した案内溝224を形成している。この案内溝224には回転付与シャフト225が架設されており、回転付与シャフト225が上下動するとき、回転付与シャフト225が案内溝224をなぞって支持板223を上下に回転させ、メインロックレバー22に対して上下の回転力が付与される。
【0014】
サブロックレバー23はフレーム231により方形状に形成したもので、メインロックレバー22の上方にシャフト232で軸支され、商品通路A内で上下に回動できるようになっている。シャフト232にはバネ233が巻回しており、バネ力によりフレーム231全体が上方に付勢されている。また、フレーム231のうち前側フレームには後方に向かって突出した爪234が2個形成されており、この爪234がメインロックレバー22の貫通孔222に嵌め込み可能となっている。また、サブロックレバー23の回動中心から先端までの長さ寸法は、図4及び図7に示すように、サブロックレバー23がメインロックレバー22の先端に当たる際に、サブロックレバー23の先端がメインロックレバー22の上端から前方に突出するように大きく設計している。
【0015】
このように構成されたメインロックレバー22及びサブロックレバー23により最下位から2番目の商品S2,S21を保持するロックレバー24を構成している。
【0016】
基板21の下部には最下位の商品S1,S11を保持するゲートレバー25が設置されている。このゲートレバー25は最下位の商品S1,S11を載せて支持する受け板250を有し、受け板250の一端がシャフト251により基板21に軸支されており、受け板250がシャフト251を回転軸として上下方向に回動自在となっている。この受け板250は、図6に示すように、第1受け部250aと第2受け部250bとから構成されている。第1受け部205aはシャフト251寄りにあり、最下位の商品S1,S11を支持する状態、即ち商品搬出装置2の販売待機状態で、第1受け部250aが斜め上方に向かってθ1だけ傾斜している。第2受け部250bは第1受け部250aの上端から受け板250の先端に向かって斜め下方に向かって傾斜している。また、第1の受け部250bは第1受け部250a寄りに位置する第1傾斜板250cと、受け板250の先端寄りにある第2傾斜板250dとから構成されており、第1傾斜板250cの傾斜角度θ2を第2傾斜板250dの傾斜角度θ3より大きくした構造となっている。また、シャフト251にはバネ252が巻回しており、バネ252の弾発力によりゲートレバー25を上方に向かって付勢している。また、ゲートレバー25の裏面には斜め後方に向かってストッパーアーム253が延びている。
【0017】
基板21の上部裏面には図3に示すようにソレノイド26が設置されている。このソレノイド26のプランジャ261は下方に向かって延在されており、プランジャ261の下端には上下に延在された作動板262が連結している。
【0018】
この作動板262はその下端に復帰用バネ263が連結しており、ソレノイド26が吸引するときは作動板262が上方に向かって引き上げられ、一方、ソレノイド26の吸引動作が終了したときは、復帰用バネ263の付勢力により作動板262が下方に移動する。また、この作動板262の上部側には前記回転付与シャフト225が連結しており、作動板262の上下動により、図7〜図11に示すように、メインロックレバー22が商品通路Aに出没するよう回動する。また、作動板262の下端にはストッパーシャフト264が固着されている。このストッパーシャフト264が下位にあるときは(ゲートレバー25の待機状態のときは)、図3に示すようにストッパーアーム253の下端がこれに当たり、ゲートレバー25の下方への回転を規制している。一方、ストッパーシャフト264が上方に移動するときは、この規制が解除され、ゲートレバー25の下方への回動を許容する。
【0019】
基板21の裏面には図3に示すように作動板262を間にして左右には回転付与シャフト225とストッパーシャフト264を上下に案内する案内部材27,28が形成されている。各案内部材27,28のうち、図3に向かって左側の案内部材27は基板21の側板となっており、一方、右側の案内部材28は上下に延びる棒体で構成している。各案内部材27,28の上部側には回転付与シャフト225を案内する上案内孔271,281を有し、下部側にはストッパーシャフト264を案内する下案内孔272,282を有している。
【0020】
次に、本実施形態に係る商品搬出装置2の動作を主に図7〜図11を参照して説明する。まず、自動販売機に図7〜図9に示すように商品径の小さな商品S1,S2が収容されているときの動作を説明する。販売待機時においては、図7に示すように、商品S1,S2の商品径が小さい分、サブロックレバー23の基部と商品S1,S2との間隔が広くなり、これにより、サブロックレバー23はバネ233の付勢力により上方への回動角度が大きくなっている。一方、ゲートレバー25の受け板250の上には最下位の商品S1が載っており、受け板250には商品荷重により下方への回転力が付与されているが、ゲートレバー25のストッパーアーム253がストッパーシャフト264に当たっているため、受け板250が下方に回動することなく、最下位の商品S1を支持し販売待機させている。
