JP3430219B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3430219B2
JP3430219B2 JP30477796A JP30477796A JP3430219B2 JP 3430219 B2 JP3430219 B2 JP 3430219B2 JP 30477796 A JP30477796 A JP 30477796A JP 30477796 A JP30477796 A JP 30477796A JP 3430219 B2 JP3430219 B2 JP 3430219B2
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裕巳 藤井
茂樹 小野
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東芝機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関
し、特にコーヒーや清涼飲料水等を入れた缶や瓶等の筒
状の商品を積層して収納するコラムを有する自動販売機
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような自動販売機においては、直
径の大きな缶や瓶(以下、太缶という)と直径の小さい
缶や瓶(以下、細缶という)との双方を販売する必要が
ある。このような自動販売機においては、作業者が商品
を充填する際に、細缶を収納するコラムに誤って太缶を
投入することがある。これを防止するために従来より、
コラム上端に続く商品投入路において商品投入幅の切替
機構を設けている。この切替機構は、太缶を収納するコ
ラムには、商品通過阻止部材を商品投入路の比較的上部
に位置させて商品投入幅を大きく設定して、太缶の通過
を許容する。一方、細缶を収納するコラムにおいては、
商品通過阻止部材を商品投入路の比較的下部に位置させ
て太缶の通過を阻止し、細缶の通過のみを許す構造とな
っている。
【0003】さらに、コラム下端にある商品搬出装置に
おいても、当該コラムに太缶と細缶とのいずれが収納さ
れるかに応じて商品搬出幅の大きさを設定する必要があ
り、そのために商品搬出幅の切替機構を設けている。
【0004】そして、あるコラムについて、その商品投
入幅が太缶と細缶とのいずれに設定されたかに応じて、
コラム下端における商品搬出幅もこれと同じに設定する
必要がある。すなわち、前記2つの切替機構は連動する
必要がある。このためコラムの両側において一対の連結
手段を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の装置にお
いては、商品投入幅の切替機構と商品搬出幅の切替機構
とを細缶用と太缶用との間で切替える場合には、作業者
がコラム両側にある一対の連結手段を手で把持してこれ
を上下動させることにより、上方にある商品投入幅の切
替機構と下方にある商品搬出幅の切替機構とを連動させ
て動かしていた。
【0006】しかし、この連結手段の両側を均等に上下
動させることは難しく、両者がこじれたことにより移動
が不可能になり切替えができなくなる場合もあった。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、この
太缶用と細缶用との切替えを容易にかつ商品投入幅と商
品搬出幅を連動して行える自動販売機を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
販売機は、缶や瓶等の筒状の商品を積層して収納するコ
ラムを有し、前記コラムの上端に続く商品投入路におけ
る商品投入幅と前記コラム下端における商品排出幅とを
太缶と細缶との径に応じて同時に切替え可能となした自
動販売機において、前記商品投入路の底板をなし、投入
方向に沿って前後方向に移動自在に配された投入レール
と、投入レール後方に位置する前記コラムの上端部の上
方に水平な支点に軸支された回動部材と、前記投入レー
ルの側部の略中央部と前記回動部材とを連結する可動部
材と、前記コラムの側方に上下方向に配され、その上端
部が前記回動部材に連結された連結部材と、この連結部
材の下端部に支持され、前記コラムの下部に前後斜め方
向に移動可能に配された搬出幅切替えプレートとよりな
り、前記投入レールを前後方向に移動させることによ
り、可動部材を介して回動部材を回動させ、回動部材の
回動によって連結部材を上下動させ、これにより前記搬
出幅切替えプレートを前後斜め方向に移動させて商品搬
出幅を切替えるものである。
【0009】請求項2の自動販売機は、請求項1のもの
において、投入レールを後方に移動させた場合に、投入
レールの後部がコラムの上端部の商品通過口に突出する
ものである。
【0010】請求項3の自動販売機は、請求項1のもの
において、搬出幅切替えプレートは、商品搬出装置と相
対向する位置に配され、搬出幅切替えプレートを斜め前
方に引上げた場合に、前記商品搬出装置との距離である
商品搬出幅が大きくなり、搬出幅切替えプレートを斜め
後方に引下げた場合は、前記商品搬出装置との距離で
ある商品搬出幅小さくするものである。
【0011】請求項1の自動販売機においては、商品投
入レールを前後方向に移動させることにより、可動部材
を移動させ、この可動部材の移動によって回動部材を水
平な支点を中心に回動させ、回動部材の回動により連結
部材を上下動させるものである。そして、この上下動に
より搬出幅切替プレートを前後斜め方向に移動させるこ
とで商品搬出幅を切替えることができる。
【0012】請求項2の自動販売機においては、投入レ
ールを後方に移動させた場合には、搬出幅切替えプレー
トを斜め後方下部に引下げて、細缶のみの搬出を可能と
するとともに、投入レールの後部をコラム上端部に位置
する商品通過口に突出させることで、この商品通過口を
狭くするものであり、そのため、細缶のみが通過可能と
なり太缶の投入を阻止することができる。
【0013】請求項3の搬出幅切替プレートにおいて
は、投入レールの前後移動に伴う連結部材の上下移動
よって搬出幅切替プレートを斜め前方に引き上げた場合
には、商品搬出装置とこの商品搬出幅切替プレートの距
離が大きくなり、すなわち、商品搬出幅が大きくなって
太缶の販売が可能となる。一方、連結部材によって搬出
幅切替プレートを斜め後方に引き下げた場合には商品搬
出幅が小さくなって太缶の販売ができなくなり細缶のみ
の搬出が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施例 以下、本発明の第1の実施例を図1〜図3に基づいて説
明する。
【0015】図1(a)は本実施例の自動販売機の前後
方向の縦断面図を示したものであり、特にコラムの構造
のみを示したものである。また、図1(b)は,図1
(a)におけるA−A線断面図である。
【0016】この図からも明らかなように、この自動販
売機は、前後方向に5列のコラム2,4,6,8,10
が設けられている。コラム2,4,6,8,10は、サ
ーペンタイン式のコラムであって、両側壁1,1に支持
されて、筒状の缶Cを積層して収納している。そして、
本実施例は、これらコラムのうち最後列に位置するコラ
ム10の構造について説明する。
【0017】符号12は、コラム10の上端の通過口1
4に続いて設けられた商品投入路である。この商品投入
路12の前端部、すなわち、投入口16は自動販売機の
本体前面に開口している。
【0018】符号18は、商品投入路12の底板をなす
投入レールである。この投入レール18は、缶Cが転動
してコラム10の通過口14に至るように後方ほど下方
に傾斜して配されている。
【0019】符号20は、コラム10の下部の後部側に
配された商品搬出装置である。この商品搬出装置20
は、コラム10に向かって缶Cの支持片22が突出し、
この支持片22を販売指令信号によって動作させること
により、コラム10に収納された缶Cを1個ずつ販売す
る。
【0020】符号24は、商品搬出装置20と相対向す
る位置に配された搬出幅切替プレートである。この搬出
幅切替プレート24は、図3に示すように、金属板を折
曲して商品搬出装置20と相対向する位置にあるプレー
ト本体26と、このプレート本体26の両側部より延設
されたプレート側面28,28と、プレート本体26の
上端部より延設されたプレート天井面29とよりなり、
プレート本体26の下端部は折曲されている。
【0021】符号30,32は、一対の左右プレート側
面28の上下にそれぞれ水平に架設された上シャフトと
下シャフトである。この上シャフト30と下シャフト3
2は両側壁1,1に設けられた長孔34,36をそれぞ
れ貫通している。そして、この上シャフト30及び下シ
ャフト32によって搬出幅切替プレート24が支持され
ている。
【0022】ここで長孔34の形状を説明すると、図2