【0021】
この状態で商品の販売信号が入力されたときは、ソレノイド26が励磁しプランジャ261を上方に引き上げる。これにより、回転付与シャフト225が案内溝224をなぞりながら支持板223を押し上げるため、メインロックレバー22が、図8に示すように、商品通路A内に突出する。一方、プランジャ261の引き上げ動作によりストッパーシャフト264が上方に向かって移動するため、図8に示すように、ストッパーシャフト264がストッパーアーム253から外れ、受け板250が商品荷重により下方に向かって回転する。これにより、最下位の商品S1が落下搬出される。
【0022】
この最下位の商品S1の落下搬出により、この商品S1の上に積まれていた最下位から2番目の商品S2が下方に向かって移動するとともに、商品S2がサブロックレバー23に当たって、サブロックレバー23を下方に向かって回動させる。このサブロックレバー23が下方に回転する際に、既にメインロックレバー22が商品通路Aに突出しているため、図4及び図8に示すように、サブロックレバー23の先端側がメインロックレバー22の上端側に当たり、この位置でサブロックレバー23の回転が規制される。これにより、サブロックレバー232に上から当たっている最下位から2番目の商品S2も落下が規制される。
【0023】
その後、最下位の商品S1を落下搬出したゲートレバー25は、バネ252の付勢力により待機位置に戻る。待機位置に戻るとき、ソレノイド26の励磁時間が終了して復帰用バネ263の付勢力により作動板262が再度下方に移動する。この作動板262の下方への移動によりストッパーシャフト264が下方に移動してストッパーアーム253の下端に当たり、ゲートレバー25の下方への回転を規制する。また、作動板262の下方への移動により回転付与シャフト225が案内溝224をなぞりながら再度下方に向かって移動する。これに伴い、メインロックレバー22が図9に示すように商品通路Aから離脱し元の位置に戻る。このメインロックレバー22が元の位置に戻ることにより、サブロックレバー23の支持状態が解除される。支持状態が解除されたサブロックレバー23は図9の1点鎖線に示すように最下位から2番目の商品S2の荷重により下方に向かって回転するとともに、サブロックレバー23上の商品S2が同じく1点鎖線に示すように受け板250の第1傾斜板250c上に落下する。そして、落下商品S2は第1傾斜板250cの傾斜面に沿って第2傾斜板250d側に転動し、図9の2点鎖線に示すように、第2傾斜板250dの先端側に移動して商品通路Aの壁に当たった状態で第2傾斜板250d上に支持される。また、この商品S2の第2傾斜板250dへの転動によりサブロックレバー23から商品S2が離れるため、サブロックレバー23がバネ233の復帰力により上方に回転し、図9の実線で示す待機位置まで戻る。このような一連の搬出動作が行われ、最下位から2番目の商品S2が最下位の商品S1となって、再び販売待機状態となる。
【0024】
次に、主に図10及び図11を参照して、商品径の大きな商品S11,S21が収容されているときの動作を説明する。販売待機時においては、図10に示すように、商品S11,S21の商品径が大きい分、サブロックレバー23の基部と商品S11,S21との間隔が狭くなり、これにより、サブロックレバー23の回動角度が小さくなっている。一方、受け板250の上には最下位の商品S11が載っており、前述の商品径の小さな商品S1,S2と同様に最下位の商品S11を販売待機させている。
【0025】
この状態で商品の販売信号が入力されたときは、前述と同様にソレノイド26が励磁しプランジャ261を上方に引き上げ、メインロックレバー22が、図11に示すように、商品通路Aに向かって突出する。一方、プランジャ261の引き上げ動作により、図11に示すように、ストッパーシャフト264がストッパーアーム253から外れ、ゲートレバー25が商品荷重により下方に向かって回転する。これにより、最下位の商品S11が落下搬出される。
【0026】
この最下位の商品S11の落下搬出により、この商品S11の上に積まれていた最下位から2番目の商品S21が下方に向かって移動する。このとき、メインロックレバー22が既に商品通路Aに突出しているため、図5及び図11に示すように、商品S21がメインロックレバー22の上端に当たって、落下が規制される。なお、サブロックレバー23は、図5に示すように、爪222がメインロックレバー22の貫通孔234に嵌り込み、メインロックレバー22の前面側で保持されている。
【0027】
その後、前述の最下位の商品S1と同様にゲートレバー25がバネ252の付勢力により待機位置に戻る一方、ソレノイド26の励磁時間が終了して作動板262、ストッパーシャフト264及び回転付与シャフト225が元の待機位置に戻る。また、メインロックレバー22及びサブロックレバー23が元の待機位置に戻って、最下位から2番目の商品S2がゲートレバー25の受け板250上に支持される。