に示すように前後方向に斜めに切欠かれた孔の前端部が
上方にさらに連続して切欠かれ、この斜めに設けられた
孔の後端部がさらに下方に連続して設けられているもの
である。すなわち、この長孔34は、その前部に位置す
る上下方向の第1孔部34aと斜めに切欠かれている第
2孔部34bとその後部に上下方向に切欠かれている第
3孔部34cとより構成されている。また、長孔36も
長孔34と同様の構成を有している。
【0023】そして、上シャフト30及び下シャフト3
2が長孔34,36の第1孔部34a,36aの位置に
あるときは商品搬出装置20と搬出幅切替プレート24
との距離(以下、商品搬出幅という)が広くなり、太缶
Cの販売が可能となる。一方、長孔34,36の第3孔
部34c,36cの位置に上シャフト30と下シャフト
32が位置する場合には商品搬出幅が狭くなり細缶Cの
みの販売が可能となる。
【0024】符号38は、商品投入路12の天井部に投
入方向に沿って配された操作プレートである。この操作
プレート38は、投入レール18と相対向する位置に設
けられたプレート本体40と、このプレート本体40の
両側部より上方に延設されたプレート側面42とよりな
る。プレート側面42のほぼ中央部にはその長手方向に
沿って長孔44が開口している。また、プレート側面4
2の後端部にも長孔46が開口している。プレート本体
40の前端部はやや上方に折曲されて、保持部40aを
構成している。この操作プレート38と投入レール18
とは、太缶投入時においては平行になる。
【0025】符号48は、両側壁1,1に架設されると
ともに、左右一対のプレート側面42,42の長孔4
4,44を貫通する軸シャフトである。この軸シャフト
48によって操作プレート38は回動自在に配され、か
つ、長孔44の寸法分だけ前後方向に移動可能となって
いる。また、軸シャフト48は、太缶Cの通過可能な高
さに配されている符号50は、操作プレート38の前端
部近傍において、両側壁1,1に架設された保持シャフ
トである。この保持シャフト50には、操作プレート3
8の保持部40aが保持可能となっている。
【0026】符号52は、操作プレート38の後端部に
おいて、両側壁1,1に設けられた上下方向の長孔53
に架設された移動シャフトであって、操作プレート38
の一対の長孔46,46を貫通している。なお、移動シ
ャフト52は長孔53に沿って移動可能となっている。
【0027】符号54,54は、両側部1,1の外側に
配された一対の連結板である。この連結板54,54の
上端部は操作プレート38を貫通している移動シャフト
52の両端に連結され、その下端部は搬出幅切替プレー
ト24の上シャフト30の両端に連結されている。
【0028】上記コラム10において、缶Cの投入幅及
び搬出幅を切替える場合について説明する。
【0029】(太缶投入時) 太缶投入時について説明する。
【0030】図2の実線で示すように、操作プレート3
8の保持部40aを保持シャフト50に保持する。この
場合に、操作プレート38と投入レール18とは平行に
なる。そして、この保持するときに操作プレート38を
前方に引出すとともに、その前端部を軸シャフト48に
対しやや下方に押す必要がある。そのため、操作プレー
ト38は軸シャフト38を中心にその後方が上方に移動
する。すると、移動シャフト52は、長孔53の上端部
に移動する。長孔53の上端部に移動シャフト52が移
動すると、連結板54が引上げられる。
【0031】連結板54が上昇すると上シャフト30も
上昇し、長孔34の第1孔部34aの上端部に位置す
る。すなわち、下シャフト32を含む搬出幅切替プレー
ト24も移動し、商品搬出幅が太缶用となる。そして、
操作プレート38の前部は保持シャフト50に保持され
ているため、搬出幅切替プレート24もこの位置で保持
される。
【0032】この状態で投入口16から太缶Cを投入す
ると、投入レール18に沿って転動し、通過口14を経
てコラム10内部に収納される。この場合に、投入レー
ル18と操作プレート38が平行であるので、商品投入
路12の中では太缶Cの転動を阻止するものがなくスム
ーズに投入される。また、太缶Cのブリッジを防止する
ことができる。そして、商品搬出幅も太缶用となってい
るため、その搬出もスムーズに行われる。
【0033】(細缶投入時) 次に細缶投入時について説明する。
【0034】図2の点線で示すように、細缶Cを投入す
る場合には保持部40aを保持シャフト50から離し、
操作プレート38を後方に移動させる。すると、その前
端部が上昇することとなり、操作プレート38は軸シャ
フト48を中心に回動し、その後端部が下降する。する
と、移動シャフト52は長孔53の下端部に位置する。
【0035】そのため、連結板54も下降し、上シャフ
ト30も下降する。すなわち、上シャフト30は長孔3
4の第1孔部34aから第2孔部34bを経て第3孔部
34cに移動する。上シャフト30が第3孔部34cに
移動すると搬出幅切替プレート24もそれとともに移動
し、商品搬出装置20に近づく状態となる。すなわち商
品搬出幅が細缶用となる。
【0036】上記の状態において細缶Cを投入すると、
細缶Cは投入レール18に沿って転動し、通過口14を
経てコラム10内部に投入される。そして、商品搬出装
置20においては商品搬出幅が細缶用となっているため
スムーズに販売することができる。
【0037】ところで、この細缶投入時において誤って
太缶Cを投入した場合には、商品投入路12の途中でそ
の転動が阻止される。これは、上記したように太缶投入
時においては投入レール18と操作プレート38が平行
になっており、太缶Cの通過が可能であるが、細缶投入
時においては投入レール18に対し操作プレート38が
斜めに傾いている。すなわち、投入口16の付近では広
く、コラム10の通過口14の付近では狭くなってい
る。したがって、太缶Cを投入しても商品投入路12の
奥で詰まることとなるので、コラム10内部に太缶Cが
誤って投入されることがない。
【0038】さらに、その高さが小さいショート缶Cを
誤って投入口16から縦投入した場合でも、細缶投入時
においては操作プレート38と投入レール18との寸法
が小さいため、缶立防止ができる。
【0039】第1の実施例の変更例 (第1の変更例) 図4は、搬出幅切替プレート24の変更例を示すもので
ある。
【0040】この変更例では、搬出幅切替プレート24
の高さ方向の略中央部に一対の切欠60を設け、この切
欠60に、シャフトより形成された連結棒を係合するも
のである。ここで、この連結棒62は、第1の実施例に
おける連結板54と上シャフト30の役割を果たしてい
る。
【0041】この変更例においては、搬出幅切替プレー
ト24の略中央部において連結棒62によって力が加え
られるとともに、連結棒62は左右一体の構造であるた
め、左右がバランスよく搬出幅切替プレート24を引き
上げることができる。
【0042】(第2の変更例) 図5は操作プレート38の前部の変更例を示したもので
ある。
【0043】この操作プレート38においては、前部の
右側を切欠いて開口部64を設けている。
【0044】このように開口部64を設けることによ
り、細缶投入時において誤って太缶Cを投入したり、シ
ョート缶Cを缶立させて、商品投入路12の奥に詰まっ
ても、この開口部64から手を入れることができるた
め、缶Cを取出しやすい。
【0045】(第3の変更例) 図6〜図9は、操作プレート38の保持部40aと保持
シャフト50の変更例を示すものである。
【0046】操作プレート38の保持部40aの前面に
「太缶」と表示しておく。一方、保持シャフト50の代
わりに、商品投入路12の天井部より下方に突出させた
保持片66を設け、この保持片66の中央部に保持部4
0aが係合可能な長孔68を開口させておく。また、こ
の長孔68の下方に「細缶」と表示しておく。
【0047】太缶投入時には、第1の実施例と同様に保
持部40aを保持片66の長孔68に係合する(図6参
照)。すると、保持部40aの前面が露出し、「太缶」
と表示される(図7参照)。これにより、今の状態が太
缶投入時であることが一目で判別できる。
【0048】細缶投入時には保持部40aを保持片66
から係合を解除する(図8参照)。これにより、保持片
66の前面が露出し「細缶」と表示される(図9参
照)。したがって、今の状態が細缶投入時であることが
一目で判別することができる。
【0049】(第4の変更例) 図10は、連結板54の取付方法の変更例である。
【0050】この連結板54においては上下方向の途中
に2個所突出部70を設け、この突出部70の先端部を
それぞれ両側壁1,1に設けられた切起しによる長孔7
4に係合させる。
【0051】これにより、連結板54の前後方向の振れ
が防止され、連結板54の上下方向の動きがスムーズと
なる。
【0052】(第5の変更例) さらに、図10においては軸シャフト48の取付方法の