【0028】
以上のように本実施形態に係る商品搬出装置によれば、収納商品が商品径の小さな商品S1,S2のときは、商品搬出の際、最下位から2番目の商品S2がサブロックレバー23により支持され、一方、収納商品が商品径の大きな商品S11,S21のときは、最下位から2番目の商品S21がメインロックレバー22により支持されるため、細缶又は太缶の何れの商品も確実に保持できる。また、このサブロックレバー23の先端までの寸法を大きくすることにより、各種商品径の商品に対応することができる。
【0029】
また、ゲートレバー25の受け板250がシャフト251寄りの第1受け部250aと第2受け部502bとから構成し、第1受け部250aが斜め上方に向かって傾斜しているため(傾斜角度θ1)、その分、販売待機時において下方向に傾斜した第2受け部250bの先端が極端に下位になることがない。また、第2受け部250bの傾斜角度(θ2)を大きくできるため、第2受け部250bの第1傾斜板250cに落下した商品S2,S21を確実に受け板250の先端側に転動させることができ、この結果、商品S2,S21を適切な位置に待機させることができる。
【0030】
更にまた、商品S2,S21を適切な位置に転動することにより、サブロックバネ23も商品径に対応する適切な位置に戻り、次回の商品販売に支障をきたすことがない。
【0031】
更にまた、第1受け部250aは受け板250のシャフト251寄りにあるため、受け板250に落下した商品S2の中心Mは、図9に示すように、第2受け部250b寄りに位置している。従って、商品S2が第1受け部250a上に片寄って支持されることがない。
【0032】
更にまた、図9に示すように、第2受け部250bの第1傾斜板250cの傾斜角度(θ2)を第2傾斜板250dの傾斜角度(θ3)より大きくしたので、第2傾斜板250c上に落下した商品が確実に第2傾斜板250d側に転動する。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、第2受け部の傾斜角度を大きくすることができ、受け板の第2受け部に落下した商品を確実に受け板の先端側に転動させることができ、商品を円滑に搬出できる。
【0034】
請求項2の発明によれば、受け板上に落下した商品を第1傾斜板を通じて確実に第2傾斜板に搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の概略断面図
【図2】商品搬出装置の正面斜視図
【図3】商品搬出装置の背面斜視図
【図4】小径商品搬出時の正面斜視図
【図5】大径商品搬出時の正面斜視図
【図6】ゲートレバーの傾斜角度を示す側面図
【図7】小径商品の販売待機時の側面概略図
【図8】小径商品の販売時の側面概略図
【図9】ゲートレバー上を移動する小径商品を示す側面概略図
【図10】大径商品の販売待機時の側面概略図
【図11】大径商品の販売時の側面概略図
【符号の説明】
1…商品コラム、2…商品搬出装置、24…ロックレバー、25…ゲートレバー、250…受け板、250a…第1受け部、250b…第2受け部、250c…第1傾斜板、250d…第2傾斜板、S1,S2…小径商品、A…商品通路、S11,S12…大径商品。
Claims (2)
- 商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転して該ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが商品通路に突出して最下位から2番目の商品を保持し、最下位の商品から1個ずつ商品を搬出する自動販売機の商品搬出装置において、
前記ゲートレバーは最下位の商品を支持する受け板を有し、該受け板はその回転軸から斜め上方に向かって傾斜した第1受け部と、該第1受け部の上端から該受け板の先端に向かって斜め下方に傾斜した状態で最下位の商品を支持する第2受け部とからなる
ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。 - 商品コラム内に収納された商品のうち最下位の商品を搬出するとき、ゲートレバーが下方に向かって回転して該ゲートレバー上の最下位の商品を落下搬出するとともに、ロックレバーが商品通路に突出して最下位から2番目の商品を保持し、最下位の商品から1個ずつ商品を搬出する自動販売機の商品搬出装置において、
前記ゲートレバーは最下位の商品を支持する受け板を有し、該受け板はその回転軸から斜め上方に向かって傾斜した第1受け部と、該第1受け部の上端から該受け板の先端に向かって斜め下方に傾斜した第2受け部とからなり、
前記第2受け部は前記第1受け部寄りにある第1傾斜板と、前記受け板の先端寄りにある第2傾斜板とからなり、該第1傾斜板の傾斜角度を該第2傾斜板の傾斜角度より大きくした
ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
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