変更例についても図示してある。
【0053】軸シャフト48は第1の実施例においては
両側壁1,1に固定されていたが、この変更例において
は逆コの字状の長孔82に架設されている。
【0054】このようにすると、操作プレート38の支
点となる軸シャフト48が長孔82に沿って移動し、操
作プレート38のストロークが大きくなって、操作プレ
ート38の移動をより軽い力で動かせるようになる。
【0055】(第6の変更例) 図11は、操作プレート38の後部の変更例である。
【0056】この変更例においては操作プレート38の
後部に段部76を設けて、段部76が他の部分より後方
に下がった状態としている。そして、この後部76の両
側部より側面78を延設させ、この側面78に長孔46
を開口させている。
【0057】このように段部76を設けると、図11に
示すように缶Cがその奥で詰まった場合に、缶Cと操作
プレート38との間に隙間80ができ、これに手を入れ
て缶Cを取出しやすくなる。
【0058】第2の実施例 次に、図12〜図15に基づいて、コラム10の商品投
入路12の第2の実施例について説明する。なお、コラ
ム10、連結板54及び搬出幅切替プレート24の構造
については第1の実施例と同様である。
【0059】符号90は、商品投入路12の底板を成す
投入レールである。この投入レール90の前部、中央部
及び後部にはそれぞれ前シャフト92、第1中シャフト
93、第2中シャフト94及び後シャフト96が左右方
向に貫通している。そして、前シャフト92は両側壁
1,1の前部に設けられた逆コの字状の前長孔98に架
設されている。第2中シャフト94は両側壁1,1に前
後方向に設けられた中長孔に架設されている。さらに、
後シャフト96は、両側壁1,1の後部に前後方向に設
けられた後長孔102に架設されている。
【0060】符号103は、コラム10の上端部に軸シ
ャフト106を中心に回動自在に設けられた回動部材で
ある。この回動部材103の両側部には一対の回動板1
04,104が設けられている。この回動板104は略
三角形状を成し、その後端部には回動自在に連結板54
の上端部が連結されている。この両者の連結は第1連結
シャフト108によって連結され、この第1連結シャフ
ト108は、両側壁1,1に設けられた円弧状の長孔1
10に沿って回動自在に設けられている。なお、この円
弧状の長孔110は、軸シャフト106を中心に切欠か
れている。
【0061】符号112,112は、投入レール90と
回動板104とを連結する一対の可動板である。この可
動板112,112は、両側壁1,1の外側において、
第2中シャフト94と、回動板104に配された第2連
結シャフト114との間を連結しているものである。な
お、第2連結シャフト114も両側壁1,1に設けられ
た長孔116に沿って移動可能となっている。
【0062】上記構成の商品投入路12の動作状態につ
いて説明する。
【0063】(太缶投入時) 太缶投入時には、図12の実線に示すように、投入レー
ル90を前方に移動させる。これにより、可動板112
も前方へ移動し、回動板104が軸シャフト106を中
心に回動し、第1連結シャフト108及び連結板54の
上端部が上昇する。すなわち、可動板104においてリ
ンク機構を構成している。連結板54が上昇すると、第
1の実施例と同様に搬出幅切替プレート24は太缶用の
商品搬出幅となる。この場合に前シャフト92は逆コの
字状の前長孔98の前端部に位置させて固定しておく。
【0064】(細缶投入時) 細缶投入時には、図12の点線に示すように、投入レー
ル90を後方に移動させる。すなわち、前シャフト92
を逆コの字状の前長孔98の後部に移動させる。
【0065】これにより、可動板112が後方に移動
し、回動板104が軸シャフト106を中心に回動し
第1連結シャフト108が下降する。すなわち、連結板
54が下降する。これにより、第1の実施例で示したよ
うに搬出幅切替プレート24が細缶用となる。
【0066】一方、投入レール90の後方移動により、
その後端部が図12に示すようにコラム10の上方の通
過口14の上方に突出する。したがって、通過口14の
幅が狭くなり、コラム(10)内への太缶Cの投入が阻
止され細缶のみの通過を可能とする。
【0067】第2の実施例の商品投入路12構成におい
ても、投入レール90を前後方向に移動させるだけの簡
単な作業で、投入路12における太缶と細缶の切替えを
おこなうことができると同時に、商品搬出幅を太缶用及
び細缶用に切替えることができ、また、細缶投入時の場
合には、投入レール90の後端部が通過口14に突出し
て、太缶Cの投入を阻止できる。
【0068】
【発明の効果】本発明の請求項1の自動販売機である
と、投入レールを移動させるだけで、商品投入幅と同時
商品搬出幅を太缶用と細缶用とにそれぞれ切替えるこ
とができ、また、その構造も簡単である。
【0069】請求項2の自動販売機であると、細缶投入
時には、投入レールの後部がコラムの上端部の通過口に
突出するため、太缶の投入を阻止して細缶の通過のみを
可能とすることができる。
【0070】請求項3の自動販売機であると、連結板を
上下動させるだけで搬出幅切替えプレートの商品搬出幅
を太缶用と細缶用に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の実施例の自動販売機の前後方向
の縦断面図を示したものであり、(b)は,(a)にお
けるA−A線断面図である。
【図2】第1の実施例の最後列のコラムの側面図であ
る。
【図3】第1の実施例の最後列のコラムの斜視図であ
る。
【図4】搬出幅切替プレートの変更例である。
【図5】操作プレートの変更例の斜視図である。
【図6】操作プレートの変更例であって、細缶投入時の
側面図である。
【図7】同じく正面図である。
【図8】同じく太缶投入時の側面図である。
【図9】同じく正面図である。
【図10】連結板の変更例であって、その側面図であ
る。
【図11】操作プレートの後部の変更例であって、その
側面図である。
【図12】第2の実施例の商品投入路の側面図である。
【図13】第2の実施例の回動板付近の長孔の構造を示
す側面図である。
【図14】第2の実施例のコラムを示す斜視図である。
【図15】第2の実施例の同じくコラムの両壁面を含め
た斜視図である。
【符号の説明】
10 コラム 12 商品投入路 14 通過口 16 投入口 18 投入レール 20 商品搬出装置 24 搬出幅切替プレート 30 上シャフト 34 長孔 36 長孔 38 操作プレート 44 長孔 46 長孔 48 軸シャフト 50 保持シャフト 52 移動シャフト 53 長孔 54 連結板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶や瓶等の筒状の商品を積層して収納する
    コラムを有し、前記コラムの上端に続く商品投入路にお
    ける商品投入幅と前記コラム下端における商品排出幅と
    を太缶と細缶との径に応じて同時に切替え可能となした
    自動販売機において、 前記商品投入路の底板をなし、投入方向に沿って前後方
    向に移動自在に配された投入レールと、投入レール後方に位置する 前記コラムの上端部の上方に
    水平な支点に軸支された回動部材と、 前記投入レールの側部の略中央部と前記回動部材とを連
    結する可動部材と、 前記コラムの側方に上下方向に配され、その上端部が前
    記回動部材に連結された連結部材と、この 連結部材の下端部に支持され、前記コラムの下部に
    前後斜め方向に移動可能に配された搬出幅切替えプレー
    トとよりなり、 前記投入レールを前後方向に移動させることにより、可
    動部材を介して回動部材を回動させ、回動部材の回動に
    よって連結部材を上下動させ、これにより前記搬出幅切
    替えプレートを前後斜め方向に移動させて商品搬出幅を
    切替えることを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】投入レールを後方に移動させた場合に、投
    入レールの後部がコラム上端部の商品通過口に突出する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】搬出幅切替えプレートは、商品搬出装置と
    相対向する位置に配され、 搬出幅切替えプレートを斜め前方に引上げた場合に、前
    記商品搬出装置との距離である商品搬出幅が大きくな
    り、 搬出幅切替えプレートを斜め後方に引下げた場合には、
    前記商品搬出装置との距離である商品搬出幅小さくす
    ることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
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